2011年10月1期アニキャラ総合あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part305
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あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part305
1 :12/01/03 〜 最終レス :12/01/04 もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。 (前スレ) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part304 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1323232807/ まとめwiki http://www35.atwiki.jp/anozero/ 避難所 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/ _ ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■ 〃 ` ヽ . ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ! l lf小从} l / ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから! ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,. ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね! ((/} )犬({つ' ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね! / '"/_jl〉` j, ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね! ヽ_/ィヘ_)〜′ ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない! ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね! _ 〃 ^ヽ ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ? J{ ハ从{_, ・クロス元が18禁作品でも、SSの内容が非18禁なら本スレでいいわよ、でも ノルノー゚ノjし 内容が18禁ならエロパロ板ゼロ魔スレで投下してね? /く{ {丈} }つ ・クロス元がTYPE-MOON作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。 l く/_jlム! | ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。 レ-ヘじフ〜l ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。 . ,ィ =个=、 ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。 〈_/´ ̄ `ヽ ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。これ以上は投下出来ません。 { {_jイ」/j」j〉 ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。 ヽl| ゚ヮ゚ノj| ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。 ⊂j{不}lつ ・次スレは>>950 か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。 く7 {_}ハ> ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。 ‘ーrtァー’ ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。 姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。 ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。 SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。 レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。
2 : >>1 スレ立て乙です。 ありがとうございます、ごめんなさい、ありがとうございます
3 : >>1 スレ立て乙!
4 : 一乙 ハルケギニアにゲッター線が降り注ぐ
5 : 1. 初恋ばれんたいん スペシャル 2. エーベルージュ 3. センチメンタルグラフティ2 4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS 5. ファーランド サーガ1、2 6. MinDeaD BlooD SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって エーベルージュを語るスレ 3年目 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1248267409/701-800 センチメンタルグラフティ総合35代目 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1299264100/701-800 Canvasシリーズ総合 Part21 http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1302172024/201-300 【2次】ギャルゲーSS総合スレへようこそ【創作】 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/gal/1298707927/101-200
6 : >>4 進化が始まるんだね!?
7 : 新年あけましておめでとうございます。 スレ立て乙です。 私の方の52話……は、除夜の鐘に間に合わずもう少しブラッシュアップ したいのでまたの機会とさせてもらいますが、Call of Different ACT7の 代理をこれから始めたいと思います。
8 : フーケは咄嗟に声を上げたがそれで何かが変わるとは思わなかった、これ程強引な侵入だ、きっと私をしに来たに違いないと思っていた 地面に転がる小さな鉄のような物を蹴りながら歩いてくる、コツコツコツと 再度死を覚悟したフーケは見えた顔に驚いた、見たことのある顔だったのだ 「あ、アンタは…?!」 「やぁこんばんわ、ミス・フーケ、貴女に会いに来ましたよ」 顔と言うには語弊のあるスカルフェイスがひょっこり顔を出して挨拶をしてきた 「ミスタ・ゴースト?!一体何のために?!」 ゴーストはM92Fをホルスターから引き抜き笑うように目を細めた 「俺がフーケをひっ捕まえて何をすると言っていたか思い出して下さい」 フーケは顔を青くしてハッハッと息を荒くして目に涙を浮かべる、そう言えば恐ろしい事を言っていた まさかただすよりも酷い事をする為、それだけの為にこんな所にまで来るとは思わなかった 「は…はは…ふふふ」 もう、笑いしか出なかった、絶望、恐怖、絶対的な死、逃れる術は無い ゴーストが牢屋の鍵にM92Fを当て、引き金を引く、いとも容易く鍵が壊された 牢の扉を開け一歩、また一歩と近づいてくる するとM92Fをホルスターにしまい手を差し出した 「…ふぇ?」 目に涙を浮かべきょとんと女の子座りのフーケが驚きの声をあげる 「冗談ですよ、ミス・フーケ、貴女を助けに来ました」 「え、ふぅぇ…」 フーケの顔がみるみるふにゃっと崩れていく、ゴーストはフーケの手を取り体を優しく引き起こす 「行きましょう」 ゴーストが優しく囁く…が、切羽詰った声でローチがゴーストに激を飛ばす 「早くして下さい!!さっきの爆発でココに人が押しかけてくるのも時間の問題です!出る為には人をさなきゃならなくなりますよ!」 「分かった、分かった!畜生!もうちょっと甘い空間を与えてくれてもいいじゃねぇか!38になってようやくだと思ったのに!」 「あ、あんたらまさかココまで一人もしていないのかい?!」 「そうですよミス・フーケ、さぁ、急ぎましょう」 ローチは二人を連れ、警戒しつつ走りながら考えていた、一人もしていないが先程のはどうなんだろう、いやいやきっと魔法で作った何かだノーカンノーカン フーケは二人に守られながら穴の開いた道を越え通路を走る、すると途中で倒れている二人の人間を見つけた 「これ、確実に、片方…!」 「死んでない、死んでなんていませんよ、全く、ローチも酷い事をする」 そう、先程無力化した二人である、片方は泡を吹いて倒れもう片方はどう考えても力技で叩き潰した感が強い、地面真っ赤だし 勿論泡を吹いている方がローチ、レッドカーペットを作ったのがゴーストだがどう考えてもフーケの言う「片方」はゴーストの方だ 「確かに泡を吹いてた方が酷いってなら俺ですけどね!」 ローチが半ば自棄で言う、流石にそろそろゴーストの無茶苦茶な物言いにも慣れてくる 階段に差し掛かったところでローチは止まり二人を待たせる、どうやら上から降りて来ているようだ 「…クソ…仕方ない」 ローチが階段の下の階へと腰からスモークグレネードを手に取りピンを抜き投げる ガン、カラン、キンと鉄の音が下に向かって転がり落ちていく、その後少しのラグを置き煙が撒かれる
9 : 「下だ!下の階にいるぞ!!急げ!」 兵士が怒号を上げ地下一階を調べようともせず全員を引き連れて駆け下りていく 足音が遠ざかって行った頃合を見てローチが付いて来いと指示を出す 「あんた等…慣れてるんだね…」 「どっちかと言うと前方の敵を皆しにする方が慣れっこだけどな」 フーケの問いにそれ以上の答えを示すゴースト、敬語どこ行った 「お喋りは後です、ルイズに朝までには戻るつもりだって言ってるんですから」 ローチがP90を再度構え階段を上ってゆく、どうやら牢屋方面内部に人が密集したため関係の無いと思われる場所は過疎状態となっている様でザル警備だ 出口へと続く通路を走ると先程ゴーストが気絶させた人間がそのまま気絶していた、どうやらこの道を誰も通らなかったようだ 出口のドアをゆっくりと開け、周囲を確認する、先程より人が多くこのまま見つからず逃げるのは難しそうだ 「あいつを狙え、上手く行けば逃げれるようになる」 ゴーストの指示を聞きローチは一度息を深く吸いしゃがんだ状態でP90を構える、全く動かない、まるで石になったように 「足を…掠らせ…よく狙…3…2…1…許せよ」 カリンッ 数秒後に歩哨が倒れ足を押さえのた打ち回る、それに気付いた他の歩哨が足を押さえている歩哨の方へ走っていく 「急げ!」 ゴーストの声で三人が一気に外へと走り歩哨の視界外を通りチェルノボーグの監獄から逃亡した ゴーストは一頭の馬にフーケと二人乗りを楽しみ、ローチは一人で馬を操る 「ゴースト!俺はこのまま学院に戻ります、大事な妹が帰りを待ってるんでね!」 「あぁ!分かった!今日は付き合わせて悪かったな!今度礼をする!」 ローチはゴーストの言葉を聞いた後サムズアップして離れて行った 「アイツ、妹がいたのかい…?」 「あぁ、ルイズってガキの事をまるで妹のように溺愛してんだ」 「妹のように…かい」 フーケが声のトーンを暗くする 「お前にもいるんだろう?フーケ、おっと俺に敬語は似合わねぇから素にさせて貰ってるぜ」 「それも…いつばれたんだろうね…ミスタ・ゴースト?」 ゴーストには見えないがフーケが一度驚きの顔をして苦笑いする、彼はどこでその情報を得たのだろう、と 「こいつは普通にお前が言ってるのを耳に挟んだ、それと俺の事は普通にゴーストと…いや…」 ゴーストが一度言葉を途中で止め少し考え込む 「どうしたんだい?」 「サイモンと呼んでくれ、俺の本名はサイモン・ライリーだ」 にやりと笑って(見えない)明るい声でフーケに伝える 「それはアンタにとって重要な事じゃないのかい?それと…どうして私を助けたんだい…? アンタにとって私に本名を教えるのも私を助けるのにもメリットが無いじゃないか」 「あぁ?んなもんお前に惚れたからだよ、言わせんな恥ずかしい!」 「なっ…ほ、惚れたってアンタ…!」 「あいむしんかーとぅーとぅーとぅーとぅとぅー…」 フーケが顔を真っ赤にして大声を上げる、しかし当のゴーストは鼻歌を口ずさみ馬の手綱を握ったままだ フーケは自身の容姿に自信はあったが色恋沙汰に手を伸ばす心の余裕も時間も無かった そして何よりもこれ程までにストレートな好意を向けられた事が無いのだ、セクハラしてくる人間は数あれどこんな事は一度も無かった 精神的にも身体的にも生娘なのだ、もう顔真っ赤で目も当てられない状態である
10 : そういった所で事前に場所を確かめておいたゴーストがある町で馬を停めた、町の名前は考えてない、王都以外ならどこでも良かった、ムシャクシャ(ry 「自分の首にどれだけの賞金が掛けられていたか分かるか?」 「確か…六万エキューと聞いた事があるよ」 「OKだ、全額じゃなくて悪いがその内の半分をお前にやる、それで故郷に帰って妹さんと仲良く暮らしな 一週間以内に持ってくる、それまでここの宿屋か何処かに隠れていろ、こいつをやる」 フーケは絶句して口を開けたままになる、そりゃそうだいくら惚れたと言ってもそこまでして貰うなどありえる筈が無い その上袋を一つ手渡された、ずしりと重く金属の音がする、先ほど言っていた言葉から金である事が予測される、しかし量が多い 「どうしてここまでしてくれるんだい…?」 「そうだなぁ…気まぐれだな」 「アンタ…狂ってるね…私を助けて見つかったら指名手配されるって思わなかったのかい?」 「そうだな狂ってる、それに指名手配は慣れっこさ、じゃぁな」 ゴーストは身を翻しひらひらと手を振って馬へと歩いていく 「待ちなよ…サイモン、私にはまだアンタに用があるんだからさ」 「あー?」 フーケに腕を掴まれ引き止められた事でゴーストが気の抜ける声を出す 「私は…まだアンタに礼をしていないよ…」 フーケはごくりと唾を飲みゆっくり、途切れ途切れに言葉を紡ぎ出す 「わ、私の…こんな身体でよければ…自由にしてくれていいよ…は、初めてだから…上手く…出来ないかもだけど……」 ゲームや漫画のイケメンキャラならばここで自分の身体を大事にするんだ〜等と言うだろうが残念ながらゴーストは兵士であってファンタジーのイケメンキャラじゃない 「じゃぁ遠慮無く頂いちまおう、そこのINNでいいな?フーケ」 「ま…マチルダって呼んで…サイモン」 信 頼 と 実 績 の 朝 チ ュ ン 同時刻 ・・・・・・ ・・・・・ 場所記録無し 彼女は目に涙を浮かべ必死で逃げていた、廊下を走り、草むらへ隠れ、ただただ逃げていた 「ルイズ!まだお説教は終わっていませんよ!ルイズ!どこへ行ったの?!」 彼女を追う人の声がする、彼女はいつもより視線が低く歩幅も小さい、明らかに異変だ、しかし彼女にとってそれは異変ではなかった 声をし、涙を流す、痛みがあるわけではない、ただ悔しかった、悲しかった、苦しかった 「ルイズお嬢様は難儀だねぇ」 「本当だね、上の二人のお嬢様は、あんなに魔法がおできになるっていうのに」 声が聞こえる、自分を探す人達だろう、彼女はまた悔しくて涙を流し奥歯を噛み締め逃げ出す 走り続け目的の場所に到着した、とても大きな庭にある池だ、もっと言えば目的の場所は池に浮かんでいる小船 彼女はその船に入り元々用意していた毛布に包まって顔を隠し、声をし、泣く 目も瞑り泣き続けしばらく経っただろうか、ふと目を開け毛布を取るとそこは先程までの池ではなかった 小さな小屋、窓もガラスはなく扉も無い、否、扉どころか後ろを見ると床さえも無かった、船は支えられている 「何よこれ…」 身体はもう幼き少女ではなかった、魔法学院で勉学を学ぶ今のルイズだった 船から立ち上がり隙間の開いた空間を跨ぎ横の床に立つ、恐る恐る小屋から出るとやはり知る所ではなかった 木々が生い茂り大きな湖があり、坂を上がった所には木で出来た家が建っている 立っているだけではいけない、と坂を上るとそこには信じられない光景が広がっていた 「何よこれ…!人が…!!」 数え切れぬほどの人が家の前で死んでいた、見れば家の外だけではない、家の中にも大量の人間が死んでいた、そして今も死に続けている 「ローチ、転送が完了したぞ!俺が玄関を抑えている間にDSMを回収しろ!」 家の前に見た事のある人物が聞いた事のある声で現れた、銃を構えて撃っている、どうやらローチもいるらしい ローチも家から出てきた、やはり銃を構えて撃っている、次々と人をしていた、見た事の無い光景、信じられなかった
11 : 「これより回収地点へ向かう!ローチ、行くぞ!」 その声でゴーストとローチが走り出す、自分も走り出す、怖い、怖い、怖い、怖い、ローチの元へ走る、笑って欲しい、冗談だと言って欲しい 「ローチ!待って!教えて!!これは、これは何なの?!」 しかしその声は届かない、振り向いたかと思えば自分にではなく後ろの銃を持った人をすために、立ち止まったかと思えば木の後ろに隠れるため ゴーストも同じように銃を撃ち人をし走る、二人とも服は赤黒くなり無傷どころか既に大怪我を負っている事がわかる 「今から向かいます!ローチ、行くぞ!」 ゴーストが誰と喋っているのかも分からないが何かに答えローチを呼ぶ、ローチはそれに合わせ走り出す 急に地面が炸裂する、爆発したようだ、何が何か分からない、恐怖で涙が出てくる、頭を伏せ身体を丸める 「いや、嫌、イヤ、いやいやいやああぁぁぁぁ!!!助けてよ!誰か助けてよぉ!!」 もうプライドもクソも無い、ただ怖かった、泣き叫ぶ、何かに縋り付きたい、誰でもいいから助けて欲しい しかし自分よりも遥かに恐怖を感じるはずの人間がいる事を思い出す、その二人を見ようと顔を上げたとき ローチが爆発に吹き飛ばされた、木に身体を叩きつけられ、地面を転がり落ちていく 「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ローチ!!!!」 ルイズが震える足で走り出す、しかし足がもつれ倒れてしまう、痛みは無い、ただ立ち上がり走るだけの事さえ出来ない自分が悔しい 「しっかりしろ!」 ゴーストがローチの服を掴み引きずる、ゴーストが何かを投げた、赤い煙が上がる、ルイズは立ち上がり声を荒げる 「走れ!走りなさいよ!ルイズ!!ただ前に進むだけじゃない!いくらゼロでも走るだけなら誰だって出来るわ!走りなさい!!!」 ルイズはフラフラと体を前に倒し重心を前に移動する、そしてそれを支えるように足を前に出す、それを繰り返し走る 何か空を飛ぶ変な物が先程までルイズがいた所に滞空する、ドラゴンには見えないがその何かが吼えた 後ろの人間達を紅い霧へと変化させて行く、ただしているのだ、ローチも引き摺られながら銃を撃っている 次に少し離れたところに先程の空を飛ぶ何かに似た物がいくつか飛んでくる 「頑張れ!」 ゴーストがそう叫んだ時ローチの腕が力なくだらんと垂れる、持っていた銃も放して力無く引き摺られる 「いやぁっ!!ローチ!!駄目!死んじゃ駄目ぇ!!」 ルイズが引き摺られていくローチに縋り付こうとするが手がすり抜ける、触れる事が出来ない ここでようやく理解した、これは夢なんだと、しかし夢だと理解してもあまりにも現実的過ぎる夢に完全に夢だと認識できない 自分は見る事しか出来ないのか、歯を食いしばる、触れる事は出来なくても声は出せる、聞こえていない様だが呼ぶ 「ローチ!しっかり!死んじゃ駄目!頑張って!」 ローチがうっすらと目を開ける、それにいち早く気付いたゴーストがローチの腕を掴み引っ張り上げる 「さぁ立つんだ!」 肩を支えローチも足を引き摺りながらも歩いていく、先程飛んできた何かから人が何人か出てくる 「もうすぐそこだぞ!」 出て来た内で服装の違う一人がローチとゴーストに近づく、何か…嫌な予感がする、近付かせてはいけない、そんな気がする 「DSMは持ってきたか?」 「駄目…駄目…駄目!駄目よ!」 しかし通じない、服装の違う男はローチとゴーストに近付いてしまう 「ここに!」 「ご苦労・・・これで一つ片付いた」 男は笑った、哂った、にやりと笑みを浮かべて、手を腰に回す、嫌な予感は………的中した 後ろから見る形になっていたローチの背、場所的には腰と言うべきか、そこから血が吹き出た、二度、三度、小さく血が溢れる ローチの身体から力が抜けて行くように倒れる、男はその手に銃を持っていた、この男が撃った、裏切った 「嫌ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
12 : 「何をする?!」 ゴーストが銃を手に取ろうとする、しかしゆったりと、余裕を持った動きでゴーストの頭に銃を突きつけられ抵抗の時間も無く撃たれた ゴーストの頭が大きく仰け反り血や紅い何かが背後に撒き散らされる、死んだ、確かめるまでも無い 「あぁ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 二人に触ろうとするが触れる事は出来ない、やはりすり抜ける、涙が溢れてくる、嗚咽がこぼれる 男が指示をしたのか何人かの人間がローチとゴーストを運ぶ 「やめて!やめてぇ!!」 男に掴みかかろうとするが無駄、盛大にすり抜けて転がる、倒れたまま止めてと懇願するが聞こえていない 放り捨てた二人に何かを掛けている、駄目だ、駄目だ、駄目、駄目、駄目、駄目 二人を撃った男が吸っていた葉巻を二人に投げる、止めれない、もう立ち上がる事さえ出来ない 二人を炎が包みブスブスと焼いていく、燃やしていく、自分はただ見る事しか出来なかった 「やめてええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 「やめてええぇぇぇぇぇぇ!!」 何とか夜のうちに帰って来れたと安堵したのもつかの間、ルイズが跳ね起きた 「どうした?!ルイズ、大丈夫か?」 ローチがルイズの元へ素早く移動する、たった今まで悪夢を見ていたのだろう 「はっ、はっ、はっ…」 息が荒い、過呼吸寸前である、ローチはルイズの頭に手を置き撫でる 「落ち着けルイズ、これが現実だ、いままでお前が見ていたのは夢だ、現実じゃない」 「はっ…ローチ…ローチ、ローチ!」 ルイズはローチの名を何度も呼びローチの胸に顔を埋め、泣き出した、ローチは大丈夫だと何度も言い聞かせ優しく撫で続ける ルイズは今だ鮮明に覚えている夢の内容とふとある事を思い出した、それは二人を始めて見た時である ローチは体中大怪我だらけで腹部から夥しい量の血が出ていた、ゴーストは体中大火傷を負っていた ルイズは泣きじゃくりながら夢の出来事をローチに伝える 「人が、いっぱい、ヒック、死んで、ローチと、グスッ、ゴーストが、エグッ、逃げて、二人とも、撃たれて、焼かれて…!」 「…そうか、怖かっただろう、忘れるんだルイズ」 「ローチ、お願い…ヒック…一緒に寝て…私、怖いわ…」 「あぁ、分かった、一緒に寝てやる」 ローチはルイズにしがみ付かれながら頭を撫で、歌を歌う 「Sing, sing a song Sing out loud Sing out strong Sing of good things not bad Sing of happy not sad.」 やがてルイズは安らかな寝息を立てて再度眠りの世界へと旅立った 「使い魔の契約…メリットは大きいが何かヤバイ物があるな…俺の過去の記憶を見たのか…?」 グローブで覆われた左手の甲を見て小さく呟いた
13 : 以上です、本当に申し訳ありません、以後このような事が無いように最大の注意を持ってやって行きます 思えば私は投下すれば高確率で何かに引っかかっている気がします。何が悪いんでしょうか、私ですね、今回は私の注意力のせいです もしこんな阿呆でも許してやるよ、と思われる方が居られましたらどなたか本スレへの代理投下をお願い致します、本当に心から謝罪申し上げます ---- ここまで ---- 以上、代理投下でした。 それでは、今年もマイペースで進めることになりますが、よろしくお願い 致します。
14 : 作品の投下はとても素晴らしい、そぉだろぅスティンガーくぅん?
15 : トリップつければおk
16 : >>14 そ、そうだよね、素晴らしいよねコーウェンくん
17 : トミーロッドのパラサイトエンペラーvsキメラドラゴンの合成生物対決、勝つのはどっちだ!?
18 : しまぶー作品が他と比較できる規模と思うなw 子供にすげーって分かり易くする為に全部桁違いだから >>萌え萌えさんとCoDさん投下&代理乙 次スレが無かったのはあれだが巨大AAで埋められるよりは有意義だったと思うぜ!
19 :12/01/04 いや流石に次スレへと誘導どころか、立てもせずに埋めるのは糞だろ 投下前にちゃんと残りバイト数は確認しておくべきだし、しっかり次スレを建ててから前後に分けて投下 無理だと途中で気づいたなら一旦中断して、誰かに頼んで立ててもらい誘導してから続きを投下する 当たり前のことだろ
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