大熊町議選で当選した加藤良一氏（５４）は避難先の会津若松市で２０日夜、取材に応じ
「期待に応えられるよう役割を果たしたい」と決意を新たにした。
選挙期間中、わが家に戻れない町民から「なぜこの時期に出るんだ」と厳しい意見をぶつけられたことも
あったという加藤氏。「再選は復興、復旧を一生懸命にやれということだろう。みんなで大熊町に戻れるよう
希望を持ちたい」と話した。
東電は「原子力施設について地域の理解を得るため」として過去約２０年にわたり、大熊町議を輩出。
加藤氏は第１原発での勤務や東電労組役員を経験し、２００７年の前回選挙で初当選した。
今回は東電関係者や関連企業を中心に選挙活動を展開した。
双葉町議選で当選した高萩文孝氏（４５）については、東電関係者が「第１原発で仕事をしながら
『会社と地元のパイプ役になる』との意識でやっている」と本人の思いを代弁。だが、仮設住宅に住む町民の
一人は「どうせ東電票が集まるんだろう。『済まなかった』のひと言もなく、顔も見せない。
町民の方を向いていない」と辛辣（しんらつ）だった。
ソース：日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20111121-866216.html
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1321825965/
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