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2011年10月1期文学ラテンアメリカ文学総合スレッド 4
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ラテンアメリカ文学総合スレッド 4
- 1 :11/04/01 〜 最終レス :11/11/29
- ●前スレ
ラテンアメリカ文学総合スレッド 3
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ラテンアメリカ文学
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●関連スレ
ホルへ・ルイス・ボルヘス 3冊目
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【百年の孤独】ガルシア・マルケス 3
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/book/1287303649/
- 2 :
- ラテンアメリカ 復刊特集ページ
ttp://www.fukkan.com/group/?no=1754
G・ガルシア=マルケス
ttp://www.fukkan.com/group/?no=2999
マリオ・バルガス=リョサ
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3014
フリオ・コルタサル
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3186
ホセ・ドノソ
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3274
アレッホ・カルペンティエール
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3291
カルロス・フエンテス
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3348
ミゲル・アンヘル・アストゥリアス
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3563
フアン・ルルフォ
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3578
- 3 :
- ラテンアメリカ文学もメジャーになったな
半年くらいで1スレ使った
- 4 :
- >>1おつ
前スレ落ちるの速かったな
- 5 :
- バルガス・リョサのノーベル賞受賞、
それに伴う復刊とかあったからね。
- 6 :
- 各国の独裁者を題材に書かれた作品がある様なのですが、
これは良かったと思えるものはありますか
- 7 :
- 集英社文庫新刊
4月 ガルシア=マルケス 『族長の秋』 鼓直訳
5月 プイグ 『蜘蛛女のキス』 野谷文昭訳
- 8 :
- >>7
なんだ?
カバーだけ替えて「新装版!」のパターンか?
- 9 :
- それはあそこ普段からやってる。
- 10 :
- 今日のあぶくに
>集英社文庫では(中略)同社のラテンアメリカ文学をつづけて復刊していくつもりのようだ。
だって。期待していいのかな。
- 11 :
- 嬉しいな。
- 12 :
- >>8
『族長の秋』
旧版336頁
新版384頁
どうも文字を大きくしての「新装版」の模様。
- 13 :
- 蜘蛛女のキスって絶版中だったけ?
- 14 :
- カバーが映画のウィリアム・ハートがモデルのイラストだったが、
相当な映画好き以外にはマイナーな映画になってしまったから、
もうちょっとオサレな感じにするのだろうか。
- 15 :
- >>6
アストゥリアスの大統領閣下
まずは基本形から。
- 16 :
- >>10
「石蹴り遊び」を復刊して欲しいですね
- 17 :
- >>10
その記事、単に>>7の2点を根拠にした希望的観測じゃないの?
ソースも何も示してないし。
- 18 :
- 「石蹴り遊び」凡作だぞ。読む価値なし。復刊いらね。
- 19 :
- もし、集英社文庫がラテアメ文学の名作を今後も復刊していくのであれば、『夜のみだらな鳥』を是非復刊して欲しい。
自分は《集英社 世界の文学》版を1冊持っているけれど、ネットで見る限りでは復刊を待ち望む人が多いみたいだし、個人的にも大好きな作品なので。
正直、規制とかの問題で復刊はかなり難しい内容の作品だと思うけど、今読んでも凄い内容だと思うので、可能ならば復刊して欲しい。
- 20 :
- 復刊してくれそうな気がする。
集英社って広瀬正作品集とか文庫で再刊してくれてたりするし、
ラテンアメリカ作品もやってくれるさ!
- 21 :
- 蜘蛛女のキスて、まだ本屋に売ってるじゃねえか
- 22 :
- それ以前に、復刊とかいいから未訳のを出してくれ
- 23 :
- おれこの間「石蹴り遊び」買ったばっかなんだぞ
復刊されたらまた買ってやるけど
多分されないだろ
- 24 :
- >>18
ヨーロッパ文化に憧れた田舎者の
私小説として読みたいのです
- 25 :
- 「石蹴り遊び」初版でたとき買ったけれど、
未だに読んでいない俺は……
- 26 :
- 石蹴り、避難所にいくようなことがあれば持ち込むつもりだ
とても長持ちしそう
- 27 :
- 失われた足跡wktk
- 28 :
- >>22
> それ以前に、復刊とかいいから未訳のを出してくれ
これにも禿同。
ラテンアメリカ文学史上で重要な作品がきちんと翻訳紹介される外国と違い、日本では重要な作品の未訳がまだまだあるみたいです。
カルロス・フエンテスの『テラ・ノストラ(我らが大地)』や、レサマ=リマの『パラディソ(楽園)』とか。
個人的には、ドノソの『別荘』『デルフィーナのための四重奏』と、カルロス・フエンテスの『テラ・ノストラ』、コルタサルの『懸賞』を翻訳して欲しい
- 29 :
- ボラーニョの「2666」もまだかな
- 30 :
- ボラーニョは置いてけぼりにはされないだろうし安心だな
全く未訳の作家とかもっと来ないかな。商売的なことは知らんけれども
- 31 :
- 「2666」は英語版で980頁くらいですよ
分冊は2冊まででしょうし、
だとすると2段組みにしなければならないし…
出版社は翻訳作業よりも形態に頭を痛めることでしょう
- 32 :
- ピンチョンであんなことしてるから平気
- 33 :
- まあ、国書刊行会や新潮社が出すのなら
問題は白水社が手掛けようとしていること
- 34 :
- 集英社に電話してみたぞ。
族長の秋→蜘蛛女のキス→ラテンアメリカ五人衆→砂の本が現在確定している
その後のことは未定
ただ感触としては打ち止めっぽかった
五人衆は古本やオクで買うのはもったいないからやめとけ
- 35 :
- 何だつまらん
新ネタは無しか
- 36 :
- でかい本屋ならラ米五人以外手に入るし
- 37 :
- >>34
そういうのって電話したら教えてくれるものなんだ
しかし蜘蛛女も砂の本も本屋かアマゾンで買えるから
復刊ラッシュというより一曲だけ新曲入ったベスト集が出るとかそういう感じだ
- 38 :
- >>34
超乙でっす
カルペンティエルはまたの機会か…(´・ω・`)
- 39 :
- 今でも手に入る本を復刊しても別にありがたくないな。
版権の問題とかもあるのかな?
- 40 :
- 売れないから・・・
- 41 :
- 心配せんでも俺が買ってやるよ
- 42 :
- >>41
五人衆ください。
- 43 :
- >>34
乙。
ブコフで売ってるし、五人集以外イラネ
なんか復刊の仕方がズレてるよな。出版サイドからしたら俺がズレてんだろうけど・・・。
気長にブコフで世界の文学版でも狙うかね。
- 44 :
- 亡き王子のためのハバ―ナ復刊希望。
- 45 :
- 「パウリーナの思い出に」はまだかな?
- 46 :
- >>45
美しい水死人という福武文庫で読んだ。
- 47 :
- それってツインピークス?
- 48 :
- >>47
表題作はガルシア=マルケスの短編。
ラテ・アメ作家の短編アンソロジー。
- 49 :
- かわいそうな>>47がいると聞いて
- 50 :
- 「パウリーナの思い出に」はサンリオので読んだけど、
俺の言ってるのはこっち
http://www.bk1.jp/product/03278038
- 51 :
- これずいぶん延期になってるよね
- 52 :
- こういう延期って出版社の都合なのかな?
翻訳の遅れにしては本来の予定から一年近く遅れてる。
翻訳者を急かす意味も込めて発売日を設定してるのかなあ?
翻訳の出来が悪くて訳し直してるとか、そういうことはないよね?
- 53 :
- 『フリアとシナリオライター』なんて
最初に予告出てから15年後くらいに出たな。
- 54 :
- 国書刊行会だろ?
1年や2年の遅れなんて誤差の範囲と思っとこう。
セリーヌなんて二十数年かかったし
ボルヘス・コレクションも最期の1冊が10年くらい遅れてるし
レムも残り3冊でやっぱり10年くらいかかるだろう。
こういうのが遅れるのは出版社の都合っていうより
たんに翻訳者の仕事が進まないからってのがほとんど。
あと、国書刊行会の元々の社風ってこともあるだろうけど、
雑誌とかの定期刊行物を出してない出版社は
「絶対に予告日に間に合わせなきゃ」とか
「そのために訳者を急かそう」とかっていう方向の
モチベーションが低い(育たない)から、訳者の仕事だけでなく
編集者の校正とかも割りとのんびりしている。
- 55 :
- せめて、翻訳が8割とか9割とか終わった時点で発売日を設定すればいいのに……
と言いつつ、ぽっと出てるより、なかなか出なくてやっと出たっていうほうが、
同じ本でもなんかありがたみが増す気がする……
そういう販売手法なのか、まんまと乗せられているな、おれ。
- 56 :
- 想像するに、着手した時点で発表すれば他社との無益な競合を未然に防ぐことができる、という効能はあるのかな。
特に現存する作家の場合に、版権の値崩れを待って後から買い叩こうというとき、といえば穿ち過ぎ?
- 57 :
- 実際8〜9割は終わってるんだけど
念に念を入れた訳文のチェックや推敲に
数年かけているのかもしれないしな
- 58 :
- 国書といえばこんな感じ
ラテンアメリカじゃないけど
101 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2011/03/03(木) 14:41:01.70
@KokushoKankokai 国書刊行会
国書SF班STです。3月5日刊を予定しておりましたS・R・ディレイニー『ダールグレン』(全2冊)ですが、大幅に遅れて4月刊となります。
誠に申し訳なく存じます。
ウルフ『ケルベロス第五の首』の時と同じような迷宮に入りこんでしまいました……必死で作業中ですのでもう少々お待ち下さい。
発売日2日前に4月に延期発表
⇒いつの間にやら5月予定に
⇒現在 5月28日?に
⇒…
- 59 :
- >>57
ミステリ翻訳が主の翻訳者の話をどこかで読んだけど
単位時間あたりの翻訳枚数はどんな本でもほぼ一定で、枚数を稼ぐには物理的に時間を増やすしかない
でも一日には限りがある。売れっ子訳者ほどどんどん仕事が溜まっていく、だそうな
〆切りはむにゃむにゃと言いながら先延ばししてあってないようなものみたい
- 60 :
- 学者の余芸みたいなのもあるからな
できてないものは出しようが無いし
- 61 :
- なるほどねー。まあ、気長に待ちますか。
とのんきになって忘れていると、
いつの間にか出版されてて、気付くと絶版になっている。
- 62 :
- ルルフォのペドロ・パラモって幻想小説ですか?
最近読むだけで幻想の国に誘われるような本を読みたくてしかたないんですが、読んでいい?
- 63 :
- >>62
幻想小説というより、時系列や死者が混在した形でメキシコのある町が土俗的に語られる
ハイファンタジーでは全くなくて、マジックリアリズムに近い
- 64 :
- 「幻想の国に誘われる」だとちょっと違うかもしれないけれど、
あの文体には誘い込まれるし小説として最高だから是非読んで!
- 65 :
- なんつっても無駄に長くなく短く引き締まってるのがいいよね
- 66 :
- バルガス=リョサ 「‥‥」
- 67 :
- >>65は患部を冷凍ハンバーグで冷やす準備をしておくべきだな
- 68 :
- 【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )
- 69 :
- ラテアメスレでそれを言うか
- 70 :
- ペドロ・パラモ読んでみます、ありがとう
幻想に誘われるってのは不思議の国のアリスとか童話を読んでるときの世界観が伝わってくるようなことです
- 71 :
- ところで、ラテンアメリカ文学を嗜好する皆様は
日本の作家ではどんなのを読んでるの?
なんか上手く好みの作家が見つけられないんだけど…
円城塔がちょっとガルシア・マルケスぽいかなと思ったぐらいで、
俺の好みとしてはカサーレスやラテアメじゃないけど
リャマサーレス、タブッキあたりなんだけれど、どうでしょう?
- 72 :
- >>71
円城はSF色のピンチョンというイメージ。
ラテアメ文学に自覚的な作家は古川かなぁ?あと桜庭一樹の「赤朽葉」は
マジックリアリズムで書かれてた。ラテンアメリカと全く関係ないけど
吉田修一と長嶋有が好きです。
- 73 :
- 石川淳とかマジックリアリズムに該当する作品を書いてたよ
『狂風記』とか『至福千年』(こっちは伝奇っぽい)とか
- 74 :
- >>71
小島信夫とかじゃないの?
日本のマジックリアリズム
- 75 :
- いやー、あんまりマジックリアリズムじゃなくていいんです。
幻想文学っぽくない幻想文学というか……
- 76 :
- >>75
だったら普通に大江健三郎とか中上健次読んでみれば?
幻想ぽくない幻想文学だよ
- 77 :
- あと賛否両論を前提に幻想文学ぽくない幻想文学の代表は村上春樹
- 78 :
- >>71
横田創の『埋葬』がかなり良かったんで、この人の別の作品か、
同レーベルのものを読んでみよかなと思ってる。
71の好みとも、あるいは近いんじゃないかと。
- 79 :
- 読んだことないけど山尾悠子とかは?
- 80 :
- まるっきり現実感のない幻想文学だけど、作中唯一出て来る実在の固有名詞がボルヘスだったね。
- 81 :
- >>78
今話題の福嶋ディスりブログでも誉められてたね。
俺も読みたいわ。
- 82 :
- やっぱり基本は海外になっちゃうかな
日本のは、ジャンル小説をあまり期待せず読む感じだわ
- 83 :
- おもいっきり当時の大衆文学だけど
国枝史郎とか
- 84 :
- テンション違い過ぎでしょ。
- 85 :
- 倉橋由美子
安部公房
赤江瀑
筒井康隆
とか
- 86 :
- 春樹ちゃんはマジックレアリズムって言われたらしいよ。外人から。
- 87 :
- それイシグロも言ってた気がするな。
英語圏でマジックリアリズムって語が
ワイルドカードみたいになってんじゃないかと、ちょっと思ったり。
- 88 :
- 松浦理英子は?
- 89 :
- >>73
マジックリアリズムかどうか分からんが
その2作はたしかにラテンアメリカ文学好きなら
気に入ると思われる傑作だな
中編の『紫苑物語』なんかもいいんじゃないか
- 90 :
- そろそろ族長の秋発売か
- 91 :
- >>71
たぶん金石範「万徳幽霊奇譚」(講談社学芸文庫)や
李箱「クモ、豚に会う」(白水社朝鮮幻想小説傑作集 所収)
といった在日文学や
東峰夫、笙野頼子、村田喜代子
少女架刑の頃の吉村昭なんかが近いでしょう
他には河野典生『街の博物誌』、荒巻義雄『時の葦船』も
SFというよりはファンタジーの系列に属するものだと思います
- 92 :
- 幻想文学ではないけれど、現在と過去の入り混じり方が秀逸でラテンアメリカ文学っぽく感じたのが丸谷才一「笹枕」。
内容は容赦ないほどの現実だけれど、文体が幻術的で引き込まれる感覚。
- 93 :
- 皆様アドバイスありがとうございました。
さすがの俺も安部公房、筒井康隆、大江健三郎、中上健次あたりは読んでいましたので、
横田創『埋葬』
佐藤哲也『下りの船』
丸谷 才一『笹まくら』
桜庭 一樹『赤朽葉家の伝説』
を本日買ってみました。どれもなかなか良さそうです。
今日は横田創を読んでいますが、これはかなりいいです。
まさにこういう作家を読みたかった。ありがとうございました。
白水社朝鮮幻想小説傑作集は持っていながらも、きちんと読んでいなかったので、
あらためて読み直してみようかと思います。
- 94 :
- 佐藤哲也だったら「熱帯」もぶっ飛んでる
「沢蟹まけると意志の力」はもっと純粋にギャグをやってる
どちらも最高に面白い
- 95 :
- そういえば伊井直行の『濁った激流にかかる橋』もマジックリアリズム風と評されましたね
室生犀星の『蜜のあはれ』や藤枝静男『田紳有楽』も幻想性が強いと思います
それと谷崎の『人魚の嘆き』なんかはどうでしょうかね?
まあ、古典でマジックリアリズム風のものは
国書刊行会の日本幻想文学集成 全33巻にだいたい収められていると思うので
>>71さんはここら辺にもあたってみればよろしいかと思います
- 96 :
- ラテアメ文学は興味あるけど
ラテアメ文学に興味あるおまえらの好きな日本の作家とか興味ねえよ
チラシの裏にでも書いとけよ
- 97 :
- >>96
お前の興味に興味ないんだが。
- 98 :
- >>97
ここはラテンアメリカ文学スレだ。>>96の意見は正論。
多少の逸脱は構わないとは思うが
さすがに鼻についてきた。
>>71はこの脱線状況に終止符を打ってくれ。
- 99 :
- なんか話題ちょうだいよ
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