2011年10月1期なりきりネタ【THE 闘将】闘技領域の一歩外から
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【THE 闘将】闘技領域の一歩外から
- 1 :11/08/26 〜 最終レス :11/11/28
- 闘将―――
人間だろうと物の怪だろうと機械だろうと、その舞台に立ち、名と五つの技を刻めば何者であっても
ただ一人の闘士(バトラー)となる。そして闘士となった者には戦いが待っている。
理由もなければ失うものもない、純粋な戦闘行為だけを強いられる、”戦いによる戦いのための戦い”。
最後まで立っていた者が勝者となる、問答無用戦(バーリトゥードファイト)の決定版。
それこそが闘将である!
闘将が日々繰り広げられている幻の闘技場(コロシアム)に足を踏み入れた者がいる。
そう、それは貴方だ。貴方もまた、闘将への参加資格を得ているのだ。
猛者と猛者がしのぎを削る闘技領域へ訪れたのならばする事はたったの一つ。
戦 え ! 痛 快 に ! は っ 倒 せ ! 爽 快 に !
まずは なまえと わざを にゅうりょくして つよさをしれ!
高性能アナライザーが何であっても闘将出場選手としての戦闘力を測定してくれます。
闘将登録用テンプレ(全角で25文字まで、名前と技4〜5は能力値・特殊能力にも影響します)
名前:
技1:
技2:
技3:
技4:
技5:
- 2 :
- 初めまして、こんばんは!
こちらは名無しの皆さんもキャラハンさんも捨てハンさんも、みんなフリーソフトの
高性能バトルシミュレータ「闘将」に登録した選手となって、隣の客は好敵手同士ななりきりスレとして
進行する一方で闘将で遊んだり遊ばなかったりしましょうという辺鄙なスレですよ。
さてさて、この「闘将」とは・・・キャラクターの名前と技を5つ登録して
バトルキャラクターを作り、戦わせるだけのシンプルなのにちょっと白熱しちゃうゲームです。
自分でオリジナルキャラクターを作って戦うもよし、版権キャラクターや他のスレからキャラクターを勝手に
持ってきて競わせるもよし!自分だけの選手で世界最強武闘会(キングオブファイターズ)を開催するもよし!
また、入力した名前や技名によって能力値、特技も大幅に変化するため、登録キャラクターの
実力(スペック)を知る戦闘力測定器としても楽しめちゃいますよ!
「闘将」をやってみたい!と思った雄はこちらからどうぞ↓(フリーソフトです)
ttp://download.seesaa.jp/contents/win/ent/rgame/05499/
※こんなのダウンロードなんかめんどい、でも能力値は見てみたいとおっしゃる方のために
>1に登録用テンプレを貼っておきました。スカウター代わりにどうぞ。
- 3 :
- あっ、申し遅れましたね。
闘技場で掃除婦を任されております、今川真狸恵です。よろしくお願いしますね!
選手が運悪く闘将で物言わぬ骸となってしまったり、戦いの巻き添えになって不幸な死者が
出た場合、始末するのも私のような掃除婦です。
と言っても私以外この闘技場には掃除婦はいないのです。
新しい掃除婦が入っても三日ともたずに逃げ出しちゃいますからね。
血や生き物の一部を洗い流すのが怖くてお金がたまるかって話ですよ、アハハ。
年齢 :22
性別 :女
職業 :昼間は大手スーパーのパート、夜は闘技場の雇われ掃除婦
趣味 :洗濯、チラシのチェック
恋人の有無 :い、いません・・・
好きな異性のタイプ :外見で判断しない、おおらかな人
好きな食べ物 :赤味噌とんこつラーメン
一番苦手なもの :暑い場所(暑がりです)
技能 :刀技
武器 :リボルバー式拳銃”ファイアフライ”(扱いは下手です)、二本の無銘の直刀
見たかんじ :ショートボブの緑色の髪、むっちりぽっちゃりした体型、身長は167cm程度
ここの住人として一言 :死体の後始末もお掃除もお任せ下さい。
ここの名無しに一言 :名前はマリエであってマルェじゃありませんよっ!
- 4 :
- さてさて、スレを立ててみたのはよいのですが
7年も前のフリーソフトの大した知名度もない闘将で遊んでいる方が今もいるものでしょーかねぇ・・・。
それどころかスレにお客さんも来るかどうか!お先真っ暗ですねアハハハ、はぁ!
このスレで宣伝?というか、推している闘将について語っていきましょうか。
どうやら製作者様のページは既に存在しないみたいで、過去に行われていたらしい闘将の大会も
今では催されていないようです。よって「闘将って何?もっと詳しく」という方には私が分かる範囲で
お答えしていこうと思います。
ダウンロードした場合、解凍したフォルダ内にはしっかりとゲームの説明書ページに
ダブルクリック一つで飛べるリンクがあるので安心ですよ!
- 5 :
- 名前と技名を入れるだけでお手軽対戦が可能なツールの闘将。
手軽に遊べる分、飽きやすいかも知れませんねぇ。
私はバーコードを読み取ってキャラクターにして戦うバーコードバトラーやファミコンの
データックシリーズのDNAを引き継いでいると思いますね。
名前を入力してみるまでまったく能力が分からないんですからちょっとした未知への挑戦ですよこれ。
バーコードと違って入力ミスがなかったりする分気は楽ですが、やっぱり強い選手が出てこないとがっかりします。
- 6 :
- 名前を入力して登場する選手の能力は総合的にランク付けをしてD〜A級のクラスが与えられます。
私もとりあえず今までに30体近い選手を作りましたが、基本的にC級とB級が多いですね。
D級は案外出づらく、A級が一番出づらいと感じました。簡単に強い選手ばかり出てきたら面白くないですし、
最も強いA級はレアで十分でしょう。ただ、闘将はRPG・育成要素のあるくにおくんシリーズよろしく
成長したりしませんし、バトルもオートで行われる為試合に勝つか負けるかは完全に運に委ねなければ
ならないのは・・・う〜ん。おかげでプレイヤーは戦闘に一切関与は出来ず、低いランクで高いランクの
選手を倒すなんて大金星狙いはおおむね無理です。どんなゲームでも強敵を倒すのが面白いんですがぁ!!
- 7 :
- バトルシミュレーターにいろいろ要求するのは酷ですね。はい。
もしこのスレを見て闘将を始めてみた方がうっかりいてくれたら、登録した選手の開示を
し合ってみたいものですね。私の場合は好きなゲームのキャラクターと技を厳選して入力している他、
思いつきで変なオリジナルのキャラクターを作ったりもしています。・・・こうなったらもう、作ったキャラクターで
SSでも書いていっちゃった方がよいのでは・・・!?誰か読むかどうかは別として。
誰得スレになるんだったら、いっそそうした方がいいかも?
でわまた。
- 8 :
- 寂しいスレやな
盛り上がるといいけどな
- 9 :
- 一瞬、ラーメンマンのスレかと思った。
- 10 :
- こんにちは〜!掃除婦の今川です。今日は日陰と観葉植物の前から動きたくない程暑いですね!!
でわ今日もぼちぼちと闘将について語っていきましょうか・・・
って、ああ!お客さん!!もう二度と来ないかも知れないお客さんに早くもお越しいただいて・・・
今日はなんてついているんでしょう!
>>8
・・・アッハッハ。
分かりますよ、ええ、分かっていますとも・・・ただのなりきりじゃ寂しいと思い、フリーソフト「闘将」の
要素を加えてみたら逆に寂しくなったっていう・・・世の中オンラインゲームが大流行しているのに
7年も前のフリーソフトを題材にしてるんですよ?イ○ンやダイ○ーみたいな大手のお店が並んでいるところに
古物商を開いたような気分です・・・私、古物商になった事ありませんけど。
こうなる事は予想できていたので今更寂しいとか言いませんよ!盛り上がらなくても何かしていきますって!
と、とりあえず!せっかく来たんですから>1にある闘将登録用テンプレを使って選手を作ってみませんかっ!?
ふむふむ、よくみるといい体してるじゃないですかぁ・・・>>8さん自身が選手になってみてもいいんですよ?
>>9
確かにそーですよね、勘違いさせてごめんなさいっ。闘将と言えばラーメンマンさんですよ!
とか言っても原作漫画を読んだ事はありませんが・・・ファミコンの闘将!!拉麺男なら一応遊びましたね。
操作性が悪くてごろつきにも苦戦するラーメンマンさんが見れる変なゲームです。百戦百勝脚!!
北斗の拳といい、キン肉マンといいキャラゲーの域を出ないのが漫画→アニメ→ゲーム化の歩みを
してきたジャンプ作品のお約束でありながら必技など細かいところはよく再現しているんですよね・・・。
- 11 :
- さてさて。前回話した内容に無知ゆえに事実と違っていた部分がいくつかありました。
そこを訂正しつつお話していきましょう。まず登録選手の総合的な強さのランク付けなのですが、実はこれ
D〜Aの四段階ではなくD〜Sの五段階である事が判明しました!ほぼ全ての能力が高水準であるとS級となります。
全ての能力が高ければ安定した強さを持っている・・・と言えばそうなのですが、能力値が全てを決めるわけでは
ないのです。技の威力、クリティカル時のダメージ上昇率、各技に付加された特殊能力、キャラクター自身の
性格や特性など、試合の展開に関わるファクターがいくつもあります。
- 12 :
- 能力によっては安定した試合運びをできる堅実派もいれば、土壇場で力を発揮したりその日の調子で
大きく戦闘能力が変わってしまう爆弾派もいるそうです。さらに、低いランクが高いランクの選手と相対した
場合のみ発揮される能力まであるのだとか・・・けっこう、大金星上げようと思ったらできちゃうかも知れません!
それでもD級がA級クラスはもちろんB級でも勝ちを取るのは難しいでしょうけど・・・。
登録した選手がミソッカスに見えても、一度戦わせてみたら意外に活躍するかも!?
能力値も大事でしょうが、勝負を決めるのは何よりも”技”なのですから。
- 13 :
- ちなみに選手登録時の技性能と能力値は、半角や全角の空白を一つ入れただけでも割と違ってきます。
名前を入れる時点から完全に運頼みと言えますね!?現実の人間も姓名判断によれば一文字どころか
一画変えただけで運命が変わるそうですし。やっぱり闘将は人間くささがにじみ出ています。
カタガナで名前入れた選手を後でアルファベット表記にしてみたらチキン野郎から悪魔に豹変しちゃいました・・・。
私の名前も一文字変えたらたぶんとんでもない事になるでしょうね!
でわまた。
- 14 :
- 過疎っては消えていく
ありふれた言葉だけ
- 15 :
- ファンネル
- 16 :
- フィンファンネル
- 17 :
- こんばんは〜!掃除婦の今川です。今日でこのスレも四日目に突入!幸先よくなさそうですよね!!
例え駄目で私以外誰も得をしそうにないスレであってもせめて半年は続けてみたいと思っています!
・・・中途半端に長いのでできれば三ヶ月くらいでこのスレを完結へ導きたいですねぇ。
>>14
せっかく開幕から過疎スレだったのに私が逃げ出さず留まって、四日目を迎えているんですから
消えるとか本当にありそうな事言わないで下さいよ、全くもう!アハハ!モップの先端で突っついちゃいますよ?
ありふれた言葉だけとおっしゃっているのが気になりますねぇ・・・あ、なるほどわかりました!
ありふれた言葉=普通の喋り方=おもろないって遠まわしに言っているわけですね。
え〜〜〜〜と・・・
それじゃあ七面倒くさい表現をさりげなく混ぜたり語尾を変えてみま・・・ありんすね。
ついでに>>14さんのお言葉は提案として上層部へ進言して参りますでありんす!
>>15-16
近年においてはドラグーン或いはファングなる名称でありんすよ。加えて、常人にも事もなしに扱える
次第と聞き及んでいるでありんす!あと、脳波による遠隔操作武器の適正を欲するのならばインドへ出向き
修練を積むのが有効であるとの事でありんす。それから書き込み確認に本スレを用いるのは
構いませんが、可能であればネタになりそうな発言を要求したいでありんすよ!
貴方も愉快で滑稽な言動をこれまでの人生の中で幾度となく発してきたかと存じますが故、
必技名を轟かせる以外にも魂の叫びを聞かせていただきとうございますでありんす!
それにしても面倒な喋り方にしちゃったもんで・・・ありんす。
- 18 :
- 〜プロローグっぽいもの〜
日本列島から南東の方角、パプアニューギニアからだと真っ直ぐ東。
北太平洋と南太平洋、二つの海を分かつ領海線のちょうどド真ん中に、人の手により造られた島が
ぽつりと浮かんでいる事を諸君はご存知だろうか。否、知る由もないだろう。
普段、警備船以外は船などまず通らないその海域へ一隻の漁船が近づいていた。
「怪獣ワーヘッドエビダインだぞガオ〜ッ」
「おおい、みつや。そろそろ漁も終わるから、中に戻りんしゃい」
「ねえおじいちゃん。ここってどの辺り?」
「この辺はのう、大隅海峡と言って・・・おお?こりゃいかん、錨を下ろしておくのを忘れておったわ。
ふーむ・・・かなり流されてソロモン海まで来てしまったかも知れん」
「だから、そこがどこ・・・あ、見て、おじいちゃん。島があるよ」
360度どこを見渡しても広がる、雄大な青い海の上に幼い少女は奇妙な島の姿を見た。
島のはずなのに森林の緑や茶色い地表が見て取れない。まるで、水の上に無機質な四角い壁が
そびえ立っているだけのようであった。
「なんぞ?あれは」
老練の猟師を自称する老人が目を見開いた瞬間、後方から怒号が鳴り響いた。
「おいコラァ何してるんだ!ここはジャパニーズフィッシングシップがコンセントも無しに来ていいゾーンじゃ
ねえぞ!」←と、怒気を含んだカタコトの英語で言っている
「こ、こりゃいかんのう」
老人が慌てて漁船を転進させ、一目散に日本の領海内へ引き返す。
少女の瞳はコンクリート造りの島にのみ注がれていた。
「変な島・・・」
- 19 :
- 実際、その島はおかしい島であった。特定の国に属さず、名称も(現時点では)与えられず、
市販の海図には存在しない事にされている人工島。表向きはNASAと中国・インドが『共同出資で
宇宙開発事業のために建造した島』の名目を掲げており、専門の研究機関及び施設があると
言われているのだが、島の建造物に研究棟はおろかスペースシャトルの一機も無い。
では、何があるのか?
この島にあるのは―――闘技領域だ!
即ち、闘争が支配する世界ッ!
腕に覚えのある者達が島の中心部に構えし特設闘技場で年がら年中
バトルファイトを繰り広げているという、力こそ正義の野蛮地帯なのだッッ!!
- 20 :
- 「フフフ、フフフフフ。アーッハッハッハッハッハ!!こいつが笑わずにいられるか!!!」
ホテルのスイートルームのように小奇麗なのに、家具がほとんどないせいで無駄に
だだっ広く見える寂しい部屋。床に置かれたテレビと古いゲーム機の前に座している男が笑っていた。
そこへ一人の大男が音も無く、スッと現れる。
「またテトリスをやっているのか」
「ん?・・・おう林か。やっぱり思い通りに事が進むと面白くて面白くてしょうがないんだ!」
林と言う名前らしい大男は少々呆れた様子である。
「委員会の応接間を勝手に自室にするな、ピラムよ。しかも修行もせずに毎日ゲームばかりとはな。
NEETとやらと何ら変わらんぞ」
「アホ言うな。オレは働かない社会のダニ共と違って力も金も持っているんだぜ?十分すぎる程によ」
「暁の二十七戦士委員会の名が泣くぞ」
「そんな事は他のヤツらにも言ってくれよ、林。最近オレら以外の誰かがここに来たかよ?」
林は黙り込む。古代ローマのコロッセオをリスペクトしたであろう、古式ゆかしい外観を誇る中央闘技場が
ちょうど南側に望める位置にあるこの部屋は、基本的に暁の二十七戦士委員会と称される
27人の鬼神の如き強さを持つ闘士達しか立ち入らない。島の北側は、彼ら暁の二十七戦士委員会の
完全な私有地となっているためだ。弱き者はこの北側に近づく事すら禁忌とされている。
- 21 :
- 「楽しませてくれるヤツがいないんじゃあな」
テレビ画面に映った、ゆっくりと落下してくるブロックに視線を注ぎながらピラムは呟く。
林からは見えなかったが、ピラムは心底つまらない、と言いたげな表情をしていた。
「強くなりすぎると厄介なもんで、格下の相手しかいなくなるとやる気が極限まで削がれる。
つまり闘いたくても闘えない。そいつは餓えと同義だ。お前はまずいものを口にして
美味いと心の底から言えるか?」
「・・・いや。しかし、それが強者を待つ理由にはなるまいよ」
「どういう意味だ?」
「詳しい話は、ここに辿り着いた者から聞け」
ピラムがゲーム機のコントローラーを放り出し、立ち上がった。
「フン。誰だか知らないがわざわざ話をしに出向いてくれるとはサービスがいいな」
「過大なサービスは期待するんじゃないぞ。ピラム、貴様が熱くなって、何人の闘士を潰したと思っている」
「なに、遊べる程度のヤツなら名前を聞いたっていいだろ?」
暁の二十七戦士委員会に意見する者は、ここ三ヶ月程いなかった。
- 22 :
- 今川の専門用語解説の時間でありんす!
『暁の二十七戦士委員会』
闘技島(仮名)に身を置く闘士達の中でも指折りの実力者である27人のやんごとなき方々が
この暁の二十七戦士委員会(以下、委員会)でありんす!27人の全員が凄まじく強いのはもちろん、一生遊んで
暮らせる程の富を所有していられるらしいでありんす!だからお金目当てでこの島に来て闘っている
皆さんにとっては何としても奪い取りたい地位であったりするのでありんす。ただし、栄華を極める事が
出来るのはあくまで暁の委員会でいられる間だけ。委員会の一人となった瞬間から
例え野試合で一敗でもしてしまえば、その座から即刻転落してしまうのでありんす。
闘技島(仮名)の北側に存在する建造物は全て彼ら専用の物件となっていて、レストランやトレーニング施設、
映画館などもただ同然で使用可能らしいでありんす。
委員会の皆さんは中央闘技場から北側に歩いて10分の場所にある暁闘争推進会館(宿泊可能)に
集まっている・・・はずなのでありんすが、ここに毎日顔を出しているのは委員会でも
たったの四名だけだそうでありんす。あまり有効に使われていない物件が北側に多いのが現状でありんす。
ちなみにこの暁の二十七戦士委員会という名前、急遽つけられた名前みたいでパクリだらけらしいでありんす。
島にも名前がないし、面倒くさがりの多い島でありんす。
- 23 :
- 今川からのお願いでありんす!
他のスレの迷惑になる場合も考えうるが故、書き込みをされて行かれる方は
徹 底 的 に sage進行でお願いするでありんすよ〜。
え?他スレの迷惑になるんならいっそやめちまえ?
またまた、ご冗談を・・・でありんす。
もうやめたい(本音)
- 24 :
- 面白いのか?
- 25 :
- >>24闘将自体はそこそこ面白いですよ!!スレは普通につまんないんじゃないですか!誰も来ないところを見ると!
闘将をベースにして勝手に広げていくストーリーはこれからです!
闘いから生まれるものは第一に勝者と敗者、第二に破壊なのだから
「俺達職人が直さなきゃぶっ壊れたもんは勝手に修復されないんだよ!グズグズするな!!」
怒号が耳に入ってきた途端、静寂は消え失せた。テレビの音量をミュートから元に戻したように
作業機械が鳴らす、けたたましい音が次々と聞こえてくる。
林葉月は読みふけっていた台本の中の世界から、現実に引き戻された。
朝6時の闘技場。
戦闘時間が終了し、激しい闘いの傷痕が残った闘技領域(コロッセオエリア)には
島に滞在している専属の修繕業者と清掃員、そして闘技場観戦席最上段にいる林しかいない。
本を読むだけならもっと静かな場所はいくらでもあるし、この場所が特別好きなわけでもない。
だが、林にはたまにこ観客も選手もいない朝の闘技場へ足を運び、本を読む日があった。
「闘いから生み出されるのは破壊、か。闘将も同じだな・・・」
精悍、というよりも役者のような整った顔のイケメンと評される林は、実は本物の役者だった。
読んでいた本もかつて京都の劇団に所属していた頃、林が主役を張った演劇の台本なのである。
林は思う。
ここにやって来て、一体どれだけの人間が”破壊”し、”破壊された”というのか。
- 26 :
- 「俺は、この闘技領域で、俺が全てを捧げてきたものを破壊した」
役者として生きる道を捨て、闘将の選手となり、闘将という演目で”役者”を続けている
自分はもはや自身の夢と、その先に見据えていた人生を壊したのだと考えている。
今、自分が選んだ道が間違っているとは思っていない。思っていないはずなのだが、ふと
闘将選手としてこの舞台で生きる今について考える時があった。
それは、つまり―――
「すいません、ちょっとどいてもらっていいですか?」
林の思考はそこで中断された。声の聞こえた方を見やると、若い女性の清掃員が清掃用ワイパーで
観客席を一つ一つ丁寧に拭いていた。
「ああ、すまん」
席から立ち上がった林は、そのまま出入り口へ向かおうとしたが、清掃員に声をかけられた。
「たまに朝の闘技場に来てますよね?ここからの眺めが好きなんですか?」
内心話しかけられるのは煩わしいと思っているのだが、律儀な性格の林は清掃員の目を見て話す。
「役者にとって舞台はどこから眺めても美しく見えるものだ。それに、このギリシャからわざわざ
職人を呼んで造らせているコロッセオの造型も気に入っている」
「でも、毎日毎日壊れるんですよね。ひどい時には客席と闘技領域を隔てている防壁どころか客席まで
壊れる場合もありますから。とても華やかで品のある舞台じゃないですねぇ」
「そうだな」
それ以上は何も言わず、闘技場を後にした。
「華やかな舞台・・・私が立ちたかったのはそんな場所だったな。そこに比べれば、ここは
奈落も同然だろう」
脳裏によぎる、幼い頃から絶対に立つと心に決めていた”自分が主役の”舞台。
林は暁の二十七戦士委員会に登りつめても未だに役者の魂を捨てられずにいた。
- 27 :
- 日本、横浜市は蓬莱町。
ここに一軒の中華料理屋があった。
中華料理の聖地(メッカ)、というか中国から来た本格派中華コックのいる店として売り出し中の
『奏快厨房』は今日も閑古鳥が鳴いている。
「兄さん、今日もお客さんこないアルね」
暇そうにカウンター席に座って女性向け週刊誌を読むお団子頭の少女、宋 七鈴(ソン チーリン)が言った。
コックコートを身にまとい、うさんくさいチョビ髭をはやして身なりだけは中華コックらしさをかもし
出している兄、七安(チーアン)はカウンター奥から情けない反論をする。
「今日も、じゃない。今日は、だろ!いい加減にしろ!」
「最後にお客さんが来たのはおとついアル。しかも、たった二人だけ」
「はあ・・・何故、こうも客が入ってこないんだ。やっぱりお前が看板娘じゃ無理があるのか」
「なに〜っ!?ウチに魅力がないと言うアルか!?」
席を立った七鈴がガラス張りの壁に映る自分の姿を見て、わざとらしくしなを作って見せる。
ガラスにはミニ丈のチャイナドレスにエプロンを組み合わせたウェイトレス服を着た少女が映っている。
同じ10代半ばの少女と比較すると、体型はやや細身である。あまりいい物を食べていないせいだろう。
「うん。ウチはウチで魅力あるアルね。やっぱり、兄さんの作る料理が今一つだからアルなっ」
「今一つなわけがあるか!爺さんの代から受け継いだ味が日本人には合わないだけだ!」
店が売れない理由は七鈴の言う通り、出される料理の味がお世辞にも良いとは言えないからなのも
あったが、比較的近い場所にかの有名な中華街が存在しているせいでもある事など二人は考慮すらしなかった。
そして、実は奏快厨房の暗い明日は祖父、一星(イーシン)の世代から始まっていた。
次回、「中国から来たバカおとこ」続くでありんすよ
先程は油断して口調が一瞬戻ってしまったでありんす!一生の不覚!
- 28 :
- て、いうか・・・sageでお願い致しますと申し上げた筈でありんす!
全く失礼な名無しさんでありんすね!ぷんぷん!どーーー〜〜せageても結果は同じでありんすぅぅ!!!
- 29 :
-
- 30 :
- 名前がソチンなんて卑猥だと思わないの?
- 31 :
- こんにちは!早速くしゃみが留まるところを知らずに私を大いに困らせてくれているでありんす!
今回は一つ残念な話がありんす、心して聞いていただきたいのでありんす。
>>29
ポリフェノール!!さあ、次は「る」か「ル」でありんすよ、遠慮なくどうぞ!
子供だけでなく、大人になってもしりとりは些細な会話の緩急付けにもなるでありんすし、軽い頭の
体操としても効果が得られるでありんすよ〜!それからsageも忘れてはいけませんでありんす。
>>30
ソチン!?何ゆえ略すでありんすか!卑猥な名称にしているのは>>30さんでありんす!
おい、誰かこの確信犯を脱がせろ!でありんす。
登場人物の名前はその場その場の閃き任せでありんす!最初は苗字を「李」にしようかと思いましたが
某格闘ゲームの中国拳法使いから苗字を拝借したのでありんす。結果、あの名前に決定したのでありんす。
闘将は名前の決定に時間をかけても希望通りの性能を持った選手が作れるとは限らないのでありんす!
その場のノリや思いつきでバンバン考えていく方が効率が良いと私は思っているのでありんすよ。
〜お知らせ〜
私、今川は風邪をこじらせてしまったようでありんす。
数日前から喉が痛かったのでありんすが、今は鼻水が止まらないでありんす・・・おまけに頭痛まで!
まことに申し訳ないのでありんすけど、暫し休載の形を取らせていただきますでありんす。
スレを見に来ている奇特な貴方の為に、退屈しないよう闘将とゲームボーイアドバンス本体といくつかの
ソフトを置いていきますので、暇な際はご自由に遊んで下さい。
つ【GBA】【デュアルブレード】【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】【鉄拳アドバンス】
- 32 :
- さて鉄拳やるか
- 33 :
- こんばんは!菓子を食しても何ら問題ない程度に回復したでありんす!今日より再開でありんす!
台風到来の前後は低気圧の影響なのやら、むし暑いでありんすね・・・
>>32
鉄拳アドバンスを選ぶとは安定志向でありんすね、お客さん。PS版と比較すると当然グラフィックや
操作面で劣るものの、ハードの性能を考慮すると優秀な移植内容でありんすよ〜!BGMなども
大分頑張っているので所詮GBA・・・などと言わずに一度は鉄拳プレイヤーの方に遊んでいただきたいで
ありんす!それにしても、鉄拳は3を遊んだ後1をやってみると追い打ちがどうしようもないくらいに
当たるでありんす。球場で戦っていた頃が懐かしいでありんす〜。
- 34 :
- 1931年。
宋七鈴、七安らの祖父である一星は地元中国、華南省の平頂山市でのびのびと製糸工場を営んでいた。
ところがこの年より早期から中国マーケットの拡大を想定し、中国進出を図った海外の中小企業らが
当時地価が最も安かった(※)華南省に目をつけ、次々会社を新設。これにより一星の工場経営にも
影響が出始め、仕事が回ってこなくなるどころか工場の社員が他社に引き抜かれていくという事態にまで発展。
一星が設立した工場はわずか六年で倒産、閉鎖に追い込まれてしまう。
働き口を失い丸裸同然となった一星は、突如現れた海外企業と同じように外国へと目をつけた。
(※この話はフィクションなので本気にしないように!)
1932年。
地元に妻と子を残して単身日本に渡り、横浜市へとやって来た一星は中華料理の店を開こうと考えていた。
まだ浸透していなかった中華料理ならば、新しいもの好きの日本人の心をつかめるだろうと思うものの
即店を建てるとはいかなかった。それもその筈、一星は料理の経験などほぼ皆無。
日本にやって来てから、祖国で入手した料理本を元にごく一般的な中華料理作りの修行を始めた。
1975年。
独学による長い料理修行の甲斐あって、一星の腕前は店に出せるであろう自分自身の料理を作れるレベルにまで
達していた。しかし、店を開こうにも肝心の店舗の建設費用がまるでなかった為、程なくして地元より息子の一人
四陽(スーヤン)を呼び、開店資金稼ぎをしてもらう傍らで料理を教え込む事となった。
1988年。
一星が三十年以上をかけて生み出した味を、僅か十年のしかも片手間で完全に引き継ぐなど無理な話だった。
それどころか高齢の一星にまともな料理を作れる訳もなく、四陽の料理修行が完了する前に一星は没してしまう。
齢93であった。嘗ての一星のように、四陽もまた祖国の料理本から独学で中華料理の研究に励んだ。
2008年。
二十年の歳月をかけて父の教えと独自の発想による中華料理を完成させ、これまで蓄えてきた
500万の巨費を投入してついに中華料理屋『奏快厨房』をオープンさせる。
四陽の料理人としての人生がこれから始まろうとしていた矢先、過労により倒れてしまった。
「お前達の祖父、そして俺の夢であったこの店を開店日当日から休業にしてはならん・・・」
今わの言葉を聞かされた(別に死んでいない)七安はこんな日が来た場合に備えて教え込まれてきた
宋家秘伝の中華料理と己の腕を信じ、妹七鈴と共に店をやっていく決意をしたのだった。
- 35 :
- 2011年。
奏快厨房は今、蓬莱町の近隣住民からも忘れられていそうな、影の薄い飲食店の一つとなっている。
いくら何でも横浜で店を立ち上げるのが遅過ぎたのだ。横浜中華街が本格的に中華料理の盛んな街として
始動し始めたのは1955年以降だと言われており、それよりも早く店を立ち上げる事が出来ていれば
話は違ったかも知れない。さり気なく不憫な事実を知る由もない七安と七鈴は、何故うちの店は駄目なのかと
首をかしげるだけだった。どうしたら客が入るようになるのか、七安は腕組みをして思案する。
「ふーむ・・・そうか!わかったぞ!今流行りのアレを使うんだ!」
「流行りのアレって何アルさ」
「いいか、七鈴。世の中にはご当地キャラというのがいてだな、そいつらは可愛い見た目をしていて
客寄せパンダとして全国で活躍しているって話だ。うちもそんな感じで、マスコットキャラを作って
売り出すんだよ」
「そんなん作っても店の味は変わらないアルよ兄さん」
「ンガ!だからお前は・・・」
静かな店内に鈴の音が鳴り渡った。客の入りを知らせる音である。
入り口の方を見てみると、帽子を深めに被り茶色いトレンチコートの男がいた。
「あ・・・いらっしゃいませアル〜!こちらへどうぞアル」
七鈴は素早くカウンター席へ案内し、笑顔で水と一緒にメニュー表を差し出す。
「む、ここは中華料理屋だったのか・・・?じゃあ、餃子を頼む」
「かしこまりましたアル!餃子いっちょー」
「反応があったのはあの娘か」
男がコートのポケットからトランシーバーような小型の機械を取り出した。
この機械は携帯用の闘将戦闘力測定装置であり、闘将の闘士になりうる一定レベル以上の戦闘力を
内包する者だけに反応するレーダー機能もついている便利な道具である。
「総合ランクは・・・ギリギリでB級、まあまあだな。おい、そこの店員」
「はい?当店のオススメならエビチリアルけど。今なら100円引きで出せますアルよ。ご一緒にいかが?」
「本当か!?ならエビチリも頼む・・・って、そんな事を言いたいんじゃない!
―――お前、欲しいものを勝ち取ってみないか」
- 36 :
- そして現在。
北太平洋の海上を駆ける個人用の小型船艇のデッキに七鈴と七安の姿はあった。
「海は広いな大きいな、ってか。うーん・・・俺達、もしかしてこのままどっかの国に売り渡されるんじゃ
ないのかぁ!?ええ!?七鈴!!」
「今さらなーに言ってるアル。覚悟を決めて来たんじゃなかったアルか?」
「そりゃそうだが・・・」
トレンチコートの男は、ある場所へ行けば欲しいものを得られる、ただし闘いに勝てばの話だが―――
と、言った。はっきり言って男の見てくれからして怪しすぎる話ではあったが、向こう見ずで人を疑う事を
知らない七鈴が無視する訳がなかったのである。
「おじさーん!この船はどこへ向かってるアルか?」
船を操縦する、香港の繁華街でうろうろしている詐欺師のような格好の男に訪ねる。
「天国と地獄で、一緒の、人工の島だヨ」
日本語が怪しかった。この男もどうやら日本人ではないらしい。
「もうちょっとで、つきますヨ。あ、ああ〜・・・これ、まずいナ」
何かに気がついた男が顔をしかめて後方に振り向く。七鈴も男が見ている方角へ視線を移すと
派手に水しぶきを舞い上げながら一直線にこちらへ突進してくる一隻の不審船が見えた。
かの国(?)の方角から向かってくる不審船と接触したとあれば、大抵の人がその後の不吉な展開を
想像する事だろう。実際、そうだった。
不審船がぴったりと七鈴達の船の真後ろにつくと、停戦を要求してきたのである。
勿論『止まらないと問答無用で船を沈める』という脅し付きであった。船は、やむなく停船する。
「う、うわわわ・・・やっぱり俺達、売りに出されちまうんだよ〜っ!あああ、来なきゃよかった!!
七鈴、今からでも遅くないから泳いで帰ろう!!!」
不審船に接岸され錯乱する兄とまたか・・・とうんざりした男をよそに、七鈴はずけずけとこちらの船へ
乗り移ってきた連中を見据えていた。
「海賊、アルね!」
「・・・は!?」
いきなりの発言に唖然とする七安。七鈴は”海賊”と呼んだ彼らに向かって指を突きつけ、なおも言い放つ。
「お前ら海賊アルかーっ!!」
「(ば、バカ妹ぉぉぉぉ!!!そんな挑発するような事言ってどうするんだよぉぉぉぉ!!!)」
滝のように汗を流す七安がゆっくりと不審船の乗員達の方を向くと、先頭に立った男が恐ろしい笑みを浮かべていた。
次回、いよいよ闘将を使ってのバトル!「くたばれパイレーツ」続くでありんすよ
- 37 :
- 何か捨て身の一撃とやらでHP一万くらいすっ飛ばされたんですが
やっぱり勝てないのか、ちなみに対戦相手は「好調・ティアナ」「不調・高町なのは」
ティアナ優勢で勝利間近な所でズドーンと、不憫な娘だ。
- 38 :
- 俺が一番強い
- 39 :11/11/28
- もう飽きたのか
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