海炭市叙景

1 ：11/01/25 〜 最終レス ：11/11/27

何故スレが立ってないか判らないので立ててみる。
公式サイト
http://www.kaitanshi.com/

2 ：

映画として面白かったのだが、さすがにマイナーすぎるのか。
スレが立たなかったわけだ。

3 ：

やっと立ったのか
遅ェ

4 ：

造船所リストラ兄妹の兄は、ケーブルカー代がなくて徒歩で山を下りようとして
事故死したみたいだけど、あの妹って冒頭の家族が事故に巻き込まれた
小学生だよね? 不幸は連鎖する。

5 ：

見た人少ないと思うけど
すごく良かったな
これDVD出たら手元に置いておきたい

6 ：

人生最後に見る作品をこれにするわ

7 ：

原作を読んでみた。
映画よりエピソードが多くて、ちょっとお得感。

8 ：

明日見に行くつもり

9 ：

勝手に炭鉱町の話かと思っていたら違った。けど、映画は良かった。
初日の出と兄の顔すごかったな。
それでも結構終りの方になるまで、帰って来ないかなあと思いながら見てたけど。
てか途中で、兄・ネコといろんな登場人物がどんどんいなくなる話だったらやだなあと思った。

10 ：

見てきた。よかった。久しぶりに地に足の着いた邦画見たような気がする。
ガス屋の若社長の話、若社長もそれなりに頑張ってんのに
もうどこからどう仕切り直せばいいのかも分からない悪循環が胸に迫った。
失業した兄妹の話、妹がケーブルカーに向かう時、兄が顔をクシャッとして笑うのが切なすぎる…
日の出の時の生気が抜けきったような兄を見たからなおさら悲しい。
市電に登場人物が乗り合わせるシーンがなんか好きだ。
特に深い意味がある場面でもないんだけど、見た後よく覚えてるのはこういう所だったりする。
全編どうにもしんどい立場の人たちばっかりだけど
最後の孕んだ猫の腹をなでる手の大写しにどんなことがあっても時間が経って
やがて春が来るというようなかすかな希望を感じた。
明日からまたそれぞれの場所に帰って生きて行こうと思わせる映画だった。

11 ：

原作者の佐藤泰志は、5回ぐらい芥川賞の候補になってる人なのね
本屋でこの映画の文庫本めくったら6刷いってたわ

12 ：

原作も読んだけど何編かはちょっと時代を感じたな
映画はなぜか今の時代でも全く違和感なかった
自分は映画の方が好き

13 ：

原作は1988年が初出だもんな〜
当初の構想じゃ36編の予定だったし

14 ：

昨日、渋谷で見てきた。
サービスデーだったからか、ほぼ満員だった。

15 ：

凄い満足したけど、実は疲れてたせいで加瀬亮パートの少し前で
寝てしまったw
小林薫夫婦がどうなったか分からんので3月あたりにまた観よう。
みんなが浄水器屋の父の運転する市電ですれ違うところがたまらなく好きだ。
それと子供たちが可愛かったな。

16 ：

加瀬亮パートを見てないなんてw

17 ：

良い映画なんだろうけどしんどそうだなぁ
電車で2時間揺られて見に行こうか迷ってる

18 ：

>>17
見て後悔することは無いと思うけど…。

19 ：

渋谷のユーロスペースは明日まで？

20 ：

全国順次公開なのね

21 ：

３月から公開の所も結構あり。

22 ：

高良健吾も絶賛してた

23 ：

良い映画だけどさすがに見た人少ないな

24 ：

主役以外はほぼ素人、でもそれを感じさせないところが良かった。
しかし、ガス屋旦那に顔面を殴られた後の嫁のセリフがすごい、すごすぎる、
当たり前だけどパーフェクトな函館弁！
函館出身者にはあまりにリアルでただ驚くだけだったよ。

25 ：

原作は文庫再販されて結構売れてるらしい。
大きい本屋なら必ず平積みしてある。
映画の方ももう少し勢い出るといいね。今日で最後の所もあるし。

26 ：

昨日見た
良い映画だった

27 ：

昨日から読んでる
映画の兄ちゃんのぼーっとした顔があまりにも（泣）

28 ：

佐藤泰志が自した理由はもちろんわからない。
ただ、モネ展が開催されるのだが、
「絵は本物ではなく、実物大のただのパネル」（文庫版268ページ）とある
その辺りにすっかり飽きてしまった作者の顔が見える。
鋭い描写であり、洞察であるだけにその点を活かしてほしかった。

29 ：

映画の場面を思い出すと皆白黒なんだよな
函館市がサポしたようだが宣伝になったか

30 ：

映画館シアターキノとああゆう映画のカンジがすきなので行った。
加瀬亮って俳優のすばらしさに感動。
　

31 ：

>>24
あれって函館弁なんだ。殴られて呂律が回ってないのかと思ってた…
なんて言ってたのかよくわかんなかったんだよなー

32 ：

>>30
同意
加瀬亮ってこれといって特徴の無い育ちの良さそうな役者という印象しかなかったけど
この映画見て180度見方変わったわ
凄みを感じたすごくいい役者だ
加瀬亮の嫁に関してはなんで結構いい女にもてる加瀬がこんな女選んだんだ？と思ったけど
原作読んですべてわかった。

33 ：

今夜は、造船所の兄ちゃんが夢に出てきそうだ

34 ：

>25
こないだ文庫を買ったんだが、2010年10月初版
2011年1月18日第6刷だった。一回に刷る部数が少ないのかも
しれないが、メチャクチャ売れてるようだ。

35 ：

予告編観て、文庫呼んで　新宿に足を運んだ。
原作者が救われた、と言って良いのか分からないが、
最後の場面とエンドロールに、原作への愛を感じました。

36 ：

この監督すき(*^o^*)

37 ：

ネコおばさんとか、単なる地元のおばちゃんらしいけど、それをちゃんと
女優の芸に仕上げているのは監督の演出力のなせる技？

38 ：

原作者の佐藤泰志が通っていた高校の後輩にあたるのが辻仁成

39 ：

良い映画だった。
初日の出のときの兄の顔が忘れられない。

40 ：

毎日映画コンクールで撮影賞と音楽賞を受賞した。
マイナー映画なのに2部門も取るとは。

41 ：

観てきた
いい映画だった　
心に染みるね
初日の出の山で妹と別れるときの
ニコニコしているけど決心した顔が忘れられない
函館と市民の全面支援っぷりがわかるエンドロールには別の意味で感動

42 ：

>>38
北島三郎も西高出身

43 ：

見逃したと思ったらアンコール上映中だった
ミニシアター頑張れミニシアター

44 ：

>>37
素人さんのカットはほとんど10テイク以上回したらしいよ。
加瀬亮も素人さんたちに役者の視点で演出つけてくれて助かった、と監督インタビューより。

45 ：

>41
原作でも映画でも、事故か覚悟の自かははっきりしなかったはず。
ただまあ、初日の出見ながらビール飲んでて下りのロープウェイ代がない、
ってあたりに覚悟を感じなくもない。

46 ：

３月にならないと近くに来ない。早く見たいな。

47 ：

>>40
まあ音楽はジム・オルークだしな
超大御所だ

48 ：

野狐禅のアルバム何枚か持っててかなり衝撃的だったから観に行こう。
竹原ピストルの音楽性は関係ないかも知れないけど。

49 ：

>>48
逆に野狐禅の音楽を全く知らないんだが、この映画の竹原の素晴らしさは保障しとく。

50 ：

竹原いいね。

51 ：

熊切和嘉監督の映画に出るの三本目だよね竹原ピストル
野狐禅の解散は残念ですな

52 ：

足をつぶした後の「サビオ」に爆笑してしまった。
冬のエピソードにまとめたんだな。
原作の、季節が移り変わっていく感じも好きなんだが。

53 ：

2時間30分以上あるのねこの映画

54 ：

最後のスナックに南果歩がいるのかと思ったけど
ちがった。

55 ：

≫54　私もそう思った。でも、小林薫が店に電話したとき応対した女の声が、
あのスナックのママの声に似ている気もするし、どうなんだろうね。

56 ：

おまいらがいいって言うから今日観にいってきたが、
死にたくなって危うくロープ買いそうになったわ。

57 ：

>56
そこはロープウェイの片道切符を買うのが通。

58 ：

ひたすら鬱話が続いて終わる件

59 ：

>>58
最後、ネコのお腹をなでるシーンで救われる。

60 ：

>58
原作に到っては、終る前に作者が自しちゃうんだぜ。

61 ：

竹原ピストル演じる兄の生気の抜けた表情も凄いけど、不安そうに見つめる妹の表情も凄かったと思う。
ラスト、船から山を見ているシーンがとても美しかった。
音楽は秀逸。さすがはジム・オルーク。劇場で観て味わうべき作品。
原作を読まずに見たせいか、それとも自分のアタマが悪いせいか、
冒頭の小学生があの兄妹だとわからず、しかも兄妹ではなく幼馴染で結婚した若夫婦かと思ってた。
その辺りをもうちょっとだけ説明してくれてたら良かったかな。

62 ：

初めの方で目覚まし時計のアラームが鳴るところで
誰かの携帯が鳴ってる？と思ってしまって落ち着かなくなる。
映画の中で鳴ってるんだと分かってても、ついｗ

63 ：

>>62
わかるｗ
みんなビックリしたんじゃないか？って思ってたわｗ

64 ：

youtubeに関連動画が何本かうｐされてる
メイキングとかトークショーとか

65 ：

映画で使われた曲って手に入らないのかなぁ〜

66 ：

自分には後からジワジワと沁みてくる映画だった
観た直後は登場人物に共感できなくて凹んだけれど
>>37　ネコのお婆ちゃんは素人さん？びっくり
>>31　同じく一部聞き取れなかった
　一番凹むパートだったしモヤモヤします…原作読めばわかるのだろうか

67 ：

>>66
キャストのほとんどが現地オーディションの素人さんだよ
公式ブログとか読むと本当に手作り感たっぷりで何故か嬉しくなってくる
確かあのネコは婆さんの実際の飼い猫で、こないだ死んでしまったとか

68 ：

>>67　舞台が主？の女優さんかと思った
しかもお婆ちゃんの飼い猫も共演だったとは！死んじゃったんだね…
教えてくれてありがとう
公式のニュースかな
ちょっとずつ楽しみに読もうと思いました

69 ：

>>68
公式HPのキャスト一覧と、浄水器設置を勧められる喫茶店のマスター（あがた森魚）以外は素人さんだよ
http://www.kaitanshi.com/cast.html

70 ：

ガス屋のトラックって、普通テールゲート付いてない？
気になったんだが。

71 ：

地方都市っぽくていいじゃないか。
それにゲートついてたら、あんな怪我しないんじゃね。

72 ：

>>31 亀レスですが、函館弁ネイティブスピーカーですが、札幌に出てきて先輩と初めて話しをしたあとの
第一声が「何言ってるのかわからない」でした。軽くショックを覚えました。
しかし、函館人は皆、自分は標準語をしゃべってると思っています。

73 ：

>>72
＞しかし、函館人は皆、自分は標準語をしゃべってると思っています。
それはないわ。あなたとその周りだけじゃない？

74 ：

高校の頃修学旅行で函館に行って、劇中で映ってた「立待岬」行きの市電乗ったわー
車内で地元のおばあちゃんに話しかけられたけど、電車を「汽車」って
言ってた他は特に分からない所はなかった。標準語で話してくれてたのかな

75 ：

>>61
俺もあの二人が兄妹ってのは途中で気づいた。
野狐禅の人に似てるなぁ…と思って見てたが本人だったのね。
渋くていいわ。
ところどころセリフが聞き取れないとこあったが、
あえてやってんだろうなぁ。
>>24
殴られたあとのセリフってなんて言ってたの？
地元民だけどわかんなかったw

76 ：

高崎でみてきた。よかった

77 ：

映画見てから原作読んだけどよかった
初日の出見ようと登った山の上から街を見下ろした時に
主人公が感じた感覚を
なんとか映像で再現しようとしたんだろうなってわかった

78 ：

下高井戸で見てきた。しみじみと良い映画だと思った。
トークショーの次の回だったのだが、少し前に行ったらトークショーも聞けてラッキー！

79 ：

観てきた。
なかなかよかったけど、残念なところが多々。
音声が聞き取れない。方言が、なんとなくしかわからない。シチュエーション考慮しながら内容を想像補填するしかないのかな。
いずれ字幕付きのDVDか、原作を買おうと思う。

80 ：

邦画なのに字幕つきw
Youtubeにでも映像があがっていれば、いつでも通訳するんだが。
読んでもセリフがわかるわけではないが、原作はぜひ読んで欲しい作品。

81 ：

俺は函館育ちだから問題ないけど
字幕があったほうが親切だと思うよ
でもしっかり函館弁の言い回しで字幕を付けてもらいたい
意訳は止めてくれ

82 ：

「北海道の接客業はクオリティが低い・・」だそうだ
http://twitter.com/mow_henry/status/74828404695891969

83 ：

>>81
俺も在住で映画二回見たが　それもより見て貰う手段かな　しかし竹山さんもこれからさや侍だっけ
話題作が続くね　頑張って欲しい

84 ：

ピストルには
「そったらことでねーべやー」
と叫んでみんなに押さえられてもらいたかった

85 ：

まぁピストルは千葉出身だし仕方ない

86 ：

この日曜日、地方で2度目観た
初回は特別上映でパンフなかったから分かり辛かったが、今回は谷村がピストルを起こす時、お兄ちゃんと喋るなど聞き取れた
6月11〜24日までユーロスペースで再上映が決定(1日1回のみ)
今日の映画コムニュースにも取り上げられてる
スケジュールはユーロスペース公式

87 ：

お兄ちゃんって台詞あったのか
もっとはっきり聞こえていたら最初から兄妹で脳内変換したんだが
しばらくは夫婦と思いこんでいた
作った監督に言わせたら　最初に子供の兄妹が出てくるんだからわかるだろ
って感じなんだろうけど

88 ：

俺も初回で見たときは夫婦かと思ってた

89 ：

これ見て、サウンドノベル「街」を思い出したわ。

90 ：

秋にDVDですって

91 ：

11/4ですってよ奥様

92 ：

いんでか

93 ：

そのころ俺は生きてるんだろうか・・・。

94 ：

時間を感じさせない今年一番の映画だった

95 ：

いや、普通に長いだろ。

96 ：

俺は一生懸命観ていたからあっという間だったよ

97 ：

来月、大森で上映予定。
観に行くつもりです。

98 ：

来月、池袋でも上映されるよ〜
9/4（日）〜8（木）だよ〜
新文芸坐だよ〜
http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html

99 ：

DVDは11/3発売で確定

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