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2011年10月1期無職・だめおれが脱ニートした話をきいてくれ TOP カテ一覧 スレ一覧 削除依頼
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【イケメン】県知事選出馬へ!【現役大学生】NO6
海外ドラマが好きな無職・ダメ人間
埼玉の無職・だめ
ーは最高


おれが脱ニートした話をきいてくれ


1 :11/11/11 〜 最終レス :11/12/06
暇だったら突き合ってくれ

2 :
誰もみてないかな。
誰か見てくれてると信じてかたりたいとおもう。

3 :
当時のおれのスペック
・25歳
・身長175センチ、体重85キロの壁
・ニート

4 :
高校を卒業してから25歳まで職にもつかず毎日パだったおれ。
父ちゃんも母ちゃんも最初はやさしかったがだんだん会話することもなくなり、家では完全孤立。

5 :
それからどしたの?

6 :
毎日活動は深夜から。
アニメ、エロゲを散々楽しんだあと、親が働きにでる時間に寝る。存在を消していた。
そんな毎日をつづけていた。

7 :
おお、見てくれてる人がいた。
ありがとう!
書きためてないけど、きいてくれる?

8 :
ある日父親がおれに求人誌をもってきた。
無言でおれの部屋の前においてあった。
なんかむしゃくしゃして親父に
「そんなに働いてほしいのかよ!こっちだって生まれたくて生まれたんじゃねえのに!お前らのエゴおしつけんな!」
とか意味不明なこと言ってキレた。

9 :
聞くよ、
できたら長文でダァーと書いてくれ。

10 :
そんなこと言ったもんだから母ちゃんはボロ泣きして「うんじゃってごめんね」とか言ってくる。
父ちゃんも「家族3人で死んでしまおうか」なんていってたらしい。

11 :
だーっとね

12 :
おk。
バイトもぶっちするし、金ないくせに通販とか使うしで、親のすねしゃぶりまくってた。
そんなこんなで8年がすぎた。
おれは田舎にすんでるから車ないとやってけないんだけど、ある日テンガを買いに真昼間に車を走らせていた。

13 :
そしたら、そこの近くの踏切がすごい混んでた。
さっきも言ったようにおれの住んでるとこは田舎だから車もそういない。
なのに20台くらいの車が踏切でとまってた。
「なんだろ?」
って思って前方のほうみたら、白い杖ついたおじいちゃんが困った顔してつったってるわけ。
はあ?ww
とか思っておれもそれに便乗してクラクションならしてた。
そしたら俺の前の車のねえちゃん(スタイルめっちゃいい黒髪メガネ)が踏切まですたすたと歩いてっておじいさんに声かけて車にのせてた。
「逆ナン!?」
とかくだらないこと考えてたんだけど、そのおじいちゃんがいなくなった途端踏切の車はスムーズに流れだした。

14 :
まあ、その日はテンガを購入し、自宅でふう。って感じだったんだけど、次の日にワンピースを買いに行った。
何度も言うが、おれの住んでるところは田舎だから、マンガ一冊買いに行くにも車で20分はかかる本屋に行かなければいけない。
そして例の踏切を渡る。
そしておれはまたあのおじいちゃんに遭遇した。
おじいちゃんはまた白い杖をもってて、でっかいリュックを背負ってた。
今度は踏切は渋滞になってなかったけど、おじいちゃんはふらふらでまっすぐ歩けてなくてすごく危なかった。
そしたら踏切の近くで工事してた見ためDQNが
「おじいちゃん!どこ行くの!」
っておじいちゃん呼びとめてた。
そしたらおじいちゃん
「●●病院にいこうとおもって・・・」
とか言ってた。
何度も言うがおれの住んでるところは田舎。
病院いくにも車で30分はかかる。
大人があるいても1時間はゆうにかかるだろう。
ましてやあのおじいちゃんの歩みでは1日かかるのではないか・・
って思った。
そしたら見ためDQNが
「あー●●病院ね!おれもそこ行く用事あるし一緒にいこうよ!」
っておじいちゃんをむりやりひっぱってった。
そのあとは見てないけど、車で行ったんだと思う。
おじいちゃんはなんかいも
「ありがとう、ありがとう」って言ってた。

15 :
そしてしばらくそのおじいちゃんに遭遇しないんだけど、1週間後くらい?にコンビニでおじいちゃんをみつけた。
おじいちゃんは踏切であったときとおんなじ格好で、また白い杖をもってた。
店員さんに「これはあんぱんですか?」ってきいてた。
ちょっとかわいかった。
そしておれもそのコンビニでかいもんして帰ろうと思ったとき、おじいちゃんも店からでてきた。
おじいちゃんは横断歩道わたろうとしてたんだけど、思いっきり赤信号だったから車にクラクションならされてた。
そしておれはついにおじいちゃんに声をかけた。

16 :
「・・・ど、どこいくんですか!!」
おれが背後から急に声をかけたもんだからおじいちゃんは「きゃう」みたいな声だした。
「ど、ど、どこいくんですか!よかったらのりませんか!」みたいにキョドった感じだったと思う。
ニートの諸君にはわかると思うが、普段声を発さないと本当にしゃべらないといけないときに声が出ないんだよね。
しゃべったときに「あれ、おれってこんな声だっけ」って思いながらしゃべってた。

17 :
あうー

18 :
テンガって何?

19 :
>>18
オナホだ。ばか。

20 :
そしたらおじいちゃんにこって笑って
「ほんとうに?おねがいします」ってぼうしとって頭さげた。
おれ、日常生活でひとに頭さげられることなんてなかったからびっくりしてどうしていいかわかんなかった。
まあ、そんなこんなでおじいちゃんはおれの車の助手席にのった。
そしたらおじいちゃん「きみ、年齢わかいね。25〜6でしょ」とか言ってきた。ズバリあたってたからびっくりした。
おじいちゃんは「わたしね、いま60歳なんだけど、25でいきなり目が見えなくなったの。」
とか自分語りしだした。
そんな過去を話されたってコミュ障のおれには
「そ、そなんスか。」
くらいしか言えなかった。
ちなみにおじいちゃんは自分の家に帰るつもりだったらしく、おじいちゃんが自宅への道をナビしてくれた。

21 :
男が使うエロ道具、こんにゃくで代用可

22 :
車で走ること約20分。おじいちゃんの家についた。
おじいちゃんの家は小さくて、表札もあがってなかった。
今にも倒れそうな家で、雪がふったら危ないだろうな、なんて考えてた。

23 :
めぐ、えっち…。

24 :
まじかwつぎからつかってみるわwありがとw
まあ、そんなこんなでおじいちゃんは
「ありがとう、本当にありがとう」っておれと握手した。
おじいちゃんはなれた手つきで家のカギをあけていた。
きっと一人暮らしなんだろうな。
勝手に考えて、勝手に苦しくなった。

25 :
それから半年くらいたったある日、季節は春。ぴかぴかのリクルートスーツポニテが駅をさまようこの季節、おれはまだ親スネイーターだった。
確かこんときはリクルートスーツポニテをオカズにしようと駅ではっていたんだ。
車のなかで息をひそめて。
そしたらあのおじいちゃんが半年ぶりにおれのまえにあらわれた。
半年前にみた格好とおなじ格好。
でっかいりゅっくと白い杖もそのまんま。
おじいちゃんはふらふらと駅を歩いていた。

26 :
おれは思わずくるまからとびだして
「おじいちゃん!おじいちゃん!」
と声をかけた。
コミュ障のおれがw
そしたらおじいちゃん
「あ、コンビニで声かけてくれた、えーっと・・どうていくんだね!」
って返してくれた。
なんか、ちょっとジーンとして
「覚えててくれたんすか!」
とかまいあがった。
そしたらおじいちゃん
「うん、一度たすけてくれた人の名前と声は絶対にわすれないよ。あのときは本当にありがとう」
ってまた帽子をとって頭をさげた。

27 :
んで、またおじいちゃんを車にのせる流れに。
おじいちゃんは
「いいよ、どうていくんはなにか用事があったんじゃないの?」
と言ってきたがまさかオカズを探してるなんて言えなくて
「だいじょうぶ!たまたま駅にいただけだからww」
なんて言って家まで送ってくことにした。

28 :
(ノ_・。)うち、既に泣きそうです…

29 :
はやくはやくー

30 :
まじかww
どこなくポイントだよww
そんなんでおじいちゃんの家についた。
おじいちゃんの家は相変わらずぼろくって、半年前よりなんか傾いた感じさえしてた。
でもそんなボロ家ににつかわしくないほどのきれいな桜の木があった。

31 :
うちゎリクルートスーツポニテより、
ツインテール女子高生制服姿が興奮する。
それか体操着が興奮する。

32 :
おかずwww

33 :
その桜はほんとうにでっかくて、どの花もピンクがきれいだった。
おじいちゃんはおれのくるまから降りて
「どうていくん、一緒におりてもらってもいいかな?」
とか言い出した。
いつもなら一人でさっさとおりてくのに。
そしたらおじいちゃん、おれの腕につながりながら白い杖で地面のわれめ?をこんこんして
「ここのわれめから桜の木までどれくらい距離ある?」
って聞いてきた。
おれは
「んー・・・1mくらいかな?」
って答えたらおじいちゃん
「桜の木まで連れてってくれる?」
とか言い出した。
おいじいさんw積極的じゃねえかw
とか思ったけどどうせおれには用事ないし、おじいちゃんと一緒に一歩づつ歩いて桜の木のすぐ近くまできた。

34 :
うちも30歳だよ。

35 :
こういうのはvipの方が盛り上がると思うんだが

36 :
なげぇ〜な
眠くなってきた

37 :
そしたらおじいちゃん、桜の木みて
「きれいだなあ」
って言って、泣きだしたんだよ。
おれ、びっくりした。
いやなににびっくりしたって、まずおじいちゃん目みえないじゃん!ってとこ。
きれいかどうかわかってんのー!?WW
ってつっこみたかったけど、そこはぐっとこらえた。
そしたらおじいちゃん語りだした。
おじいちゃん語ってる風にかけないからおれのことばでかくね
おじいちゃん18のとき、将来結婚しようと言っていた女の子がいて、お互いの両親にも挨拶をすませてたんだって。おじいちゃんの家もおじいちゃんの彼女の家も昔ながらの名家らしくって、お互いの両親は大賛成だったんだって。
でも運命は残酷でおじいちゃんが25のときに高熱で失明したんだって。
そしたら相手の両親は結婚大反対。
それでも彼女はおじいちゃんと結婚するつもりだったんだけど、彼女の両親が彼女を県外にすまわせて、むりやり結婚させちゃったんだって。

38 :
ごめんなW打つのおそくてW
でも彼女はおじいちゃんをあきらめきれなくて、ある日こっそりおじいちゃんの実家に桜の木をおくってきたんだって。
「何十年後でもいいですから、この桜をあなたと見たいです」
って手紙をそえて。
もうおじいちゃん大感動で、そのサクラをすぐ実家の庭にうえようとしたんだけど、おじいちゃんの両親が
「あんな女のおくってきた桜なんて家にはうえられません!!」
てかんじで植えてくれなかったんだって。
そんなんで、おじいちゃんは
実家にうえられないんだったら、空き地にうめちゃえ!
みたいな感じで当時家にいた庭師の人にたのんでてきとーな空き地にうめたんだって。

39 :
そして何年もの月日がたって、おじいちゃん家の後継ぎをきめることになった。
おじいちゃんはその家の長男だったから自動的に後継ぎになって、お金もあってヒャッハーwの予定だったんだけど、母親に「こんなめくらに家はつがせられないって言われて、結局次男坊が後をついだんだって。
そしたらおじいちゃんは家にいづらくなるし、近所からも白い目でみられるようになって、逃げるように実家を出たそうな。
そして、当時おじいちゃんにやさしくしてくれた庭師さんに連絡をとって、あの桜を植えた場所に小さな小屋をたててもらったんだって。

40 :
それがいまのおじいちゃんの実家ね。
そしておじいちゃんはその桜が咲くたびに触りたい、とか匂いかぎたいっておもってたみたいなんだけど、自分は一人暮らしだし、初対面のひとにも頼めないな、って感じでずーっとスルーしてた。
んでここでおれ登場w
みたいな流れだったわけよ。

41 :
その話をきいてから、おれはおじいちゃんを見つけるたびに車にのせるようになった。
一緒に本屋にもいったし、桜もみにいった。
ココイチにもいった。
おじいちゃんはそのたびにぼうしをとっておれに頭をさげた。
そしておれも頭をさげた。最後に握手。
これがおれとおじいちゃんの挨拶だった。

42 :
おじいちゃんはおれに会うたびにいつも
「どうていくんといると、25歳のころに戻ったみたいだよ」
とかいってくれてた。
実際おれも楽しかったし、おじいちゃんと遊ぶ金ほしさに深夜のコンビニでバイトしはじめた。
おれの生活は少しずつだけど変わっていってた。
そんなときだった。

43 :
おじいちゃんを車にのせているとき急に
「どうていくん、実は私は胃を切除していてね。本当は煮干し一握り分しか食べられないんだ」
とか言い出した。
確かに、今までココイチとかうどんとかマックとか一緒に食ってたけど、おじいちゃんほとんど食べなかった。
口に合わないのかな、って思って
「おじいちゃん、あんまり好きじゃない?」
とかきいてたけど、おじいちゃんは
「どうていくんとこんな場所にこられるだけでわたしは胸もお腹もいっぱいです」
みたいなこと言ってたからあんま気にしてなかった。
胃か〜よくわかんねえけど、生きてるし、まったく食えないことはないんだろう、
って思ってたらおじいちゃん急に
「胃をきったのは、がんができたからなんだけどね、そのがんがまた再発したみたいなんだ」
とか言い出した。
おじいちゃんいわく、前に胃の3分の2ほどきってるから、つぎ切るってなったら腸が胃のかわりになる手術をしないといけないらしくて、
なんか大変なんだって。よくわかんないけど。

44 :
(ノ_・。)泣いた…

45 :
私もすでに泣いた…

46 :
そのはなしきいてておれはまたその手術をするんだと思ってた。
そしたらおじいちゃん
「どうていくんには、素晴らしいものをたくさん見せてもらいました」
とか言い出した。

47 :
おいおい!!なに勝手にしめくくってんだよ!って感じでおれはびっくり。
「おじいちゃん、手術すればいいじゃん!!」
って言ったけど、おじいちゃんテラ頑固ww
絶対に首をたてにふらないのww

48 :
見てくれてる人、ありがとう、うつの遅くてごめんなさい
「いやだよ!おじいちゃん、一緒に称名滝(北陸にある有名な滝)見に行くって言ったじゃん!」
運転中に泣きわめくおれ。
「そうだね、だいじょうぶ、今すぐ死んじゃうっていうわけじゃないから。近々予定たてましょうか」
なんて言ってきた。
テラ冷静ww北村弁護士も真っ青ww

49 :
でもおれは納得いかなくて、バイト増やしてお金ためるから手術しよう!って説得した。この時点でおれは深夜のコンビニとスーパーの品だしのバイトをかけもちしてて、月15マソは手元にはいってた。
携帯も解約して、エロゲもテンガも買わなければ月18マソは手元に残る。
すくない脳みそフル回転して考えた。
18×6カ月・・・100マソちょい・・
手術とか100マソくらいあれば足りるだろ!!
そう思っておじいちゃんに言った。
「死ぬとか考えるな!!おじいちゃんは死んでも天国行くだけだけど、残されたやつのこと考えてよ!!」
おれはキレた。

50 :
そしたらおじいちゃんは冷静に
「どうていくん、青になってるよ」
とか言ってきた。
ペースくずし上手ww今風に言うとKYww
おじいちゃんは
「ありがとう、そんなに言ってくれるどうていくんに出会えて、わたしは世界一幸せものです。
25で視力をうしない、家族も恋人もうしなって一人で生きてきたわたしだったけど、
どうていくんとの神様がくれた宝ものです。ありがとう、ありがとう。」
そういっておじいちゃんはぼうしをとって頭をさげた。
おれは涙で視界がぼやけてたけど、おじいちゃんは笑ってたように見えた。
いつもの優しい笑顔だった。

51 :
いつもの癖でおれも帽子をとる格好をした。
でも運転中だったから帽子は後部座席においてた。
そしたらおじいちゃん
「どうていくんの帽子はどこに置いたんだっけ」
とか天然かましてきたw
キタこのKYww
今それ言わなくてよくね?
今だからそんなこと言えるけど、あの時は涙涙でそんあこと言えなかった。
ありがとう、って言いたかったけど、言ったらおじいちゃんとお別れしてしまうような気がして、言えなかった。
「どうていくんの、やりたいことはなに?」
おじいちゃんは急におれにきいた。
え?このタイミング?とか思ったけどとりあえず
「いやーなにもないよ」って答えた。

52 :
そしたらおじいちゃん
「どうていくんは、車がすきなのかな?いつも車がきれいだし」
とか言い出した。
確かにおれはおじいちゃんを乗せるようになってから、1週間に1回は車をフル掃除していた。
ネットで「目がみえないひとは鼻がめっちゃいい」みたいなこと知ってから、車はめっちゃきれいにするようにしてた。
おじいちゃんはそのことに気付いてくれてた。
うれしかった。
なんか、ほめられた気がした。

53 :
( -д-)zZZ
( ゚д゚)ハッ!!!

54 :
「いや、好きなわけじゃないけど、することないし暇だし・・・」
そしたらおじいちゃん
「好きでもないことをずっと続けられるなんて、どうていくんはやっぱり素晴らしい人だね。」
とかべたほめしだした。

55 :
目のつけどころが違うWさすが名家WW
そういえば1年近くおじいちゃんといたけど、おじいちゃんはおれの年齢知ってるのに、おれがバイトしかしてないことについて、おれに聞いてきたこと一切なかった。
「そういえば、おじいちゃん、おれがバイトって知ってた?定職についてないんだよ、おれ」
おじいちゃんに言ったら
「そうなんだ」
って。
絶対知ってるやろー!!とか思ったけど
「おれのこと、ばかにしないの?」
思い切ってきいてみた。
そしたらおじいちゃんきょとんとしてる。
なんで?
みたいにはてなマークがたくさんとんでる顔。
初めてマックココイチの10辛たべたときもこんな顔してたなWそういえばW
「じゃあ、どうていくんは目の見えないわたしをばかにしないの?」

56 :
「えっ、するわけないじゃんwwなんで?」
質問返ししたったww
そしたらおじいちゃん
「それと一緒だよ。わたしとどうていくんは生まれた年代も、過ごした場所も、見えているものも違う。違う人間同士が違う個所をつつきあう必要はない。みんな違ってるんだから、それで普通じゃないかな」
名言キターーーww
「どうていくんはわたしに生きることの楽しさを教えてくれた。でもそれはどうていくんにとって当たり前の日常だったものだよね。そしてどうていくんはこの時間ためにバイトを始めた。
そのおかげでわたしはおいしいものもたくさんいただけた。でも働くということは一般的には当たり前の日常だったものだよね。
もともとは全く共通点の無い、しかも普通じゃない二人が出会って、お互い幸せな道を歩けた。
もしわたしは目がみえていて、どうていくんはばりばり働いていたら、わたしたちはきっと出会っていないし、
こんなに大切な存在ができていただろうか。
わたしは思うんだよ。普通=幸せなのか。って」
「まあ、こんなことを言ったら世の中の働かない子たちはますます働かなくなっちゃうと思うから、わたしのこの考えは時と場合によるけど」
おじいちゃんはそう付け足した。

57 :
なんか長いことかいたけど、おじいちゃんはこんなこと言ってた。
そしておれはおもった。
おじいちゃんのおかげでおれはかわれてきてるし、おれのおかげでおじいちゃんも幸せになってる。
おれたちの相乗効果パネエwwと。
てことは、おれががんばればおじいちゃんはもっと幸せになれるんじゃね?w
おじいちゃん幸せなったら癌とか治るんじゃねw
もしそうなったらおれ、おじいちゃんと二人でくらそうw
いやいや、でも癌また再発したらコエーしな
そういうのが管理できる仕事につこう
医者?まじ?今から?キツくね?
あ、じゃあ看護師?看護師ならハードルひくそうじゃね?w
いけそうww
「おじいちゃん、おれ、看護師なるわ!!」

58 :
いきなりでっかい声でいったからおじいちゃんびっくりしてたけど
おじいちゃんにっこりして
「どうていくんを待っている患者さん、たくさんいると思うよ」
って言ってくれた。
おれは そんなんいいから!おれはおじいちゃんのために看護師なるんだし! って言おうと思ったけど、
なんか言えなくてヤメタ。

59 :
そしていまのおれのスペック。
・32歳
・ニート改め、正看護師。大学病院で勤務してる
・看護学生時代の実習がつらすぎて15キロ減。デブは卒業した
おじいちゃんに看護師なる宣言してから、3年卒の看護学校にはいった。
毎日めっちゃ勉強して、おじいちゃんと遊ぶためにバイトも続けた。
学費についてはうちの学校には学年トップには、学費がただになる制度があって(特待生)
おれは3年間それにお世話になったから学費では困らなかった。
おじいちゃんとは週1で遊んだ。
実習中には全然遊べなかったけど、称名滝もいったし、カラオケにもいった。
おじいちゃんはおれが看護学校に合格したことをすごい喜んでくれた。
「どうていくんが看護師になるまではわたしもがんばるよ!!」
とか言ってくれてた。

60 :
ちなみに看護学校に行くまえに、親に甘える自分をやめようと思い、実家を出て、学校の近くにアパート借りてそこに住んでた。
携帯も解約してたし、親とは絶縁状態だった。
親もおれのアパートは誰かにきいて知ってた?みたいだったけど、3年間一度も訪ねてこなかった。
ちょっとさびしかったけど、余計やる気になったおれ。
ちょー勉強してた。

61 :
そしておれが看護学生2年生のとき。
看護学生はだいたい2年生で戴帽式ってのがあるんだけど(ナースキャップをもらえるやつ)
その式の前の3日前に、おじいちゃんが亡くなった。
しかもおれがそれを知ったのは新聞のお悔み欄で。
うちの学校には英語の授業があって、英文で最近の出来事をスピーチしなければいけない。
おれは英語が苦手だったからいつも「トゥデイ イズ レイニー。オーマイゴッド」みたいなのしか言ってなかった。
けど、英語の先生に「つぎの英語の試験で9割とらないと、特待生あぶないよ」ってはっぱかけられた。
いつもは他の教科がいいからそれでカバーしてたんだけど、おれの英語があまりにもひどい!あんなやつが特待生なんて!
みたいなクレームがあったらしいW
それで、次からは全ての教科の平均点数が9割を超えることが特待生の基準になった。
そしておれは気合をいれようと、スピーチ材料を探しに新聞を買い、読んでいた。
そこにあったおじいちゃんの名前と住所。
おれは頭がまっしろになった。

62 :
葬式は隣町のセレモニーホールで行われるらしかった。
おれはとりあえずスーツを着てそこに向かった。

63 :
てやんでい・・・・

64 :
到着したホールはめちゃめちゃでかかった。
こんな田舎にこんな人がたくさんいるのかと思ったくらい人がいた。
黒のベレー帽にあみあみついたのかぶってる女のひととかいた。いかにも金持ちってかんじのひとたちがいっぱいいた。
おれはとりあえず中にはいった。
でっっっかい祭壇には波みたいに菊でかざられていて、真中におじいちゃんの写真があった。
若いころの写真みたいだった。おれのしらないおじいちゃんだった。

65 :
喪主は二男だった。
おれのなかで二男は敵キャラだからすげーむかついた。
おまえのせいでおじいちゃんはあんな目にあったんだぞ!って言ってやりたかった。
そんなこと考えているうちに喪主の話がはじまった。

66 :
夜勤乙

67 :
「兄が一人で暮らし始めてから、わたしたちは何度も兄の家をたずねました。一緒に暮さないか、と。
しかし兄はわたしたちを拒み続けました。」
喪主は続ける
「わたしと兄の幼少期を知っている方は、今更な話だとお思いになる方もいらっしゃるでしょう。そうですね。これはわたしのいいわけです。
わたしと母が兄を追い出したと言っても過言ではありません。兄がわたしたちを拒み続けたのにはおおきな原因があったのです。
ある日、わたしは言いました。
なら、せめてその桜の手入れをさせてくれないか、と。
すると兄は昔の兄に戻ったようにやさしい顔で そうか、よろしく頼むよ。 と言ってくれました。
そのときに気付きました。
あなたが○○さん(おじいちゃんの彼女)をどれだけ愛していたか。
○○さんを失い、あなたがどれだけ苦しかったか。
あなたが逃げるように家を出てから、わたしはなぜもっと早く「帰ってきて」とあなたに言えなかったのか。
今更ですが・・・お兄さん・・・本当にごめんなさい。
あなたはいつまでたっても、わたしの最愛の兄です。
ありがとう、ごめんなさい。
天国で、どうか安らかに。」

68 :
ホール内がしんとなった。
音一つきこえなくて、耳鳴りがしそうだった。
おれは泣いていた。
ぼろぼろ泣いていた。
おじいちゃんが亡くなったことじゃなくて、おじいちゃんを愛していたひとがいたってことがうれしかったんだと思う。
これでおれのはなしはおわります。
釣りくさいですが、ぜんぶ事実です。
はじめてスレたてたんで、戸惑って遅くなり、すみませんでした。
みてくれたひと、ありがとうございました。
ちなみに、おれはいま大学病院で看護師をしているけど、将来的には地域の独居老人とかを訪問する訪問看護師になろうと思ってる。
いまはとりあえず経験つむつもり。
ニートの仲間よ!!
まじいっかい本気だしてみて!
おれみたいに人生かわることもあるかもしれないから。
じゃ、おやすみ

69 :
ちなみに準夜あがりでした!
きょうねてあしたは日勤だー!
がんばる

70 :
もう寝たかな?就活サボってNNTの大四です。
はじめてこの板来たけど、俺も頑張ろうって気持ちになった。

71 :
全部読んだけど前の書き込みになるが何故、信号青だよって目の見えないお爺さんがわかるの?ココイチとかは1が、お爺さんの分払ってたの?ワリカン?コンビニバイト時代、月15万で月18万貯めるって?不可能じゃない?

72 :
いい話だけど俺も信号の所は疑問に思ったな

73 :
実話なら1が努力したと思う。しかし家族にニ−ト時代だいぶ世話になったのは今、苦労して正看護師になったならわかるよね?親孝行しよう。お爺さんの倍以上、家族に親孝行しよう。余談だが、テンガ..あれは最高だw

74 :
意味がわかると怖い話ってやつですね わかります

75 :
じいさんは桜の木も見えてたみたいだし。少しは見えてたのかな。

76 :
見てくれてたひとありがとう。
信号のところ、ごめんね。
信号は、歩行者信号が青の時に「ぴよっぴよっ」っていう信号があるんだけど、
そのぴよっぴよっがきこえたときに言われたW
お金はワリカンのときもあったけど、ほとんどはおれがはらってた
おれは靴とぼうしがもともと好きで、通販で結構かってた
めんどくさくてはしょったけど、通販やめれば18いくなWってかんじだた

77 :
いまは親孝行してるつもりw
看護師になって、ひかれるもんおおくてバイト時代より給料はさがったけど、
とりあえず家にすんで、家に5マソずついれてる
なにからすればいいのかわかんなくて、とりあえず食事後のちゃわんとかはあらってる
深夜明けで帰ってきても、かならず3人で朝ごはんくってるwそしておれはねるw
アドバイスありがとうw

78 :
NTTの大四くん!
自分の人生だし、そんな時期があってもいいとおもう
ただ、じぶんで「これはあかん!」
っておもう時期がきたらうごけるといいかも!
がんがれ!

79 :
そうか。説明ありがとう。立派になったんだな。テンガから脱同定も近いなw俺は同定では無いが今は居ないからテンガと共に転落人生を生きるぜw

80 :
最高の友達だね。
最高のと経験と感動をしたね。
二人が過した日々は
おじいさんにとっても、キミにとっても
失っていた時や不毛に過した青春を取り戻せた
そんな時間だったんだろうね。
そして、新たな一歩へと踏み出し
人生を良い方向に変えてくれたそのお爺さんに感謝だね。
どうてい君には
スゴクいい話を聞かせてもらったよ、ありがとう。

81 :
まー全部嘘だというのはわかるが何がいいたい1?
ニートが爺を介しておまえらもやれば出来るぞって奮い立たせたいのか?
そんな奴お前も含めておらんわ馬鹿

82 :
現実的に両親や友達とも協調性がない人間が
盲目の見知らぬ老人とのやり取りで奮起する可能性
現実の社会システムに於いてコンビニはサービス業として会話のスキルを要する

83 :
コンビニのバイトみたいな激務が勤まる人なら、どこにいても力強く生きられるよ
他人を思いやる心の強さがある人が本当に羨ましい

84 :
テンガは結構高い\

85 :
いつか成功者を妬む時期が来る それはどんな善人にもだ 

86 :
質問しまし。
どうていさん、おじいさんといて楽しかった思い出なんですか。

87 :
一瞬で喪女が書いた駄文だと分かる

88 :
学校に入学したのはいくつの時なの?
一人暮らしの家賃とか親に出してもらってたの?

89 :
長文はちょっと飛ばして全部読んだ、泣きました。
>>8は最低だと思ったけど、今頑張ってるならいいかなと思う。
俺は実話だと思う、嘘じゃここまで書けない。

90 :
あと青信号も気になったけど、ニート時代のテンガとか買い物って親から小遣いもらって買ってたって事?
それはこの板のニートみんなに言える事だけど

91 :
自暴自棄気味の現在から、何とかやる気と希望を復活させるために、他人の成功談を
ネタにさせてもらおうと読んでみたのだが・・・。
なんか現実味が感じられないというか、小説好きな人が自分も書いてみようと創り上げた
短編作品にしか見えない。

92 :
>>91
やる気出すのを他人に頼るようじゃどんなの読んでもそう思うだろうよ

93 :
俺は霊能力者の江原さんで人生変わった。
高校中退して3年間ひきこもりで、対人恐怖症だった。
人と会うだけで心拍数があがり、冷や汗も滝のようにでた。
でも彼の本を読んでから世界観がかわった。
それでもすぐには変わることはできなかったけど、ニートからは抜け出せて
今は定収入だが自立して一人暮らししてる。
テレビで叩かれた彼だけど、テレビの汚さは今の人たちにはよくわかると思う。
全部上層部が決める独裁放送。でも彼の本を読めば、誤解もすぐ解けるし、何より前向きになれると思う。
生きていて嫌なことはほとんどないし、今は幸せだと口にして言える。
宗教的なものではないので、気軽に図書館で読んでみてもいいと思う。

94 :
>>92
どういう理屈だよw。

95 :
>>94
やる気なんて自分から出すものなのに、何かきっかけがないとやる気起きないなんて言ってるのは甘え。やる気出さなきゃ何にも始まらん

96 :
>>94
それ「読んでみたが現実味を感じない。創作みたいだ。」と、どんな関係があんの?

97 :
>>96
そこじゃないよ。前文のやる気を復活させるためにネタに使わしてもらうってとこなんだてけどな。

98 :
>やる気出すのを他人に頼るようじゃどんなの読んでもそう思うだろうよ
どう思うの?

99 :
>>97
それ、おかしいだろw。
だったら「どんなの読んでもそう思うだろうよ 」ってどういう意味だよ?
どうみても、「現実味がない、創作みたいだ」と感じる根拠を焦点にした表現だろ。

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