2011年10月1期エヴァシンジ君が眼鏡かけてて図書委員だったら
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シンジ君が眼鏡かけてて図書委員だったら
- 1 :11/09/11 〜 最終レス :11/12/26
- 興奮します
- 2 :
-
- 3 :
- 美化委員でも良いぞ
- 4 :
- 生徒会で書記も良いじゃね?
- 5 :
- 放送でもいい
- 6 :
- それって山岸マユミ…
- 7 :
- あっ・・・
- 8 :
- マユミって確かに似たところはあるけど
見た目はかなり違うし、性格も結構違うでしょ
- 9 :
- シンジは吹奏楽部に入るべき
- 10 :
- ボーカルは委員長で
- 11 :
- 「返却は○○日までにお願いします」って言うだけなのに
緊張して声が裏返っちゃうシンジくんかわいい!
- 12 :
- 「返却日を守らない奴は許さない!来い!」
- 13 :
- △△「これの次の本ってないんですか?」
シンジ「あ、はい」
△△「リクエストカードってのに書けばいいんでしたっけ」
シンジ「いや、まだ次の本出てないんですよ」
△△「ああ、そうなんですか」
シンジ「ぼくも早く読みたいんですけどなかなか出ないんですよね。ぼくが推理ものにはまったのもこの人がきっかけで――って、どうでもいいですよね、こんな話。ごめんなさい」
受付の机にうつぶせになっているシンジさん。どうやら眠っているようだ。起こさないように、そっと図書室を出た。
図書室が開く時間より早いけどドアを開けてみた。シンジさんがクッキーを食べていた。
△△「図書室内での飲食は禁止では……」
シンジ「これあげるからみんなには黙ってて。なんかお腹すいちゃって」と照れたように笑って、クッキーをくれた。
- 14 :
- そんな可愛らしい図書委員がいる学校に通ったことねえ!
- 15 :
- そんなんじゃ毎日図書室に入り浸りだ
- 16 :
- 受付にいるシンジ「あー、もう、なんだよこれ!」
本棚で本を探している△△「!?」
シンジ「……」
△△「……?」
シンジ「……」
数分後。
△△「あの、これ借りたいんですけど」
シンジ「はい、これ書いてくださいね」
書きながら△△「……あの、さっきどうかしたんですか?」
シンジ「ほら、これ」
△△「わ、書き込みが」
シンジ、腹立たしそうに、「なんで図書室の本にこういうことするんだろう。消しゴムで消してるんだけど、きれいには消えなくて」カードにスタンプを押し、「2週間後だから〇月×日までです」
△△「はい」
怒ったシンジさんは案外おっかなかった。
△△「本返しに来ました」
シンジ「はーい」
△△「なんの本を読んでいるんですか?」
シンジ「クジラの本。クジラって何キロも離れた仲間と話すんだって。何を話すんだろ」
△△「うーん……」考えるが、わからない。「さようなら」
シンジ「さようなら」
本を読んでいる時のシンジさんは口数が少なくて、突拍子もない事を言う。
- 17 :
- クジラまじか
初めて聞いた
- 18 :
- >>17
うろ覚えなんだけど、ずいぶん前に見たNHKスペシャルでやってたんだ。ソナーみたいな単一の音じゃなくて、ある程度複雑な音の組み合わせのやり取りをクジラ同士でしていて、どうやらこれは会話なのではないだろうかという内容だった。
もうひとつの説では、会話というよりも歌に近いのではないかというものがあった。その音の組み合わせは毎年少しずつ変化していると研究者は言っていた。
水は、空気よりも音を遠くまで伝えるから、クジラの会話とか歌とか想像してみると不思議な気持ちになる。
なにぶんうろ覚えなので詳しくはググってみてね。
- 19 :
- 鯨すげー
- 20 :
- シンジ君が図書委員なんて、マユミendにフラグ立ちじゃね?
- 21 :
- 中学生って何かの委員会に必ず入らなければいけないんだっけ? あと、シンジ以外のキャラ出すのはスレチ?
- 22 :
- 細かい事は気にすんな
- 23 :
- >>22
やー、でも、細かい事をきっかけにネタが書けたりするんだよ。細かい事っていうか、とっかかりかな。>>11読んで、「受付、シンジ……」って思って>>13を思いついたし。
コンテニューのマリの表紙を見て、プラグスーツってこうなってたんだって思って、話ひとつ書けたし。それまで、プラグスーツってどうやって着てるんだか全然わからなかった。
- 24 :
- 捕手
- 25 :
- 図書室前の廊下。
カヲル、ドアに貼られた『図書整理のため本日は閉室です』という紙を見て、「なんだ、休みか」
シンジ、カヲルの後ろから、「渚君?」
カヲル、振り返って、「ああ、碇君か。今日は休みなんだね」
シンジ「うん。何か借りたい本あったのかな」
カヲル「べつにないけど。暇つぶしに来ただけだから」
シンジ、図書室のかぎを開けて、「あの、よかったらでいいんだけど、手伝ってくれないかな?」
カヲル「ぼくが?」
シンジ「駄目だったらいいんだけど」
カヲル、すこし迷うが、「……うん、いいよ」
シンジ、笑顔で、「ありがとう」
カヲル、台車の上の本を手に取り、「これで終わり?」
シンジ、カヲルから受け取った本を本棚に戻しながら、「うん、後は期限切れなのに本を返してない人がいないかぼくがチェックするだけ。手伝ってくれてありがとうね。何か借りてく?」
カヲル「いや、いい。それよりも、ちょっとそこで本を読んでいたいんだけど」
シンジ「うん、いいよ」
黙って本を読むカヲル。
貸し出しノートをチェックするシンジ。
ヒカリ、図書室のドアをノックして、「図書室さん、いますか?」
シンジ「はーい」ドアを開けて、「うまく焼けた?」
ヒカリ、笑顔で、「うん、ばっちり」
シンジ「渚君、渚君もよかったらお茶にしない?」
カヲル「お茶?」
- 26 :
- 調理実習室。
シンジ「誘ってくれてありがとう。でも、いいのかな」
ヒカリ「うん。うちって幽霊部員が多くて、いつもいるのは綾波さんとあたしの二人ぐらいじゃない? お菓子ってある程度まとまった量じゃないと作れないから、いつも二人だと多いぐらい出来ちゃうの。だから、かえって助かるわ」
カヲル「ここって何部?」
ヒカリ「製菓クラブよ」
カヲル「ふうん」
レイ「紅茶とコーヒー、どっちがいい?」
シンジ「ぼくは紅茶がいいな」
カヲル「ぼくも」
ヒカリ「今日はマドレーヌを焼いてみたの」と、マドレーヌを乗せた皿とフォークを持って来る。
シンジ「わ、おいしそうだね」
ヒカリ「あたしたちもまだ食べてないの。うまく焼けてるといいんだけど」
レイ「はい、紅茶」と言って、カップを置く。
シンジ「ありがとう、綾波」
ヒカリ「渚君は砂糖入れる?」
カヲル「いや、いい。要らないよ」
ヒカリ「そう」
シンジ、ひと口食べて、「うん、おいしいよ」
ヒカリも食べて、「よかった、今回は成功ね。やっぱり、自己流は失敗の元ね」
シンジ「綾波は食べないの?」
レイ、紅茶を飲み、「ええ、帰ってから食べようと思って」
- 27 :
- S-DATで、日光線の走行音のテープを聞いていた。
電車はおそらく107系電車。A面は、宇都宮〜日光、B面は日光〜宇都宮間の音。
- 28 :
- >>27
それって楽しいの?
- 29 :
- ホシュエル
- 30 :
- ほす
- 31 :
- マドレーヌを食べ終えたシンジ「ごちそうさま。そういえば、洞木さんの本の返却期限は昨日だったんだけど」
ヒカリ「あっ、ごめん。忘れてたわ……」
シンジ「読み終わったの?」
ヒカリ「まだ途中なの。もうちょっとで読み終わるところなんだけど」
シンジ「昨日返して、また借りたことにしておく?」
ヒカリ「いいの?」
シンジ「うん。みんなには秘密にしておいてね」
ヒカリ「うん、ありがとう」
シンジ「じゃあ、そうしておくね。ポットとカップ、図書室に持って行ってもいいかな? ちゃんと洗って戻しておくから」
ヒカリ「いいわよ。かぎは碇君が返しておいてくれる?」
シンジ「うん、わかった」と、調理実習室のかぎを受け取り、ポットを持つ。
カヲル「隣で飲むんだろ? カップはぼくが持つよ」
シンジ「ありがとう」
- 32 :11/12/26
- 図書室。
紅茶を飲みながら黙って本を読むシンジとカヲル。
カヲル「碇君はいつもこうしているの?」
シンジ「え? あ、いつもじゃないけど、たまにかな。本の整理と、製菓クラブのお菓子作りが重なった時だけ」
カヲル「そう。……洞木さんのあれ、いいの?」
シンジ「本の返却の事? 本当は良くないんだけど、あと少しで読み終わるみたいだし、洞木さんは返してくれる人だから。それに、ここで本を借りる人は少ないし」
カヲル「そう」
シンジ「みんなは近くの図書館で借りるみたい」
カヲル「ああ、あのうるさい所」
シンジ、笑って、「本はあるんだけどうるさいよね、あそこは」
カヲル「あそこじゃ本なんかろくに読めやしないよ」
シンジ「あのさ、よかったら渚君も図書委員やってみない?」
カヲル「え?」
シンジ「渚君も本が好きみたいだし、委員っていってもそんなに忙しくないんだけど、どうかな?」
カヲル「……すこし考えさせてくれないかな」
シンジ「うん、気が向いたらいつでも言ってね」
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