2011年10月1期エヴァシンジ最強小説をつなげていくスレ
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シンジ最強小説をつなげていくスレ
- 1 :11/10/15 〜 最終レス :11/12/24
- 設定 第一話からで基本シンジ最強
さあはじめよう!
- 2 :
- スピーカー『現在、関東・中部地方全域に特別非常事態宣言が発令され・・』
シンジ「遅いなぁ・・・」
- 3 :
- あんたイカ?のAAよろしく
- 4 :
- 素手で全部の使徒を倒しました。
おしまい
- 5 :
- ゼーレが送り込んだ量産型も、シンジはアスカと協力して殲滅
補完計画は未遂に終わる
ゲンドウはショックで老いぼれ、ネルフも存在意義を失い解散
シンジは綾波と結婚
平和な家庭を築いている
終わり
- 6 :
- 黒神 めだか
「これはどういう事だ?」
碇シンジ
「球磨川が地上波デジタル放送の空きチャンネルを使用して、
お下劣な放送を流しているそうです。信じられません。」
式波・アスカ・ラングレー
「エロ放送なんて…。最低よ!」
黒神 めだか
「球磨川の大バカ者はどこだ!?」
- 7 :
- 碇シンジ
「めだかちゃん、安心するのはまだ早いですよ。ふと、町を見ると、膨大な量のケーブルが…。」
黒神 めだか
「切るんだ!そのケーブルをすべて切断してしまえ!」
- 8 :
- 第7ゲージ
リツコ「そうこれが人型汎用決戦兵器…」
シンジ「エヴァンゲリオン…」
リツコ「!?」
こんな感じでつづきをどうぞ
- 9 :
- _ _,. へ_/| / ヽ j | ヽ _____
``<_三三ミニァ 〉 〈 | r'´∠ -─┴ '´
\ `ヽ、_」 , - ─‐-- ─- 、 r<_/
\ 、 \ _ムィ 一/⌒ヽ、ー‐- `ヽ、」 /´ /
ハ  ̄/ / \∠ /
/ 厂 ̄7/ | 、 マ辷 ´
/ // / | ! \ ト、\
/ // j / / //| | | ヽ | \
j // | | | ||i! / j ||| || ! ヽ
i| / | | | | | iト、 // //||| |!|| | !
|レ|! ヽ | 「 T十r-ト、 〃 /i/ |/|/!/| |il | | |
| || ヽ | r〒テヾ、!ト、 /フー十|十!「|ij | ,イ |
| i! | ヽソ トィン:} ヽソ ===ミ、/!_|/ノ | >>1
| i! ヽ _|ハ┴''┴ 、 /├ ' | あんたイカぁ?
ト|| , -──‐|ハ rv──‐ァ /|├-─- 、 !
i |/ | || ト、 ヽ / /{| | \ |
|| ! |!┤ \ 、__ノ / j ハ \|
トiハ /ハヘ | ` ‐-‐ ´ 〃 | | j
! |! / トト! ! \ / /|_j.」 i /
| | __ `フ┬‐く \ / / | , |/
!| !イ`ヽ / | \ / | / \ レ /
|| || レ′ ` ー--‐ '´ V `y /
ハ| || ィ′ 、 `ー一 / | //
∧ ||j! | ヽ / | / /
! | ll | | , / /
- 10 :
- ゲンドウ「そうだ!」
シンジ「親父…」
ゲンドウ「ふ…出撃」
シンジ「ちょっと待てよマダオ!!」
- 11 :
- ゲンドウ「!?何といった・・・」
シンジ「マダオっていったんだよ!!あんたに良く似た声でグラサンかけた人生の敗北者だよ!」
ゲンドウ「ガキの戯言に付き合う暇はない…(あれ?こんな子だったっけ?)」
ミサト「(司令とマダオ…確かに似てるかも)wwww」
ゲンドウ「葛城一尉、なにをニヤニヤしている(怒)」
ミサト「も、もうしわけありません!」
ゲンドウ「まあいい…冬月、レイを起こせ!」
- 12 :
- 冬月「し、しかし碇…」
ゲンドウ「死んでいるわけではない…」
冬月「わかった…(碇め、息子の説得も満足にできんのかwww)」
しばらくすると、担架に乗せられた女の子が運ばれてきた
シンジが女の子をみると女の子は大怪我をしていた
シンジ「マダオ!これはいったい…」
ゲンドウ「おまえが乗らぬならレイが乗ることになる」
- 13 :
- 渚カヲル
「逃げてはだめだ!逃げてはだめだ!逃げてはだめだ!逃げてはだめだ!逃げてはだめだ!!
乗ります!四拾号機はこの僕が乗ります!」
エヴァンゲリオン四拾号機
アダムが作ったエヴァの一つで、40番目に作られたエヴァで、キハ40系気動車をモデルにして設計されている。
機体の色は、朱色五号で、いわゆるたらこ色である。S2機関はDMF15HSAを搭載する。220馬力で満足にシンクロできるかだな。
- 14 :
- シンジ「俺がいつ乗らぬと言った!!」
シンジはそう言うと一目散にエントリープラグに向かうと勝手に乗り込んだ
リツコ「なぜあの子が乗り方を知っているの?」
シンジ「ごちゃごちゃうるせー!母さんがこうして乗ってたからだ!!」
リツコ「まあいいわ!早く出撃準備!急いで」
こうしてシンジはエヴァンゲリオンのパイロットとして使徒と戦うこととなった
数多くの謎を残して…
誰か続きよろしく
誰も書いてなかったら自分で書く
- 15 :
- 渚カヲル
「またつまらぬ電波を飛ばしたか…。鉄道が好きなので、鉄道車両で、特に国鉄のディーゼルカーが好きだ。」
- 16 :
- 初号機は地上へ射出され使徒の前へと出された
シンジ「どうやって動かすんですか?」
リツコ「説明がまだだったわね…まずそこにカチューシャみたいなのがあるからそれつけて
これはシンクロシステムっていって搭乗者の思った通りにうごくわ」
ミサト「では、シンジ君!まずは歩くことを意識して!」
シンジ「すいません…もう走ってます」
ミサト「えっ」
- 17 :
- リツコ「マヤ、シンクロ率は?」
マヤ「信じられません89パーセントです」
リツコ「ありえない…」
ミサト「シンジ君、いつまでも走っていてはキリがないわ!使徒を攻撃して!!」
シンジ「すいません…もう倒しました」
ミサト「えっ」
冬月「勝ったな…」
ゲンドウ「問題…………ない」
冬月「いやあるだろ」
- 18 :
- 17です誰か続きかいとってくれ
- 19 :
- いきなり最初から走るなんて、到底無理だろうな…。
エヴァでろくに歩いたことも無いのに、走れなんて、走り出した瞬間に転ぶだろ。
転んだ後、起き上がろうとするも、うまく起き上がれず、また転ぶ。
自動車でもそうだが、練習しないで運転がうまくなると言うのは間違っている。
- 20 :
- スレタイにもかいてるけど最強だもん
- 21 :
- 学校にて
トウジ「すまん、転校生!わしを殴れ!!」
シンジ「は!?」
トウジ「わしは妹が怪我して最初はおまえのこと憎んだ!やけど妹はあのロボットが出てこなかったら私は
死んでたって言われたんや!!だから一瞬でもお前を憎んだわしを殴れ!遠慮はなしやぞ!!」
ケンスケ「こういう恥ずかしいやつなんだよ」
トウジ「やかましい!はよなぐらんかい!」
シンジ「どうなっても知らないよ」
ドゴ!!!!!!!!!!!!!
ピーポーピーポー
シンジ「だから言ったのに」
- 22 :
- 日向「パターン青使徒です」
ミサト「相手のことを考えない、女性に嫌われるタイプね」
綾波「非常召集、先行くから」
シンジ「あぁ、だが俺のほうが速い」
綾波「!!、これはディラックの海」
シンジ「んじゃ、お先に!!」
- 23 :
- ミサト「すぐに初号機発信準備!シンジ君を…」
日向「シンジ君、ロストしたようで...シンジ「ここにいるぜ」
ミサト「えっ」
シンジ「んじゃ!おれは準備しとくぜ」
ミサト「どうなってんの」
- 24 :
- 初号機は今回も地上へ射出され、使徒と対峙した
ミサト「じゃあシンジ君、今回は...シンジ「先手必勝!!このチ○コ野郎!!」
ミサト「ちょっと、シンジくん!!」
マヤ「使徒殲滅を確認…」
ミサト「どうなってんのよ!もう!!」
- 25 :
- 数日後、零号機起動実験
冬月「しかし、シンジくん…あまりに強すぎる気もせんかね」
ゲンドウ「問題ない…しかしあまり目立つのも得策ではない」
冬月「ではどうする?」
ゲンドウ「しばらくシンジを目立たせぬようにする…そのための再起動実験だ…」
- 26 :
- マヤ「零号機、起動」
リツコ「ふう…」
ミサト「これで戦力がまた増えたわね」
放送「芦ノ湖上空に未確認飛行物体を捕捉!パターン青を検出!使徒です」
ミサト「早速!?」
冬月「碇…」
ゲンドウ「問題ない…このまま零号機を出撃させる」
- 27 :
- その後零号機は使徒に撃たれて作戦続行を断念…帰還
葛城一尉の案により『ヤシマ作戦』が発動された
双子山山頂 エヴァ搭乗用仮設タラップ
シンジ「綾波はどうしてエヴァに乗るの?」
綾波「絆だから…碇君はどうして?」
シンジ「金のため!!でも死にたくないから使徒を倒す」
綾波「あなたは死なないわ…私が守るもの…」
シンジ「いや、攻撃は最大の防御…安心しろ、綾波は俺が守る!!」
綾波(キュン、何!?この気持ち…)
- 28 :
- オペレーター「3.2.1.陽電子砲発射」
日向「目標荷粒子砲発射」
ミサト「まずい、外した!!」
ミサト「再充填、急いで」
日向「だめです、目標第二射!!」
ミサト「シンジ君!よけて!!」
シンジ「しょうがない接近戦だ!」
そういうと初号機は音速を超えた速度でラミエルに接近すると、
そのまま蹴りでATフィールドを破りラミエルを殲滅した
ミサト「アタシの作戦って…」
今日は眠いんで明日学校から帰ってきてから続き書きます
書きたい人は続きをどうぞ書いてください
へたくそな文章ですいません…こんな駄文を読んでくれてありがとうございました
ちなみにロン毛オペレーターについてはこれから出すことになります
- 29 :
- シンジさんじゃねえかww
- 30 :
- そんでレイが惚れちゃうんですねわかります
- 31 :
- ヤシマ作戦で敵を殲滅後、初号機はなぜか双子山までダッシュで戻ってきた
実は使徒は速すぎて動きを追えない初号機の代わりに零号機を撃ち続けてたのだ
初号機で零号機のエントリープラグを引きずり出すとシンジは急いでエントリープラグへ向かった
シンジはエントリープラグのドアを殴って破壊する
シンジ「綾波!綾波!」
綾波「碇君、なぜ泣いてるの?」
シンジ「綾波が無事でよかったからじゃないか!」
綾波「これは涙…私泣いているのね…………ごめんなさいこんな時どんな顔すればいいのかわからないの」
シンジ「笑えばいい、泣いていじけた顔するより笑った顔のほうが素適だからね」
綾波(ニコッ)
- 32 :
- 国連軍太平洋艦隊、旗艦「オーバーザレインボー」
アスカ「ハロー、ミサト元気だった?」
ミサト「ちゃんとしてたわよ、アスカこそ大人になって…」
アスカ「ほかのところもちゃ〜んと女らしくなってるわよ!」
そのとき!船上に海特有の突風が吹いてアスカのワンピースがめくれてしまった
パン!パン!
リズムよく2回の乾いた音が鳴り響きシンジは自分の身に起こる危険を察知し防御した
ガシ!!
それがアスカは気に食わずその後10回連続の平手打ちを繰り出すが全てかわされる
アスカ「も〜〜!やられなさいよ!!」
アスカの渾身の蹴りも防御されアスカは初めてシンジの顔を見た
アスカ(こいつドイツ支部のデータで見たよりかっこいい!そしてなに?この眼!こんなのはじめてみた)
10秒ほど見つめあっていた二人だがだんだんアスカの顔が赤くなりアスカの方から離れた
それをみていたバカ二人「「イヤーンな感じ〜」」
- 33 :
- ヤベー続き考えてないんで今日はもう寝る!!
- 34 :
- >>28
ヤシマ作戦に使うポジトロンライフルは、かなりの電力を使う上に、
1発発射すると、次の弾丸の装填まで冷却、電力充填まで時間がかかります。
拠って、失敗は許されません。
そんな失敗をしたら、ラミエルにNERV本部が侵略されてしまうではないですか。
- 35 :
- 結果オーライっていうことで
- 36 :
- しかもアニメでも一発目はずれてますよ
- 37 :
- 輸送船オセロー
アスカ「これが私の弐号機よ!!」
シンジ「シャア専用だと!?」
続きが思いつかん
- 38 :
- 展開が早すぎてついていけね
もう少し余韻を持たせろよ
- 39 :
- 突然、ドーンという音とともにオセローを強い揺れが襲った
シンジ「!地震!?」
アスカ「あんたバカァ!?ここは海の上よ!水中衝撃波よ!水中で強い爆発があったんだわ!!
そんなことより早く外に行きましょ!!ほら!急いで!!」
アスカはそうまくしたてるとシンジをおいて一人で外へ出た
シンジ「あだ名は赤い流星でいいや」
シンジはそうつぶやくとアスカを追って外に出た
- 40 :
- シンジが外へ出るとイージス艦が次々と沈んでいっていた
シンジ「(ここの近くにアダムの気配を感じる!アダムを探して使徒が来たんだ!)」
シンジがそう考えている頃隣のドイツ人少女は「チャ〜ンス(ニヤッ)」とかしていた
シンジ「僕は空母に戻るから使徒を倒しといて」
シンジが言うとドイツ人は明らかに機嫌を悪くしてこう言った
アスカ「はぁ!?あんたも来るに決まってんじゃん!まさかあんた怖くなって女の子残して逃げる気?」
シンジはこいつには何を言っても無駄だと悟り、理由も説明できないので弐号機(赤い流星)に乗ることにした
- 41 :
- 弐号機に乗ることにしたシンジはプラグスーツがないことに気づいた
その旨をアスカに伝えるとアスカは走ってどこかへ行ってしまった
シンジ「(どうせプラグスーツでも取りにいったんだろ)」
心の中でそう結論付けたシンジは海を見ることにした
太平洋艦隊はイージス艦4隻と強襲揚陸艦一隻を失っていた
魚雷による攻撃をしかけているようだがあまり効いてはいない
海上には沈没した艦の船員たちが救助を待っていた
シンジ「(敵はあの動きから察するに水中をすばやく動ける、魚みたいな奴か・・・厄介だな)」
シンジが考えているとアスカが戻ってきた
- 42 :
- アスカは既にプラグスーツを着て手にもうひとつプラグスーツを持っていた
シンジに対しアスカは「もってきときなさいよ!パイロットなら!!」とか自慢の悪態をつきながら手渡した
シンジは渡されたプラグスーツを見て思わず絶叫してしまった
シンジ「えぇ〜!!なんで女物なんだよ〜!!」
アスカ「うるさい!!それしかないのよ!!文句言うんじゃないわよ!!」
シンジ「でも股間とか女物だったら・・・」
アスカ「何言ってんのよ!!!いい!?三分以内にくるのよ!!早くしなさいよ!」
アスカはそう言いながら弐号機へ向かった
シンジは「(なんか変なこと言ったかな?)」と考えていた
そっちのほうには鈍いシンジであった
もう疲れたんで夜に続きを書きます
- 43 :
- 〜弐号機プラグ内〜
先ほどからドイツ人がドイツ語でなにかしゃべっているさっぱりわけがわからない
そういえばこのドイツ人の名前を知らないことをシンジは思い出した
やはり同じパイロット同士コミュニケーションをとるうえでも名前を知っておくほうがいいのだろうか
シンジはそう考え名前を聞くことにした
シンジ「ねぇ、そういえば名前なんだったっけ」
アスカ「アスカよ!惣流アスカラングレー!!わかったら邪魔しないで!」
しばらくシンジは黙ってアスカの作業をみていた、なにやらドイツ語でシンクロスタートとか言ったらしい
するとブザー音が鳴り響き、周囲の画面が真っ赤になる
お約束の嫌がらせだった・・・
アスカ「あんたちゃんとドイツ語で考えてよ!!思考ノイズが入っちゃうじゃない!」
この言葉にはシンジもキレる
シンジ「なんだと!!だいたいこっちがドイツ語話せないのしっててやったんだろ!
嫌がらせなんかで時間を無駄にするな!戦いをなめるんじゃない!!」
アスカ「(うそ、かっこいい)・・・わかったわよ(ポッ」
シンジ「わかったら出撃するぞ!」
アスカ「わかったわ!エヴァンゲリオン弐号機、起動」
こうしてやっと弐号機は起動し、戦いが始まった・・・
つづけ
- 44 :
- もう疲れたんで誰か続き書いてください
正直続きが思いつきません
んじゃさよなら
- 45 :
- 碇シンジ
「弐号機の加速性能はすごい!F1並みだ!」
式波・アスカ・ラングレー
「当たり前よ!これは、本物のエヴァンゲリオンなんだから!」
碇シンジ
「でも、弐号機の予備電源があと50秒しか無いよ。」
式波・アスカ・ラングレー
「決まってるじゃない?アンビリカルケーブルをつないで、外部電源へ切り替えるのよ。」
碇シンジ
「弐号機の派手なアクションで目が回る〜。」
- 46 :
- 迫ってくる使徒。
シンジ「思ってたよりデカイな・・・」
アスカ「思ってた通りよ」
シンジ「しかもこっちはB型装備、水中戦になったら不利だぜ」
アスカ「そんなのやってみなきゃわかんないじゃない」
しかし、使徒により水中へと引きずりこまれる2号機
2号機の動きが止まる
アスカ「いやぁ〜!!どうすんのよ!?」
シンジ「・・・試してみるか」
アスカ「??」
シンジ「人を捨てたエヴァの力みせてもらうよ!」
アスカ「あんた何する気よ?」
シンジ「モード反転!裏コード!ザ・ビースト」
突然、2号機の目が光り、制御リミッターが解除されていく
ミサト「エヴァにこんな機能が・・・」
プラグ深度はマイナスとなり、汚染が始まった。
アスカは即気絶。
シンジ「我慢しろよ2号機!俺も我慢するからよ」
2号機はもの凄い早さで使徒のATフィールドを破り、引き裂いてしまった。
シンジ「状況終了。」
- 47 :
- 2号機のエントリープラグをこじ開けるスタッフ。
ミサト「シンジ君、アスカ大丈夫?」
しかし、そこにはアスカの姿しかなかった。
さらにアスカはビーストモードの影響で精神崩壊が始まっていた。
アスカ「ママ・・ママ・・私を捨てないで・・」
ミサト「いったい何が起きたというの?シンジ君はどこに行ったのかしら・・・」
ネルフ本部
冬月「あの男が消息を絶ったらしい」
ゲンドウ「老人達の仕業か?」
冬月「どちらにせよ、あの男がアダムを確保しているはずだ・・・まずいんじゃないか?碇。」
ゲンドウ「・・・・」
勢いよく扉が開く。
そこにはシンジが。
冬月&ゲンドウ「!?」
ゲンドウ「シンジ。なぜここにいる?」
シンジ「親父が手にいれたかったのはこれだろ?」
シンジは持っていたケースを開け、そこにはアダムが
- 48 :
- ゲンドウ「なぜお前がアダムを持っている?」
シンジは袋から何かを取り出そうとしていする。
ゲンドウ「?」
シンジは袋から加持リョウジの生首を取り出すと、ゲンドウ達に放りなげた。
シンジ「親父もこんな三流スパイに運びやをやらせるなんて、まだまだな」
冬月「この子はいったい?」
シンジ「さぁ〜親父取り引きしようぜ」
ゲンドウ「何を言っている?」
シンジ「このアダムを親父にやるよ。その代わり条件がある?」
ゲンドウ「条件?」
ゲンドウは机から銃を取り出そうとする。
シンジ「止めときな!いっとくけど既にロンギヌスの槍も俺がもってるからね。俺は親父とも、ゼーレとも違う人類補完計画を考えているんだよ。」
シンジ「だけど、あんたに協力してやるって言っているんだ。俺の条件聞いた方があんたにとって得だと思うけどな!」
冬月「碇・・・」
ゲンドウ「わかった。条件を聞こう」
- 49 :
- その時、警報が鳴りだす。
シンジ「どうやら使徒みたいだな?」
シンジ「親父この話はまた今度にしよう。」
そう言うとシンジは部屋から立ち去っていた。
ゲンドウ「・・・シンジ」
冬月「恐ろしい子だな。」
初号機にて出撃するシンジ。
ミサト「いいシンジ君?アスカは前回の件で精神的病になってしまったの!だから戦える状態じゃないわ」
リツコ「それに零号機も修復中の為、出せない状況よ」
ミサト「そういうこと!だから今回はあなた1人で出撃してもらうわ」
シンジ「邪魔な奴がいない方が俺には都合がいいよ!」
ミサト「男らしいじゃない!頼んだわよ!」
そして第7の使徒イスラフェルが姿を現した。
シンジ「コアが2つ?」
シンジ「分離するタイプか!こいつはやっかいだな」
- 50 :
- 使徒と戦いを繰り広げる中、シンジの予想通り使徒は分裂し、甲と乙に分かれてしまった!
シンジ「しまった!」
いくら攻撃しても再生してしまう使徒。
シンジ「やはり同時に攻撃しないとダメだな!」
その時、2号機が現れた。
ミサト「アスカ?」
日向「いえ、アスカは303号室に確認済です。」
ミサト「じゃあ誰が乗っているの?」
マヤ「ダメです。2号機からの通信を切られました。」
ミサト「なんですって?」
シンジ「真希波・マリ・イラストリアスだな?」
シンジの思った通り、ベタニアベースで第3の使徒を殲滅した後、日本に極秘入国していたマリであった。
マリ「私を知っているの?」
シンジ「そんなことはどうでもいい!ユニゾン攻撃をやるぞ!お前じゃあ俺の動きについてこれないだろうから〜お前の動きに合わせてやるよ」
そういうと、シンジは完全にマリの動きに合わせて戦い始めた。
そして見事に使徒を殲滅してみせた。
- 51 :
- 結局、僕の自転車が見つからなかったか…。あったじゃない?
あれ?これ、僕の自転車だ…。
洞木ヒカリ
「カヲル君、昨日、私の家に自転車を忘れちゃったでしょう。
買い物の袋まで忘れてきて…。」
渚カヲル
「買い物の帰り、ヒカリさんの家に寄って、ヒカリさんとおしゃべりをして…。
その後、自転車を置いてきたまま徒歩で自宅へ帰っちゃったんだ…。」
碇シンジ
「そういえば、僕がカヲルくんの自転車に乗っていかなかった件を思い出した…。
カヲル君…。こんな手間をかけさせて、土曜日の勤務をサボるとは何事だ?」
綾波レイ
「フィフス、自慢の車は?」
渚カヲル
「えっ!?ああーっ!!遠くの有料駐車場に停めっぱなしだった!!」
実際、カヲルが運転している車は有料駐車場に鎮座したままである。
- 52 :
- ユニゾン作戦のデータを保存していた媒体
・旧劇場版:当時はUSBメモリとかは考えられていなかったのか、カード型のリムーバブルハードディスク。
・新劇場版:時代の流れに合わせて、USBメモリに置き換わっている。
ケンスケのビデオカメラの媒体
・旧劇場版:3.5インチのMOディスク。
・新劇場版:2インチの光学ディスク(ブルーレイID PHOTO?)。
※ブルーレイディスクの登場で、2インチの光ディスクでも5.25GBのデータの保存ができる時代になったし…。
- 53 :
- >>50
渚カヲル
「あの声は…。声紋分析で…。やはり…。真希波・マリ・イラストリアスか…。」
四号機のエントリープラグ内で、マリの社員証を映しだし、「何故、マリがここにいるのか…。」とつぶやくカヲル。
- 54 :
- カヲルは4号機のエントリープラグから降りると、目の前には仮面をつけた巨人が横たわっていた。
カヲル「それにしても、また君が3番目とはね」
上を見上げると地球が見える。そう、ここは月面だったのだ。
カヲル「会える時が楽しみだよ、碇シンジ君」
一方地球では、浅間山火口にて羽化する前の第8の使徒サンダルフォンが発見された。
これに対し、ネルフはA-17を発令し、初の使徒捕獲作戦を実施することとなった。
ミサト「本作戦はシンジ君にやってもらうしかないわね。」
リツコ「それは無理ね。テストタイプの初号機にはD型装備は装備できないのよ」
ミサト「でも、アスカは療養、レイの零号機もD型装備に対応してないんでしょ?」
リツコ「この間の2号機を勝手に操っていた人は?」
ミサト「使徒殲滅後、すぐさま逃げられて消息不明よ」
ミサト「まさに、お手上げってわけね。」
シンジ「俺がやってやるよ!D型装備?そんなもの必要ない!」
- 55 :
- ゲーム版のヱヴァンゲリヲン新劇場版:序では、マグマダイバーの際、弐号機はB型装備で、手抜きだったし…。
開発費がかけられなかったのか、使い回しが多いのはチョッチつまらないわね…。
- 56 :
- ミサト「それじゃあシンジ君、頼んだわよ!」
シンジ「了解!」
ミサト「捕獲作戦スタート」
シンジ「うおおおおおおおおおお!」
ミサト達「!?」
シンジが気合いをあげると、初号機の目が光出した・・・そして、次の瞬間。
ドオォォォン!!!
浅間山が吹き飛んでしまった!!
第8の使徒サンダルフォンと共に跡形もなく浅間山は消しとんでしまった。
シンジ「状況終了!」
ミサト「な・・・何やってるのよ!捕獲だって言ったでしょ!!」
シンジ「いや、奴は羽化しようとしていた。俺には感じるんだ!だから殲滅したのさ」
ミサト「・・・・」
リツコ「それにしてもシンジ君は恐るべき力ね。ありえないわ!」
マヤ「マギは回答不明を提示しています。」
リツコ「シンジ君の力を調べるには、あまりにもデータが足りなさ過ぎるわね。」
- 57 :
- キール「碇、お前の息子は神の力を超えている。我々のシナリオとは異なるぞ」
ゲンドウ「・・・・」
キール「何を企んでいるんだ?」
ゲンドウ「・・・・」
キール「黙秘か。それもよかろう。だが、これ以上コトが大きくなるならば・・・次に君の席はここに無いと思え」
ゲンドウ「わかっております。全てはゼーレのシナリオ通りに。」
ゲンドウ「(っていうか俺のシナリオとも違うし、どうなってんだよ)」
そんな中、ネルフでは大停電が起こるはずだったが・・・停電が起こらないまま、第9の使徒マトリエルが襲来してきた。(※加持が前回シンジにされた為、彼による内部調査が行われなかったので)
そして説明がいらないほど簡単に第9の使徒マトリエルを殲滅したシンジであった。
- 58 :
- >>57
ゲーム版のエヴァ2では、オリジナルのシナリオが存在するが…。何か?
例:鈴原トウジのシナリオで、いきなり量産機との戦いになるシナリオとか。
- 59 :
- トウジ「すまんなシンジ、雨宿りさせてもらって」
ケンスケ「ミサトさんは?」
シンジ「まだ寝てるんじゃないかな?徹夜続きだったから」
トウジ「忙しそうやもんな」
ケンスケ「じゃあ、静かにしてよ」
ガチャ
ミサト「あら、いらっしゃい」
トウジ&ケンスケ「お邪魔してま〜す」
ケンスケ「むむ!あっ!」
ケンスケ「この度は昇進おめでとうございます。」
ミサト「ありがとう」
シンジ「何が?」
ケンスケ「襟章だよ!一本から二本になってる、一尉から三佐に昇進したんだよ」
トウジ「知らんかったわ」
シンジ「ケンスケ、僕のも見てよ」
ケンスケ「?」
ケンスケ「なっ!なにぃ〜〜大佐だと!?」
シンジ「葛城三佐、これから命令をするのは俺だから」
数々の戦歴により、昇進しまくっていたシンジであった・・・
- 60 :
- リツコ「零号機の修復作業終わったわよ。これで次回から即実戦もいけるわ」
ミサト「そぉ・・・じゃあレイの起動実験よろしくね」
ミサト「あとはアスカが回復してくれればパーペキなんだけどね」
303号室にて〜
シンジ「次の使徒はおそらく、成層圏から落下してくる奴だな」
シンジ「そろそろコイツにも役立ってもらわないと!」
アスカの耳元に話かけるシンジ。
シンジ「お前の母親の魂は2号機にある。お前が最後にみた母親は魂のない抜け殻だったんだよ」
シンジ「だから立つんだアスカ。」
そう言うと目を開くアスカ!
アスカ「はっ?シンジ!?」
だが、そこには既にシンジの姿はなかった。
アスカ「ママ、わかったわ!ずっと一緒にいてくれたのね!」
こうして、アスカは復活したのであった!
- 61 :
- シンジ「よし、これで赤い流星も揃った。そろそろ次の計画にうつるか」
「やぁ!シンジ君」
シンジ「誰だ!?」
加持「久しぶりだね」
シンジ「バカな!お前は太平洋艦隊でしはず!」
加持「君が葬ったのは俺の影武者さ。俺もまだやることがあるんでね♪騙してすまなかった!」
シンジ「そういうことか・・・アダムならまだ俺が持っている。マダオには渡していないぞ」
加持「何か勘違いしているようだね。君のお父さんが欲しがっているのは、アダムではない。本当はネブカドネザルの鍵さ」
シンジ「ネブカドネザルの鍵?バカな!!15年前に全て処分されたはずだぞ!」
加持「さすがの君も知らなかったようだね。封印されていたロストナンバーの存在を?」
シンジ「魂を紡ぐ為の道しるべか?確かにやっかいだな・・・」
加持「俺はさっき司令に渡してきたよ。人類補完の扉を開ける為の鍵をね」
シンジ「くっ!!」
シンジの計画はここから狂い始めていくのだった・・・
- 62 :
- シンジと加持が密会している中、第10の使徒サハクィエルが先のシンジの予想通り成層圏に現れた。
日向「第6サーチ衛星より目標の映像データの受信を確認!!モニターへまわします」
ミサト「たいした破壊力ね。さすがATフィールド」
マヤ「落下のエネルギーと質量を利用してます。使徒そのものが爆弾みたいなものですね。とりあえず初弾は太平洋に大外れ。で、2時間後の第2射がそこ・・・あとは確実に誤差を修正しています」
ミサト「学習してるってことね・・」
青葉「新型N2航空爆雷による攻撃の効果も確認できません。以後、使徒による電波攪乱の為、消息は不明。」
ミサト「・・・来るわね、多分」
リツコ「次はここに本体ごとね」
- 63 :
- ミサト「碇司令は?」
マヤ「使徒の放つ強力なジャミングのため依然連絡不能です。」
ミサト「エヴァ3体の配置は?」
マヤ「すでに完了しています。」
ミサト「シンジ君、アスカ、レイ頼んだわよ!」
青葉「目標を最大望遠で確認!距離およそ2万5千!!」
ミサト「おいでなすったわね!エヴァ全機スタート!」
マヤ「MAGIによる落下予想地点エリアB-2 」
ミサト「肉眼でとらえるまで、とりあえず走って!あとはあなた達にまかせるわ!」
ミサト「外部電源パージ!!」
使徒を目指し一斉に走りだすエヴァ3機であった
- 64 :
- 青葉「目標のATフィールド変質!!軌道が変わります!」
ミサト「ちっ!」
青葉「目標の落下予想地点修正。205」
日向「目標さらに増速!!」
アスカ「なによ、計算より早いじゃない!私じゃあダメ!!間に合わない!」
シンジ「こっちでなんとかする!〜ミサトさん!!」
ミサト「緊急コース形成605から675!」
日向「はい。」
突如変形した街を走り抜けていく初号機
ミサト「次!1062から1072」
飛び出るビルを飛び上がりながら初号機は加速していく。
シンジ「くっ!うおおおおおお」
初号機はマッハのスピードで走り〜使徒の真下へと到着するのだった!
青葉「目標変形!距離1万2千!」
使徒は姿を変え、初号機へと落下してきた。
- 65 :
- シンジ「ATフィールド全開!!」
初号機のATフィールドが最大まで展開し、辺りを吹き飛ばした!
一瞬、使徒の落下を止めたが・・・使徒の中心部より人型の使徒がゆっくりと現れ・・・そして
初号機の両腕を槍状の手で突き刺した。
シンジ「うわあああああああああ!」
シンジ「ぐっ!」
ものすごい激痛にたえながら、シンジは使徒の落下を抑えようとしていた。
アスカ「七光り!」
レイ「2号機!コアを」
アスカ「わかってるわよ!私に命令しないで」
ようやくたどり着いたアスカは、ナイフで使徒のコアに攻撃をしようとしていた。
アスカ「どおりゃああああ!」
だが、使徒のコアが高速で移動しはじめ、外してしまう。
アスカ「外した!?」
- 66 :
- アスカ「ちょこまかと往生際が悪いわね!・・・・あと30秒。」
シンジ「手出すんじゃねぇ!こいつは俺が片付けるんだ!」
アスカ「あんたバカぁ?1人で倒せるわけないじゃない」
シンジ「俺はずっと1人でやってきた!今度だって」
アスカ「少しは私達のことを信じなさいよ!」
シンジ「ぐっ!」
苦戦するシンジ、・・・その時!!
シンジ「綾波っ!?」
零号機が素手で使徒のコアをつかみ、動きを止めたのだった。
そして、次の瞬間、2号機がコアを破壊することに成功した。
アスカ「もぉ〜いっちょ〜!!」
2号機はコアに刺したナイフにさらに蹴りをいれたのだ
シンジ「アスカ!?」
- 67 :
- 渚カヲル
「さてと、プラグスーツに着替えたし、エヴァに乗る準備をするか。」
その時、NERV本部が停電。非常用バッテリーの非常灯が点灯して、暗い雰囲気となる。
渚カヲル
「まさか、計画停電か?東日本大震災の影響で、福島の原発がやられたといっていたからね。
しかも、空調も止まったため、なんか蒸し暑いな…。プラグスーツは通気性がゼロ。
この環境では身体が蒸れてしまうな…。早くL.C.Lに浸かりたいよ。」
- 68 :
- このストーリーでいくとカヲルはまだ月にいるはずでしょ?計画停電関係なくない?
しかも月面にあるのはネルフ本部ではなく、第7支部です。
- 69 :
- 第10の使徒サハクイエルは崩壊し、第3新東京市には血の洪水が流れていった。
ミサト「ふぅ〜〜」
オペレーター「状況終了」
ミサト「みんな・・ありがとう。」
青葉「電波システム回復!碇司令から通信が入っています。」
ミサト「お繋ぎして。」
通信が繋がった。
ミサト「申し訳ありません。私の独断でエヴァ3体を破損。パイロットにも負傷を負わせてしまいました。責任は全て私にあります。」
冬月「かまわん。目標殲滅に対し、この程度の被害はむしろ幸運といえる」
ゲンドウ「あぁ。よくやってくれた葛城三佐」
ミサト「ありがとうございます。」
ゲンドウ「初号機のパイロットに繋いでくれ。」
ミサト「えっ?」
- 70 :
- 電源が落ち、真暗なプラグ内で待機しているシンジ。
シンジ「俺、1人じゃあ何もできなかった・・・俺は最強のはずなのに・・」
悔やんでいるシンジに通信が入る。
ゲンドウ「話は聞いた。よくやったな!シンジ!」
シンジ「えっ!?」
意外な一言に動揺するシンジ。
シンジ「い・・今さら親父みたいなこと言うんじゃあねぇ!!」
強がるシンジであったが内心では動揺があった。
シンジ「・・・親父にほめられた・・」
- 71 :
- 控室にて
シンジ「お前ら余計なことしてくれたな」
レイ「・・・・」
アスカ「あんたねぇ〜私達がいなかったら大変なとこだったじゃない!」
シンジ「うるせぇ!!俺1人で倒せる敵だったんだよ!邪魔しやがって」
アスカ「なんですって!!」
シンジはそのまま部屋から出ようとしていた。
しかし出る間際に立ち止まり、振り返った。
シンジ「借りができちまったな!」
そういうと、部屋から出ていった。
思わず笑うアスカ
アスカ「ふふふ。素直じゃない奴。」
- 72 :
- ある日、シンジが初号機のメンテナンスをしていると壁にシミを発見した。
シンジ「なんだこれ?汚ねぇな」
雑巾で拭き取るシンジ。
シンジ「このシミ、ATフィールドを展開しやがるのか!?」
シンジもATフィールドを展開し、なんとか消しさるコトに成功。
実はこのシミこそが細菌サイズの第11の使徒イロウルであった・・・
シンジ「状況終了」
- 73 :
- >>72
バルディエルの仕業ですな。
- 74 :
- ユイの墓標にて
ゲンドウ「3年ぶりだな・・・2人でここにくるのは」
シンジ「僕はあの時、逃げ出して・・・その後は来ていない。」
シンジ「ここに母さんが眠ってるってピンとこないんだ。顔も覚えていないのに」
ゲンドウ「人は思い出を忘れることで生きていける。だが決して忘れてはならないコトがある。ユイはそのかけがえのないものを教えてくれた。私はその確認をする為にここへ来ている。」
シンジ「写真とかないの?」
ゲンドウ「残ってはいない。この墓もただの飾りだ。遺体もここにはない」
シンジ「先生の言ってた通り、全部捨てちゃったんだね」
ゲンドウ「全ては心の中だ。今はそれでいい」
シンジ「・・・・」
- 75 :
- ゲンドウ「時間だ!先に帰るぞ」
迎えにきた飛行機へと歩きだすゲンドウ。
シンジ「父さん!!」
ゲンドウ「?」
シンジ「あの・・今日は嬉しかった。父さんと話せて」
ゲンドウ「そうか。」
シンジ「って言うとでも思ったか!クソ親父〜」
ゲンドウ「!?」
シンジ「あのスパイから聞いたよ!ネブカドネザルの鍵を手にいれたらしいな?だがアダムと槍は俺が持っている!貴様の思い通りにはさせないからな!!」
ゲンドウ「あぁ・・・好きにしろ」
そのまま飛行機に乗り、飛び去っていくゲンドウであった。
シンジは母の墓をバックに去っていった。
- 76 :
- 朝
その物体は何の予告もなく、第3新東京市の上空に出現した。
何をするわけでもなく、空中にぽっかりと浮かぶ巨大な球体。
白と黒のストライプという奇妙なフォルムのそれは、明らかにこの世界とは異質なものだった。
第12の使徒レリエルが現れたのだ。
ミサト「富士の電波観測所は?」
マヤ「探知してません。直上にいきなり現れました」
日向「パターン・オレンジ。ATフィールド反応なし」
リツコ「新種の使徒?」
マヤ「マギは判断を保留しています。」
第3新東京市中心部。
ビルの影から様子をうかがう初号機。
零号機、2号機も待機中である。
ミサト「目標のデータは送った通り、今はそれだけしかないわ。慎重に接近して反応をうかがい、可能であれば市街地上空外への誘導を行う。先行する一機が援護!」
- 77 :
- アスカ「は〜い先生。先鋒はシンジ君がいいと思いま〜す」
シンジ「はぁ?」
アスカ「そりゃもう、こういうのは成績優秀、勇猛果敢、シンクロ率ナンバーワンの殿方の仕事でしょ。それともシンちゃん、自信ないのかな〜?」
シンジ「当たり前だろ?最初からそのつもりだ!」
アスカ「・・・・」
ミサト「な、な、なんですってぇ?」
シンジ「言ったでしょ、ミサトさん。俺は大佐だ!命令するのは俺だって」
シンジ「・・・それにしても、確かにこの使徒はいつもと違うな。なんだこの違和感は?」
アスカ「いっつもバカシンジにばっかにいいトコ持ってかれるから〜今度こそ私が!!」
シンジ「まさか、こいつは!!」
アスカ「先生攻撃は私が!」
シンジ「!?」
シンジ「よせ!アスカ〜この使徒は!!」
- 78 :
- アスカはハンドカンで使徒を撃ったとたんに、使徒の姿が消えた!
リツコ「消えた?」
アスカ「何?」
シンジ「ちっ!」
マヤ「パターン青!!使徒発見!2号機の真下ですっ!」
足元に広がった影が2号機を飲み込んでゆく。まるで底なし沼のようだ。
ミサト「アスカ、逃げて!アスカ」
アスカ「何よこれ?身動きがとれない〜どんどん飲み込まれるわ!!」
シンジ「バカ!何やってんだよ!」
初号機は2号機の腕をつかみ、引き上げた。
2号機はなんとか、脱出することに成功したが・・・
- 79 :
- 今度は初号機が影に飲み込まれていった。
アスカ「シンジ!?」
シンジ「アスカ、これでこの間の借りは返したぜ!」
そのセリフを最後に初号機は影に飲み込まれ、姿が消えていってしまった。
アスカ「シンジ!シンジ!」
ミサト「アスカ、後退するわ」
アスカ「!?」
レイ「待って!まだ碇君が!」
ミサト「・・・命令よ。さがりなさい」
- 80 :
-
作戦会議中
リツコ「影の部分こそが使徒の本体。直径680メートル、厚さ約3ナノメートルのね。」
ミサト「!?」
リツコ「その極薄の空間を内向きのATフィールドで支え、内部はディラックの海と呼ばれる虚数空間・・・たぶん別の宇宙につながっているんじゃないかしら?」
リツコは、現存する全てのN2爆雷を影に投下、さらに2体のエヴァのATフィールドで使徒の虚数空間に1000分の1秒だけ干渉し、その瞬間に爆発エネルギーを集中してディラックの海を破壊する作戦を立てる。
初号機をサルべージする作戦に「パイロットの生死は問わない」というリツコの頬をはたくミサト。
ミサト「碇司令やあなたが初号機にこだわる理由は何?エヴァって何なの?」
リツコ「あなたに渡した資料が全てよ」
ミサト「嘘ね!」
- 81 :
-
待機中の零号機と2号機の外にて
アスカ「シンジは私を守ろうとして・・・」
レイ「大丈夫!碇君は必ず帰ってくるわ」
アスカ「どうして、わかるのよ?なくざめようとしているなら〜大きなお世話よ!」
レイ「だって彼は最強だから・・・」
アスカ「何が最強よ?現に何もできなかったじゃない!」
その時!!
突然、使徒の本体である影に亀裂が走った。
空中に浮かぶ球体も破れ、その中から初号機が現れた。
ミサト「シンジ君!?」
リツコ「ありえないわ」
使徒は血しぶきを上げ、初号機は咆哮していた。
シンジ「ディラックの海?俺にはプールにしか思えなかったぜ♪」
アスカ「や・・やっぱり最強かも・・・」
- 82 :
- こんなに最強のシンジでは、僕は絶望するしか無いのかな?
本来は、カヲルの方が最強という設定なのだが…。
- 83 :
- ゼーレに召集されていたミサトであった。
キール「先の第12の使徒の件だが、正直に答えてくれたまえ」
ミサト「はい。」
キール「使徒の体内に取り込まれたにもかかわらず、初号機パイロットは自力で脱出したそうではないか?」
キール「まさか、自分から飛び込んでいったんではあるまいな?」
ミサト「いえ、2号機救出においてのアクシデントでしたが・・それはどう意味でしょうか?」
キール「いや、君はもう下がりたまえ」
ミサトは退室していった。
次にゲンドウが現れる。
キール「どう思うかね、碇くん?」
ゲンドウ「第3の少年は使徒の持つ、精神、心に興味を持ち、自ら飛びこんだと存じます。」
キール「やはり、お前の息子は危険すぎるな。第3の少年を神の子とするなんて、もってのほかだぞ!」
キール「碇、わかっているな?」
ゲンドウ「えぇ、残された時間は・・・」
キール「あとわずかというわけだ」
- 84 :
-
突如、地球の一部が赤く染まっていった。
ミサト「消滅?エヴァ4号機と第2支部が消滅したの?」
青葉「Tプラス10、グラウンドゼロのデータです。」
ミサト「ひどいわね・・・」
日向「A.T.フィールドの崩壊が衛星から確認できますが、詳細は不明です。」
ミサト「やはり4号機が爆心か・・・うちのエヴァ、大丈夫でしょうね?」
マヤ「4号機は!」
リツコ「エヴァ4号機は稼働時間問題を解決する新型内蔵主機のテストベッドだった・・・らしいわ」
マヤ「北米ネルフの開発情報は赤木先輩にも十分に開示されていないんです。」
ミサト「知っているのは・・・」
- 85 :
- 冬月「エヴァ4号機・・次世代型開発データ取得が目的の実験機だ。」
ゲンドウ「・・・・」
冬月「何が起こっても、おかしくはない。しかし・・・」
タバコを吸いながら盗聴している加持。
加持「本当に事故なのか?」
シンジ「たぶん違うだろうな」
加持「!?」
加持「シンジ君か・・・いつの間に?」
シンジ「おそらくゼーレが関与しているのは間違いない!!」
- 86 :
-
キール「先に、エヴァンゲリオン5号機が失われ・・・」
ゼーレ「今、同4号機も失われた。」
ゲンドウ「両機の喪失は計画遂行に支障を来しますが・・・」
ゼーレ「修正の範囲内だ。問題はなかろう」
ゼーレ「エヴァ3号機は米国政府がぜひにと君へ差し出した。君の国の政府も協力的だ」
ゼーレ「最新鋭機だ!主戦力に足るだろう。」
ゲンドウ「使徒殲滅は現在も遂行中です。試験前の機体は信頼に足りません。零号機修復の追加補正予算を承認いただければ・・・」
ゼーレ「試作品の役割は、もはや終わりつつある。必要はあるまい。」
ゼーレ「左様、優先すべき事柄は他にある。」
キール「我らの望む真のエヴァンゲリオン。その誕生とリリスの復活をもって契約の時となる。それまでに必要な儀式は執り行わなければならん。人類補完計画のために。」
ゲンドウ「わかっております。全てはゼーレのシナリオ通りに」
- 87 :
-
ゼーレのモノリスが消えた。
ゲンドウ「真のエヴァンゲリオン。その完成までの露払いが、初号機を含む現機体の務めというわけだ。」
冬月「それがあのMark.6なのか?・・・偽りの神ではなく、ついに本物の神を作ろうというわけか。」
ゲンドウ「あぁ、初号機の覚醒を急がねばならん。」
- 88 :
-
米国政府から3号機が送られるれてくることとなり、2号機は封印されることとなった。
アスカ「なんで、私の2号機が封印されちゃうのよ!」
リツコ「バチカン条約知ってるでしょ?3号機との引き換え条件よ。」
アスカ「試作品の零号機にすればいいじゃない!」
マヤ「2号機のパスは今でもユーロが保有しているの。私達にはどうにもできないのよ」
リツコ「現在はパイロットも白紙。ユーロから再通知があるまでは、おとなしくしてなさい」
アスカ「私以外、誰も乗れないのに・・・」
リツコ「エヴァは実戦兵器よ。全てにバックアップを用意しているわ。操縦者も含めてね」
アスカ「そんな・・私の世界で唯一の居場所なのに・・・」
- 89 :
-
エレベーターにて
レイ「エヴァは自分の心の鏡」
アスカ「何ですって?」
レイ「エヴァに頼らなくていい・・あなたにはエヴァに乗らない幸せがある。」
アスカ「偉そうなこと言わないで!えこひいきのくせに!!」
アスカ「私が天才だったから、自分の力でパイロットに選ばれたのよ!コネで乗ってるあんた達とは違うの!」
レイ「私はつながっているだけ・・エヴァでしか人とつながらないだけ。」
アスカ「うるさい!あんた碇司令の言うことは何でも聞くお澄まし人形だからヒイキされてるだけでしょ!」
レイ「私は人形じゃない。」
- 90 :11/12/24
-
アスカ「人形よ!少しは自分を知りなさいよ!!」
レイの頬を叩こうとアスカ。だが、レイはアスカの手を掴む。
アスカ「!?」
アスカ「フン!人形のくせに生意気ね。」
アスカ「1つだけ聞くわ。あのバカをどう思ってるの?」
レイ「バカ?」
アスカ「バカって言えばバカシンジでしょ!」
レイ「碇君?」
アスカ「どうなの?」
レイ「よく分からない。」
アスカ「これだから、日本人は・・はっきりしなさいよ!」
レイ「分からない・・・ただ碇君は最強だと思う。」
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