2011年10月1期日本史建武動乱
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建武動乱
- 1 :11/04/18 〜 最終レス :11/10/28
- ――時は中世――
――鎌倉幕府に対する倒幕を実現させた治天の君の御所――
侍従 「主上様、顔色が御優れないようで御座いますが?」
治天の君 「やや、余は念願の怨敵北条を打ち倒したが、どうしたものか。」
侍従 「どうしたものかと申されましても、邪魔者は既に無く我らが天下で御座いますぞ。」
治天の君 「うむうむ、その通りなのじゃが如何にしてもこの荒れようはな。」
侍従 「そうですなぁ。怨敵の末期頃から世は乱れ、それはこの御所の回りも例外では
御座いませぬからなぁ。」
治天の君 「うむうむ、実に嘆かわしい。余は不満であるぞ。」
侍従 「ハハ。」
側近 「主上様、申し上げます!」
治天の君 「なんじゃなんじゃ?」
側近 「怨敵は滅びましたが、未だに怨敵の再起を図る勢力は全国各地に割拠しており
各地の治安はすこぶる悪いとの情報で御座います。」
「この他にも我らの権威に従わず好き勝手に自立する者が後を絶たず、僧や神官
さらには我らの荘園を管理する荘官ですら従わず、天下は混沌に満ちております。」
治天の君 「そんな事言われんでもわかっておるわ!」
側近 「しかし、我らに味方するものもおるとの事で御座いますから、この度の怨敵との戦
で活躍した者どもを家柄や出自にとらわれずに抜擢し我らの味方にすえ徐々に回
復していくしか御座いません。」
治天の君 「うぅぅむ・・・余は貴族を中心とした政がしたいのじゃが・・・」
側近 「主上様。それはなりませぬ。地方のもの共が離反すれば我らに待ち構えているの
は・・・」
治天の君 「あわわわわ・・・良い、わかったわかった。恩赦を出し積極的に登用する。」
「余の藩屏たる者共を集め朝廷の権威を回復するのじゃ。」
一同 「ハハ。」
こうして親政が開始され、
朝廷は各地より恭順する者を集め始めました。
このスレは仮想日本中世なりきりスレです。
- 2 :
- 【はじめに】
このスレは仮想日本中世なりきりスレです。
時代背景(開始時の時代)は鎌倉幕府滅亡後から室町幕府誕生前の建武の親政期です。
ただし、大まかな政体・官位は古代〜中世のものとなっております。
参加は皇族、貴族、武士、商人、僧侶、神官、農民など好きな立場より参加可能です。
また、和名ないし中華風(商人、海賊、僧侶など)での参加であればオリジナルキャラクターも可能です。
なお、スレとして垣根を低く歴史の知識は無いけど好きという人でも楽しめるスレというのが目標です。
(スレ主自身知識が豊富ではありません。ですので、興味がありましたらどんどん参加してください。)
また、進行とともにルールは随時話し合って変更・追加する予定です。
【簡単な設定】
・朝廷の官職のうち五位以上は仕官&昇進でのみ任官できます。
・朝廷の官職のうち六位以下は最初から任官した状態で参加できます。
・地方官は最初から任官した状態を選択できるのは国司の主典(最下位)か郡司、国衙の属官のみです。
*仕官は参加時(または参加後)に帝に対して「仕官するので官職をくれ〜」というやり取りを行う場合です。
*仕官以外は最初から官職に就いた(任官した)状態で始める場合です。
・なお詳細はhttp://www.cws.areaplan.info/game-k-1.htmをご覧ください。
(わからない事があればどんどん質問をお願いします。)
参加時の下記(>>3)の自己紹介のフォーマットの記載をお願いします。
- 3 :
- 【参加フォーマット】
【名前】
【氏】
【姓】
【苗字】
【諱】
【通称】
【位階】
【官職】 *朝廷での官職
【所属国】 *居を構えている国名
【勢力】 *現在の所属勢力(勢力がある場合のみ)
【立場】 *親朝廷or反朝廷or中立
【領地】 *支配地している郡名
【備考】
最初から地方を支配している場合、1郡のみの支配となります。
- 4 :
- 【名前】
【氏】
【姓】
【苗字】
【諱】 尊治
【通称】 治天の君
【位階】
【官職】
【所属国】 山城
【勢力】 朝廷
【立場】
【領地】 京一帯
【備考】 天皇
第96代天皇。
大覚寺統の後宇多天皇の次男であり本来であれば傍流筋にあたる。
親王宣下のち大宰府帥となり帥宮と呼ばれた。
文保年間に花園天皇より譲位を受け即位。
後宇多天皇の院政の後に親政を行うが天皇による親政を目指し廃位
され光厳天皇が即位し配流される
その後再起を図り数鎌倉幕府を倒して親政を開始する
という史実の後醍醐天皇がモデルです。
なお諱は後醍醐天皇のものです。
- 5 :
- なんという悲しいスレ;;
まるで>>1の人生をそのまま写し出したかのようだ
大丈夫、俺はおまえを見捨てたりなんてしない。ちゃんと>>2を取ってやるぞ。
- 6 :
- 建武政権の末路は民主政権の末路に似ているかも。
- 7 :
- 私は隠岐から後醍醐帝を救出しました
- 8 :
- >>7
>>3のフォーマット使えよw
- 9 :
- 何でこの板に立てるのよ
思いっきり浮いてるぞ…
- 10 :
- 魔法の言葉で、た〜の
- 11 :
- 【名前】 禧子
【氏】 西園寺
【姓】
【苗字】
【諱】
【通称】
【位階】 女御 後に中宮
【官職】
【所属国】 山城の国
【勢力】
【立場】朝廷
【領地】
【備考】
太政大臣西園寺実兼の末娘だったが、正和2年秋、邸から俄かに失踪。
父実兼がいくら探しても見つからなかったが、
翌正和3年正月になり、東宮尊治親王(のちの後醍醐天皇)に盗み出されていたことが発覚。
しかも、発見されたとき、禧子はすでに妊娠させられており、同年6月、懽子内親王を出産
失踪時11歳、出産時には12歳であった
- 12 :
- 【名前】足利安芸守
【氏】源
【姓】朝臣
【苗字】足利
【諱】(不明)
【通称】
【位階】
【官職】
【所属国】 山城国
【勢力】 朝廷
【立場】親朝廷
【領地】
【備考】
足利高氏の兄高義の遺児。本来足利宗家を継ぐ立場であったが
父の早世によってその道は閉ざされた。
そのため叔父高氏に対しては複雑な感情を抱いているという。
- 13 :
- 【山城・京・内裏】
>>7
侍従 「御主上様、名和宏なる者が参られたとの事で御座います。」
側近 壱 「はて?その様な者がおりましたかな?」
側近 弐 「はて?麻呂は知らないでおじゃる。」
侍従 「如何致しましょうか?当人は隠岐より御主上様をお連れしたと申しておりますが・・・」
側近 壱 「ふぅむ。ここは今一度詳しくお名乗り頂こう。」
「事実であるのであれば、直ぐにでも御主上様に奉らねばならぬ。」
侍従 「申し訳御座いませぬが、今一度身の上を教えて頂きたい。」
(>>7さん投稿有難う御座います。
(宜しければ、>>3のフォーマットにて御自身の簡単な説明をお願い致します。
(なお、識別のため、トリップも御手数ですがお願い致します。
- 14 :
- 【山城・京・内裏】
>>11
侍従 「御主上様。中宮様がお見えで御座いますぞ。」
治天の君 「何?中宮が?」
側近 壱 「確か、西園寺相国殿の御息女であられましたな。」
側近 弐 「おぉおぉ。そうでおじゃる。」
「確か御主上様が御略奪さr・・・(ギャ、痛いでおじゃる!!!! 」
治天の君 「余が何かしたか?参議忠顕よ?」
参議忠顕 「っま、ま、麻呂は何も申して・・・(何とかして欲しいでおじゃる 」
側近 壱 「まま、そんな事はさておき、御主上様、中宮様がお待ちで御座いますぞ。」
治天の君 「う、うぬ。それもそうじゃな。後は任せたぞ、宣房亜相。」
宣房亜相 「ハハ!!!」
治天の君 「どうしたのじゃ?愛しき中宮よ。」
(>>11さん投稿有難う御座います。
(出来ましたら識別のためトリップも御手数ですがお願い致します。
(*余談ですが日本史板の改行・文字数制限は歴難の非じゃないですね。
(長い文章を使うやりとりにはなかなか厳しいものがあるようですね・・・
- 15 :
- 【山城・京・内裏】
>>12
宣房亜相 「して、御主上様は行かれたか。」
侍従 「その様で御座います。」
宣房亜相 「うぬうぬ・・・」
「だがしかし、忠顕卿?」
参議忠顕 「?麻呂がどうかしたでおじゃるか?」
宣房亜相 「本気でおっしゃっておられるのかな?」
参議忠顕 「失敬な!麻呂はいつでも大真面目でおじゃる。」
宣房亜相 「・・・(はぁ・・・大丈夫なんだろうか・・・」
「いやいや、何でも無い何でも無い。」
「それで何か報告等は無いのか?」
侍従 「そうですね・・・そう言えば、足利安芸守殿が山城に滞在されておりますぞ。」
参議忠顕 「足利とな?足利というとあの足利でおじゃるか?」
宣房亜相 「安芸守・・・あぁ、確か、亡き高義殿のご子息ですな。」
参議忠顕 「高義殿と言えば、確か典厩令を勤めておられた方でおじゃるな。」
宣房亜相 「そうですな。その高義殿の父君は足利高氏殿。」
参議忠顕 「世も世ならば源氏の旗印でおじゃるな。」
宣房亜相 「ええ、如何にもそうで御座いますな。」
「しかし、山城におられるなら一度お会いしてみたいものですな。」
(>>12さん投稿有難う御座います。
(出来ましたら、識別のためトリップを御手数ですがお願い致します。
- 16 :
- 修行中の忍者でござる
<名前欄に「!ninja」を含めて書き込むと、通常は対象外となる場合でも
そのレス限定で強制的に忍法帖が適用され、名前欄の最初に
書かれている「!ninja」がレベル表示に置き換えられる>
- 17 :
- これでよろしいのでしょうか、忍びの者よ
- 18 :
- どうやら失敗したようですね
- 19 :
- これでいかがでございましょうか
- 20 :
- テスト
- 21 :
- こうか?
- 22 :
- うまくいかない
- 23 :
- 株屋
- 24 :
- (>>17-18
(中宮さんトリだけで構いませんので、>>17の名前表記(中宮禧子 ◆lWxvahWGV78G )でOKですよ。
- 25 :
- >>14
主上との年齢差は実に15、一子を生したとはいえ、まだまだ少女と言える年齢
自ら局を出て主上のおわす間を訪うこともいとわぬ若さ
さすがに中宮の御顔を他の者が排し奉るようなことのないように人払いはされているだろうか
供に連れた女房たちの中には、かの阿野内侍もいたことだろう
中宮「主上さまにはご機嫌麗しゅう。
本日、水無瀬離宮より桜が盛りとの便りが参りました
この機を逃しては盛りも過ぎましょう。
なにとぞお渡りいただきたくお願いに罷り出でましてございます」
まだあどけないと言っても良い声色で、離宮への行幸をねだる
>>24
(色々とご教示ありがとうございます。このトリップでよろしくお願いします)
- 26 :
- 【山城・京・内裏】
>>25
治天の君 「ほぅ。桜が見ものとな。」
「そうかそうか、それは見に行きたいものだ。」
「だがしかし今この地を離れるわけにも行かぬし・・・」
「ううぅむ。中宮よ。暫し時間をくれ。」
別室
治天の君 「・・・という訳で、だ。余は中宮と離宮へ行幸する。」
一同 「( ゚д゚)ポカーン」
宣房亜相 「いやいやいや、御主上様。それはなりませぬ。」
参議忠顕 「そうでおじゃる。麻呂も行きたいでおじゃる (ギャ」
宣房亜相 「た、忠顕卿?何か言いましたかな?(ギロリ 」
参議忠顕 「な、何も言っていないでお、おじゃる。」
宣房亜相 「ふぅ・・・ともあれですな。」
「未だ世は太平では御座いません。」
「僻地に比べれば、畿内は平和では御座いますが・・・」
治天の君 「しかし、中宮には何もしてやれなかったからな。」
「苦労もかけた。その恩には報いたい。」
宣房亜相 「うぅ・・・む・・・。」
治天の君 「何、長いはせぬ。」
「それに忠顕だけではなく亜相がおれば心配は無い。」
宣房亜相 「・・・わかりました。ではこの宣房。身を挺して政務に臨み致します。」
治天の君 「うぬうぬ。心強い事じゃ。」
*治天の君(後醍醐天皇)は中宮らとともに行幸へ
(いえいえ、此方こそ未熟ではありますが、何卒お願い致します。
- 27 :
- テスト
- 28 :
- 【名前】簾子
【氏】
【姓】阿野
【苗字】
【諱】
【通称】阿野内侍 のちに三位局 新待賢門院
【位階】
【官職】中宮付き上臈
【所属国】 山城国
【勢力】
【立場】 朝廷
【領地】
【備考】阿野公廉の娘として生まれ、同じ閑院流の洞院公賢(後に太政大臣)の養女となった
禧子の中宮冊立に伴い、中宮付きの女官(上臈)として出仕
すぐに新帝後醍醐の目に止まり、恒良親王を産むと御息所として従三位となり、三位局と呼ばれる
美貌と性技で帝を籠絡し、頭脳と精神力で権謀術数を駆使した
(二人目投下です)
- 29 :
- 水無瀬離宮の春の宴は、その昔の後鳥羽上皇の折りにも比されるほどの豪奢な集いとなり
京の公卿たちも数多く馳せ参じた。
そのさまを、心あるもの、時勢を憂う者たちは焦燥の思いで見つめることになる
中宮禧子の女官である阿野内侍もその一人であった
阿野内侍 「中宮さまの、なんとお心長閑なこと。
このご時世に、このような費えを帝にさせ奉るとは」
しかしそのようなつぶやきを耳に止める者もなく、中宮付きとてその美貌を目にする者は
帝ただ一人
時代を憂い、またある意味、乱世を好機と捉えるほどの才女であれば
離宮に於いて帝の寵を得ることもあったであろうか
- 30 :
- 【摂津国・水無瀬離宮】
>>28-29
治天の君 「うぬうぬ。愉快愉快。」
侍従 「いやはや、桜とは心が和みます。」
女官 「ささ、酒を・・・」
侍従 「おおぅ。っと。はっはっはは。」
治天の君 「うぬうぬ、奴らも連れてくるべきだったか。」
侍従 「しかし、御主上様。天下は太平とは言えず、この様な行幸は宜しく無いのでは?」
治天の君 「うぬ、その旨は正しい。」
「だが、おかげで摂津国の状況がわかったではないか。」
「余の下に入る情報など叛乱でも起きなければ何も無い。」
「現実を知るにはみるのが一番だ。」
侍従 「なるほど。それもそうですな。」
治天の君 「まぁ、今は楽しむのを一番としよう。」
「そうでもせねば、せっかくの満開の桜に悪い。」
侍従 「それもそうですな。」
治天の君 「よいよい。しかし、中宮よ。」
「桜を見、酒を呑み、詩を詠い、そして摂津の内情を知ったのだ。」
「これ以上の長居は天下が認めん。」
「故に京へと戻らねばならん。」
(>>28-29
(投稿お疲れ様です。因みに、コテ名は本キャラの名前で統一するとわかりやすくていいですよ。
(まぁ、世代交代などで隠居・死亡した場合は、後継者にバトンダッチとコテ名を交代という感じで。
- 31 :
- ちょっと脱線いたしまして脇役紹介を。
私(メイン・治天の君)以外の現行の脇役公家らです。
なお、脇役公家達は史実と大分違いますので、モデル程度に思ってください。
【脇役】
宣房亜相・・・万里小路宣房。官位は大納言。帝の近臣。真面目でキレ者。
参議忠顕・・・千種忠顕。官位は参議。帝の近臣。もっぱら駄目な人。
【汎用役人】
侍従・・・帝の近臣ら総称。特定の人物設定無し。
女官・・・同上。
急使・・・同上。
- 32 :
- 脇役紹介に続いて幾つか。
スレをROMしたり、参加する際にお使い頂ければと思います。
【官名】
やり取りの中で、宣房「亜相」や「典厩令」、西園寺「相国」殿の様な
官名が出てきますが、これは唐名です。
特に使い分けはありませんが、参議など唐名にすると長くなるもの等は
日本の官名を使用する傾向が強いです。
なお、下記サイトなどを参考にしております。
【官制大観】官職和名→唐名対照表(官別)
ttp://www.sol.dti.ne.jp/~hiromi/kansei/r_namejckn.html
【書式整形】
投稿に当たって、一度に複数の人物に会話をさせる(会話形式)の場
合、下記のように整形すると見やすくなります。
○○○ 「あー」
△△△ 「いー」
なお、特段ツール等は必要ありませんが、崩れるのが心配であれば、
AA作成ツール(支援ツール)等を使用すると、投稿した場合の表示等
確認しながら書く事が出来ますので便利です。
Ascii Art Editor
http://monahokan.web.fc2.com/AAE/
- 33 :
- >>30
昼は日のある限り、夜も日に次いでかがり火を多く炊きならべ、華やかに催された宴も果てて、
夜更けにはようやく離宮も常の静けさを取り戻す
中宮の局も多くの女房たちが御前に詰めていたが、一人、二人とすべり出で、
阿野内侍と后の宮の二人だけになる
阿野内侍 「宮様、お疲れあそばしましたのでは?どうぞお休みなさいませ」
中宮禧子 「けれど、帝はまだ御寝なされないご様子。お待ちしなくては」
渡り廊下の先、治天の君の仮寝所からは、まだ灯の色が漏れている
阿野内侍 「いかに帝でも、今宵はお渡りなさいますまい。明日にはご出立とか。
宮様も御戻りの道のりに備えてお休みになるのがよろしゅうございましょう。
わたくしから、帝へそのように奏上いたしますゆえ」
中宮禧子 「ありがとう。ではそのように」
夜更けて静かな離宮の廊下を、わずかに衣擦れの音を残して、帝の寝所へ渡る内侍
御簾の外からひそやかに語りかける
阿野内侍 「中宮さまは、明日の帰京をご承諾なさいました。すでに御寝なさいましてございます」
まだ年若い中宮を言いくるめるなど、簾子にとっては造作もないこと。
帰京を促すことができた女官に、帝はどのように報いるだろうか
(ではコテはこのように)
- 34 :
- 【摂津国・水無瀬離宮】
>>33
治天の君 「いやいや、良きかな良きかな。」
「今日はうんと呑んだ。」
侍従 「ええ、ホント盛大になりましたね。」
治天の君 「うぬ。たまにはこの様な宴も行いたいものだ。」
侍従 「そうですな。」
治天の君 「その為にも、早くこの日の本を安寧にせねばならぬ。」
侍従 「ハ!!!」
阿野内侍 「中宮さまは、明日の帰京をご承諾なさいました。
すでに御寝なさいましてございます」
治天の君 「おおぅ。そうかそうか。うぬ、ご苦労であった。」
「明日は早い、内侍も早く休むといい。」
侍従 「それでは我らも部屋に戻りましょう。」
随身 「我らも護衛の任がありますので。」
――翌日――
治天の君 「さて。京へと戻る。」
「それとともに気を引き締め政にあたるように。」
一同 「ハハ!!!}
*一行は京へと帰還しました
(>>33
(名前の件了解です。まぁ、トリが変わるわけでは御座いませんので大丈夫ですよ。
(なお、スレ開始で即濃い恋愛ものになってもアレだったので、無難にいきました。
- 35 :
- >>34
京へ戻れば華やぐ後宮の主となる日々が戻ってくる
中宮とはいえ、すでに帝は何人もの女御、御息所を持ち、
それぞれに皇子・皇女も数多く、帝王の寵を競う立場は安定ではない
皇子出産を望む声は主に実家の西園寺家から強く上がっている
阿野内侍 「宮さま、帝に皇子出産の御祈祷をお願いしてはいかがでしょう?」
中宮禧子 「祈祷を?でもそれでは宮中を退出しなくてはなりません。
帝のおそばを離れるのは、却って皇子を授かる妨げになりはしないでしょうか」
阿野内侍 「なにも公にする必要はございません。帝は昨今、醍醐寺や興福寺などと頻繁にやり取りなさっているご様子
宮様のお願いも、無碍にはなさいますまい」
中宮禧子 「そのように気遣ってくれるのは嬉しいこと。そのようにお願いいたしましょう」
中宮御産祈祷と称して密かに祈祷を行う下地が、整えられつつあった。
(こちらとはこちらとの流れ、他の方とは他の方との流れがありましょうが
他の方が入りにくい雰囲気になるのも困りますね)
(こちらはこれにて、いったん御休みいたしましょう)
(にぎやかになればまた、こちらも書き込みさせていただきます)
- 36 :
- 【山城国・京・内裏】
>>35
治天の君 「さて、京に着いたか。」
侍従 「ハハ!!!」
治天の君 「うぬ、見慣れた都だ。だが安心する。」
侍従 「そうで御座いますな。」
宣房亜相 「これはこれは御主上様。お帰りなさいませ。」
参議忠顕 「御ご無事さそうで何よりでおじゃる。」
治天の君 「して、不在中何か報告するような事はあったのか?」
宣房亜相 「いえ、特段何も御座いませんな。」
参議忠顕 「そうでおじゃる。世が太平な証拠でおじゃる。」
治天の君 「・・・余らの力は其れほどまでに天下に届いていないのか・・・」
宣房亜相 「いやいや、御主上様。何事も一歩一歩で御座いますぞ。」
参議忠顕 「そうでおじゃる。まず山城や大和を押さえねば危険でおじゃる。」
「麻呂らの荘園がごまんt・・・(ギャ 」
急使 「た、大変で御座いますぞ!!!!」
「大和で僧兵どもが国衙に乗り込んで強訴しております!!!!」
一同 「・・・」
宣房亜相 「と、ともあれですな、京にお戻りになられた事ですし、また前を
向いて、一つ一つ政務をこなしていくしかありませんぞ。」
治天の君 「うぬ。そうしよう。」
*大和で僧兵が暴れています。
(>>35
(いえいえ、むしろ、盛り上げの為にはお休みならないで下さい。
(それこそ、後宮的な女官の世界の他愛も無い日々を書いて頂いたり、
(出身家である阿野家や西園寺家の当主も出現させて政務や
(ご家族のやり取りをされたりして頂ければ、スレの幅が広がるかと思います
- 37 :
- ()内の会話は極力控えてはどうか
- 38 :
- >>37
それもそうですね。
事務連絡以外は出来るだけしないほうがいいのかもしれないですね。
- 39 :
- 変に調整しようとせず天皇が色恋の流れに溺れてた方が
却って打倒を目指す新規参加者が参加しやすかったかもしれん・・・とは思った
- 40 :
- なるほど。
ある程度参加者さんが集まり、参加者さん同士でのやり取りなどが生まれ、
回りだした所で崩していこう、と考えておりましたが、もっと気軽で良かったの
かもしれないですね。
まぁ、時は戻りませんし、今更それを一手も仕方が無いですから、今後は
ある程度、その辺りも臨機応変に対応してネタを進めようと思います。
- 41 :
- 【名前】足利尊氏
【氏】源
【姓】朝臣
【苗字】足利
【諱】尊氏
【通称】
【位階】正三位
【官職】左兵衛督
【所属国】山城国
【勢力】朝廷
【立場】朝廷
【領地】
【備考】後の室町幕府初代将軍。後醍醐帝に従い鎌倉幕府を討伐するが、
やがて自身も武家政権の創設を企図するようになる
- 42 :
- >>25-26
春ののどけき光の中、青蓋の車が西の旅路に就いた。自ずと慨嘆が漏れる。「…美の至りなる」。
皮肉ではない。世人が眉を顰める天子の逸楽に、いずれの己の思想も介入させることなく美しいと言ってのけた。
尊氏はそういう男である。
玄武湖での行楽、玉の水時計に急かされ時を惜しんで遊び耽った宋の文帝。
鶏鳴埭への行幸、宮女たちの短い繍衣が旋舞するのに興じた南斉の武帝。
皆、快楽に耽溺して衰亡していった。
指二本の距離まで迫る破滅は、とろとろと包み込むような陽気、日ざしを受けてきらめく花の天蓋に、
満宮の楽士の奏でる音曲に遮られて、帝王には気取られない。
- 43 :
- 「さぞや、お楽しみになられたろう。昼は光のある限り。落日に際しては、晩に向かうにつれて
心に適う楽しさだったに相違ない。やがて地平に没し、夕闇に閉ざされるであろうことを知りながら、
刻々と変化する夕陽に、目も心も奪われておられたのだろう」
「夕陽」とは正しく新政であり、「やがて地平に没し、夕闇に閉ざされる」のは新政の赴く先の定めであり、
刻々と色彩を変える破滅の美に「目も心も奪われて」いるのは、他ならぬ尊氏自身である。
もっとも、尊氏はそれを自覚してこの言葉を発したのではない。
「それに比べ、京に残った公卿どもは、あれは好かぬ。何も出来ぬ癖して、口ばかり達者でうるさきこと限りない。
護良親王も、何の謂われがあってこの尊氏を嫌われるか」
- 44 :
- >>28-30
美しき人が一笑すれば、一つの国など即、滅ぶもの。
巧笑は天子の政務に太刀打ちできる程のものなのか。帝の寵愛を一身に受けた簾子を、
宮中は唐国の故事まで持ち出して、国を傾けると謗る。
尊氏はそうした世評から距離を置いていた。
「くだらぬ。帝の為されることを、ただ、悪し様に申したいだけではないか?」
そこへ(>>36)大和国での暴動の報告が入る。尊氏、急いで参内し
【内裏】
「ここに、一人の人も居ないのか。のう、宣房亜相。この都や、内裏が平常を保っていられるは
四海が平らかであればこそではないのか。どうして、即座に兵を整え紛擾の種を取り除こうとなされぬのか。
帝、他に人なくばこの尊氏が行って片付けて参りましょうや」
- 45 :
- 後宮は不思議なところで、ある種の話はぴたりと伝わってこないのに
とある話題は風よりも早く耳にすることもある
暴動の報に接した中宮の反応は、疫病や嵐の報告を聞いたと何ら変わりなく
眉をひそめて怯えて見せるものの、それがわが身にふりかかる災厄だとまでは思わない。
中宮禧子 「あらえびすの者どもに、帝の御威光を示す武士(もののふ)がおりましょう
将軍はどのように采配するのか、わたくしからも労いの文を届けましょう」
所詮は十代の少女、物品を下賜して軍部を慰労するという発想しかない
「御狩衣料(軍服の生地にという意)」として絹五疋を賜るという無見識も、糺す者とてそばにはない
阿野内侍 「宮様は帝のお人柄を誤解しておられまする。
わが治天の君は野心を秘め、理想を掲げて行動される方
むしろ乱世は望むところと思し召しかと存じます
……なれば、臣下の者はいかにあるべきか……」
- 46 :
- (ご連絡:現在帰省中にてPC不調のため帰京次第書きます。すいません。)
- 47 :
- >>45
大和発向を数日後に控えた尊氏邸に、一党の武者どもが参じていた。老いも若きも、いずれを見ても一騎当千の兵。
意気軒昂と口々に、「衆徒どもの何するものぞ、目にもの見せてくれん」と騒ぎ立てている。
弓箭の林立したる有様は正しく「羽の林」とみえて、唐国で近衛の兵をそう呼ぶのも尤もだ。
尊氏は彼らに言いたいように言わせ、自身は目を閉じてゆるりと休んでいる。
─そこへ、中宮の御使いがお出でになる。
御使いは口上を述べて尊氏を励まし、絹五疋を御狩衣料として賜った。
武士どもの心に、穏やかならぬものが沸き起こった。「…ジロリ」尊氏の傍らに座していた男が御使いを睥睨する。
この男、容貌魁偉にして、爛々と輝く双眸を吊り上げ、憤怒の形相すさまじく、今にも立ち上がって
御使いの胸ぐらに掴みかかりそうな気色である。
無理もない。海内乱れ、武士の力なくば命を繋ぐことさえできぬ癖に、それしきの報いが雲の上人の誠意なのか。
しかし…
「ほぉ…」
周囲を押しとどめたのは尊氏の感嘆の吐息だった。
尊氏は黒漆の盆に乗った絹をもろ手で掲げ、隅々まで拝見してから盆に戻す。
- 48 :
- 「まことに好し…。中宮さまには斯様に綺羅らかなる長絹を賜り、光栄の至りに御座る。
必ず見事な戦袍が仕上がりましょう。それを矢立に、雲居を騒がす坊主どもなぞすぐに片付けてみせますれば」
続いて尊氏、中宮の手になるという文を紐解く。
「………。」
中宮の筆は、春の小川のせせらぎのように優美な線を描いている。それだけに、紙絹の上に走る字は
何の感慨を持って書かれたようにも見えない。文面に反して、内心はどこか他人事のように思えた。
「こなたは、あぢきなし」
御使いは耳を疑うような顔をした。一介のあらえびすが、中宮の文に「あぢきなし」とは何ごとか。
小声でいらいらと「えこそ宣うまじ」と言ってみせる。
「文をあぢきなし、と思うて、あぢきなし、と申して何が悪いか。それで中宮さまの人となりを貶めた訳ではない。
お心にはまことに感謝しておる。直ちに、尊氏も返り文をしたため申す」
- 49 :
- 【文書】
黒雲が城を圧し、城は今にもくだけんばかりです。
武士どもの甲の光は日にきらめき、金色の竜の鱗が開いたよう。
今まさに、角笛の音が天に、天を破らんばかりに響き渡り、
敵味方の流した真紅の血潮は、夜になれば区別なく紫に凝固します。
半ば巻かれた錦の旗は、力なく垂れ、
太鼓の音は、寒々として冴えません。
このような時、黄金台を築いて招いてくださった主上のお志に報い、
金作の太刀を引っ提げ、主上の御ために死ぬることこそ、臣の本望にございます。
中宮さまには、臣がために手づから文をしたため、絹五疋を賜りくださいましたことを
百拝して感謝致します。
尊氏も麾下の兵どもも犬馬の労を尽くし、直ちに紛擾をお鎮め致しますゆえ、
何もご心配なさいますな。
建武元年 吉日 花押
「…わしが、直接にお届け申し上げる」
御使いはまたも狼狽した。と、今にも尊氏は全くの思いつき、気の向くままに文書を携え
乗馬し、宮中の方を目がけて疾駆していく。御使いも血相を変えて供の者どもを急がせ、禁裏へ向かっていく。
「誰ぞ、おらぬか。中宮さまに文をしたため、持って参ったのじゃ」
- 50 :
- 【山城国・京・内裏】
>>44
宣房亜相 「おお、これはこれは足利鎮東将軍殿!!!!よくぞ参られた!!!」
「御恥ずかしき事では御座いますが、御所で武勇に長ける者は忠顕卿だけで御座いますし、
何より相手が南都の僧兵とならば、手出しがし辛い事この上ないのですよ。」
「しかし、貴殿程の武勇に優れた武人が兵を率いるのであれば、兵乱を静まるのは確実で
御座いますからな。帝に上奏致しましょう。」
宣房亜相 「御主上様。先刻足利鎮東将軍殿が参られまして、大和での僧兵の暴挙鎮圧をかって下
さるとの事で御座いますぞ。」
治天の君 「おぉ。そうかそうか。尊氏がか。」
参議忠顕 「うむうむ。鎮東将軍殿であれば間違いないでおじゃる。」
- 51 :
- >>50の続き
宣房亜相 「そうですな。やはり武勇では新田金吾将軍殿、楠木泉州殿、北畠奥州宰相殿と並ぶ猛
者で御座いますし、率いる兵も精強で御座いますからな。」
参議忠顕 「後は、大塔宮様でおじゃるな。」
治天の君 「あやつの事はどうでもよいのだ。それよりも、早速尊氏に大和での兵乱を鎮圧するように命じよ。」
宣房亜相 「ハハ!!!」
宣房亜相 「足利鎮東将軍殿。正式に御主上様より命が下りましたゆえ、早速向かって頂きたい。」
*朝廷は足利尊氏に対し大和への出兵を命じました。
(>>41-44 返信遅くなりまして申し訳御座いません。
(未熟者では御座いますが、何卒宜しくお願い致します。
- 52 :
- (wiki作りました。http://cw.wiki.areaplan.info/)
- 53 :
- >>51
これからダスキン!
- 54 :
- 【山城国・京・内裏】
参議忠顕 「平和でおじゃる。」
宣房亜相 「そうですな。」
治天の君 「して、大和の兵乱はどうなったのだ?」
宣房亜相 「ハ!!!今だ報告は御座いません。」
参議忠顕 「足利鎮東将軍殿は出陣されたのでおじゃるか?」
侍従 「いえ、それがどうやらまだ在京との事で御座います。」
治天の君 「何?なんとものんびりとしているではないか?」
宣房亜相 「そうですな。」
参議忠顕 「ふん、案外怖気づいたのではないでおじゃるか?」
宣房亜相 「いやいや、忠顕卿。流石にそれは無いかと思いますぞ。」
「天下の源氏の頭目の一人で御座いますしな。」
治天の君 「うむ。僧兵などに怖気づくほど肝が弱くは無いだろう。」
参議忠顕 「では、どうして出陣しないのでおじゃるか?」
「怖くないならば、やはり先立つ物がh(ギャ 」
宣房亜相 「・・・ゴ、ゴホン、ま、しかしですな、理由は確かに気になり
ますな。」
侍従 「いや、その、それがですね・・・」
治天の君 「なんだ、理由を知っているのか?ならば申してみよ。」
侍従 「ハハ!!!謹んで申し奉ります!!!」
「ど、どうやら、中宮様が御引き留めなさったとの話で御座
います。」
宣房亜相 「ちゅ、中宮様、で御座いますか。」
治天の君 「余の中宮が、か・・・うぬ。わかった。この件は不問とする。」
「中宮には余から聞いてみよう。」
一同 「ハハ!!!」
- 55 :
- 【名前】細川氏元
【氏】源
【姓】朝臣
【苗字】細川
【諱】氏元
【通称】和泉六郎
【位階】従八位上
【官職】南群大領
【所属国】和泉
【勢力】朝廷
【立場】中立
【領地】和泉国南郡
和泉細川家(架空)当主。年は十五。
家臣達に補佐を続けられながら和泉国南郡を統治している。
- 56 :
- 【南群 政庁】
予は空腹でたまらぬ!
膳を持って参れ!
側近「ははっ!お待ちくだされ!」
《膳が運ばれてくる》
ふむ、今宵は魚か。構わぬ、下がってよい。
《食べ終わり膳を下げさせる》
しかし世の中も平和だな。幕府が滅び、朝廷による新政が始まった。
父上は朝廷のために戦い討ち死にした。なのにこれだけの恩賞・・・。
我ら武士(もののふ)はなんのために戦っているのだ・・・。
側近「己、ではないでしょうか・・・。」
そうか、いやきっとそうだろう。
予にも夢があるしな。
いつか、いつか、和泉国を統べ、群雄となれる日がくればいいな。
《一群の主、いや一少年は夜空の美しい夜に一人そうつぶやいていた》
- 57 :
- 【山城国・京・内裏】
>>56
参議忠顕 「平和でおじゃる。」
宣房亜相 「そうですな。」
参議忠顕 「しかし、御主上様はどちらにいかれたでおじゃるか?」
宣房亜相 「さぁ?ただ御主上様の事で御座いますからな。七殿五舎にでも行かれたんではないですかな?」
参議忠顕 「いやいや。御主上様もお気楽でおじゃる。」
宣房亜相 「いやいや、忠顕卿程ではないですぞ。」
参議忠顕 「そ、それはど、どういう意味でおじゃるか?」
宣房亜相 「ま、まぁ、しかしですな。御主上様まで届いているかはわかりませぬが、近頃我らの評判はあまり
宜しくないとの事を各地より解で聞いておりますが、忠顕卿は聞いたことがありますでしょうかな?」
参議忠顕 「いやいや、麻呂は全く知らないでおじゃる。」
宣房亜相 「・・・ま、まぁ、しかしですな。どうやら武士の中では我らの配った恩賞に不満があるとの話で御座い
ますぞ。」
参議忠顕 「な、何を言ってるでおじゃるか!!!!」
「ま、まともにふ、風流すらわからない野人どもに恩賞が出るだけ素晴らしい事でおじゃる。」
宣房亜相 「し、しかしですな、彼らが戦で戦ったからこそ、倒幕が出来た、という事実もありますから、やはり
ここは見直さねばならないかと。」
参議忠顕 「そ、そんな事をしたら平家、怨敵と続いた武士の世がまたさ、再来するでおじゃる。」
宣房亜相 「そ、その辺りは我々がしっかりと管理すれば宜しいでしょう。」
「何よりですな、彼らの信頼を失い怨敵ら勢力を結託されてはもとも子もありませんからな。」
参議忠顕 「うぅう・・む。確かに、そ、それはその通りでおじゃる。」
宣房亜相 「ですからな、我らの名で畿内の諸武士らに仕官を改めて求めましょう。」
*朝廷は名乗り上げるものを募集しています
(>>55-56、参加有難う御座います。未熟者ですが何卒お願い致します。
- 58 :
- 【山城・京・内裏】
治天の君 「して、何か変わった事はあるか?」
宣房亜相 「いえ、特には御座いません。」
治天の君 「ふむ。余の威光はいつになったら日ノ本全体に届くのだ。」
参議忠顕 「この様子では難しいでおじゃ(ギャ 」
治天の君 「何か言ったか?」
宣房亜相 「ま、まぁ、しかしですな。」
「各地での兵乱を考えますと、朝廷の力はまだまだ限定的で御座いますし、
まずは畿内の安定を図るべきかと思いますぞ。」
参議忠顕 「そもそも、京自体が平和でないでおじゃる。」
治天の君 「うぬ。主等の申す事はもっともだ。」
宣房亜相 「そこで、ですな。かつてより行われている、京都大番役の宣旨を出されては
如何かと思います。」
参議忠顕 「京都大番役・・・あ、ぁあ、地方の武士に京を守らせるというあれでおじゃるな。」
治天の君 「ふむ。」
大理隆資 「あー、ま、実際の活動は検非違使や各衛府らと協力し行えばいいかと。」
参議忠顕 「おぉ。これは隆資殿。お久しぶりでおじゃる。」
治天の君 「ぬ。隆資か。」
宣房亜相 「はい。この案は検非違使庁の長である隆資殿の案でも御座います。」
大理隆資 「あー、何といいますか、我ら検非違使としても兵が増える事は喜ばしい事で
その他にも、各地の有力豪族や武士を味方に付け、また監視するよい機会かと
考えておりますが。」
宣房亜相 「御主上様。如何で御座いましょう?」
治天の君 「うぬ。では至急整え行うように。」
宣房亜相 「ハハ!!!」
【南群 政庁】
>>56
使者 「我は和泉国衙の官人なり。朝廷より宣旨を持ってまいった。今すぐ謁見したい。」
- 59 :
- 【山城・京・内裏】
治天の君 「して一月が経った訳だが何か変わった事はあるか?」
宣房亜相 「いえ、特には御座いません。」
参議忠顕 「何せどこの国からも解文も届いt(ギャ」
治天の君 「何か言ったか?忠顕」
宣房亜相 「と、ともあれですな、行える事を行うしかありませんぞ。」
参議忠顕 「そ、そうでおじゃる。まずは一歩一歩でおじゃる。」
「そもそも、高望みした所で何もできn(ギャ」
宣房亜相 「・・・(忠顕卿・・・少しは黙って頂きたいですな?(ギロリ」
参議忠顕 「・・・は、はぅ。」
治天の君 「ま、まぁよい。」
大理隆資 「あー、お元気そうで御座いますね。」
宣房亜相 「これはこれは四条大理卿。」
参議忠顕 「おぉ、隆資卿。」
治天の君 「隆資か、何か変わった事はあったか?」
大理隆資 「あー、そういった事は御座いません。」
「非常に洛中は平和後で御座いますからね。」
治天の君 「それはよい事だ。うむうむ。これからも励むように。」
*仕官者募集中
- 60 :
- hoshu
- 61 :11/10/28
- 持明院の連中を寺に入れた方がいいですぞ。
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