2011年10月1期日本近代史内務省 TOP カテ一覧 スレ一覧 削除依頼

内務省


1 :10/10/17 〜 最終レス :11/11/28
第二次世界大戦まえ、日本の内政を一手にひきうけていた内務省。
警察をつかって国民を統制していたというマイナスの評価がほとんどだが、都道府県をつうじて効率のよい行政をおこなっていたとの評価もあるが実態はどうだったのか。

2 :
いまも都道府県が国の機関だったら公式サイトのURLは
http://www.tokyo.moh.gojp/ - 東京府
http://www.aomori.moh.go.jp/ - 青森県
http://www.keishicho.go.jp/ - 警視庁
http://www.hokkaido.go.jp/ - 北海道庁
だったのだろうか(mohはMinistry of Home Affairsの略)。

3 :
全国の知事職が内務省ポストだったという一事から
しても、とてつもない強大な権力を想像させる。

4 :
都道府県が地方自治体になったとき、機関委任事務をつかって国の業務をやらせるようにすれば出先機関をあんなにつくる必要はなかったはず。

5 :
爺さんが名古屋の方で内務省の土木関係の人足?をやってたらしい
給料が出ると、夏場はリヤカーを引いて売りに来るスイカを全て買い切って
家族・親戚・ご近所とみんなで食ったんだそうな
金には一切困らなかったそうな

6 :
あれ、戦後の建設省は内務省系の分家だっけ?

7 :
大蔵省、司法省、文部省、陸軍省、海軍省が
所轄すること以外は、すべて内務省の分家。

8 :
>>7
逓信省、農商務省の系統の官庁も分家ということになるの?

9 :
>>8
話は変わるけど、その二省は革新官僚の台頭で注目
される以前は「低能(逓農)省」と揶揄されていた。
by 橋川文三「革新官僚」神島二郎編『権力の思想』
筑摩書房(1973年)p.258.より

10 :
>>8
かなり初期に分かれたけど、一応分家だよ。
それに、地方自治を内務省が握ってるから、農林行政や鉄道敷設とかも結局内務省が絡んでくるし。

11 :
>>10
それを言ったら、教育行政を担当する文部省や徴兵制度等の関係で
陸軍省・海軍省も絡んでくるよね。
司法関係を統括する司法省、徴税を行う大蔵省も無縁ではない。
直接内務省と折衝する必要がない官庁は外務省くらいなものか。
>>9
戦後首相になった岸信介は農商務省に入省、佐藤栄作は鉄道省に
入省したんだよね。

12 :
>>11
外務省も直接警察官雇うようになる前は内務省の警察官借りてたよ。

13 :
そもそもなぜ内務省の所管範囲は
そんなに滅茶苦茶広いんだ?
あの陸軍と争ったゴーストップ事件も、背景には
内務省警保局の力が陸軍と互角にやり合えるほど
強すぎたからだろ。力はすなわち縄張りの誇示だ。
まったくバカげた争いだよ。

14 :
中曽根康弘、奥野誠亮、鈴木俊一、後藤田正晴、秦野章、小林与輿次などなど

15 :
>>13
警察を握っている官庁はどこの国でもそれなりに強いんじゃないの?
アメリカのように連邦制を敷いていて尚且つ州の力が強い国は
そうでもないのかもしれんけど。

16 :
現在のアメリカにも内務省はあるが、他の国の内務省とは性質が異なっている。
諸外国の内務省が警察庁(一般警察と秘密警察)を統括しているのに対し、
アメリカの内務省は警察組織とはほぼ関係ないと言ってもよい。むしろアメリカにおいて
警察業務を担っているのは司法省である。したがってFBIなどを含む警察組織は
司法省の下にあるのである。
また中国を見てみると中国には内務省は無い。代わりに国家公安部(国家公安省)が一般警察と
武装警察を管理統括している。

17 :
>>13
陸軍に所属していた憲兵はフランスのジャンダルムリと同じように
一般人に対する捜査権なども持っていたらしいけど、軋轢とか
無かったのかな?

18 :
厚生労働省+国土交通省+総務省+警察庁+国家公安委員会=内務省
とても今の時代内務省復活は無理だね。

19 :
>>18
厚生省は戦前に枝分かれしたんだから無理に戻さなくてもいいんじゃない。

20 :
>>18
まさにかつて官庁の中の官庁とまで言われた所以がそこにあるんだろうな。
その長である内務大臣は裏では総理大臣に次ぐほどの権力を持つとまで
言わせしめた事もある。
だが第二次大戦が近づく頃には、軍部の陸軍省 海軍省が国内において
絶大な権力を握っていたが。

21 :
>>3
>全国の知事職が内務省ポスト
道府県庁のどのあたりまで、
内務省本省のポストだったんだろう。

22 :
第二次世界大戦直後の完全な自治体警察は失敗したし、民選知事も官僚からなる人がふえたのをみると内務省の残渣をなくのはむずかしかったということかな。
国家警察と自治体警察の2本だてもうまくやれば、広域捜査や国家的な事件への対応は国家警察、地域の事件は自治体警察という風に役割分担できたのに。

23 :
>>22
橋本内閣の頃に公安警察を国家警察とし、それ以外の警察を
完全な自治体警察とする案があったと新聞か何かで読んだこと
があったけど、すぐに立ち消えたみたいだね。

24 :
…人間関係の力を警察がよく知っていることは、人間関係による影響力の
削減をはかるため、幹部を頻繁に配置転換する方針をとっていることが
何よりの証拠である。
実際、地方分権化されていた戦後の警察について、現在の警察幹部が指摘
する最大の欠点は、小規模な自治体警察の組織では、地元勢力の強力な
「人間関係」にあまりにも動かされやすかったという点なのである。
ウォルター・L・エイムズ著『日本警察の生態学』
勁草書房(1985年) p.237より

25 :
まー圧倒的な行政優位の時代に、そこそこ出世すれば官選知事になれるというのは大変なことだ
もちろん大臣や貴族院で政界の道もあり、台湾や満州など外地で活躍した人も多い
他の省庁では大幹部が大臣や貴族院議員になる程度のものだからね

26 :
>>24
自治体警察は都道府県単位でやればよかった。
いまの都道府県警察の問題点は警察庁の意向がつよくて議会によるガバナンスがはたらきにくいこと、警察庁のキャリア組、
公安といった国家警察でやるべき業務をやっているということだな。

27 :
外務省は日本弱体化に使えるからGHQはそのまま温存したとの説があるな

28 :
最近「外務省革新派」という本が出たけど、あれみても枢軸派の外交官が
戦後実に華麗な復活をとげている
まーだいたい内務省だって個々人には大した害も及んでないし
大蔵も追放されたのは実は8人くらい
陸海軍が消滅したのに比べりゃ、文官は甘すぎるくらい

29 :
内務大臣

30 :
いまも内務省があったら児童や動物の虐待防止は警察が管轄していたはず。

31 :
いまも戦前の都道府県があったら大阪都構想はでていたのだろうか。
東京府と東京市の二重行政が問題になって東京都ができたことをかんがえると国の主導で大阪都ができた可能性があったかもしれないが。

32 :
内大臣と内務大臣は違うからな?

33 :
解体直前の内務省って
警保局、地方局、調査局(現在の公安調査庁)だけだろ?

34 :
>>33
土木関連の部門も残ってなかった?

35 :
国土局・防空局
まあ警保と地行が中核だし
官選知事あっての内務省だ

36 :
名前かっこいいから
内務、外務、法務、財務は残してくれ。

37 :
 

38 :
戦時中に土木局が国土局、防空局に改組されたんだね

39 :
出入国管理は国土交通省がやってもよかったような気がするのだが。

40 :
目指してる 未来が違うw byシャープ
http://twitter.com/ozawa_yuuki/status/6549767047872513 

41 :
関連スレ
軍事板の古今東西の軍事法規・憲兵・警察・消防を語るスレ
各国の憲兵・軍法・国境警備隊・警察・消防006
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1289616108/

42 :
米「タイム」が指摘 日本の支援は途上国以下 2011年3月24日 http://gendai.net/articles/view/syakai/129570
来日した外国人医師は診療できず… 日本の救援体制は開発途上国以下――。
22日、米誌「タイム」(電子版)がこんな批判的な記事を掲載した。「官僚機構が救援を遅らせているのか?」というテーマで、
「日本よりはるかにインフラ整備が遅れている開発途上国でさえ、災害発生から4日もたてば援助物資が被災民の手に届く。
だが東北では10万人の自衛隊が救援活動を行っているにもかかわらず、援助物資が届くのに恐ろしいほど時間がかかっている」と指摘した。
同誌は日本の入り組んだ官僚機構に問題があり、規制好きな国民性が“合法的な壁”として立ちふさがっているとして、以下の実話を挙げている。
日本の船会社が湾岸地域に救援に向かうコンテナ船をヘリの着陸用に提供すると申し出たが、政府は船会社に正式な資格がないことからこの提案を断った。
来日した外国人医師団が患者の診察を申し出ても、日本の医師免許がないという理由で門前払い。医師らは医療行為ともいえない最小限の援助活動をするしかなかった。
政府は地震から6日後の17日になって外国人医師の医療行為を認める方針を打ち出したが、遅きに失したといわざるを得ない。
また、海外から高齢の被災者のために薬品が寄付されたが、日本の行政当局が承認していないという理由で現地に届けることができなかった。
輸送業者は許認可特権を持つ官僚ににらまれるのを恐れて表立っては口にしないが、不満タラタラで物資を運ぶ許可を待っている。
寄付された物資は地震と津波の数時間後には東京に届いたのに、いまも倉庫に眠っているというからバカげた話だ。
もちろん、政治家がその気になれば、こうした規制を取っ払うことができる。官僚機構と政治の怠慢が被災者を見しにしたといえそうだ。

43 :
福島、非難すべき沈黙 ル・モンド紙 3月26日 日本時間21時59分
http://www.francemedianews.com/article-70295007.html
十分な情報を得られず、深刻さを推し量ることができない状態で、事故の危険を段々意識するようなった多くの日本人は、
新聞雑誌の記事や民放テレビで放送される原子力専門家の証言を通じて、以前より不安を抱くようになっている。
この惨事の吐き気を催させるような背景が今浮かび上がってきたのである。「原子力ロビー」と呼ぶ権力が。
財力と権力の心臓部は原子力の政治を牛耳っている経済産業省で鼓動している。
その下部組織が電力会社連合、原子力安全・保安院、原発の建設産業グループである東芝と日立、そして原発の事業社である。
電力会社に天下りした原子力関連機関と官公庁の官僚を擁するこのロビーは情報を塞ぐことに手腕を発揮する。
「原子力は完璧に安全である」ということを保証する為に新聞雑誌やテレビの大々的なキャンペーン広告に出資する。
2009年の新しい与党の登場もこの構図を変えることはなかった。日本民主党は「連合」の勢力を基盤にしており、
その中心は原子力に非常に結びついたエネルギー・セクターの労働者をまとめる部門なのである。
省庁、監視機関、原発建設会社と事業社の間での大規模なこの共謀行為は、反対派の口を塞ぐだけでなく原子力に関するすべての疑問を撤去する。
資料で立証された証拠が足りないわけではなく、怠慢と省略による欺瞞、あるいは純粋なる改竄によって撤去するのである。
この手口は、日本に原子力が導入された1970年代からの事故隠蔽に対して電力会社10社が問題視されたことから2002年に公になった。
福島原発を所有しその事業社でもある東京電力は最もやり玉に挙げられた会社である。

44 :
外地の各総督府へ、内務省から出向してるのね。

45 :
総務省も規模は小さいがミニ内務省のようなものだな

46 :
ユッケ食中毒で警察が捜査にのりだしているけど、警察が事故の原因究明をするのは
業務上過失致死傷罪があるだけでなく、第二次世界大戦まえは食品衛生といった行政
警察活動をしていた歴史も関係しているのではないかとおもう。

47 :
総務省
内務省地方局→地方行政委員会→地方自治庁→自治省→(+旧郵政省)総務省
今更警察を包括する必要は無いが一官僚たる警察庁長官が他の省庁に比べ過大な権限を持っているのは問題だ

48 :
>>47
国家公安委員会があるせいで政治のちからがおよびにくいのが問題では。
せめて警察庁と都道府県警察が完全に分離していたら国家公安委員会が都道府県警察から
長官を抜擢するといった柔軟な人事ができたはずだが。

49 :
来週遡り日本史で内務省特集。
どうせ巨大権力機関と叩かれ終わると思うけど。

50 :
環境行政は内務省なら環境局をもうけるのだろうな。

51 :
結局内務省は再編される運命にあったんじゃね

52 :
今でも他国にはあるわけだが??

53 :
━━━━━━━━━━━━

54 :
警察省または公安省を創設するべき。

55 :
いいねえ。 名称は国家安全省  国家保安省  公安省などかな。
もちろん内務省でもいいけど

56 :
国家公安委員会を廃止して、警察庁を国務大臣を長とする「内務省」に格上げすればいい。
やっぱり、内務省は警察担当してナンボ。
地方分権の時代、地方行政担当の総務省より、警察庁の方が内務省にふさわしい。

57 :
民主党なら「くらし安全省」とか言い出しそう。

58 :
内務省は 軍部に 対抗できる 重武装の 警察組織 いわば 「警察軍」を
つくる気は なかったのかな。

59 :11/11/28
>>56
警察の業務だけを取り扱う官庁のトップが閣僚クラスになっている国は
旧共産圏の国だけとネット上で読んだことがある。
戦前・戦中の内務省は警察だけでなく、地方行政や土木行政を担う官庁
だった。
内務省が復活することに異論はないけど、取り扱う業務は警察のみという
ことについては抵抗がある。

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