2011年10月1期一人暮らしバクマン生活送ってきたので投下する TOP カテ一覧 スレ一覧 削除依頼
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一人暮らしの友 圧力鍋
初めての一人暮らしで予算30万あったらどう使う?
高田馬場で住むことになった
これから一人暮らしする予定の奴が夢を語るスレ


バクマン生活送ってきたので投下する


1 :11/11/10 〜 最終レス :11/11/29

文章力無いから読みにくいかもしれんが勘弁してくれ
一応有名雑誌で受賞したこともあるから参考程度に聞いてくれ
一応一人暮らししてたときの話だからこの板にしたけどここでいいかな?

2 :
今から三年前
高校三年生の俺は受験が怖くて専門学校に入学を決めた
当時俺は授業中に漫画を書いてはにやけていたキモ厨2男子だったので専門はマンガ科にした。
そして上京し、入学までは憧れの一人暮らしを満喫しつつ夜は絵を描いてすごした。
小さいロフト付きの部屋には電気がなかったので、電気を買うまではケータイの明かりで絵を描いていた。

3 :
そして入学
ロクにデッサンも学んでなかったが、自分のことを天才だと思い込んでいた俺は早速自信をブチ壊されることになった
俺が入学した学校はいろいろなデザイン系学科のある学校で、最初の半年は基礎的な技術に授業をあてていた。
俺は一刻も早く漫画のことを学んで卒業までにはデビューしたかったので正直うっとおしかった
デッサンの授業中にふと隣の生徒の絵を見たんだがこれがめちゃくちゃうまかった
すげーショックだったのを今でも覚えている
そいつも隣の俺のをずっと見ていたので同じことを思っていたんかもしれない(俺もそこそこ上手かった)
これがライバル「ジョージ」とのであった

4 :
こいつとは卒業までの二年間、隣の席で技術を競い合ったライバルになる
俺が根暗なキモオタに対してジョージは俗に言うDQNだった
マンガ科は本当に根暗の集まりで俺もその一人だったんだがジョージは違った
ジョージは他の学科の飲みとかにも積極的に参加していて、友達の少ない俺とは正反対だった

5 :
とにかくズバ抜けた絵のセンスとコミュ力を持っている男で彼女がいないのが不思議なくらいだった
夢は漫画家!とはっきり言えるほどの自信に満ちた男である
俺は変なプライドが邪魔してジョージのようにはっきり自分の夢を語れる男ではなかった
夢が失敗したらかっこ悪いとか考えてて一度も口に出さなかった
だが本心は漫画家一本だったのでやる気は人の二倍はあったと思う
それはジョージも同じで入学して半月も立たないうちに俺たちはネームを仕上げ先生に見せることにした

6 :
俺は入学当時ネームという言葉を知らなかったので一応説明しとく
ネームは漫画の下書きの下書き
先にプロットという文章だけの物語の流れを書いて、それを絵にしたものをネームという
大体ネームで詰まる奴はプロットでストーリーの筋が通ってないと言われる
だが俺は何も考えずにプロットは全く書かずにネームに入った

7 :
ジョージとのライバル心もあり妙に緊張していたが、ネームは一晩で仕上げることができた
ストーリーは言ったらモロバレするから言えないが・・・・・・
学園モノとだけは言っておこう
ジョージは大好きな特撮系の漫画をかいてきた
お互いにネームが完成し見せあった

8 :
人いないっぽいなぁ・・・・
まぁ吐き出すついでなのでどんどん投下

9 :
想像できるだろう
自分の厨2力をもろに吐き出したネームである
読み合っている途中は恥ずかしくてジョージのネームどころじゃなかった
正直このときのジョージの感想は覚えていないし、ジョージの漫画の内容も覚えていないw
ネームって絵も文字も汚いから読んでも頭に入らないんだよねwww
だから二人の反応はすまんがカットするwww
俺たち二人は出来立てホヤホヤのネームをマンガ担当の先生に見せにいった

10 :
ハリーポッターのような丸めがねをかけた先生はタバコをくわえながら俺たちの作品をゆっくり見ていった
この先生は若い頃にどっかの雑誌で大賞をとったが、そのまま連載はせずに今は教師として漫画家を続けている
漫画家にもいろいろあって皆の知ってるジャンプで連載したりする漫画家や、新聞のコマに絵を描いているデザイナーのような漫画かもいる
経歴だけなら尊敬できる漫画家ではなかったが、オーラが凄かった
知識もコミュニケーションも技術も持ち合わせて、それでいて陽気で話しかけやすい先生だった
以下ダンブルドア
ダンブル「ジョージの作品は元気があっていいけどちょっと筋が通ってないな〜」
ジョージの作品はたしかにネーム慣れしてない分あまりいい出来ではなかった
ちなみにこの作品に手直しを加えて作として一応完成させる
俺の作品をダンブルがまじまじと見る
本当に長い時間読んでた

11 :
俺は今まで友達と呼べる友達もいなかったし才能もない
皆俺を避けてたし(ワキガで)友達だと思っている奴にメールしてもシカトなんてザラにあった
働いたらそういうコミュニケーションも必要じゃん?
だから漫画家になろうと決めたのだ
もちろんこれは安易な考えだった
漫画家にもコミュはいる
とにかく自分にはまったく自身が持てなかった
絵には多少自信があったがジョージに壊された
でも以外にもダンブルは
「おもしろい!!」
と言ってくれた

12 :
俺は最初なんて言ったのかわからなかった
ダンブルが俺の描いた汚いネームをもう一度読み返しもう一度
ダンブル「おもしろいよ」
俺は心の中でガッツポーズをした
ダンブルは少し俺に手直しするところを教えてくれて、それ以外は褒めてくれた
コミュ症がDQNに勝ったのだ
ジョージは隣でなんとも言えない顔をしていた
俺が逆の立場なら悔しさを必死に隠していたと思う
ジョージもきっと歯を食いしばっていたはずだ
とにかく仕上げるようにと言われて二人で原稿用紙を買いに行く約束をした

13 :
俺はジョージに勝ったというより褒められたことが嬉しくて家に帰って自分のネームを何回も何回も読み返した
そしてある日、学校から似顔絵の宿題が出された
二年が町で似顔絵のイベントをするらしいが人数が足りないので一年から選抜するための課題だった
俺は本気で名倉を描いた
ジョージにはもちろん
「まじ失敗作だわ〜、描き直したいわ〜」
とか言ってたな
ジョージはえがちゃんを描いていたがもちろん上手かった
そして二人とも選抜された

14 :

と思ったが二次試験に呼ばれた
今度は一年から選抜された数人同士で似顔絵を描いて時間や技術をテストするものだった
しかし俺は奨学金の説明をうけるためにそのテストには参加できなかった
しかしもう一人奨学金の説明をうける一次試験合格者がいたので、その合格者と二人で似顔絵を描くことになった
ジョージとのを運命のと考えれば
これが運命の2になる

15 :

もう一人の合格者は女の子だった
俺は女の子と放課後二人で向かい合って座り、おたがいの顔を描いた
俺はけいおんの憂が好きなので以下憂
けいおん好きに怒られそうだが俺は憂が好きなんだ
嫌な人は脳内変換で俺を自分に変えて妄想してくれ

16 :
今更だがスペック
俺・・・・・・180 キモメン ワキガ 根暗、ストーリー重視の漫画を書く
ジョージ・・・・・・165、フツメンDQN、元気のいいマンガを書く
憂・・・・・・150、似ている芸能人ナシ、清楚系茶髪女子、漫画はほとんど書かない、動物ばっか書いてた
ダンブル・・・・・・165、体型はネビル、装備品はポッターのメガネ、頭はハゲ、ただしオーラはダンブルドア

17 :
さて本題
そうぞうしてごらん?
女の子と教室に二人っきりでお互いの顔を掻く
こんなに興奮することはない
まさに運命的なだ
だがしかし俺は自分に自信が持てずに相手に顔を見られるのが恥ずかしかった
無言もなんなんで何か口にだそうと口開けたら
俺「そ、う、・・・・・・うへへ・・・・・・・ヅゥフフ」
ってでて自分でもびびった

18 :
憂「ん?」
首をかしげてこっち見てきたんだがすごいかわいかった
フル
俺「か、かっこよく描いてね?」
憂「うん、任せて〜」
憂は静かな子だったがは話せば返してくれるいい子だった
惚れる惚れないの前に純粋に楽しかった
俺はその日憂と一緒に帰りメアドを交換した

19 :
一緒に帰った時間は五分くらいだったが、いろいろなことを話した
主に学校のことだったが話が弾みすぎて逆に変な汗がでてたわwww
憂「え!?もう漫画描いてるの?」
俺「ね、ネームだけだけどね」
憂「今度見せてよ〜」
というわけで次の日俺は憂にネームを見せた
ダンブルに見せるより緊張したが、憂も面白いと言ってくれた

20 :
俺はこのとき明確に自分の将来が見えていた
運良くいけばこの作品で担当がついて次で賞とってその次でデビュー
卒業後は少し修行して一直線に連載!ていう感じだった
憂に褒められ俺のテンションはマックスになりその情熱を漫画に注げ
なかった

21 :
やる気もあったがそれよりの俺はヤル気のほうがあったので俺は憂とメールばっかしてた
しかもその流れで憂とデートできることになったから漫画なんて頭からとんでいった
(ちなみに似顔絵の合格者は俺のみ)
憂とはじめてのデートは映画デートだった
俺は緊張して最初から最後まで・ハードだったが
憂は純粋に緊張してたらしい
ほとんど会話もなかったが、憂はとても楽しそうにしていた
バクマン風に言ってイラッとする人もいるかもしれないが
波長が合うとでも言うだろうか、そんなかんじだった
もちろんデートが終わったあとは家まで送っていったがそこで新事実


お な じ ア パ ー ト だ っ た

22 :
この間一緒に帰ったときは買い物に寄ったらしく気付かなかったが、それでも驚いた
俺は神様の顔にキスをした
さすがに部屋には入らなかったがお互い二人で夕空見ながらガリガリくん食べた
注、上記のやり取り中ずっとしています

23 :
俺「なんで憂は漫画コースに入学したの?」
憂「ん〜、漫画を書く気はないんだけど、えが好きなんだぁ〜」
俺「へ〜」
憂「俺君は?」
俺「働きたくないから」
憂はこのときばかりはイラっとしたらしいが、それ以外は二人でずっと笑っていた
でもさ、でもさ、俺みたいなキモオタに女の子が寄ってくるわけ無いじゃん?
きっと憂も俺のことなんか友達だと思っると思ったし、それでいいと思った
俺は友達でもヤレればいいと思って・・・・・・友達でも楽しければそれでいいと思った
もう十分に奇跡だったし
これ以上奇跡は起きないと思った
・・・・・・が、起きた

24 :
誕生日が一日違いだった
ニアピンだがこれはもう奇跡だろう
だが俺は嬉しくなかった
むしろこんなに運命出来てるのに、どうせ彼女はイケメンに股開きまくって楽しむんだろうなぁ、とか考えてた
ていうか人生そんなもんだ
運命なんて実力や結果の前にはなんの力もない
誕生日はもちろんジョージとWARHAWKやってた

25 :
誕生日にやろうと二人かぁ、とか考えてたらいきなりチャイムが鳴った
ドアを開けたら憂がいた
俺「え・・・?どしたの?」
憂「え、えええっと・・・ね、今日、誕生日だよね」
俺「お、お、お、お、お覚えててくれたの?」
憂「一日違いだもん〜覚えてるよぉ〜」
ジョージ「あんぐり」
憂「あ、ジョージくん!こんにちわ〜」
ジョージ「あんぐりんぐ」
憂「これ、ケーキだよ!市販で悪いけど」
俺「え!?」
憂「二つあるからジョージくんと二人で分けてね!」
そういって憂は自分の部屋に帰っていった

26 :
ジョージには憂との交流は言ってなかったので終始あんぐりしてた
ケーキは市販のものだったが、女性からの貰い物は初めてだった
ジョージ「うめえwwwww」
とか言いながら「俺の」もらったケーキをすごい勢いでたべるジョージには腹が立った
俺が二つとも食べたかったのに・・・・・・
ジョージ「でもなんで二つなんだろうな」
俺「・・・・・ん?」
ジョージ「だって俺がココにいるなんて言ってないじゃん」
確かににそうだ
ジョージと遊ぶなんて一言も言ってない
俺の誕生日なのに二人分のケーキがあるんだ?
ジョージ「憂ちゃんはお前と食うつもりだったのかもな」
俺「・・・・・・・!」
そういって憂がたべるはずだったケーキを完食したジョージは戦闘機に乗って空に逃げていった

27 :
まぁここまで揃えばもう運命以上の素材が揃っている
憂は俺のことが好きだ
とは考えずに一つじゃ箱の中にケーキ一つじゃ寂しいからもう一個買ったんだろうと考えることにした
ジョージ「お前お返しはするよな?」
俺「・・・・・・・・え?」
そうだ、彼女の誕生日は一日違い、つまり明日だ
でもお返しなんかしたことないしどうすればいいのかわからなかった
俺「・・・・ど、ど、どうしよう
ジョージ「しょうがねえなぁ」

28 :
よろしい続けたまえ

29 :
人いた
まじ嬉しいわ

30 :
次の日俺は居酒屋にいた
あとにも先にも居酒屋にいったのはこれが初めてだった
ジョージ「それでは入学を祝ってかんぱ〜い!!」
漫画学科一同「うえ〜〜〜〜い」
ジョージは俺のために飲み会をセッティングしてくれたのだ
もちろん表向きは入学祝の飲み会だったが憂の誕生日会として作戦を練っていた
ジョージ中心で憂にバレないようにクラッカーを生徒全員にまわして九時丁度に電気を切った(電気切ったのは俺)
はっぴばーすで〜憂〜
お決まりの歌の仲ろうそくが19本ついたケーキが厨房から現れた(持ってきたのはジョージ)
このときのろうそくで照らされた憂の顔は忘れられない

31 :
クラッカーと同時に電気を付けてみんなで拍手した(もちろん電気は俺が付けた)
サプライズパーティは無事に成功した
憂「パーティのセッティングしてくれてありがとう」
帰り道後ろに歩いていた俺のところまで憂がやってきた
俺「え?」
憂「だって私の誕生日知ってるの君しかいないじゃん」
憂は勘違いしているらしかった
本当は全てジョージが準備していたのに
俺「まぁね(すまんジョージ」
憂「私こんな嬉しい誕生日初めてだよ〜」
俺「う、うへへ」
そのあともちろんアパートが一緒の俺たちはずっと二人で帰った

32 :
ジョージ「じゃ、俺はこの子を送ってくからお前は憂ちゃんを送って行けよ」
女の子「ばぁ〜いぶぁ〜うい」(酔ってる
俺「襲うなよ」
ジョージ「の俺にそんなことできるわけないだろ〜」
憂「じゃぁね〜」
もう11時を過ぎただろうか
こんなに時間まで遊ぶことなんて俺の人生で1回もなかった
 

33 :
暗い商店街を俺と憂の二人で笑いながら帰った
でもこのままじゃジョージしか彼女の誕生日を祝ってない
俺は勇気を振り絞ってプレゼントを差し出した
飲み会前に買った安物のシュークリームだった
憂はまた喜んでくれた
もうね、だまってたけどね、さっきからずっとしまくり
もちろんシュークリームの数は二つ
二人で黙々と食べたが味は覚えてないんだよなぁ・・・・・・

34 :
なんかダラダラと続けてすまんね・・・・・・
誤字も多いし
指摘あったら言ってください
ちなみにバッドエンドです

35 :
俺と憂は近いはずなのに毎日メールで話していた
気を使ってメールしない日もあったが、正直飲み会から「その日」まで10日しか間はなかった
10日目の夜、俺は一人テレビ見ながら憂とメールしてた
まぁあとの流れはわかるよな
当然恋愛の話になったわけだ

36 :
憂「俺君ってさ〜、好きな人いるの?」
俺「え!?」
俺は当時憂のことは本当に意識してなかった
数少ない友達みたいな存在だったし、高校時代にできた好きな人をまだ引きずっていた
俺「う〜ん、いる、かな」
憂「え?そうなの?誰?」
俺「え〜、言ってもわかんないよ」
憂「ほれほれ言ってみ〜?」
俺「高校時代の同級生だよ」
憂「・・・・・・・・・・・」
俺「憂さんはいるの?」
憂「・・・・・・・・・・」
しばらくメールは返ってこなかった

37 :
風呂入ってメールみたら返信来てたので急いで見ると
憂「今ふられた」
とだけ書いてあった
並みの人間ならここで自分だと思うが俺はリト並みに鈍感だから気付かなかった
俺「は?今告ったの?誰に」
憂「もぉ〜〜〜〜いっちゃえ!!!!
君のことが好きでした!!」
だってさ

38 :
・・・・・え?
ってなった
俺にできる行動はひとつだった
部屋のドアを開けて彼女のドアを開けて彼女に合って見つめ合う
ではなくジョージを家に呼んだ

39 :
ではなくジョージを家に呼んだ
俺「ちょ、ど、どうしよう告白された!!」
ジョージはすぐに来てくれた
ジョージ「は?誰に?お前なんて返したの?」
俺「憂さん!!返してないし、他に好きな人がいるって言っちゃった!!」
ジョージ「いいじゃん付き合っちゃえよ!」
俺「さすがにできないだろ!!!」
ジョージ「あのなぁ・・・・・・」
いきなりだがジョージは本当にいい奴
部屋はガンダムとかエヴァのフィギュアばっかで萌えキャラとかもあんまり見ない綺麗なオタクだし
ジョージ「世の中人を好きになるなんてことそうないぞ?ましてやお前なんか人に嫌われて当然のツラしてんのに断ってどうするんだよ」
俺「そんな理由で付き合いたくねぇよ・・・・・」
ジョージ「あほ、好きになってくれる人を突き放したらお前はこれからもずっと一人だぞ?そういう人を愛してやるべきだろ」

40 :
ジョージは人を見る目がある
ケーキ持ってきてくれた時点で憂の気持ちに気づいてたみたいだし(俺が鈍感なだけか?)
俺はこの観察力は漫画家になるには必要な能力だと思う
確かにジョージは今のところ俺に一歩遅い実力かもしれないけど、将来性は俺もよりもずっとある男だ
俺はすぐに家でて憂の家には向かわずガリガリ君買って憂の部屋のチャイムを鳴らした
でも憂はでなかった
ヘタレな俺は迷惑だと思って一回しかチャイム鳴らさなかったのがいけないんだろうな
待ったんだけど一向に出てこないから帰る間にドアの前で憂を呼んでみた

41 :
我ながら誤字多いな〜

42 :
俺「憂さん、いる?」
憂「うん・・・・・・」
返事は直ぐに帰ってきた。気まずくて開けられなかったらしい
俺「さっきのメールさ」
憂「え!さっきのはもう忘れて!悪いのは私だから!」
俺「俺でよかったら付き合わない?」
憂「え?」
俺「いや、付き合ってください」
憂「な、なんで・・・・・・・好きな人いるっていったじゃん」
俺「それは・・・・でも、もうその人のことは諦めかけてたし」
憂「・・・・・・・・・・」

43 :
また長い沈黙が続いた
今考えると、このときの俺って優柔不断すぎる
好きな女がいるって言ったのに調子良すぎる
でも彼女はドアを開けてくれた
顔くちゃくちゃにして泣きながら
憂「フラれたかと思った〜〜〜〜」
だってさ

44 :
この日を堺に俺たちは付き合い始めた
言葉的にはお付き合いを始めただ
19のくせに小学生みたいな恋愛だったと今ながら思う
毎日会ううのに名前はずっとさん付けだったし
手なんてつないで歩けなかったし
ほとんど顔見て話せなかったなぁ・・・・・・
ほんとに純愛だったと思う
注、ただし5日で押し倒した

45 :
ところでバクマンってなに?

46 :
>>45
> ところでバクマンってなに?
週間少年ジャンプで連載中の漫画です
高校生が漫画家を目指すという設定で作者はデスノートの二人組

47 :
そしてなんか申し訳ないけど・・・・・
書き溜め分が終わった・・・・・・・・・・・・
たくさん書いたと思ったのにwww
書きながら投下していくので少し遅くなります

48 :
よし待ってる

49 :

彼女は男性経験はないって言ってたけどどうなんだろう
血はでなかったしあんま痛がってなかったしね
今となってはどうでもいいことだけど俺が短小すぎたからかもしれんなぁ

50 :
とにかく俺の生活はいきなり変わった
3、4月は親の仕送りを1万近く残していたのに対していきなり貯金は底を付いた
でも金なんて問題なく楽しかった
バラ色だった
動物園行ったり、二人でAV見たり、映画鑑賞したり、窓開けたままヤッたり、二人でポケモンカードとかもしたなぁ

51 :
学校の成績も結構良くて、漫画は描いてないけど自惚れてた
夏休みまでには二人の中も良くなって下の名前で呼び合うようになったし、初めてのケンカもした
発端は俺の嫉妬から
何もないのにやれ浮気してるんじゃない?とか泣きわめいてた
その都度憂も泣きながら拳振り回して
憂「俺がいいの!!俺以外考えられない!!!」
って言ってくれた

52 :
待った、最初から読んでるから投下スピード緩めてくれ
頼むm(_ _)m

53 :

俺は憂と過ごす時間が増えていった
毎日毎日憂の部屋にいた
次第に話すこともなくなってゲームを仕込ませるわけだけど、今思うと迷惑だったかな
GTとか仕込んだ
まぁ起きたらそこに憂がいる生活を続けていたもんだから今度は焦り始めた
俺このままじゃ漫画進まないじゃん

54 :
ちょっと飯行ってきます
書き溜めもするから様子見つつ1時間くらいゆっくりしてきます

55 :
>>54
おk
俺も飯するわ

56 :
なんか専門学校生がこんな恋してるのかと思うとさ
俺みたいな大学と家を往復しているだけの生活って何なのか?って思うわ
今後青春コンプレックスに陥らないようにしないとな

57 :
ただいま〜

58 :
>>56
> なんか専門学校生がこんな恋してるのかと思うとさ
> 俺みたいな大学と家を往復しているだけの生活って何なのか?って思うわ
> 今後青春コンプレックスに陥らないようにしないとな
宗教じみて嫌だけど誰にも嫌なことがある分良いこともあるよ〜
それをどう捉えるかは自分次第だけども・・・・

59 :
そんなときとある出版社が学生の作品を見に学校にやってきた
担当の先生から1年で唯一俺は作品を見せておけということで初めてプロの編集者に漫画を見せることになった
ただ条件は完成した作品であること
俺は自分の作品を久々に確認してみたが、48Pの漫画なのに3pまでしか終わってなかった
しかも下書き
俺は1週間という完全に無理な締切を与えられた

60 :
当然焦っていたし、手伝ってもらっていた彼女の作業が雑すぎてキレたりした
本当に最低だな俺は・・・・
とにかく結論から言うと間に合わなかった
デッサンも狂いまくって大きさとかおかしいし、背景はほとんど空欄
ほとんどセリフのみの48P漫画が完成した

61 :
しかも当日寝坊した
ギリギリまで粘っていたせいか気づいたら約束の時間をかなりオーバーしていた
俺は焦りまくってヒゲも寝癖もそのままに家を飛び出した
馬鹿だから怒りの矛先は憂に向いていた
メールで
「なんで起こしてくれなかったの!!」
てキレてしまった・・・・・

62 :
とにかく編集者が帰る前に学校についた
教室の中ではまだ二年生が作品を見せていた
遅れて入った俺に対して事務の先生の目は怖かったがいままで学校には1時間前に毎日登校していたので睨まれただけだった
そしてついに俺の番がまわってきた
編集者は有名雑誌のAさんということにしておこう

63 :
A「よろしく」
俺「よろしくお願いします」
俺の原稿は真っ白
それに引き換え先輩の作品は完成に近い作品ばかりで申し訳ない気持ちいっぱいだった
でも編集者は表情を一切かえずに俺の原稿を読み始めた
まじでニコリともしなかった
なんというか生きた心地はしなかった
ずっと編集者の眉間ばかり見ていた
編集者は読み終わり最初の2、3ページ読み返してこういった
A「だめだね」

64 :

・・・・え?
また頭が真っ白になった
だめ?おもしろいおもしろくないの問題じゃなくて?
正直ちょっとでも通用すると思った
これまで見せたきた人たちは皆口を揃えておもしろいと言ってくれたからだ
俺は「おせじ」をいわれてきたのだ

65 :
A「つうか完成してないじゃん、それを見せるってどうなのよ」
その言葉には気がこもっていたから何も言えずにいたが編集者はまだ続けた
A「30Pから35Pにかけてページ逆だし見せる気ないだろ」
俺は焦って30P〜35Pにかけて逆さまにページを並べてしまっていたのだ
有頂天になっていた俺の目の中に涙がうっすらと溜まり始めた
A「それは置いといてこの漫画は茶番だよね?」
A「君描くの初めてなんだよね?48Pとかwww大物作家のつもり?」
俺のライフはどんどん減り続けていた
A「あと、絵が下手くそwww19の割には書けるけど専門レベルだねこれ」

66 :
俺のライフは0になった
かれこれ45分から1時間(はかった)上の文句が続いた
憂とすごした時間より長く感じた
俺は所詮井の中の井の中の蛙だった
19年過した中で一番の厄日だった
遅刻する、クソ扱いされる
そのあとも授業だったんだけど生きた心地がしなかった
憂も心配してくれたが全く耳に入らなかった
ジョージはジョージで隣に嫌がるくせに他のことで笑ってやがった

67 :
俺は編集者とあっていた時間に提出するはずだった課題を事務室まで持っていった
そこには今朝俺に厳しい目を送っていた事務員が笑って立っていた
事務員「落ち込んでる落ち込んでるwwwwwwwww」
俺「はぁ・・・・・・・・・・・・・」
事務員「まぁよかったじゃん」
俺「え?」
事務員「言うべきじゃないかもしれんけど、あの編集者が言ってたよ
A「もし・・・・・・もし今日見た中で成長するとしたら俺君です」

だってさ!」



68 :
俺は編集者とあっていた時間に提出するはずだった課題を事務室まで持っていった
そこには今朝俺に厳しい目を送っていた事務員が笑って立っていた
事務員「落ち込んでる落ち込んでるwwwwwwwww」
俺「はぁ・・・・・・・・・・・・・」
事務員「まぁよかったじゃん」
俺「え?」
事務員「言うべきじゃないかもしれんけど、あの編集者が言ってたよ
A「もし・・・・・・もし今日見た中で成長するとしたら俺君です」

だってさ!」



69 :
2回かいてもうた・・・・・・
人いねえなwww
でも知ってる人が見たら即ばれだから逆によかったわ・・・・

70 :
俺「・・・・・・・?」
事務員「あんな長い間ダメ出しされた生徒は君しかいないのよ」
俺「・・・・・・・・!!」
つまりこういうことか?
成長しそうだから厳しさを教えてくれたってこと?
どんなツンデレ?
事務員「まぁ殻をやぶらないと絶対無理だって言ってたけどね」
俺は急に元気がでてきた
ライフは全快にんりやる気も出てきた
帰り道でそのことを憂に伝えると
憂「よかった!本当に心配してたんだよ〜!?」
俺が今朝切れたことを棚に上げてくれて憂は嬉しそうに夕飯を作ってくれた
そして俺は夏休みに作品を完成させて持ち込みに行くことを決心した

71 :
そして夏休み
ひそかに俺は憂との同棲を考えていた
だがしかし、夏休みと同時に地元の友達がルームシェアのために引っ越してくるということだった
俺は残念に思いつつ夏休みの計画を同時に進めた
夏といえば海!祭り!浴衣!スイカ!だろう
海に行く計画を進めている最中
ルームシェアをする子が憂の家にやってきた
皆の好きな声優志望の女の子だが、ビックリするくらい接触しなかったので割愛させていただく

72 :
そんなこんなで俺は充実した夏休みをすごした
彼女の白い水着は綺麗だったし紫の浴衣をきた彼女は天使に見えた
憂の髪はセミロングでほとんど金髪に近かったw
でもこの数箇月間で俺の好みに合わせてくれて暗い茶色の髪になった
つけまつげも外してナチュラルメイクになった
つけまつげってあれだね
部屋に落ちてると変な虫に見えるよね・・・・・

73 :
なぜこの板なのか
なぜこの話を自分で漫画にしてからうpしてくれなかったのか

74 :

この19歳の夏は俺にとって黄金期
一生に一番楽しい経験をしたと思う
そしてもちろん漫画は進まなかった
机につく時間のほとんどが憂とすごした
俺の焦りはどんどん溜まっていった

75 :
>>73
> なぜこの板なのか
> なぜこの話を自分で漫画にしてからうpしてくれなかったのか
確かにスレチだよね・・・・・・
もうどうしようもないしこのままいきますw
漫画うpか・・・・・・
適度にイラストでも載せようかな・・・・・・

76 :
面白い

77 :
ごめん
悪いけどつまらんわ

78 :
創作板行けや

79 :
とりあえず移動しようかな

80 :
こういう話を書いて面白いって思う自信があるんだったらVIPで書け
悪いがこんな話は事実だろうとVIPだったら速攻落ちるよ
ガナニーさんの話だの「俺がお坊さんだった時の話をする」とか試しに読んでみろよ
なんかお前自分に酔っててキショイわ
漫画家なんてもんは人を楽しませてなんぼなんであってこんなんしか書けないんだったら
そらだめだわ

81 :
うん、俺もそう思うわ
すまんね

82 :
この手のスレは内容どうこう以前に行為自体が不愉快だわ
ブラック会社みたいに広まって映像化するケースもあるけど
他人に見てもらいたい、でもリスクは負いたくないから匿名掲示板を利用。っていう無責任さがまず駄目
単なる自己顕示で特に意味はないってんなら、さっさと板変えるかブログでやってくれ

83 :
うん、俺もそう思うわ
すまんね

84 :
VIPで書かれてるのもほぼ創作なんだろ

85 :
なんか二回レスして煽ったみたいになった...

86 :
編集員が増殖してきたなwwwwwwwwwwwww
1よ続けたまえ。

87 :
体育座り(全裸)で待ってるんだから早く続き書いてよね!

88 :
>>84
創作でも面白きゃいいんだよ
いや、俺と彼女の物語もいいけどさあ
画が上手いとかならまだね
画もねえわけだしな

89 :11/11/29
続きはどうなったの?
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