2011年10月1期人生相談空気を読むということ
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空気を読むということ
- 1 :11/05/23 〜 最終レス :11/10/21
- なぜ日本社会は人と違うことを受け入れられないのか。
団結と言えば聞こえはいいかもしれないが
空気を読むなんて相手のためでも集団のためでもなく単なる保身だ。
和を重んじるあまり個人は限りなく平均化されてしまう。
そして異質な他者を排除することで秩序を守り関係をより強固に維持する。
例えその集団にとってプラスになる異質さであっても排除する。
個性の尊重が叫ばれる今でもそれは変わらない。
孤立を恐れ誰もが世間一般の価値観を基準に行動してしまう。
どうしてこうなった?どうしたら変わる?
- 2 :
- もちろん全く空気が読めないやつ
つまり相手の考えてることを察知出来ないやつ
また場に反したことばかりしてしまうやつというのはダメだ。
個性というのは社会性の上に成り立つものだから。
それにしたって同質なものを好み、異質なものを良い悪い無く排除する。
物事の良し悪しを全く考えないというのは異常だ。
また肯定はせず批判やダメ出し、粗探しになぜか終始する。
批判対象は少しでも今の関係を乱す意見。これも良し悪しは無関係に行われる。
良いものは良い、悪いものは悪い、ではなく、変化するものは受け入れない。
受け入れられないものは徹底的に叩く。
これが現代的ないじめの一つの始まりの形。
- 3 :
- どうしてかは知らん。
どうしたら変わるか…
変えようとする度胸と意識なのか。
- 4 :
- >>異質な他者を排除することで秩序を守り関係をより強固に維持する。
日本に限らず偏見や差別は、何処の国行ったって同じ
むしろヨーロッパ(特にドイツ)の方が悪質
外国けとまで言わないけど
せめて上京したら?
- 5 :
- >>3
個人の度胸は集団の同調圧力に無化されてしまう…
>>4
差別っていうのは歴史的な背景やある共通認識によるもの。
空気はその場その場で作られ一様なものではない。
また、日本は思ったことをはっきり言うことに抵抗があるという点が重要。
偏見とか差別ではなく自己主張をしない日本人の話。
- 6 :
- 日本人はどうして自分の頭で考えるより先に人と比べるのか。
行動原理も自分の頭で推敲したものではなく「みんなやってるから」。
>>4を批判するわけじゃないが「海外も同じだろ」という論理がある。
同じだったらいいのかよ、同じだったら当たり前仕方ないで済ませるのかよ、と。
- 7 :
- 「赤信号みんなで渡れば怖くない」という集団心理がある。
これはみんなでやってるから自分一人が悪いわけじゃない
また自分は先頭の人、もしくは集団に煽られただけである。
こういった理論で自分の責任を軽減するどころか正当化までしてしまう。
こうして集団を盾にすることで外部からのバッシングを避ける。
「私だけじゃないのになんで私だけ怒られるのよ!」という逆ギレがそれだ。
また空気を読み集団に溶け込むことで集団からのバッシングや孤立をも避ける。
空気を読むことは外部からも内部からも自らを守る手段である。
- 8 :
- ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。
船長は乗客たちに速やかに船から脱出して
海に飛び込むように指示しなければならなかった。
船長は、それぞれの外国人乗客にこう言った。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでますよ」
- 9 :
- 付和雷同で事なかれ主義なことをそこまで悪だとは思わない。
問題は何故そこまでしてみなと違うものを排除してしまうのかだ。
あまりに自己主張が少ないのはタテ社会ゆえであり
基本的には上に従っている(陰で文句を言いながらも)のが普通だった。
だが今度は同じ立場のヨコとの違いを受け入れることができないのか?
同じでなければならない、突出することは許さないと皆がそう考える。
その思いがエスカレートすることで集団を作り排除することに繋がるのか。
- 10 :
- 歴史的にもそういった背景があるから
なにあいつだけ良い思いしてるんだよ、やっちまおうぜ。
なんていう集団心理が働いたりする。
みんなが同じように不幸でないと気が済まないとなる。
今回の地震だけじゃないが、募金しないことを心無いと思われたり。
また会社では早く帰ることを自己中と捉えたりとおかしな風潮が蔓延する。
- 11 :
- 人の振り見て我が振り直せ
これは現代の教育にも見られるが、古来の日本からもよく見られる風習でもある。
逆に手本となるべき存在の良し悪しでその場は一変する
- 12 :
- いじめはスポーツが出来たり喧嘩が強いといったような
個人で強さを持ち、反撃してきそうな相手にはしないものだった。
ターゲットは弱々しく反撃できなそうな相手を選ぶのが基本だったように思う。
だが、KYなんていう言葉まで生まれた現代では
この同調圧力、集団心理というものはより強固になった。
今では空気様と言われるほどの権威を持ち得るのである。
そうなるとターゲットは個人の強さを持つ者にも向く。
空気様の権威には誰も逆らえないのである。
- 13 :
- >>11
その教えは確かに今もあるよね
でも俺が一つ思うのは、人の振り見ても
何が正しくて何が間違ってるか分からなくなってるんじゃないかってこと。
その判断が出来ないからこそ、手探りでその集団が共感出来そうなものを
場当たり的にその場では正解としちゃうんじゃないかなあ。
つまり「人の振り見て我が振り倣え」になってる。
- 14 :
- 正しい判断の基準そのものが、生き残る為には邪魔になってしまう程に競争社会の厳しさに原因があるのかもね。
正しい事が綺麗事と平気で言ってしまえるぐらい悲しい世の中になってるんだ。
囚人の心理に似ているな。
- 15 :
- >>14
あ〜、なるほどね。
昔は同調圧力や集団心理の中にも社会性や規範意識が存在してたと思う。
そうすると、その社会性や規範意識そのものが集団の正解になるのでよかった。
だが現代は無縁社会と言われるように、共同体とか地域社会が解体。
核家族化も進み、規律規範そのものが世代に引き継がれなくなったのかな。
親を教育する人がいなくなり、社会性そのものが失われた。
残ったのは同調圧力と集団心理だけとなり、それ自体が従うべき規範となった。
- 16 :
- で、無縁化した大人が従うものは「世間」という空気。
それも今やメディアにコントロールされているが。
個性の尊重などから子供に過保護な社会となり
そのままその空気に飲まれた保護者が時にモンペになる。
この無縁社会では誰も止める人はいない。
むしろ同じように世間に流された他者、そしてメディアは煽るばかり。
話が逸れるが、世間の空気はメディアがかなりコントロールしてる…。
宣伝が良いもの悪いものを作りだし大衆を動かす。
しかし大衆は自分で良いものを選んだと勘違いする。
そのために大衆が選んだものが良いものとされる。
これも大衆というものが生み出した空気による正解。
- 17 :
- で、やっと
どうしたら自分と他人が違うのは当たり前という前提を共有できる社会になるのか。
という話に入れるところまできたんだけど・・・
これ相当難しい問題だってことを再認識した。
歴史的背景から何から深く根付き過ぎ。
- 18 :
- 教師は水商売を体験してみるといい、というのを聞く
個人的に、渡航歴のない日本人は何回か海外に出た方がいいと思う
- 19 :
- 強制する周りが悪いという結論にしたいのだろうが、責任能力や解決能力や経験不足など個人の問題
- 20 :
- >>18
教師は世間知らずという意味で良いのかな?
>>19
結論なんて用意してないよ。
周りが悪いとしたところで何一つ良くはならないし。
愚痴ったり批判ありきではなく、どうしたら変わるのかを問うてる。
個人の問題というのは極論だけど、論は論だしそういう側面も当然ある。
他人は変えられないんだから自分が変わるしかない。自分次第。
といった月並の結論に落ち着くかもしれない。
ただそれは一つの正解だけど、ある面では思考停止だと思うんだよ。
- 21 :
- ちなみに強制してるのは周りとか他者といった人間ではないと思う。
自分も含めた集団が生み出したものだけど、それは独立した気配のようなもの。
集団に属する全員が自分たちが生み出した空気に支配されてる。
前振りが長くて複雑になったから話をシンプルに戻そう。
世間は口では個性を尊重すべきだとか
人と違うことはいいことだとか、いいところを誉めて伸ばそうとか
想像力だの独創性だの世界に一つだけの花だのオンリーワンだの煽るけど
結局は人との違いを積極的に好意的に受け入れる風潮は無い。
どうしたら人は他人の違いを好意的に受け入れ
集団の中でそれぞれの個性を生かそうという意識が機能するんだ?
- 22 :
- 北野監督はよく悪びれもなく「役者をいじめるためには」と語っている。
誰かをターゲットにして、いじめることで、いい作品、仕事ができたりするそうだ。みんなが好き勝手にしていたら、作品も仕事も出来上がらない。
極端な話、いわゆるKYな人間がそんなKYな自分を受け入れ認めるしかないような気がする。
ある意味では、KY人間は集団や組織の中で重要な存在なのかもしれない。
- 23 :
- >>22
北野くらい認められてる人物になるとなあ
存在と監督という立場が周りからすると「場の空気」そのものだ。
集団が空気を作るのではなく北野がルールくらいになるからな。
でも確かにKYとして認められてる人ってのはいるんだよね。
個人を圧倒的な存在感や能力で認めさせてしまうってのも一つだよね。
まあこれは上述した通り極端な話でもあるし全員というわけにはいかないが。
共通の目的を持った集団では刺激になる起爆剤的な存在は貴重だ。
スポーツの世界とかはそうだもんな。
- 24 :
- 認められてる人がKYになるってのはままあると思うんだな。
ただKYを認めさせるってのは何倍も難しいこと。
まあKYをし続けて北野や爆笑の太田は認められた部分もあるけど。
個人の問題はそれでいいと思うんだ。
で、今度は受け入れる側の問題。
確かに上記のような結果を出した人は認められると思う。
ただそもそも受け入れ側の警戒が強すぎるよな。
人と人とは違うという前提がないもんだから
異質なことを始めようとするとマイナスからのスタートになる。
彼らもマイナスからスタートして、徐々に氷を溶かしていったんだと思う。
で、どうしたら受け入れる側の気持ちを最初からフラットにできるかって問題。
異質なものに対する日本人の心理は最初マイナスなんだよな面白いことに。
人と違うことが当たり前なフラットな気持ちがあるならKYなんて言葉は生まれないしな。
- 25 :
- 本当に空気が読めるのか、どうか。
甚だ疑問だね、誰が評価しているのか。
どうでもいいね、KYは素晴らしい。場の空気なんて、どうでもいい。
たいてい、空気読めないのはじじいかばばあかできない子で。
そう言うのを考えると、誰にとって都合がいい空気なのか、それが大事で。
空気とは俺の為にある言葉で、俺の気分が場の空気で。
そう言う事で、全てこれ。
つまり、普段俺は君等の近くにあまりいない。そう言う意味でKYは正解だ。
- 26 :
- >>24
同じ集団の中にいるせいなのかも。日本は擬似単一民族国家(と言うんでしたっけ?)
日本に住んでると、どこを見ても、どこを歩いても、皆、同じ言語を話し、似たような顔をしてるし、服装も似たり寄ったり。1km圏内に似たようなコンビニがいくつもある。
今回の震災ようなことがあると、海外から救援を要請したり、どうしても他を頼らざるを得ない状況になる。そうなった時に「同じじゃないといけない」なんていう観念はナンセンス。
だから、違った顔の違った文化をどんどん受け入れていけばいい...
でも、そうするとアメリカ型社会になる。犯罪が増える。
自者はへるだろうけど。
- 27 :
- >>25
読むと同時に作ってるからね。
さほど乱すものでなければ読める人は適応する。
KYが空気を壊すときは音を立てて崩れ去るからね。
場の空気は大切は大切なんだよ。
どうでもいいと言って傍若無人に振る舞うのはこれまた違う。
つまり空気を読めることは実は必要で、しかしその空気に囚われないことが大事なんだな。
空気の流れが180度変わっても余裕で乗って行ける適応力が大事。
誰かが空気を変えることが当然の前提として想定されてるかってことだ。
- 28 :
- >>26
面白いのが外国人に対する日本人の反応。
国内では外国人にも日本人同様のルールやマナーを求めるのに
海外に出た途端、自分と違う人をすんなり受け入れるようになる。
言わば「人と人との違いは当たり前」という海外での空気を読むんだよなw
だから日本人にも出来ないわけじゃない、その素養はある。
まあ世間様の空気を読み過ぎる風潮があるからこそ
震災時にも暴動は少なく秩序が保たれ、海外から賞賛を浴びることにもなった。
- 29 :
- 空気が読めないにしても、いつも明るく天然で貫き通すならそれも良し。
空気を読まなければいけないというものは、他人に対してなのか、自分自身に対してなのか、で大きく変わる。
人を傷つける類いのものならそれは鈍感(無神経)というものだ。
それは個性とは中々言えない代物。
常に気をはかるように心掛ければ近道にはなろう。
- 30 :
- てか、日本人は繊細過ぎ。
もうちっと雑把でもよくねーか?
- 31 :
- >>28
そんなに海外でも違いを受け入れてるわけじゃないけどな。
移民への差別はひどいし。
- 32 :
- あんまり頭が良く気がきき過ぎも疲れる気がする。
いつも疲れたような顔してる人って、気遣い屋だったりする。
明るい顔して空気読まないような人はマイペースなのにあまり嫌われたりしない。
顔や表情は空気読む読まないより、大事だと思う。
- 33 :
- >>29
個人はね。
>>30
そう思う。
>>31
差別のような歴史的背景のある固定的な概念とは違う。
空気ってのはその場限定で作られる場当たり的な同調圧力のこと。
- 34 :
- >>33
場当たり的って言葉がなんどか出てるけど
大抵の場合、規範基準(空気)は先達の試行錯誤のすえのものなので
そんなに心配しなくて大丈夫だと思いますよ。
上手に空気に混ざったほうが効率のいい生活が送れると思う。
- 35 :
- >>34
空気を読んだ方が効率的なのは当たり前だ。
空気を読むことが正しいという以外に誰も自分の意見を持っていないからね。
だから読まなかった時に異常なまでの冷たい視線と排除の意識が生まれる。
異質なものへの免疫が0に近く受け入れられないのは問題。
- 36 :
- あ
- 37 :
- >>34
価値観の多様化と無縁社会で先人の出した答えはすでに消え失せてるよ。
核家族化などで共同体が崩壊した今、その規範基準は伝わりづらくなってる。
- 38 :
- age
- 39 :
- 空気空気空気〜♪
このスレで空気を読んだら、何をすればいいの???
- 40 :
- 異常に『空気読め』と連呼する人間は大体説得力もなく、
弱々しい自己中心性を兼ね備えている。
空気を読んでいるのにか変わらず、
上で述べた人間に苛立ちを感じたらこういってみるとよい。
『貴方にとって『空気』とはなんですか?
『読む』とはなんですか?これを踏まえた上で『空気を読む』とはどういうことで
すか?』とね。
この質問にまともに答えられなかったら、その連呼する人はただのヒステリックだね。
- 41 :
- 空気とは世間だ
世間の要求を認識してそれに応えなさいということだろう
日本では人を人間と書く、これは日本特有で中国でも韓国でもこう言った書き方をしない
人そのものじゃなくて人と人の「間」こそが重要なのだろう
- 42 :
- 日本は論理より感情をかなり優先するからな。
論理的にどうかよりみんなの気持ち的にどうかで正しさを決める。
感情を無視するのもダメだが、論理無視も当然アホ。
- 43 :
- 空気読む×
空気に呑まれる〇
動けなくて傍観してるのは読めてない
空気が悪いなら換気しろ
- 44 :11/10/21
- 空気を読みすぎるも個性が埋没する。
私は一時期一緒にいたグループの揃えるのが当たり前みたいな空気が嫌で反対のことしたらいつのまにか一人になってた。
それから空気を読む、周りに合わせることが大切なんだと思った。
けど、そしたらなんのため自分は生きているんだろうと思ってきた。。
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