2011年10月1期懐かし洋画【トリュフォー】華氏451【ブラッドベリ】
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【トリュフォー】華氏451【ブラッドベリ】
1 :10/12/26 〜 最終レス :11/11/09 この作品、思想統制された近未来の1966年のフランスのSF作品ですが 本来火を消す仕事である消防官(ファイヤーマン)を焚書官という 設定で登場させ、人間ドラマを中心に描かれた傑作だと思うのですが ご覧になられた方どう思いますか?
2 : 思想統制された近未来の1966年のフランスの映画作品 →× 思想統制された近未来を舞台にした1966年のフランスの映画作品→○ に訂正。
3 : これ原作と映画両方好き。 あかの他人であるテレビ出演者を「いとこ」とか呼んで 妙に親近感を抱いてるのは現在のネット上のやりとり みたいで不気味だと思った。 あと、あのモノレールが好き。
4 : ついに立ったか華氏451 時節柄、タイムリーでございます。
5 : ブラットベリの原作は読んでないけど、映画は何回も観たな。 ついでにDVDまで買っちゃった。 当時の近未来のイメージが面白かった。あれはトリフォーがイメージする 近未来感なのかな? プラスティックとビビッドな色づかい。 ファイアーマンのタイトなコスチューム。60年代らしい意匠だね。
6 : 【国際】孤立する中国 http://c.2ch.net/test/-/newsplus/1293069230/1-
7 : トリュフォーの映画の中では、ほとんど評価されてないよ。
8 : だろうね。しかし記憶に焼きついてる。
9 : なぜか何度も観てしまう
10 : 私がこの作品を初めて観たのが1985年3月、大阪読売テレビで 深夜枠で「CNEМAだいすき!」という番組が「SF再考」という過去のSF作品を ラインナップさせる企画で放送されている時に観て以来 当時中学生だった私だが言論統制された社会で本来 火を消すはずの消防官(本来、焚書官だが日本語訳では自称消防官という設定だった) が通報で没収した書物を火炎放射器で燃やしつくすという話に恐怖を感じたのを覚えています。 火を消す仕事という意味での消防官が、火を消さないで燃やすという日本語ではつじつまが合わないが 英語ではファイヤーマン。火を消しても燃やしても同じ意味に使われうるなと妙に感心したものです。
11 : オタクと国家権力の戦いとしてリメイクできる。
12 : 色あせたあの映像の感じがいいと思う。でも映像は昔風だが内容は色あせてない感じ。
13 : 【国内】外国人留学生14万人超、トップは中国人の8万6000人[12/22] http://c.2ch.net/test/-/news4plus/1293051879/1-
14 : さあ伸びるか、このスレ。 この作品を初めて民放TVで見た時が我が第一期洋画黄金時代。 オスカーウェルナーの終始呆けたような顔が印象的だった。 で今調べたら撮影監督がニコラスローグではないか! 初めて知った。。
15 : 主人公のモンタークが本を隠し持ってるということで終盤で 奥さんのリンダに密告されるという夫婦としては薄情な話の展開に 言論統制によって洗脳された人々のなれの果てのような在り様を この映画は見せようとしたかったのかもしれない。
16 : ラストシーンに出る「人間図書館」が素敵すぎる。 俺が本になれるならば・・・官能小説かな?
17 : この映画の撮影中、トリュフォーとウェルナーは大変な不仲だったらしい。 ウェルナーに至っては撮影期間中に勝手に床屋に行くなんて事までしたという。 古いキネ旬の記事だ。 人間図書館>今あと「涼宮ハルヒ」とか大量に被りそうだなw
18 : 唯一のSF的ガジェット 追跡隊の飛行マシンが凄い合成だったなぁ メルギブがリメイク予定だったのはどうなったんだろ?
19 : そういえばリメイクの噂あったね。 しかし、火元はメルギブだったんか。 すると進化論は焼かれ旧約聖書は残るとかに成りかねない。
20 : メル・ギブソンは現在、本人が火達磨状態だからなぁw
21 : >>20 監督業に失敗したの? この映画を10年後くらいに作るならipadを焼くシーンに変わるのだろうか?
22 : >21 メル・ギブソン、借金まみれで破産危機 ローンの未払いで ttp://news.livedoor.com/article/detail/4845848/
23 : 中国産Qンサイから基準の42倍の農薬 [12/25] http://c.2ch.net/test/-/news4plus/1293202438/1-
24 : 「柔らかい肌」なんか撮ったトリフォーが、原作のどこが気に入って造ったんだろう?
25 : トリュフォーじゃなくてタルコフスキーかキューブリックが映画化して欲しかった。
26 : リメイクするなら監督はクローネンバーグがいいなあ。
27 : トリュフォーはほんとはオスカー・ウェルナーじゃなくてテレンス・スタンプを使いたかったらしいな。 最初からそれが不満で撮影途中からウェルナーと険悪になり、最後はついにキレちゃった。
28 : 撮影現場ってどうしても伐としちゃうんだね。監督のヴェルナー・ヘルツォークが、現場の過酷さに耐えられず逃げようとした 役者のクラウス・キンスキーにピストルを突きつけて『逃げたらお前をしておれも死ぬ。』といった実話がある。
29 : マーク・レスターが可愛かったな
30 : そう言えばこの映画、あの最後の「本の国」で日本語で朗読してる人いるよね。 あの書物名わかる人いない?
31 : >>30 「他人の蔭口に何かと・・・」というセリフだよね。 これだけでは難しいね。 あの「本の人」の中に日本人をチョイスしたとこが面白いと思う。
32 : 他人の蔭口 × 他人の陰口 ○ 訂正
33 : 179 :名無シネマさん:2008/12/20(土) 22:04:11 ID:1oD/qTUz 『華氏451』のラスト 本を次世代に伝える人達のコミュニティで 本の内容を各々の言語で暗唱する声の中に日本語とおぼしき声が。 「疑い深い性格の持ち主で、他人の陰口、なにかと聞き耳を立たせ・・」 と聞こえるが、空耳とは違うかなこれは。 http://jp.youtube.com/watch?v=nqHLDHRanLI -------------------------------------------------------- この他にも同じ質問が幾つかあったけど答えは出てない模様。 星新一説なんてのもあった。 文学/書籍板でスレ立てるのも手かもしれんですよ。
34 : 本の人になるぐらいだから、谷崎とか川端とか三島とかの大物作家の代表作だとは思うんだがな。 つか、それぐらいでないと全部暗記する意味がない。
35 : >「疑い深い性格の持ち主で、他人の陰口、なにかと聞き耳を立たせ・・」 なんかこの部分、三島のコラムっぽい文章だね。 「不道徳教育講座」などのコラムで三島が気が弱い人物を 評する時に、こんな表現をよく使うんよ。
36 : 他には太宰、安部公房説もあったけどいずれも答えは出ていなかったですね。 自分ではなんとなく現代語訳の枕草子とか徒然草の中の一説じゃないのか?という気がしますが、 古典は赤点しか取った事がないので確信はゼロ。
37 : フランスで話題になった小説では?倉田百三の『出家とその弟子』、中川与一の『天の夕顔』とか。
38 : 主人公を裏切る妻のリンダがそんなに嫌な人に見えなかったなあ。 仕事が忙しい夫とすれ違ってばかりいる気の毒な奥さんって感じで。 ジュリー・クリスティーかわいいな。 トリュフォーも好みだったんだろうなw
39 : >>38 本のタイトル忘れたけど、トリュフォー伝みたいな本に この作品作る時にジュリー・クリスティーに初めて会った時の印象に トリュフォーは、「ミニスカのイカレた娘に見えた」とかだったか?(ちょっと忘れた部分もあるけど) 書いてあったように覚えてる。
40 : あのモノレールに乗れるなら百円払ってもいい
41 : モノレールって、なんかわからんけどSF的で好き。 俺の場合よく浜松町から東京モノレールで大井競馬場の 友人宅へ行くことが多い。 この映画みたいな吊る形のやつじゃないけど。
42 : 出家とその梯子
43 : モノレールを高く吊るせ
44 : 梯子で上り下りしなきゃいけない駅のラッシュアワー
45 : あの手の懸架式モノレールを通勤に使ってた事がある。二両編成だったせいか、 やたらと加速が良く、慣れない子供が3mくらい転がってきたのを受け止めた覚えがある。
46 : 本の暗記を担当するレジスタンスがいないのはおかしい
47 : 興奮して暗記どころじゃないだろ。
48 : 国際宇宙ステーションに中国の人工衛星宇宙ゴミが接近 [04/06] http://unkar.org/r/liveplus/1302064368
49 : >>18 マイノリティ・リポートに同じようなの出てきたのはスピルバーグの意図的なオマージュかな
50 : ストーリーの中で焚書官達が出動した先で(出動先は中年のおばさんが住んでる秘密図書館) モンタークの上司である署長がモンタークに話す。「小説はありもしない現実を虚しく空想させる」 「アリストテレス、深遠な本、読むと誰もが他の人より賢くなったと思いこむ」 「ニーチェ、黒人は毛嫌いした」・・・etc。 法律で読書を禁じられた世界でよく、こんなに本の内容を知っているなとふと思った。 署長のセリフで「誰でも一度は本について知りたくてウズウズすることがある」とある。 署長はそれなりに本について読みあさってはみたものの時の体制が言うように本の中身は空っぽ であると時の体制にとり込まれていったのか?否、作品の傷か? ま、アラ探しではあるんだけどね。少し腑に落ちない個所があるなと思ったもので・・。
51 : そういう解釈も可能だし、又は、 「読書する奴はゴミだ! カスだ! なぜなら本を読む人間は……」という上からの 思想統制を暗誦しているだけとも考えられる。読んだ経験は乏しくとも「本の害悪」 については詳しく教え込まれている。
52 : 上司が語る台詞「探し方のコツは隠し方を知る事だ」 敵を知る為に敵の思想を学んだんじゃないだろか?・・・つまり読書
53 : 二重思考ですね わかります
54 : 70年代だったらこのメンバーかもしれないな。 モンターグ:ジャン=ポール・ベルモンド リンダ/クラリス(二役):ジャクリーン・ビセット 消防隊長:ミシェル・ブーケ フェビアン:フィリップ・レオタール
55 : 劇中にモンターク自身が文字無しの「絵」だけの新聞?らしきものを読んでる シーンがあったけど、アレは作家ブラッドベリのある意味、当時からあった 「マンガ本」に対する批判?とも受け取れるが。 活字を読んでないと、劇中の最初の方のシーンにもあったようにモノレールの中で 人々は手持無沙汰で何もしないでボウ〜っと夢想するしかなくなるのかな? 劇中にモンタークが「remember of the past!・・」(訳)「過去の記憶に辿り着かねば・・」 というセリフがあるけど、季節も良くなったことだし私も「読書の秋」と行きますか。。。
56 :11/11/09 ブラッドベリィは個人の好みに合わせて音楽を流す超小型ラジオを皆が耳に取り付けて歩く社会を ある短編作品の中で予見していた
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