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2011年10月1期刃物刃物関連雑誌・書籍総合スレ 02【ナイフマガジン】
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刃物関連雑誌・書籍総合スレ 02【ナイフマガジン】
- 1 :07/01/28 〜 最終レス :11/12/16
- 日本ナイフ界唯一?の専門誌「ナイフマガジン」について語るスレです。
合わせて刃物関連書籍についても語って下さい。
お勧め紹介もヨロ!
次ぎスレは>>970以降にお願いします。
前スレ
【専門誌】ナイフマガジンについて【隔月発刊】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/knife/1104245208/
- 2 :
- >>1
乙でやんす
- 3 :
- >>1
乙刈れ!
- 4 :
- よっしゃー!!
- 5 :
- この板の水に合うかどうか、試し書評を書いてみるテスト。
「近代戦と日本刀」本阿弥光遜著(玄光社)
昭和18年初版 定価2円65銭ww
陸軍大学校校長 陸軍大将岡部直三郎が序文をしたためている。
国民的一般図書として出版された経緯を持つ本書は、
日本刀の精神から始まり、近代戦における日本刀の力、北方、南方における日本刀の使い勝手と両地域におけるメンテナンスの方法の違い、
そして豊富な事例を盛り込んで、大戦時の日本刀による戦闘記録や耐久性等、初心者でも楽しく読めるように纏められている。
特に軍刀の選び方、昭和刀の問題、鍛錬と研磨の方法などは分かり易い説明で構成されているので、その方面に興味ある人は一読に値する。
大東亜戦争真っ只中で出版された本だけに、少々精神論に偏った記載にはなっているが、
『右手で軍刀を抜いて、左手で拳銃を持ち敵陣に突撃をしたら、ぶらぶらした鞘が腿の間に挟まり転んで大恥をかいた』とか
『そんな訳で鞘を折ってしまい、竹をあてて白木綿で補修して吊っていたのだが、気のせいか忠実な部下まで私を馬鹿にしているような気がしてたまらなかった』とか、
苦労話や逸話も多く読み応えは十分。旧カナ使いが平気な人は是非といいたいが、古書なので探すのに一苦労するかも知れない。
- 6 :
- 「鋼のおはなし」
大和久重雄著 ISBN542-90117-3
コレを読んだからどうというわけではない。が、逆にコレ程度の
知識を最低限持たないヤツがナイフを語るのは問題外。
(語らずして、苦労してモノを作って来た方々はもちろん別)
ネットの噂、ナイマガの「記事のような広告」、ヤフオクの誇大宣伝、
金物屋の騙し、都市伝説、ナイフメーカーの思い込み・・・に
右往左往して悩んだ挙句カネを捨てる前に、たったの980円払って
この本を読むことを強くすすめたい。
- 7 :
- 早速の支援ありがとうw
「鋼のおはなし」は以前読んだけど、かなりの良書だった。
「新・日本名刀100選」 佐藤寒山著 (秋田書店)
平成2年発行 定価1800円
今は亡き、佐藤寒山先生の手による国宝、重文刀剣のみを集めたこの入門書は
東京国立博物館勤務の実績がある氏ならではの語り口で、
その刀剣の写真とともに伝説や伝来の謂れ、製作した刀工の特徴を簡単に説明している。
この刀剣選定は、各時代を網羅する事を第1条件とし、小烏丸から明治維新までの各国の主たる名工を選んでいるので、
いわゆる博物館スタイルを思わせる編集と言って良いと思う。
刀剣を理解するには、その作られた時代と歴史の風尚全体を理解する事が大切であるという観点から
1刀剣につき2ページ前後の説明で纏められ、寝る前に1日1本の記事を読む位な感じで軽く読み進められる物になっている。
しかも「なお、福永酔剣氏は云々……」等と書いたりするなど、他の重鎮の発言にも気をつけている節も感じられるのは氏の人柄ゆえであろうか。
関係無いが、あとがきみたいなところで「蛍丸」の寸法が寒山氏と酔剣氏でビミョ―に食い違ってる事に気づき、首をひねったのものだが
集古十種の記述によって酔剣氏の方が正解だったと解釈したりしている。
- 8 :
- 「新編 新刀 新々刀 刀工系図」 加島進 (大塚巧芸インターナショナル)
平成11年発行 定価2850円
こちらも東京国立博物館刀剣室長を務めた経歴のある人物の著作である。
とはいっても、この本は刀を個別に例に挙げて新刀、新々刀の特徴を語るものではなく、
ひたすら刀工の国名、系列、名前、年号が図式化され羅列されているのみの本であり、
読み物というよりも辞書という感じである。(この一派はどうたらと言うような解説は無いに等しい)
あくまで流派に属する刀工を主体として纏められているため、
(似たような物では、得能氏の著書に時代と国を主体として刀工の移動を追った記載例もあるが)
一振りの刀を調べたいとき、その銘からその流派にどんな人物が属しているものであるのかなど、
流れを深く知りたい人や研究者向けである。利用方法としては入札鑑定参考書みたいな色合いも強く、
初心者には不親切この上ないものである。或いはその手の業界に向けた発行だったのだろうか。w
ただし、こういう特殊性故に市場からは消えるのが速く、稀覯本と化す可能性も大であろうから、
目が肥えてから必要なときに見つからないという事態が発生する事も無きにしも非ず。
- 9 :
- 「刀剣美術入門 日本刀の鑑定と鑑賞」 常石英明著 (金園社)
昭和42年発行 定価450円
その名の通り、日本刀鑑賞のための実用書である。
少ないが簡単な図を用いて日本刀鑑定のための基礎知識がコンパクトに纏められ、
刀の形状から区分、古刀と新刀の見分け方、5箇伝の特色、全国刀工の流派的な特徴と系統が
(これが古刀、新刀を通してこの本のかなりの量に上るのだが)簡素に説明されている。
そして、名物一覧や国宝刀剣目録の後に付けられたおまけの刀剣歴史年表が、
その時代の出来事と活躍した刀工を一緒に記すことで、刀の生まれた時代的な観点から日本刀にアプローチし、
現代に伝わる刀の歴史を再認識させるような構成になっていたりする。
特に5箇伝の特徴を、沸と匂、地肌、彫刻などから論じた辺り読んでおいて損は無いのだが、
この業界の特殊用語で語られるため、入門と題されているにも拘らず、
日本刀を見慣れない読者には少々解りづらいかも知れない。
惜しむらくは、語られる日本刀自体の写真も押型も記載されていない事で、(文字ばかりで説明されている)
作刀のイメージを捉えるには、図版が載っている本を併用する事が望ましい。
- 10 :
-
「日本刀工辞典(上・下)」 藤代義雄著
(古刀編:藤代商店 新刀編:萩原星文館)
古刀編:昭和15年発行 定価8円50銭、新刀編:昭和19年発行 定価12円50銭
故藤代氏による不朽の名著。
氏の過去20年間の営業の傍らで蒐集整理された押型数万枚を母体として作られた、刀剣書籍界のルである。w
各流派の個々の伝記、作風、位列、業前、著名刀工の若年、壮年、晩年の作風変遷を
押型900枚以上をもって論じた研究書。日本刀に興味を持つ者ならば、一家に一冊は必携。
つらつらとページを捲って図版を眺めているだけでも、結構勉強になるし、直感力を養う一助ともなるだろう。
偶にここに記載されている実物が売り出されているのを見かけると、何だか偶然の縁を感じたりする。
辞典であるから読み物としての本ではなく、(著者自身も辞典の生命は押型と書いている)
押型による銘や作風の実例確認に使用する事が主であると思われる。
ただ、引き方が50音順ではなく、いろは順になっているので、いろは48を知らないと引き方に戸惑うかもしれない。
因みに、私が入手した辞典は、古刀編と新刀編で出版社が異なり、装丁も別物なのだが
中身の違いはあるのだろうか?
2冊買って確かめるべきなのかも知れないが、そんな出費して同じものだったら…
などと言う思いから確かめられずに現在に至る。情報求む。
http://0bbs.jp/tsurugi_s/img66_2
- 11 :
- 「技法と作品 刀工編」
「技法と作品 研磨彫刻編」
大野正著 青雲書院
本職が語った「つくりかた」「メンテ」をまとめた本。
とくに研磨彫刻編がオススメ。
日本刀の研ぎや砥石が切れ味におよぼす影響について
幻想を抱いている人が実に多い。
しかし砥師の労力、知力のうちどれだけわずかな部分しか
「切るための砥ぎ」に使われていないかを知ることができる。
たとえばこの一冊の本、ブレードについて書かれてはいるが
エッジについて書かれているのは正味1ページ分以下だ。
俺をふくめ素人の空想理論を見るのも聞くのもすべて、せめて
この本でも読んでプロの生の声を知ってから冷めた目で見る
ようにしてほしい。
- 12 :
- その本は知りませんでした。
できればどんな章で構成されているか教えてください。
「普及版 日本刀事典」得能一男著 (光芸出版)
平成15年再版 定価2800円
得能氏の絶筆となる未完の遺稿「日本刀について」が巻末に掲載された本書は、
基礎知識を学ぶにあたっては、結構解りやすく、初心者には最適な本であると思う。
大きく分けて日本刀各部の解説、5箇伝の作風と主要刀工、主要刀工価格銘鑑の三部から構成され、
その中で初心者に最も参考になるのが、基礎編と題された「日本刀各部の解説」である。
刃紋や帽子や鑢目などが、どの刀工にどれが多いものかなど(参考程度ではあるが)図版付きで実例を挙げて解説されている。
(日本刀スレなどで行われている、東風麿さんの入札鑑定なんかで参考になりそうではある。
これを基にしてネットで調査をかければ、ある程度良い線に辿りつくんじゃないだろうか?)>傾向と対策w
主要刀工の移動一覧は、時代ごとに5箇伝の刀工が各地へと移り住む過程を纏めたものであり、
加島進氏の「新編 新刀 新々刀 刀工系図」とは逆に、「時代」を基軸にして刀工の足跡を掲載している。
従って、「流派の人からの検索」という見方ではなく「時代と地域からの検索」という方向で見るのに適している。
主要刀工価格銘鑑は流し読み程度、写真から銘のきり方等を調べる参考にはなるが、少々データが少ない感は否めない。
(その点は得能氏の別の本「刀工大鑑」が補っているので無問題ではあるが。)
私としては、かなりお勧めの書籍。
- 13 :
- 前述に続いて得能本をもうひとつ。
「刀工大鑑 決定版」 得能一男著(光芸出版)
平成16年再版 定価6000円
著者20年の研究によって得た文献、所見刀の記録、全国各地から寄せられた資料を活用し
銘のみでなく、姿や切先や刃文を重視した写真や図版での編纂となっている。
その意味では藤代氏の「日本刀工辞典」以上のボリュームを誇り、説明もこまめで初心者でも安心、
古刀から現代刀までかなりの量を網羅しているのでぶ厚い本である。
実際にぽっと見の刀などを調べるときに、辞書代わりに重宝できる一冊。
刀剣業界関係者にはあまり需要が無いとも聞いた事がある氏の本であるが
(実際に「得能本を欲しがるなんて、珍しいね」と言われたしww)
なんのなんの、この膨大なデータは結構役に立つ。
参考価格も出ているので、「この刀いくらぐらいですか?」と日本刀スレで値段を聞く人は、
聞かずに黙って買いなされ。(でもあくまで参考に)。
なかなかの良書ではあるが、編集後記に気になる事が書かれているので抜粋したい。
私がこの本で一番衝撃を受けた記述である。
- 14 :
-
欧米で衝撃的な刀剣書が出たという。[The craft of the Japanese Sword] という本で、
昭和40年代までの現代刀200本を取り上げて伝統的かつ科学的な刀剣鍛法理論に照らして分析した結果、
それらの多くは江戸時代なら到底売り物にならない鍛冶過程の省略化による駄作、
肝心要の反りを出す刀姿曲線理論・補正理論を欠落させた失敗作、
すなわち、陰陽の踏み落とし、陰陽外れなのだという。
明治以前には、各々の刀工は皇室典礼作法により、
九派・十八種の鍛法技術に分類された流儀に沿いながら派閥の口伝に合わせて刀を作った。
夫々の流派は経験的に蓄積した独自の刀姿図、刀姿曲線設計理論・陰陽法則・剣相学的刃文形式をもっており
別流の刀を模造する時は、必ず其の派の鍛冶鍛法理論・刀姿曲線理論により、
時代様式で異なる反りを割り出し、数値補正を計算し、それに従って反り台をしつらえ、
切先、刃文、茎までの型を設計したという。
それがどうだ、昨今の現代工になると、経済原則か商売第一か知らないが、
切先から2/3のところで刀を継ぎ、そのうえ焼入れ効果による補正を省略するので
出来た刀は皇室典礼も陰陽も伝統も見る影も無い、現日本ならではの軽薄で、乱雑下品な姿を晒す始末だという。
(以下省略、詳しくは(6,000円出して)買って読んでねw)
これだから嫌われてるんかな?
それとも、昭和40年代までの日本刀って、そんなに駄目駄目だったのだろうか?
本当のところを、私は知らない。
- 15 :
- 「技法と作品 研磨彫刻編」
目次を見ても、切れるのどうのという話は一切ナシ。
要点は次の二つね。
「姿のバランスを考えて削ろう(研いでカタチを整えよう)」
「仕上げはキレイにしよう。だが仕上げでごまかすな」
ちなみに「刃取り」というのはエッジじゃなくてブレードを白くすること。
目次
1研磨の技法
1-1技術の練磨と鑑識眼の向上を両輪のごとく
「古砥ぎに学ぶ」「差し込み研ぎ」「砥石の選定」「刀を見る目」「砥師の鑑識力」
「下地の要点」「内曇砥」「本来の地肌」「映り」「刃取り」「補修」
1-2大胆に最新に持ち味を生かした砥ぎを
「刀姿の修正」「平肉の問題」「天然砥と人造砥」「地鉄の表現」「刃取りの工夫」「ナルメ」
1-3晴らす技術こそ現代研磨法の神髄である
1-4研磨に際しての基本的諸問題について考える
1-5「藤代流」研磨と父の教えを顧みる
1-6特別寄稿 砥石の話
2研師の眼
2-1砥師昔語り
2-2上古刀以来の伝統の中に名刀の条件を探る
2-3兄義雄が私の研ぎに期待したこと
2-4手の内の感覚を通してみた刀の持ち味
2-5相州伝各期の特質とその研磨法について
2-6備前物を中心に各地の名流を比較検討する
2-7日本の魅力 研磨の魅力
3砥師二十七名に技法と名刀観を聴く
4研磨解説
研磨の意義・研磨の歴史・砥師の系譜・記録から見た江戸時代の研磨法・
現代の研磨法・下地研ぎ・仕上げ研ぎ・そのほかの研磨法・あらためて
研磨を考える
5刀身彫刻の技法
6補修の技法
- 16 :
- サンクス、結構実用的だ。解りやすくて購入の参考になりそう。
日本刀関係が続いたので、違うものを。
「Swords of Germany 1900/1945」John R Angolia著
1988年出版 日本円で5000円位だったかなぁ…
全編を通じて1、2次大戦に用いられた長剣を纏めた米国製の洋書である。
しかも内容の1/2が挿絵、写真を使用しているという、その方面に興味ある人にとっては結構嬉しい編集。
ドイツのサーベルの歴史的説明から始まり、陸軍、海軍、空軍、SS、SAに至るまで
かなりのバリエーションを網羅している。
何せ英語とドイツ語併用の記述である。特殊用語などをちまちまと辞書引きしながら読んではいたのだが、
ライオンヘッドサーベルがアイクホーン他で作られた本数だとか、WKC他の細かい形状の違いだとか
長剣のカスタム例や礼式装備、様々な使用目的なども著されているようだ。かなりマニア的w
中でも剣の装飾品である下げ緒(portepee)の各州による色彩の違いなどはカラーで説明され
帝政ドイツの煌びやかな美意識を髣髴させるものである。
最後はドイツ帝国時代に作られた古き良きサーベルの精密ング図版で括られていて、
現代では味わえないデザインが楽しめるものである。
前世紀の剣は、兵器ではなく、歴史的遺品、美術品としての観点で語るものなのだろうと感じさせる一冊。
- 17 :
- 雑誌でひとつ
「PX MAGAZINE A US Bayonets Perfect manual」(ワールドフォトプレス)
コンバットマガジン2000年5月号別冊 定価1600円
雑誌の約1/4を使って特集された禁断のミリタリーコレクションアイテム。
歴史を刻むアメリカ軍正式採用コンバットナイフ群像。
少々記事が薄っぺらいので、深みを求めたい人はアメリカの専門書を探してもらうとして、これは写真を楽しむ位な感じで。
使い込まれてくたびれた銃剣が、いい感じでレイアウトされて目の保養。
Model1905から紹介され、第1次大戦、第2次大戦、ベトナム戦を通じて、いかに銃剣が変化していったのかが窺い知れる。
最後の訣は白兵にあり、と言われた時代から現代の戦い方へ移行する過程で、
その役目をいかに果たすのかを考えて設計された
汎用軍用ナイフの歴史的ガイドラインを述べるに留まった編集なのだが、
それでも魅力は伝わると思う。ページ少なすぎ。他にはベレー帽なんかの特集もくっついてる。
こういう特集企画はなかなか無いので、(非合法だから市場ニーズに結びつかない訳故か?)購入しておいても損は無いと思う。
これ以降、こんな特集を組んだ書籍は見ないけど、各国の銃剣特集で良い雑誌ってないですかねw
- 18 :
- >>17
>各国の銃剣特集で良い雑誌
ねえなぁ。有ったら買う。
- 19 :
-
やっぱり無いかー。地道に洋書漁りでもするかな。
さらに変わった物をひとつ
「日本のかたな 鉄の技と武のこころ」(国立博物館特別展カタログ)
平成9年 定価5000円位だったかなぁ
展示会に行くと、カタログの類は必ず入手するようにしているのだが、
これはその中でも別格に位置する、東京国立博物館学芸員の総力を結集した集大成w
確か、欲しがる人が続出したとかで、一人一冊の限定販売になった挙句売り切れてしまい、
1万円近くまで転売価格が吊りあがったとか言われている、伝説のカタログであるww
(現に私も売ってくれと言われたw)今では値段も落ち着いたかな?
序として、小笠原信夫氏が刀剣概説を執筆し、その文化、歴史性を簡単に、しかし興味深く説明しており、
御物、正倉院宝物、春日大社、厳島神社等から、国宝、重要文化財の刀剣類を一堂に集め、
弥生時代から明治に至るまで、大刀、太刀、蕨手刀、打刀、脇差等の名物業物を、時代毎に編纂し、
姿と切先と茎の写真3枚セットで1ページを使って紹介している。写真も綺麗で申し分ない。第1級の刀剣写真集である。
名品のオンパレードで、刀剣の持ち主に関する謂れや出自、伝説を紹介程度に後記しているが、
国ごとに纏まった系譜や5箇伝からのアプローチ、また刀工の説明がいささか物足りない感じではある。
カタログに多くを望んではいけないが、博物館スタイルという展示解説の限界なのだろうか。
(最初に写真だけを載せるやり方は、説明に頼らないで物の本質を見てもらいたいからという理由なんだろうけどね。)
あの展示会、300本近い日本刀があったのだが、私ゃ最初に集中して鑑賞した所為で、
室町以降の日本刀は、見ていてもう何が何だか解らなくなってしまうほど、精神がすり減ってしまったという。ww
良い物を見て目を肥やすのはいいが、何事もやり過ぎはいけないという例。
- 20 :
- 追記
その他、今手元に置いてあるカタログ類は
鉄の展示館「信州の名刀」(大半が清麿)と「宮入行平作品集」
後は仕舞い込んで行方不明。
剣さん、いつか聞こうと思ってたんだけど、J隊の教本残ってたら譲っておくんなまし。
野外例とか白紙戦術とか戦術とのとか戦理入門とか戦術思考概論とかとか、陸戦学会の本。
陸戦学会の本は一般人には売ってくれないんで、昔のツテとかで代理入手できない?ww
- 21 :
- >>20
守秘義務のため不可どす。
- 22 :
- 野外令は学陽書房から一般にも販売されているよ。たしか
- 23 :
- え、野外令もう出てんの?
やった、ラッキー。早速注文じゃw
- 24 :
- 洋書か。
"Balisong Manual""Advanced Balisong Manual"
by Jeff Imada
ご存知バタフライ振り方本で、もはや古典と言えるかも。
振り方だけでなく、当時のカタログとしても役に立つし
バタフライが登場する映画の紹介もある。
レス・デアシス氏の主張もあればダン・イノサント師の
登場するコーナーもある。
なぜか三段警棒を使った護身術コーナーもあったりする。
なかなか面白い。
でも、同名のビデオのほうがずっと分かりやすいのは秘密だ。
- 25 :
- 洋書は日本での販売店を探すのに苦労するんですよねー。
輸入している所があっても、そんなに種類は無いから、気に入った特集の良い本に巡り合えるのも
これまた運。
どこか、通販で種類が多くて手頃な値段で入手できる所を見つけたら、誰か教えて。
国立博物館つながりで一冊
「日本刀の鑑賞基礎知識」 小笠原信夫著 (至文堂)
1995年発行 定価3400円
著者は当時、東京国立博物館工芸課長で文部技官。しかも寒山氏から刀剣の指導を受けている。
その所為か、やっぱり博物館風に刀剣を紹介する人のひとりである。
参考文献一覧を見ると、まぁ見事に佐藤寒山とか福永酔剣とか加島進だとか本間薫山とか、
色々参考に織り交ぜながら、当たり障りの無いような編集に留まって、中途半端な感じがするのは気のせいだろうかw
刀を学ぶという感じよりも、「浅く広く」刀を知るというカタギ向けの内容だろうか。
従って、時代的背景の記載はあるが、刀工の流れだとか、流派の作刀スタイルだとか、そんなものは期待しないほうがいい。
例えば三所物の実用性とは何か、という項目があるが、
その中にこれが結論だというまとめが無く、煙に巻かれて終わりみたいな。
刀剣紹介も数はそれほど多くなく、有名どころで纏めているので目新しい記述は見当たらない。
全てにおいて中途半端なもやもや気分だった。
しかも、国立博物館カタログに出てきた写真があったりなかったり。助広とか真改とか。
「うを?!この写真同じだよ、使い回しだよ、職権乱用(謎)だよwww」
なんて事、見比べれば多いかもね。ww(カタログの方が2年後出版だけどね)
この本の核は「対談」だろうと思う。刀匠(吉原)砥ぎ師(藤代)鞘氏(高山)作家(津本)との、
色々な座談会。これが一番面白い。
というわけで、ここでいきなり小笠原氏発言w
「格好だけ(古刀を)写しておいて、焼きが先からタップリあるというのは、本当にみにくい姿ですね」
「できあがった刀を見て、これ四方詰めだなどと言う人がいますが、見ただけでは解らないですね」
「駄目なものはいくらやっても駄目」
「女郎の厚化粧みたい、今の研ぎは出しすぎだ」
…前後の脈絡を切ってみました。さすがエリートw気になったら買って読んでねwwwあんまりお勧めの本とは言い難いけど。
- 26 :
- 「小笠原さんは(刀を)観られない」って、評判悪いね。
だから、誰も「先生」をつけて呼ばないw
佐藤寒山先生の本を買った方がいいんじゃない?
- 27 :
- えー、いや、これは一書評に過ぎません
そのような判断は分を越えます。
というか気になる人は、買って読んで後悔汁w
「日本刀 小刀図鑑」 柴田光男著 (光芸出版)
昭和44年発行 定価1000円
日本刀…とはいっても刀装具である小刀に焦点をあてた本書は、
小刀を愛好する著者の思い入れたっぷりに語られる、いわゆる趣味本である。
全編を通じて著者の昔話と私的な思い入れに満ちあふれた内容で、
「かわいらしい感じ」とか「愛らしい小刀」とか「親しい友人」とか………。
……何というか、ここまでのめりこむというか、愛するというか、フェチというか、もう脱帽。
入門書の例に漏れず、保存方法や手入れの仕方、鑢目や価格などのおおまかな記載はなされているので、本自体に悪い印象は無いのだが
小刀一本一本の説明、例えば作品の国別、銘が切られた刀工の話なども、
もう少し記載されていれば大変参考になる本であったので、残念至極である。
押型と写真が50音順に結構豊富に載せられていて、小刀愛好家であれば入手しておいて損は無いだろう。
ただし、愛がないと引くかも知れない。
醒めた心で読んではいけない。これは冗談ではないww
- 28 :
- >>27
>少し記載されていれば
「日本刀の副小刀」刀剣春秋新聞社 末永雅雄著
を合わせて読む事をお勧め!
- 29 :
- やっぱりこの手の本は、合わせ読みが当たり前なんですかね〜。
剣さん、なんか「これ決定版」みたいなのないですか?w
「日本刀よもやま話」 福永酔剣著 (雄山閣)
平成元年発行 1980円
今回は辞典や入門書ではなく、題名の通り刀にまつわる逸話を纏めた本である。
熊本大学助教授で医学博士でもある著者が語る、日本刀に秘められた様々な人生の縮図
一口の日本刀に描き出された歴史の絵巻。
虚と実を織り交ぜながら、物言わぬ日本刀が雄弁に物語る、残酷ではかない数々の説話。
豊富な過去の文献を元にしているので、結構面白く、特に昭和の刀狩秘話などは、進駐軍への密告や当初など、結構生々しいのだが、
この手の本は歴史書としてはあまり意味を持たないという事を併記しておくことにする。
つまり、トレバー・ローパ曰く、歴史を語る為には1次資料としての「当事者達の発言と行動」
2次資料としての「当時の他人による風聞、記録」そして3次資料としての「時代を経た人物による批評」
という具合に記録を整理して考えなければならない。
(それ以降、3次資料を基にした記録は資料的価値を持たないカスである)
その意味で、1次資料、2次資料を基にした3次資料に属する創作であるという観点が適当であると思うのだ。
しかしながら、それを踏まえたうえでなら、日本刀の逸話、物語が好きな人は読み応えは結構あり。
- 30 :
- >>28
> 合わせて読む事を
「併せて」じゃないのかなあ。なんて、どうでも良い事なんだけどね。
- 31 :
-
「武将と名刀」 佐藤寒山著 (人物往来社)
昭和39年出版 定価490円
福永酔剣氏に続いて佐藤寒山氏の手による日本刀の逸話集である。
箱入りで、結構しっかりした作りになっているのだが、
書かれた時代を差っぴいたとしても残念ながら、
酔剣氏の著書の方が読み物としては秀でている。
この手の著書には、どれだけ著者の推測が加えられているかを知るために
同様の本を何冊か読んで、クロスチェックする事は基本のことなのだが
例えば、司馬遼太郎の「新撰組血風録」がどれだけ脚色されているかを調べるために
子母沢寛や永倉新八の本を読んでみたりしなければ見えない所も多いものなのだ。
今回の場合、例えば寒山氏の「小烏丸」の記述と酔剣氏のそれでは、
前者が「平家の棟梁の印としたことが明らか」と断言しているのに対し
後者は「小烏丸と呼ばれた刀の例を3本挙げて、その伝来の不確定さを追及」している。
引用された過去の文献の量からも明らかに、酔剣氏の方が良く書かれている事が解る。
それを以ってどちらが正しいのかという真実を、読者が判断する事は出来ないにしても
寒山氏の説はこういう結論だが、酔剣氏はまた違う結論に到達しているという理解をすれば、
多方面からのアプローチが、ミステリアスな物語をさらに脚色して色々な形を想像することも出来るものである。
そんな感じで、前述した様に「蛍丸」の長さの食い違いを見つけたりしたりと(実は誤植?)
本の読み方自体にも色々あるので、創意工夫をすると面白いかもしれないよww
- 32 :
- 世界の軍用ナイフ って結構高いけど内容はどんなんかな?
もってるひと感想お願いします。
- 33 :
- 永山光幹先生の「刀剣鑑定読本」の書評をお願いします。
- 34 :
- すまない、上記2冊はまだ入手してないですねん。
- 35 :
- >>32
米国&欧羅巴の項はすごい。特にベトナム以降の米国ものは網羅されていると云える。
日本とか、亜細亜の古い物にはちょっと疑問も有るけどね。
第一次大戦以降の物には特に誤りも無く、非常に参考になる。
写真も奇麗だし。
>>33
非常に分かりやすくて、初心者には良いのではないでしょうか。
中青江など今では使わない分類なども有りますが、
何よりサイズが持ち歩けるサイズなので、自分は鑑定会の友としてますよ。
見かけたらかっといた方が良いかと
- 36 :
- >>35
ありがと、剣さん。
買っときます。
- 37 :
- 剣恒光さん
33です、ありがとうございます。
鑑賞歴(鑑定歴に非ず)は古いのですが、一時期他の趣味に行っていたので
刀剣のことは全く忘れていました。
昔は「鑑定手帳」を使用していましたが、今後これで勉強します。
- 38 :
- 圭頭大刀や円頭大刀、環頭大刀などの古代の大刀について
詳しく解説されているお奨めの本て何かありませんか?
- 39 :
- >>38
私の持っている範疇で一番詳しい本は
戦前に発行された「日本刀講座」ですねw
全20巻あるんで、どうぞ読破チャレンジしてください。
私は必要な場所だけつまみ読みしただけで、読破していない上に
ブリタニカ百科辞典と一緒に飾ってるだけだけどね。
その中の
第6巻「上古時代の刀剣の外装」
第10巻「平安朝時代の外装」
第12巻「鍛法に関する古記録」上
第16巻「平安朝時代の外装」続
第17巻「鍛法に関する古記録」中
第18巻「上古時代」
第19巻「鍛法に関する古記録」終
その中で、必要な記事はこれくらいかな。
- 40 :
- >>39
>「日本刀講座」
今おいらが頼まれてヤフオクに出品したから、もしよかったらどうぞ。
刀工が金に困ってね。
- 41 :
- >>40
いや、だから私は持ってるってw
>>38
どうぞ、お奨めですよww
- 42 :
- 刀剣に興味を持ち始めた頃、日本刀大鑑が発売中。
日本刀講座は、雄山閣でいつでも買えましたが
今では発売していないのですか?
鑑定読本買います。
- 43 :
- >>39-40
情報ありがとうございます。
戦前の物だけあって、やはり時代を感じさせますね。
ほしいのは山々なのですが今、金欠なので手が出ませんね。
金が入ったら、一度目を通してみたいと思います。
- 44 :
- >>38
古代刀と鉄の科学 石井昌國・佐々木稔著 雄山閣 3800円(税抜き)
6〜12世紀までの研磨済みの上古刀の写真がみられます。石井は
蕨手刀など上古刀研究、佐々木は金属学的研究の第一人者。
- 45 :
- 剣恒光さんお尋ねします。
初歩的な質問ですが、鑑賞会で刀を枕に置くとき
@ムネを下にする、A鎬を下にする
某鑑定書関係で、「ムネを下に向けるとキッサキが台(机)にあたる恐れがある」
とありました。
鑑賞会(テーブルに毛氈を敷き刀を置く)で見ると、殆んどがムネを下に刀(太刀)を置いています。
マナーとしてはどの様にした方がよろしいでしょうか?
- 46 :
- >>45
元々は棟を下に枕に置くと指導されてきた訳ですが、
柄をつけてから枕、と言う順番を守らない為、切先を傷つける事案が多発して、現在は平地をそのまま枕へと言う指導に変わっているそうです。
古い人は棟派がおおいようですね。
できるかぎり、柄、ナカゴをつけてから枕にお供養にしましょう。
- 47 :
- >剣恒光さま
ありがとうございました。
「柄をつけてから枕へ」
柄をつけて置くとは知りませんでした。
何しろ30数年振りに鑑賞会に出ていますので
全く初心者戻りです。
- 48 :
- Vibesみたいに美女のヌードと刃物の写真とか載せてくれねえかな!?
- 49 :
- >>48
つ 時々出てくるラブレス
- 50 :
- >>48
あんな安いねーちゃん達の写真ならいらん
- 51 :
- あれなあ、モデル料さえ奮発すれば
マジで部数倍増すると思うんだがなぁ・・・・・。
- 52 :
- 日本刀に興味があるのですが、初心者から勉強するにはどの本がオススメですか?
色々とあるみたいですが、普通の本屋さんで買えるものなのでしょうか?
よろしくお願いします。
- 53 :
- >>52
まずは
学研歴史群像シリーズの「図説日本刀大全」¥2100円
辺りではどうですか?
その次は
>>33.35あたりでは?
- 54 :
- >>50 安いだってwwwwwwwwwwwwwww
- 55 :
- 中條高明氏が菊に依頼したナイフを何度もダメ出しして作り直しさせたくだりにワロタ。
製作技術は一流でも実践経験が乏しくデザイン力がないのが露呈しちまったな。
温厚な中條氏はソフトな文体で書いてたが実際の内心は
「俺はてめぇのーショーに付き合ってる暇はねぇんだよ!
言われた通りにちゃんと作りやがれこの野郎がぁぁぁぁ!!!」
てな所だろ。
- 56 :
- >>55
つまらん釣りだなあ。
アンチでも、製作技術は一流と認めてるところにワロタ。
- 57 :
- かくまつとむの連載、切られたんじゃなくて切り口を変えたんだね。
- 58 :
- >>56
一流なのもズリセン野郎なのも事実だが例のハンティングナイフは普通に使いやすそうだった。
- 59 :
- シルバーアクセ紹介してたり
ジモンがどうのこうのなど
全くもってツマランかった・・・・・
- 60 :
- >>55
> 何度もダメ出しして作り直しさせた
何度もって、1回目のは図面のミスで不可抗力に近いじゃんよ。
2回目のは言い逃れできんけどさ。作者の判断で勝手に仕様を
変更しちゃイカンわな。
- 61 :
- http://tmp6.2ch.net/rights/
永田市郎も山下も大安屋もBなのか。
A&FのA津は韓国人だし。
国本圭一氏はたしか、台湾人だったよな。
もう気持ち悪くて銃やナイフの雑誌は読めないな。ショックだ。
- 62 :
- 千代鶴是秀写真集、せっかく写真が美しいのだから、愛蔵版出せば良いのに。
- 63 :
- >62
俺も買ったが ここってムック版しか作った事が無いんじゃマイカ?
それと書きにくいかも知らんが息子さんの服毒自の時期な、おかげでインチキ太郎が多いんだ。
切り出しも数多く出てるが ありゃあ手慰みだろ?どうも購買層はマニアじゃないな。
- 64 :
- 白崎秀雄の「千代鶴是秀」が文庫か新書にでもなってくれればねぇ…。
- 65 :
- あのあやすぎ模様の逸品、脳裏に過ぎりますなあ。
- 66 :
- 太郎は服毒自じゃないよ。
行方不明。
服毒はまた別の人。
- 67 :
- 三原山だっけ?
- 68 :
- そうです。
投身自ではないかと言われていますが、遺体がみつからないので「行方不明」です。
- 69 :
- 保守しておきますね。
- 70 :
- テレビせとうちから購入した全日本刀匠会の「写真で覚える日本刀の基礎知識」は意外に良い本だな。
どうせ基礎的内容だからと思っていたけど、知って得する小技集とか、柄巻きの種類とか、意外に役に立つ。
できるなら「現代お守り刀有品集」程度に、もっとページ数を増やして解説を詳しくして欲しかったなぁ。
まぁ、あまり売れる本じゃないから、仕方ないかな。
- 71 :
- KM誌の最新号読んだら、W.ヘンリーのナイフが欲しくなった。
ボーナスも入ったし、いいやつを一本探してみようかな・・
しかし、クリークは田舎に移転なのね。驚いた。今のビルはテナント料が高いのか
売れせんのナイフとかけ離れてるのか
- 72 :
- さて、久しぶりに書評でもw
「古今鍛冶備考」 山田浅右衛門吉睦著
文政13年庚寅8月(明治33年10月1日増補版)
幕府首切り役人山田浅右衛門の著した名著であり、刃味を試して著された唯一の書といっても過言ではないと思われる。
これは寛政9年に柘植平助方理の著した最初の位列「懐宝剣尺」に載せられていた記述を元に、山田浅右衛門が訂正、加筆を加えて出版された著書である。
最上大業物14名、大業物84名、良業物210名、業物803名、古刀新刀合わせて総計1,111名の刀工が位列を付けられています。
山田浅右衛門はこれら刀工作を斬首刑によって実際に試していたと考えられ、その刃味についてはかなり信憑性のある貴重な資料になっています。
巻1から巻7まであり、巻1雑録、巻2〜巻4銘寄、巻5〜巻7中心押形で構成されている。
ただ、明治版ということで何か手が加えられているのか?とも思ったが、そんな事はなさそうである。
雑録・凡そ土中より生まれる鉄砂は山砂海砂川砂の三種あり云々…と始まり、試斬時の裁断柄の構造や土壇の作り方(砂と真土を半分交ぜにして云々)
小脇指、素槍、十字槍の刺突など、結構面白いんだけど、如何せん江戸時代の文体で読みづらく、慣れないと苦労するかもしれない。というか苦労する。
業物の位列が記されているのが、巻2〜巻4の「元暦以来銘寄」である。これが○とか△とかの記号を駆使して何国住の何代の誰々と辞書のように細かに記載されている。
最後は押し型なのだが、よく出来た図版集という印象で、銘を見るときに大変参考になる。これは名寄と一緒に見るのが吉。よくここまで集めたものである、と感心するのだが、
まぁ上記の判読し難い文字という理由から、あまり初心者にはお勧めできませんww
和綴りのこの書を保管するために、私は漆塗りの文箱を買った。
- 73 :
- BLADE誌の日本語版に、ナイマガのグラビアを除いた一部記事だけくっつけて、月刊誌として発売してくれたら、2500円でも買うんだが。英語版でも何とか読めるけど、やっぱり少々疲れる。
- 74 :
- 今年はナイフカタログってでないんだろうか?
- 75 :
- もう出ないらしいよ
- 76 :
- 去年も出てない
- 77 :
- 知人が直接担当の人に聞いた話だと、
「数年前から、ナイフ絡みの事件が頻繁に起きたので、
その度に警察やマスコミから問い合わせが到、
しかも軍用の特殊なナイフばかりになってきたので、とても出版できない」
他にも売り上げが落ちてきたとか、大人の事情があるらしいけど・・・
- 78 :
- ×→数年前から、ナイフ絡みの事件が頻繁に起きたので
○→数年前から、ナイフ絡みの事件ばかりを選んで繰り返し頻繁に報道されたので
なんだけどね。
事件にナイフが絡んでる時だけ凶器がナイフだった事を強調したり、
同じ事件を各局が何回も繰り返し報道するから多発してるように錯覚させられてるだけなのに。
- 79 :
- >>78
秋葉のナイフ事件とか、タイムリーで笑えたからね。
「護身用のナイフを所持し、ゲームを買いに行くオタクティコウ」
一般人でも興味が湧くw
- 80 :
-
- 81 :
- >報道
刃物の事件の時に限って、
「犯行に使われたものと同型の・・・」
みたいな資料映像が出てこないような気がするのは自分だけか?
サバイバルナイフと一口に言われてもなぁ。
ドラゴンスレイヤーくらい解釈の幅があるからな(笑)
- 82 :
- >>81
>サバイバルナイフ
サバイバルナイフスレでは定義についてもめてるしなw
- 83 :
- 地震で新潟三条市は大丈夫か?
- 84 :
- >>82
サバイバルナイフ持って駆けつけるなよ(w
- 85 :
- 地震でナイフやら剣鉈が雨のように降ってくる工場を想像するとゾッとするな
- 86 :
- 久々age
- 87 :
- 村正の事が押型も含めて詳しく載っている雑誌や書籍ってありますか?
ご存知の方が居られれば教えてくださいよろしくお願いいたします。
- 88 :
- 其の42(妖刀・村正
ttp://www.mokuzai-tonya.jp/05bunen/zuisou/2007/07nihontou42.html
其の43(妖刀・村正 II
ttp://www.mokuzai-tonya.jp/05bunen/zuisou/2007/08nihontou43.html
其の44(妖刀・村正 III)
ttp://www.mokuzai-tonya.jp/05bunen/zuisou/2007/09nihontou44.html
- 89 :
- ご親切にどうもありがとうございました。
ありがたいのですがこのHPは知っていたので他に書籍は無いかな?
と思って聞いてみました。
虎徹大鑑みたな本でも出版されていないのかな?
- 90 :
- 日本刀スレで聞いた方が早いんじゃね?
- 91 :
- [妖刀村正―昔ばなし聞書控](名和 弓雄)河出書房
位しか引っ掛かりませんね。
美術刀剣としては軽視されていたからでしょうか。
- 92 :
- 剣さんありがとう”
[妖刀村正―昔ばなし聞書控]私も見つけましたが、題名からすると
明らかに刀剣の書籍じゃない感じですよね!?
やはり村正は大銘ではありますが、美術刀剣的には地位が低いのですねガックシ
- 93 :
- 正直な話、村正は銘の一人走り感が否めないかな
- 94 :
- 「一人歩き」な
- 95 :
- 対徳川家専用のお守りみたいなもんだからな
- 96 :
- 徳川にしても諸藩取り潰しの口実にした
とかいう説も有るし。
- 97 :
- の割に自分の所に収蔵してたりするしな
- 98 :
- でも村正が大銘で知名度と人気があることも否めないよね。
だってお店で売りに出る、重要村正なんて高くてもすぐに客付いて
売れちゃうもんな〜。
- 99 :
- 気がついたら、もう18年くらいナイフマガジンを買い続けてるよ…
よくも飽きずに買い続けたもんだなぁと我ながら驚いたw
No14〜127まで欠品なしフルコンプリートでヤフオク出したらいくら位になるかな?
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