http://journal.mycom.co.jp/news/2011/09/09/027/index.html 9月7日(米国時間)、MonoDevelopの最新版となる「MonoDevelop 2.6」が公開された。MonoDevelopはC#およびほかの.NETプログラミング 言語向けの統合開発環境。Windows、Mac OS X、Linuxで動作するデスクトップアプリケーションやASP .NET Webアプリケーションを 開発することができる。 MonoDevelop 2.6.0の主な特徴は、分散型バージョン管理システムであるGitサポートの追加、バージョンコントロールビューの改善、 .NET 4.0プロジェクトサポートの追加、各種エディタの改善、Mac OS Xにおけるネイティブファイルダイアログのサポート追加など。 また、「MonoMac」アドオン対応が正式に明記されたバージョンになったことも注目される。MacMonoはC#で開発したアプリケーションを、 Mac OS Xで動作するネイティブなCocoaアプリケーションに変換する機能。MonoMacそのものは2011年3月には公開されていたが、 MonoDevelopにおける正式発表は今回のリリースとなる。 MonoDevelopは開発環境として利用できるが、マルチプラットフォームで動作することから、Visual Studioを使って開発された.NET アプリケーションをMac OS XやLinuxに移植するための開発ツールとしても活用できる。