2011年10月1期創作発表べジータトラベル
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べジータトラベル
- 1 :10/10/14 〜 最終レス :11/10/06
- 「べジータ〜?タイムマシン作ってみたんだけど乗らない?」
「タイムマシン?トランクスが乗っていたアレか…」
腕組みして考える。
そうだ、過去のナメック星へ行こう。
決着を付けられなかったフリーザを倒し、サイヤ人の誇りを王子自らが取り戻すのだ。
結論を出し、ブルマからマニュアルをひったくるとマシンに乗り込み
「ちょっとべジータ!まだテストもしてないのよ!?」
「構わん。故障したらDBでも集めて神龍に直してもらえばいい」
計器類を操作すると、半透明状の蓋が閉まり転移を始める
「じゃあな」
バシュウウウウウウウウ
あまりにも早い展開に唖然とするブルマだったが気を取り直し
「お茶でも飲もうっと」
シュンシュンシュンパワワワワワワ
「トウチャク、トウチャク」
「もう着いたのか。……フン、なるほど。確かにナメック星だな」
- 2 :
- うほっw立ったのですかw
- 3 :
- マシンから降りると、目を閉じてナメック星に居る者の気を探る。
「こいつはフリーザか…。気の大きさから察するに、第二形態ってとこだろう。
それにしても小さい気だ。こんなヤツにオレは敵わないと思っていたのか…
クソったれぇ!」
更に気を探ると、ピッコロやクリリン達の気も近くに感じられた。
「カカロットの野郎は治療中か…。丁度良い。さっさとフリーザを最終形態にして
ぶちのめして、次はセルの野郎をぶっころしに行くとするか」
「おっと…、マシンをカプセルにしておかんとな。放置して何かの弾みで壊れたらシャレにならん」
マシンをカプセルに戻し、気を身体の周りに巡らせると飛び立ち
一直線に戦場へと向かっていく。
「待ってやがれフリーザ!気に食わん手段だが今こそ決着を付けてやる!」
〜一方〜
「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
第三形態へと変貌を遂げたフリーザに、ピッコロはしごく痛めつけられていた
「や、ヤっベェ…!ピッコロのやつ、ころされちまうぞ…!」
「ピ、ピッコロさん……」
「あ、あ………あ………」
余りの戦闘力の違いに、助けに入るどころか見ていることしか出来ない三人
その時、べジータはここに接近してくる気を捉えた
「だ…誰かがこっちに来やがる。ば、バカでかい気だ…。か、カカロットか…?
いや、いくらなんでも早すぎる…まだ少し時間が必要なはずだ…」
「ほ…本当だ。誰かこっちに来る。悟空だ!悟空が来てくれたんだ!」
「お父さん!わーい!わーい!」
しかし現れたのは、黒い色の軽装で身を包んだべジータだった
三人は驚きの余り目を丸くし、口を半開きにして現れた人物を凝視した
「べ…ベジータ!?」
「ど、どうして………?」
「なっ…なんだと…?どっ、どういうことだこれは!」
ベジータは空に浮かんだまま腕組みし、こちらを見下ろす自分の姿から目が離せず
クリリンと悟飯は、しきりに二人を見比べて何が起こっているのか理解できないでいた
「べ…ベジータだと…!?なぜベジータが二人いるんだ…!?」
ようやく現れた存在に気づき、その姿に驚愕し攻撃の手を止めるフリーザ
解放されたピッコロは浮かぶのもままならないのか地面に叩き付けられた
「フン…、いちおう事情は説明しておくか。タイムパラドックスとやらがどうなろうが知らん。
何の説明もなしだと余計なことをされてしまいそうだからな」
スゥと地上に降り立ち三人の元へ歩むベジータ
話せる距離まで近づくと腕組みし、高圧的な態度を崩さないまま顎を反らす。
「貴様ら」
- 4 :
- 「最初に言っておく。オレは未来から来た。
決着を付けられなかったフリーザを倒すためにな」
「み…未来から?」
「なん…だと…!?」
とても信じられないといった表情の三人を捨て置きフリーザへと歩むベジータ
「絶対に邪魔をするなよ。今後の戦いの参考にこのベジータ様の圧倒的な
パワーを目に焼き付けておくんだな」
「ま…待ちやがれっ!」
誰よりも早く我に帰ったベジータが、慌てて口を開く
「未来から来たかなんだか知らんが、気に入らないヤローだ…
邪魔をするなだと?貴様こそ邪魔をするな!フリーザはこのオレが倒す!」
「今の貴様では無理だ。大人しくしているんだな」
ちらっと背後を振り返り、制止するベジータを鋭い眼光のみで射抜き硬直させてしまう
再び前を向くと、地上に降り立っていたフリーザの眼前へと歩み。
「貴様は…何物だ?本当にベジータなのか?」
「フン…当然だ。戦う前に一つ言っておく。変身しろ、フリーザ」
「なに?」
「変身しろと言っている。変身したところでオレの敵ではないが…
本気の貴様と戦って倒してこそ、オレの本懐は遂げられる」
「…このフリーザの最終形態が敵じゃないだと?くくく、ベジータのくせに
なかなか面白いことを言うな。ぎょっぎょっぎょ、いいだろう。後悔しても知らないぞ…」
自信たっぷりのベジータの様子が気に入らないフリーザだったが、まんまと挑発に乗って
ニヤけたサル顔を恐怖と絶望に歪めてやろうと変身を始めた
「かあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ナメック星全体が揺れる程の気の奔流が迸り、フリーザの身体が光に包まれる
ベジータはさっさと変身しろと思いながらも、動かない三人を尻目に傍に転がっていた
ピッコロの首を引っ掴むとクリリンに邪魔だと言わんばかりに投げつけ渡し
「わわわっ、ピ…ピッコロ!」
「ピッコロさん!!」
「ぐ……あ、アイツは…べ…ベジータか…?な…何故ベジータがもう一人いるんだ…?」
「……………………」
ベジータは現れたもう一人の自分に対面し、直ぐにその実力の程を察した
強すぎる。フリーザなんか目じゃないほどの底知れぬパワーを感じ取り、いつもなら
食ってかかっていた場面も押し黙ることしかできなかった。同じ自分とは思えない実力差に愕然と
しながらもフリーザを凌ぐであろう力を目の当たりにできる期待に胸が熱くなっていた。
やがてフリーザの変身が完了し、気の奔流の煙の中から最終形態となった姿が現れる
「待たせたみたいだね、ベジータ」
「やっと変身しやがったか。グズグズしやがって…」
その時、孫悟空が治療を終え戦場へと駆けつけた
到着するなり、フリーザと対峙しているベジータと仲間と一緒にいるベジータに気付き目を点にする
「いぃ!?どうなってんだ?ベジータが二人いっぞ…?」
「カカロット。信じられんだろうが…アレは未来から来たオレらしい」
「み…未来から?よくわかんねぇけど…あのベジータ…すんげぇ強い気を持ってんなぁ
まだろくに気も込めてない状態であの気の強さ…ぜってぇただもんじゃねぇぞ」
- 5 :
- 続きはまたいずれ
ベジータtueeeeeeeeするだけなのですがw
では〜
- 6 :
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- 7 :
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- 8 :
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- 9 :
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- 10 :
-
- 11 :
- もっと昔の過去の超サイヤ人やバーダックの時の話かと思ってスレを開いたのに
- 12 :
- test
- 13 :
- 誰か続きを書いてくれ。
- 14 :
- うむ
- 15 :
- t
- 16 :
- スレタイがなんかツボだw
- 17 :
- 普通におもしろい。続きを読みたいが、厳しいか…
- 18 :
- t
- 19 :
- 保守
- 20 :11/10/06
- 東芝のスレか…
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