2011年10月1期創作発表S A W SS
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S A W SS
- 1 :10/11/24 〜 最終レス :11/06/06
- 俺達でSAWを作ろうぜ
【注意】
・企画の性質上、登場人物が敗北・死亡する描写や、残酷な表現が含まれています。
・スルー検定9級実施中です。荒らしは華麗スルーしてください。それが紳士淑女の条件です。
・原作のキャラが出てきてもOK
- 2 :
- age
- 3 :
- 誰かさんと誰かさんを閉じ込めてみた、っての、むかし流行ったよな……
- 4 :
- 「俺達で」ってことはリレーかシェアードなのか?
もっと詳しい説明を頼む
……たぶん、>>1はもういないんだろうが
- 5 :
- age
- 6 :
- age
- 7 :
- >>4
シェアードでおねがいします
遅くなってすいませんでした
- 8 :
- シェアードなら、まずみんなでシェアする基本設定やら、書くにあたっての基本ルールがいるんじゃね?
さすがに>>1だけじゃ意味不明だと思うが
- 9 :
- 設定を追加します
【基本設定】
・舞台はアメリカ(日本人出すのは可)
・物語の時系列はSAW1〜7までの間だとする
【ルール】
・基本は映画の設定に準ずる(ジグソウの動機など)
・オチに必ず「どんでん返し」を用意すること
●テンプレ
登場人物用テンプレ
[名前]
[年齢]
[人種]
[設定]
ゲーム用テンプレ
[名前]
[罠の仕組み]
[ルール]
- 10 :
- age
- 11 :
- age
- 12 :
- age
- 13 :
- SAWの小説か・・・
- 14 :
- 私は、ある一室にいる。
ここはゲームのマスタールーム。ここから全てのゲームを監視できる。
私は、一つのモニターに目を向けた。そこには一人の男が倒れている。
今は麻酔で眠っているが、そろそろ目を覚ますだろう・・・。
ブラット「うぅ・・・。」
アジア系の男性ブラットは、闇に包まれた部屋で目を覚ました。
最初は何が何だかわからず呆然としていたが、首を鎖で繋がれているのに気づき、騒ぎ出した。
ブラット「た、助けてくれ!」
ブラットは必死で叫ぶが、その声は闇の中に消えていくだけだった。
ブラット「クソ!どうなってんだ!」
ブラットは、辺りをぐるぐる見回していた。すると、不意に光が飛び込んできた。
眩しく、初め目を瞑ってしまったが、恐る恐る目をあけた。
ブラット「な!」
光の正体・・・それはひっそりと置かれたテレビだった。画面には不気味な顔の人形が映っている。
ブラットは理解した、これが何なのかを・・・。人形はカタカタと喋りだした。
ジグソウ「やぁブラット、暗闇の気分はどうかな?君は大勢の人間にこの暗闇の恐怖を味あわせてきたね。今日は君が、暗闇の恐怖を味わう番だ。」
- 15 :
- ジグソウ「ゲーム開始と同時に君は自由になる。三分以内に部屋をでればゲームクリアだ。だが注意しろ、部屋には無数のワイヤーを張ってある。引っかかれば爆弾が作動し、君はバラバラになるだろう。」
ブラットは目を見開く。自分のおかれた状況を理解し、パニックになる。
ジグソウ「暗闇から逃れられるか?さぁ、ゲーム開始だ。」
モニターの明かりが消えると同時に鎖が外れ、自由に動けるようになった。
しかし、安心はできない。三分以内に部屋をでなければならないのだ。
ブラット「クソッタレ・・・。」
ブラットは摺り足で前に進んだ。真っ暗で何も見えないのだ。ワイヤー・・・本当にあるのか?
ブラットのそんな疑問はすぐに打ち砕かれた。足がワイヤーに触れたのだ。
ブラット「うぅ・・・。」
ブラットはゆっくりと足を上げて、それをかわした。そして再び進んで行く。
前に進たびにワイヤーが当たり、その度ブラットを混乱させる。
次第に方向が分からなくなり、完全にパニックになり始めた。その時・・・。
ブラット「これは?」
ブラットの手が何かに触れた。手で探り確かめると、ドアノブが付いていた!
- 16 :
- ブラット(やった!扉だ!)
長く縛られ続けた緊張が一気に解けた感覚だった。これで自由だ!
ブラットは歓喜と安心感によって、最後の注意を怠ってしまった。
ピンッ!
扉を開けたブラットの耳に、そんな音が聞こえた。
良く確かめると、ドアノブにもワイヤーが張られていたのだ。
ただ気が付いた時には、ワイヤーのピンは外れていた。
ほんの一瞬の出来事が、ブラットには永遠に感じられた・・・。
直後、激しい爆音と同時に部屋が真っ赤に染まった。
爆弾が爆発したのだ。ブラットの手足はちぎれ飛び、辺りに血が舞った。
ブラットは負けた。ゲームマスターであるジグソウは、それをしっかりと見届けた。
ジグソウは静かに告げた。
ジグソウ「ゲームオーバー・・・・。」
- 17 :
- age
- 18 :
- 深夜2時、ニューヨーク警察に所属する日本人女性の西田雪音は、電話の受信音に叩き起こされた。
雪音「もしもし・・・。」
少し苛立った声で電話にでたが、すぐにキリッとした態度に変わる。
雪音「え?爆発事故ですか?そんなの私の専門がいじゃ・・・。」
警官「ただの事故じゃないんです、新しいゲームです。」
雪音の表情が強ばった。この電話を境に、彼女はジグソウの事件に巻き込まれて行く・・・。
- 19 :
- 連絡を受けた雪音は、現場に向かった。
雪音「コナーズ警部!」
雪音は現場で調査を行っていた、コナーズに駆け寄った。
雪音「新しいゲームがあったと聞きました。」
コナーズ「あぁ、ついて来てくれ。」
雪音は、コナーズの後を追ってゲームが行われた部屋に向かった。
部屋は異常な状態だった。
爆発によって黒く染まり、床に焦げた肉片が散乱していた。
雪音「うぅ。」
雪音は、口を覆って顔を背けた。彼女は人課に所属しながら、血を見るのが苦手なのだ。
コナーズ「おい、大丈夫か?」
雪音「はい、すいません。」
一人の警官が近寄り、状況を説明した。
警官「被害者の名はブラット・ゲイル、以前監禁事件の容疑で逮捕暦があります。」
雪音「監禁ですか?」
警官「はい、二十代前半の女性をターゲットに監禁暴行を行っていました。」
雪音はゲームに選ばれた理由を理解した。ブラットは他人の命を弄び、それがジグソウの怒りにふれたのだ。
警官「あと、建物の扉は完全に閉ざされていました。」
雪音「え?」
雪音は首を傾げた。扉が閉ざされていた・・・要するに、ゲームに勝っても脱出する事が出来ない。つまり理論に合わないのだ、ジグソウの理論に・・・。
- 20 :11/06/06
- ニューヨーク警察に配属されて間もない雪音でも、ジグソウの事は知っていた。
独自の理論に基づき、狂気のゲームを実行する人鬼。だが、ゲームにはルールがある。
ジグソウのゲームには、必ず生還方法があるのだ。しかし、今回のゲームには生還する方法がない。
勝っても負けてもどのみち死ぬように計画されていた。
結局、事件はジグソウの犯行と決定された。状況を見れば当然な事だが、雪音は納得いかなかった。
雪音「ジグソウは、こんな生存の可能性のないゲームはしないはずだわ。なにかある・・・。」
??「私も、君と同じ気持ちだよ。」
雪音は、後ろから声を掛けられ、思わず飛び跳ねそうになった。振り返ると、そこには新聞記者の格好をした男性が立っていた。
年齢は50代位に見えるが、目付きは鋭い。
雪音「あの・・・同じ気持ちとは?」
??「今回の事件さ。君と同じく、私はジグソウの犯行とは認められない。」
男性も、ジグソウの理論とのズレを疑問に思っていた。
??「どうかな、少し話でも?」
雪音「あ、はい、かまいませんよ。」
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