2011年10月1期創作発表オチが秀逸なショートストーリーを創作するスレ
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オチが秀逸なショートストーリーを創作するスレ
- 1 :11/08/17 〜 最終レス :11/10/11
- ・読んだ人がアッと驚くような意外性のある話
・思わず笑ってしまうようなラストの展開
など、秀逸なオチ、結末があるショートストーリーを創作して、皆で感想を言っていくスレです。
*気軽に創作して下さい*
- 2 :
- 手本見せて。
- 3 :
- 1レス内でってこと? いくらなんでも高難度杉だろ。
オチが秀逸とかってフリが長ければ長いほどオチた時の
落差がイイのであって
『○レス以内で』とか縛りがあれば面白いかも。
- 4 :
- 自分で秀逸って思えないとダメってハードル高くねw
- 5 :
- >>2
未熟ながら書いてみた
基本何レスに渡ってもおk
自分が面白ければそれで良し
不眠症
もう一週間も、全く眠れない日々が続いている。
ベッドに横たわっても、少しも眠気を感じることも無く朝を迎えてしまうのだ。
しかし不思議なことに、今のところ、体に不調が出てはいない。
それどころか、頭が冴えて、仕事もスムーズにこなしている。
ただ寝ていないせいか、時折幻覚を見る様になってしまった。不思議な生物が歩いていたり、人が宙に浮いたりと、現実ではあり得ないことが見えるのだ。
そして徐々に幻覚は酷くなり、ある日、俺はとても恐ろしい幻覚を見た。鏡の中に、おどろおどろしい化け物がいたのだ。俺はその姿を見た途端、あまりの恐怖にショックを受け、徐々に視界が歪んでいく様を見た。そしてついに、目の前は真っ白になってしまった。
次に目を覚ましたのは、硬い鉄の台の上。俺は仰向けで横たわっている。目の前には見知らぬ顔。彼は白衣を着ている。
男は口を開き、言った。
「ようやく夢から覚めたようだな。改造手術の後遺症で、お前は一週間も眠ったままだったんだぞ。」
男は、どこからか手鏡を取り出した。
そこには、あのおぞましい化け物の顔があった。
「存分に暴れてこい」
暗い研究室に、化け物の雄叫びが響いた。
- 6 :
- http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=wis4444
- 7 :
- http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=wis4444&BookId=5
これを読んでください
- 8 :
- >>7
なんか不気味なオチだけどいまいち難しいな
- 9 :
- マルチだし多分作者アンチの人だと思う
- 10 :
- 1レスで完結しない話けどよろしく
車というのは誰が考えたのだろうか。考えた人を憎む。
あの日、もう少し早くブレーキを踏んでいたら私は苦しまずに済んだ。
あの日、もう少し遅い時間に運転したらセダンと正面衝突せず済んだ。
あの日、ゆっくり走れば家内が死ぬことはなかった。
あの日、私が事故に遭わなければ奇妙な現象に遭遇せずに済んだのかも知れない。
◇
目を覚ましたら、私は宇宙船に連れられて改造されかけた。
そんなバカなことも起きずに、ただの不格好な天井と蛍光灯の広い部屋に私はいた。
口に邪魔臭いマスクが付けられて中から空気が出ている。
「目を覚ました?一週間寝てたんだよ。大丈夫?」
低く頭の中が震えるような声が聞こえた。声の主は見舞い人だったが見覚えはない。
聞いたことのある声は奇妙さと不信感を募らせていく。
徐々に冷や汗がふきだし、息が荒くなった。
震える声を押さえながらも、声を無理矢理出す。
「お前...誰なんだ?」
「酷いじゃないか父さん。息子の顔忘れたの?」
すぐに彼は答えてくれたが私は返す言葉が思いつかない。
どうやら私は記憶がないようだ。
「申し訳ないが、存じ上げない。」
- 11 :
- 続きが気になりまふ
- 12 :
- 「そうか...。記憶がないのか。」
おそらく記憶喪失。テレビで見たことがあるが実感は今一わかない。
「何故、自分がこんな目に遭ったのだろうか」という純粋な疑問が頭によぎった。
もしかしたら本当に宇宙人に誘拐されたのかも知れない。
「ここは何処なんだ?」
「病院」
それはたった三文字の短い単語だったが、驚かさせれる能力を持っている。
動揺はもちろん隠せない。隠せれるわけがない。
それよりも理解出来ていない。まず、普通人なら理解が出来ない筈だ。
「何が起きたんだ?」
「トラックと正面衝突した。」
そんなことを聞いても、特別驚くことはなかった。
ただ気になることが一つだけあった。
「誰か犠牲になったか?」
「母さんが死んだ。相手の運転手も死んだ。」
嘘だろ...
自分がこの手で家族をした。そんな自分が怖くなる。
何が起きたかは詳しく覚えていないが二人の命を私は奪った。
人しか...最悪な奴になってしまったんだ...
目の前が真っ暗になった。
- 13 :
- 今日は一応投下終了です。
ホラー系かサスペンス系の話になります。
時間があればまた投下します。
- 14 :
- オチがない
- 15 :
- まだ途中だもん
- 16 :
- 時間掛けるのか
まあいいけど
期待しとこう
- 17 :
- ちょっとやってみる。全2レス。
「ね、私のこと好き?」
「何だよ急に」
「答えてよ」
「…好きだよ」
「どこが?」
「今日は妙に突っ込んでくるな。――胸が平べったいところかな」
「…気にしてるのに」
「盛り上がってればいいってものでもないさ。あと、意外と輪がでかい」
「…気にしてるのに」
「あと、胸もそうだけど尻も平べったいよな。でも太腿は肉付きがよくて好きだな。
指を丸めた時の足がセクシーだ。手と腕は細くて長くて完璧なフォルムだな。それ
から」
「わかったもういいやめて。もうやめて。――なんで身体の話ばっかりなの?」
「どこが好きかって言うからさ」
「私の身体が好きなの?」
「他にいいところがあるなら言ってみろよ」
「…最低」
- 18 :
-
「お前こそ、俺のどこが好きなんだよ。まさか人には答えさせて自分は
もういい、とか言う気じゃないだろうな。お前の方が最低だぞ」
「…ムカつく」
「はいはい負け惜しみはいいから。言えよ」
「……目が綺麗なとこ、かな」
「ほう。それはどうも」
「あと――髪が綺麗。サラサラしてる。ちょっとムカつく」
「自慢のストレートヘアだからな。お前以外にも好評だぞ」
「あとは…」
「うん…?」
「…すぐ大きくなっちゃうところ」
「…気にしてんだぞ」
「大好きだよ、綾」
「…俺もだ、亮」
…こんな感じでどうだろうか。
- 19 :
- コメントに困るwww
とりあえずエロまがいの物を投下すんなw
- 20 :
- >>19
違う! お前の理論は間違っているぞ!
オチを踏まえた上で読めば、別にエロくもなんともないことが
分かるはずだ!
というか、R15までならオッケーなはずだ!
…嘘ですごめんなさい。私がやりました。
「すぐ大きくなっちゃう」は「成長期だからすぐ背が伸びる」って
いう話です(←見苦しい言い訳
- 21 :
- 続き投下
しばらくは、放心状態だった。真実はあまりにも私には残酷すぎた。
何が起きたかも知らずにただ寝ているだけの自分が憎い。
もう死んでしまおう。
テーブルに置いてあった果物ナイフが目に入る。
私は死ぬためにテーブルまで手を伸ばしてナイフを取ろうとした。
だが、取ろうとしても取れない。
何故かそこにあった筈のナイフは無い。
どうやら、記憶だけではなく頭までいかれてしまった。
悲しさに暮れるとき、病室の扉が開く。帰ったばかりの"息子"ではないのは確かだ。
「愛知県警の中西と言います。少しよろしいですか?」
体格がガッチリとした若い女性は刑事と名乗った。
過失致死で刑務所行きになるのは間違いない。
人しと聞いた時から、覚悟はしていたことだ。罰は受けるべきと思っている。
「すみません。記憶がないんです。しかし聞きました、人をしたと。」
「奥様のご冥福を祈ります。何か思い出せることはありますか?」
我慢してきた物がこみ上げてくる。この人は泣かせるプロなのかも知れない。
ただ、人前に涙を見せたことが恥ずかしい。
いきなり、犯罪者が泣き出したため刑事も困惑している。
- 22 :
- 勿論制限は無いけど、やっぱ1〜2レス辺りが手頃かもな
- 23 :
- >>22
まぢか!?結構長編になるよ。
- 24 :
- ならもっとまとめて投下してくれ。
- 25 :
- いつの間にか辺りは夜になっている。恐らく泣き疲れて寝たのだろう。
夜と言っても明かりのない消灯時間が過ぎた夜だ。
初めてホラー映画やスリラー映画を見るような不安感に苛まれる。
「助けて...助けて...」
聞きたくもなかった不気味な声が聞こえる。
胸が何か石のような物が当たったかみたいに痛い。
冷や汗がダラダラと流れてシャツがぐっしょりと濡れた。
怖くて、シーツに潜り込んだ。
もしかしたら怖かったのでは無く恐怖に歪んだ顔を隠したかっただけかも知れない。
頭がおかしくなって、幻聴が聞こえてきたのかも知れないとすぐに決め付けた。
「死にたくない...死にたくない...」
いや、幻聴じゃないのかも知れない。一定の場所から声が聞こえている。
本当に助けを求めているのかかも知れない。
ベットから起きあがると誰もいないはずの廊下にゆっくりと向かう。
- 26 :
- もっかいやってみる。エロくない方向でw
「ね。何頼む?」
「そうだな……チーズで」
「えー!? なんで!?」
「何が」
「私昨日言ったよね? ここのお店はモンブランがおいしいんだよって。なんでモンブラン頼まないの? 私の意見全無視?」
「スタンダードが一番だ。それに重たいのは嫌いなんだ」
「なんでいつもそうやって人と違う方へ行こうとするかなあ……ね、かっこいいと思ってる? それかっこいいと思ってる?」
「チーズが好きなだけだ」
「だいたいチーズもモンブランも、重たさはそんなに変わらないじゃない」
「栗を丸ごと一個とクリームをそのまま口に押し込まれるよりは遥かにマシだ」
「…もしかして、甘いもの嫌いなの?」
「もしかしなくても嫌いだ。チーズなら辛うじて食える」
「他はどう? ミルフィーユとかいちごとかさ。食わず嫌いはよくないよ? せっかくだからチャレンジしようよ」
「…いじめか? そこは季節感から考えても、かき氷系列を勧めるもんじゃないのか。どうしてカロリー表示が高いものから順に読み上げていくんだ」
「だって――せっかく、おいしいからって誘ったのに――」
- 27 :
-
「え――?」
「……」
「お、おい――勘弁してくれよ、人前だぞ――」
「……う〜」
「…参ったな……分かったよ! 分かった! 食えばいいんだろ!」
「やたっ☆」
「やっぱり前言撤回」
「えー!? 早過ぎない!?」
「お前の切り替えの早さに俺が泣いたよ。やはり俺は俺の道を行く」
「やっぱり思ってる? それかっこいいと思ってる?」
「ノーコメントだ。女は背中で語るものだからな」
「う〜わ……寒」
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」
「じゃ、私はモンブランラーメン一つ!」
「やっぱりあり得ん……おい、俺はチーズラーメンだ。これが一番まともそうだからな」
…どうだろうか。
- 28 :
- >>27
結構面白いわ
こういうのもっと期待する
俺もたまに投下するから
- 29 :
- >>27
クスッてきた
- 30 :
- 続きを投下します。
見回りの看護士が回っているのに気づいてないのか?
と言うことは本当に幻聴か、それとも気づかないふりをしているかのどちらかだ。
病室の床に足をつけると、裸足のまま立つ。
足や手、肋骨などは折れてい無くて安心した。少なくとも普通に歩けている。
安心する中で、何かに勢いよくぶつかり、衝撃で後ろに倒れた。
周りを確認するが、何もない。
痛む左太股をさすりながら立ち上がる。痣にもなっていなく無傷だった。
(確かに何かがあった筈なのに・・・。)
警戒しながらもゆっくりと歩くことにした。
だが、"それ"は起きてしまう。
何もないとこであるのにつまずいてひっくり返る。
勢いのあまり前に倒れ、そこには扉があった。
両手はあまりにも唐突に過ぎたために受け身が取れない。
壁を突き破り自分の首がヘシ折れる瞬間を思い浮かべた。
首に伝わったのは激痛でも、ヘシ折れる痛みでも無く床に叩き付けられた衝撃だった。
自分が今いる場所は、病室の外だとすぐに判断できる。
(壁をすり抜けた...。そんな分け無いよな...。)
続く・・・。
- 31 :
- >>30
何かいいオチの匂いがしてきましたな
- 32 :
- やっと本題に入る訳か
- 33 :
- 調子に乗ってやってみる。今回はちょっと怖いオチ。キモかったらごめん
「ねえねえ綾。見て見て〜」
「ばぶばぶ〜」
「…何だそりゃ」
「親戚のおばさんに頼まれたの〜。預かってって」
「あうあう〜」
「…何でまたそんな面倒な」
「だって〜〜。可愛いんだもん〜〜」
「だあだあ〜」
「っ――べたべたすんな。離れろよ」
「え〜? なんで〜?」
「見苦しいんだよ。そんなもんにデレデレしやがって」
「ええ〜? 綾おかしいよ〜。こんなに可愛いのに〜」
「の〜に〜」
「可愛くない」
「んん〜、今日はいつにも増してツンだな〜……ん?」
「まったく意味が分からない。そんなもんのどこがいいんだ。すぐ泣くし、自分で飯も作れないし、空気読まないし、甘ったれるし――いいところが一つも
挙がらないな」
「あれ? あれあれ? 綾――もしかして、妬いてる?」
「は? 何を馬鹿な事を。お前の神経を問題にしてるんだ」
- 34 :
-
「ほんとかな〜? ほんとでちゅかね〜、坊や〜?」
「ばぶぶぅ〜」
「だから離れろっつってんだろ!」
「きゃあびっくりした! ――なんてね。ふっふっふ。ボロが出たね綾ちゃん。今回初めて会話に『!』が入ったね。そんなに嫌だったんだ
?」
「甘やかすな。騒がないならその辺に寝かせて一旦離れろ。虫唾が走る」
「私がこの子ばっかり構うから、構って欲しくなったんでしょ? よくあるらしいよねそういうの。でもダメだよ綾ちゃん。今後のためにも
そこは克服してもらわないと」
「お前こそ、自分が抱いてるものよく見てからもの言え」
「え〜? ちゃんと見てるよ〜? ね、ボク?」
「あううぅ〜」
「いい加減に目を醒ませ亮! お前催眠術か何かかけられてんだろ! そんなキモいハゲデブオヤジのどこが可愛いんだ!」
「ばぶばぶあうあう〜、おじょうちゃあ〜〜ん、ちょうだい〜〜〜〜」
「そいつは男だぞ」
「!!??」
…ちょっと苦しいかな。
- 35 :
- 何となくオチ読めた感もあるけど割と面白いよ
- 36 :
- クライマックスまで後、3スレ
- 37 :
- 少年時代に見たサイコホラー映画をいきなり思い出す。
山奥の廃病院に遭難した若者に行くと言う王道のグロテスクなホラー作品だ。
初めて見た時はあまりの異端さとグロテスクに嘔吐した。
今では悪い思い出だが、この真夜中の病院はその描写の一部を思わせる。
自分も思わず失禁しそうなほどだ。
けど、こういう場合は取り乱した奴がまず死ぬ。
相変わらず奇妙な現象は続いている。
何かが刺さったような痛みがまだ足の裏に残っていた。
「誰だ!?」
誰もいない廊下に男の叫び声が響く。
驚いたが、誰かもわからない存在に対して逃げることも出来ない。
そして、突如として爆音が響いた。耳の鼓膜はまだ振動している。
肩のあたりに激痛が走る。何かが噛みついてきている。しかも熱い。
悲鳴を上げずに入られない。獣のような、そんな低い声だった。
悲鳴上げながら、狂ったように走しる。
本当に発狂したかも知れない。普通常人が体験しないことを体験しているのだから。
またぶつかる。
何かが割れるような音がして、皮膚が引き裂かれる痛みがした。
悲鳴を上げる気力にもならないほど疲れている。
警告音が鳴り響き、腰に何か重いものがのしかかる。
- 38 :
- 一つ作ってみた
ありがちなやつだが
華子の住む家は、地元でも有名な金持ちの家だった。彼女は八才だが、その年で奴隷を従えているのだ。
奴隷は華子にとって、いなくてはならない存在だった。彼女が何も命令せずとも、奴隷は勝手に彼女の為に働き続けるのだ。料理を作り、毎日彼女の身の回りを掃除する。
華子はそんな奴隷を従えていることを、心底都合良く感じていた。
ある日、華子は友達に会いに行った。もちろん、華子の友達はそんな金持ちの娘などでは無い。それどころか、華子とは対象的な、至極貧乏な生活を送っていた。
彼は、会うと突然こんなことを言った。
「なぁ、さっき良い物見つけたんだ。」
「何?良い物って。」
「これだよ。」
そして彼が見せた者は、薄汚れた缶詰だった。
「ふざけないでよ。」
それを見ると、華子は怒って帰ってしまった。華子にとっては、そんなもの、ゴミでしかないのだ。
家に帰ると奴隷が待っていた。
奴隷はいかにも心配していたようだ。
華子の姿を見ると、思いっきり彼女に泣き付いた。
その時、家の前を通りかかった近所の人間が、こんなことを話していた。
「また泣き付いてるみたいね、あの家の主人。」
「猫の華子ちゃんだっけ?溺愛してるみたいね。」
「全く、あれじゃあまるで、猫の奴隷じゃない。」
- 39 :
- 腰に直撃したものは鉄の塊のような物体だった。
しかし、なにも近くに無い。
私は衝撃で吹き飛ばされて宙に舞う。
壁に叩き付けられる自分の姿を想像する。
だがまた壁をすり抜けた。
不気味だ。奇妙だ。異常だ。不気味だ。奇妙だ。異常だ。
不気味だ。奇妙だ。異常だ。
なにが起きている?もう何も分からない。
うああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
何も考えず走る。
それが全ての間違えだった。
水がある。
道路のコンクリートが溶けて、水のようになった。
そこで溺れた。
もうどうでもいい。
人しに対する天罰かも知れない。
受けなければいけない重すぎる罰だから。
もういいや。
やがて、意識は遠のく。
- 40 :
- ようやく解決編。あっとは驚かないが俺なりに考えたオチ。
>>10 >>12 >>21>>25 >>30 >>37 >>39
の続き、クライマックスです。
- 41 :
-
◇
ここは天国か?
目の前は暗闇しか無い。むしろここは地獄なのかも知れない。
本当に死んだのかと思うと不思議と不安になる。
目を覚ましていないのかも知れない。
「三重県警刑事部失踪事件対策係の崎本です。」
ワケの分からぬまま声を掛けられ驚く。
「失踪事件...?」
「貴方は誘拐されていました。」
ようやく全てを思い出した。
目はもとから見えてなんていないのだ。
生まれてこの方世界をこの目で見たことなんて無い。
すべて言われたことを想像して見ていただけだった。
病室の廊下で肩に感じた痛み、腰に感じた衝撃、道路で溺れた理由。
それが私を恐怖に陥れた不気味な現象の正体なのだ。
つまり、すべて私によって創られた世界でしかない。
記憶喪失だった私は、盲目であることも忘れていた。
「美佐子。よかった。本当に生きていて。」
私の夫に名前に呼ばれたような気がした。
確かに矛盾していたことばかりだったがどうでも良かった。
私は、見えないの夫の顔を想像し少し微笑んだ。
- 42 :
- なるほどな
これで辻褄も合う訳か
- 43 :
- 思いついたんで投下しとく
ある熊の話
その熊は病院に来て三年になる
包帯や絆創膏を付けてはいるが生まれてこのかた怪我も病気もしたことがない
熊は人気があったため
病院から助け出そうとする者は後をたたず
今日もまた彼を保護しようとする者がいた
「お母さん、くまさんと一緒にお家かえりたいよー」
ぬいぐるみを抱えて泣く少女を母親がなだめる
「この子は怪我して入院してるからダメよ ほら包帯してあるでしょ?」
- 44 :11/10/11
- いいね
ほのぼのする
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