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2011年10月1期もてたい男胡桃男
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帰ってきた幼馴染と付き合いたいPart6
女子・女性・女の人との会話で絶対NGなこと 2
胡桃男
- 1 :08/02/25 〜 最終レス :11/11/22
- 原付から胡桃へ
- 2 :
- ?
- 3 :
- >>1
乙
マターリ行きましょい
- 4 :
- 最近のスレは落ちるの早いから要注意ね
- 5 :
- クリスマスの後、ソニンに散々シスコンてバカにされる。ソニンは水を得た魚のように生き生きしている。
もう何かムカついたのでそれからあまりソニンと絡まないようにして大晦日の三日前には帰省。
家族が久しぶりに揃う。姉二人も健在。帰省した夜、恒例の姉弟会議。
実家の家は小さい。12畳の部屋を本棚、段ボール等を敷居にし三分割して姉弟三人が同じ部屋で幼少期を過ごした。
- 6 :
- 姉上…ゆうこ、社会人。
姉下…なみ、大学生。
全然会ってなかったので一番上の姉に会うのが恥ずかしい(姉下は同じ関東の大学に通ってるのでよく会う)。
ゆうこ「くるみ、久しぶりだね〜」
自分『あ…は、はぃ』
なみ「くるみ照れてるでしょ?!いやぁこうしてまたこの部屋で三人が揃うとわww話すことは山の如しですのうwゆうこさんやw」
ゆうこ「夜は長いからね〜wくるみ、彼女できた?」
(やっぱそうくるよね)
- 7 :
- これまでのソニンとの関係に悩んでいたので全部話して相談する。
- 8 :
- ゆうこ「それだけくるみに好かれてるソニンちゃんは幸せ者だね。
だけど幸せに浸り過ぎてるのとくるみが甘過ぎるからソニンちゃんはちょっと調子にのっちゃってるのかもね。
恋愛は男の子が優位に立ってリードするのが普通。だけどくるみの場合は立場が逆。つまり恋愛では常に女の子の半歩後ろを行く男の子という感じかなぁ。
でもこれはこれで有りだと思う。女の子がわがままを言って振り回すけど決して男の子は裏切らずに従う、いわゆるお姫様スタイル」
- 9 :
- なみ「つまり、くるみは召使www似合ってるwちなみに写メを見たところソニンには全然似てない。ソニンより可愛い。だが私より可愛くない。」
(うるさいんだよ。あんたは)
- 10 :
- ゆうこ「いやいや、ナイト様かもよぉw?この場合、普通の恋愛に比べて女の子からすれば頼りなく感じるけど安心感はあるよね。
常に後ろにいてくれるんだもん、彼氏が。しかもソニンちゃんは人一倍気が強そうで自由奔放だから頼りにならないとか気にしないんじゃないかな。
逆に怖い?男の子と付き合って頭から押さえつけられるような恋愛はソニンちゃんの良いとこ無くなっちゃうと思うし辛いと思う。
くるみは居心地が良いとソニンちゃんに言われてるんだからこのままで良いんじゃない?それに女の子をリードするような恋愛はくるみには無理でしょ?
ただし、大事な局面では強引になるんだ」
- 11 :
- なみ「そうそう、そのギャップの使い分けだね。」
自分『その強引になるときのタイミングとは?』
ゆうこ「うん、それが問題。普通の女の子は落ち込んでるとき半ば強引にでも抱いて欲し……やっぱやめた…」
- 12 :
- なみ「お姉ちゃん、恥ずかしくなってきたんでしょwww」
ゆうこ「うるさいww熱くなり過ぎました。年齢をわきまえるんだった。これからはクールなできる大人の女性に……ぶつぶつ…」
なみ「ww大丈夫だよwww20後半に差し掛かったばっかなんだからw」
ゆうこ「wあら?後半ってとこに嫌み感じるけどねww20中盤を過ぎつつあると言ってもらいたいわwwまぁ、20過ぎたばっかなんてまだまだ子供だからね〜w」
なみ「お姉ちゃん、笑顔引きつってるよ〜ww」
ゆうこ「可愛い、可愛い、まだまだ子供だね〜w」
なみ「お姉ちゃん笑顔、笑顔!怒るとシワになるよw」
ゆうこ「あぁ!もう!うるさい!」
- 13 :
- 側にあったぬいぐるみをなみに投げつける
なみ「いたっ!!本性が出たww」
ぬいぐるみ投げ返す
ゆうこ「もう!うるさい!」
ぎゃーって何か喚きながら掴み合いが始まる。
…み、醜い…何だ、この争いは…。
- 14 :
- 母「静かにしなさい!お父さん寝てるんだから静かにしなさい!」
部屋は静けさを取り戻す。
自分『あの…相談の続きは?』
ゆうこ「失礼しました。取り乱しました。続けるよ。どこまで話したっけ?」
自分『普通の女の子は落ち込むと…』
ゆうこ「あぁ、落ち込むと少し強引に抱いて欲しいときがあり甘えたい意思表示をはっきりするけど、
お姫様タイプの場合はやっかいで日頃、尻に敷いてるので彼氏に甘えたくても中々甘えられないのです。
甘えるという行為は自分の弱さをさらけ出すことで…」
なみを睨む
なみ「もう〜からかわないってw」
ゆうこ「そんな弱さをいつも尻に敷いてる彼氏に見せられる?恥ずかしくてできないよね。
だからこういうタイプはさらにわがままを言ったり、イライラしたりして彼氏をわざと困らせてあたりちらすことがあるの。これがいわゆるお姫様が甘えたがり強引に抱いて欲しいときのサインなのです」
自分『………?』
なみ「まどろっこしい!つまりくるみはソニンちゃんが自分のことを本当に好きなのか知りたいんでしょ?私に任せな」
- 15 :
- 問題なのはここから。簡単に説明するとなみが夜、自分の寝顔写メ撮ってそれをソニンに添付メールする。
もちろんなみのアドレスからソニンへ…文章は「胡桃は私のもの、はぁと」
朝、起きるとメールと電話の履歴がソニンでいっぱいになってる→修羅場へ
- 16 :
- それでそれで
なみ姉さんはソニンと同じマンションに住んでる姉さん?
- 17 :
- >>16
自分の姉です。すいません。文章下手で理解できなかったかもしれなくて申し訳ないです。自分の姉・なみが俺の携帯からソニンのアドレス盗んで(恐らく夜)、俺の寝顔を写メで撮りなみの携帯から送ったみたいです。
ちなみにゆうことなみは一字変えてありますがまぁ同じような響きです。
- 18 :
- ソニンから来たメール紹介します。メールは13件、着信7件でした。
『おはよう!ちょっと聞きたいことあるんだけど昨日の夜何してた?』
(やたら絵文字多い)
『聞いてる?今、電話いい?』
(俺はまだ寝てますって)
『おぅ〜い??』
(ごめん、まだ起きてない…)
- 19 :
- 『実は起きてるでしょ…?ごめんね…何回もメールとか電話しちゃって……あたし…しつこいよね…聞きたいことあるんだけど、ホント些細なことにこだわってるあたしはバカだよね……ごめんね…もう控えるね』
(う…まだ寝てたよ…)
『そっかぁ〜〜w無視か〜〜w無視するってことは後ろめたいことしてる証拠だよね?!もうホントムカつく!!何なの…??何で?裏切り者!』
(控えるねから3分もたってないんだが……)
- 20 :
- 『ちょっと聞いてる?』
『電話に出てよ』
『何で…?あたしのことその程度にしか考えてないの…?くるみをからかったの怒ってるとか?腹いせとか?』
(まだ爆睡中。マナーモード……)
『とにかく話さない?』
『はいはい!もういいや!結局、くるみも今までの多数の男と同じでったんだね。また裏切られちゃった。』
(で→だ?誤字あり。ソニンかわいそう…ごめんね)
- 21 :
- 『あたしのこと好きじゃなかったの?何で?他の女の子興味ないって言ったよね…?もう全然わかんないよ…。
ホントにくるみなの?そりゃ、あたしもくるみの気持ちをもてあそんじゃったかもしれないけどそれはすごい嬉しくて、嬉しくて素直になれなくて恥ずかしかったからだよ?謝るから…ごめんなさい。』
(ソニンありがとう、何で起きないんだ!糞俺!)
『そっか…。もういいや…。何か疲れちゃった…。』
『最後くらい電話したいな…』
『最後でいいから、くるみの声聞きたいよ…』
(ごめん…)
- 22 :
- 『わかった。もう終わりにする。今までわがままなあたしに振り回されても見捨てずにいてくれてありがとう。
わがまま言ったり、振り回したりしちゃうのはあたしのこと見捨てたりしないか確かめようとしちゃうんだ。ごめんね。
たくさんの男がすぐあたしに愛想尽かしていくなかでくるみは一番長く側にいてくれたよ。でもそれはくるみも悪いよ。わがまま言ったりいじめてもニコニコ嬉しそうな顔して…。
まぁ色々思い出はありますがサークル関係もあるしこれからは他人になろ…。今まで本当にありがとう。そしてお疲れ様。』
(……泣きたい)
- 23 :
- この三時間後、朝というより昼過ぎ俺起床。
で、これらのメール見て慌てて送ったのが
「だまされたなw」
以後のソニンはメール、着信拒否。
俺は最悪の人間だ…
死にたい…
ただ姉は大切なのでなみのイタズラには言及するつもりはありません。今でも姉は大切です。
そうかシスコンか…あながち正解だったよ、ソニン…
まさかこんなことになってしまうとは…
不幸にしてソニンとの恋愛関係を解消し他人という関係になったことはまことに残念です。しかし長年培ってきたソニンとの友情は少しも変わりはないと考えています。一方的になりますが、ソニン…健やかなれ
(終わり)
- 24 :
- ※訂正、メール15件でした
- 25 :
- 何やってんだか
結局、好かれていないって思い込みが仇となったわけだな
随分前にあれ程大好きビームが出ていると言ったのに残念
まあまだ終わらんかも知れんし次があるし
今回の件をいい経験として頑張れよ
- 26 :
- 失望した。これだからウケミンは…。本当に好きなら強引にでも引き止めるべき。
- 27 :
- はい。お叱りはごもっともだと思います。さらにあのメール事件があってから二週間も実家でのんびりしていたことにより対応が遅れ、二週間という時間がソニンの気持ちに整理をつけてしまったのだと思います。
取り返しのつかないことだと痛感してます。
まぁ取り敢えず第一章は終わりが、もちろんまだ続きがあります。
- 28 :
- ぬあにぃー第二章があるだとぉー
そうならそうと早く言え
wktk
- 29 :
- 胡桃がんがれ
- 30 :
- まあ暮れから正月にかけての話だからその後があるのは当然と言えば当然だが
もっとタイムリーに書き込んで欲しいと思うのは俺だけか
長くなった・・・orz
- 31 :
- >>30
申し訳ないです。後2ヶ月で追い付きます。ただこの2ヶ月間もけっこう重要でして…
- 32 :
- >>30
気持ちはわかるけど、ここは胡桃のスレだから胡桃のペースに合わせようw
マターリが一番
- 33 :
- 基本マターリ賛成!
- 34 :
- 原付、誕生日おめでとう!
幸せな18歳を過ごせよぉ
大学楽しみだな
勉学と共に大いに楽しめよぉ
- 35 :
- 凄いですね。人の誕生日覚えてそれを祝福できる細やかな気配りに感動しました!!
自分からも……原付さんおめでとうございます!!
原付さん書き込んで下さい。原付さんがいないとさみしいです。このスレの進行は自分だけじゃ力不足なのでむしろ助けてください。
では…
『二章』
静かに流れる時、平凡な日常。いつもと変わらない風景。
ソニン『おはよぉ〜!!』
俺「おはよう…朝からテンション高いねw」
ソニン『うるさいwあ!昨日の英語のノートコピらせ…あぁ…まぁいいか』
俺「いいの?」
ソニン『ま、いいやぁ〜。さちこにコピらせてもらう。』
俺「うん。わかった。荷がおりたよwこれから、毎日たかられるさちこさん哀れw」
ソニン『ちょwひどくないw?』
俺「今日サークルは?」
ソニン『あ〜わかんない。バイトが忙しくて微妙かなぁ〜?じゃあ授業始まるから、またね(^-^)』
……授業って俺と同じ授業じゃん…毎回隣で爆睡してたじゃか(苦笑)…。
普段の何気ない会話。俺とソニンを除いて二人の関係は何も変わってないように見えるだろう。全ては同じ、二人の絶望的な関係を除いて。
- 36 :
- >>くるみ
携帯からいつもレスしてるのかな?
無駄な改行が多すぎだと思うんだ。
- 37 :
- なんだか、書き方が変わったみたいですね。
なんか小説みたい
- 38 :
- >>36
すいません、気をつけてます(汗)毎回携帯からです。PC壊れたまま放置してあるので…
- 39 :
- ソニンとは冬休み明けに何度か話し合ったが(姉のイタズラと正直に言った)
ソニン『…でも……これからは、もう少し距離を置かない?胡桃がそばにいてくれると…何か…その…胡桃の優しさに甘えちゃうから…ゴメン…わがままになっちゃうから…。』
俺「ま、まって…」
ソニン『あんな怖い思いしたの初めてだよ。胡桃がいなくなるのが凄い怖かった。あたし、知らない間に胡桃にあんなにす……あ…じゃなくて…とにかく辛かったから…もうあんな経験したくないから』
俺「…わかった」
- 40 :
- 暫く憂うつな毎日を過ごす。ソニンがいなくなると改めて自分の薄っぺらな友人関係が浮き彫りとなる。身の回りがやたら静かになってスースーする。
大学ではソニンと一緒にいるとソニン繋がりの友達とかがソニンの周りにやってきてわいわいやり始めるので半ば強制的に自分もわいわいやらざるを得なくなる。
今、大学に行っても友達がいない(苦笑)日常会話するくらいの友達はいるけどそれほど仲が良いわけでもないし。第一、彼らはサークルや研究室、彼女で忙しく中々大学でも会う機会がない。
こりゃ、高校のときと変わらないな(笑)
高校時代、クラスの男子には第一勢力と第二勢力があって常に二つの勢力がにらみ合ってた。自分は巻き添えを食わないように第一、第二勢力から相手にされない男子少数と友達で平穏な毎日を過ごす。
しかしある日、第二勢力のリーダー(ヤンキー)の彼女がヤンキーと別れて俺に告白してきたところから平穏な毎日が崩壊する。
危険をいち早く察知した俺はヤンキーの彼女の告白を断るが、彼女のヤンキーの振り方がまずかった。
『同じクラスの胡桃が好きだから、別れて』
とか言って振ったらしい。当然、ヤンキーの怒りは俺に向く。彼女をたぶらかしたとか難癖付けられてぼこられる。それ以来、第二勢力に怯えた友人たちは去り、自分は独りになる。
しかし思春期をこのように過ごしたお陰で独りでいることをあまり悲観的に考えなくなる。まぁ友達がいなくても死にはしないだろ(笑)とか考え始め、ほとんどの高校生は友達がいる、いない奴は引き籠もりとか精神的に問題ある奴らだ。
その中で出席皆勤賞の普通の高校生が普通に友達がいないのは俺くらいだろとか達観した気分になってくる。
…とか過去を回想しながら昼食を独りで食べる。
- 41 :
- そういえば>>38は×気を付けてます→〇気を付けますでした。すいません。
- 42 :
- >>胡桃
俺からしたら激しく羨ましい過去だ
ボコられるのは嫌だけど
- 43 :
- >>42
確かにシカトされるだけで陰湿ないじめ的なものは無かったです。ぼこられるのも一回だけでしたから。それがヤンキーたちの唯一の良心だったんじゃないかと(笑)
さて、これからですが自分は春から大学3年になります。大学3年というと就職関係のことを考えなくてはならずこの就職関係にほのかな恋の匂いがし始めて書き込みもたまに恋愛から脱線するかもしれません。ですが必要な脱線なので我慢して下さい。
新キャラが登場します。その女の子との偶然のと微妙な関係について書いたところで過去から現在に追い付きます。
- 44 :
- 新キャラ登場…wktk
- 45 :
- 新キャラwww
- 46 :
- 学食使うとソニンに会いそうで学食は行かない。会えば独りの自分にソニンが気を使ってわざわざ声かけてくれそうで逆に悪い気がして。
キャンパス外れの緑の多い木の下のベンチでご飯食べ始める。
野良猫が寄ってくる。大学のキャンパスに猫捨ててく住民多発でキャンパスのそこらじゅうに猫がいる。
猫め!あっちへ行け!とかやってるうちに後ろから
- 47 :
- ↑鳥付け忘れました
『ちょっと!猫いじめないでください!』
とか怒られる。振り返ると白衣の女の子が餌持って立ってる。
びびって立ち上がって
俺「す、すいません!」 白衣の女『あれ?森下君?だよね?』
俺「あ、はい、そうですけど何で名前を?」
白衣女『同じクラスじゃんか(笑)何だ〜森下君か〜』
- 48 :
- (クラスって言われても大学はクラスの枠組みが薄いから本気で分からない。が名前聞くと失礼な気もするので分かった振りする)
俺「あ〜〜!そういえば一緒のクラスだったね!うん、一緒のクラスだった」
白衣女『入学当初はクラス飲みいっぱいあったのに今は全然なくなっちゃったね〜』
俺「そうだね。でもあの頃は狂ったように飲み会があって異常だった」
白衣女『あの頃は熱かったね〜(笑)若気の至りですか(笑)』
(そう言えば白衣の女の子もベンチに座ってる。とにかく名前が分からないが分かった振りしてるので最初の一声が出しにくい…何て呼び掛けよう。気まずい…)
- 49 :
- 俺「あ、あの…その餌てことは猫飼ってるの?」
白衣女『まさか(笑)餌あげてるだけ。いけないんだけど内緒で。秘密にしてて下さい』
俺「はい、わかりました。」
白衣女『あはは(笑)まだその癖たまに出るんだね(笑)』
俺「癖?」
白衣女『女の子と話すと敬語になる癖(笑)飲み会でみんなにからかわれてたじゃん(笑)』
俺「いやぁ〜でもだいぶ慣れたよ!」
白衣女『ソニンちゃんのお陰だね』
(……また、痛いことを…ソニンとの関係はここまで有名だったのか…)
俺「え?ソニン?」
白衣女『実験とか授業よく一緒にいたからそれで慣れたんじゃないかなって』
俺「いや、あれは…(笑)関係ないよ(笑)」
(これ以上ソニンのことは避けたい。話変えよう)
- 50 :
- 俺「そういえば、今お昼なの?」
白衣女『そう。今ちょうどお昼だから猫に餌やりに来て私もここで猫を眺めながら一緒にご飯食べようと』俺「あ、ゴメンなさい!場所を奪ってしまって」
白衣女『いいよ〜^^話し相手欲しかったし』
俺「研究室のみんなで昼食とかじゃないの?」
白衣女『ん〜うちの研究室は個人個人が時間のあいた隙にご飯食べるシステムなんだな〜。それに男子ばっかの研究室でちょっと気まずい…』
俺「なるほど、そいやぁ何研?」
白衣女『〇〇研ですな』
※〇〇は教授の名字
俺「つうことは微生物か。研究室楽しい?」
白衣女『あれ?森下君は何研?』
俺「いやぁ、俺は入ってないよ。△△研の面接で落とされてから二次募集のとこは出してない」
- 51 :
- 白衣女『……えっ?!じゃあ何で大学にいるの?今、研究室所属して無い人は春休みじゃ…?』
俺「うん、そこが問題なんだ。毎日、大学に来てはいるもののすることがない」
白衣女『あははは(笑)春休み満喫すればいいじゃん(笑)』
俺「いや、定期がさぁ中途半端に残っててもったいないし、何より大学に高い学費払ってるのに春休みの2ヶ月分大学に行かないのに学費は返還されないじゃん?それむかつくじゃんか。
長期休暇だけでも冬休み+春休み+夏休み=三カ月半、この期間教育を提供してないのに学費ぼったくりやがって大学の怠慢じゃね?だから学費分は大学を使ってやろうと思って大学図書館やパソコン室使ったりと」
白衣女『森下君は変わってて面白いね(笑)悩みなさそう(笑)』
俺「失礼な!悩みはあるよ!今日の午後はここで将来について一人で考えようとしてるんだ。研究室に入らない=大学院には進めない、就職活動で不利になるわで考え事は多いよ」
白衣女『ん〜研究室入っても就職にはあまり関係ない気がするけども…』
俺「でも研究に熱くなるってことは大事だと思うよ。人生に情熱は必要だからね。自分にはその目標とか夢とかがないから全然熱くない。熱くない自分は嫌なんだ。
もう春から3年だよ?そろそろ就職のことも考えなきゃで焦りまくってるよ」※うちの大学は2年の後半には研究室が決まる
- 52 :
- 白衣女『どんな職業に就きたいですか?』
(何だろう。これは?何で口調変わったんだ?進路相談室?)
俺「自分はある程度の安全と自由を保証してここまで育ててくれた日本という国が大好きだから、この国に恩返しがしたいなぁ。
仕事にやりがいさえあれば給料とか待遇はどうでもいいや。熱い仕事が良いです」
白衣女『そうですか。では森下君の特技とか趣味は何ですか?』
俺「…か、空手と筋トレ…orz」
白衣女『自衛隊とかどうですか?』
(え…っと…この娘は天然なのかな?)
俺「でも理系育ちだしなぁ(笑)」
白衣女『え〜理系とか文系は関係ないですよ。証拠にうちの大学卒業生の半分くらいの人は営業とかのサラリーマンだし』
俺「いや、しかし自衛隊ってのは…唐突過ぎるっていうか…」
白衣女『じゃあ警察官とか消防士はどうですか?』
(この娘はさっきから何なんだろう?口調といい、発想といい。突っ込みどころ満載なんだが)
俺「え…だから…あの…警察官とか消防士は不祥事ばっか起こしてる体力バカの集ま」
※公安関係に勤めてる方すいません。その場の臨場感を伝えるためにカットしませんでした。ですが最後までお読み下さい。
白衣女『ひどい!!』
俺「は、はひぃ!!」
驚くべきことだがこの時、初めて白衣女の顔を見た。今まで陽なたぼっこしてる猫見ながらうつむいて話してた。
めちゃくちゃ可愛くて焦った。あの、あれ!マツダデミオのCMのショートカットの女の子!そっくりだ!
あわわわ急に変な汁が体から出てくる。ヤバイ、ちょっと体臭とか大丈夫かな?顔とか汗だくかな?とか焦り始める。
白衣女『体力バカとかひどいし…。体はって命懸けで仕事してるのに何でそんなこと言うの?確かに警察官の不祥事とかよくあるけど全員が全員そういう人じゃないし。
あの人たちのこと悪く言う人いるかもしれないけど私はそうは思わないよ。それに公務員だから安定してるし、体力に自信ある森下君にはちょうど良いかな?って本気で思ったのに』
(公安かぁ…考えてもみなかったな。それにしても何でこの子は見ず知らずの自分にこんなにも親身なのだろ?)
俺「ん〜……」
白衣女『消防士とか正義の味方っぽくて森下君に似合ってそうだけど』
(俺の中で何かが揺れた。眼前に広がる炎の中から必死に子供を抱えて脱出する消防士。正義の味方…熱すぎる)
俺「うおおお!いいね!いいね!いいね!熱いね!うははは!これなら今まで続けてる筋トレも無駄にならない!」
夢や希望を持たず流されて生きてきた自分が初めて熱くなり始める
俺「よっしゃー!ヤル気出てきた!テンション上がってきた!うん、ありがとう!」
白衣女『あ!でも冷静に考えてね。命懸けの仕事だから安易に考えないほうが良いよ!よく色んな人と相談して…』
俺「ちょっと情報収拾始めるわ!!本当にありがとう!目が覚めたよ!」
(白衣女は今更、自分の意見でこんなに人をのめり込ませてしまい逆に心配になったのか)
白衣女『ちょっ!待って!あ、あの…メアド交換しない…?何か森下君、私の意見でまさかこんなになるなんて…ちょっと心配だし。私にも責任あるし…赤外線できる?』
俺「あ、やり方分からないからメアド直接言うよ」
(もう居ても立ってもいられない、ソワソワ、ソワソワ)
白衣女『本当によく考えてね!』
俺「分かった!ありがとう!じゃーねー!」
こうして消防士を目指す戦いが始まりました。
調べたところ消防は大卒程度採用だとけっこう難関で人気職種ということもあり、そう簡単には受からない。
まぁいいさ、研究室に入っていない自分には勉強する時間はたっぷりある。
ということで前スレで消防士に恋をした女の子のことが気になります。良かったらまた書き込んで下さい。原付さんも書き込んで下さい。
そして春休みは毎日朝から夕方まで勉強して夜は筋トレしてます。
- 53 :
- 非常に叫びたい俺がいる
羨ましい!羨まし過ぎるぞ!
カワイイおにゃのことメアド交換なんて!
ばか!ばか!!
- 54 :
- >>53
はい。その気持ちは分かります。大学や街で独りでいるときカップルが異様にムカつかますから。そういうことが多いのでソニンや白衣の子と一緒にいると申し訳ない気がして心苦しくなります。
- 55 :
- >>54
ちょいちょい書き込んでるよwww
白衣女に萌えた・・・w
- 56 :
- 胡桃、なんだか良くわかんねーけど
頑張って青春しろよ
今度はサインを見逃すなよ
- 57 :
- おいおい胡桃ちょっと安易すぎないか
そのこがブスだったらどうだ?
- 58 :
- 白衣女はそのこに決定
- 59 :
- 白衣女初メール『こんにちは(^O^)あの後どうなりましたか?昨日は私が熱くなり過ぎてました。あ〜やってしまった…
恥ずかしい(>_<)私は世話焼き過ぎというか余計なお節介癖があってホントごめんなさい↓進路はよく考えて下さい!また暇なときメール下さいm(__)mみなみ』
みなみって名前?名字?
返信してないのに2通目
みなみ『そういえば、ソニンちゃんに悪いですよね?あ…私は全然そんなつもりはないので迷惑なら言って下さいm(__)m』
(…?)
俺「何でソニン??いや別に大丈夫と思うけど?それより消防に関して最終的に決めるのは自分だし責任とか考えないでください。むしろ感謝してるよ!」
みなみ「良かった(^O^)あ!明日また会えませんか?渡したいものがあるので(^O^)」
- 60 :
- 次の日
みなみ『はい、どうぞ。プレゼント』
俺「…これは?」
みなみ『東京消防庁の採用案内(笑)何か参考になればと思って』
俺「え?!これどこで手に入れたの?ありがとう!」みなみ『ただ進路指導室に乱雑に積まれてるの見つけただけ(笑)』
俺「うあ〜!ありがとう!」
またソワソワしてくる
- 61 :
- みなみ『大卒程度で採用試験受けるとけっこう勉強とか大変になりそうだね』
(パンフレット見るの夢中で質問に答えるのが面倒くさくなりてきとうに答え始める。……話しを聞かない男…最悪だ。昔からそう一つのことに夢中になると我を忘れる)
俺「ん?うん…」
みなみ『うちは理系だけど文系科目とか大丈夫?』
俺「…うん」
みなみ『私も公務員になろうかな…もちろん女性だから公安以外の』
俺「…いいと思うよ〜」
みなみ『私、本当は大学院に行きたいんだけど親にもうこれ以上迷惑かけたくないし…そんなに裕福な家庭じゃないから現実的に無理だろうな〜。それに私が長女で下に三人も弟と妹いるし…』
俺「…うん」
みなみ『うちの大学じゃあ四年卒業だと研究職なんて絶対なれないじゃんか?』俺「…ん?…う、うん」
みなみ『一部上場企業に就職できても文系の人といっしょに営業だろうし…』
俺「…一部?営業?…え?…っと…あ、まぁ…うん」みなみ『あ…別に営業バカにしてるとかじゃないよ!ただうちの大学で勉強したことを社会で生かしたいとかそういうこと考えちゃうんだよね…営業とかではこの大学で学んだこと生かせないだろうし…
だったら何のために今研究室で研究に明け暮れてるの…?とかたまに考えちゃうよ…』
俺「…そっかぁ」
みなみ『何かごめんね!文系、理系関係ないってこの前言ってたのにw』
俺「…ん?…あ、大丈夫です」
- 62 :
- みなみ『………』
俺「………」
みなみ『………』
(あれ?沈黙?何で?俺返事したよね?気まずい……何か何でもいいから話し掛けるんだ!)
俺「問題です。緊急車両のうち一番緊急を要し即座に一般車両が道を譲らなければならない車両はどれだ?Aパトカー、B救急車、C消防車、D戦車」
みなみ「え?!緊急車両?え〜っと…D以外どれも同じじゃあ…」
俺「さぁどれ!?」
みなみ『あ…じゃあ…Bの救急車で』
俺「ファイナルアンサー?」
みなみ『ちょっと古いねw』
俺「答えはCです。人命、家財の全てを奪う火災にいち早く消防車は到着しなくてはならないのです。って教習所で教わった豆知識思い出した」
みなみ『あ…そ、そうなんだぁ〜!へぇ〜』
(すげえ、リアクションしづらそう…申し訳ない…)みなみ『あの…一つ聞いていい?』
俺「え?何?」
みなみ『何で森下君はこの大学目指したの?』
俺「お母さんが、この大学受けときなさい!って勝手に願書出したから」
みなみ『え〜ww何も考えてないじゃんww』
俺「うん。何も考えてないよ」
みなみ『やっぱ森下君は楽観的なんだねw森下君のそういうとこ良いねwでも私は無理かなぁ…』
- 63 :
- 俺「みなみちゃ、あ、さん…
みなみ『みなみでいいよ〜^^』
俺「あ、いや、さんでいいよ、何か悪いし、えっとみなみさんは考え過ぎでしょう。たまには何も考えないで俺みたいに流されるように生きてみるとよいよ!先のこと何も考えていない自分がみなみさんに消防を目指すことになった。今、最高の気分だよ!俺は!」
(いきなり呼び捨ては無理)
つか、相談になってないwみなみちゃんの質問の答えになってない。俺は人生で一番熱いとか最高なんだとかそればっか言ってた。でも自分の気分が良いからもうね、何かポジティブオーラがみなみちゃんに乗り移ったのか最後は苦笑してた。
………死にたい
何であんなにテンション上がってたんだろう……今思い出しても、死にたくなる……
- 64 :
- 取り敢えず毎日大学図書館で勉強やりみなみちゃんともメールやりつつ満ち足りたた日々を満喫しているとはい、次はトラブルメーカーの出番。
- 65 :
- その日は本当にうかつだった…。みなみちゃんから一緒に昼食食べないかとメールが来る。みなみちゃんは研究室で昼食すませる日も多いので毎日一緒に食べてるわけじゃないです。
みなみちゃん弁当持ってきてないので学食で食べることになる。
何か忘れてる……いつも何で学食避けてたんだっけ?パスタ、カレー系がある学食三階…女性には人気…まさに昼食時。
最初、自分は声かけられるまで気付かなかった。楽しそうに昼食をとってる女性の群れの中から久しく忘れていたあの強気な口調
ソニン『あれ?!胡桃じゃん?!珍しい』
俺「あ!よ、よう!」
(もう体中から汗が…)
みなみちゃんに気付くソニン『お!みぃ〜なみちゃ〜ん!』(ルパンがふぅ〜じこちゃ〜んの発音と同じ)みなみちゃん『あ〜久しぶり〜^^研究室の棟違うと全然会わないね〜』
ソニン『〇〇研どう?忙しいんでしょ?』
(よかった〜。二人が楽しそうに話し合ってるうちに自分はこの場を離れ席取っておこう。つかもうソニンとは他人同士なんだから何でこんな卑屈になってるんだろう…)
この場は何事もなくみなみちゃんと一緒に昼食を食べる。
問題はその後。
まぁソニンからのメールや電話が…もう…また詳しく紹介します。
- 66 :
- う〜ん、気になることがあるんだが。あえて振れないでおこう
- 67 :
- 胡桃の狙いが白衣に変わった・・・のか?
- 68 :
- 書き込みが・・・・ない
- 69 :
- これって小説でも書いてるの?ずっと一人で書いてるが
- 70 :
- 書き込みいいいいいいいいい!!!
- 71 :
- このスレはまったり進行だからな
すこし止まっただけで騒ぐな
- 72 :
- 最近は更新だいぶ早い方だしね
- 73 :
- けど、やっぱり何日も書き込みないと悲しいよね
- 74 :
- ソニンメール《久しぶり〜(^O^)/最近の調子はどうですか〜?毎日、何やってるの?》
俺メール〈光合成(笑)〉
ソニン《ちゃっかりしてるね〜。しばらく見ないうちにあんな可愛いみなみちゃんと仲良くなってるなんて(^O^)若くていいね〜うらやましいや》
返信しにくくてスルー
ソニン《ばーか、死んじゃえばいいんだ》
- 75 :
- 数日後、部室棟に用事がありその通路でソニンとばったり会う。
俺「よ、よぉ」
ソニン『ちょっと来て』
人気の無い部室棟地下談話室へ
俺「あの…他人同士じゃあ?」
ソニン『まぁそうなんだけど、本当に胡桃には呆れた…』
俺「何が?」
ソニン『……』
俺「…ごめん」
ソニン『すぐ謝るし。頼りないからな〜。単刀直入に聞くけどあたしのことはどう思ってるの?』
俺「いや、だから、前に他人て言われて…」
ソニン『それで諦めちゃうんだ?根性ないね。』
俺「自分から他人とか言っておいて……ソニンは何がしたいのか…」
ソニン『あぁ〜もうね!はっきり言っちゃうとね!あたしには胡桃が必要なの人生的に』
俺「え??…本当に?!それはつまり」
ソニン『好きって意味じゃなくてね。一緒にいると色んなネタを胡桃は提供してくれるから楽しいw胡桃といると面白いんだもんwもうあたしは胡桃無しじゃぁ生きていけないよ、好きじゃないけどw』
俺「…もう、帰っていい?」
ソニン『不満?誉めてるのに』
俺(…けなしてんじゃん) ソニン『何か言ったぁ?その情けない女顔、その小心な性格。あたしのタイプの正反対だけど、いや、だからこそ一緒にいたいって思う』
俺「意味分からないし。とにかく自分の過ちは許してくれるの?」
ソニン『wwwあれwあのメール、胡桃のお姉さんがしてたんでしょwすぐ分かったよwお姉さんがメールで事の真相打ち明けてくれたしwそれからお姉さんとは仲良くさせてもらってますwしばらく胡桃の反応見ようと思ってたんだけど胡桃何も反応ないからつまんない。』
俺「あぁ…そうですか、それはすいません。じゃあ忙しいので」
ソニン『ねぇ、ちゃんと風呂入ってるw?』
俺「はぁ?………?!ちょ!それは…勘弁してください。ごめんなさい、ホントごめんなさい」
ソニン『可愛いな〜w顔真っ赤だよw努めて冷静に振る舞おうとしてるけどまだシスコンネタに弱いねwこれだから胡桃はやめられないwお姉さんと付き合うならあたし応援するよw』
もうやけくそ
俺「ふ、普通だろ!姉弟で風呂くらい!!きょ、姉弟が多い家庭なんだ、一緒に入った方が時間かからないし、合理的だろうよ!」
ソニン『高校生になっても?』
俺「…だって、…」
ソニン『うれしかった?』俺「ごめんなさい。ごめんなさい。もう何でもするから。人は誰しも触れて欲しくないところがあって…」ソニン『ねぇ、鎌倉行きたい。お寺巡りしたい。』
お寺巡り…俺の趣味。よく独りでお寺巡りしている。過去にソニンもついてきたことがある。
俺「忙しいから無」
ソニン『お姉さんとなら行くの?』
俺「分かったよ、じゃあ1日だけだよ」
- 76 :
- おっ!
- 77 :
- 書き込みキター!
マジでこんなこと言われたのか?
後から釣り宣言は嫌だなんだぜ
- 78 :
- >>77
釣りでもいいと思ってる俺ガイル
- 79 :
- お寺巡り編書こうか迷ったけど省きます。毎日小まめに書き込みできないので現在の時系列に追い付かないです。
結局、またこういう少し前のことを日記みたいにだらだら書いてしまうことになり非常に心苦しいです。
- 80 :
- お寺巡りの後、ソニンが俺のアパートに行きたいと言いだす。俺は筋トレしたいから無理というがいつものパターンで押し切られる。
ソニン『相変わらず散らかってるね〜w少しは掃除しなよw』
俺「散らかってないってこれが普通だって」
ソニン『はいはい、掃除してあげるからちょっとどいて』
俺「いやいいって、もう筋トレ始めるし」
ソニン「じゃあ勝手にやってて。あたし邪魔にならないように掃除するから」
俺「あ…じゃあお願いします」
俺、上半身裸になる。筋トレやるときはいつも上半身は裸。筋肉との会話、これ大切。
ソニン『ん?!えー!!あり得ないんだけどw何その身体ww凄いねー!!あのK―1の山本KIDみたい!胡桃って着痩せしてるよね?普段、細く見えるのにw何だその身体わww』
俺「プロレスラーみたいなでかいだけの筋肉は使えないんだよ。欲しいのはブルース・リーや山本KIDみたいな細身で脂肪が一切ない筋肉質の身体だ」
ソニン『あははwすげーww腹筋触らせてw』
俺「いや、ちょっと筋トレするから」
- 81 :
- …筋トレ開始、今日は上半身鍛える日。1日トータル100回×5セット目安。
既に朝、2セット消化してるので残り腕立て、腹筋、握力100回×3セット、倒立3分×3セット。
ソニン『凄いねーw何回やってんのw』
俺「…取り敢えず…100回……って今何回やってるか忘れちゃったじゃんwちょっと話し掛けないでよw」
ソニン『あははwwじゃあいいよ、あたしが数えてあげる』
俺「じゃあお願いします」ソニン『……61、62、63、ちょw凄いwまだやるのw60、61…』
俺「ま、待って待ってw回数ずれてる!」
ソニン『え?そうだっけ?じゃあ取り敢えず50回からで』
俺「いやいやw少なくとも60いってたって!」
ソニン『ほらほら〜細かいこと言わない!』
俺「はい…」
腹筋でも…
ソニン『……76、77、78、79、あともう少し頑張れ……あ…えと…70、71、72…』
俺「えーーw」
……筋トレ終わり
ソニン『すげーwお疲れ様でしたw』
俺「あ〜疲れた……」
プロテイン飲む
ソニン『何それ?』
俺「飲む?プロテインを牛に混ぜた飲み物」
ソニン『…おぇっまずっ』俺「そう?結構美味しいけど」
- 82 :
- ソニン『ねぇ、素朴な質問なんだけど何でそんなに筋トレしてるの?』
俺「現役レスキュー隊員が1日トータル1000回筋トレしてるからせめてその半分やろうと思って」
ソニン『胡桃、レスキュー隊員になりたいの?レスキュー隊って消防だよね?どうやってなるの?』
俺「レスキュー隊。正式名称・特別救助隊。人命救助の要。
最も危険で困難な現場で活躍するレスキュー隊員は全ての消防士の憧れと尊敬の的。
レスキュー隊特有のオレンジ色のユニフォームを着ることを多くの消防士が夢みている。
その選抜は厳しい体力試験と学科試験からなりレスキュー隊員は消防士の中から選びぬかれた精鋭中の精鋭と言えます」
ソニン『へ〜…ってことはまずは胡桃は消防士になるってこと?』
俺「うん。ちなみに東京消防庁の場合、職業としての名前が消防官。消防士は消防官の階級名。でも地方じゃ消防官と消防士は曖昧なことが多く…」
ソニン『あ〜わかったわかった、うるさい。胡桃が消防士か〜ww似合わないなぁw』
俺「…うるさいな…orz」ソニン『なるほど〜、消防は公務員だからその勉強で春休みちょくちょく大学図書館にいたりこの部屋の至るところに消防の雑誌が落ちてるわけだw』
俺「ばれましたか」
ソニン『何で消防士なの?何で進んで危険なことやりたがるの?死にたいの?』
俺「死にたくないよ!でも誰かがそういう危険な仕事やらなきゃいけないし。人の役に立ってるってのは本望だよ」
ソニン『今、かっこつけた?』
俺「う、うんw
ただもう俺には消防しかない。消防士という熱い夢を見つけてから、今まで流されて生きてきた自分が初めて生きていると感じた。
消防士になってレスキューまで行きたい、いや、行ってみせる。レスキュー隊まで行って俺は万を越える人間を救う。
人命救助に自分の人生を賭けてもいいと思えた。ソニンには理解できないかもしれないけど俺には死ぬことよりも大切な守りたい物があるんだ」
ソニン『…胡桃、ずるいよ…』
俺「はい?」
ソニン『何でもない。バカだね〜胡桃は。うちの大学ならもっと良い就職先あるし、給料も待遇も消防なんかよりずっと良いのに。
もっとうまく賢く生きれれば幸せになれるのに』
俺「馬鹿なのは今に始まったことじゃないよwそれはソニンが一番分かってることじゃんかw」
ソニン『…あ〜何か悔しいなぁ!むかつく…ねぇ、本当に胡桃なの?』
俺「え?意味がよくわからないんだけど」
ソニン『…もういい。今日の胡桃はずるい気がする』何故かそれからソニンは不機嫌?になる
- 83 :
- 暫くして
俺「あの、もう帰った方がいいよ」
ソニン『やだ』
俺「いやいや、もう遅いから送っていくよ」
ソニン『帰りたくない』
俺「しかし、帰らないことには…」
ソニン『帰るのめんどくさいから今日泊まってく』
俺「えー!」
ソニン『何で?胡桃の部屋で泊まるの初めてじゃないし』
俺「そりゃ、いつもは酔っ払ってるから仕方なく」
ソニン『ほら早く寝る準備するから片付けて』
俺「……あ゛〜い」
ソニン『何か?』
俺「何でもありません」
ソニン『ねぇ、新しい歯ブラシある?と洗顔あるよね?お風呂貸して』
俺「ありますけど…着替えは?」
ソニン『貸して』
俺「えー俺のトランクスもかぁ?」
ソニン『うん。Tシャツにトランクスでいいや』
俺「え゛ー。同じの穿けばいいじゃん」
ソニン『汚いからやだ』
俺「…(酔っ払ってるときはそんなの気にもしないで寝るくせに)」
ソニン『何か言った?』
俺「いえ!どうぞ使って下さい」
本当に風呂に入ってるよ…ソニン『らん〜らん〜ららら〜らんらん〜ららら〜』鼻歌歌って場合じゃねーよwしかしどーなんだよ、人の家に来て下着借りて泊まるっていうのはw
普通の男ならあれだよ、イタズラされちゃうだろうな。俺が紳士で信頼してるんだろうな
…舐められてんのかな?まぁいいか…
…あ〜床硬いな〜ベッドで寝たい…
……今日は疲れた……眠い……zzz……風呂長いなぁ………ZZZ……ベッド空けとけば分かるよな……もう寝よ………ZZZ
以下のやり取りはうろ覚えです
………
ソニン『…るみ〜、胡桃〜、起きて〜』
俺「………ん、……んん…何?」
ソニン『胡桃お風呂入りなぁ』
俺「……ん〜〜……にゃむにゃむ……いい…明日入る…」
ソニン『いや〜入った方がいいと思うよ〜』
俺「………眠いから……いい…まぶし……電気消して…」
ソニン『汗とかかいてるんだし入りなぁ〜』
俺「……ん…う〜…ん…いい」
布団潜り込む
ソニン『もう!この!!』ドッ!!蹴られた?殴られた?何だったのあの衝撃は?やや目が覚める。
俺「……ん゛〜何だよ〜……」
……就寝…
- 84 :
- ………
ソニン『……るみ?……胡桃?…寝た?』
俺「……うん……何?」
ソニン『……胡桃は多くの人救いたいって言ったよね?』
俺「……うん」
ソニン『あたしも含まれてる?』
俺「……まかせれ、万人を救うんだよ、女の子の一人や二人余裕ですあ」
ソニン『……あたしだって寂しいとか思…』
俺「…ふむ」
ソニン『…助けて欲しいとき…』
俺「ん、うん…」
ソニン『…胡桃は情けないから…』
俺「うう…ん」
ソニン『…頼りたい…』
俺「…」
ソニン『…今なら…』
ソニン『ねぇ…あたし…』
途切れ途切れ覚えてたがここで限界。これ以上覚えてない。
朝、ソニンいなくなっててメールが来てる
《昨日はありがとう〜(^O^)泊まってしまってゴメンね(^O^)寝てたから先帰ったよ。下着洗って返すから!歯ブラシはもらう(^^)v消防頑張れ!》
ベッドの布団は綺麗に畳まれ、部屋も綺麗に整理されてる。
不可解なのはベッドのソニン用に用意したはずの枕が床で寝てた俺のすぐ横にあったこと。
まぁいいか〜。今日も勉強に筋トレ頑張るか〜。
- 85 :
- 釣りにしか見えない俺は心がねじ曲がってるんだろうな
- 86 :
- 別に釣りには見えない俺ガイル
- 87 :
- つーか胡桃は何がしたいのかわからん
- 88 :
- そして誰もいなくなった
- 89 :
- ふむ・・・
- 90 :
- つまり胡桃の筋トレを応援するスレなのかここ?
- 91 :
- いいえ、胡桃をヲチするスレです
- 92 :
- ヒロインのソニンに魅力ないってかムカつく性格だな
目の前にいたら我慢できなくて殴っちゃいそうだ
- 93 :
- これ完結したのか?
- 94 :
- >>93
いいえ、まだです
- 95 :
- 胡桃は逃走したか
- 96 :
- まあ書き込むたびに釣りに見えるなんて書かれる始末だもんな
今は待つしか
- 97 :
- 胡桃の中では筋トレと勉強を頑張るって事で終わったんじゃね?
- 98 :
- 今のところ胡桃自身に進展がないだけじゃね?
- 99 :
- ニヤリッ
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