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2011年10月1期映画一般・8mmある洋画について真剣に語るスレ
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ある洋画について真剣に語るスレ
- 1 :09/05/01 〜 最終レス :11/11/17
- ある洋画について真剣に語るスレです
1、ジャンルはアクション、ホラー以外
2、1つの作品について真剣に語りあいましょう
3、良い作品は共有しましょう(質問などもあり)
4、良い作品でも悪い作品でも、とにかく印象に残っていて
感想を語りたいもの
- 2 :
- じゃあノーカントリー
- 3 :
- >>2
怖そうな映画ですね
ぜひ魅力を語って下さいな
- 4 :
- 私は最近「ロスト・イン・トランスレーション」と
「ビッグ・フィッシュ」を観た
どちらか観た人いる?
- 5 :
- ちょっと今後の進行具合が心配だな。
- 6 :
- 黄金厨バカすぎ
- 7 :
- >>4
前者は見たよ
ビッグフィッシュはBSでやってたのを、後半だけしか見てない
ロスト〜は、ほどよく力の抜けた映画でなかなか良かったな
- 8 :
- ロスト〜私もいいと思った
スカーレット・ヨハンソンのホテルから東京を見下ろす表情が好き
あの空虚な感じの
どんな人間もいつだってそういう相手をどこかで求めているものだよね
- 9 :
- そうだな
異国での恋ってのもまた月並みな題材なんだが、
東京の雰囲気を吸いとって、うまくまとめたと思う
日本がうまく描けてないって評もあるみたいだが、
あれは類型的というか、一種お約束のギャグみたいなもんなんじゃないのかな
あと、ロスト・イン・トランスレーションってタイトルも暗示的で良いね
- 10 :
- 結局ロスト・イン・トランスレーションを語るスレでFA?
- 11 :
- ロストインは、ストーリーや役者は好きなんだけど、
日本を見下してる演出、あるいは時代錯誤のステレオタイプな日本観を所々に感じる。
悪名高いソフィア・コッポラだし、ギャグとは思えんな。素だろ。
- 12 :
- >>10
はっきりしなくてごめん
2日ぐらいかけても語りきれないほどの魅力を感じた映画について語って下さい
自己満足でもいいし
わかりあえる人がいればラッキーで
好きなだけ意見を交換しあって下さい
それをきっかけに観てみたいと思う人も出てくればいいですね
- 13 :
- 私は普段汚いというか雑な印象の東京が
ソフィアコッポラやスカーレットによって
新鮮で素敵な街に見えたのが嬉しかった
充分に東京の魅力を出してくれたと思うんだけど
- 14 :
- >>11
まあ素にしろ狙ってるにしろ、古臭い事に変わりはないな
でも、ロストはそこまで気に入ってる映画でもないんだが、
語ると良い面の方が出てくるな
対して、マリー・アントワネットの方は凡作としか思えなかった
主演女優も気に食わんし、後半がダイジェストみたいなスピードで進むのもなんだかな
好きな人いる?
- 15 :
- マリー・アントワネットは微妙
マリー・アントワネットを新しい視点から描いたっていうのは
まぁ評価すべき点かもしれないけど。。
キルスティン・ダンストンは意見は別れるところだけど
私は良かったと思う
政治を任せるにはまだ幼すぎたマリーって感じが良く出てたと思うし
あと終わり方もいいと思う
- 16 :
- 意見が分かれるといえば「パフューム」はどう思った?
- 17 :
- パフューム好きだよ。
原作は読んでないけど、美術もいいし、面白かった。
- 18 :
- イマイチ伸びないみたいだな
流れのままに語るのも面白いが、やはりルールを決めて映画を選ぶのがいいんじゃないか?
- 19 :
- セブンについて語ろうぜ
- 20 :
- ルール変更します
1週間に語る作品について事前に決めておきましょう
1日1作品です
一週間分しか決めちゃだめで、早いもの順です
ただし人が集まりそうなものを責任持って上げて下さい
とりあえずこの方法でしばらくいきましょう
上手くいかなくて変更になるかもしれませんがご了承下さい。。
早速
★4日 火曜日(明日一日)→パフューム
水曜日以降好きに予定入れて下さい
(頭に★をつけて下さい)
- 21 :
- >>20
じゃ、それで
では、俺も最近久しぶりに見たので
★6日 水曜 セブン / デビッド・フィンチャー監督
- 22 :
- 予約制か?
じゃぁ
7日 ロッキー
8日 風と共に去りぬ
9日 ゾンビ
10日 疑惑
11日 踊るマハラジャ
12日 自転車泥棒
13日 愛と青春の旅立ち
14日 メイト・ワン
15日 お待たせしました スターウォーズEP5
こんなとこでよろしく(はぁと)
- 23 :
- ごめん、全然>>1を読んでなかった。
アクション。ホラー以外で洋画か。
すると没は、9、10ですか?
誰か代わりにお願いします。
- 24 :
- つうか、セレクトが渋いなw
で、パフュームか
俺も面白かったが、もうちょっと、「匂いに憑かれた人間」に突っ込んでもよかったかな
変わり種のコスチューム劇といった印象もあるし、
まあ同時に、そこが良いところでもあるんだが、
綺麗にまとまってるところが、個人的に物足りない点かな
- 25 :
- アクションとホラーを除外する理由と、
どこまでをアクション映画・ホラー映画とみなすのかの基準について、教えてください。
- 26 :
- 俺様がアクションつったらアクション。ホラーつったらホラー。
- 27 :
- >>25
私がホラーが絶対的に苦手だからです
それにジャンルをある程度絞りたかった
自己中な理由なのでアクションまでならオーケーにします
より多くの人に楽しんでもらいたいし
ホラーの基準は「リング」とかおばけが出てくるのはだめ
おばけが出る映画で魅力なんて語れる気がしない
恐怖だけしかない
パフュームだってホラーだけどあれは恐怖だけじゃない側面がある
まぁそんな感じです(分かりにくくてごめん)
- 28 :
- なんという私的な理由www
- 29 :
- >>23
10はいいんじゃない?
>>22
決められるのは一週間分なので予定を入れられるのは12日までですね
あと他に語りたい作品がある人がいるかもしれないので
とりあえず3作品まで(7,8,9日分)にして下さい
「ゾンビ」は27を読んで自己判断でお願いします
- 30 :
- パフュームおもしろいよね
ロマンチックな方向へ行くのかと思いきや・・
っていうフェイントがおもしろい
個人的にグルヌイユっていう人間が気になりすぎる
- 31 :
- まとめると、
・ 一日一作、多くの人に知られた名作、秀作を中心に語り合う
・お題は、一人につき三作品までの範囲で、希望を書き込み、
書き込みの早い順に、毎日のお題として選ばれる
・ただし、お化けのでるホラーは>>1が怖がるため不可
今後の予定
↓
今日 「パフューム」
明日 「セブン 」
7日 「ロッキー」
8日 「風と共に去りぬ」
9日 「ゾンビ」(?)
以降未定
こんなとこか?
- 32 :
- >>31
はいそうです
まとめて下さってありがとうございます
1日語らなくてはいけないので
一週間分の見通しを立てて、人を事前に集めとくといいかもしれません
また事前にDVDを借りるとかして予習しとくのも
観たことない作品でも、会話のやりとりで興味を持つきっかけになると思うから
質問とかにも取り入れましょう
12日まで入れられるのでどうぞ好きに入れてください
- 33 :
- 慣れ合い
- 34 :
- パフュームは原作が出たときからのファンです
映画はとても完成度高くできていたと思います
殆んど★★★★☆なのですが 最後のひとつが埋まらない理由は
>>24さんのいうように綺麗にまとまりすぎていたところと
最後のシーンが全体と比べて映画のトーンが違いすぎていたところ
至高の Perfume によってこの世の状態でなくなる人々という意味では
納得しないでもないんだけれど・・・
でも主役のベン・ウィショーの演技がすごくて★★★★★★なので
全体としては10
残念だったのはメディアもちょっとキワモノ扱いし過ぎたのと
ホラーなどのカテゴリーに入れられてしまったこと
確かにサスペンスフルではあるけれど 原作ファンとしては
もっと文芸ものとして丁寧なプロモーションをしてほしかった
- 35 :
- >>34
ベン・ウィショーすごくいいよね!!
彼あってこその作品でしょう
彼の演技の魅力に引き込まれた
- 36 :
- パフュームは音楽もとても美しかった
ベルリンフィルの際立った音色が
また 別の香水のように匂い立つようだった
- 37 :
- パフューム (ちょっとネタバレかもしれません)
トム・ティクヴァ監督が来日の時「色々な映画原語が使える」
と言っていたように 随所にディテールなどのこだわりがあって凝っていると思った
例えば 冒頭に映るグルヌイユの顔の他の部分影のまま、鼻だけのスポットショット
初めてバラの花から香りのエッセンスを抽出した時入れ物に滴る1滴が王冠の形になるところ
ローラが馬で逃げている時 グルヌイユが何キロも離れたところからその香りを嗅ぎ取った瞬間
帽子が脱げて飛ぶシーン
5歳のグルヌイユが孤児院でいじめられりんごが飛んでくる時 背後からくるりんごを匂いで感知し
見事によけるところ
グルヌイユが最後 この世に跡形もなくなったとき 最後に香水のビンに残った一滴が流れ落ちる瞬間の音(それがラストシーン)
色のこだわりも バラの花の赤 ラベンダーのうす紫 水仙の黄色がとても鮮明で美しかった
- 38 :
- キャスティングも絶妙で端役に至るまでぴったりだった
主役のベン・ウィショーはもちろんのこと、香水の師匠バルディーニ役のダスティン・ホフマン
究極の香水を創るきっかけをつくる至高の美女役ローラのレイチェル・ハートウッド
その父親アラン・リックマン など
忘れたくないのがナレーションのジョン・ハート(「ミッドナイト・エキスプレス」、「エレファンとマン」など)
渋い語り口で作品に品格を添えていると思う あまり話題にのぼった覚えがなく残念だ
>>35
ベン・ウィショーの白眉の演技は(色々あって選べないほどだが)
♪初めてプラム売りの少女の匂いが漂ってきてその匂いを捉えて感知した瞬間の恍惚にも似た表情
♪プラム売りの少女を見た夜 皮なめしの小屋に戻っても眠れなくてぐっと見開いたままのするどい目
♪バルディーニが皮なめし親方から自分を買ってくれたと知ったときの(「しめた!」を含んだ)上目づかいの表情とそれに至る首の動き
♪15〜6テイクはしたという 宙吊り水中拷問のシーン それを微塵も感じさせない本編のテイク(役者根性に敬服!)
♪クライマックスのシーンでの大群衆を前にしての目の泳ぎ方 究極の香水の威力を確かめながらの煽動の仕方の絶妙さ
枚挙にいとまがなくなるのでこれくらいにしておきます
- 39 :
- パフュームは観始めて暫くして、これはかなりの傑作かもしれんと思ったが、
ダスティン・ホフマンの出番がここで終わってしまうなと思ったらホントに終わって、
後半に突入したら全く面白くもなんともないどうでもいい映画に成り下がったのが残念。
- 40 :
- 敢えて否定的に見るとすると、
上質なエンターテイメントとしても何かが欠けていて、
芸術性、新奇性という点にも一歩足らない
良くできた映画だけに、こういう欠点が浮いてきてしまうところがあるな
思い切ってバランスを崩すくらいの冒険心があれば、
良いか悪いかは別として、もう一つ格の違う映画になったんじゃないかな
やはり、ジュースキントの原作からは削らざるを得ないところもあったろうし、
まだ読んでないから憶測に過ぎないが、
そういったところで、奥行きがなくなったように感じる
ただ、先にあった映画言語的な表現、衣裳、セットから小道具(特に、香水の師匠の家)は、ここ最近でも特に優れていて、
ディティールの丁寧さから、細心に映画を構築してるのが伺われたのが、全体の好印象を担ってるのかと思う
- 41 :
- パフューム
物語の中で師匠のバルディーニがグルヌイユに
12種類の香料の秘伝について伝授するところが面白かった
香水は音楽の和音と似ていて
それはまず3つの和音 = 頭(Head) 心(Heart) 土台(Base)で成っていて
その3つがまたそれぞれ4つの音符で構成され12の香料からできる
<頭>は第一印象になる香り
そして<心>は主題で 数時間持続する香り
それから<土台>は数日ほのかにただよう残り香
その12種類が音楽のようにハーモニーを奏でて
得も言えぬ香りが誕生するというのです
今日に至るまでその香水作りの手法は変わっていないようです
- 42 :
- >>40 さんに近い意見です
いい出来なんだけど何か<もう一つ>なんですよね
原作は読んだんですけど、ジュースキントが5年もかけて練り上げて
書いたかなり完璧な構成力とディテールも緻密なものなので映画化は
かなりハードルが高かったと思います
原作のある文芸作品にはよく言えることですけど 全てを盛り込もうとすると
平均的にバランスよく配分するような形になってどこに焦点あてるかがわからなくなる場合が多い
40さんのおっしゃるように「思い切ってバランスを崩すくらいの冒険心」を持って
作ったヴァージョンを観てみたかった 概ねよかっただけに惜しい
- 43 :
- >>40
きれいにまとめすぎてるっていうのはそういうことか
無難すぎるってこと?
>>41
同感です
匂いの世界っていうのがまず初めてで魅力的だった
グルヌイユがなぜそこまで匂いを求めるのかっていうのも分かるような
- 44 :
- >>43
そうだね
無難というまで凡庸じゃないとおもうけど、
やはり異常なテーマというか、驚異的な個性を扱ってる以上、
もっと醜いところがあっても、全然面白かったはず
他の人の意見にもあったように、この映画の魅力の殆んどは前半にあるのは確実で、
じめじめした街やら、奇怪なキャラクター、オブジェが感覚的に訴えかけてきた
それが後半一気に外光的で、開放的な風景へ転調されたことによって、
スカスカに感じられてしまうことは否めない
クライマックスへ向かうために、話を進めるところに演出の重点が置かれてるのも原因の一つだろうし、
ちょっと観客としては興味を分散されてしまうところだな
グリーナウェイとまではいかなくても、どこかに徹するところが欲しかった
- 45 :
- 全体として大掛かりなスペクタクルにするより
グルヌイユのキャラクターや個性、人間性を掘り下げて
ベン・ウィショーがコメントしているように
「一人の人間としての孤独と欲望の物語」に
もっとフォーカスして描いたらどうなっただろうと思う
驚異的な能力を持ちながらも 天涯孤独 (原作では“小さくて醜い”という描写も)
自分自身に匂いがないというアイデンティティーの危機感も
含めて全体の中で仄めかす程度には描かれていたけれど
もっとそこを中心に膨らませて展開し ブレがなければ
あとはどんなに奇怪だろうがグロテスクだろうが一本の柱ができて
勢いがあったと思う
- 46 :
- 思うにトム・ティクヴァ監督は芸術家というより職人なんだね
(キエシロフスキー遺稿を彼が映画化した「ヘブン」もよくできていたけど
キエシロフスキーのファンとしては食い足らなかった)
(「ザ・バンク 堕ちた巨像」も かなりの職人ぶりだった 好きなジャンルじゃないけど)
それを職人でもあるけれど まるまるアーティストでもある主演のベン・ウィショーが
難しい役 グルヌイユに見事にリアリティを与えていたと思う
ちなみにグルヌイユがローラが泊まる宿に忍び込む時の音楽
グリーナウェイの「コックと泥棒 その妻と愛人」に似ていたよね
(サントラのライナーノーツにもコメントされてたけど)
- 47 :
- そういや、スピルバーグも映画化の権利狙ってたんだっけ?
小説もいろんな国でヒットしたし、商業的な成功は固かったんだろうが、
映像化するにためらいを覚えたであろう作品を監督したってのは偉いよな
- 48 :
- >>47
そう、あとスコセッシとかキューブリックも
そういう意味ではジュースキントと同じドイツ人でよかったとは思う
(ハリウッド的な作りだともっと大味になったと思うし 手垢のついたスターを起用しただろうし)
ためらいもあったろうけど挑み甲斐もあったんじゃないかな
特に原作のファンだったみたいだし
- 49 :
- パフュームを語れる時間ものこりわずかとなったので最後に聞いておきたいこと
この作品のどこに一番惹きつけれられた?
私はグルヌイユという人物に
恐るべき才能の使命感により大切なものを自分の手で壊してしまった
彼の悲劇
死刑台で涙を流す表情を見て、彼は孤独な一人の人間だったのだと気付く
世界を征する究極の香水を作っても何も報われなかった
- 50 :
- >>48
そうだそうだ、キューブリックは大分ご執心だったみたいだね
>>49
俺もそんなところかな
あらゆる人がグルヌイユの匂いを知らなかったが、
グルヌイユの造り出した匂いにはひれふした
しかし、最後にグルヌイユだけが匂いを理解し得なかった
世界を征服する香水に、自分は酔えない
ならば自分が匂いそのものになるしかない
って、一回しか観てない映画なんだが、偉そうに語れるもんだな
好き勝手書けて楽しかったです
- 51 :
- 「香り」という映像表現には不向きな素材を、見事に映像化していた点に惹きつけられました。
もともと原作が好きで、映画化の話を聞いた時はかなり不安だったのですが…
>>27
「おばけ」が出なければ、「恐怖」を描いた作品でも可という解釈でいいのでしょうか?
- 52 :
- さて今日はセブンか
これは色んな人が熱く語れるんじゃないだろうか
最初にちっちゃいところを言うと、久々に観たとき、
グウィネス・パルトロウの薄幸そうな感じにグッと来るものがあった
最初に観たときは何とも思わなかったのに、後からみてそう思うのは、結末を知ってるからだろうか
- 53 :
- >>51
パフュームもホラーに入ってしまうぐらいですからその辺の基準って人それぞれですよね
昨日は本当に皆さんが真剣に語ってくれてよかったと思います
1回目にしてさい先いいんじゃないでしょうか?
こんなかんじで続けていきましょう!
昨日みたいに語れる魅力のある「恐怖」ならいいんじゃないでしょうか
(私が絶対に観ないジャンルはホラーだからっていうだけの理由なんで。。w)
- 54 :
- >>52
その作品観たことないからとりあえず観覧してる
興味持てたら借りに行こうかな
魅力を思う存分見せ付けてくださいw
★10日(日)サイダー・ハウス・ルール
一週間分決められるというルールなので
今日の地点で13日まで予定を入れられますよ
- 55 :
- >>54
未見ですか
ネタバレあるかもしれないけど、作品の知名度、公開時期を考えて、許してください
この映画の良さって、ストーリーは勿論だけど、衒学的な文学趣味だったり、
画面の新鮮さだったり、監督のマニアっぷりが覗けるところにもあるよね
いや、むしろそっちの方が強かったりもする
ファイトクラブにしても、今度のベンジャミン・バトンにしても、
監督はなかなかの文学青年だったのかと思わせる話が多い
あ、ついでに、二本だけお題選びます
★11日 「バッファロー'66」
★12日 「コックと泥棒、その妻と愛人」
でお願いします
- 56 :
- age
- 57 :
- ★13日「ジェラシー Bad Timing」(ニコラス・ローグ監督)
でお願いします
- 58 :
- age
- 59 :
- 全然レスないなw
ラスト近くの車の中でのシーン、あそこはこの映画にとって、本当に必要なシーンなのだろうか
勿論、あのシーンがなければ、ただのグロ趣味サスペンス映画になってしまうけど、
あそこに仕掛けた意味って、ちょっと作品に対して重すぎるか、力みすぎじゃないか?
- 60 :
- 全然ないですね
私は観たことないから残念ながら語れない
一人でもどんどん喋っちゃえば?
好きなシーンとか教えて下さい
- 61 :
- これといって気に入ってるシーンというのはないんだけど、
やはり、凄惨な人現場を映して下品にならないところ、
主演二人を簡単に上回るケヴィン・スペイシーの迫力、
そして最近気付いたグウィネスの哀しげな存在感
月並みだけどこんなところかな
- 62 :
- いいですね
恐ろしいだけの映画は嫌い
サスペンスはサスペンスなりに
ホラーならホラーなりに繊細さと美しさを求めたのがいい
パフュームだってホラーだけどミステリアスで魅惑的な美しさがあるし
サスペンスな話の裏側に
登場人物の哀しさの影とか
そういうのがさりげなく添えてある作品って立体感があっていいですよね
ってその作品のこと全然知らないんだけど。。w
- 63 :
- 今日はさっぱりだったな
選んどいて盛り上げられなくて申し訳ない
まあ、まだ観てない人いたら、とりあえず観て損はないでしょう
90年代のアメリカを代表する映画の一つなのは間違いないでしょうし
では、明日はロッキーかな?
- 64 :
- じゃあ溶解人間とかバイオ・スキャナーズは駄目か…
ヘキサゴン、ならどうだ!
- 65 :
- 最後にロッキー観たのなんていつ頃だろう
- 66 :
- セブンは大好きな映画なんだけど、昨日はレスする時間がなかった。
今日は時間はあるんだけど、残念ながらロッキーは観ていない。
観ていないけど、あのテーマ曲を聴くと「走らなきゃ」って気分になるw
- 67 :
- ロッキーのレスないですね
66さんに どうせならセブンのこと語っていただきたいわ
と思ったんですが そんなイレギュラーはなし?
タイミング悪かったりしたら お題は次の日まで有効っていうのはだめ?
もちろん当日のお題が盛り上がっているのを中断するようなことのないように、は当然だけど・・。
停滞しているので ちょっと思ったこと提案してみました
- 68 :
- また提案!
お題と日にちを決めるとき、2人以上確保するというのはどう?
誰かがタイトルを挙げてそれを語り合えるという人が賛同の★を添えるとかは?
でないと一人でってことにもなりかねない ま 一人舞台で語ってもらってもいいけど
★が2つ以上になったのから決定というの
- 69 :
- >>68
いいですね
そうしましょう
それだったら上手くいきそう
じゃあ提案する人は☆をつけて、同意の人は★で示してね
★マークで決定というかんじ
今日はとりあえず好きに語っていいですよ
明日からその方法で
早速チャレンジ
☆9日 サイダーハウスルール
- 70 :
- 過疎だね・・・
予定なら今日は「風と共に去りぬ」
生憎まだ観てないので参加できないけど
- 71 :
- 過疎は過疎なりに熱い人がどんどん語りまくればいいと思うんだけど
(ロッキーのお題をあげた人はいずこ?)
もし始まりから勢いがなさそうだったら >>1さんなんかが(っていうか誰でも出来る人で時間のある人が)
その日のお題の導入(作品の詳細 = キャスト 製作年 あらすじ ヒット当時の話題 など)
を事前に書き込む とかは?
- 72 :
- 「風と共に去りぬ」は中学生の頃観たきりなのですが
主演のヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブルの
これぞ女優!これぞ俳優!という女っぷり、男丈夫っぷりが
ほかに類を見ないくらいのレベルで、映画もすごい製作費と
時間がかかってまさにハリウッド黄金期の金字塔的作品だと思う
(時間も228分だっけ?)
私の印象に残っているのは、主役のスカーレット・オハラが最初は金持ちのお譲で鼻っ柱が強く
生意気でどうしようもないお転婆だったのに 運命に翻弄されどんどんと苦労を重ねるたびに人間らしく
たくましく人生に立ち向かっていく姿かな
火事で焼け出されて顔をすすだらけにして必死に逃げ出そうとするところとか
不毛のアメリカ南部に奴隷たちを指揮して立派にコットンを実らせるところ
一番ステキだったのは、もう着る服もない、となった時、まだどうにか残っていた
緑の(ゴージャスな)ビロードのカーテンを使ってドレスを作ってしまうエピソード
本当は心から愛していたレットなのに、意地を張ったばっかりにすれ違いすれ違いで
残念なことになるけれど・・・
最後、南部タラの地でつぶやく言葉どんなでしたっけ?うろ覚えだと
“Tomorrow is another day” でしたっけ? (誰か知っている方教えてください)
とても感動した言葉でよくこの映画を語るときセットで出てくる言葉だけど忘れた
そして、この映画確か
「映画史上 原作のあるもので原作以上の出来」と評価された唯一の作品だと記憶しています
- 73 :
- 音楽「タラのテーマ」も普及の名作だよね
あと、黒人奴隷の母 マミーだっけ? すっごくいい味出していて
確か黒人で初めてのアカデミー助演女優賞ノミネートだったような 違ったっけ?
- 74 :
- また思い出した場面
マミーがスカーレットの身支度を手伝ってコルセットをしめるシーン(有名!)
もう、引っぱって引っぱってウエスト50センチだったけかな?
すごい細さ!!!
(その辛さで失神する娘さんも続出というすごい時代・・・)
- 75 :
- 風と共に去りぬ (Gone With The Wind)
'39年製作 '52年日本公開
監督 ビクター・フレミング
主演 クラーク・ゲーブル、ヴィヴィアン・リー
製作費600万ドルとの話
当時上海でこの映画を観た小津安二郎らが、あまりの大作ぶりに、
日本とアメリカの国力の差に愕然としたらしい
日本公開が遅れたのは、やはり「時局に合わない」からだそう
もう70年も前の映画なんだね
>>72
> “Tommorow is another day”
「明日は明日の風が吹く」ですね
原作の翻訳は直訳に近く、ここまで意訳したのは、
日本公開時に字幕翻訳した戸田奈津子との話もみましたが、詳しい人補足お願いします
- 76 :
- スカーレットって結局自分以外愛せない女性なんじゃないでしょうか
クラーク・ゲーブルに惹かれたのも似た者同士だからですよね
- 77 :
- だいぶ前に一回観たきりだけど
メラニーのことは愛してたように思えた。
気のせいか。
- 78 :
- それはメラニーが自分より弱いからですかね
- 79 :
- この役を勝ち取るためのヴィヴィアン・リーの有名なエピソードがあったんだが、どなたかハッキリ覚えている方、いらっしゃいませんか?
- 80 :
- >>79
手元の資料とググったところを合わせると、当時ローレンス・オリヴィエと恋仲だったヴィヴィアンは、
出演中の舞台を休んで、ハリウッドで撮影中のオリヴィエを追っかけていく
そこで、ハリウッドでのオリヴィエのエージェントを務めてた人間にヴィヴィアンが紹介され、見事大抜擢される
って感じらしい
- 81 :
- 私はでも 最後の最後の方ではスカーレットは
愛に目覚めるというか 幼い頃 お金だけあってみんなからちやほやはされても
親からの愛情を示されなかったから 彼女も示し方がわからなかっただけで
子どもを亡くしたり流産したり レットとの愛が実を結ばなかったことにも傷つき
綿の栽培を通して 奴隷たちとも心が通じるようになったと、中学生のときテレビでみた記憶しか
ないけどそう感じた覚えがあるんだけど きれいに解釈しすぎかな?
- 82 :
- それからあの映画 最初白黒で撮影して
あとでカラーを乗せたような話も聞いたんだけど本当?
- 83 :
- ★サイダーハウス・ルール
一回くらいしかレスできないかもしれないけど
一応観ているので 最初に熱い想いを聞かせてください
- 84 :
- >>82
テクニカラーってことじゃなく?
- 85 :
- 「風と共に去りぬ」は観たことないけど
私の好きなスカーレット・ヨハンソンの名がスカーレット・オハラからきてる
と聞いて前々から興味があった
意見が分かれる作品だと聞いて迷ってるけど
強く勧めてくれる方はいる?
- 86 :
- >>84
そうか そうですね テクニカラーってことだと思います
なにせ何にも知識のない中学生のときみたもので
今思えばそういうことでしょう
>>85
強く勧めはしないかな?
ただお金をかけて大作を作るとここまでできる!というのがみたいならお勧め
原作がある映画には押しなべて言えることだけど力点が全体に同等にかかるから
力技のようなところがあり いいものは見たけどなんかだまされた みたいな感覚に
陥ることが私はよくあるのですが 万人受けするように作られるハリウッド しかも
あの時代の娯楽の王様だった映画ですから 大衆受けはするでしょう
私はどっちかというとインディーズ系 アート系 ヨーロッパものが今は好きなので
今みるとどう思うかなってとこ 中学のときみたから感動もできたけど
ただ ヴィヴィアン・リーの美しさと上手さと凛とした透明性みたいなものは
スカーレット・ヨハンソンに通じるものはあるような気がするよ
(映画のスカーレットなのか、マーガレット・ミッチェル原作のスカーレットなのか知らねど)
- 87 :
- ところで、明日は「ゾンビ」なんだが、これはロメロ版でいいのかな・・・?
調べたところ色々複雑な事情っていうか、バージョンが複数あるようなんだが
できれば選んだ人に出てきてほしいんだけど
- 88 :
- 明日はサイダー・ハウス・ルールだよ
- 89 :
- えっ、明日ゾンビ?
昨日の改定で 9日サイダーハウス・ルール
かと思ってたー
選んだ人行方不明だよね ロッキー、風と共に〜もだけどさー
ゾンビ 本当に語りたいなら 導入口 作ってくださいなー
- 90 :
- ああ、前倒しになったのね
まあその後レス無いしいいか
と言うことは、
10日バッファロー'66
11日コックと泥棒、その妻と愛人
12日ジェラシー
でいいのかな
- 91 :
- じゃ、サイダーハウス・ルールで
お題の主さん 導入 よろしく!
- 92 :
- >>86
そうか。。
大衆受けする映画っていうのはあまり観る気にならないんだけど
「あの時代の娯楽の王様」っていうのをとりあえず観とくのは悪くない気がする
- 93 :
- サイダーハウス・ルール
(The Cider House Rules)
監督 ラッセ・ハルストレム
脚本 ジョン・アーヴィング
出演 トビー・マグワイア、マイケル・ケイン、シャーリーズ・セロン
'99年製作'00年公開
公式サイト
ttp://www.asmik-ace.com/Cider/
- 94 :
- あと、13日以降のお題の予定が入ってないので、
語りたい映画のある人はどうぞ書き込んでください
- 95 :
- >>93
まず熱い一言がないと 次が出にくいのよ
なので なぜ「サイダー〜」なのかを 語って!
- 96 :
- >>95
選んだの自分じゃないんだわ
まだ観てないけど、一応データだけ貼っておいた
- 97 :
- 2ちゃんのひとに勧めてもらって観た映画です
観てる間は「こんなものか」ってかんじだったんだけど
観た後に思い返すと心に沁みるシーンがぼろぼろ出てくる
後に素晴らしい余韻を残してくれた映画でした
この映画では登場してくる人、1人1人が愛おしいと感じた
孤児院の院長先生とか、そこにいる子供達、キャンディ
林檎農園で働く黒人
過酷なりに自らの人生に一生懸命で愛おしい
そしてそんな人たちとのと別れ
孤児院の外に出た彼は今まで知らなかったことをたくさん知った
キャンディとの恋、りんご農園、ロブスター、
その場所で生きる人々の人生やそれから自分自身のことも
それらを知っても、それでも彼は
最初の場所を選んで帰ってきた
彼と彼の人生にとって、一番大切なものだと気付いたんだろうなと思った
映画を難しい視点で観るのは苦手だから率直な感想しか書けないけど
私がもっと歳をとってこの映画を観たらまた違う味わいがあるんだろうなと思う
- 98 :
- >>96
ごめん
データありがとう
- 99 :
- だいぶ前に見てフレッシュな感想じゃないんだけど おぼろげに残っている印象を書くね
一応覚えているあらすじは (間違っていたらごめん 訂正してね)
マイケル・ケイン扮する院長(兼 医者)のいる孤児院で育ち
院長の助手のようなことをして院でも年長のホーマー(トビー・マグワイア)
彼の目を通して描く孤児院内の体験と季節労働でひと夏を過ごすりんご農園(サイダーハウス)での体験。
それによって孤児院内の人間関係しか知らなかったホーマーは外の人間に人生を学んでいく。
りんご農園の後、孤児院を巣立ち、自分の人生の仕事を見つけなければいけないのだが、りんご農園主の娘(だっけ?うろ覚え)
キャンディ(シャーリーズ・セロン)との恋。もう一年後またサイダーハウスにもどる。(だったかな?)
迷っている中、孤児院の院長が病気で後任を探している知らせを受ける。自分が推薦されている。
迷いを抱えながらも孤児院に戻る決意をする。
ざっとこういう感じだったような・・・
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