2011年10月1期ミステリーロス・マクドナルド 3
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熱海の捜査官をミステリーとして解釈する為のスレ
ロス・マクドナルド 3
- 1 :10/09/24 〜 最終レス :11/11/23
- 前スレ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1207605851/
- 2 :
- thx。立てようとちょうど思ってた。
- 3 :
- ?
- 4 :
- 映画版「動く標的」の冒頭の珈琲を淹れるシーンがすばらしいと聞いて、観てみたくなったのですが、どこかの映画館で観られるでしょうか?
レンタルも考えたのですが、ビデオデッキを持ってないので困ってます
- 5 :
- 4
ttp://www.youtube.com/watch?v=IncBqTIs76g
冒頭のシーンみれるよ
当時は素晴らしかったのかね。。。。
- 6 :
- >>5
ありがとう!
なるほど、これが……
- 7 :
- >>5
孤独で、タフな人物像が映画の冒頭で一瞬でわかるので
秀逸なシーンということでは。
自分はビデオテープ持っているんだが
地デジ化にあわせてテレビを買い換えると
ビデオの画質は見られたもんじゃないと聞くので、
DVD化を切望している。
- 8 :
- 原作の「動く標的」って、ロス・マクのファンのあいだでは、評判はどうなのかな?
リュウ・アーチャーがキビキビしてるし、ありがちな誘拐事件をミステリ的にひねったプロットは
面白いし、個人的には、かなりイケると思ってるけど。
- 9 :
- >>8
うーん、辛らつなことをいうとチャンドラーの模倣感が強いかなあ。
求めてるものがやっぱり中〜後期ロスマクになっちゃうのと、
あとは次の魔のプールがその意味ではすごいよい出来なので、
ちょっとあんまり評価できないって感じ。
まあでも、これはこれで楽しいよね、みたいな気もするんだけど。
- 10 :
- >>9
レス、サンクス。
熱心なロス・マクのファンではないので、これまで中期(?)の代表作しか読んでなかったんだよね。
それが、たまたま「動く標的」を読んだら、とても楽しめたんだ。読みやすいし、お話がしっかりしてるから。
純粋に好みだけで言ったら、後年の名作より、この路線のほうが好きだわ。
次は、「魔のプール」を読んでみるよ。
一応、ロス・マクの訳書は押さえてるから(「暗いトンネル」とかも含めてね)、リュウ・アーチャーのシリーズ
だけでも、しばらく追いかけてみようかな。
- 11 :
- 「魔のプール」は初期作品のなかじゃ頭一つ抜けてると俺も思う。
初期のアーチャーがロスマク的なテーマに挑戦してみました、って感じですばらしい。順序逆なんだけど。
あとは初期のものだと「犠牲者は誰だ」もなかなかよかった記憶がある。
- 12 :
- 翻訳家の小泉貴美子女史は
中期以降の老成したアーチャーより
初期の若々しいアーチャーの方がかっこ良くて好き!
と言っていたそうな。
非常に女性的な意見ではありますがw
- 13 :
- 保守マク
- 14 :
- 海外作家スレはなかなか伸びないな…
- 15 :
- 保守
- 16 :
- ほ
- 17 :
- しゅ
- 18 :
- 保守
- 19 :
- 地中の男なんか当時のアメリカ社会の揺れ動きが感じられるねえ
春樹経由で知った人たちももう古参か・・
- 20 :
- 初期作品では「象牙色の嘲笑」も面白い。
死体の処理方法がジェイムズ・エルロイばりに猟奇的なのもロスマクには珍しいし、
何よりラストの“すために撃った”が強烈だ。
「人の死に行く道」もロスマク独特の諦観の萌芽があって雰囲気が好きだ。
- 21 :
- >>20
「象牙色の嘲笑」は、忘れ難い。
ただ、あの死体処理は、サラッとした説明だから(それが想像力を刺激するとは言えるけど)、
○○にするまでの過程が、わかるようでわからんかった。
- 22 :
- >>20 >>21
ロス・マクと横溝正史が似ている、とはミステリ・ファンならよく耳にする話だが、
実際、「象牙色の嘲笑」は「面影双紙」に通じるテイストだと思う。
- 23 :
- 「象牙色の嘲笑」という題名は
抽象的で哲学的な意味なのかと読む前は油断していた
- 24 :
- やっぱりリューインのサムスンものとかも好きなの?
- 25 :
- >>24
サムスンもパウダーもスカダーもタナーも好きだったけどね〜、
初期作から中期にかけては結構熱心に読んだけど、その後興味をなくした。
ロスマクは短編集も含めてラストの「ブルーハンマー」までしっかり読んだ。
磁力っていうか、惹き付ける力が違うんだな、きっと。
- 26 :
- リューインやグリーンリーフよりも、
コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)に雰囲気が似てるような気がする。
都会的な寂寥感、孤独感、諦観漂う人生観と仄暗いロマンティシズムが。
- 27 :
- -
- 28 :
- 奥方の影響をもろに食らっちゃったね
そして心の奥襞までってとこはあっちのほうが上手だな
- 29 :
- しかしいまや夫妻ともすっかり読まれなくなってしまったよ。
マーガレット・ミラーは、アルツハイマーになった晩年のロスマクを献身的に介護して大変だったみたいね。
シャーロット・アームストロングなんかは再評価されつつあるんだけどなあ・・
- 30 :
- 初ロスマクの「さむけ」読了!
衝突したロールスロイスから犯人が出てきたときは、
マジでやれた、と思った。
こんなカタルシスは久しぶりだな。
まぁそれでも、純粋なミステリよりハードボイルドそのものが好きな
自分はチャンドラーの方が好きかな。
以上、チラ裏!
- 31 :
- >マジでやれた
↓
>マジでやられた
- 32 :
- No more guns for you
- 33 :
- おしりxww
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1297083037/
- 34 :
- 「犠牲者は誰だ」「運命」「ギャルトン事件」ってまだ文庫化されてないよね。
早川も権利持ってるんならナントカしてくれ。
- 35 :
- ポケミスでしか出てない作品というのは実際まだ書店で手に入れられるのだろうか
- 36 :
- >「犠牲者は誰だ」「運命」「ギャルトン事件」
ポケミス版持ってるけど訳が古すぎてアンソニーをアンサニイと表記してる(笑)
新訳で文庫化して欲しいけど3冊とも大した作品じゃないんだな〜。
中では「運命」が一番ましかな。創元推理文庫「ミッドナイト・ブルー」所収の
中編小説とは別物に仕上がってるし、THE DOOMSTARSってタイトルの響きが良い。
- 37 :
- 本物のミセス・ブラッドショーはどこへ行ったの?
ミセス・デロニーは妹がロイの母親って気が付かなかったの?
- 38 :
- >>36
アンサニイのほうが実際の発音に近いじゃないか。
- 39 :
- 哀れな我らいきもの。
けさ、このレスの住人は、そんなことを言っていた。
- 40 :
- >>36
作者本人は「ギャルトン事件」を
自らのターニングポイントとなった作品として
評価してるみたいだね。
- 41 :
- 運命ようやく読んだよ
途中でなんとなく消去法的に犯人がわかってしまったんだが、最後は読んでいてとても辛かった
特に好色のクソジジイが胸くそ悪すぎる。後味が悪くて、これ読んだら以降ロスマクは読まない人もいそうな気がした
よく言われるアーチャーの自分語りはよかったけどね あまり見えなかったアーチャーの人生が一番垣間見える作品ですかね
この後味の悪さがあればこそギャルトン事件の爽やかなラストシーンがあったのかもしれない
- 42 :
- 41だが、運命は例の娘さんの事件の後始末の中で書かれたんだね
だとしたらものすごい自分語り、あるいはあまりにも暗くて悲劇的なストーリーを作ったわけがわかるような気がする
本人はギャルトン事件がターニングポイントだと言っているらしいが、運命とギャルトン事件以降の作品はまさに
彼自身が苦しんだ家庭での苦悩が下敷きになっていたんだね・・・・
いやーいろいろ考えさせられる一日になってしまった
- 43 :
- ブラックマネー読了
以前、過去ログでキモい後味悪いと言われていたけどなるほどあのデブはキモい
犯人もキモい個人的には別な人が犯人かなーとか思っていてだったらやだなー
てな感じて読んでいたのでまあほっとした感じではある
ここんところ魔のプール運命犠牲者は誰だと連続で読んでいたけど
アーチャーものは次の眠れる美女で終わりだ
なんとなく寂しいわ
- 44 :
- まもなく、「ファーガスン事件」を読了。もう一回ひっくり返されるかもだが…
ひさびさにロスマクを語ってる人たちを見たくて、2ちゃんに来た(笑)
ノン・アーチャーの単発だが、
主人公の弁護士はほとんどアーチャーに置き換え可だけど、弁護士設定にした気持もプロット上はよくわかる
作品自体は、わりと好きだな。
- 45 :11/11/23
- ファーガスン事件はポケミスでしたかね
アーチャーものをまだ読破してなかったんで以前本屋で見つけたときもスルーしけど買っておけばよかったなあ
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【再開】 飛鳥部勝則 その5
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