この時代って歌も演奏もまじで上手いよね。 ロックが音楽産業にアマチュアリズムを持ち込む前の ほんとうにプロフェッショナルな時代。シャイン・オン〜は名曲だね。 おれはテキサスのブルースマン、マンス・リプスコムの演奏で知った。 古いカントリー・ソングとの解説があったと思う。もうこういった曲を 書ける人はいないだろう。ポーターだとI concentrate on you, Lets face the music and dance なんかが好きだな。
16 :
>>14 ほう…。やるな…。 >>15 Let's face はコールの作品ではないです。アービング・バーリンがアステア=ロジャース映画のために書いたものです。作者など関係なく良いものは良いのでどうでもいいっちゃいいことです。
「携帯電話では見れません」(T_T) 最後のだけ関連動画で聴けました。カントリー風なんですね。ロック系の人がやるとカラッとした感じになります。水気が少なくなるというか。 ジョージについてはほとんど知らないんですが、むかしニーナ・シモンのHere comes the sunを聴いたとき「おい! ビートルズより良いじゃねえか」と思ったものです。
Wait till you see her リチャード・ロジャース(曲)とロレンツ・ハート(詞)の名チームによる作品です。 「彼女を見るまで、笑い声を聞くまで待ってくれよ…」 と夢中になっている彼女の素晴らしさを友人に聞かせる歌です。純粋で、無邪気で、愚かで…ほろりときます。 ロジャース=ハートの作品には、どこかしら寂しさとか切なさが漂っている感じがします。 ハートの破滅的な人生を重ねると余計純情な気持ちになるな…。 http://www.youtube.com/watch?v=i1HkZfNMNng&sns=em
コールの初期作品です。 可愛いけども完璧という感じの歌。 最後のThat nobody else could do が効いてますね。 シナトラ人気ありますね。良いもの残してます。私はもう少しミッド・テンポのほうが好きかな。
28 :
Can't help lovin' dat man of mine ジェローム・カーンとオスカー・ハマースタイン2世の共作。名高い「ショー・ボート」からのナンバーです。 カーンの曲にはヨーロッパ的な香気があるとよく言われます。格調が高いんですね。 最近はクラシックの人もこの時代の歌を採り上げますが、カーンの作品は合うものが多いですね。 http://www.youtube.com/watch?v=GfP9jk1JWCg&sns=em
Hit me with a hot note デューク・エリントンの作品です。作詞ドン・ジョージ。 彼はティン・パン・アレイやブロードウェイのソングライターとは違います。ジャズ・バンドのリーダー、ピアニストです。 彼がバンドのオリジナル・ナンバーとして作った曲のメロディーがあまりにも素晴らしかったため、その多くに後から歌詞が付けられました。素晴らしいメロディーは歌詞をつけて歌いたくなるのが人情です。 これは私の大好きだった歌ですね。アルバム持ってたんですけど実演がみれるとは。 この黒い光沢のあるメロディー…たまんないですわ。 http://www.youtube.com/watch?v=7h-0Pr_J3DI&sns=em
33 :
Imagime my frustration デュークの曲を集めて構成されたブロードウェイのショー「ソフィスティケイテッド・レディズ」からです。 後ろで演奏してるバンドはデューク亡き後に息子さんが引き継いだ「本物の」デューク・エリントン楽団です。 調子外れの動きで「壁の花」になってしまう女の子の歌。 正直名曲とまでは言えないと思いますがあんまりにも可愛いので貼ってしまいます。 http://www.youtube.com/watch?v=-Wgu6x7s7AM&sns=em
34 :
Time on my hands ビンセント・ユーマンスの曲にハロルド・アダムソンとマック・ゴードンの二人の詞です。 想う人の腕のなかでの夢のひととき。詞も曲も陶酔的。ユーマンスは時々とんでもなく良い曲を作ります。 ひたすら洗練された趣味の良さを感じる歌ですが、このレコード! 素晴らしい。抑制された優れた趣味で統一されています。俺好みだー。 http://www.youtube.com/watch?v=IREZzvRcLpg&sns=em
Sleepy time gal 4人が作家としてクレジットされていますが、なかでもリチャード・A・ホワイティングという人はキレます。 転調して少し歌いにくい音程になっている Before each silvery starのくだりは彼のやり口です。 20年代的な軽さ。「昼を夜に変えてしまう」遊び女に、男が覚めた感じのお茶目な言い回しでいさめます。 歌手マーガレット・ホワイティングは作家の娘さんです。 http://www.youtube.com/watch?v=PCqRKUIf5Ys&sns=em