2011年10月1期通信技術無職毒男の学習帳
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【吸収合併】新日軽ってどうよ?3【三協立山】 ●富士通(40歳超えの一般社員用)● 岩崎通信機の悪質ないじめ アンチCisco スレッド 2
無職毒男の学習帳
1 :08/10/26 〜 最終レス :11/05/09 また面接落ちました。 いつもカーテン閉めきってます。 本当にすみません。
2 : 第1章 インターネットワーキング ■インターネットワーキングの基本 ルータ デフォルトでブロードキャストドメインを分割します。 またコリジョンドメインも分割します。 スイッチ スイッチの目的は各ユーザの帯域幅を増やしパフォーマンスを上げることです。 スイッチはインターネットワークを作るために使用されるものではありません。 スイッチはデフォルトでコリジョンドメインを分割します。 ブロードキャストドメインを分割しません。 ブリッジ コリジョンドメインを分割します。 スイッチはマルチポートブリッジであり能力が大きく管理機能が強化されている点が違います。 ブリッジはブロードキャストドメイン内でコリジョンドメインを増やしコリジョンを少なくするために使われます。 ブリッジはネットワークをセグメント化しますがブロードキャストパケットやマルチキャストパケットを外に出さないわけではありません。 ハブ ハブではハブにつながるセグメントそれぞれがコリジョンドメインになります。
3 : 第1章 イネターネットワーキング ■OSI参照モデル □OSIレイヤ [ア]プリケーション層 [プ]レゼンテーション層 [セ]ッション層 [ト]ランスポート層 [ネ]ットワーク層 [デ]ータリンク層 [物]理層
4 : 第1章 インターネットワーキング ■Ciscoの3階層モデル [コ]ア層 [デ]ィストリビューション層 [ア]クセス層 [コア層] バックボーン [ディストリビューション層] ルーティング [アクセス層] スイッO
5 : 第1章 インターネットワーキング ■Ciscoの3階層モデル ◇コア層 [コア層] コア層の持つ唯一の目的はトラフィックをできるだけ速くスイッOするということです。 ユーザデータの処理はディストリビューション層で行われここで必要に応じて要求をコア層に転送するということを覚えておいてください。 コア層で障害が起こるとあらゆるユーザが影響を受けます。そのためこのレイヤにおけるフォールトトレランスが重要です。 コア層には膨大な量のトラフィックが来る可能性がありそのため速度とレイテンシーが非常に懸念されます。 [フォールトトレランス] 耐障害性 [レイテンシー] 遅延
6 : 第1章 ネットワーキング ■Ciscoの3階層モデル ◇コア層 <コア層の設計> インターネットワークが大きくなっても(つまり、ルータの追加)、コア層の拡大は避ける。 コア層におけるパフォーマンスが問題になった場合には、拡張よりもアップグレードを優先します。
7 : 第1章 インターネットワーキング ■Ciscoの3階層モデル ◇ディストリビューション層 [ディストリビューション層] この層の主な機能はルーティングとフィルタリング、WANアクセスの提供と、必要に応じてパケットがどのようにコア層にアクセスすればよいかの判断を下すということです。 また、ネットワークサービスの要求を最も早く処理する方法の見極めも行います。例えばファイル要求をどのようにサーバへ転送するかといったことです。 一般的にこの層でやるべきことがいくつかありますがそれは以下のようなことです。 ・ルーティング ・アクセスリストなどのツールやパケットフィルタリング、キューイングの実装。 ・アドレス変換やファイアウォールなどのセキュリティポリシーとネットワークポリシーの実装。 ・スタティックルーティングといったルーティングプロトコル間の経路再配布。 ・VLAN間ルーティングとその他のワークグループサポート機能。 ・ブロードキャストドメインおよびマルチキャストドメインの定義。 他のレイヤ限定の機能を除けば、ディストリビューション層で避けるべきことはありません。
8 : 第1章 インターネットワーキング ■Ciscoの3階層モデル ◇アクセス層 [アクセス層] アクセス層ではインターネットワークのリソースに対するユーザやワークグループのアクセスを制御します。 以下はアクセス層で処理する機能です。 ・アクセス制御とポリシーの継続(ディストリビューション層より)。 ・個々のコリジョンドメインの生成(セグメンテーション)。 ・ディストリビューション層へのワークグループ接続。
9 : 第1章 インターネットワーキング ■データのカプセル化 <データのカプセル化> 以下に、ネットワーク送信のためにどのように上位層のユーザデータが変換されるのかを示します。 ・上位層(データストリーム)→トランスポート層 データストリームはトランスポート層に下ろされそこで受信側デバイスとの間のバーチャルサーキットの設定が行われます。 データストリームは次に、より小さな断片に分割されトランスポート層のヘッダが作られセグメントとなります。 ・トランスポート層(セグメント)→ネットワーク層 セグメントはネットワークアドレッシングとインターネットワークでのルーティングのためにネットワーク層へと渡されます。 セグメントを正しいネットワークに送り届けるためIPのような論理アドレッシングが使われます。 ネットワーク層プロトコルはトランスポート層から下りてきたセグメントに制御ヘッダを付加し、パケットやデータグラムと呼ばれるものになります。 ・ネットワーク層(パケット)→データリンク層 データリンク層はパケットをフレームにカプセル化し、フレームのヘッダは送信元および宛先ホストのハードウェアアドレスを運びます。 ・データリンク層(フレーム)→物理層 このフレームをネットワーク上に乗せるためには、まずディジタル信号にする必要があります。 フレームは実は1と0の集まりであるため、物理レイヤがこれらの2進値をディジタル信号へと変換し、これで同じローカルネットワーク上のデバイスで読み取れるようになります。
10 : 第1章 インターネットワーキング ■データのカプセル化 <逆カプセル化> 以下に、ディジタル信号がどのようにユーザデータへと変換されるのを示します。 ・受信側デバイス 受信側デバイスはディジタル信号と同期をとって、ディジタル信号から1と0を抽出します。 ・物理層(ビット列)→データリンク層 ディジタル信号からビット列が抽出された時点で、デバイスはフレームを構成します。 ・データリンク層(フレーム)→ネットワーク層 デバイスはCRCを実行し、その結果をフレームのFCSフィールドの内容と照らし合わせます。 その内容が合っていれば、パケットはフレームから引き出されフレームは廃棄されます。 この処理を逆カプセル化と言います。 パケットはネットワーク層に渡されます。 ・ネットワーク層(パケット)→トランスポート層 ネットワーク層に渡されたパケットは、そこでアドレスのチェックを行います。 アドレスが合えば、セグメントがパケットから引き出されパケットは廃棄されます。 セグメントはトランスポート層で処理されます。 ・トランスポート層(セグメント)→上位層 セグメントはトランスポート層で処理され、データストリームの再組み立てが行われ、送信側ステーションに全部受信したことを通知します。 それから、めでたくデータストリームを上位層のアプリケーションに渡すのです。 [CRC] cyclic redundancy check 巡回冗長検査 エラーチェック方式の一つ
11 : 第1章 インターネットワーキング ■ワイヤレスネットワーキング 狭帯域無線LAN 狭帯域PCS 広帯域PCS 衛星 赤外線方式無線LAN スペクトラム拡張方式無線LAN [PCS] Personal Communication Service パーソナル通信サービス 個人およびビジネス向けのモバイル、ポータブル、代替の通信サービスがあります。
12 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネットのケーブリング <コンソール接続のポート設定> Ciscoデバイスのコンソールポート接続設定 ビット/秒※: 9600 データビット: 0 パリティ: なし ストップビット: 1 フロー制御※: なし
13 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネットのケーブリング ◇ストレートケーブル 1 −−− 1 2 −−− 2 3 −−− 3 6 −−− 6 ◇クロスオーバーケーブル 1 −−− 3 2 −−− 6 3 −−− 1 6 −−− 2 ◇ロールオーバーケーブル ホストをCiscoデバイスのコンソールシリアル通信ポート(COM)に接続する際に使います。
14 : (-_-) (∩∩)
15 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット [イーサネット] イーサネットはコンテンション媒体アクセス方式でネットワークの全ホストがリンクの同じ帯域を共有できるようになっています。 イーサネットはいわゆるCSMA/CDを使います。 CSMA/CDネットワークでノードが送信すると、ネットワーク上のその他すべてのノードがその送信データを受信し調べます。 ある送信データがネットワーク全体に伝播するのを効率的に防ぐことができるのは、ブリッジとルータだけです。 [コンテンション媒体アクセス方式] 回線争奪手法で媒体にアクセスする方式 [CSMA/CD] Carrier Sense Multiple Access with Collision Detece キャリア検知多重アクセス/衝突検出
16 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇半二重イーサネットと全二重イーサネット [半二重イーサネット] 半二重イーサネットは元々の802.3イーサネットで定義されており、ワイヤを1対だけ使ってそこに双方向のディジタル信号を通すというものです。 また、CSMA/CDプロトコルを使ってコリジョンを防いだりコリジョンが発生した場合の再送を行ったりしています。 ハブがスイッチにつながっている場合、エンドステーションがコリジョンを発見できるよう半二重モードで動作する必要があります。
17 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇半二重イーサネットと全二重イーサネット [全二重イーサネット] 全二重イーサネットでは、2対のワイヤを使います。 そして、送信側デバイスのトランスミッタと受信側デバイスのレシーバとの間でポイントツーポイントの接続を使います。 コリジョンはありません。 全二重イーサネットは双方向で100%の効率を出せるようになっています。 全二重イーサネットは以下の3つのケースで使われます。 ・スイッチとホストの接続。 ・スイッチ間の接続。 ・ホスト間のクロスオーバーケーブルによる接続。 [ポイントツーポイント] 1対1で接続される専用経路。 [自動検出機構] 全二重イーサネットのポートの電源がオンになっている場合、リモートエンドを接続して次にファーストイーサネットのもう一方のエンドと交渉します。 この機構では、最初に交換能力の判断を行います。つまり10Mbpsと100Mbpsのどちらで動作できるかの確認を行います。 それから全二重で動作できるかを見ます。 もしできなければ半二重で動作します。
18 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇物理層におけるイーサネット [RJ-45] EIA/TIAでは、イーサネットが45ワイヤリングシーケンスのRJコネクタをシールドなしツイストペア(UTP)ケーブル上で使うことを規定しています。 [EIA/TIA] Electronic Industries Association 米国電気通信工業会。
19 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇物理層におけるイーサネット [10Base2] 10Mbps、ベースバンドテクノロジー、最大距離は185m。 1つのセグメントで最大30台のワークステーションに対応できる。 物理的にも論理的にもバス構造。 AUIコネクタを使う。 [ベースバンドテクノロジー] ベースバンドとは、1つの物理媒体(ケーブル)に、1つのチャンネル(通信権)を供給するデジタル通信です。 この方式は同時に複数の端末からの送信ができません。 通信端末が通信権を確保できた場合にのみ、データの送信が可能になります。 ベースバンド方式を用いるイーサネットは、セグメント上に接続された全ての装置にデータを伝えるために、一台の端末からの送信データがケーブル上の全帯域を使用します。 [AUI] Attachment Unit Interface 一度に1ビットずつ物理層に転送できる。 元々のAUIインタフェースは、15ピンのコネクタでトランシーバが15ピン-ツイストペア間の変換機能を提供していました。 [トランシーバ] (トランスミッタ/レシーバ)。
20 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇物理層におけるイーサネット [10BaseT] 10Mbps、カテゴリ3のツイストペア線。 各デバイスをハブやスイッチに接続する必要がある。 また、セグメントや回線ごとにホストを1つしか持てない。 物理的にはスター構造。 論理的にはバス構造。 RJ-45コネクタを使う。 [カテゴリ3] 10BaseT等に。16MHzまで対応。
21 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇物理層におけるイーサネット [100BaseTX] EIA/TIAカテゴリ5、6、または7。 2対のUTP線。 1セグメント当たり1ユーザで、最大距離は100m。 RJ-45MIIコネクタを使う。 物理的にはスター構造。 論理的にはバス構造。 [カテゴリ5] 100BaseTX等に。100MHzまで対応。 [カテゴリ6] 1000BaseTX、10GBaseT等に。250MHzまで対応。 ケーブル中央に十字型の仕切りを設けることでケーブルのねじれなどによる損失を防止した。 [カテゴリ7] 10GBaseT等に。 8芯4対を対毎に箔によりシールドし、さらに同軸ケーブルと同様に全体を編組線でシールドしている。 STPのみ。 現在規格策定中。 [MII] Media Independent Interface 100Mbpsのスループットを提供します。 MIIはニブル(4ビット)単位で伝送します。
22 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇物理層におけるイーサネット [100BaseFX] 62.5/125μmのマルチモード光ファイバケーブルを使用。 ポイントツーポイントの技術で、最大距離は400m。 STあるいはSCコネクタ(メディアインタフェースコネクタ)を使用。 [マルチモード光ファイバ] 光が光ファイバーの中をある程度の幅をもって通る。 シングルモード型と比較して以下の特性がある。 ・コア径が太く曲げに強い。 ・光ファイバ同士の接続や光ファイバと機器との接続が比較的容易である。 ・伝送損失等が大きく長距離伝送に向かない。 ・安価である。 [シングルモード光ファイバ] 光が光ファイバのごく狭い中心部だけを通る。 [SCコネクタ] 光ファイバのコネクタ形状の規格の一つ。
23 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇物理層におけるイーサネット [1000BaseCX] 銅シールド付ツイストペア。 最大距離はたった25m。 [1000BaseT] カテゴリ5。 4対のUTP。 最大距離は100m。 [1000BaseSX] 62.5/50μmのコアを使ったマルチモード光ファイバ。 850nmのレーザーを使う。 最大距離は62.5μmで220m、50μmで550m。 [1000BaseLX] 9μmのコアを使ったシングルモード光ファイバ。 1300nmのレーザー。 距離は3kmから最大10km。 [GMII] Gigabit Media Independent Interface ギガビットイーサネットではGMIIを使います。 一度に8ビット単位で伝送します。
24 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットフレームの識別] ・イーサネットUフレーム Destination: 00:60:f5:00:1f:27 Source: 00:60:f5:00:1f:2c Protocol Type: 08-00 IP 上のフレームには3つのフィールドしかありません。 宛先と送信元とタイプのフィールドです。 これはイーサネットUフレームです。
25 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットフレームの識別] ・イーサネットUフレーム Destination: ff:ff:ff:ff:ff:ff Ethernet Broadcast Source: 02:07:01:22:de:a4 Protocol Type: 81-37 Netware 宛先と送信元とタイプのフィールドがありますから、イーサネットUフレームだと言えます。 IPだけでなく、IPX(16進の81-37)も運んでいます。 宛先ハードウェアが16進でオールFになっていることから、このフレームはブロードキャストだとわかります。
26 : ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットフレームの識別] ・802.3フレーム Flags: 0x80 802.3 Status: 0x00 Packet Length: 64 Timestamp: 12:45:45.192000 06/26/1998 Destination: ff:ff:ff:ff:ff:ff Ethernet Broadcast Source: 08:00:11:07:57:28 Length: 34 フレームの、長さフィールドに注目することで、これは802.3フレームと言うことができます。 このフレームにはプロトコルが指定されていないことから、IPXプロトコルだと言えます。
27 : ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットフレームの識別] ・SNAPフレーム Flags: 0x80 802.3 Status: 0x00 Packet Length: 78 Timestamp: 09:32:48.264000 01/04/2000 802.3 Header Destination: 09:00:07:FF:FF:FF AT Ph 2 Broadcast Source: 00:00:86:10:C1:6F LLC Length: 60 802.2 Logical Link Control (LLC) Header Dest. SAP: 0xAA SNAP Source SAP: 0xAA SNAP Command: 0x03 Unnumbered Information Protcol: 0x080007809B AppleTalk 宛先SAPフィールドと送信元SAPフィールドが常に'AA'で、コマンドフィールドが常に'03'であれば、SNAPフレームだと識別することができます。 SNAPフレームはプロトコルフィールドを持っており、これは実はイーサネットUのタイプフィールドです。 SNAPフレームは、イーサネットUフレームを802.3フレームで使えるようにする方法なのです。
28 : ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットフレームの識別] ・802.2フレーム Flags: 0x80 802.3 Status: 0x02 Truncated Packet Length: 64 Slice Length: 51 Timestamp: 12:42:00.592000 03/26/1998 Destination: ff:ff:ff:ff:ff:ff Ethernet Broadcast Source: 00:80:c7:a8:f0:3d LLC Length: 37 Dest. SAP: 0xe0 NetWare Source SAP: 0xe0 NetWare Individual LLC Sublayer Management Function Command: 0x03 Unnumbered Information 長さフィールドに加えて、宛先SAPと送信元SAPもあることから、802.2フレームと言うことができます。 802.2フレームとは、LLC情報の付いた802.3フレームだということです。
29 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット データリンク層におけるイーサネットは、イーサネットアドレッシングの役割を担っています。 また、ネットワーク層から受信したパケットのフレーム化を行います。 さらに、イーサネットコンテンション媒体方式によってローカルネットワークへ送信するための準備も行います。 イーサネットフレームには、次の4種類があります。 ・イーサネットU ・IEEE 802.3 ・IEEE 802.2 ・SNAP
30 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットアドレッシング] イーサネットアドレッシングは、一般的にハードウェアアドレッシングやMACアドレッシングと言われています。 すべてのイーサネットNICに焼き付けてあるMACアドレスは、48ビットのアドレスで一律のフォーマットで書かれています。 [MACアドレス] OUIは、IEEEによって組織に(この場合はLANベンダーに)割り当てられるものです。 次に、組織がグローバルに管理されたユニークなアドレス(ユニークと考えられるアドレス)を、製造するすべてのアダプタに割り当てます。 ベンダーが割り当てるヂリアル番号は、24ビット。 U/Lは、第46ビット目で、メーカーがグローバル(ユニバーサル)に割り当てたものである場合には、0。 ネットワークアドミニストレータがローカルに管理するものである場合には、1とすることになっています。 [MAC] Media Access Control [OUI] Organizationally Unique Identifier 24ビット。 [NIC] Network Interface Card ネットワークインタフェースカード。
31 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットフレームのフィールド詳細] ・プリアンブル 1と0が交互に並ぶパターンで各パケットの開始時に5MHzのクロックを供給します。 プリアンブルは、SFDフィールドかsynchフィールドを使って、この後にメッセージのデータ部分があることを受信側ステーションに知らせます。 ・SFD(Start Frame Delimiter)/synchフィールド SFDフィールドは、10101011。 synchフィールドは、オール1。 プリアンブルとSFD/synchフィールドを合わせた長さは、64ビットです。 ・DA(Destination Address) 宛先アドレス。 右端のLSB(Least Significant Bit)から順に、48ビットを送信します。 ブロードキャストは、オール1かhex(16進)のオールFで全デバイスに送信される。 マルチキャストは、ネットワーク上の該当ノードグループだけに捜査員される。 ・SA(Source Address) 送信元アドレス。 SAは送信側デバイスが供給する、48ビットのMACアドレスです。 右端のLSBから順に送信します。 ブロードキャストとマルチキャストのアドレスフォーマットは、SAフィールド内では使えません。
32 : 第1章 インターネットワーキング ■イーサネット ◇データリンク層におけるイーサネット [イーサネットフレームのフィールド詳細] ・長さフィールドとタイプフィールド ネットワーク層プロトコルの識別には、 802.3フレームでは長さフィールドを使います。 イーサネットUフレームではタイプフィールドを使います。 ・データ ネットワーク層からデータリンク層へと送られてきたパケットのことです。 サイズは、46〜1500バイトまでの可変です。 ・FCS Frame Check Sequence FCSはフレームの最後にあるフィールドで、CRCが入っています。
33 : 第1章 インターネットワーキング ■OSI参照モデル ◇OSIレイヤ ●物理層 [物理層] 物理層には2つの役割があります。ビット列の送信と受信です。 物理層では、DTEとDCEの間のインタフェースの識別を行います。 ほとんどの場合、DTE側で使用可能なサービスにはモデムやCSU/DSU経由でアクセスします。 [DTE] Data Terminal Equipment データ端末装置。 データ通信網に接続された機器のこと。 パソコンや通信端末、電話、FAXなどが該当する。 [DCE] Data Circuit-terminating Equipment データ回線終端装置。 データ通信において、DTEから送られてきた信号を通信回線に適した信号に変換したりその逆を行ったりする装置。 モデムやDSU、TAなどが該当する。 [モデム] modem 変調復調装置。 デジタル信号を伝送路の特性に合わせたアナログ信号にデジタル変調して送信するとともに、伝送路からのアナログ信号をデジタル信号に復調して受信する通信機器である。
34 : 第1章 インターネットワーキング ■OSI参照モデル ◇OSIレイヤ ●物理層 [CSU/DSU] CSUデバイスとDSUデバイスを組み合わせた同期通信装置。 専用回線PPPリンク上で使用します。 CSU/DSUはピアからの信号を専用回線に変換します。 [CSU] Channel Service Unit チャネルサービス装置。 専用通信回線へのローカルインタフェースを提供し、その回線を終端する同期通信装置。 米国内ではCSUはT1回線を終端します。 [DSU] Data Service Unit データサービス装置。 専用回線PPPリンク上で使用する同期通信装置。 DSUは通信回線上で使用されるデータフレーミング形式間の変換を行います。 [ピア] PPPでは、PPP通信リンクの一端にある1台のコンピュータのこと。 [PPP] Point to Point Protocol ポイントツーポイント媒体上でデータグラムを転送する標準方法を提供するデータリンク層プロトコル。
35 : 第1章 インターネットワーキング ■OSI参照モデル ◇OSIレイヤ ●物理層 [ハブ] ハブは実際にはマルチポートのリピータです。 ハブにつながったすべてのデバイスは、同じブロードキャストドメインであると同時に、同じコリジョンドメインでもあるということです。 [リピータ] 伝送信号の中継を行う装置で、2線を収容するもの。 複数線を収容するものは、マルチポートリピータと呼ぶ。 ハブは、リピータとマルチポートリピータの総称として使われる。 [ブロードキャストドメイン] ブロードキャストドメインとは、全ブロードキャストをお互いに送受信できる1つのネットワークセグメント上にいるすべてのデバイス、と定義されています。 [コリジョンドメイン] CSMA/CD方式のLAN上で、コリジョンを検出するために設定された範囲のこと。 [コリジョン] 同一の伝送路に、異なる端末からほぼ同時にデータが送出されることによって発生する、信号の衝突現象のこと。 信号が衝突すると異常な電気信号が発生されるためにデータが破損してしまう。 [CSMA/CD] Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection イーサネットの基本的な通信手順。 CS:通信を開始する前に、一度受信を試みることで現在通信をしているホストが他にあるかどうか確認する。 MA:複数のクライアントは同じ回線を共用し、他者が通信をしていなければ自分の通信を開始する。 CD:複数の通信が同時に行われた場合はそれを検知し、ランダムな時間待ってから再び送信手順を行う。
36 : 第1章 インターネットワーキング ■OSI参照モデル ◇OSIレイヤ ●データリンク層 [スイッチとブリッジ] スイッチとブリッジは両方ともデータリンク層で動作するもので、MACアドレスを使ってネットワークのフィルタリングを行います。 ASICと呼ばれる特殊なハードウェアを使うために、レイヤ2スイッOはハードウェアベースのブリッジングと見なされます。 [ブリッジ] ブリッジは、現在はスイッチと呼ぶ方が普通です。 ブリッジはブロードキャストドメイン内でコリジョンドメインを分割し、コリジョンを少なくするために使われます。 スイッチは、マルチポートブリッジです。 [ASIC] Application-Specific Integrated Circuit 特殊用途向けIC。 ASICは、遅延が非常に小さく、最高でGHzクラスの速度で動作することができます。 [遅延] レイテンシー。 フレームがポートに入ってから出るまでの時間です。
37 : 第1章 インターネットワーキング ■OSI参照モデル ◇OSIレイヤ ●データリンク層 [データリンク層] データリンク層はメッセージが適切なデバイスに配送されることを保障し、ネットワーク層からのメッセージをビット列に変換し、物理層が送信できるようにします。 メッセージをデータフレームへとフォーマット化し、宛先と送信元のハードウェアアドレスを含むヘッダを追加します。 この追加情報は一種のカプセル化を形成し、元のメッセージを包み込みます。 データリンク層は、ローカルネットワーク上の各デバイスをユニークに識別する役割を担っています。 IEEEイーサネットデータリンク層には次の2つの副層があります。 ・MAC 802.3 Media Access Control 媒体アクセス制御。 コンテンション媒体アクセス方式では、皆で同じ帯域を共有し、来たものから順番に処理を行います。 回線選択、誤り通知(訂正でなく)、フレームの順序配送、オプションのフロー制御も、この副層で使うことができます。 ・LLC 802.2 Logical Link Control 論理リンク制御。 この副層は、ネットワーク層プロトコルを識別し、それをカプセル化するという役割を担っています。 フレームを受信したホストは、LLCヘッダを見ることでそのパケットがネットワーク層のIPプロトコル宛てのものだと理解できるのです。 LLCはまた、フロー制御や制御ビットの順序付けを提供します。
38 : 毒男の http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/male/1225501636/ もう飽き飽きなんだよ! 本当にすみません。
39 : >1 かまわん、続けたまえ。
40 : 知らなくてもいいこと、いろいろあるよ
41 : 基本情報でも受けるの?
42 : 何このスレ笑える
43 :11/05/09 「奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰える」 「ほかの要因はさておき、我々の売上は、ある程度賃金に依存しているのだ。 より高い賃金を出せば、その金はどこかで使われ、ほかの分野の商店主や卸売り業者や製造業者、 それに労働者の繁栄につながり、それがまた我々の売上に反映される。 全国規模の高賃金は全国規模の繁栄をもたらす」 奥田 碩(日本経団連名誉会長 元トヨタ自動車会長)
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