「DO田舎体験倶楽部」が勉強会、情報発信は不可欠
紋別地域の官と民によって地域の観光の魅力を総合的に案内・ＰＲするＤＯ田舎体験倶楽部
（小島光夫会長）の勉強会が17日、オホーツク交流センターで開かれた。北海道大学名誉教授
で、関口情報経営研究所代表、さらにＱ旅研究会座長である関口恭毅（やすき）さんが「地域
観光発展の情報発信と活動」と題して講話した。観光関係者ら20人ほどのメンバーが聞き入っ
た。
関口代表は北海道観光の課題について①イベントで人を集めることが多く、日常のビジネス
につなげていくことができない、②客単価が低い、③大手業者の囲い込みや街の衰退によって
地域連携が困難、④使い切りの地域振興投資が主で蓄積が不足、などを挙げた。
また関口代表は観光情報について「インターネットにより観光情報は腐るほどあるが、観光
客に有用な情報は不足している」とし情報発信の難しさを指摘。その不足の内容について①情
報がいつのものか分からず、最新性に不安がある、②線・面の情報が不足している、などを挙
げていた。
これらを解消するために自身が提唱した「Ｑ旅ネット」について説明した。旅行者が希望の
予算や訪れたい場所をパソコンに入力すると、旅行プランを自動的に作成し、予約も代行する
システム。これによって散在しがちな地域観光に関わる情報を統合化し、地元からの情報提供
といういわゆる「着地観光」により情報不足が解消される。
（勉強会で講演する関口恭毅名誉教授＝写真＝）
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/111120_2.htm
ジュースとアンパンをもらって帰ってくる
これ