2011年10月1期ニュース速報アカウミガメの貴重な産卵シーン
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アカウミガメの貴重な産卵シーン
- 1 :11/11/22 〜 最終レス :11/11/23
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アカウミガメ:産卵、上陸が激減 「砂浜の環境悪化が一因」 /徳島
アカウミガメが今年、県内の海岸で産卵した回数が25回で、昨年の90回から8割近くも減少したことが、NPO法人「日本ウミガメ協議会」(大阪府)の調査で分かった。
上陸回数も前年比約6割減の69回で、いずれも同協議会が調査を始めた99年以降で最低だった06年(上陸23回、産卵10回)に続き2番目に少なかった。
同協議会は県の委託を受けて上陸・産卵調査を続けている。今年は県内28カ所の海岸を調査し、うち14海岸で上陸、7海岸で産卵を確認した。
上陸回数が最多だったのは、美波町の大浜海岸の16回(うち産卵8回)。以下、海陽町の大里松原海岸=12回(同7回)▽阿南市の蒲生田海岸=9回(同4回)−−などだった。
昨年は大浜海岸で53回、大里松原海岸で42回、蒲生田海岸で40回の上陸が観測されており、いずれも7〜8割と高率で減少した。
国内の主要な産卵地では、近年、上陸、産卵ともに増加傾向にあり、今年の上陸回数も約3%の減少にとどまったのに対し、県内は減少傾向に歯止めがかからない状態だ。
協議会は「砂浜の砂の保全に役立つ植生帯に十分配慮しないまま、自治体などが護岸工事を施すことで砂が流出している」と、上陸激減の一因に砂浜環境の悪化を指摘する。
特に蒲生田海岸は、大きく浸食が進み、悲惨な状態。協議会は砂浜の状況を把握するため、今年から定点観測も始めている。
協議会の谷口真理さんは「砂浜は一度、悪化すると元に戻るかどうか分からない。カメたちのためにも、身近な海岸がどうなっているか、まずは変化に敏感になってほしい」と訴えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000291-mailo-l36
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