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中日本高速社員、1億円脱税か 豊川の会社4億円超提供


1 :11/10/25 〜 最終レス :11/11/20
中日本高速社員、1億円脱税か 豊川の会社4億円超提供
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102490090731.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2011102499090731.jpg
 中日本高速道路(名古屋市)の社員(42)が新東名高速道路の用地を売却した愛知県豊川市の
採石会社から約4億円を受け取っていたとされる問題で、社員はこれらを所得として税務署に申告
せず、1億円前後を脱税していた疑いがあることが関係者への取材で分かった。名古屋国税局が昨
年12月、社員を所得税法違反の疑いで強制調査(査察)していた。
 採石会社は2005年12月、採石場などの土地約14万平方メートルを売却、中日本高速から
補償費込みで約70億円を得た。だが希望した120億円とは開きがあったため、採石会社の社長
によると、新たな採石場を開発するためのさらなる補償を中日本高速に要求し、確認書を交わした。
その内部工作のため、交渉担当者だった社員側に、約4億円を渡していたという。
 関係者によると、採石会社は昨年11月までの5年間、社員に請われるまま、指定口座に現金を
振り込み続けた。
 総額で約4億2千万円に上り、8割程度に当たる3億数千万円が社員個人に渡り、社員は大半を
競艇に使ったとみられている。
 中日本高速は本紙の取材に、採石会社に支払った約70億円について「鑑定に基づく適正な額だ」
とした上で、「社員は金を受け取ったことは認めているが、不正なものとして受け取ってはいない
と言っている」と説明している。
(中日新聞)2011年10月24日 10時13分

2 :
資金は測量2社経由 中日本高速社員の脱税疑惑
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102590090003.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2011102599090003.jpg
 中日本高速道路(名古屋市)社員(42)による脱税疑惑で、新東名高速の用地を売却した愛知
県豊川市の採石会社が昨年11月までの5年間、社員に託したとされる計約4億2千万円は、2つ
の測量会社の口座を経て社員の手に渡っていたことが関係者の話で分かった。振り込みはほぼ毎月
あり、1回の額が1千万円に上ったこともあったという。
 採石会社は社員に請われて、指定された同県豊橋市の測量会社に振り込み続けた。この測量会社
も社員の指示通り、入金額の大半を別の測量会社の口座に振り込んでいた。
 豊橋市の測量会社は振り込まれた金のうち、約7千万円を除いて送金。別の測量会社の実体はな
いとみられているが、ここから社員は最終的に3億4千万円前後を手にしたとされる。
 採石会社の社長(64)によると、社員は「測量費の形でひとくくりでお願いします」「上司に
は報告してある」などと言い、請求書を中日本高速の封筒に入れ持ってきた。代理で別の社員が来
たこともあったという。
 豊橋市の測量会社の社長(71)は「社員からの指示は毎回、ファクスで来た。送金先は用地交
渉で世話になった人へのお礼と理解していた」と話す。差し引いた7千万円は「以前、頼まれた測
量図面の仕事の対価と別口座への振込手数料のつもりだった」と言う。
 採石会社は2005年12月、用地を中日本高速に補償費込みの約70億円で売却。この交渉担
当者が社員だった。採石会社の社長は、用地売却に伴う、新たな採石場開発への協力を得るための
工作資金として約4億2千万円を社員に託したと説明している。
 複数の関係者によると、社員は採石会社から受け取った金を「測量での正当な報酬」と主張して
いるらしい。
(中日新聞)2011年10月25日 09時00分

3 :
ν速+板
【社会】中日本高速社員、1億円脱税か 豊川の採石会社、4億円超提供
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319543350/

4 :
不正な金ではないのか?
100万でも大金なのに、4億はあり得ないだろう
高速会社も儲かりまくりで、ナメてるな。
社員をしないとはな。
電話は到しないのかな? 中日本高速

5 :
みんなこんな桁違いな
キックバック貰ってるのか。

6 :
背任罪で立件できるだろこれ?

7 :
42歳か、公団時代だと局の課長クラスかね
5年も同じポストいるのは稀だけど民営化きてから任用制度変わったのかな

8 :
郷原委員長!
次は中日本ってことで…いいでつね!

9 :
>>1 追報道
中日本高速社員を強制捜査へ 脱税容疑で名地検
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102690091544.html
 中日本高速道路(名古屋市)の社員(42)による脱税疑惑で、名古屋地検特捜部は26日にも、
所得税法違反(脱税)の疑いで社員の強制捜査に乗り出す方針を固めた。社員は、新東名高速道路
の用地を売却した愛知県豊川市の採石会社から提供された巨額の資金を流用、競艇などに使ってい
たとされ、1億円前後を脱税した疑いが持たれていた。
 特捜部は、今回の用地交渉が、日本道路公団が分割・民営化した2005年10月前後に行われ
たことにも注目。用地買収後、社員が採石会社からの巨額資金を手にした背景や、経緯の全容解明
を目指す。名古屋国税局が昨年12月、社員を所得税法違反の疑いで強制調査(査察)していた。
 関係者によると、社員は昨年11月までの5年間、地権者だった採石会社に指示し、測量費など
の名目で計約4億2千万円を愛知県豊橋市の測量会社に振り込ませた。
 さらに、入金額の大半を実体がないとされる別の測量会社に送金させ、3億4千万円前後を手に
したとみられるが、09、08両年を含む3年間、個人所得として税務署に申告していなかった疑
いを持たれている。
 採石会社は05年12月、新東名ルートにかかる採石場を含む約14万平方メートルを売却、中
日本高速から補償費込みで約70億円を得た。この時の中日本高速側の交渉担当者が社員だった。
 採石会社の社長(64)は、希望した120億円と開きがあり、用地売却の条件として、社員を
通じ中日本高速が差額分と必要な採石場の移転に伴う損失を補償するとの「確認書」を交わしたと
主張。社員に請われて資金を提供したのは、補償を実現させるためだったと説明している。
 中日本高速によると、社員は社内調査に資金の受け取りを認める一方、「不正はない」と主張し
ているという。
 中日本高速の広報担当者は採石会社との交渉の経緯について「査察と社内調査が終わっておらず、
コメントは控えたい」と話している。
(中日新聞)2011年10月26日 09時16分

10 :
>>1 追報道
逮捕の中日本高速社員、送金をファクス指示
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102690171438.html
 中日本高速道路社員による脱税事件で、名古屋地検特捜部に逮捕された山田真己容疑者(42)
が、愛知県豊川市の採石会社「音羽開発」からの提供資金が振り込まれた測量会社(愛知県豊橋市)
に対し、別の測量会社への送金をファクスで指示していたことが関係者の話で分かった。ファクス
の発信元の多くは、中日本高速の工事事務所だったという。
 送金を指示された測量会社の社長(71)によると、音羽開発からは2006年夏ごろから昨年
11月までの5年間、ほぼ毎月入金があった。昨年と一昨年は毎月の振込額が980万円の時が多
かった。振り込みは、計4億2千万円に上る。
 ファクスの発信元は06年当初は山田容疑者が所属した新城工事事務所(現豊川工事事務所)だ
ったが、07年7月の豊田工事事務所への異動に伴い、発信元は豊田工事事務所になった。その後、
容疑者は10年7月、静岡県の沼津工事事務所に転任したが、ファクスの発信元は豊田工事事務所
のままだったという。
 測量会社は山田容疑者の指示で、振り込まれた4億2千万円の中から手数料などとして約7千万
円を受け取り、残額を別の測量会社に振り込んだ。容疑者はここから3億4千万円前後を手にして
いたとみられる。別の測量会社は、実体はないとみられている。
 音羽開発社長(64)は「山田容疑者が中日本高速の封筒に入った請求書を持参した」と話す。
容疑者は音羽開発や、資金を仲介した測量会社を信用させようとした可能性がある。
(中日新聞)2011年10月26日 17時14分

11 :
>>1 続報
中日本高速社員を逮捕 9020万円脱税の疑い
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102690132416.html
 新東名高速道路の用地買収をめぐり、中日本高速道路(名古屋市)の社員が買収先の業者側から
巨額の資金を受け取り脱税したとされる事件で、2億円余の個人所得を隠し9千万円を脱税したと
して、名古屋地検特捜部は26日、所得税法違反(脱税)の疑いで、社員の山田真己(まさき)容
疑者(42)=三重県桑名市=を逮捕し、名古屋国税局と合同で中日本高速本社などの関係先の家
宅捜索を始めた。特捜部は、巨額の資金提供の趣旨や使途などの全容解明を目指す。
 山田容疑者は、買収先の採石会社「音羽開発」(愛知県豊川市)に4億2千万円を提供させ、こ
のうち3億4千万円前後を受け取ったとの疑惑が持たれていた。逮捕容疑は2009年までの2年
間で2億4千万円の個人所得を税務申告せず、9020万円を脱税したとされる。
 特捜部によると、山田容疑者は中日本高速道路で用地買収などを担当。音羽開発が測量業務を発
注したように装い、音羽開発に対し、測量会社の口座に資金を入金させた後、測量会社の口座から
複数回にわたって山田容疑者名義の口座に入金させた。
 山田容疑者は容疑を大筋で認めている。大半を競艇に使ったとみられる。特捜部は、取り調べ過
程の全面録音録画(可視化)も実施する見通し。
(つづく)

12 :
(つづき)
 関係者によると、中日本高速は05年12月、豊川市内の新東名高速道路の建設ルート上にあっ
た音羽開発の所有地や採石権を持つ土地計14万平方メートルを70億円(移転補償費含む)で買
収した。山田容疑者はこの交渉をまとめたとされる。資金提供は、昨年11月までの5年間にわた
って続いたという。
 音羽開発社長(64)は、売却額として希望した120億円と実際の額70億円との開きがあり、
差額分と採石場移転に伴う損失を補償するとの「確認書」を中日本高速側と交わしたと主張。資金
提供はこの補償を実現するためだったと説明している。
 名古屋国税局は昨年12月、中日本高速本社などを同容疑で強制調査(査察)。山田容疑者は今
年1月、名古屋支社総務企画部付となり、自宅待機処分となっていた。
  【中日本高速道路(NEXCO中日本)】 旧日本道路公団の分割・民営化に伴い2005年
10月に設立された株式会社。1都11県で東名高速や中央道など24路線、1774キロ(今年
3月末時点)の高速道路を管轄する。建設中の新東名高速道路の愛知県域(浜松いなさ−豊田東ジ
ャンクション間、55キロ)は14年度完成の予定。取締役6人のうち2人は国土交通省出身。国
がすべての株式を保有。社員は2100人。資本金は650億円。11年3月期の連結決算は、売
上高にあたる営業収益が6592億円、税引き後利益が65億円の増収増益だった。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2011102699155752.jpg
脱税容疑で任意同行を求められる中日本高速道路社員の山田真己容疑者(右)
=26日午前7時14分、三重県桑名市で(伊藤遼撮影)
(中日新聞)2011年10月26日 16時09分

13 :
>>1 続報
不透明資金、別ルートも 中日本高速社員脱税
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102790090046.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2011102799090046.jpg
 中日本高速道路(名古屋市)の社員による脱税事件で、名古屋地検特捜部が所得税法違反(脱税)
の疑いで26日逮捕した山田真己(まさき)容疑者(42)=三重県桑名市=をめぐり、逮捕容疑
とは別の不透明な資金ルートが存在していることが関係者の話で分かった。
 山田容疑者は新東名高速道路の用地買収先の採石会社「音羽開発」(愛知県豊川市)に指示し、
同県豊橋市の測量会社と実体のないとみられる測量会社を通じて、3億4千万円前後の資金提供を
させたとされる。名古屋地検はこのうち2009年までの2年間に提供された2億4千万円の個人
所得を税務申告せず、9020万円を脱税した疑いで逮捕した。
 新たに浮上したのは、名古屋市の建設コンサルタント会社と愛知県内の土地家屋調査士の事務所
から豊橋市の測量会社へのルート。両者から測量会社に06年、計1千万円程度の入金があった。
測量会社は山田容疑者からの指示で入金額の1、2割を手数料として受け取り、音羽開発からの入
金と同じく、別の測量会社に送金していた。
 こうした事実を特捜部も把握しているもようだ。
 また、名古屋市の建設コンサルは06年、山田容疑者を通じて音羽開発から5千万円で測量を請
け負う契約を結んだことも関係者の話で分かった。音羽開発は3千万円を支払っただけで、契約は
宙に浮いた状態という。
 音羽開発の社長(64)は「新東名高速道路の用地として採石場を売却したことに伴い、新たな
採石場の開発が必要なため測量の契約をしたが、問題があるような気がして残額は支払わなかった。
本当に測量をしたかは分からない」と話す。
 特捜部は、この音羽開発からの資金も豊橋市の測量会社を経由して山田容疑者に流れた可能性が
あるとみて調べている。
(中日新聞)2011年10月27日 09時00分

14 :
採石会社に50億円上積みメモ渡す 中日本高速社員脱税
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102790164134.html
 中日本高速道路(名古屋市)の社員による脱税事件で、名古屋地検特捜部に所得税法違反(脱税)
の疑いで逮捕された山田真己(まさき)容疑者(42)=三重県桑名市=が、巨額の資金を提供し
た採石会社「音羽開発」(愛知県豊川市)と契約外の補償に関する「確認書」を交わす前に、補償
費の50億円上積みを示唆するメモ書きを渡していたことが関係者の話で分かった。補償の具体額
は最終的には確認書に記されなかったとされる。
 確認書をめぐっては、2005年12月に音羽開発と中日本高速との間で結ばれた正式な契約に
先立ち、同年4月と、道路公団の分割・民営化直後の10月に当事者間で協議が行われたとされる。
音羽開発の西郷道雄社長(64)によると、1回目の4月の協議の前に交渉担当者の山田容疑者は
「104億円プラスアルファ」と書いたメモを持参した。
 それまでの交渉で、音羽開発は「移転に伴う新たな採石場開発に莫大(ばくだい)な費用がかか
る」として120億円を要求。中日本高速は70億円を提示しており、メモを見た社長が「120
億円トータルでOKという意味か」と念押しすると、山田容疑者は「そうです」と答えたという。
 確認書は社長と山田容疑者が相談して作成し、いったんは「120億円」と補償の合計額を明記
した。ただ、2回目の協議では「数字はあまりにもリアルすぎる」と山田容疑者が提案、金額は削
られたという。
(つづく)

15 :
(つづき)
 メモ提出後に開かれた確認書の協議は、2回とも、当時、愛知県新城市にあった中日本高速の新
城工事事務所で行われ、音羽工事区の責任者である工事長も出席していた。
 その後、山田容疑者は確認書に記された補償費の支払いや、開発への協力が実現しない理由を「
(開発の)詳細設計ができてから」「現場にゼネコンが入ったら」などと説明。昨年12月、国税
の強制調査(査察)が入る直前も「どの場所へ行っても、確認書が正当なものだと自分が証言する」
と約束したという。
 音羽開発と中日本高速の用地買収交渉は10年近く長期化。交渉を担当した山田容疑者は難航す
る話し合いをまとめようとした可能性がある。名古屋地検特捜部は詳しい経緯の解明を目指してい
る。
 確認書について、中日本高速の金子剛一社長は26日の会見で「あったのかないのか調査中」と
話した。
 名古屋地検特捜部は前日に続き、27日も今回の事件で資金の流れに関与したとみられる名古屋
市内の建設コンサルタント会社など関係先を捜索している。
(中日新聞)2011年10月27日 17時04分

16 :
ν速+板
【社会】中日本高速社員、1億円脱税か 豊川の採石会社、4億円超提供
2011/10/25(火) 20:49:10 http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319543350/
【社会】社員9000万円脱税事件、中日本高速の社長が陳謝
2011/10/27(木) 11:45:16 http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319683516/
【社会】4億円ほぼ全額が競艇の舟券に 脱税容疑の中日本高速社員
2011/10/27(木) 16:57:33 http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1319702253/

17 :
架空請求書、50回超作らせる 新東名道めぐる脱税事件
http://www.asahi.com/national/update/1029/NGY201110290034.html
 新東名高速道路の用地買収をめぐる脱税事件で、逮捕された中日本高速道路社員の山田真己容疑
者(42)が、資金提供の仲介役の測量会社に五十数回にわたって実態の伴わない測量費の請求書
を作らせ、自らが受け取って買収先の採石会社に渡していたことがわかった。捜査当局は山田容疑
者が取引の体裁を整えることで、自らに不正な資金が流れていることを隠す工作を図ったとみてい
る。
 山田容疑者は2006年から約5年間にわたり、採石会社から測量会社や山田容疑者の知人男性
を経由させて、約4億円を受け取ったが故意に申告せずに脱税した疑いが持たれている。
 関係者によると、山田容疑者は、中日本高速の事務所のファクスを使って測量会社に対し、採石
会社あての請求書の作成を指示。測量会社から送られてきた請求書を、自らが出向いて採石会社に
手渡したという。
http://www.asahi.com/national/update/1030/images/NGY201110290041.jpg
請求書と不正資金の流れ
朝日新聞 2011年10月30日15時3分

18 :
中日本高速社員が1000万円架空発注 土地家屋調査士を経由
 中日本高速道路(名古屋市)の社員による脱税事件で、名古屋地検特捜部に逮捕された山田真己容疑者(42)が、
愛知県豊川市にある2つの土地家屋調査士事務所に測量業務を発注したように装い、発注元の中日本高速から代金の
一部をだまし取った疑いがあることが関係者の話で分かった。
 いずれも測量の実態はなく、山田容疑者による架空発注の可能性が高い。
 中日本高速が支払った測量の代金は計約1千万円に上るとみられる。
 新東名高速道路の用地を売却した採石会社「音羽開発」(豊川市)の資金提供をめぐる脱税容疑の場合と同様、山田容疑者は
同県豊橋市の測量会社、架空の測量会社を経由させて金を手にしていたらしい。
 特捜部も、音羽開発からのルートとは別に、中日本高速が支出した金の流れが存在していることを把握しているもようだ。
 複数の関係者によると、山田容疑者は2007年、2つの土地家屋調査士事務所に中日本高速からの測量業務を依頼。それぞれ
架空の請求書を作成する手数料分を除き、代金を豊橋市の測量会社に送金させたとされる。
 両事務所は本紙の取材に「捜査中なので何も話せない」、中日本高速の広報担当者は「捜査中なので答えられない」とコメント
している。
 山田容疑者は06年以降、音羽開発に測量費名目で資金提供を依頼。07〜09年の3年間で3億4千万円前後を受け取ったと
される。特捜部は08、09両年に提供された2億4千万円に絞って、個人所得を申告せず9020万円を脱税したとして山田
容疑者を所得税法違反(脱税)の疑いで10月26日に逮捕した。
 山田容疑者は脱税行為そのものは認めたが、得た金は「測量の報酬」と説明しているとみられる。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011111290090827.html

19 :11/11/20
中日本高速社員 再逮捕
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011111502000176.html
 新東名高速道路の用地買収に絡む脱税事件で、名古屋地検特捜部は十五日、架空の業務発注で中
日本高速道路から資金をだまし取ったなどとして、詐欺と所得税法違反の疑いで、同社社員山田真
己容疑者(42)=三重県桑名市=を再逮捕した。
 再逮捕容疑は二〇〇七年一〜六月、土地家屋調査士二人に測量業務を発注したように装い、八回
にわたって中日本高速に支払わせた約千五百二十万円を詐取した疑い。
 また、〇七年に用地交渉先の採石会社「音羽開発」(愛知県豊川市)から測量費名目で受け取っ
た分と合わせ計約七千六百七十万円を申告せず、所得税約二千六百三十万円を脱税した疑い。
 特捜部によると、いずれも愛知県豊橋市の測量会社と実体のない別の測量会社の口座を経由して
おり、手数料などを除いた額を山田容疑者が受け取っていた。
 一方、特捜部は十五日、〇八〜〇九年に音羽開発から測量費名目で受領した約二億四千六百万円
を申告せず約九千万円を脱税したとして、所得税法違反の罪で山田容疑者を起訴した。
 音羽開発は取材に、現金の提供を続けた理由を、採石場の移転をめぐり正規の契約額を超える百
二十億円の補償費支払いを取り決めた「確認書」を履行してもらうためだったと説明している。
東京新聞 2011年11月15日 夕刊

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