【ポーランド/コラム】戦災免れ、今でも中世の風情のこる古都「クラクフ」　映画「シンドラーのリスト」の舞台にも[10/24]

1 ：11/10/24 〜 最終レス ：11/11/01

　ポーランド南部の商工業・文化の中心都市クラクフは、今でも中世の風情が残る
由緒ある街だ。また、観光地としてそれほどメジャーになっていないため、東欧らしい
キャラがぎっしりと保全された貴重な街でもある。博物館、美術館など数多くの文化
施設も存在し、じっくりと３〜４日滞在してみても、決して期待を裏切ることがない隠れ
たホットスポットといえる。
　■映画の舞台にも
　人口約８０万人のクラクフはポーランド第２の都市で、１３２０〜１６１１年には首都
だった、ポーランドで最も歴史的な街として知られる。街は８世紀に成立したが、
１３世紀にモンゴル軍の来襲によって一度破壊された。しかし、１４世紀には盛期を
迎え、ポーランド最古でスラブ人がつくった最初の大学でもあるヤギェウォ大学
（クラクフ大学）が１３６４年に創設された。天文学、数学の名門であるヤギェウォ
大学は、当時の常識を覆す地動説を唱えたポーランドの天文学者、ニコラウス・
コペルニクス（１４７３〜１５４３年）を輩出したことでも知られる。
　街には大小２０を越す大学があり、約２１万人の大学生を抱える学生街としての
横顔もある。
　ポーランドは第二次世界大戦で、ドイツ軍によってほとんどの都市が壊滅されて
しまったが、クラクフはドイツ軍の司令部が置かれ、大戦末期にも反攻に転じた
連合国軍が歴史的建造物に配慮して空爆を避けたため、奇跡的に街並みが保全
された。旧市街地は１９７８年に世界文化遺産に登録されている。
　中世以降、迫害を逃れた多くのユダヤ人が居住した街でもあり、ユダヤ人コミュ
ニティーのカジミェシュ地区は映画「シンドラーのリスト」の舞台になった。映画を
観た人がクラクフを訪れると、きっとグッとくるものがあるはずだ。
　■オシャレな「美人大国」
　７月にクラクフを訪れたＡＰ通信のキャリン・ルソー記者は、「観光地としての
潜在力に富んだ街」とクラクフを称し、現在、年７００万人とされる観光客は近年中に
急増するであろうと分析している。
　観光スポットとしては、旧王宮であるバベル城や聖マリア教会、織物会館などが
有名。博物館・美術館は、国立美術館を筆頭にレオナルド・ダ・ヴィンチの「白テンを
抱く貴婦人」を所蔵するチャルトリスキ美術館などがお薦めだ。変わったところでは、
葛飾北斎など日本美術のコレクションが展示されている「日本美術・技術センター
『マンガ』館」も興味深い。
　食の味わいも、安くうまい。代表的ポーランド料理として知られる、餃子に似た
ピエロギはぜひ試してみる価値がある。
　クラクフは街並みを歩いてみるだけでも十分に楽しい。目を奪われるのは、
歴史的建造物ばかりではない。ロシア系、ドイツ系、ユダヤ系…と、いろいろな
人種が混じっているためかポーランドは知る人ぞ知る「美人大国」なのだ。女性は
いつもオシャレに気を遣っている。
　日本から訪れるには、ツアーを利用するのが便利だろう。最近は、ワルシャワや
チェコの首都プラハなどとクラクフとの２都市でセットになった１週間程度の手軽な
ツアーが数多く出ている。西欧とは一味も二味も違ったヨーロッパと出会えるに
違いない。（ＥＸ編集部／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111024/erp11102412140003-n1.htm

2 ：

>>1画像
ポーランド・クラクフ
http://sankei.jp.msn.com/images/news/111024/erp11102412140003-p3.jpg
クラクフの中央広場。中世から残る広場としてはヨーロッパ最大とされ、広さは
約４万平方メートルある。中央の建物はルネサンス様式の「織物会館」で、
そびえ立つのは旧市庁舎の塔＝７月１４日、ポーランド（ＡＰ）
http://sankei.jp.msn.com/images/news/111024/erp11102412140003-p1.jpg
ポーランド名物のピエロギ。餃子に似て、焼いたもの茹でたもの揚げたもの
等々、多様なバリエーションがある＝７月１２日、ポーランド・クエクフ（ＡＰ）
http://sankei.jp.msn.com/images/news/111024/erp11102412140003-p2.jpg

3 ：

ピエロギがビーツのスープに入ったやつ食べたことある。うまいよー。

4 ：

クラコフか、、、味があっていいとこだぞ(^o^)
オシフェンチム(アウシュビッツ)にも近いし、いっぺん見に行けばいい
ベリチカの塩田も近い、、、
一週間くらいいてもいいな〜

5 ：

クラクフの街はマルコポーロの冒険の最初のほうみたいでかっこいい

6 ：

マンガ館は刀しか無かったが今はどうなってるんだろう
塩田もびっくりだった
夜に日本人から駅でBerlinへ行きたいと言ってた人がいた
市内は歩けるからし空港から鉄道があるから便利だし
美人が多いのは同意

7 ：

独ソ戦初頭 クラクフを占領したドイツ軍が見たものは…この世の地獄であった
とある建物の床に固まった血液が数センチ…血の海が乾燥した跡だった
NKVDによる拷問の跡だ
さすがのドイツ軍も目を背けたと言う
ポーランド東部は開戦後ソビエトに占領され各地でこのような残虐な行為が繰り返されていたのだ
近年公開されたアンジェイワイダ監督の「カティン」に詳しい

8 ：

>>7
近年公開されたアンジェイワイダ監督の「カティン」に詳しい
DVD借りに行こうっと！！
先の大戦で日本も独逸も負けたからずっ〜〜〜〜〜〜と悪く言われ続けてるけど。
戮の数残虐さではアメリカ合衆国とロス毛国には、足元にも及ばない。

9 ：

東欧には一度行ってみたい
東欧史は意外と面白い

10 ：

>>7
まてまて。
どういう地理感覚してるんだ。

11 ：

年少の息子は怖がりで泣き虫で、汚れるのも嫌いで
でもとても優しいし、姉が怒られて泣いていると
自分も恐怖で号泣しながらも親に立ち向かってくるんだ。
そんな子が戦争に行ってしたりされたり
戦場をドロドロにズルズル歩いてるとか思うとたまらない気持ちになる。
戦争しなくて済むように国益に大してもっときっちりと振舞って欲しい＞政府
ギリギリまで追い詰められたら戦争するしかなくなるんだから。

12 ：

クラクフは美しい街だよ
世界遺産にも登録されてるし
とくに夕映えのクラクフの美しさは
生きてる内にいっぺん見ておいた方がいい

13 ：

>>6
相変わらず刀ばっかりだったよ

14 ：

>>7
出鱈目言うな
クラクフはポーランド侵攻からドイツ軍敗走までずっとドイツ・スロバキア連合軍が占領していた
そしてクラクフがあまりにも美しい街だからドイツ軍は気に入ってしまい、ヴァヴェル城にポーランド占領ドイツ総督府総司令部を置いて、街並みを破壊せず大事に保存していた

15 ：

>>11
そんなあなたに、ヘンリク・グレツキの交響曲第三番「悲しみの歌のシンフォニー」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4720637
海外の音楽雑誌のアンケートでは「世界で最も美しい曲」のひとつとされる

16 ：

>>5
金色の板のパスポートを与えられて王に護衛された話か

17 ：

>7
カティンの森とクラクフが何キロ離れてると思ってるんだ
お前には明日からシベリアで、樹を数える仕事か、穴を掘る仕事か、穴を埋める仕事か、森の妖精さんにケツを掘られる仕事のいずれかに就くことを命じる

18 ：

樺太でピウスツキの息子さんと、家のジイサンと知り合いだったらしい。

19 ：

ピウスツキの兄貴の子孫はみんな日本人で、戦後は本宅を樺太から北海道に移しているそうだね

20 ：

すまん忘れてた
貴族ピウスツキ家の男系の子孫は世界中でその日本人の家族だけらしいね
ということはピウスツキ家のポーランドやリトアニアにおける土地や家財などの財産は、その家族が請求してもいいんじゃないかな？

21 ：

マンガ館 http://www.manggha.krakow.pl/
から、ワイダ監督、ピウスツキ迄、ざっと行ってきたよ w
I remember every detail to this day and I think that the Japanese Centre,
standing today by the Vistula river, originated to a large degree from
the extraordinary event, which was my encounter with Japanese art here, in Krakow.
ビスラ川の畔に建ってるのか？
ワイダ監督のマンガ館から、ピウスツキの弟将軍のビスラ川の奇跡まで微妙に繋がっていて面白かった。
ちょっとした、大変なもんだね。嫁にしても w

22 ：

これのどこがニュースなんだよ

23 ：

ドレスデンはぶっ壊されたがな

24 ：11/11/01

>>23
ワルシャワ、グダンスク、ポズナン、ヴロツワフもな
ポーランド人は丁寧に直した
そしてワルシャワは世界遺産となった
ワルシャワ歴史地区のあのすばらしい精密さと保全努力に比べてドレスデンの修復やその後の景観保全はあまりに出鱈目で雑でひどい
だから最近、ドレスデンは世界遺産強制取り消しという恥ずかしいことになった