2011年10月1期ニュース国際+【イタリア】「究極の格下げ」に直面するベルルスコーニ首相--FT[11/10/26]
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【イタリア】「究極の格下げ」に直面するベルルスコーニ首相--FT[11/10/26]
- 1 :11/10/26 〜 最終レス :11/10/29
- ソースは
http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C9381959FE0E7E2E69A8DE0E7E3E2E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;dg=1;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2
http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C9381959FE0E7E2E69A8DE0E7E3E2E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;dg=1;df=2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2
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(2011年10月25日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
イタリアが引き起こしたわけではないソブリン債務危機へのお粗末な対応について、仲間の政府首脳から
公の場で嘲笑される。これだけでも十分ひどいことだ。
しかしシルビオ・ベルルスコーニ首相はこの後、ローマに戻ると、弱体化したイタリア政府が
欧州連合(EU)の「特別管理」下に置かれる恐れがあるとの報道を目にすることになった。
■他国の信頼失う伊首相
EUの創設メンバーであるイタリアにとって、「主権の喪失」と解釈されるこの状態は、
スキャンダルと3件のを抱えた首相の究極の格下げのように見える。
ベルルスコーニ首相は24日、イタリアの改革について話し合う閣議で、欧州の批判派に
次のように反論した。
「EUには自分自身を特別管理の担当者に指名できる者はいないし、選挙で選ばれた政府や
欧州の人々に代わって発言できる者もいない。誰もパートナーに説教できる立場にはない」
複数のイタリア政府当局者は内々に、EUの首脳たちはベルルスコーニ首相を個人的に軽蔑しており、
それがイタリアに対する彼らの判断を曇らせていると話している。
来年の選挙で再選を目指すフランスのニコラ・サルコジ大統領の場合は、
フランス自体の経済面の弱さを覆い隠しているという。
だが、当局者らはそんな見解がもう通用しないことも承知している。
市場では、イタリアがギリシャ危機の感染拡大を止められないとの見方が次第に強まっているからだ。
先週、ドイツのアンゲラ・メルケル首相がイタリアのジョルジョ・ナポリターノ大統領に電話した時に、
懸念の度合いが浮き彫りになった。
リークされた情報によれば、メルケル首相は、予算削減を実行し、改革の約束を果たす力が
ベルルスコーニ首相にあるのかどうか、また同首相に代わる人物がイタリアにいるかどうか
知りたがったという。
■説得力ある計画打ち出せるか
外交筋によると、週末の首脳会議で居眠りするふりをしたベルルスコーニ首相は、
26日に開催される次回ユーロ圏首脳会議までに説得力のある計画を出すよう求められた。
これは明らかに、欧州中央銀行(ECB)がイタリア国債を追加購入する前提条件であり、
先々、国際社会による全面救済までの経過措置として、強化された欧州救済基金が同国国債を
購入する必須条件だ。
対立の絶えないイタリア連立政権が最初に経済政策について指示を受けたのは今年8月。
イタリア国債の利回りが急騰して6%を超え、ECBが救済の条件として2013年までに赤字を解消する
新たな予算の策定と、成長を後押しする包括的な改革策を求めた時のことだ。
予算は先月正式に可決されたが、改革についてはまだ議論が続いており、イタリア政府は
ECBが定めた9月30日の期日を守れなかった。市場の信頼が損なわれ、国債利回りは再び
じりじり上昇し始めた。
-続きます-
- 2 :
- -続きです-
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■団結には外部からの圧力が不可欠か
野党を含む政界エリート層への信頼を失った多くのイタリア人にとって部外者による特別管理は、
まさに必要なことだ。ベルルスコーニ首相にとっては、本物の改革に向けて内閣を一致団結させるのに
必要な援護と圧力になるかもしれない。
実際、ベルルスコーニ首相は、自身は年金制度を改革し、退職年齢を(側近の話では67歳まで)
引き上げたいと思っているが、連立政権のパートナー政党である北部同盟に阻止されたと話している。
ユーロ懐疑派の北部同盟は24日、年金支給開始年齢の引き上げへの反対を改めて表明した。
党首のウンベルト・ボッシ氏は、この問題に関するEUからの圧力など「知ったことではない」と述べた。
だが、ポピュリストであると同時に実利的なボッシ氏は、政権の生き残りがかかっていることも
分かっている。
■必要な政策を決められない政府
1兆9000億ユーロ(2兆6500億ドル)に上る債務の山を削減し、停滞するイタリア経済を
浮揚させるためにすべきことは、よく知られている。
EUとECB、イタリアの財界人は既にリストを用意している。すなわち年金制度と労働市場を改革し、
官僚主義を廃し、女性と若者をもっと労働市場に参加させ、専門職を保護する壁を切り崩すことだ。
「イタリアの財界エリート層は、やらねばならないことを十二分に分かっている」。
金融大手みずほインターナショナルの欧州担当チーフエコノミスト、リカルド・バルビエリ氏はこう話す。
「だが、政府には主導権を取る政治的な意思がない…その結果、欧州におけるイタリアの政治的影響力は
弱まり、今後も低下し続ける」
危険なのは、重要な政策決定がなされない場合、向こう3年間で約6500億ユーロの債務の借り換えが
必要なイタリアが、正式な救済を要請せざるを得なくなる事態だ。
正式救済となれば、イタリアの政策立案は前例のないレベルの干渉を受けることになる。
By Guy Dinmore
-以上です-
- 3 :
- 次はイタリア抜きの約束だったはず
- 4 :
- サッカーの勝敗のように八百長して誤魔化せばいい
- 5 :
- 彼の下ネタは鉄板です
- 6 :
- ケンチャナヨ
- 7 :
- べるるタン
- 8 :
- ギリシャ程度ならまだどうにかなりそうだがイタリアとなるともう手に負えないよなあ
大恐慌の可能性ある?
- 9 :
- 次の戦争はイタリア抜きでな
- 10 :
- ギリシャ、ポーランド、スペイン、イタリア。ハローグッバイ。
- 11 :
- どこもかしこも、政治が決定できないって、何か構造的な問題でもあるのか?
- 12 :
- イタリア人は奴隷階級に落とされるってこと?
- 13 :
- >>11あるだろ,主権者の大衆がバカ
- 14 :
- 先の大戦の教訓
米国とは戦うな
ロシアは信用するな
中国には深入りするな
朝鮮には関わるな
次はイタリア抜きで←New!
- 15 :
- FX ユーロ円 S だね
あがっても 120円まで
- 16 :
- 今、多くの人がこのシリーズを観て、「覚醒」しています。→ http://www.youtube.com/watch?v=zWPAktCuzK4
>きっと、「最強の武器」になるのでは・・・・!?
>みなさんの情報拡散(貼り付け)を切に願います!!
>(売国奴政治家の黒幕、つまりCIAの直の手先は、勝栄二郎事務次官ですよ。)
- 17 :
- >>13
そういう意味では独裁ってベターな選択かもしれないよね
- 18 :
- >>17
独裁の欠点は、
1:独裁者が有能である保証がない
2:独裁者が有能であり続ける保証もない
3:独裁者を糾弾する合法的な方法がない
4:独裁者が倒れた時の混乱が酷い
というわけで俺は寡頭制を推す
- 19 :
- イタ公なんか戦前から格下げされまくっているよ。
何?前大戦の総生産機数が、零戦の総生産機数以下って
パスタだけ生産してりゃ良かったんだよぉ。
- 20 :
- >>13
ちげーだろ、政治が機能喪失するのは、ワイロによって
1人1票の民主制が崩壊して、1ドル1票の金権寡頭制になっているから
大衆がバカだからではなく
大衆から主権を簒奪した貴族が、「国を食い物にして蓄財して海外に逃げる」からだ
--------------
>>18
1)独裁君主にとって、自国は「家産」である。ゆえに自国の滅亡は望まない
2)金権寡頭貴族にとって、自国を富裕減税や脱税や早期定年で食い物にして
自国を傾け、私腹=家産を肥やし、海外に逃げたほうがいい
3)民主国家の民衆はバカだけど、海外に逃げられないから自国の滅亡を望まない
寡頭制(オリガ−キー)は、国を滅ぼす
世界中の、国家が傾いているのは、貴族に食い物にされているからだよ
富裕減税(法人減税や無利子相続免税国債)、脱税、補助金
定年引上拒否(=じじいの食い扶持を企業雇用で支えず、年金会計に押付ける)
は4大食い荒らしアイテム
>ベルルスコーニ首相は、自身は年金制度を改革し、退職年齢を(側近の話では67歳まで)
>引き上げたいと思っているが、連立政権のパートナー政党である北部同盟に阻止されたと話している
北部同盟=イタリアの金権寡頭オリガルヒは、日本経団連と同様に
老人なんか姥捨てして、自社の人件費をカットして、国の年金会計を炎上させたがっている
イタリア経団連にとって国の年金会計なんてどうなろうと知ったこっちゃないが
イタリア団塊は早くリストラして自社の人件費を節減して、イタリア年金会計におしつけたい
イタリアが財政破綻したらスイスの銀行に溜め込んだ金で優雅に暮らす・・ってわけ
- 21 :
- >>20
超基礎的な質問で申し訳無い。
「一人一票」が「一ドル一票」に変える方法はどんなものなのでしょうか
- 22 :
- >>20
どの政体でも国を滅ぼしてる過去を持つからその反論はないな
1から3まで良かれと思ってトンデモないことをする危険性は一緒
独裁者はそれを止める人が居ないから暴走する
大衆は自身が暴走すれば誰も止められなくなる
国ってのは悪意からだけではなく、善意からでも滅ぶ
あと現在の間接民主制の欠点は、
政治に対する無関心が最大だと思うけどね
投票するのが過半以下だから、
確実に投票する集団の利益誘導しておけばおkみたいな流れが民主制の利点を損なってる
- 23 :
- >>20大衆がバカじゃないならそれらは防げる
>>22バカだから無関心なんだろ
- 24 :
- >>13
国民がバカって、言っちゃうと思考停止しちゃわない? 常に素晴らしい独裁者を選ぶ方法があればなぁ
- 25 :
- 普遍的にバカなわけじゃない
あくまで現状
- 26 :
- >>20
お前バカだろ。
北部同盟の支持者は、北部の低所得者、低学歴が中心で保守的なポピュリスト政党だ。
根強い支持もあるが反発も強い。
強いて日本で一番近い政党をあげれば公明党と言ったところ。
- 27 :
- >ヘアカット概ね50%で決まりみたい。
>ただしこれは額面の50%保障でなく【購入金額】の
>15%現金+35%相当の30年国債(EFSFの保障なし)で支給
>つまり、このままいけばイタリア、スペインの国債は売れなくなり
>EUショック到来になるんじゃないのかな
これマジなん?
- 28 :11/10/29
- 至高の格下げで対抗だ
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