11月1日 7時56分
来年秋のアメリカ大統領選挙で共和党候補として高い支持を集めるケイン氏について、
アメリカの一部メディアはケイン氏が全米レストラン協会の会長時代に女性職員に対し、
セクハラ行為を行い、抗議を受けていたと報じました。
アメリカの一部メディアは、先月３０日、大統領選挙に共和党から立候補している
ケイン氏のセクハラ疑惑について報じました。
それによりますと、ケイン氏は、全米レストラン協会の会長を務めていた１９９０年代に
女性職員２人に対してセクハラ行為を行ったと抗議を受け、示談金を支払っていたとしています。
これらの女性は口外しないことを条件に金を受け取り、すでに協会を離れているということです。
これに対し、ケイン氏は、先月３１日、ワシントン市内で会見を行い
「全米レストラン協会に在籍した際、『セクハラ』で抗議を受けたが、それは事実誤認に基づくものだった。
私は、これまで『セクハラ』を行ったことなどない」と述べ、一連の報道を否定しました。
元ピザチェーン店経営者のケイン氏は、明快な語り口と独自の税制改革案によって有権者の支持を集め、
一部の世論調査で共和党の候補者の中でトップに立つなど台風の目となっていただけに、
アメリカメディアは今回の事態を大きく報じており、今後の共和党の候補者選びに影響が出ることも予想されます。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111101/t10013642141000.html
('仄')ﾊﾟｲﾊﾟｲ
