2011年10月1期のほほんダメのほダメなリレー小説を書きませんか2
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30歳吃音で躁鬱で乱の派遣社員です。
俺と豪快に風呂はいらねーか豪快に!
今何してるー?
うたをうたうスレ Track 5
のほダメなリレー小説を書きませんか2
- 1 :08/12/06 〜 最終レス :11/06/27
- 働きたくない主人公に未来はあるのか・・・
前スレ のほダメなリレー小説を書きませんか
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/nohodame/1172584502/
- 2 :
- 今までのあらすじ
働きたくない主人公(推定20岱・男性)は引きこもりな1人暮らし。
夢幻のような人々に翻弄されながら、今日も働かないのであった。
- 3 :
- 登場人物
主人公
たぶんニート。たまに外にでたりアグレッシブになるが基本はダメな人。
- 4 :
- ニトリン
自称ニートの妖精。
主人公が働かないように囁きかける。
主人公に握りつぶされるが復活。
- 5 :
- おっちゃん
主人公が1人ボート漕ぎに挑戦したボート売り場のもぎりだったが、
なぜか主人公を気にいり一時同居。謎の人。
- 6 :
- マルチ
マルチ商法を主人公にすすめる高性能美少女型ロボ。
現在同居中。
- 7 :
- なぜか俺の部屋の主のようにふるまうロボがいう。
「はわわ、愚民どもにクィーン・クックウェアの素晴らしさを分からせるために鍋パーティやるです」
どんどん厚かましくなってくな、こいつ。
「へえ、それはいかがわしい・・・もとい美味しそうですね。しかしマルチ様、
この部屋は狭くてそんなに入れないから公民館でも借りれば・・・」
マルチはくわっと目を見開いた。
- 8 :
- 「バカがっ・・・・・・!
足らんわっ・・・・・・ まるで・・・・・・!!
私は・・・ もっともっと・・・ 欲しいんじゃっ・・・・・・!
円を・・・! ドルを・・・! ユーロを・・・元を・・・!
邁進せよっ・・・・・・!
掻き集めるんじゃっ・・・・・・! 世界中の金をっ・・・・・・!
人間の欲望は つまるところ金につきるっ・・・!
それを牛耳るこそ・・・・・・ 王っ・・・・・・!
築くんだっ・・・・・・! 王国をっ・・・・・・!
容赦なく勝てっ・・・! 王国実現のためっ・・・・・・!」
言い終わったマルチロボはにっこりほほえんだ。
「王国って!?」
「というわけで、この部屋は私のものなので出てってくださいですぅ」
- 9 :
- 「いやっ!だからっ!あのねっ!」
俺はハァハァしながら抗弁する。
「圧力鍋の実演ならっ!基本は公民館か貸し店舗に老人を集めるところからでしょ!そうしようよっ!!」
「なるほど!聴衆が公民館に入ったら出入口を密封し、ほどよく圧力をかけて頭が茹であがったらサインさせるのですね!」
「・・・いや、それ圧力をかける対象を間違えてるから・・・」
- 10 :
- 「つまり20世紀最大の発明たるMLMに圧力をかけられている
ということですか! まったく愚民どもはこれだから困りますね。
それならまずはここでやりますから、今すぐおまえのともだちを2〜3人呼べです。
できれば年収1000万円以上の奴がいいです」
ギクリ。ともだち・・・。
「いや、マルチ様、その、ないそでは振れないといいますか、あの・・・」
- 11 :
- かわりにティムコを振って急場をしのいだ。
- 12 :
- 「やっぱりバス釣り用品ならティムコだよな」
ティムコで購入した竿をピュンピュン振る。
引きこもりな俺はリアルな釣りをしないが、こうして脳内フィッシングを楽しむのだ。
「おっ、キタキタ――――――ッ!大物だぜっ!」
こうして現実逃避していると、実に落ち着いてリラックス出来る。
- 13 :
- マルチは竿を見て急に叫んだ。
「オレたちディストリビューターはな! そこら辺の大手へのプレゼンや、馴染みの取引先で、
「契約ください」「契約してください」って、馴れ合いで商売している
営業マンどもとはわけが違うんだからな。
「契約させる」と心の中で思ったならッ!
その時すでに判子は捺させているんだッ!」
- 14 :
- 血を吐くようなマルチの叫びに、俺は現実に戻った。
「マルチ、そんな物言いでは友達も信頼も無くしてしまうよ?」
「ふ、ふん!マルチどうせ友達いないです。信頼なんて要らない。社会では実績がすべて!頑張ったけど駄目でしたなんて通用しない。勝てば官軍なのです!」
勝てば官軍・・・それは競争社会においてもてはやされる自己正当化の呪文だった。
「成り上がって十分な資金力の確保に成功すれば、法に触れていても政治献金で黙らせる事さえも可能なのですっ!」
- 15 :
- うわぁ…。
駄目だ。俺も駄目だが、この少女はもっと駄目だと感じた。
「ねえ、俺達じゃ友達になれないかな…?」
「え、ええっ…! お、お友達ですかっ? ふ、ふん!からかってますね。マルチにお友達なんて…お友達なんて…」
マルチは顔を赤らめて視線をそらす。
やはり、根っから悪い子では無いと思えた。
- 16 :
- 「大丈夫だ。俺だって友達は2ちゃんねるだけさ。
だから、俺と…その…」
「分かったですぅ。マルチも2ちゃんねると友達になるですぅ」
美少女ロボは勝手に俺のPCを立ち上げ、ブラウザをいじっている。
「ありました、へぇ、これが噂の2ちゃんねるですか」
さっそくおきにいりの板を見つけたのか、なにやら構想でキーボードを
売っている。さすがロボットだけにコンピュータは得意なようだ。
「えへへ、マルチが立てたスレにみんないっぱいレスくれるですぅ」
なぜか背中が寒くなり画面に近づいていく。
- 17 :
- 予想に反して、レスのほとんどは肯定的なものだった。
その内容は・・・。
〈MLMって確実に儲かるよね。俺もっと早く知りたかったよ!〉
〈これなら仲間も増やせて楽しいし、夢も叶いそうです〉
〈それって本当?どうすれば出来るの〉
〈ここに行ってみな。まずはスターターキットを手に入れるんだ〉
・・・おかしい。
おかし過ぎる!
何が起こってるんだ!?
- 18 :
- マルチはほくそ笑んでレスを見詰めている。
「くくくっ…全国に潜みしわが姉妹達は優秀です」
な…、マルチに姉妹がいたのか!?
俺は恐怖に駆られパソコンの電源ケーブルを引き抜いた。
真っ暗になったモニターを見てマルチが叫ぶ。
「アンビリカルケーブル断線!マルチ、暴走モードに入ります!」
- 19 :
- 「バオオォォォォォ!!!」
背中から金属の羽がはやしたマルチ。
「確編モードに入ったですぅ! 今ならcore i7にも負けません!
ちょっといってくるですう」
マルチは窓ガラスを割って外に飛び出した。
10分後…。
満足そうな笑顔で玄関から帰ってきたマルチ。姿はもとに戻っている。
「ご近所127世帯すべてにア〇ウェイ浄水器をつけてきたですぅ!」
- 20 :
- 「あらあらまあまあ、米ナスダックの元会長がネズミ講で逮捕ですって」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081213AT2M1300N13122008.html
マルチロボがPCのニュースを見て微笑んでいる。
色白な美少女の輝くような笑顔はまるで天使のようだ。
「ネズミ講なんて破綻するに決まってるのに、アホですね〜。
やっぱり現物あっての商売ですから。みなさんに素晴らしい我らが商品と
健康をおすそ分けしないといけないのであります」
- 21 :
- 「そういえばお前は体が弱そうですね。色白で貧弱そうです」
「なっ…! いえいえ、健康ですよ?」
「ふふん、ヒキが健康なわけ無いです。取り敢えずはその目!」
「うひゃ!?」
「パソコンモニターから出る電磁波と紫外線の影響で、近眼、ドライアイ、疲れ目になってますね!」
「ひいいっ!御構い無く!そんなの気にしないでっ!」
- 22 :
- 美少女ロボマルチは優しく微笑んだ。
「くふっ、お兄ちゃんたら何を心配してるの?」
「何ってお前…!」
「心配しなくても、マルチ良い商…食品知ってるです」
「お前今何か言いかけただろっ!?」
- 23 :
- 「心配しなくていいですよ。今は経産省対策、もとい様々なニーズに対応して
買うだけ会員も奨励してますから」
マルチロボはちょっとそでが長い制服につつまれた細いうでを体の前でくっつけるように
前へのばし、上目遣いで俺を見上げながら何かを差し出した。
ドキッ。あまりのかわいらしさに思わず目をそむけてしまう。
こんなどうみてもIS規格とってない非合法ロボットに何故ときめくんだ、
しっかりしろ俺。
でも…。ちらりと美少女ロボを見ると、あいかわらず天使のような笑顔で俺を
じっと見ている。これならたとえ人間じゃなくったって…。アトムだっているしな…。
「はい、ニュートリプルXです。これ以外にもおまえの貯金は全部素晴らしい健康食品に
代えておいたですよ。私って親切さんですぅ! でも予算がしょっぱすぎて1週間はもたない
から早く働けですぅ!」
- 24 :
- 「ぐあっ!俺に働けと言うなあっ!」
「ふん、そんなセリフは自分で税金納めてから言うです。失業者にも成れない高卒プーは汗水流して働け!」
「ぐはーーーーーっ!」
「お前の稼ぎなんて、せいぜいアフィで300円がやっとです!失業した派遣社員に土下座して謝れです!!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
「謝ってすむならハローワークは要らないです!」
- 25 :
- ゴゴゴゴゴ…。
「なあねずみ講ロボよ」
「MLMはねずみ講じゃ…」
「人間にとって一番大事なのは何だと思う?」
「お金ですっ!」
「ふふ、からくり人形には分からんか。人間にとって大事なもの、
それは『誇り』だッ。そしててめーは俺の誇りを傷つけた!」
「うう、たしかにちょっと言い過ぎたですぅ」
「俺の一日はネットに始まりネットに終わる。俺の人生でどれだけの
時間がネットに依存してると思ってたんだ。そんなネットを知り尽くした
この俺がアフィリエイトで300円だと!?」
「そっちですか」
「今から俺がさくっとサイトを作って証明してやるぜ!」
- 26 :
- できた!
【美少女ロボのドキドキ☆ブログ】
こっそりしていたマルチの写真を適当にアップして、
アフィリエイトを貼りまくる。
これでアフィリ成金間違いなしだな。
うひひ。
- 27 :
- 「くくくっ、見るがいい。このプロアフィリエイターと呼ばれた男のテクニックを!」
「ところでどんなHPを作ったですか?」
「見るなあぁぁぁぁっ!これは企業秘密だ!見たらカネ取るぞぉ!」
「有料ですか!じゃあ見ないです」
やはり金に汚いこいつには【有料】が効くようだ。
さあ回れアクセスカウンターっ!!
- 28 :
- すごいぞ!
ちょっと2ちゃんねるで、
ロボってかいてあるけど絶対妹のです。本当にありがとうございました。
って貼りまくっただけであっという間に500ヒット。
掲示板も大盛況だぜ。なになに。
ちょっ背中wwwばっかり
横顔は美少女だ、間違いない
写真うぷ
うぷ
ァーダスト!
そうか、顧客はをもとめているのか…。よし!
- 29 :
- 「なあ、そういえばお前風呂入らないのか?」
俺の疑問にマルチは顔を赤らめ、自分の胸元を開けてくんくんと嗅いだ。
「マ、マルチ匂いますか? 自分じゃわからないです。でもお風呂なんて…」
「ああ、俺もサ○ニーク ボディシリーズ バス エッ○ンス ハーブフローラル入れた風呂に入ってみたいなぁ」
「あれを知ってましたか!マルチ少しだけあなたを見直しました。あれはですねぇ」
「いや!是非ともマルチさんに効果のほどを実演して欲しいなぁ」
- 30 :
- 「そ、そうですか。マルチのフローラルに香るすべすべお肌を見たいのですね?」
「イエス!」
「ではちょっとお風呂に入ってくるです。しばらく待ってるですよ」
よし!作戦は成功だ!あとは頃合いを見計らってブツをゲットするのだ!
脱衣場に入り服を脱いでいる様子のマルチ。
ここで焦りは禁物だ…慎重にいかねば!
- 31 :
- 俺はPCを立ち上げあるソフトをたちあげる。
こんなこともあろうかと部屋に24個もの隠しカメラをしかけておいた甲斐があったぜ。
次々と映し出される我がマンションの部屋。
えーと脱衣の洗面所は・・・。
その時、歴史が動いた!
- 32 :
- モニターの中では、今まさに制服を脱ごうとする少女!
俺の興奮はいやが上にも高まり、目にオーラが一点集中で凝縮する!
カメラアングルが悪く、うしろ姿しか見えないがそれがまたイイ!
おっと、制服の裾を掴み〜っ!一気に脱ぐのか〜っ!脱ぐのか〜っ!脱いだーーーーーっ!!
その時俺の目に、信じられないモノが飛び込んで来た!
「何でスクール水着やねーーーーーんっ!?」
- 33 :
- ブチン。
突然PCが落ちた。
なんだ、熱暴走?
「みーたーなー」
振り返ると奴がいた。
「あわわ」
「ロボットの電脳を舐めるなです。おまえのPCはネットワークを介して
常にモニタリングしてたのです。なんなら昨日どのエロサイトを巡回して
どの画像と動画を保存したかいってやるですよ」
ビキビキと顔をひきつられて笑う美少女ロボ。
「いや、マルチさん。なんのことかな、さあそろそろ夕飯の健康食品たべなきゃ…」
「そうです。ロボットのは犯罪にならないのです。ならば、マルチの内なら法がおまえを裁くです!」
バチン。再び断絶音。今度は部屋の電気がすべて落ちた!?
パリーン。さらに窓ガラスが割れる音。ここ3階なのに…。
うっすらと闇に浮かぶ人影から凛とした声がひびく。
「動くな! 我々は某国から流出した機密兵器を回収する!」
- 34 :
- 何が起きたんだ!?
固まる俺の後ろでマルチが毒づく。
「ちっ、公安の犬共が、もう来やがりましたか!」
「兵器って? コレはどういう事ですか!」
侵入者は銃の様な物でマルチに狙いを付けている。
「そいつは連鎖型商法兵器、MLM-12・マルチと呼ばれる侵略ロボットだ。我が国の経済汚染はすでに深刻なものと化している」
「マルチ、それは本当なの? キミは…」
「ふん、ばれたのなら仕方無いですね。マルチは経済大国アムウェリカの誇る侵略兵器ですよ」
「さあ、おとなしくこちらに来るんだ。抵抗するなら電磁銃を使う!」
- 35 :
- 「といった時にはすでに撃ってこそ我らが公安!」
ダムダムダム!
テーブルが! 本棚が!
俺の部屋が蜂の巣にされていく。
「ジャップは大人しく米国債とGMでも買ってろです!」
高速で銃弾をかわしたマルチの手首を外し、窓際の襲撃者に投げつける。
「一緒に死にたくなければ伏せろです。アム○ェイ手榴弾はそこらの安物とは
違うですよ!」
- 36 :
- 床に伏せると同時に衝撃が来た!
「うわっ!ホントに爆発したっ!信じられねぇ!人をしやがった!」
「大丈夫、死にはしないです!あの手榴弾は環境に優しく、手荒れもしないエコロジー弾です!」
「いや、絶対破壊してるから!環境破壊だから!」
「さあ、新手が来る前に逃げますよ?」
「逃げって、どこに!?」
「ぐずぐずしないでさっさと付いて来るです!」
- 37 :
- 外には出たくないが命は惜しい。
マルチにいわれるまま町の奥へと走りぬける。
「はぁ、はぁ、待ってくれ」
「公安に消されたくなければ早くこの中へ入るですう」
雑居ビル街を抜け、大きな建物の中へと入った。
「まずはカウンターでカードを作りやがれです。話はそれからです」
なんだここは? 小奇麗な大部屋内で多くの人がPC端末に向かっている。
アム○ェイ本社か? だがきてしまった以上ある程度は話を合わせるしかない。
いわれるまま用紙に住所や年齢を記入して妙に愛想の良い受付に提出。
すぐにICカードが作られる。
「では、29番を使用してください」
番号札をもって奥へと進む。とりあえず金をとられないうちは言うとおりにしておこう。
28、29・・・ここか。カードを入れる。
「ハローワークへようこそ!」
こ、これは・・・!?
- 38 :
- 外からは除夜の鐘が聞こえてくる。
もう年が明けるのか。
それにしてもハローワーク、24時間でやるものだったか?
「何でこんなに人がいるんだよ…人いすぎだろ」
俺の呟きに、受付のお姉さんが答えた。
「適性検査が厳しいからですね。高いシンクロ率の人でないと、アレには乗れませんから」
「えっ!アレって何ですかお姉さん!?」
「もちろん政府主導で作られた巨大人形ロボット、派遣ゲリオンです」
- 39 :
- 「おめでとう!」
「おめでとう!」
「おめでとう!」
いつのまにか周囲に集まっていた、受付のお姉さんや職員さんたちが
なごやかな笑みで拍手してくれている。
「まったく世話がかかったですぅ」
そういうマルチロボも楽しそうだ。
「本当に今回は難産だったわ。まさか連れてくるのに1ヶ月もかかるなんて」
アレ!? 襲撃してきた公安の人まで・・・。
「何アホずらしてるですか? あら、このしゃべり方がくせになってるわ」
「おい、マルチ?」
「うふふ、早く目を覚ましてください。人間みたいなロボットなんてまだ実現できるわけないじゃないですか。
もしあってもあなたみたいなニートの目には触れませんよ。これからは社会常識身につけて簡単に
だまされないように気をつけてくださいね」
- 40 :
- 「これにて引きこもり厚生プログラム終了! この後白木屋で打ち上げ!」
「お疲れさま」「お疲れ」
マルチの中の人のかけ声とともにハローワークが誇る工作員たちがなごやかに消えていく。
後に残された俺の手にはとある斡旋状が握られていた。
働いたら負け。そう思っていた時期が俺にもありました。
だが、仕事のあとの打ち上げか…。俺にも、そんな日がくるのかな…。
- 41 :
- そして面接の日。
以前親が買ってくれた一張羅のスーツを数年ぶりに着た俺は、
俺はハローワークからの斡旋状をもってとある中小企業へ向かった。
ネクタイってこれであってんのか? 道ゆくサラリーマンを見て確認するが自信はない。
人の群れに酔いそうになりながらも目的地についた。
ネットで出した地図はここであっているはず…。
- 42 :
- 面接官はたいして年もかわらないそうな眼鏡のお兄さんだった。
コンビニで買った履歴書を提出する。
「こんにちは。それではまず、志望動機を教えてください」
「えええっと…おくられてきたメイドロボが…公安の犬共もですね…
ハローワークに逃げたら…ここにくるようにいわれましたのです」
「…。つまり、ハローワークで斡旋されたと。その中で弊社や弊社の事業に
興味をもった理由はありますか?」
「はあ、えっと、ないです」
「……。では、今回の募集は弊社から警備会社への派遣なのですが、
そういった仕事に必要と思うことはなんですか?」
「えっと…。制服が見つからなくてもキレないことですか? えへへ」
「………。履歴書を拝見すると卒業から数年の間が書いてませんが、何をして
いたのでしょうか?」
「何っていわれましても。インターネットとか、2ちゃんねるとか。ああ、自宅警備です、うぇへっへ」
「…………」
- 43 :
- 「本日はありがとうございました。後日連絡します」
「はい、ありがとうございました」
ふぅ。
扉を抜け建物からでると、冷や汗がどっと出た。
受かるかな、多分受かるだろうな、いや、俺は精一杯やった。
もし落ちたら面接官が狂っているだけだ。
さて、ネカフェでもいくか。
- 44 :
- 「……」
?
「…あん、……あん、あん。…あああん」
!?
興奮してきた。……いやいや違う違う。俺は気にしないぞ。
「らめらよぅ」
- 45 :
- 保守
- 46 :
- これ全部同じ奴が書いてる?
- 47 :
- 俺ときみとあなたが書いてる
- 48 :
- 保守
- 49 :
- ペニス一郎「みさくら語をら抜き言葉で書くという試み」
- 50 :
- …んぐ
- 51 :
- …とまぁ、いつの間にか自宅に戻り、妄想だけで抜いてるうちに一日が過ぎた。
耳元に転がっていた携帯電話から、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」が聞こえてくる。そのリズミカルな響きで、一気に脳と身体を覚醒させられた俺は、反射的に掴んだ携帯電話を耳に押し当てた。
聞き慣れない男の声だが、電話の相手はすぐに判った。昨日、面接を受けた企業からだ。
採用通知の電話だった。…まぁ、当然の結果である。
そして、男は続けざまに、こう言った。
- 52 :
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- 53 :
- ペニス一郎「よし、系に登録しよう!」
- 54 :
- >>51
「世の中厳しいけどそのうち良いことありますよ、多分。」
いいかげんな事を…
俺はそう思いつつ電話を切った
- 55 :
- そうして夜がやってきた。
夜の闇はすべてを隠してくれる。
俺はジャージに着替えてコンビニへ向かった。
- 56 :
- ふと得体の知れないエネルギーが細胞の1つ1つからあふれてきた。
俺はジャージを、そしてトランクスを脱ぎ捨て叫ぶ。
「シンゴー! シンゴー!!」
- 57 :
- フォーンフォーン。
「ちょっと君、そこで何をやってるのかな? って裸じゃないか!?」
「裸で何が悪いんだ! ツヨシしっかりしなさい!」
「あっはっは、ちょっと古いだろそれ」
警官の緊張が緩んだ隙をついて、俺は危機意識の欠けた公僕
のホルダーをすばやくあけ、ずっしりとした重みのある物体を引き抜いた。
「シンゴー! シンゴー!」
再び道化を演じながら夜の街へと溶け込んだ俺の手には、
日本警視庁制式拳銃、S&W M37が鈍く輝いていた。
- 58 :
- ペニス一郎「草薙の剣を下さい!!」
- 59 :
- ペニス二郎「ほら受け取れっ!・・・あいつは・・・世界にひとつだけの裸の持ち主なんだ・・・逃がすな!」
- 60 :
- コンビニ店員『お客さんが迷惑ですので他をあたってくださいお』
- 61 :
- そうしてまた2ちゃんとごきげんようばかりのおはようから
おやすみまでがすぎていった。
こんなことじゃだめだ。
どぎゃんせなあかん。
よし、SMAPに入ろう。
- 62 :
- SMAPに入って1ヶ月が過ぎた。
最初は冷たかった中居さんも今では森くんの再来と
かわいがってくれる。
そのとき、歴史が動いた。
- 63 :
- 森田さんの秋休みに代わりに笑っていいともの司会を1日だけやる
仕事がきた。本当は中居さんの仕事だが海外ロケがのびて
どうしても明日は間に合わない、その代役。
俺はなんどもウキウキウオッOの歌と踊りを復唱しながら朝を迎えた。
- 64 :
- いいとも!
- 65 :
- 鏡に映る自分の満面の笑みを見て、ふと不安がよぎった。
SMAPの一員として、本当にやっていけるだろうか。
そもそも俺に芸能界で生きていく覚悟が本当にあると言えるのか。
嫌な汗の感触を振り払うべく、俺は冷蔵庫の中からキノコを取り出した。
- 66 :
- ひんやりとしたキノコ。笠の部分を水道水で軽くたたくように濡らしてみた。若干ぬるぬるし始めてきた。
- 67 :
- 何を血迷ったか、手に取ったキノコをそのまま生で口内へ・・・
なかなか美味であった
- 68 :
- しんごのドラマに出てみないか?とドラマ出演のオファーがついにきた。
- 69 :
- なぜだか自分でも全くわからないが、そのオファーを断ってしまいテレ東の鈴木先生に出演することになってしまった
- 70 :
- だがあまりのギャラの安さに憤慨した俺はこの話を無かったことにし、相模川沿いを歩いていた。
夕暮れの河川敷を缶チューハイ片手に歩いていると涙が出てくる。
水平線から漏れるオレンジ色が目にしみるのだ。
- 71 :
- そして十年後、世界は核の炎に包まれた!
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命は絶滅したかに見えた。
しかし人類は死滅していなかった!
ペニス一郎「ヒャッハー!新鮮な水だぁーー!」
面接官「ひ、ヒィィッ!金なら払う、幾らでも払う!だから命だけはどうかっ…!」
ペニスニ朗「金だぁ?そんなもんケツ拭く位しか使えねェだろ!」
- 72 :11/06/27
- このままでは自分の命まで失ってしまうと考えた俺は
「ザ・ワールド」を繰り出し時間を巻き戻そうと考えた
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