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2011年10月1期オカルト【寺生まれって】Tさん 3破ぁ!!目【スゴイ】
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【寺生まれって】Tさん 3破ぁ!!目【スゴイ】
- 1 :10/11/18 〜 最終レス :11/11/25
- ____
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/ / `ー ●ー ′ ヽ ヽ
l / .二 | 二 ヽ l
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| ヽヽ ヽ、 | / /`ヽ
ヽ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ / l
ヽ \ _______ /⌒ヽ ノ
. 〉 `ー──◯──‐ヽ_ノイ
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私は慄然たる思いで机の引出しから突如現れたその異形の物体を凝視した。
それは大小の球体を組み合わせたとしか言い様の無い姿をしており、狂気じみた
青色が純白の顔と腹部を縁取っていた。這いずり回るような冒涜的な足音で私に
近付くと、何とも名状し難き声で私と私の子孫のおぞましき未来を語るのであった。
「そこまでだ」聞き覚えのある声だった。
Tさんは何か呪文のようなものを唱え「破ぁ!!」と叫んだ
すると異形の物体をしたものは愚か、机さえ粉々になっていた。
「人々を混迷に陥れる道具を使われてはこまるんでね」
寺生まれってスゴイ 改めてそう思った
――江戸川乱歩 『どらゑ門 』 第1章
前スレ:http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1251037645/
前々スレ:ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1238423391/
まとめサイト:寺生まれってスゴイ ttp://tsankopike.blog.shinobi.jp/
- 2 :
- 関連スレは落ちていたので、テンプレから外しています。
- 3 :
- テス
- 4 :
- >>1 乙
- 5 :
- >>1乙
- 6 :
- 破ァ!!
- 7 :
- 破ぁ!!!
- 8 :
- 幻想的なイルミネーションが輝き
リア充カップルだらけの
都会の街角から
クリスマスムードを気合で一掃するTさん
- 9 :
- 破ァ!!
- 10 :
- 敵地、西京極スタジアムで迎えた京都戦
既に降格が決まっている京都相手に2失点、攻撃陣も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「来年はJ2か」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年のJリーグベストイレブン、石川直宏は独りベンチで泣いていた
ナビスコ杯で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のFC東京で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」石川は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、石川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」石川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、石川はふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した石川が目にしたのは、バックスタンドまで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにLA EDOGAWAが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする石川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ナオ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った石川は目を疑った
「ど・・・土肥さん?」 「なんだナオ、居眠りでもしてたのか?」
「み・・・三浦コーチ?」 「ナンダ石川、カッテニ三浦サンヲ引退サセヤガッテ」
「ルーカスさん・・・」 石川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
FW:戸田、ルーカス MF:ケリー、三浦、今野、石川 DF:金沢、ジャーン、茂庭、加地 GK:土肥
暫時、唖然としていた石川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
今野からユニフォームを受け取り、グラウンドへ全力疾走する石川、
- 11 :
- 「そこまでだ!」
突然、客席から飛び込んできた男に石川は見覚えがあった。寺生まれで霊感の強いTさんだった。
「Tさん!? なんでこんなところに」
「やれやれ危ないところだったぜ。こいつらはお前のチームメイトじゃない。
ナビスコの悪霊だ! 幻覚を見せてお前を取り込もうとしているんだ!」
Tさんの言葉が終わるか終らぬかのウチに、選手や観客達の顔は恐ろしい化け物へと変化していく。
そしてTさん目掛けて一斉に襲い掛かった。
だが、Tさんは華麗なドリブルで彼らを一人ずつ抜き去っていく。
緩急自在のドリブルに悪霊たちは翻弄されるばかりで、触れることすらできない。
「ボールは友達! 破ぁ――ッッ!!」
ついにゴール前でフリーになったTさんが土肥目掛けてシュートを放つと
ボールが青白い光弾へと変わり、土肥を貫いてネットへと突き刺さった。
眩い輝きに石川が目を瞑った次の瞬間、試合終了のホイッスルが響き渡る。
恐る恐る石川が目を開けると、そこにはガランとした無人のスタジアムが拡がるのみだった。
「危なかったな。このまま飲み込まれていたら、J2という現実を受け入れられず来期の昇格がなくなるところだった」
紫煙を燻らせながらロッカールーム闇に消えてゆくその背中をみて、石川は、
寺生まれってスゴイとその時改めて思うと共に、来期は絶対昇格してみせると誓うのだった。
- 12 :
- age
- 13 :
- 破!
- 14 :
- 悪霊の成仏の意思表示に対して、寺生まれのTさんは身体をびくんと震わせ、
「破ァ!! 」
と声を上げた。突然の成仏に心から驚いている様子だ。そしてすぐ悪霊に向かって、
この除霊は困難なまままだまだ続くはずであったろう、そして自分の方の形勢が少し
悪かったという意味のことを、かなり強い口調で指摘した。悪霊もすぐさま言葉を返し
たが、Tさんの口調と表情は厳しいままだった。
数分後に関係者が大挙して入室してきたときには、穏やかないつものTさんに戻って
いたが、側で一部始終を観ていた私は、除霊直後のTさんのあまりの険しさに圧倒
される思いだった。Tさんには勝負を喜ぶ、あるいは勝利に安堵するといった雰囲気は
微塵もなく、がっかりしたように、いやもっと言えば、怒っているようにも見えたからだ。
- 15 :
- Tさんには「ゼイル十三邪霊衆」という真の敵がいるらしい
そしてTさんもまだ真の力を隠しているらしい
- 16 :
- >>14
ここの「破ァ!!」は「破ァ!?」であるべきだったな
- 17 :
- ,.-ー-.___,,ィー-、
/ \
\/| 破 |\/ 魔除けになる
|. ァ |
| ! | TさんTシャツ
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄
- 18 :
- 誰かTさんとの恋愛SS書いて
- 19 :
- T×KですかK×Tですか!!!!!
- 20 :
- T×Kで
- 21 :
- 大学生のときのイタズラ
20歳超えると、よく英会話だのセールスの電話がかかってきた。
内容はどこかで会って話しがしたいとのことだったので
ある日、「めがねをかけて赤い上着を着て自転車にまたがって○○公園で待ってます」
と約束した。
その後、友人たちに協力を要請。
20人ほどのめがねを掛けて赤い上着を羽織った自転車野郎が○○公園に集合。
あまり広くない公園で、20人がそれぞれに時間をつぶしている。
また1人野郎が公園に入ってきた。
誘った人間はそろそろ揃ったかとぼんやり考えていたのだが、奴は俺達を見渡したかと思うと、何やら呪文のようなものを唱えだした!
しまった!奴は寺生まれで霊感の強いTさんだ!!
「大人数で女の子一人を恐怖に陥れようだァ!?自転車野郎の名が泣くぜ!!破ァ!!!」
そう叫んだ後俺達の中央にある噴水が青白く輝き出した!
「ん?お姉さんはまだ来てないのか」
Tさんはそう呟くと、噴水の輝きは、まるで何もなかったかのように光を失い
「お姉さんが来るまで待機してるわ。来たら呼んでくれ」
そう言いつつ茂みに隠れるTさんを見て、寺生まれって凄い、改めてそう思った
- 22 :
- 破ァ!?
- 23 :
- 最近、夜寝付けなくなった。
夜中になにかがおれの部屋をうろついているのだ。
親父に相談したところ、一振りの日本刀をみせ、
それを枕元に置けというのだ。
「それはお前の婆ちゃんがどこからか貰ってきた守り刀だから
きっとお前を守ってくれるはずだ」
正直信用できなかった。婆ちゃんは生前俺に厳しかったからだ
。少し起きるのが遅かっただけで、洗面器に貼った水をぶっか
けられたこともあった。
ともかく、その刀を枕元に置いて寝てみた。
はたして夜中、またもうろつく気配が現れた。
やっぱりかとおもいながら朝までやりすごそうとしていると、
その気配が俺の頭の近くで止まった。おれの顔を覗きこんでい
るらしい。
もう怖くて、逃げたかったんだが、お約束の金縛りで動けない
。
ふと気配がなくなったので、恐る恐る薄目を開けてみると
真っ黒な顔をした大男が不気味な笑みを浮かべていた。
- 24 :
- もうだめだと思ったその時
「おいおい、どうせ覗くなら野郎じゃなくてきれいな姉ちゃんにでもしたらどうだい?」
突然ドアを開けて入ってきたのは、近所でも有名な寺生まれで霊感の強いTさんだ!!
大男はTさん目掛け猛然と突っ込んでいった。しかしTさんは一向に慌てずに気をためていた
「いくぜ、破ぁーー!!」
青白い光弾が大男目掛けて放たれた。しかし大男は両手をクロスさせて光弾を受けとめた。
「やれやれ、しぶといやつだ。だがこっちにはこれがあるんだ」
いつの間にか守り刀を構えていたTさんは大男に切りかかった。大男は光の束になって消えていった。
「ありがとうTさん、でもどうしてここに?」
Tさんは服の袖を絞って、水をだすと、
「婆さんにいっといてくれ、今度はもう少し穏便に起こしてくれとな」
寺生まれって凄い。
俺は久々に婆さんの墓に手を合わせながら、改めてそう思った。
ごめんなんか改行がおかしなことなったOTZ
- 25 :
- 光弾を…受け止めただと…?
その男かなりのやり手だな
- 26 :
- 久しぶりにTさん復活
- 27 :
- 正統派のTさんえらく久しぶりに見た
- 28 :
- 掘れなおしたな
- 29 :
- >>28
破ァッー
- 30 :
- 3歳の娘が毎夜悪夢を見るようになった。
夜中に泣きじゃくるので、親子そろって寝不足だ。
困った俺は、高校の先輩で寺生まれのTさんに連絡を取った。
「とりあえずお前の家に泊めさせてくれ」
煙草の煙を吐きながらTさんはそういった。
丁度嫁は用事があって遅くなるそうだ。
警戒する娘に対し、Tさんは頭を優しくなでながら
「安心しな嬢ちゃん、お兄さんはアンパンマンみたいに強いからな」
といった。
そして深夜、寝ていた娘が例の如く泣き始めた。Tさんはすぐに飛び起きた娘の額に手をあてると、なにやら呪文を唱えた。
「破ぁーー!!」
Tさんが気合いをこめると、娘から黒い影が飛び出した。
「か弱いに悪夢を見せる卑劣なやつめ!!」
そういってTさんが手を翳すと、青白い光弾が放たれた!!
- 31 :
- だがその黒い影は光弾を躱すと、巨大なフクロウの姿を現わした。
フクロウは娘に向かって突進していく!!
その時、
「そこまでだ」
黒い人形大の大きさの何かがフクロウに飛びかかり、ダウンさせた!!フクロウはそのまま姿をけした。
2本の角、尖った尻尾、ギザギザの歯…
飛びかかった影の正体はばいきんまんだ!!
「破ヒフヘホ〜。まだまだ修行がたりないぞT!!」
そうTさんにいうと、バイバイキーンと飛び去った。
「やれやれ、ありゃ親父の使い魔だな。まだまだ親父にはかなわんか」
そういってTさんはがっかりしていた。
寺生まれって凄い
俺は娘にあのばいきんまんのお人形が欲しいとせがまれながらそう思った。
- 32 :
- あいつ・・・使い魔だったんだな・・・
つまり、アソパソマソは・・・
- 33 :
- ちょっと一人で回すには厳しいんじゃないかなこのスレ
- 34 :
- なんかそろそろ終わりって感じになってきたな
- 35 :
- ごめんごめん、歌詞間違えちゃった^^
- 36 :
- 海老蔵はホリプロタレントと関係してたらしいな
- 37 :
- 去年の今頃、深夜に一人暮らししてるマンションに帰ってエレベーターに乗った。
自分の部屋のある階で降りたら、見たこともない女三人組が手を繋いでエレベーターを待ってた。
こんな人達住んでたっけ?と思ったが、結構部屋数の多いマンションだったので自分が把握しきれてないだけかと思い、あま
り気にしなかった。住人の友達かも知れないし。
一応エレベーターを降りる時に挨拶をしたんだけど、全員にキレイに無視された。
何だかなーと思いつつ会釈をしてすれ違った直後、いきなり「マー」という声が聞こえた。
驚いて振り向いたら、その女三人組がそろって「マーーーーーーーーーーー」と大声で言ってた。
機械みたいな言い方(?)で、ものすごくビビってダッシュで部屋に戻ろうとした。
そしたらその三人、凄い勢いで追いかけてきた。もう怖くて必死に逃げていたとき、
「もういい、そこまでだ」
ていう声がした。見るといつの間にか寺生まれのTさんがそこにいた。
女達は、まだあの機械的な声を上げながらTさんに襲いかかろうとした。Tさんは慌てずに胡坐をかくと、両手をかざした。
するとそこから青白い光が放たれ、それを浴びた女達は動かなくなった。
「破ァーー!!」
その声と同時に手をクロスさせると、光の刃がはなたれた。
女達はそれを受けると、「ちにゃ」と小さくいって消滅した。
「命は投げ捨てるものではない」
Tさんはそういうと、イクゾ!!といってもの凄いスピードで去って行った。
寺生まれって反則的に凄い。自分はそう思った。
- 38 :
- 寺生れ寺育ちので住職を継いだKは
檀家さんに進められ大型ベンツに乗り
朝から夜までパR屋で修行し(雑音の中で瞑想)
夜はで修行(性欲に打勝つ)
の修行では多々性欲に負け
金を積みキャバ醸をテイクアウトし
寺の本堂で真言立川流の修法を納めている
死んでから地獄での修業が目的かも
寺生れって修業好って凄いなって思った
- 39 :
- >>37
そのTさんガンマ線浴びてるだろ
- 40 :
- >>38
リアルはマジでこんな坊主ばっかりだから困る
- 41 :
- 俺の近所には古い石灯篭が並んでるところがあるんだ。
夜中になるとその灯篭の一つに灯が灯るって噂があってな、
友達と一緒に確かめにいったんだ。
丑三つ時を選んで、護身用にガスガン持ってな。
で実際行ってみたら灯ってんだよばっちり。
俺はチキンだったから帰ろうぜっていったんだが、その時だ。
灯篭の裏からこれぞ幽霊!!ってやつが出てきたんだ。
恨めしそうな顔で、髪の毛がばさばさの女で、それがこっちに
向かってきたんだ!!
「うわぁぁぁ!!」
俺はガスガンをぶっ放した。でも幽霊だからか全然当たらない
!!もうだめだ!!
「そこまでだ」
突然声がした。その方向をむくとバイトの先輩で霊感の強い
寺生まれのTさんだ。
「噂を利用して人の生き血を啜る妖怪め!!破ぁ!!」
Tさんの手から青く輝く光弾が放たれた!!だがそれは幽霊
ではなく、灯りの灯る灯篭に激突した。
「ぎゃぁぁぁ!!」
すると幽霊は苦悶の表情を浮かべて消滅した。
「さも恐ろしい化身を作り、無関係そうなものに化ける。
古典的な手だな」
そういってTさんは煙草に火をつけた。
あとでTさんに訊いたのだが、あれは化け灯篭という妖怪で、
噂などで人間をひきつけ、生き血を貪っていたのだそうだ。
本体はあの石灯篭の中にいたらしい。
そんなのを瞬時に見抜くなんて
寺生まれって凄い。俺は本当にそう思った。
- 42 :
- 坊主は収入を全部寺の収入にし
自分の給料には税金がかかるから
月収5万円にし
全ての買い物で寺あての領収書を貰っている
寺生れって凄い。俺は本当そう思った。
霊相手なら坊さんより陰陽師とかだろ?
- 43 :
- 妹がバイト先の友人から縫いぐるみを貰って来た。
薄汚れて目玉も飛び出たそいつは、正直俺にとっては不気味だったのだが
何でも妹はその友達とは無二の親友らしく、大事な友達がくれたものだからと部屋の目立つところに飾り始めた。
こんな汚いものを、と常々思っていたのだが捨てろと言うわけにもいかず、そいつがリビングを陣取って数週間が経った。
ある夜、仕事が遅くなった俺が家に帰ると、信じられないものが目に飛び込んで来た。縫いぐるみが宙に浮き、妹に向かって片言で何か捲し立てている。
腰を抜かした妹は喃語を発しながらじりじりと壁際に追い詰められていた。
驚いた俺は思わず鞄を取り落とす。その音で、縫いぐるみはこちらを向いた。
「ナデナデシテー!」
そいつはそう叫んでこちらに向かって来た!
もうダメだ、そう思った次の瞬間!
「待てっ!」
ガラリと雨戸が開き、近所の寺生まれで霊感の強いTさんが部屋に飛び込んできた。
「縫いぐるみを依り代にした悪霊め! 貴様が愛らしい姿で罪無き人々を騙し、生き血を啜るのも今日が最後だ! 成敗してくれる!」
Tさんはそう叫ぶと縫いぐるみに飛びかかった。
手に持ったマッサージ機をそいつの頭に突きつけて何か唱えながらスイッチを入れる。
「ブ…ブルスコファー…!」
縫いぐるみが悲痛の叫びを上げながら蠢く!
「これで…トドメだ! 破ぁ!!」
Tさんはそう叫ぶと、そいつの首元目がけてチョップした。
そしたら「モルスァ」みたいなことを言いながら飛んでった。
改めて寺生まれって凄いなと俺は思った。
- 44 :
- Tさんと陰陽師が戦う話まだー?
- 45 :
- >>44
なんで戦うんだよwww
どっちも悪霊を倒すお仕事だろww
- 46 :
- >>45
悪役の陰陽師もありだろ?
あるいは陰陽師の悪霊とかさw
Tさんと壮絶なバトルしてくれないかなー(チラッチラッ
- 47 :
- 俺の家には忌部屋という、密閉された部屋があった。
唯一の出入り口は猫用の戸みたいなちっさいのが一つだけ。
窓の一つもない。
大きさは四畳半くらい。
家をリフォームするために忌部屋を壊すことになったが、
そのころから俺は魘されるようになった。
巨大な蛇が枕元に立ち、俺を睨んでいる悪夢も見た。
顔がやつれてきたときになって、流石に両親も心配し、
近所でも有名な陰陽師のNさんに頼むことにした。
「――これはよくないですね。すぐに祈祷をしましょう」
そういってNさんは大きな杯に水を汲むと、祝詞というのだろうか、呪文を唱えだした。
するとどうだろうか、みるみるうちに体が軽くなり、気分がよくなってきた。
「おつかれさまです。この杯には供養の水が入っていますので、一気に飲んで下さい。」
云われるがまま俺はその水を一気に飲
「破ぁ!!」
杯は飛んできた光弾にはじかれた。供養の水はこぼれてしまった。
「何をする!!」
Nさんがにらみつけた方にいたのはバイトの先輩で霊感の強い寺生まれのTさんだ!!
「供養の水は生きた人間が飲むもんじゃぁない!!正体を現わしな!!」
- 48 :
- Tさんはそう云うと持っていた瓢箪の栓を外した。
そこから飛び出してきたのはあの大蛇だった!!
「むおぉ!!」
Nさんへ向かってその蛇は牙をむいた。
「この蛇はあの忌部屋に祀られていた神さ。ずっとあんたを守っていたんだ。あんたを苦しめていたのはこいつが放った式神さ。」
Nさんは蛇に巻きつかれて苦しんでいたが、突然黒煙をあげて蛇ともども姿を消した。
「――その面、しかと覚えたり」
その一言だけを残して。
「結局、Nさんは何だったんですか?」
「――陰陽師の陰って字は隠に繋がる、隠は鬼の語源ってことさ。」
そうTさんはよくわからないことをいうと、さっさと行ってしまった。
Nさんの家もいつのまにかなくなり、誰もがNさんのことを忘れていた。
寺生まれって凄い。
陰陽師と寺生まれの新たな戦いを予感しながら、俺はそう思った。
- 49 :
- 文才ないのにかいちまったZE!!
再戦フラグは立てといたからあとよろしくノシ
- 50 :
- 仕事早すぎ吹いたw
- 51 :
- >>49
お前の遺志は受け継いだ…!
- 52 :
- 「恋が叶う御守り?」
友美はうん、と頷いてポケットから何やら奇妙な紙切れを取り出した。
彼女に寄れば、それは最近流行りの恋に効く御守りなのだという。
「由梨、知らなかったの? 新しいもの好きだから、もう持ってるかと思った!」
「別に。私オカルトとか興味ないから」
友美の意外そうな声に少しムッとしながら、私はそう言って校舎を出た。
…私にだって気になる相手くらい居る。
ただ、御守りでどうこうなる位生易しい恋では無いことは、私自身良く分かっていた。
健介…。彼には、既に可愛い彼女がいる。
私なんか到底敵わない。そう、神頼みでどうにかなる問題じゃ無いのだ。
「それはどうですかな?」
不意に聞こえた声に足を止めると、何時の間にか私のすぐそばに男の人が立っていた。柔和な面持ち、けれど何処か…怖い。
「私の作るこの札は、貴女の心を反映します。神頼みなどではありません。
思いが強ければ強いほど、それを現世に反映する」
彼はそう言うと、何処から取り出したのか一枚のお札を私に手渡した。
「お代は頂きませんとも。うら若き乙女の恋を手伝うのは、私自身の愉しみでもありますからね」
そう言うと、彼は踵を帰して去って行った。後には私とお札が残される。
「今の…何だったの…?」
私は半信半疑のまま、カバンの中に札をしまい込んだ。
効果は直ぐに現れた。
次の日、健介が私に告白してきたのだ。
何でも前の彼女とは別れたらしい。私の頭の中を、彼から貰ったお札がよぎった。
「勿論!」
私の返事に、健介は極上の笑顔を返してくれた。
それから、健介の元彼女は不登校になったらしい。なんでもいじめに遭ったとか。
その話を聞いて、私は思わず喜んだ。
彼女のせいで長年報われない片思いに苦しんだのだ。今度は彼女が苦しむ番。もっと苦しめばいい。自してしまえ。
- 53 :
- 「少しいいかな?」
彼と一緒の帰り道。家の手前で別れて別々に帰る。
家の前に、近所に住む寺生まれで霊感の強いTさんが立っていた。
「君から何かよくないものを感じてね。
心霊スポットや何か謂れのある場所に行かなかったかい?」
「いえ、行ってないですけど…」
この人はダメだ、にげなくちゃ。
私の中の何かが急きたてる。
「じゃ、じゃあこれで…」
「まてっ!」
Tさんが私の肩をつかんだ。
「じゃあ、特殊な札や御守りは?」
心臓が跳ね上がった。あれは私の恋愛を成就させてくれたのだ。渡す訳にはいかない。あれを無くしたら、彼は私の元から去ってしまうかも…。
「思った通りだな。姿を現わせ、悪しき式神め!」
Tさんが叫んだ途端、私の鞄が勝手に開いた。
驚いて取り落としたそこから、黒いもやが吹き出してくる。
「ばれてしまいましたか…。彼女の憎しみはとても心地よかったのですがねえ…」
背後の影から、あの時私に札を渡した男が現れた。
「矢張り貴様か…陰陽師っ!」
Tさんが叫ぶと、男は薄く笑う。
「貴様も腐っても陰陽師なら、何故人を貶めようとする!」
- 54 :
- Tさんの問いに、彼は再び笑った。
「簡単なこと…。人の恨み、憎しみこそがこの世でもっとも強いエネルギーと気付いたからに過ぎぬ。
現にそこのお嬢さんの恨みの力は恋敵を呪いの力で陥れ、私の式神をこんなにも成長させてくれた!」
その言葉と共に、黒いもやがTさんに迫る。
「何をっ…破ぁ!」
「我々陰陽道を生業とする一族は、貴様ら住職一族に地位と居場所を奪われた…。
この恨み、今こそ晴らしてくれようぞ!」
闇の中に男の笑い声が響く。
その声は霧散したもやを再び携えて、暗闇に消えていった。
「大丈夫ですか、Tさん!」
「ああ、それより君は…」
私は俯いた。健介の彼女を不幸の淵に叩き落としたのは、私の醜い心だった…
「私は、どうしたら…」
ぽん、と肩に手が置かれた。
「謝るといい。誠心誠意、心の底から。特殊な力なんか要らない、真心こそが人間の最大の矛であり盾だ」
私の瞳から、ほろほろと涙がこぼれる。
「はい…!」
寺生まれって凄い。改めてそう思いながら私は頷いた。
- 55 :
- 「もし、そこの人」
会社帰りに私に声をかけてきたのは、今どき珍しい黒い和服の男だった。
「すみません、私は陰陽師をしているNといいます。」
「はぁ」
「――あなたは今、家族のことで悩んでいますね?」
ぎくりとした。
最近娘がよく魘されることを、私は知っていたからだ。
「――なぜそれを?」
「陰陽師だからですよ」
Nさんはそれから、その悪夢の原因は悪霊が妹にとり憑いていることをはなし、このお札を張っていれば安心ということを聞いた。
早速家に帰ると、娘の枕元にそれをはろうとしt
「破ぁ!!」
突然お札に光玉があたり、爆散した。
「それは魂を吸う呪いの護符だ!!」
そう云いつつ現れたのは寺生まれのTさんだ!!
「ぐぁぁぁぁ!!」
苦痛の声と共に護符から黒い煙が上がり、それはやがて巨大な鴉になった。
私は腰を抜かした。
大鴉は私目掛けて突撃してきた。
「危ない!!ぐっ!!」
Tさんが私を庇い、その爪につかまってしまった。
「…ああ、T、さ」
鴉は勝ち誇っているらしく、その嘴をTさんに突き立てようとしていた。
- 56 :
- 「アーメン!!」
眩い光が鴉を襲い、それを吹き飛ばした。
「やれやれ、また大変なことになっているようですね。」
現れたのは教会生まれのKさんだった。
「…K…なんでこんなとこに…?」
「あんな禍々しい気に気づかない訳はないでしょう」
そう涼しい顔をするKを見て、Tさんはふっと笑みを浮かべると、鴉に向き直り構えた。Kさんも構えた。
「いたいけな少女の魂を狙う悪しき式神め!!」
「無垢なる少女の命を奪わんとする悪しき者の使いよ!!」
「お前には仏の慈悲もあるまい、阿鼻地獄へ落ちろ!!」
「あなたに神の加護はない、コキュートスに落ちよ!!」
「「破ぁ!!」」
二人とも手を強く翳すとそこから光が放たれ、鴉に命中した。
鴉は断末魔を残して消えた。
「――あれが悪しき陰陽師の使い魔ですか」
「そうだ。あいつは俺やお前を目の敵にしてくるだろう。」
「大丈夫です。正しき行いを積む我らが負けることなどありませんよ」
そう二人は語って笑いあっていた。
寺生まれと教会生まれって本当に凄い。
私は一切目を覚まさなかった娘を見ながらそう思った。
流れに乗らねばと思ってやった。
反省はしている。
- 57 :
- Kさんかっこよすぎ濡れた
- 58 :
- いやそっちの方もかっこよかったぜ
ところでNさんてなんでNなんだ?
寺生まれのTさん
教会生まれのKさん
…謎の生まれのNさん?
- 59 :
- 教会生まれのKさんwwwwクソワロタwwwww>>56はオレのコーヒー返せwwwww
- 60 :
- 呪い屋のNさんじゃね?
- 61 :
- >>60
そ れ だ!!
- 62 :
- 某小学校には7不思議がない。
いや、正確に言えば足りないのだ。
理科室の動く骸骨、音楽室の勝手になるピアノ、
図工室から聞こえるうめき声、トイレの花子さん、
保健室のヒキ子さん、廊下に現れるターボババァ
その6つしかないのだ。
「なぁ、7つ目の怪談を確認しにいかないかい?」
突然そうクラスの男子から言われた。
「えーとあんたは、転校生の…?」
「Nだよ。」
そうだった。影が薄い所為で忘れていた。
「なんで私?」
「最後の怪談は女子更衣室の話なんだ。ひとりで行くわけにはいかないだろう?」
転校生を無碍に扱うこともできず、放課後私はNと一緒に女子更衣室へ向かった。
女子更衣室に入ると接触が悪いのかうまく電灯がつかない。まだあたりは明るかったので、私が入り、Nに外で待ってもらった。
「ところで7つ目の怪談ってどういう内容なの?」
「ふふふ、それはですね」
いつの間にか部屋は真っ暗になっていた。
「あなたに7番目の怪談になってもらうんですよ」
突然上からどしんと何かが落ちてきた。
それは人間の生首だった!!
「アソボゥ・・・ネェ」
「…あ…いや・・・」
私は腰が抜けてしまい、思う様に動けなかった。
- 63 :
- 「そこまでだ!!」
飛び込んできたのは霊感が強いと有名な親戚のTさんだ!!
「七不思議の力を解放しようとする呪い屋の陰陽師め!!」
Tさんは手を翳すと、気力を集中させた。
「破ぁ!!」
Tさんが光の珠を放つと、それは首に激突した。
首は吹き飛び、更衣室の扉に激突した。
Nはもういなくなっていた。
「危なかった。7は五行説と陰陽を表す数。奴はそれを利用して、この学校に眠る悪霊を解き放とうとしていたんだ」
聞くと元あった7不思議は全てTさんによって在学中に撃退していたらしい。
「念のため今集まっている6体も排除しておくか」
そういってTさんは去って行った。
寺生まれって凄い。
私は破壊された扉を直しながらそう思った。
- 64 :
- 最近毎晩のように老婆に首を絞められる悪夢を見るようになった。
はじめは疲れているせいだと思ったが、毎日のように同じ事が起こるので
怖くなった俺は近所で有名な陰陽師のNさんに相談する事にした
「これはよくない状態ですね・・・祓いの儀式を行いましょう」
Nさんは無表情のまま淡々とした口調で言った。
「よろしくお願いします」
俺がそう返事をするとNさんは何やら動作をしながら呪文を唱えだしt
「ちょっと待ちな」
突然声がして振り向くと、そこにいたのは近所に住む霊感の強い
寺生まれのTさんだった。
「この儀式は祓いの儀式じゃねぇ、呪いの儀式だ
正体を現せ!!破ぁ!!」
Nさんに向かってTさんの手から光弾が飛び出した
「勅!!」
しかしNさんがそう叫ぶとTさんの光弾が掻き消えてしまった。
いつの間にかNさんは全身黒いモヤに包まれている。
「坊主風情が・・・!そう何度も同じ技が通用すると思ったか・・・!」
NさんはTさんを凄い表情で睨み付けている
「奴め、堕ちる所まで堕ちたな・・・久々に本気で挑まなきゃならねぇか・・・!」
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,|
・・・みたいな話を思い付いたけど俺には無理だった
今は凄く反省している
- 65 :
- N「Zipが無いでおじゃる」
- 66 :
- それNじゃなくてMじゃね
麿的に考えて
- 67 :
- 「継呪の老婆」のTさんVerがみたいけど、ないですか?
- 68 :
- >>67
まとめサイトになければ作るしかないな
- 69 :
- 長いので前略
ついにその日が来た。私は女のすぐ近くにいる。渇きを潤すことができる
喜びが、私を支配した。怯えた女が、何か言っている。大粒の涙を流して。
「私、死体を見たときに気づいたの。」水分がもったいない。水を無駄にする
この女が私は許せない。「お父さんが、親戚を説得してくれたから。」私は、
水をもらう事を諦めた。水の大切さの分からぬこんな女に頼んでも仕方ない。
そうさ。奪い取ればいい・・・・・。
薄暗い部屋。ざわつく風の音。怯える女。私は紫色の長い舌をのばし、女の
口から体内に突っ込んd
「破ぁ!!」
突然眩い光が割り込んできた。私は少し後ろに飛ばされた。
そこにいたのは寺生まれで有名なTさんだった。
- 70 :
- 「ナニヲスル!!」
「落ち着け!!呪いには拡散する力はない!!」
Tさんが腕をクロスさせるとそこから霧のようなものが噴出された。
「これで大丈夫なはずだ」
その通り、私の体に水分が満たされた。
そうしてようやく、私はここがどこで襲おうとしていたのがだれかがわかった。
「なにをするのですか!!」
そういったのは父だった。
「この呪いには拡散する力など最初からない、だからそんな馬鹿なことは止めろ!!」
そういうとTさんは私に向き直った。
「君や君の友達を苦しめた呪いは、とある陰険な陰陽師が仕組んだものなんだ。
人の浅ましさを利用して連鎖させて、自分の力にしようとしたんだ。」
そんな…と父が崩れ落ちた。
Tさんは例の歯と舌を粉々にし、光弾でそれを青白い煙に変えた。
「君達の恨みは必ず晴らしてやろう。だから君は、しかるべき場所へいこう。」
そういうと、今度は私に向けて光を放った。その光はとても暖かで、優しさと悲しさに溢れていた。
寺生まれって本当に凄い
光のなかでトモや他の皆の元へ向かいながら、私はそう思った。
ごめんやっつけ、
誰かちゃんとしたの頼む
- 71 :
- 陰陽師の末裔の方の
リアルだよ
- 72 :
- >>71
末裔?リアル?
何の話だ
- 73 :
- アナ「現地からの映像が入ってきました。
・・・これは、炉の近くに和服の人物がいるようですね。
頭を丸めているようです。スキンヘッドですが日本人のようです。
何か決意を持っているのでしょうか、非常に真剣な表情をしているように見えます。
破ァっと叫んでいますです。破ァっという声が聞こえてきました。
光弾のようなものを、炉に放っていますね。
青く輝く光弾のようなを、和服の男性が、炉に放っています。
あ、炉の温度が下がったとの、情報が入ってきました!
和服の男性が、炉の冷却に成功したようです!
情報が入ってきました。この方は霊感の強い、寺生まれの・・・」
- 74 :
- こんな時でも彼はやってくれる・・・本当にすげー、俺は寺生まれの凄まじさを再確認した
- 75 :
- .
- 76 :
- 不謹慎すぎるwwwwwww
だが大好きだお前らwwwwww
このスレにいる全国のTさんの隣人が無事でありますように。
- 77 :
- 国道5号線の小樽方面へ向かう、とある緩やかなカーブは事故が多い。
それは霊的なものというわけではなく、国道で90キロ100キロ出すのが
普通という北海道の交通事情とブラックアイスバーンによるものだ。
数年前の話になるが、そのカーブで友人がスリップ事故を起こしている。
歩道側に乗り上げたが夜間ということもあり幸い人身被害はなく
後続車と若干接触してリアに凹み傷をつけた程度で済んだ。
その友人が言うには事故当時、カーブに差し掛かったところで
異様なものを見つけてそれに気を取られて事故を起こしたらしい。
カーブの路側帯に沿って何人もの人が列を成していた、というのだ。
その人たちは揃って車道側を向き手招きのような仕草をしていたらしい。
そこで亡くなった人たちが仲間を増やそうとしてる系の話か、と私が言うと
友人は違うと言った。
その手招きの行列も妙だったが、友人が気を取られたものは別のものだったのだ。
- 78 :
-
手招きの行列より上、歩道より奥の山のあたりに陰陽師が立っていたという。
その場所に立っているということはつまり空中であり、なにより
とんでもない巨人ということになる。
友人が言うには写真で人物だけ切り取って、山の辺りに貼り付けたように
見えたという。
友人は手招きの集団ではなく、その陰陽師が“引っ張った”んじゃないか、と話していた。
それからしばらく後のことだ。
私が深夜に同じカーブを通ったときのことである。
友人の話を思い出した私は速度を落としながら路側帯に目をやった。
驚いたことに友人が言っていたような行列が目に入った。
ただ違うのは、彼らは誰一人として手招きなどしていなかった。
そして山のほうに立つ陰陽師も居なかった。
表情はなくただこちらをじっと見つめているような気がした。
カーブはそれほど長いものではなかったが、すごく長い時間を
走っていたように思う。
嫌な感じを受けつつも結局、私は何事もなくカーブを抜けた。
- 79 :
- しかしその瞬間だった。
カーブの終端と同時に途切れていた行列、その最後尾。
そこに今どき珍しい黒い和服の男が立っていて、すれ違いざまに“にや”っと笑ったのだ。
なぜか、近所でも有名な陰陽師のNさんだと、はっきりとわかった。
そして、あっと思った次にはリアのタイヤからぎゅるん、という空回りする音がして
私の車は逆向きになって滑り、歩道側面の石壁に激突しそうになったその時
「神の御加護があらん事を・・・アーメン」
その声と共に私の身体は青白い光に包まれ、地面に優しく寝かされていた。
教会生まれで神父のKさんがそこにいた。
「N、あなたでしたか」
「おのれ、貴様まで邪魔をするか」
いつの間にかNさんは全身黒いモヤに包まれ、その場から消え去った。
「彼にも神の御加護があらん事を・・・」
慈愛と哀惜に満ちた瞳で胸の前で十字を切りながら、呟くKさんを見て、
教会育ちって優しい、と俺は感動を覚えずにはいられなかった。
- 80 :
- Nさん危険やな
- 81 :
- Nさんの目的って最終的には何なんだろうな?
やっぱとって変わられた仏教への復讐なのかな?
- 82 :
- Tさんのイメージ画像
ttp://www.uproda.net/down/uproda260169.jpg/down
- 83 :
- >>82
それ言ったのお爺さんの霊じゃなかったか?
- 84 :
- >>83
俺が作った画像ではないのでセリフとか画像の元ネタは知らないす
- 85 :
- >>82の画像見れんけど寺生まれのTさんで画像検索すると映画のチラシみたいのが出るな
あれ誰だ
- 86 :
- >>77-79
Kさんかっけぇ!!
- 87 :
- >>85
これですね
ttp://blog-imgs-45-origin.fc2.com/t/a/k/takoyaki332/201134200029.jpg
- 88 :
- すごいクオリティだな。
誰が作ったんだwwwwww
- 89 :
- なんか、知らない内に新しいキャラがいるwww
いっそのこと神社生まれとか出せば?
確かTさん一家が管理している設定の神社があっはずだし。
- 90 :
- さらにいえばその神社生まれがNの兄弟みたいな設定だとなおさらいいんだが・・・
すまん、神社生まれの攻撃手段が俺には思い浮かばないんだ・・・
- 91 :
- 神社生まれのJちゃんって巫女さんとか?
刀で祓ってくれるの
流石にラノベっぽいな、すまん
- 92 :
- 流石に祓い串でド突き回すわけにもいかんしな
- 93 :
- 参考になるかわからんが実際にある神道のまじないを載せてみる
・釘責めまじない(紙に図形を書き呪文を唱えて釘を刺す)
・足止祈祷(呪文と図形は違うが上にほぼ同じ)
・引き目祈祷(弓を持ち、横に祭壇、前方に四角い的を立て矢でそれを射抜く)
・降伏祈祷(名前を書いた形代を壺に入れて呪文を唱え祭儀を行う)
攻撃手段に使えるとしたらこれくらいか
派手に演出できるのは弓矢だがアニメや漫画でありがちだしなぁ・・・
- 94 :
- 光弾撃ってる時点で、実際の方法もなにもないような気がするけどね
- 95 :
- まあそれはその通りだけど
完全オリジナルより元ネタがあったほうが作りやすいかなと・・・
- 96 :
- 小学生の頃の話。
夕方家に帰る途中、近所の飼い猫のユキコが路地に入っていくのを見ました。
私は良くその家に行ってユキコと遊んでいたので、
「ユキちゃん、遊ぼう」と声をかけながら路地に足を踏み入れました。
まだ空は明るく、高い建物なんて周りに全然無いのに、路地は暗く、
名前の由来になったユキコの白い身体が薄ぼんやり見えるだけでした。
私は何か嫌な感じがしたので、引き返そうとしましたが
「ふぎゃー!」
ユキコの悲鳴のような叫びに慌てて路地の奥へ向かいました。
二度、右に曲がった(今思えば、何故そんな風に走ったのかわかりませんが)先の光景に
私は足を竦ませました。
- 97 :
- まだハイハイしかできないような赤ちゃんが、ユキコの腹に齧りついて、内臓を食べていたのです。
明らかにこの世のものではないと分かり、早く逃げなきゃ、と思いましたが
金縛りにあったかのように動けませんでした。
やがてユキコは内臓を全部食べられ息絶えましたが、赤ちゃんはまだ満足していないのか、
無邪気な笑顔でこちらに這いよってきます。
顔の下半分と産着がユキコの血で真っ赤に染まって、なのに赤ちゃんは可愛らしい笑顔で。
そのギャップがひたすら恐くて、「助けて助けて」と何度も心の中でお祈りしました。
赤ちゃんはとうとう私の足を掴み、大きく口を開けました。
歯がびっしりと生えていました。
上下じゃなくて、口の中全体に360度喉の奥まで歯です。
その歯の一本一本が別の生き物のようにウネウネ動くのです。
今思い出しても気持ち悪くなるような、化け物の口が私の足に噛みついて……
- 98 :
- 「そこまでだ! 破ァ!!」
寺生まれで霊感の強いTさんの放った青白い光弾が赤ちゃんの口の中に吸い込まれ、
その頭部を粉微塵に粉砕しました。
すると、ワァアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンとスピーカーが壊れた時のような音がして
路地全体が歪み出しました。
「この路地そのものが奴らだったのか!? 早く、ここから逃げるんだ! 急いで!」
動けない私をTさんはその太くたくましい腕に抱えあげました。
生まれて初めて男の人の逞しさを感じて、自分の鼓動が速くなっていくのがわかりました。
なんとかその路地から逃げだした時にはもうすっかり夜になっていました。
「猫ちゃんは可哀想だったけれど、君を助けられよかった。家まで送っていくよ」
私を落ち着かせるために何度も頭を撫でてくれるTさんの、優しげな笑顔を見て
寺生まれって年下でも好きになってくれるのかな? と切ない気持ちになった私でした。
- 99 :
- (・∀・)イイ!! GJ
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