Windows XPが2001年10月25日に発売されてから、再来週で10周年を迎える(日本でのパッケージ版発売は11月16日)。 これを受けて米Microsoftの「Windows for your Business Blog」において10日、同社Windows Marketing担当ジェネラル マネージャーであるRich Reynolds氏が「Celebrate a Decade of Windows XP by Moving to Windows 7」と題した記事を 掲載した。 Reynolds氏は、デスクトップとラップトップのシェアが逆転したことや、ワイヤレスインターネットアクセスが進展したこと など、この10年間でPCを取り巻く環境が大きく変わったことを振り返った上で、2001年当時はPCに大きな前進をもたらした OSだったWindows XPだが、今では仕事のやり方が変化しており、それに対応できる最新のPC、すなわちWindows 7と Office 2010が必要だと説明する。 一方で、Windows XPとOffice 2003を使用しているPCもまだ多くあることについて、企業のOS移行について述べたGartnerの レポートを紹介している。Windows XPとOffice 2003のサポートが2014年4月まで続く一方で、Windows 8が2012年にもリリース されるとみられていることから、企業にとってはWindows 7を飛ばしてWindows 8に移行するという方法も考えられるが、 Gartnerではそれは危険だと指摘。Windows XPからWindows 7への移行準備を進めている企業はその計画を継続し、 いきなりWindows 8に切り替えることのないよう呼び掛けている。 Reynolds氏は、移行を支援するツールや情報などをMicrosoftで提供していることも、あらめて同ブログ記事で紹介している。 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111011_483025.html