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2011年10月1期懐かし邦画おまえらもっと稲垣浩を褒め称えろ!
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おまえらもっと稲垣浩を褒め称えろ!
- 1 :04/03/05 〜 最終レス :11/11/05
- 「無法松の一生」でベネチアを制し
「宮本武蔵」でアカデミー賞外国映画賞までとった稲垣監督をもっと褒め称えるできだと思うんだけどどうだ!
- 2 :
- そういえば、新宿ツタヤの邦画エリアにも稲垣浩コーナーは作られてなかったよな。
「無法松」もいいけど、笠知衆が主演した『嵐』なんかいいよね。
- 3 :
- 「宮本武蔵」はわざとつまらく演出してるの?
- 4 :
- トリマシタ ナキマシタ
- 5 :
- >>2
『嵐』で、主人公一家が住んでいる家とその周囲は、巨大なオープンセットなのか?
それとも当時はまだ、手を入れれば、撮影に使えるああいう界隈がまだあったのだろうか?
観ていて、そこばかりが気になったんだが・・・。
他には和製シラノ『或る剣豪の生涯』や、戦国大作『大阪城物語』なんか好きだね。
『大阪城物語』は、のちの三隅研次+中村錦之介『尻啖え孫市』によく似た
話なんだが、これって題材は同じでしたっけ?
- 6 :
- レス少ない・・
- 7 :
- >>1
∩(・ω・)∩バンジャーイ
- 8 :
- 「瞼の母」は稲垣版がベスト!
>>5
>『大阪城物語』は、のちの三隅研次+中村錦之介『尻啖え孫市』によく似た
>話なんだが、これって題材は同じでしたっけ?
そんなに似ていたかな?
- 9 :
- http://www.tamba.ne.jp/mb-9.html
http://www.tamba.ne.jp/mb-21.html
- 10 :
- 『手をつなぐ子等』と『忘れられた子等』も良かった・・・
- 11 :
- >>5
題材は違いますよ。
- 12 :
- 素直にアカデミー賞受賞作品が好き。
中世日本のエキゾチズムが画面に充満して、
剣豪映画なのに、まるで日本昔話のような悠久の美に浸ることができる。
八千草薫の美しさもその世界にはまりこんで一人歩きすることがない。
以後続編が作られるが、この独特の雰囲気が再現されることはなかったように思う。
- 13 :
- 海を渡る祭礼
傑作と思うが断片でしか残っていない
- 14 :
- 大味な大作ばかり作っていた人という印象であまりまともに見てないな
身びいきでなく厳しく現代の目で見て、いいと思う映画があったら推薦してほしい
- 15 :
- やっぱ、「風林火山」でしょ。
- 16 :
- この前実家に帰った時、親父とたまたま無法松(戦前版)の話になったが、
なんと漏れの親父は「あれは黒澤作品だ」と言い張ってた。
禿げしく萎えた。
- 17 :
- >>14
たしかに戦後の作品は大味だよね
しかし
「無法松」(戦前・戦後両方)と「瞼の母」は大傑作
- 18 :
- わーいレスついてたー
- 19 :
- 何と >>1 の無責任発言が飛び出しまつた。
- 20 :
- さっき「嵐」をビデオで見返しながら思ったのだが、
稲垣監督って結構シークエンスショット(ワンシーン・ワンショット)を多用するね。
カメラが流れるように人物の所作を追いかけるとこを見ていて溝口かと思ったよ。
あと、どういうわけか照明が暗い。逆行気味で人物の表情をとらえるもんだから顔が見えない。
>5の「主人公一家が住んでいる家とその周囲は、巨大なオープンセットなのか?」というのと同じ疑問は湧いたけど
情報不足で判断不能。ただ、黒光りする屋根瓦の家々がすべてオープンセットだとしたら、言葉が出ないね。
- 21 :
- 山中貞雄と共同して作った「関の弥太ッぺ」が最高!
- 22 :
- age
- 23 :
- 稲垣の作品的な全盛時代というのは、
戦前〜昭和23年頃でしょう、やっぱ(主に日活〜大映時代)。
東宝時代は駄作が多すぎますよね。
遺作は「待ち伏せ」だっけ?
あれなんか駄作の最たる例といっても言い過ぎではあるまい。。。
- 24 :
- その前の「風林火山」って良かったじゃん!
- 25 :
- この監督は子どもを軸としたほのぼのとした小品を撮るのがとても上手い。
そのことをプロデューサーがわかっていないので大作ばかり撮らせていた。
外国で賞をもらったのがつまずきの始まり。
本人には罪はない。
無法松も子どもがでているからうまくいった。(大人は駄目という意味ではない)
- 26 :
- 戦前は片岡千恵蔵や伊丹万作と組んで傑作を作っていますね。
山中とも仕事をしていたのですか。
アクの強い人とよくつきあってますね。
- 27 :
- 「風林火山」の弓、目に突き刺さるシーン初めて見たときは
「うぉ」ってこえだして驚いたよな!
- 28 :
- >>27
黒澤の「蜘蛛の巣城」の明らかなパクリ
- 29 :
- パクリでもなんでもええわい!
驚いただろ?
- 30 :
- よくよく考えたら「蜘蛛の巣城」は目に矢刺さってないじゃない
- 31 :
- またよくよく考えたら目に矢刺さったら即死じゃない
ごちゃごちゃ言う暇なく死んじゃうじゃん
- 32 :
- おまえもごちゃごちゃいうな
- 33 :
- "Rickshaw Man" (無法松の一生)のDVD
http://www.hongkongmovie.com/english/dvd/asp/search/synopsis.asp?code=DVD-374&page=3&beforebasket=search&overall=&boxset=1&key=&type=&newtype=Japanese&price=&zone=&bs=
- 34 :
- 無法松は勝新版だけ見てない
- 35 :
- あげ
- 36 :
- イナカンage
「無法松の一生」は戦前版も戦後版もイイ!
戦前版の洗練されたモノクロ映像も美しいし、
戦後版のカラーも「明治の色」って感じで好きだー
>>5
>>20
「嵐」の街並については「我が心の稲垣浩」という本に書いてありました。
図書館で借りて読んだので、よく思い出せませんが・・・。
- 37 :
- 無法松の一生は戦前の方が断然いいのが通説。
山田洋次が戦後版をみてどうしてこんなにつまらなくなったのかと嘆いていた。
役者はいいけど演出が駄目、身分差がでていないとのこと。
子役も長門の方がいい。
- 38 :
- 山田洋次につまらないと言われるほどはつまらなくないよ、戦後版。
- 39 :
- 山田監督も結構好き
- 40 :
- 「日本誕生」、「大坂城物語」、「大竜巻」
円谷英二と組んだ特撮大作は皆ドラマ部分はつまらないでつ。
でも珍しく円谷と喧嘩しない監督だったらしい。
- 41 :
- 本の助監督だった高瀬監督が講演で語ってたんだけど
大竜巻の稲垣監督と円谷監督の打ち合わせは
「よっ」「「よっ」だけで終わったんだって
なのに竜巻の来る方向はバッチリ合っていて
たまげたって
- 42 :
- 『士魂魔道 大龍巻』、衛星劇場でやりますね。
- 43 :
- 『嵐』(主演:笠智衆)観ました。いい映画だった。
- 44 :
- 戦後の稲垣浩が数多くの大味な作品を撮ったのは、東宝という会社の体質の問題。
宮本武蔵三部作は、@東宝のはじめての本格的なカラー時代劇で演出上の制約が
多かった Aのちに内田吐夢が撮った錦之助の五部作の出来が素晴らしすぎた
などの理由でイマイチという印象もあるが、のちに加藤泰が松竹で撮ったのより
は、ずっと面白いと思う。
- 45 :
- トリマシタ、ナキマシタ
- 46 :
- 稲垣監督じゃスレのびないなほとんど俺の書き込みだ
- 47 :
- >>44
たしかに加藤泰版は荒っぽい映画だが、加藤の異様な画面造形力に圧倒される。
製作上の都合はあったにせよ、稲垣版武蔵は単調で辛かった。
- 48 :
- 戦後でも、まだ大映にいて、
宮川カメラマンと組んでいる頃は、結構イイ作品を撮ってた。
例えば、伊丹万作脚本の「手をつなぐ子等」みたいな・・・
- 49 :
- 「秘剣」観たけど、ラストの叫び→暗転→「終」って編集は変だよ。
暗転要らない。次のシーンがあるかと期待してしまった。
もしかしてフィルムが切れていて暗溶だったのかな?
- 50 :
- 若い頃の稲垣さんのかっこよさにはほれぼれするな
- 51 :
- 先日スカパーの時代劇専門チャンネルで放映された
『闇の影法師』を観たら、フィルムがズタボロでビックリしたけど、
それでも轟夕起子が阪妻に想いを打ち明けるシーンが素晴らしい!
これだけでも観たかいがあったと思いました。
- 52 :
- 「手をつなぐ子等」も(・∀・)イイ!!
- 53 :
- 黒澤、小津らに比べて稲垣の評価がふるわない理由の想像
1 オスカーの「宮本武蔵」という題材は、多くの日本人にとって、錦之介版こそが
決定版で、稲垣版は見劣りする。(ゆえに、「あんなのだったら、こっちのほうが」とみんな思う)
2 カンヌの「無法松」は、オールドファンにとっては、「阪妻版のほうが詩情があった」。
だから、権威ある評論家筋には相対的に低く見られる。
3 ところが、現在までではまだ阪妻版はビデオもDVDもなく、「良かった」と
言われても、基本的に確認できない。
4 近々、DVD化されるとかいうけど、バラ売りなしのボックスのみだとすれば、
よほどの阪妻マニアの老人しか買ってくれなさそう。
5 で、戦後の「大作時代劇」の人としての仕事しか今じゃ見られない。
東宝の「○○周年記念」ものの人としてしか。
それじゃ、せいぜい「渡辺邦雄」並みの評価で終わっちゃう。
6 せめて、現代劇「手をつなぐ子等」が鳴り物入りでDVD化されれば、ねえ。
7 しかし、最大の痛手は(おそらく彼の最高傑作にして日本映画史上有数の作品であろう)
「海を渡る祭礼」が残ってないことだよね。
これさえあれば、「ヤマナカ」みたいに伝説になったのでは?
- 54 :
- 「海を渡る祭礼」は24分しかみてない。
それでも面白いことは面白かったが、
↑はちょっと過大評価だと思う。
ちなみに劇画のさいとうたかをは影響受けていると思う。
- 55 :
- 後年の大作時代劇も好きだけどな。この人の場合、演出自体のハッタリが少ないから安心して乗れる。
「大竜巻」が良かった。
- 56 :
- とにかく稲垣はたるい。
- 57 :
- 無法松は大好きなのだが
稲垣が偉いのか それとも伊丹が偉いのか
- 58 :
- >53
>5 で、戦後の「大作時代劇」の人としての仕事しか今じゃ見られない。
> 東宝の「○○周年記念」ものの人としてしか。
> それじゃ、せいぜい「渡辺邦雄」並みの評価で終わっちゃう。
>
>7 しかし、最大の痛手は(おそらく彼の最高傑作にして日本映画史上有数の作品であろう)
> 「海を渡る祭礼」が残ってないことだよね。
> これさえあれば、「ヤマナカ」みたいに伝説になったのでは?
稲垣が若くして戦死して「海を渡る祭礼」フィルムが残されて、
山中が死なずに戦後の東宝でも生き抜いて、しかし「人情」も「百万両」も
失われてたら…
そしたら、稲垣が「伝説の天才」になって、山中が「今では忘れ去られた職人」に
なってたんだろうか。
な〜んていう、歴史のifは漏れもすきだよ。
- 59 :
- 久々に書き込みが。
『壮士劇場』って観た人いますか? 主演の阪妻が稲垣監督に
「この作品の演出は『無法松』より優れている」と言ったそうなのですが。
- 60 :
- あ、>>59の話は稲垣の『ひげとちょんまげ』に載っていたのです。
- 61 :
- age
- 62 :
- 先日『忘れられた子等』を見ました。主人公の教師(堀雄二)が、知的障害者
の子供たちと接して、「子供に教えられることは大きい」と実感する映画でし
た。しみじみと心に染みる名作です。
戦後の大作時代劇に厳しい御意見が多いですが、『忠臣蔵』は、忠臣蔵映像化
作品の中で一番良かったと思います。八代目市川中車氏の吉良の憎たらしさと
気品が、すばらしかった。
- 63 :
- 風林火山か゛遺作だったらよかったのに
- 64 :
- 伊丹がいなかったらカス監督になってたはず
- 65 :
- イナカンなめんな
- 66 :
- 先日ようやく『日本映画の若き日々』を買って
読んだのですが、この人の文章はほのぼのしていて
良いですね(といっても他に『ひげとちょんまげ』を
読んだだけなんですけど)。
映画関係者の本というと個人攻撃やドロドロした人間
関係が書かれたものがありがちですから。
- 67 :
- 風林火山つまんね
- 68 :
- >>66
京都時代の話とか良かったですね。
若い映画人たちの青春群像というか、
まさに「日本映画の若き日々」という感じで。
- 69 :
- >>67
待ち伏せ観ろ
- 70 :
- ttp://www.nihon-eiga.com/0412/0412_13.html
「手をつなぐ子ら」がCSで放送!!
……ン!??
キャストが全然ちがってねえか!!??
- 71 :
- >>70
わらた。
資料を見ながら書き込んでて、出演者の欄だけズレちゃったのかな。
- 72 :
- 俺はイナカン忠臣蔵好きだけどなあ。
- 73 :
- >>71
>>72
直されたように見えて、別の間違いがまた生じてるよ。
- 74 :
- >>69
それ観せたらもっと稲垣嫌いになっちゃうよw
- 75 :
- なんと池部良が股旅者を演じたという『旅路』という
作品を観てみたいです。スカパーの放送局にリクエスト
してみようかな?
- 76 :
- ほしゅ
- 77 :
- 「手をつなぐ子等」見たよ。
よかったよ。的あげ。
- 78 :
- 寛ちゃんの純真な魂に泣きました、見守る仲間も偉い。
- 79 :
- このスレでメンヘラぶってると簡単に女が釣れますよ。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1103454155/l50
- 80 :
- 「わが心の稲垣浩」やっと買えますた。読み応えあってよかったです。
- 81 :
- ヒロシです…。
子供主体の作品が好きなのに、大作しか撮らせてもらえません。
ヒロシです…。
- 82 :
- 確かに子供主体の作品は傑作が多いですね。
「無法松」「手をつなぐ子等」「嵐」・・・
稲垣監督は子供時代に苦労されているそうなので、
(幼少時から子役として働いて、学校にも通えなかったらしい)
映画の中で幸せな子供時代を描きたかったのかな、なんて思ったり。
- 83 :
- ゴールデンウィークの時期に日本映画専門チャンネルで
『忘れられた子等』が放映されるらしいです。楽しみ。
- 84 :
- 「我が心の稲垣浩」ヤフオクでなかなか出てこない……
- 85 :
- 宮本武蔵見たら
びっくりした
つまんなくて
わざとつまらなく作ってる?
- 86 :
- >>85
おまいの感覚が稲垣向きじゃない
ほかのもん見てな
- 87 :
- 晩年の雇われ仕事
としか見られてないけど、
「風林火山」
は結構良いと思う。
- 88 :
- 浪漫と野望と哀感を描く時代劇、『風林火山』。
自分にとっては、心にしみる名作であります。
- 89 :
- 三船の兜がかっこいいよな
- 90 :
- ヒューマニズム
- 91 :
- 東京国立近代美術館フィルムセンター
で稲垣浩の特集やるね
今年が生誕100周年なのか・・・。
http://homepage3.nifty.com/showcine/koya/nfc.htm#inagaki
- 92 :
- 豊田、成瀬も100周年特集やるのですね>NFC
- 93 :
- 山中の作品が存在するという噂があるけど、幻の稲垣作品の噂はない?
- 94 :
- フィルムセンター誰もってないの?
戦前版「宮本武蔵」2本見てきた
主役を単体で見ると、錦之助より迫力あるなぁ
武蔵(千恵蔵)vs小次郎(月形)が見れただけでお腹一杯
作品自体は内田のがやっぱ決定版って感じで上かな
- 95 :
- 今日無法松の戦前のと独眼流政宗を見てまいりました
客は年寄りばっかでした
- 96 :
- >>94
地方に住んでるから行けねぇんだよ!!
関東在住の連中は自分たちだけが見れれば構わないという考え方なんだろうな
- 97 :
- それはいいすぎ。一般人には責任ないだろ。
同じ地方人としては口惜しいけどな。昔は名画座なんかが
地方にもあったらしいが。
- 98 :
- この人の時代劇は全部つまらん
「待ち伏せ」は大失敗作だし「風林火山」は三船が好演しているだけの駄作。
- 99 :
- NFCで特集上映が始まったのに、誰も感想を書かないので、観た何本かの感想を
書きますね(一般映画板のフィルムセンターのスレは落ちちゃったみたいなので)。
「海を渡る祭禮」
日本絵映画の失われた名作と言われていますけど…、果たして本当にそうなのかな〜?
同時期の作品を何本か観ましたけど、佳作どまりじゃないかな?もちろん、あれだけの
部分じゃ評価はできないけど。まあ、観れないとなれば想像は膨らみますからね〜。
「東海水滸伝」
海軍の慰問映画だそうで(恤兵映画ってやつ?)、阪東妻三郎・片岡千恵蔵・市川右太衛門の
豪華競演(3人が同一画面にクレジットされる!)。千恵蔵・右太衛門共に見せ場はあるけど、
阪妻がさすがの貫禄。とにかく、この人のグッと引き付ける演技の集中力は、いつ観てもタダモン
じゃないな〜、と思わされます(それ故にクサイとも言われるんだけど)。
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