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2011年10月1期懐かし邦画【天気晴朗ナレドモ】日本海大海戦【波高シ】 TOP カテ一覧 スレ一覧 削除依頼

【天気晴朗ナレドモ】日本海大海戦【波高シ】


1 :04/03/23 〜 最終レス :11/11/20
♪敵艦見えたり 近づきたり
 皇国の興廃  ただこの一挙
 各員奮励   努力せよと
 旗艦の帆柱  信号揚がる
昭和四十四年年に公開された東宝映画「日本海大海戦」に関するスレであります。
実質的に円谷英二の遺作となった本作品。
仁川沖海戦、旅順港閉塞戦、八月十日の海戦、蔚山沖海戦、そして対馬沖海戦・・・
海戦シーンを彩る各種の艦船ミニチュア、そして絵画的な特撮カットが冴え渡る!
東映「日本海大海戦 海ゆかば」、新東宝「明治天皇と日露大戦争」の話題もOKです。
画面狭しと駆け廻る、戦艦・装甲巡洋艦・防護巡洋艦・駆逐艦・水雷艇を語るべし。

2 :
2getということで、トーゴーターンよりも敵前大回頭と呼ぶべきだと思う。

3 :
作品データ
製作 ................  田中友幸
監督 ................  丸山誠治
特技監督 ................  円谷英二
脚本 ................  八住利雄
音楽 ................  佐藤勝
美術 ................  北猛夫
合成 ................  向山宏
特技監督助手 ................  中野昭慶
スチール ................  田中一清

協力 ................  三笠保存会
 
配役    
東郷大将 ................  三船敏郎
広瀬少佐 ................  加山雄三
明石大佐 ................  仲代達矢
前山一等兵 ................  黒沢年男
杉野上等兵曹 ................  小鹿敦
若者 松 ................  松山省二
森下砲術下士官 ................  佐藤允
上村海軍中将 ................  藤田進
津野田参謀 ................  平田昭彦
秋山参謀 ................  土屋嘉男
山岡参謀 ................  船戸順
信濃丸副長 ................  佐原健二
山本大尉 ................  児玉清
伊地知大佐 ................  田島義文
松井大尉 ................  久保明
栗野公使 ................  小泉博
橋口島司 ................  田崎潤
伊藤博文 ................  柳永二郎
加藤大佐 ................  加藤武
片岡中将 ................  北龍二
ロジェストウェンスキー司令長官 ................  アンドリュー・ヒューズ
スタルク中将 ................  W・ジェンケル
スウォーロフ艦長 ................  A・スターク
ネボガトフ司令官 ................  ピーター・ウィリアムス
九鬼顧問官 ................  佐々木孝丸
島村参謀長 ................  稲葉義男
山県有朋 ................  三津田健
山本権兵衛 ................  辰巳柳太郎
てつ夫人 ................  草笛光子
乃木希典 ................  笠智衆
明治天皇 ................  松本幸四郎

4 :
そう。やはり「敵前大回頭」がしっくり来ますね。
「坂の上の雲」好きとしては、秋山真之が出てこないのがちと残念。
「味方の全力を持って、敵の分力を叩く」作戦はまさに彼の発案。
とにかく、この映画の、煙突から白煙(日本艦隊)黒煙(バルチック艦隊)を
もくもく出しながら進んでいくミニチュア艦船が好きで堪らないのよ〜
大戦での艦船とも違った、明治期のクラシックないくさぶねの魅力満載!

5 :
あ・・・秋山参謀出てたか。しかも土屋嘉男。
あまり印象に残らないんだよなぁ・・・

6 :
波、水柱、黒煙、船の揺れ.....。バランスが絶妙なんだよね。
これに比べたら「連合艦隊」の大和の特撮のショボイ事......。

7 :
母親に連れられて観たとき(小5)は大興奮、大感激だった上に、
ソースは司馬遼のみなんで、あまりエラそーには言えませんが
「敵が対馬海峡に来るか否か」で東郷が取り乱すシーンだけは・・。
悩み抜くのは秋山、泰然自若の東郷・加藤、この図式で突っ張って欲しかった。
「国から親父が出てきて、ま、坐れや」「薄いブリキ」「呆れ三太」「ゴミ取り権介」「水漏るぞ」
佐藤允も良い味出してましたね・・・佐藤勝の音楽がまた涙ものでした。

8 :
笠智衆の乃木希典は絶妙なキャスティングですね。
203高地をを描いた作品は他にもありますが、一番ピッタリくる様な気がします。
ただ、皆さん言われる様に「坂の上」読者から見ると秋山真之の影が薄いのはどーも。
軍神・東郷平八郎を英雄と描きたいのはわかりますが…。
奇人・秋山らしからぬ土屋嘉男の紳士的な演技にも違和感を感じました。
あと、上村中将を演じた藤田進もいいですね。ああいう耐えに耐える軍人役では
面目躍如の演技を見せてくれます。
「明治天皇と日露大戦争」と併せて見てもおもしろいですね。

9 :
>>7
そうそう、佐藤允。
頼りがいのある下士官役をやらせたら天下一品だよなぁ・・・
露助の覚えにくい艦名を兵卒に判らせるための邦訳?は漏れも好きです。
クニャージ・スウォーロフ → 「国オヤジ座ろう」
シソイ・ヴェリキー → 「薄いブリキ」
アレキサンドル三世 → 「アキレ三太」
ボロディノ → 「ボロ出ろ」
イズムルード → 「水漏るぞ」
ドミトリー・ドンスコイ → 「ゴミ取り権助」
アリョール → 「蟻寄る」
オスラービヤ → 「押すとピシャ」
よくこんなの思いついたものだ・・・w

10 :
【ゴジラ】昭和東宝特撮SF映画総合【本多】
http://that2.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1066792863/l50

11 :
>>8
「呑まんとなら出て行ってくれぃ!」藤田進、よかったですね。
>軍神・東郷平八郎を英雄と
しつこくって恐縮ですが、それだけになおさら、あの「取り乱し」が不可解。
まあ当方も「坂の上」の影響受けまくってるから・・・やっぱしエラそーにゃ云えんですが。
あと山本権兵衛の辰巳も、やたら好戦的(?)で不可解な設定でしたね。
>>9
「トラトラトラ」・・・「エンタープライズ!」「ばかもん、赤城だ。自分たちの旗艦だぞ」・・も、
拙者は大好きです。

12 :
上村中将も、さり気に悲劇のひとだなぁ。
浦塩艦隊を何度となく取り逃がし、留守宅に石を投げられる始末。
勝利を掴んだとたんに「名将」と呼ばれるあたり、乃木さんと双璧かも。
でも笠さんの乃木将軍は良かった。
三船トーゴーが野戦陣地を訪問し、彼から労いの言葉を受けると、
「はい。その、お言葉だけで、乃木は、やれます。
  乃木は、やります。」
あの口調で言うんだもの。
本物よりいいw

13 :
なかなか東宝の「日本海大海戦」人気高いですね。
でも、個人的には軍国美談風の新東宝「明治天皇と日露大戦争」
が面白かった。
特撮も頑張ってたし、時折挿入される、明治天皇の歌もポイント
高し。ツッコミどころも多い作品だと思う。

14 :
>>13
「明治天皇と日露大戦争」の特撮を担当した上村貞夫氏自身、
ベストワークであったと振り返っているほどです。
氏は「天皇皇后と日清戦争」第二東映移籍後の「殴り込み艦隊」でも
気合の入った海戦シーンを撮ってますね。
…しかし、この板和製特撮映画の単独スレが乱立してますなw
今の特撮板に見切りをつけた人がそれだけ増えたってことか。

15 :
来年の5月28日は日本海海戦から100周年。
横須賀の三笠記念館ではなにか大きなイベントやるんだろうか?
やって欲しいなぁ。
「明治天皇と日露大戦争」の東郷平八郎は田崎潤が演じてるんだけど
なんというか威厳不足なんだよね。単なる疲れたおっさんという感じ。
なぜなんだろう?数年後の神宮寺大佐はもの凄く威厳があるのに…。

16 :
俺は田崎東郷けっこう好きだ
日本海大海戦ではなぜか島長みたいな役だったな

17 :
>>12
俺も笠・乃木大将、好きだなァ。
たしか、作中、最前線へ視察に出かけ、例の目立つ黒い上着に白いズボンで
どんどん前へ進んでいくものだから、参謀や副官たちが「閣下、おやめ下さ
い!あぶのうございます!」と手を取って制止するのを振り払って歩くシー
ンがあったっすよね。そこが印象的だった。乃木大将の人柄と覚悟とでも言
えばいいのか、そういうエッセンスを感じたのです。

18 :
>>15
半月ほどまえに三笠見に行ったけど、
「日本海海戦100周年」の横断幕が掲げられていた。
田崎潤は「日本のいちばん長い日」の厚木基地で
「威厳」と「マラリアで衰弱」が両立してたけどねぇ。

19 :
笠さんは、「日本のいちばん長い日」では鈴木貫太郎首相を演じていたね。
三船の阿南陸相を相手に、落ち着いた態度で一歩も引かずに思うところを通す・・・
乃木将軍役にも通じる、静かな中にも覚悟を決めた演技だったなぁ。
「阿南くんは、暇乞いに来てくれたんだねェ・・・」
まぁ実際の乃木さんは、あまり前線視察はしなかったようで・・・

20 :
↓こんなものまであるんだねぇ。売れてんのか?
ttp://www.gingakogenbeer.co.jp/rjw/

21 :
>>19
スレ違いでスマソだけど、鈴木首相役は笠、畢生の名演だと思ふ。
「陸相も大変なのではないでしょうか。御前会議、一晩延ばされたら如何でしょう」
「いや、いかん。いけません。」
穏やかな中にも決然とした無私の心境が滲み出てましたね。
それだけに、後で出てくる「暇乞い・・」の台詞が一層生きてました。
話を「日本海・・」に戻しますと、やっぱり最後のナレーション。
「その人の名は・・」あれ、子供の時から痺れてました。

22 :
>>18
そうか日本海海戦百周年か・・・
ここ5年くらい三笠に行ってないんでまた行ってこよう。
子供のころ行った時は、艦内で「明治天皇と日露大戦争」の海戦シーンを
上演してたのを覚えてる。
水雷攻撃を受けて、敵艦の「上甲板がまるごと吹っ飛ぶ」特撮シーンが
目に焼きついてしまった。
5年前に行った時では、普通のドキュメント風の映画を上映してたけど、今はどうかな。
でもいつ行っても、三笠のあの艦橋や司令塔の小ささには驚くよ。
トーゴーさんは司令塔に入らずに、敵弾飛び交う中、航海艦橋の上の露台に
立っていたのだよなぁ。
想像すると足がすくむ・・・

23 :
東郷と乃木の会談シーン。三船敏郎と笠置衆という大根役者コンビで
本当だったら目も当てられない様なシーンになってもおかしくないのだが、
味があるいいシーンなんだよなぁ。芝居はドヘタなんだけどそこがまたいい。
最近は、こういう下手なんだけど味がある役者がいなくなってしまったなぁ。
こういう系統の人だと藤田進も入るね。

24 :
三笠公園にある東郷の銅像はもっとミフネに似せるべき。

25 :
>>23
うん。はっきり言って三船も笠も、演技というよりは「存在感」の役者だと思う。
それぞれ黒澤、小津という映画世界のなかで抜群の印象を残す人たちだよね。
そういえば、「長い日」の笠さんの鈴木貫太郎は、日露開戦の直後に水雷艇部隊を率いて
旅順艦隊に夜襲を掛けたのだよなぁ。
広瀬少佐役の加山雄三も好きだ・・・
彼が戦死するシーンに一瞬流れる曲は、軍歌の「広瀬中佐」だね。(戦死後昇進)
死んだおばあちゃんがよく歌っていた。
♪闇を貫く中佐の叫び
 杉野はいずこ 杉野は居ずや

26 :
昭和44年というと開戦65周年の年か、まだ従軍兵士がかろうじて存命していた時代だったのかな?

27 :
昭和55年の二百三高地の頃も結構存命してたみたい

28 :
>>26
三笠の水兵が生きていて、テレビで日本海海戦の思い出話をしているような時代でした。

29 :
ほぼ同時代に書かれた「坂の上」でも、戦艦富士の主砲塔揚弾員の談話が載ってた。
戦艦アリョール搭乗の水兵ノビコフ・プリボイが書いた「ツシマ」持ってるけど、
やはり当事者の証言は生々しいね。
砲撃戦の断片でやられ、下瀬火薬の炎で焼かれ・・・
海戦は負傷兵を後送できないから悲惨だ。艦が沈めばそのまま水葬だし。

30 :
なにしろ呆れ三太は生存者無し、ぼろ出ろは生存者1名(だったかな)ですもんね。

31 :
で、ゴミ取り権助はどうだったんかの?

32 :
ゴミ取り権助は、なんと5月29日の早朝まで戦ったあと、ウツリョウ島に
自ら難破した。頑張った方だよな・・・
戦闘中は、船内に収容したオスラビヤの乗組員がパニクって
大変な騒ぎだったみたい。

33 :
>>32
ありがトン。
久々に船名(w)を聞くと、つい影絵のシーンを思い出して藁ってしまうのは漏れだけ
でつか?

34 :
「いいか。こいつはボロジノ。襤褸出ろ、だ。
 ロスケって奴はすぐ襤褸出すからな。
 襤褸出ろ!」
「「「襤褸出ろ!」」」
いいねぇ・・・
しかし、国親父座ろう、呆れ三太、襤褸出ろ、蟻寄るは同型艦。
あの影絵だけで水兵が判別出来たかどうかは疑問だ・・・

35 :
特撮も迫力あるし、実物の三笠を活かした撮影も良い。
配役も豪華だし、佐藤勝の音楽も好き。
でも、ちょっとナレーションが多すぎるのがなぁ・・・。
戦記ものが好きな親父に「DVD買ったよ」と誘い水を向けてみたが
「あれはつまらないからいいよ」の一言。
親父の記憶に拠れば、公開当時は「電気紙芝居」と酷評されたらしいですね。
「あの大海戦の意義や推移を余すところ無く伝えたい!」
という製作側の意図はわかるんだけど、やはりもう少し映画的な表現を・・・。

36 :
少なくとも、「日本海海戦 海ゆかば」よりは遙かにいい映画だと思う。
あれは何というか・・・おもちゃ箱をひっくり返したような映画だったな。
わざとらしさ全開。

37 :
ちょっと気になった事があるんだけど。
旅順要塞攻略の目的の中には
「旅順港に停泊中のロシア艦隊を
 陸上から攻撃するための観測地点の確保」
というのがあったわけでしょ?
それなのにこの映画の中では三船東郷と
笠乃木が双眼鏡で旅順港を視察する場面がある。
まだ要塞陥落前なのに。
これって変じゃないの?
それとも俺は重大な勘違いをしている?
誰か教えて。

38 :
>>37
そうだっけ?
確か東郷さんは203高地攻略の視察に行っただけで、港内は(当然ながら)
見えなかったと思うけど・・・
本来だったら旅順攻略は陸軍の戦略構想の中に入っていなくって、海軍からの
要請により要塞攻撃に乗り出した。
陸軍からすると、別に旅順は放っておいても問題はないけど、海軍からいくと
旅順港内に第一太平洋艦隊が残ったままバルチック艦隊が来襲したら
戦力比は倍以上になるからね

39 :
>>38
いや、それが映画では見えてるように描かれてるのよ。
DVDチャプター13「東郷と乃木」より再現。
小高い丘の上。乃木と東郷が双眼鏡を持って立っている。後ろには幕僚達。
東郷、双眼鏡でロシア軍陣地を視察している。
東 「なるほど・・・これは聞きしに勝るものですなぁ」
乃 「東郷さん、それ(東郷の双眼鏡)はドイツのツァイスの物だと聞いてますが」
東 「はい。よく見えますよ。どうぞ」
東郷、乃木に双眼鏡を手渡す。
乃 「はぁ。(会釈して受け取り双眼鏡を覗く)」
乃木の主観。旅順軍港と停泊中のロシア艦隊が見える。何隻か沈んでいる軍艦も。
東 「乃木さん、港内にだいぶ敵の船が沈んでおりますなぁ」
乃 「はい、海軍の重砲(臼砲?)を貸して頂いたから、それでやっと・・・」
こんな感じです。旅順攻略戦の詳しい推移は知らないけど
これは「二〇三高地は落ちてるが、本要塞は落ちてない」
という設定なのかな?でもこの後に要塞の頂上で日本兵が日の丸を振る場面で
しっかりと「二〇三高地」というスーパーが入れられてるし・・・。

40 :
>>39
そうでありましたか!
なんともはや・・・
203高地は、旅順要塞の中で「簡単に陥とせそうな上に、港内一円が見えそう」
な理由で攻撃目標に選ばれたのだけど、乃木さんが中途ハンパに攻撃してるうちに
ロシアがどんどん防御を固めてしまった。
>乃木の主観。旅順軍港と停泊中のロシア艦隊が見える。
そっから見えるんだったら、態々203高地を陥とす必要はない・・・
どうも作ってる側もこの辺は混乱してるみたいだねw
もう一度見てみよう。

41 :
>39
>しっかりと「二〇三高地」というスーパーが入れられてるし・・・。
私も見てみましたが、乃木と東郷が双眼鏡を覗いてる地点が
203高地だとすれば納得が行きます。
字幕スーパーの「二〇三高地」は、旅順要塞を代表する地名として
間違いを承知で使ったのではないかと思います。
(東鶏冠山とか老鉄山とか言われてもピンとこない)
>40
混乱というか、一部脚色しているのではないでしょうか?
203高地攻略を実質指揮したのは児玉総参謀長なのに、
この映画ではそのことに触れていませんし。

42 :
海軍記念日age

43 :
>>41
>203高地攻略を実質指揮したのは児玉総参謀長なのに、
>この映画ではそのことに触れていませんし。
映画には予算というものがあるのだ。
もし、児玉源太郎を出そうと思ったら、三船・笠クラスの俳優がもう一人必要になる。
そこまで予算が回らなかったものと思われ。

44 :
坂の上の雲の産経新聞連載が
昭和43年(1968年)から47年(1972年)。
日本海大海戦は製作=東宝 1969.08.01 9巻 3,495m 128分
いわゆる秘史とされた児玉督戦の存在は司馬遼太郎の
小説の後(どうせそうだろ?)だから、致し方ないと思われ

45 :
二百三高地占領

二百三高地を観測所にして旅順艦隊を砲撃

連合艦隊、水雷挺で残りの旅順艦隊を攻撃

東郷、旅順艦隊全滅を確認

東郷、第三軍司令部へ赴き慰労の言葉を述べる(旅順要塞降伏前)

連合艦隊、第三艦隊を残して帰還

旅順要塞降伏
時系列的にはこんな感じだから、旅順艦隊全滅前に東郷と乃木が会っているのはおかしい。
でもまあ娯楽映画大作だから絵面を重視したんじゃないの?

46 :
第181回:検証・二○三高地の悲劇はなぜ起きたのか
     〜秘蔵写真が明かす激戦の真相〜(仮)
放映日:平成16年6月9日(水)21:15〜21:58 総合
ゲスト:半藤一利(作家)
番組内容:その時:明治37年(1904年)11月27日 出来事:旅順攻略戦で、乃木希典が二○三高地攻撃を決断する
昨年ロシアで、日露戦争の秘蔵写真が数千点存在することがわかり、最大の激戦として知られる旅順・二○三高地の戦いを、
ロシア側から生々しく捉えた現場写真も明らかにされた。日本が国の存亡をかけて戦った日露戦争からちょうど100年。
新史料をもとにしたロシアの大要塞の全貌を明らかにするCGや、日本軍内の極秘電文などをもとに、20世紀・消耗戦の
時代の始まりとなった二〇三高地の悲劇がなぜ起きたのか、その背景に迫る。
【NHK】その時 歴史が動いた http://www.nhk.or.jp/sonotoki/

47 :
仲代達矢氏の、明石元次郎役が良かったですね。

48 :
「日本海大海戦」はフィルムの色も何となくいい雰囲気を出しているよね。

49 :
明治帝役の松本幸四郎が
いかにも歌舞伎役者ぽい台詞回しでイマイチだったが
現幸四郎がやったら笑ってしまいそうだ

50 :
>>49 少し前の「山本五十六」、米内光政役でもまったく同じだったよ。
・・・好きだけどね。

51 :
>>49
俺は、当時はこんな感じだったかも、とか思ったんで
割合普通に感じられた

52 :
マジ、「東宝の」日本海大海戦は個人的には最高の戦争映画だ。・゚・(´∀⊂)

53 :
俺的には白黒作品にして欲しかった。
御前会議のシーンとか色がショボく見える。
「キスカ」の感じと比べると重みがないっつーか。
でも海戦シーンは独特の色合いでかなりいいと思う
特撮は申し分ない

54 :

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ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡 俺様 最凶ォォォォォッ!!もうすぐリアル戦争を見せてやるからYO
ミミ彡゙         ミミ彡彡                            ,-v-、
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55 :
やれやれ。

56 :
70年代の子供の頃、TV放映されたのを見て明石大佐にしびれた。
シルクハット、インバネス、ステッキを手に、ストックホルムの街を馬車で往来するダンディーな帝国陸軍間諜。
露国秘密警察の襲来を小型ピストル片手にやり過ごし、黒猫を抱いて悠然と去る。
こんなかっこいい日本人がいたのかッ!と興奮したね。
(歴史上の明石とは大分違うみたいだけどね)

57 :
まぁスパイ→ダンディ、という図式で明石=仲代になったのだろうけど…
山縣有朋の前で熱弁をふるうの余り小便を漏らしたのも気付かず、小便が床を経由して
山縣の足を濡らしたエピソードなんか豪快さんだよなぁ。
山田風太郎「ラスプーチンが来た」での若き日の明石がそんな感じ。

58 :
明石って風太郎作品では大男、司馬作品では小男の設定だけど、
どっちが本当なのかね。
実物の写真見ると小柄っぽいけど、単に頭が大きいだけかもしれぬ。

59 :
東宝「日本海大海戦」でダンディー明石大佐がインプットされてしまってたんで
「坂の上の雲」読んだ時の結構ヒドい描写には参ったわ`,、('∀`) '`,、

60 :
59だが
・・・・・インプリンティング(・_・ )ゞ

61 :
バルチック艦隊登場のシーンになると、バスクラやバスドラをふんだんに使った
「怪獣登場シーン的」暗くてコワ〜イ音楽(佐藤勝)が付いてたね。
まあ好きなんだが、初見時から「ちと、やりすぎじゃないの?」と思ってた。

62 :
この映画は封切りでみたぞ。幼稚園児だったが行った。

63 :
>>1が挙げてる軍歌、「日本海海戦」の一番。
(最後を除いて正確に記憶してないが)
長駆○万○千里(とかなんとか)
・・・・寄せ来し敵こそ健気なれ
確か「橘中佐」でもそうだったけど、先ず敵を讃える処から始めるのがイイ!

64 :
>63
海軍軍歌「日本海海戦」
一、
海路一万五千余浬
万苦を忍び東洋に
最後の勝敗決せんと
寄こせし敵こそ健気なれ
ちなみに>1が挙げているのは文部省唱歌「日本海海戦」の一番。
一、
敵艦見えたり近づきたり
皇国(みくに)の興廃ただこの一挙
各員奮励努力せよと
旗艦のほばしら信号揚がる
みそらは晴るれど風立ちて
対馬の沖に波高し

65 :
>>64 ご丁寧な指摘&補完&訂正ありがとうございます。
ウロで書いちゃイカンですね・・・>>1さんにもお詫び。
>文部省唱歌「日本海海戦」
この歌は愚母(いま72)が憶えてて、昔からよく唄ってくれました。
ただ 信号揚がる、を「Z旗揚がる」と間違えてた。
「広瀬中佐(轟く砲おと、の方)」や「勇敢なる水兵」「水師営の会見」なんかも
みんな父母から教わりました。

66 :
>>65
素敵なお母様ですなあ・・・・・・・・・・・
我が家では私が軍歌が好きでレコードを良く聞いてたら
気味悪がられたか母にそのレコード隠されてしまったよ(・_・ )ゞ
・・・・・無論探し出してまた聞いたが。

67 :
うちのおばあちゃんは皇太子殿下がお生まれになった時の歌だ
といって
♪お生まれんなった、お生まれんなった
という歌をちょっとだけ歌って聞かせてくれました。
今上天皇陛下のことかな。

68 :
ぐぐってみたら、日本海海戦の歌は3種類あるみたいですね(&日本海夜戦の歌X1)
ttp://www.d1.dion.ne.jp/~j_kihira/band/index.html
♪敵の先頭「スウォーロフ」の
 第一弾を初めとし
 彼我の打ち出す砲声に
 天地も崩るる斗(ばか)りなり
う〜燃える…
「敵艦見えたり近づきたり」は、うちの亡くなったばぁちゃんがよく歌ってたよ。

69 :
国親父座ろう!!

70 :
クイズだ!!
@国親父座ろう=?
Aゴミ取り権助=?
B油布巾=?
C呆れ三太=?
D水漏るぞ=?
正確な艦名を答えよ!

71 :
まだあったw
E押すとピシャ=?
F薄いブリキ=?
G蟻寄る=?
・・・・・しかし何つーかこれらのネーミングのセンス秀逸杉w
誰が考えたのやら

72 :
Bはアプラクシンだよね?
あとは前レスで既出だけど・・・
この日本語艦名wを考えたのは、三笠砲術長の阿保清種だったみたい。
よく考えたよなぁ。
旅順艦隊にはなかったのかな?
ペトロパブロフスクとか、セヴァストーポリ、ツェザレウィッチなんて
当時の農村出の水兵さんには覚えづらいだろうに・・・

73 :
>>70-71 小姑みたいでヤなんですが、>>7 >>9 あたりで・・・ゴメンね。
でもこのnamingセンスは抜群ですねえ・・・佐藤允の顔も浮かぶナ。
「露助ってのはすぐボロ出すからな」「わははは」「ボロ出ろ!」「ボロ出ろ!」
>>72 それは初耳でした。
安保清種も後年、加藤友三郎や島村速雄と同様、本当にリベラルで識見高い提督として
大正〜昭和初期の海軍史に名前を残してますね。

74 :
ロスケの水兵さんが日本艦の艦名を知ってないとこうなるという実例。
(N・プリボイ:ツシマ)
巡洋艦「磐手」はその外観がわが「アウローラ」を思わせる艦で…
「アウローラ型の敵艦を撃て!」
間もなく「磐手」を目掛けて攻撃の火蓋が切られた。
ところが、ある砲塔で悶着が起こった。命令伝達の任務についていた男が、
指揮官の命令をなかなか理解することが出来ないで、いつも聞き返していた。
「なぜアウローラを砲撃するのでありますか?あれは味方の艦ではありませんか?」
五六ぺんほど同じ命令が繰り返されたが、しまいにはとうとう頭から毒舌を浴びせかけられた。
「やい、トンチキめ!ヘソで聞かないで耳の穴で聞きやがれッ!」
ナイスな訳ですな…

75 :
スレタイにもなっている「天気晴朗ナレドモ波高シ」
映画では字幕しか出てこないんだよね。
ちゃんと伝令を読み上げる「明治天皇と日露大戦争」とは異なり。

76 :
昭和四十四年年に公開された東宝映画「日本海大海戦]」
なんで秋山実之出て来ないの?ストーリーが複雑になるから?
「203高地」に出て来る伊地知参謀長が連合艦隊参謀長役で出てましたね。

77 :
秋山弟は「日本海大海戦」出てると思ったが?
「発砲はまだかな?」と東郷ターン中、艦長と顔を合わせる
参謀役が秋山だったと思う。
ちなみに史実では伊地知(だっけ?)三笠艦長は階下の防弾操舵室に
いたはずだが、映画では指揮デッキに提督と同伴吹きさらしだったな

78 :
ちょい役ですか。七段構えの作戦とか重要な役割を果たしたのに。
敵が対馬海峡に来るのかどうか、東郷さんが悩む場面が不満です。
なんか、参謀長に八つ当たりしたり。「長官のそんなところをみたのは
初めてです」なんて陳腐。
八島と初瀬が蝕雷して沈んだとき、報告の者に「菓子でも食わんか」という場面が欲しかった。
(坂之上の雲)

79 :
>>76 秋山サン
一応、土屋嘉夫が秋山真之なんスよ、いちおうね。
んで稲葉義男は終始一貫参謀長(ビリングでは島村速雄)なんだが
実際には黄海海戦のあと、加藤友三郎に交代してる。
島村は不活発だった駆逐隊への措置(司令、艦長全て更迭)に応じ、
自分からトップ交代を申し出たんですよね(ソースは司馬遼)。
ったく、ミッドウェー後の南雲・草鹿あたりとエラい違いだ。
映画でもそのあたりはキチっと描いて欲しかったのはヤマヤマなんだが
藤田進の上村彦之丞、これが抜群に良いんで全て許してしまうなあ。

80 :
上村どんも悩みましたね。自宅に投石されたんですか?

81 :
>>80 秋山サン
投石は記憶にないが、「濃霧ゝゝ、逆さに読めば無能なり」。
ところで、>東郷さんが悩む場面が不満
>>7 は私なんですが、ようやく同意見の方が現れてウレしいです。

82 :
東郷閣下は小男だったはず。

83 :
>>79
参謀役は1人で代表されてしまう傾向がありますね。
新東宝明治天皇と日露大戦争では,島村参謀長を丹波哲郎が演じていて,この方が
1人で全作戦を牛耳っておりましたw 新東宝版では島村は艦隊司令に異動している
ようなのだが,それでも,日本海大海戦前の作戦会議で丹波さん大活躍してましたw

84 :
丹波閣下は第3軍の指揮権剥奪くらいでは、荷が軽過ぎるな
ぜひとも統帥権を壟断してもらわねば。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と洒落で書いて気がついた。
五社英雄「226」真崎甚三郎(226事件の皇道派黒幕)って
丹波閣下だったのでは。
危険だ。この男は危険すぎる

85 :
>>83
そういやキスカでは国友参謀が一人で大活躍してたなw

86 :
乃木はやれます。
乃木はやります。

87 :
乃木はやめます

88 :
やめてください

89 :
乃木を辞めさせてはいかん

90 :
そんなことをすれば乃木は生きてはいまい。

91 :
乃木、ってよし

92 :
乃木、知恵貸してやりたいけどな、わしゃなぁ もう頭おかしゅうて・・・なんもわからん!

93 :
勿体無いから貸さんでよろし。

94 :
わしゃ木石じゃないぞ

95 :
東郷長官は戦闘中ずっと外にいて無傷だった。普通旗艦は敵の砲火が集中して、破裂した砲弾の破片で負傷する確率が高いのに。反対にロ中将は装甲された指揮所にいながらも重傷を負った。運の違いだけなのだろうか。

96 :
影武者だったんだよ。
長官はじめ幕僚は本当は「富士」から指揮していた。
「三笠」は被害担当艦として先頭を走っているのに、連合艦隊の
頭脳を最初の一撃で破壊される危険を、この一戦に賭ける連合艦隊が
するわけがない

97 :
>>96
つーか、先頭の2隻はハリボテだろ?、ロスケの攻撃を集中させるための。
公式記録には残っていないけどな。

98 :
>影武者
冒頭で東郷長官がふたり、合成でにらみ合うシーンは名カットだな・・・っと。
ネタはともかくこの映画のDVD、中野昭慶の解説、秀逸だったよ。うん。

99 :
これと「嵐」のDVD、いつも視野には入れてるんだが・・・¥がねえ。
レジへ持って行く途中で引き返したこともある(哀)。

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