2011年10月1期懐かし邦画【フリー】五社(六社)協定【貸し出し】
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【フリー】五社(六社)協定【貸し出し】
- 1 :11/09/27 〜 最終レス :11/11/19
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%A4%BE%E5%8D%94%E5%AE%9A
よく分からないこの制度の発足と崩壊
なんでこの時期にこの人がこの映画会社のに?
ってのを語り合いましょう
- 2 :
- 笠智周は松竹はいつまで専属だったんだ?
50、60年代は結構節操なくいろいろ出ているが
- 3 :
- 三船はデビュー時期から東宝以外にでていないか?
どういう契約だったんだ?
- 4 :
- 歌手、喜劇俳優は該当しなかったのか?
江利チエミ、雪村いずみ、アチャコとか
結構複数会社からでていたぞ
- 5 :
- 栗塚旭はTVで該当してしまった
- 6 :
- 新東宝のグラマー女優前田通子、東映の高千穂ひづる、大映の山本富士子、田宮二郎はこれの最大の被害者だね。
- 7 :
- 百害あったシステムであることは確かだけど、これのお陰で会社どうしのライバル心が高まって、
互いにシノギを削って成長しあうことになったことも確かだと思うんだよね。
五社協定、ブロックブッキング、撮影所の徒弟制、
・・昔は‘病巣’とも呼ばれた映画界のこういうシステムがなくなったことが、
日本映画のパワー低下を招いたんだよ。
- 8 :
- 日活は50年代と60年代 似たような人選で似たような恋愛青春映画
作っていたんですが 大映もか
そりゃ衰退するわな
- 9 :
- 小津の「秋日和」は
主役のクレジットが真っ先に
原節子(東宝)
司葉子(東宝)
だもんね こんな映画当時あまりなかっだろう
- 10 :
- >>9
ヒロイン役なのに、他社専属であるがゆえに特別出演だということにされ、
特別出演なのにクレジットではトップだという、メチャクチャな例もあった。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1188317612/419
- 11 :
- >>2
小津安二郎との思い出を綴った笠智衆の本では終戦後すぐに松竹大船を退社してフリーになったとあった。
松竹への出演を優先してるようだけど本数契約でもなかったから他社出演で(松竹)とはクレジットされない。
ちなみに息子さんは東宝の社員になった。
- 12 :
- >>7
逆だろ
五社協定、ブロックブッキング、撮影所の徒弟制
こんな事やってたから競争力なくなって新興のテレビにやられちゃったんだろ
- 13 :
- >>3
戦前消滅した日活が復活する噂が出るまで、五社協定はないよ。
戦前に長谷川一夫が顔切られたり、自由ではないが。
五社協定は、戦前の映画新体制で日活を乗っとる形で大映を作ったラッパが主導した。
大映が崩れるのを恐れたんだろう。
小林桂樹なんかは復活日活に出てるしね。
当時東宝専属だったんだけど、
自分は本来日活の人間ってことで。
- 14 :
- 日活が浅丘ルリ子を東宝に貸して、引き換えに東宝が星由里子と浜美枝を日活に貸したように、
女優の貸し借りはあるけど、男優の貸し借りは殆どない。
東宝系の東京映画の契約俳優だった森繁、伴淳、フランキー、のり平なんかは
あまり制約受けずに東宝系以外にも出まくってるんだけど、これはどういう契約になってたのか。
伴淳は東京映画以前の松竹時代から他社出演が多いし、ずっと特別扱いなんだろうけど。
- 15 :
- >>3
戦前消滅した日活が復活する噂が出るまで、五社協定はないよ。
戦前に長谷川一夫が顔切られたり、自由ではないが。
五社協定は、戦前の映画新体制で日活を乗っとる形で大映を作ったラッパが主導した。
大映が崩れるのを恐れたんだろう。
小林桂樹なんかは復活日活に出てるしね。
当時東宝専属だったんだけど、
自分は本来日活の人間ってことで。
- 16 :
- 本数契約(優先出演契約)と専属契約は違うからね。
山本富士子は、専属契約から本数契約への更改を申し出たことで、ラッパを怒らせたんでしょ。
志村喬は東宝専属だったけど、他社出演が多い。
- 17 :
- >>12
五社協定は対TV用防波堤の役割も持っていたよ。
それはともかく、ブロックブッキングや撮影所の徒弟制が確固として存在していた時代の方が、
まだ、いまほどTVに負けていなかったことは確かでしょう。
- 18 :
- ところで、>>13=>>15はなんで一陣間半も間を置いて同じことを投稿したの?
- 19 :
- ごめん、気づいてなかった。
書き込み見届けてスリープしたと思ったが、
やや早かったみたいで、スリープ復旧後にまたPOSTしちゃったみたい。
>>16
マネージャ通して話したのも、しくじった原因みたい。
- 20 :
- 新東宝発足時の専属俳優の豪華さは異常
- 21 :
- 香川京子って新東宝デビューなんだね ちょっと意外
当時の雑誌に新東宝の新人として何人かの中にいる
ちょっと後年と顔が違うぞう 笑
水島道太郎とかいうのまったく知らないが主演作もあるので
当時は名が通っていたんだろうなあ
- 22 :
- 東宝の「浮雲」を見たらクレジットが「森雅之(大映)」になってた。
フリーかと思ってたが専属だった時があったのか。
- 23 :
- >>21にはビックリした。水島道太郎は往年の大スターじゃないか。
名画座の名作特集でしか古い映画にふれてない人は、
職人監督の俗っぽい娯楽映画については知らないままになってしまうのか。
そういう映画こそが、時代の花形だったのに。
- 24 :
- '76の「犬神家の一族」の島田陽子(松竹)とか
'72〜'82?くらいの松坂慶子あたりは松竹専属で
結構この制度残ってたんだねえ。
'80年代の沢口靖子、斉藤由貴等(東宝系)の人たちもこれにあたるの?
最後の専属俳優って誰なんだろう。
- 25 :
- 東宝芸能っていうプロダクションの存在は、なんと言うか、微妙だね。
沢口も斉藤も、「若手」「アイドル女優」だった時代には、東宝以外の映画には出ていない。
以後も、主役での他社出演はこれまでない。
これは、この二人に限らず、東宝所属の俳優はほとんどそう。
(例外は、高嶋兄弟が東映映画に出演していたことくらいか)
長澤まさみも、映画は東宝作品以外は助演の場合に限られている。
事実上の「専属」と言えるんじゃないか。
松竹の最後の専属女優は、松坂慶子だね。松竹俳優組合(労働組合)の委員長も務めていた。
あと、ピンクの三条まゆみが80年代中頃まで現役で、ずっと大蔵映画専属だった。
厳密な意味での「最後の映画会社専属俳優」は、三条まゆみだろう。
- 26 :
- 日仏合作映画の『二十四時間の情事』は、
日本側の映画会社が大映なのに劇中東映の映画館が出てきたw
主演の岡田英次が属していた青俳が、当時劇団ぐるみで東映と契約を結んでいたらしい。
- 27 :
- >>23
名前はしってるけど、顔は知らないんだよなあ・・・
wiki見たら、小林夕岐子のお父さんなんだ
- 28 :
- TBSの「時間ですよ」に出ていた船越英二は
大映倒産までクレジットに「(大映)」って出ていた。
最後まで大映の専属だったんだね。
- 29 :
- 東宝の最後の専属契約は高田稔。1970年代後半ごろ。
小林桂樹は最後は自分とどこかで話していたけれど。
- 30 :
- 1971年お正月の「男はつらいよ 純情篇」に出た若尾文子も大映とクレジットされてる。
もう大映映画には全然出ていなかったけど。
- 31 :
- >>29
調べてみたら
“1975(昭和50)年7月 高田 稔”
本当だ…しかし、なぜ高田稔?
それにしても、昭和40年までわんさか居た専属俳優も
47年には加山・酒井等、数人しかいない…
- 32 :
- 前田通子は一番の被害者だけど、当時の新東宝は経営難から生意気な彼女を追放させようとしたのか?
- 33 :
- >>32
は?
- 34 :
- >>31
昭和46年頃から東宝は映画製作部門の解体と同時に専属俳優の解雇を始めた。
例えばひし美ゆり子(アンヌ隊員)は昭和47年にリストラにあう形で東宝退社。
司葉子、星由里子、塩沢ときなどは東宝芸能の専属扱いに変わった。
- 35 :
- >>34
解体というか合理化だわな。
なにしろ映画製作費に撮影所内部の人間の人件費が計上されてない時代だから。
- 36 :
- 映画以外の仕事を探してさすらいの食いしん坊になってしまった
賢RIP
- 37 :
- ところで70年代以後
高倉健や吉永小百合が松竹や東宝で主役をやったり
京マチ子が寅さんのマドンナになったりしたのって
リアルタイムで観た人は奇妙な違和感とか無かったんでしょうか
黒澤なんて自由に俳優が使える環境になったのに
資金繰りと自未遂がなけりゃ70年代いい映画がとれたような
まあ天皇で我侭すぎたから駄目か
- 38 :
- その前にも新東宝がつぶれたり、
新生日活が出来たり、
旧日活がなくなったり、
新映画体制で大型吸収合併があったり、
それに伴い旧日活がなくなったり、
古い人は慣れていたのでは?
後、黒澤は五社協定崩壊よりずっと前に、撮影所を自由に使えなくなってる。
いくらメインキャストを自由に使えても、昔のようにはいかないよ。
戦前、戦後といい時代を体験しすぎたね。
- 39 :
- 健さんの場合は、それよりずっと前から東映が実録路線になってて、
健さんの居場所がなくなってしまってるという感じがあったし、
東映路線での最後の健さん主演作「冬の華」がまさに‘これで映画の世界とはオサラバだ’
というような内容だったし、
そして更にその少し後の「駅」が、東宝作品でありながらも「冬の華」と同じ降旗監督&倉本聰脚本の作品だったんで、
東映外の世界にスムーズに移行できたという感じがあったな。
同じ時期の他の作品「八甲田山」「幸福の黄色いハンカチ」などが揃って秀作・話題作だったのも、よかった。
菅原文太は、そういうような、節目になる作品がなかったんで、
いつまでも東映でのイメージを引きずることになってしまった。
- 40 :
- 文太は性格的にも映画会社渡り歩くタイプじゃないしね。
新東宝ダメになったから東映来ただけで。
- 41 :
- >>14
日活が浅丘ルリ子を東宝に貸して、引き換えに東宝が星由里子と浜美枝を日活に貸したように、
何の映画でしょう 見てみたいあるよ
- 42 :
- 順番に、狙撃、忘れるもんか、昭和のいのちじゃないでしょうかね。
- 43 :
- 原節子は 日活→東宝→新東宝→フリー→東宝 かな
引退は東宝と契約更改しなかったからできたのかな
- 44 :
- >>42
浅丘さんは狙撃の前に日本一の男の中の男がありますよ。
- 45 :
- 日活60年代あまりフリーの人が出演していないような印象がありますがはて
トワケ幸代は専属なんですかね?
- 46 :
- 確かに'63〜69まで出てるけど、
東映、東宝にも出てるから専属とはいえないかもね。
その頃の日活は、ほぼ小百合一辺倒だったから
“えっ いたの?”って感じだし、
キャリアとしてはあまり足しにならなかった気がする。
- 47 :
- >>44
ルリ子さんは東宝の新珠三千代が吉永小百合主演の「斜陽のおもかげ」に出演する代わりに東宝に貸し出された。
決してルリ子さんが出たい作品ではなかったが東宝のドル箱シリーズだし正月映画なので東宝サイドとしても期待してたのだろう。
浜美枝さんは「昭和のいのち」の翌年、日活オールスター総出演の正月映画「嵐の勇者たち」にも東宝から参加している。
- 48 :
- >>5
松竹…風
東映…用心棒シリーズ
で該当してしまい、くるみ座を退団せざるを得なかった
芸幅を広げる機会も失ってしまった
- 49 :
- >>43
原は引退してるのに、
東宝から専属料が振り込まれるので、
自ら電話して「こういうことはもう止めて頂きたい」
- 50 :
- >>44
確かに日本一シリーズヒロインの浜美枝と交替でヒロインやってますね。
- 51 :
- >>45-46
十朱さんは、父親が有名俳優だからいろいろ伝手があったんでしょう。
ただ子役時代を除くと、まず松竹の専属としてデビューしてるよ。
だから大島渚の新人俳優宣伝映画の「明日の太陽」に出てる。
そしてたぶん'65前後は日活の専属だったんじゃないでしょうか。
まあ文学座なんで専属としてやっていく意気込みはあまりなかったと思われる。
菊田一夫演劇賞を貰ってる人だしね。
- 52 :
- ありがとう シーキチン十朱さん好きやで
最近見かけないがどうしてんだろう
入れ歯になったと聞いたが
渥美清も寅さんまでは東映と松竹出ていたっけな
- 53 :
- >>52
シーチキン十朱幸代はいま放送中のNHK朝ドラ「カーネーション」に出演してますよ。
しゃべり方がすっかりお婆ちゃんになったけど今の配役にピッタリだわ。
十朱さんが一時期本数契約で在籍してた日活には先日亡くなった山内賢もいましたね。
東宝の青春スター久保明の弟で、本人も久保賢の芸名で東宝の子役だったが高校卒業を機に日活に移籍、同時に山内賢に改名した。
- 54 :
- 昭和ヒトケタ代にフリーだった月形龍之介はスゴすぎ
- 55 :11/11/19
- いや、マキノの系統は松竹なんかの演芸系と違って昔から縛りが弱かった。
マキノ自身、教育映画しかやりませんって独立して、娯楽映画も始めちゃった人だし。
演芸系は吉本とか松竹とか、昔から使って他で仕事しないようにしてる。
そもそも五社協定は戦後に日活が復活するのを恐れた大映が声をかけて始まったもの。
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