2011年10月1期昭和特撮本多猪四郎(ほんだ・いしろう)
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本多猪四郎(ほんだ・いしろう)
- 1 :11/03/02 〜 最終レス :11/06/12
- ゴジラといえば「円谷英二」が全部作ったように言われますが、
本編パートを演出したのは間違いなくこの方の功績。
黒澤明の懐刀を務めるなど日本映画史に残る業績に比して、
何故か知名度に乏しい、猪さんについて語りましょう。
本多猪四郎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%A4%9A%E7%8C%AA%E5%9B%9B%E9%83%8E
本多猪四郎ゴジラを生んだ映画監督オフィシャルサイト ishirohonda.com Godzilla1954
http://www.ishirohonda.com/
- 2 :
- 怪獣が出て住民が避難するシーンが緻密に撮られてる作品は、
本多作品である気がするw
- 3 :
- 弁当作ってこい!と言ったら、とてつもないフルコースを用意するのが黒澤、重箱にきちんと詰めてくるのが本多
東宝の重役の談なんだが、両監督の資質を的確に評してると思う。
いい悪いは置いといて。
でも本多監督、何気にモブシーンの演出巧いよね。
あの『影武者』でも手懸けてるしなぁ。
黒澤監督から絶大な信頼を寄せられていた、ってのは有名だね。
- 4 :
- 本によっては「いのしろう」ってルビ振ってあったりしたな。
スレチだけど、上原正三も「うえはらまさみ」ってルビ振ってあったり。
- 5 :
- 「いのさん」だしなw
- 6 :
- >>5
確かに愛称は「いのさん」で、読みは「いしろう」でバラバラだw
- 7 :
- 「ゴジラ」とわが映画人生(本多猪四郎)
http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/078f4162.0400bdaf.078f4163.d5699732/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6858016%2f%3fscid%3daf_ich_link_mail&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f14052544%2f
- 8 :
- マンやセブンで監督やってないのな。
- 9 :
- そのころはまだ映画界の方にギリギリ勢いがあった
そして新マンってのはそれだけ気合いを入れた番組だった
- 10 :
- ミラーマンの本多演出回見たこと無いな。評価はどんなもんです?
- 11 :
- バランとキン逆と南海以外、常に最高傑作
- 12 :
- キン逆好きの俺が通りますよ
- 13 :
- >>10
本多監督演出回は1話と2話だけだね。
ttp://www.youtube.com/watch?v=4UwVzTnDyk4
ttp://www.dailymotion.com/video/xdagdj_yyyyy-y02yyyyyyyyyyyyyyy_shortfilms
ttp://www.dailymotion.com/video/xdage3_yyyyy-y02yyyyyyyyyyyyyyy_shortfilms
- 14 :
- >>13
おお、有り難いm(__)m
- 15 :
- >>9
『帰ってきたウルトラマン』と『ミラーマン』の監督陣は凄いよね。『ミラーマン』の場合は湯浅憲明監督にまで声をかけてたらしいし。
映画界からの参加が多いのは一さんの気合もさることながら、予算管理の徹底とかコストパフォーマンスの向上という狙いもあったようだ(『ウルトラマンAGE Vol.1』、P65)。
>>14
どういたしまして
黒澤明について書かれた本に本多監督の名前を見つけるとちょっと嬉しくなる。
大林宣彦監督は黒澤監督の家で、本多・黒澤両監督と1つのソファに座って色んな話を聞かせてもらったらしいが、これは最早羨ましいという次元を超えてるな。想像もつかないよw
- 16 :
- その後に3人でモホッになったりしたら凄くイヤだ
- 17 :
- >>16 ホモらしい発想だな
- 18 :
- >>8
TBS映画部の演出家が予算を使いまくるので、とても本多さんを呼べるような
状況ではなかったよ。
- 19 :
- 同時期にテレビでも「新婚さん」なんてのを撮ってるんだから
呼ぼうと思えば呼べたんだろうけど。
- 20 :
- >>19
いくら本多監督が「予算内で作ろう」と思っても、特撮班のスタッフが
「あの本多さんが撮ってくれるのに、いい加減な作品には出来ない」と
がんばり過ぎちゃうんだよ。(新マンの高野宏一、ゾーンの川北紘一など)
その結果、大幅に予算オーバー。
- 21 :
- 怪奇大作戦やマイティジャックとかの人間ドラマ系で監督して欲しかった。
- 22 :
- いしろうさんは人間ドラマは苦手っぽく思うおれ
まあ子供向け特撮のドラマだから大丈夫だと思うけど
- 23 :
- >>22
まず「ガス人間第一号」を観たら、またここに来い。
- 24 :
- >>22
フィルモグラフィーの大半はヒューマンドラマじゃないの? 劇映画デビュー作だって『青い真珠』でしょ。
- 25 :
- 東宝の社員監督だから、まずプログラムピクチャーの一般映画ありきだからね。
戦記物の松林監督だって、駅前シリーズやら社長シリーズ撮ってるし。
寧ろゴジラとかラドンの方が特殊なんだよ、目立つだけでね。
- 26 :
- 『ゴジラの逆襲』撮らなかったのも『恋化粧』の撮影に入ってたからだし、
『空の大怪獣ラドン』と『地球防衛軍』の間に撮ったのも『別れの茶摘歌』だもんな。島倉千代子主演の歌謡映画。
- 27 :
- そういうのを「撮った」のと「得意」かどうかは別だと思うけどねw
- 28 :
- シナリオそのものが突拍子もないだけで、ドラマパートの演出自体はしっかりしてる、これが本多・円谷コンビの作品だと思うんだがね…。
撮影期間は疎かシナリオ製作にも、予算や時間をしっかり掛けることの出来た黒澤組とは違うからなぁ。
怪獣や特撮物だって、結局はプログラムピクチャーの一環なんだからさ。
本多監督は職人さんだよ。
黒澤監督は芸術家。
- 29 :
- 佐原健二が三船敏郎と同じコルベットか何かに乗ってて、
「生意気だ!」と黒澤明に呼び出されそうになった時、
「なんだ、猪ちゃんが可愛がってる奴ならしょうがねぇや」
ということで助かったらしい。
- 30 :
- それって美談とかなのかな?w
- 31 :
- サンダーマスクの第一話もこの人なんだよな
なんでああなったんだ…
- 32 :
- >>29
佐原健二さんの本に書かれてましたねw
http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/078f4162.0400bdaf.078f4163.d5699732/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3614548%2f%3fscid%3daf_ich_link_mail&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11506751%2f
本多さんと黒澤天皇との関係は、端から見ても興味深いですな。
- 33 :
- 黒澤「ゴジラなんかが出てきた時に、お巡りさんが交通整理やって市民を誘導してる。普通ならさっさと逃げ出すじゃない。でもそれをしない。アレは猪さんの良心なんだよ」
土屋嘉男氏のエッセイ本にこんな一節があったな。
兵役で中国に渡り実戦を体験した本多監督。
公僕が本来あるべき姿を描くことに関しては、かなり拘りがあったようだね。
- 34 :
- ただ、そういう本って良い話を抜粋して書くだろうからねえ
土屋さんと木村功さんの確執?みたいなこと
もっと書いて欲しいなあなどと思ったよ
- 35 :
- 亡くなった方をおとしめるような暴露本書いてたら、それこそ著者の人格を疑われるでしょ(笑)
- 36 :
- だから結局その手の本の真偽も「疑われる」んだよね(大笑)
- 37 :
- そうやって斜めから見るのを『深読み』と勘違いしてる人の感性からすれば、そうかもな。
- 38 :
- そうやって表面上の記述を鵜呑みにする人の感性からすれば、そうかもな。
- 39 :
- 好き嫌いの激しい黒澤監督
彼と気の合った?本多監督
彼に気に入られた?土屋さん
基本、気の合う同士の話だから
ネガティブな話は出てきにくいんだろうが
違う角度から見たら黒澤監督ってのは酷い人間になるんだろうし
その黒澤監督とつるんでる本多監督や土屋さんにも
白い目を向ける人がいたかも知れないようにも思うけどな
勝手な想像だけどw
- 40 :
- >>39
勝手な想像をするのは止めた方がいいのでは? 深読みと妄想は違うんだからさ。
1位になりたいのはわかるけど。
ttp://hissi.org/read.php/rsfx/20110307/WXAxcmhoZHo.html
ttp://hissi.org/read.php/rsfx/20110308/MFVBTW5oWlM.html
- 41 :
- 俳優は皆口をそろえてお人柄の良さを絶賛しています。
是非生前一度でいいからお会いしてみたかった。
- 42 :
- 土屋さんも黒澤明に気にいられて、俺の映画を優先しろと言われてたけど、
本多監督の映画はどうしても出たいと言って、特別に掛け持ちが許されたとかなんとか。
- 43 :
- >>41
35 名前:どこの誰かは知らないけれど メェル:sage 投稿日:2011/03/08(火) 15:40:36.87 ID:xdb1ogR0
亡くなった方をおとしめるような暴露本書いてたら、それこそ著者の人格を疑われるでしょ(笑)
ほめるのが当たり前なのですよw
- 44 :
- でもさ、特撮物でも『美女と液体人間』とか『ガス人間第一号』みたいな、スリラーやホラーテイストでありながら悲劇的な作品も演出出来る辺りは、職人さんだなぁと思うね。
かと思えば『キンゴジ』やら『モスラ』みたいな陽性のファミリー向け作品をやってみたり、『妖星ゴラス』とか『緯度0』のようなブッ飛んだヤツがあったりして、作風がバラエティに富んでる。
シナリオに合わせて色んなカラーに染まれる、みたいな器用性っていうのかな。
そこが凄さなんだと思うけどな。
ただ個人的に一番本多カラーが出てるのは、『マタンゴ』だと思う。
- 45 :
- >>44
>マタンゴ
円谷英二と本多猪四郎という上品なコンビで、
ああいった強欲ギラギラな作品が出来たのは東宝特撮七不思議の一つ。
- 46 :
- マタンゴのシュールさもさることながら、人間の身勝手さ、エゴイズムの部分を炙り出してるよね。
オレ好きだなぁマタンゴ。
- 47 :
- 最後に監督した「メカゴジラの逆襲」の評価はどうだろ?
- 48 :
- 自分は福岡在住のプロ野球ファン親父だが、本多監督の「鉄腕投手稲尾物語(1959年作品)」
は楽しませてもらった(地元の図書館映像ホールでの上映で鑑賞)。
志村喬、村上冬樹、山本廉、堺左千夫といった、特撮ものでおなじみの面々も何人か出演。
- 49 :
- でも正直言って
特撮もの以外ではこれといった作品は
撮ってないねえ。
プログラムピクチャー専門か。
- 50 :
- 特撮物が「これといった作品」だらけじゃないか。これはすごいことですよ
- 51 :
- >>50
軽率な書き込みだった。
特撮ものの傑作をあれだけ撮ってるんだから
それだけでも十分に評価できるよね。
- 52 :11/06/12
- 「夜間中学」は味わい深い傑作なのだけれど鑑賞の機会が少ないのが残念
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