2011年10月1期科学ニュース+【植物】イネの枝分かれ遺伝子発見 名大教授ら 収量増へ応用も
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【植物】イネの枝分かれ遺伝子発見 名大教授ら 収量増へ応用も
- 1 :11/10/02 〜 最終レス :11/10/23
- イネの枝を作り出す遺伝子を、名古屋大の佐藤豊准教授(生命機構機能科学)らが見つけ、
米専門誌の電子版に発表した。この遺伝子をうまく活用すれば、イネの収量増につながる可能性があるという。
イネには約3万の遺伝子がある。名古屋大や福井県立大は、これら遺伝子の一部を
わざと壊したイネを田んぼに植え、育ち方の違いから遺伝子の働きを調べる研究を続けている。
佐藤准教授は2004年、10万種近いイネが植えられた田んぼの中で、まったく枝を
つけていないものを発見。調べたところ、二つの遺伝子が壊れたものだったことがわかった。
そのうち「LAX2」という遺伝子は、これまで働きがわかっていなかったが、この遺伝子を
壊したイネを育てると、主に枝の先の小枝の数が通常の半分になり、そこにつく実も大幅
に減ったことから、枝分かれに作用する遺伝子であるらしいことがわかった。似た働きを
する遺伝子はこれまでにも2種類見つかっている。
通常のイネ(左)と、LAX2遺伝子を壊したイネ(右)
http://www.asahicom.jp/science/update/1002/images/NGY201110020015.jpg
▽記事引用元 : 朝日新聞 2011年10月2日18時35分
http://www.asahi.com/science/update/1002/NGY201110020013.html
THE PLANT SELL
LAX PANICLE2 of Rice Encodes a Novel Nuclear Protein and Regulates the Formation of Axillary Meristems
http://www.plantcell.org/content/early/2011/09/28/tpc.111.088765.abstract?sid=c72627a4-7dd8-4813-b158-2e7aac4635cd
- 2 :
- そりゃいいねー
- 3 :
- ノーベル取ったな
- 4 :
- 研究所を貸すから一緒に研究するニダ
- 5 :
- 研究するのはいいが、
遺伝子組み替え食品を食っても大丈夫だっけ?
- 6 :
- いいね!
- 7 :
- 枝を闇雲に増やしても実入りが悪くなるだけなんじゃないの?
将軍様直伝の密集農法と同じ臭いがするんだけど。
- 8 :
- 日本の古代米遺伝子は朝鮮には無い。
そして長江流域の長江文明遺跡の米に近い。
弥生人も長江文明人(漢族ではない)の骨格に近い。
水稲耕作は弥生人と共に海路直接、長江から日本に渡ったのだ。
- 9 :
- >>7
農家ですか?
土用干しは枝分かれ防止のためと今日教わりました。
- 10 :
- 枝分かれしても根っこは増えないので実がすかすかとかならないの?
- 11 :
- >>5
遺伝子組み換え食品アレルギーになる可能性がw
まあ、そんな人は原種でも自家栽培して食ってればいい
- 12 :
- >>5
長文レスにてごめん。
遺伝子組換といってもこれは元々あった遺伝子を失くしたものの例であって、
新たに別の生物からの遺伝子(例えば虫効果のある毒素をつくる生物からの
遺伝子)から導入したものではない。
だからその分、一般に受け入れられやすいのでは?
ちなみに後者の場合はたしか「虫には存在して哺類にはない受容体に
作用する毒素の遺伝子組換え」だった。
これはちゃんとマウスをつかった継代実験や医薬試験をして合格さえすれば
まあ餓死するより未来のある食料になるのでは?
- 13 :
- >>7
収量増加は建前で本当は枝分かれの仕組みを明らかにしたかっただけ
とかそんなところだろうからいいんじゃないの。
フロリゲン関係もだいたいそうだよね、
それで予算が貰えないのがいけないのだが。
- 14 :
- 奇形をつくったことになりますね。ほかの遺伝子はどうだったのかな?
東北地方ではこういうことが自然に起ってないかな。
- 15 :
- >>10
日本の寒冷地用とか考えればあまり粒が多くても・・・とかあるかも知れないが
東南アジア等の気候では凄い成果があるかも知れない。
- 16 :
- >>9
そうだよ水抜くと枝分かれ(分けつ)が終了する
水抜かないとずっと分けつが続く
寒さにやられない限り冬になっても翌春になってもずっと生きてる
- 17 :
- >>12
形質転換するなら外来のマーカー遺伝子が入っちゃうよ
その説明では不親切
もちろん変異体であれば全く問題ないし、
形質転換作物食っても大丈夫だろうということは知っている
- 18 :
- >>16
ただ、このニュースは分けつじゃなくて穂先のことかと。
まあ穂先が重くても倒れやすくなるには違いないですが。
- 19 :
- 形質転換しなくても、遺伝子がわかれば色々と応用がきくと思うのだが。
- 20 :
- >>5
実用化の際にはこの遺伝子から収穫増へとつながる遺伝子配列求めておいて、
従来品種にγ線当ててその遺伝子持つ品種を人為的に創りだすのが今のやり方らしい
- 21 :
- >>10万種近いイネが植えられた田んぼの中で
すごい努力ですね。感動。
- 22 :
- 日本は、イネの枝分かれ遺伝子発見して収穫量増加を目指した。
中国では、密植を行って収穫量増加したと共産党中枢に報告した。
- 23 :
- でも遺伝子組み換え食品とかっていわれて売れ難くなるんだろ〜?
- 24 :
- 日本で今更コメの収量増加してもしょうがないし
使うとしたら他の国向けかな?
- 25 :
- >>24
農家の数減らして各農家への補助金増やしてって、何十年も実現しない事が前提だけど
畜産の飼料用に米を使うって手がある
- 26 :
- >>19
コシヒカリの収量上げるとかでそんなのあったね、
目的遺伝子飼料用とかけてコシヒカリで戻し交配して目的遺伝子の近傍マーカーで選抜するとか。
あれだと確かに単なるイネ同士の交配だから変な外来遺伝子は入んないで目的のだけ変えれるんだよね
手間がかかるが。
これもLAX2の発現が過剰な品種とやればいいわけか。
- 27 :
- しかし台風にはめっぽう弱かったのだった
- 28 :
- >>20
組換えが許容されないから、そういう無駄なコストが掛かる手法が採用されているんだよね…
任意の配列を弄る組換え技術がアウトで、バックグラウンドで何が起こっているのか分からないγ線はOKなのは不思議だよね
- 29 :
- 重さで少しの風でもポッキリ
- 30 :
- >>29
そんなことのないよう最近の稲は茎が短く丈夫になってる。
風より怖いのは洪水。低いからあっさり水没する。
- 31 :
- 苗が少なくても、苗が多いのと同じだけの収量が得られるようになるのかな?
種籾不足の場合にいいだろうねw
- 32 :
- フッサフサの稲とか想像つかないな。
- 33 :
- >>24
アメリカや中国は土壌が酸性化して永続的な収穫は見込めない
日本は気候的に安定して生産できる風土で今後輸出国にもなりうる
だからもっと収量あげてもいいんだけど、国策が稲作農家を愚民の票田としか見てないし経済力もたれると困るんだよ
- 34 :
- >>32
ぉお!この遺伝子を頭皮に・・・ビッグビジネスの予感
- 35 :
- > THE PLANT SELL
> LAX PANICLE2 of Rice Encodes a Novel Nuclear Protein and Regulates the Formation of Axillary Meristems
Plant Sellって園芸店か何かかよ・・・
- 36 :11/10/23
- 日本の農作物なんて買う国ねえよ。
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