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戦国時代関連の良書


1 :06/07/20 〜 最終レス :11/12/18
新書、文庫、全集を問わず初心者におすすめの本、
また戦国時代に目覚めた衝撃の一冊を教えてくださいませ。
関連スレ
日本史の良書4
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1142981018/

2 :
『戦国武将ものしり事典』は初心者にお勧め。

3 :
藤本正行氏の著作。
違った視点から戦国史を見れる。

4 :
『逆説の日本史〈10〉戦国覇王編』
どうよ?

5 :
井沢の本はフィクション

6 :
井沢は作家だからな

7 :
入門書としてなら光栄武将ファイルもそこそこ良書かもしれない

8 :
初心者向けか〜
何人かの人物について知りたいなら、
吉川弘文館の「人物業書」シリーズが良いかな?
それぞれの人物を研究してる人が文章書いてるし、
多少は著者の史観は混ざるものの、ほぼ客観的な目線から“史実”・“確定していない説”・“伝説”を分けて書いてる。
ただ、人物も限られてるので欲しい人物があるかどうかという問題もある。
肩が凝らない読み物として考えるなら「別冊歴史読本」や「○○のすべて」も初心者向けかな?
ただ、考証がしっかりされていない事も結構書いてあるし、小説等で書かれた説も史実のように書かれてたりするので、全てを信じちゃいけないよ。

9 :
ウィキペディア

10 :
井沢がまた戦国本を出すらしいぞ
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200605000178

11 :
戦国のコミニュケーション 吉川弘文、かなり面白かったんでお勧め。
良書かどうかはまた別だけど、興味そそられる内容(遣り取りに関係する書状の羅列と
状況の解説だけなんだけども、これが面白い)だった。

12 :
とりあえず信長公記の訳本は読んでおきたい。

13 :
初心者でも何でも「大日本古文書 家わけ」を読め!
漢文・古文の知識と、筆文字の各種書体を読める事が必須だけどな。
俺は・・必要かつ体力・気力がある時にしか見ないけど・・

14 :
>>11
そんな本ほんとにあるの?
ちっともヒットしないんだが

15 :
戦国のコミュニケーションの間違いじゃないの?
コミュニケーションとコミニュケーション間違える人多いよ。
吉川弘文著じゃなく、出版社が吉川弘文館な。

16 :
堺屋太一は、意外とお薦めかな。
歴史学者とは違った視点、経済学的、組織など
に注目して歴史を語っている。

17 :
人物業書とか

18 :
堺屋太一はホリエモンを松永久秀に例えていた

19 :
秀長厨御用達 堺屋太一

20 :
松永久秀に失礼だ

21 :
秀長厨って初めて聞いた、でも秀長を選んでる
段階で厨房でないような気がするが。

22 :
こないだ受けた面接で趣味の話から「好きな武将は?」って聞かれて
秀長ですって言ったら渋い顔された

23 :
>>13
あんなもん手軽に読めるかよw
一般向けの本に飽きた人は、自治体史(県史、市史など)を読むことがお勧め。
もしくは文庫化されている、網野善彦や今谷明、藤木久志各氏のが読みやすい。

24 :
秀長厨も多いよな

25 :
秀長厨ってのはとりあえず通ぶってるだけの奴が多い

26 :
秀長は目立たないけど超名将。
と信仰しているな。
ほかにもいっぱいいるだろこの類

27 :
堺屋太一「組織の盛衰」であった信長軍団の方面軍制って
どっかからの引用なのかな

28 :
『戦国・覇者の戦略』(全5巻)小学館

29 :
浮上

30 :
「歴史群像」シリーズ、その他から入って広げていく人は多い気がするな。作家の見方が多く含まれて
いる点は注意した方が良いけど、導入本として割り切れば、とっつき易くて良いかもしれない。
ある程度はまりそれ以降は「日本の時代史」シリーズ第12巻『戦国の地域国家』(吉川弘文館)等を
起点にすれば結構深め易いんじゃないか

31 :
横山光輝 織田信長全4巻 セットあり

32 :
井沢と堺屋など読む価値なし。そんな本から得た知識をこの板に書き込んでみ?
間違いなく叩かれるから

33 :
奈良本氏の本は初心者にも分かりやすくて好きだった。
もうこの世にはいないけど・・・・。

34 :
なんだこれ

35 :
小和田哲男著書

36 :
戦国時代に限らないかもしれないのですが
小説を読んでいて、ござりますれば〜などの当時の言い回しに
馴染みがないので分かりにくく、意味を知りたいのですが
どこか解説されている書籍やサイトはありませんでしょうか。
スレ違いでしたら誘導してくださるとありがたいです。

37 :
ここは良スレ

38 :
候  ・・・

39 :
鈴木眞哉・藤本正行『信長は謀略でされたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う』(洋泉社、2006年)
彼らの著書は色々と賛否あるようだが、この本能寺分析はかなり良いと思う。
三流歴史家の妄想論を徹底的に論破して痛快。
やれ家康が黒幕だ、秀吉が黒幕だ、に飽き飽きしてたから。

40 :
鈴木らで読めるのは武功と本能寺くらいだろうか。
在野同士の論争って中身が一般受けする内容だから面白いけど
堀新のように素人相手に2ちゃんばりの煽りやらかすようなのみてると
気分が悪くなる
花押の一致から発給者を確定させたり新史料を確定させたりと
研究者がそれこそ自分の殻に閉じこもって膨大な時間と労力を注ぎ込んで
ーやってるようなのが俺様はどっちかっていうと好きだな。
そっちのがよほど建設的な気がする

41 :
童門って聞くとトンデモ感が強い気がしてきてならないのですが

42 :
次々と通説を打ち砕く鈴木真哉・藤本正行について 2
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1169131109/l50

43 :
井沢は面白いけど、逆説はフィクションだからスレ違い(お勧め小説とかw)。
信長公記の訳本って、どの出版社のがいい?高いから迷う。。

44 :
鈴木眞哉『謎とき日本合戦史』(講談社現代新書)
『天下人史観を疑う』(洋泉社新書)などはよかった。
批判精神は評価すべきだろう。ただし、内容的には
賛否両論あるだろうが。

45 :
>>44
信長は運をモノにする才能があるのに対し、
家康は運だけの男とこき下ろすあれね<天下人史観を疑う
鈴木のあの論法(「全ては運であった」)でいったら、
戦国時代の成功した大名は皆運がよかっただけという結論になるはずだが、
そのくせ信玄を、
「戦国時代の竜虎のような強い偉い存在」
とか平気で書いていたりする
大体鈴木の批判する通説がかなり古いものなんだから、
あんな批判精神評価するべきでもなんでもない
時代遅れのジジイが勘違いしてわめき散らしてるだけ
しかも「○○さんはこう言ってる」と他人の研究に便乗しただけのな
鈴木なんか読む暇あったらもっといい本を読みなさい

46 :
>>45
そこまで言ってやらなくても…

47 :
では、良書とはいかに!

48 :
古本でしか手に入らないようだが谷口克広著
「目からウロコの戦国時代」。
信康を信長がさせたという通説もどきの話を
きちんと史料を挙げて反証したのはこの本が最初では。
また信長の家老、林秀貞が何故通勝と間違った名前で
呼ばれるようになったかも初めて知った。

49 :
谷口(克)は在野の史家で教師のかたわら学校が休みの土日を利用して
遠方に出向いたり調査したりシコシコと長年に渡って研究を続け
その涙ぐましい努力と血のにじむようなーがついに認められたという経歴の人物
もうすでに入手困難となってしまったが「織田信長家臣辞典」は織豊期の人物辞典としては
至宝の一冊
俺様が選ぶ「努力だけは認める戦国期研究家ランキング」の第二位

50 :
谷口氏は今現在では織田信長研究の第一人者と言って
いいだろうな。
織田信行、林通勝、森蘭丸などの人名の誤りを正しただけ
でなく新たな視点も多い。
フロイスの報告にある、信長が神になろうとしたことへの
疑問は個人的にはどうかなと思うが。

51 :
>>49
第一位は誰?
あと鈴木眞哉と谷口だとどっちが評価上?

52 :
>>39
史料的根拠がほとんどなく作家流のフィクションと言うべき
秀吉や家康黒幕説より、NHKなどが応援団を買って出た
朝廷説や足利将軍黒幕説を分析し、それらがほとんど
成り立たないことを論証したところにこの本の価値があると
思う。

53 :
谷口克広ってどうなの?

54 :
>>50
谷口(克)は戦国史研究家というよりコレクターだな。無味な奥野高廣という感じ
だから人物名の確定といった史料一点一点をあたるパズルを作るような作業には向いてるが
史料そのものを使って理論を進めるような、いわば学者センセに求められる
アカデミックな思考展開の部分が乏しい。かといって極論に走るようなこともなく
逆に妄想を爆発させるわけでもなく基本的な史料読解や当時の社会通念のいわゆる
常識的な部分は持ち合わせているから安心して読めると言えばそうだが
それ以上でもそれ以下でもない感がする。ただ俺様にとっては淡々としすぎて物足りないな
公務員的歴史家という表現がふさわしい気がする。
だからといって国内に散点する膨大な史料ひとつひとつを蒐集し
つぶさにつなぎあわせ比較検証しという谷口(克)ーが霞むわけではない
この業績は諸手をあげて称賛したいね。この辺が「努力だけは認める」由縁だ
>>51
京子ちゃん。逆に花ヶ崎や柴辻といった過去の焼き直しで飯食ってるような奴らは
そこだけは見習えといいたい

55 :
>>54
京子タソ好きだなあw
けどその京子タソを「後ろ向きの予言者」と叩く鈴木とかはどうなるの?

56 :
>>55
おまえは二言目には鈴木〜鈴木〜だなwwwwwww
そんなに鈴木と比較したいんならちょうど谷口(克)が本能寺本を出すから
自分で読んで比較してみるといい
「検証本能寺の変」谷口克広著 吉川弘文館 2007.4
http://www.maruzen.co.jp/shop/item_detail.html?item_cd=MJ07024490&category_cd=30

57 :
いやあんたの鈴木への評価をききたいだけw

58 :
鈴木のはたくさん読んだわけじゃないからあれだが、一般レベルなら
本能寺と武功はそれなりじゃなかろうか
ただどっちの本も戦うステージを完全に間違っている。俗説や作家レベルの連中などという
突っ込みどころ満載の節穴だらけの説を相手にしてる時点で
戦う前から鈴木らの勝ちは目に見えてるわけだ。高校野球相手にプロが全力投球しても始まらんだろ
本人らはどう思ってるかしらんがそれにスポーツ紙の一面で取り上げるような
賛美を加える信者連がうざい。そんなのよりも
軍忠状のデータなどから合戦の志向を取り上げたやつなんかは
極論気味であろうが大いに評価できると思う。
要は、専門家なら専門家らしく同じ専門家を相手にして勝負ろといいたいね
PHP文庫や新人物往来社あたりのランクでもし本人どもが悦に入ってるなら
愚の骨頂

59 :
>>58
専門家レベルじゃ本能寺の議論とか武功の話題ってどうなってるんだ?
そのレベルであんたの大好きな堀新は大活躍?

60 :
作家でなく黒幕説を唱えてる者だっているからな。
足利義昭黒幕説の藤田だってそう。
作家を論破して悦に入ってる(?)というのは当たらない。

61 :
いやだからおまえ専門家レベルがとらえてる本能寺と武功の状況なら
藤本・鈴木の本に流れや概略が書いてあるだろ
その中で藤田や小和田といった専門家が槍玉にあがってるよ。
っか俺様の書き方が悪かった
専門家でも風説や作家レベルのような論を出す奴がいるが
わざわざそんなのを取り上げてわざわざそんなステージに下りていって
一般受けするような糾弾を吐く労力があるくらいなら
軍忠状みたいに自分のフィールドでコツコツと独自の研究をしてできあがった成果を学会に投じ
引っ掻き回すとかやったらよほど戦国史全体のためにはいいのにさ
と俺様は思うわけよ

62 :
>>61
それはそのとおりだよね
戦国の研究家見てて思うけど、
何で自分の専門分野のみで勝負しようとせず、
戦国時代全体の専門家になろうとするのか、そこがわからない
小和田とかその典型だよね
あの人はもともと今川研究が専門なんだから
研究を行う知識としては確かに必要なものだけど、
しかし専門分野を戦国すべてに広げて行うってのは、
幅があまりにも広すぎて土台無理がある

63 :
>>56
リンク先見たら5月発売じゃないか。
情報は正確に。

64 :
吉川のホームページにゃ4月発売とあるんだよ
本屋の情報とどっちが信頼できると思うのだ貴様はwwwwwww

65 :
戦国時代関連の本を買おうと思ってるんだけど、オススメの本ありませんか?
「桶狭間の戦い」や「関ヶ原の戦い」などの多くの合戦について細かく書かれている本を教えて下さい

66 :
戦国合戦大辞典。往来社が出してるし東海のやつは武功準拠で小和田が書いてる
という致命的な部分を除けばまあ読める

67 :
>>66
ありがとうございます

68 :
>>67
ところでおまえ別スレでも同じ質問をマルチポストしやがったな
次見つけたらレスしないからそのつもりで

69 :
>>68
徳川家康のことを知る上でのお勧めの書ってある?
今の家康研究の第一人者って誰になるの?

70 :
ここはいつから質問スレになったのだwwwww
後鑑全部読んどけ

71 :
>>70
何で家康なのに後鑑なんだ?

72 :
ちっ。正解は徳川実紀

73 :
>>72
ついでに今日の家康研究の第一人者を教えておくれよ
昔は北島正元とか中村孝也とかがいたけど、
最近はどうなんだ?

74 :
>>73
煎本増夫

75 :
>>74
煎本の場合、家康と言うより徳川家臣団研究の第一人者だと思うのだが

76 :
武光誠の関ヶ原の新書…
あれはいいのか?

77 :
【歴史街道】 歴史雑誌関連スレ 【歴史読本】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1185146727/

78 :
このスレに来る人は史学関係の大学出身者?

79 :
教科書レベルの人から
研究者から
趣味ではまり込んでる人から
ゲーヲタまでいろいろ

80 :
初心者だけど司馬は読んでいい本?

81 :
戦国時代板のwiki作りました。
ご自由に編集してください。
http://www37.atwiki.jp/sengokuita/
このスレで評判が良い本や悪い本を紹介したりして、使ってください。

82 :
>>80
きちんと「小説」として読む事が出来るならば。

83 :
「クロニック戦国全史」は結構いいぞ。
知ってる人いるかな…

84 :
クロニックは内容が古いし、なにより重くてデカイのが欠点だなw

85 :
時代の流れ(同時期の各地の出来事)がすぐ分かるのは、
なかなかいいと思ったがなあ。
まあ個人的な意見だが。

86 :
時代の流れがわかりやすくなっているのは評価できるが
各地の内容も薄く、本当に最低限のことしかわからない

87 :
東北全域を物語にしてる本って何かないかな?
欲を言えば大崎家を記した奴
更に欲を言えば一栗放牛伝的な
伝記物評論物ファンタジー物なんでもいいでふ

88 :
>>87
こっちで聞いたほうがいいかもね
ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1150112700/l50

89 :
鈴木眞哉・藤本正行「信長は謀略でされたのか」
桐野作人「だれが信長をしたのか」
谷口克広「検証本能寺の変」
黒幕説を否定したこれらの著作。
特に鈴木・藤本の本にあった情報漏れについて
誰も考慮していないとの指摘は目からウロコが落ちる
思いだった。それまでは黒幕もアリかなと思ってた
自分の目を大いに開かせてくれた。
本能寺について考える人はこの3冊を読むべし。

90 :
本城惣右衛門覚書の翻版を読んだ。女房奉書未満、落書並みの読みにくさたらありゃしない

91 :
>>89
自己レスだが桐野「真説本能寺」も追加。
文庫だが300頁を越える書き下ろしでボリュームがある。
黒幕などおらず明智の単独犯行であることの論証も
きちんとしている。

92 :
ついでに「信長権力と朝廷」も加えてやれ。あと八切止夫

93 :
>>88
すんません誘導ありがとうございます

94 :
>>92
八切止夫は悪書の方に入れられても、良書の方に入ってくるようないいもんじゃない。

95 :
八切はネタだとは思うけど。
大体作家だし。

96 :
>>95
ネタとして読む分には面白いんじゃないか?
ただ、最近は民放の歴史番組で普通にそのレベルが新説みたいなノリで
取り上げられるのが怖いなw
個人的には、戦国のみを扱った本ではないが、網野善彦の『増補 無縁・公界・楽』
かなあ。これは安良城盛昭の反論とセットで押さえておきたい所・・・って、
このスレに出入りするような人なら齧ってるか?

97 :

98 :
あげ

99 :
鴨川達夫『武田信玄と勝頼―文書にみる戦国大名の実像―』(岩波新書)
この本の個々の結論には賛成しない人もいると思うが、この本の良いところはそれではなく、
同時代に出された文書の形式や書き方を手がかりに事実を解明するプロ研究者の方法が
わかりやすく説明されているところにある。武田に興味のない人にもおすすめ。
この本にもいくつか例が上がっているけど、戦国時代の史料は書状が非常に多い。
書状は月日だけで年を書かないので、編年が難しい。自治体史の史料編などの史料集では
月日の横にかっこで「(元亀三年カ)」とか入れているけど、こういう比定も研究が進んでいくと
変わってくる場合があって、今まで何年のものだとされていた書状が実は何年のだったと
いうのはよくあること。歴史的事件のイメージもそれにつれて変化していく。
そういう研究現場の雰囲気に触れることができる。

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