Maher Shalal Hash Baz(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ) 70年代から日本のアンダーグラウンド・シーンで活躍する工藤冬里が率いるバンド。ギターの弾き語りから、 ブラスをフューチャーした大アンサンブルまで時と場所により形を変え、演奏も様々な人々が参加する。 シンプルで美しいメロディーの楽曲と今にも破綻しそうな演奏の絶妙なバランスが特徴的で、海外のプレスからは 「Master of Mistake」の称号(?)を得ている。Mayo Thompson(Red Crayora)、Pastelsらも熱狂的なファンであることを公言し、Jad Fair(Half Japanese)はアメリカでのMaherのライブを最前列のかぶりつきで楽しんだと伝えられている。 そのPastelsのレーベル、 Geographicから発表した『From A Summer To Another Summer (An Egypt To Another Egypt) 』(2000)、 『Blues Du Jour (今日のブルース)』(2003)の2つのアルバムで広く海外にも知られ、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどでもツアーを行っている。