９０歳を過ぎた今もなお、生きることや学ぶことの意義を精力的に
問い続ける教育研究者・大田堯の挑戦を追ったドキュメンタリー。
経済大国となりながらも他者とのつながりが昔に比べ希薄となり、
不安と混乱に満ちた現実の中で、人はどのように生きるべきなのか探る彼の姿を映し出す。
監督は、『多摩ニュータウン わたしの街』の森康行。太平洋戦争従軍やさまざまな経験を経た大田が語る、
「教育とは命と命のひびきあい、創造活動・アートなんです」という言葉が心に響く。
東京帝国大学のエリート青年・大田堯は、一兵卒として体験した太平洋戦争でプライドを打ち砕かれる。
敗戦後、さまざまな職業の人々と取り組んだ「民衆の学校」づくりを経て、
人間にとって教育とは何かという問い掛けが始まる。
人と人とのつながりが失われ、日本社会の不安と混乱が増す中、
自然の摂理に沿った教育を目指す大田堯の挑戦を追う。
http://movies.mobile.yahoo.co.jp/movie/detail?t=e&id=340215
