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2011年10月1期中古車【禿の中古車物語その4】 TOP カテ一覧 スレ一覧 削除依頼
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【禿の中古車物語その4】


1 :05/12/11 〜 最終レス :11/12/16

拝啓 
漏れは、とある、地方都市の郊外に店を持つ中古車店のオーナーでつ。
2ちゃんにて・・・今までは、店から見たどーしようもない客の実例を書いてきますた。
このスレでは中古車を買いに来た人間を単純に紹介するのではなく、
中古車購入するという過程を、リアルに、そしてお客と店の立場を両方から見た【物語】を描いていきたいと思う。
中古車を買う、売る・・・・とは、、こんなにもドラマに満ち溢れている・・・
H17年 12月11日          禿

2 :
_..                  ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、           / : :!
 i 、 :. ヽヽ_,,...、/\,,,....._;/ ,;'   ;,.!
  i.,  ..;;;ヽ  / 死 \ ヾ ,,;_ , /
  ヾ_::,____/       \__-,ノ
  ヾ;.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,:、;,
    ;;   (:::) , ... 、, (:::);:
    `;.       C)   ,; '
    ,;'     '.、 -‐-ノ ,;'、
   ;'            ;:
    どうする? アイフル?

3 :
         【>>2がアイOルでお金を借りて車を買う物語】
 |д・) これからいくか・・・

4 :
         【てつろうの中古車購入記】
俺の名は「てつろう」。
年齢は28歳、身長153センチ、体重69キロ、見た目は出川がかっこよくなった感じだと言われる。
確かに、顔には自信が無いが・・この町じゃ、俺の事を知らない奴はいない、、、10年前、この町を騒がせた暴走族「アイアンウッドパイン」の
幹部の友達の弟の友達の妹と同級生だ・・・・!なにせ、、俺は、
18金のブレスに18金のネックレス・・・片手にはブランド物の(コピーだけど)バッグをぶらさげ、
服は犬がウインクをしている服を着て、茶色いサングラスにズボンはソフトジーンズで、裏ポケにはかっこいい刺繍入りだ。
町を歩くと、殆どの人間がビビって道を譲る・・・
「俺って怖いのかな?」というのが最近の悩みだ。
そして今、そんな俺に似合う車を探している。
とりあえず近所の店でも見て歩こう・・・
てつろうは、禿の店へと向かった・・・

5 :
        【てつろう展示場にて・・】第2話
さてと、、この店って、なんか俺に似合う車あるかな〜
てつろうは、禿の店の展示場を見渡した。
「あ!これがいいな!」と近づいたのはY32セドリックだ。
禿は展示場にいるてつろうに気が付くと「いらっしゃいませ」と声をかけた。
犬の絵にセカンドバック・・・金のネックレス・・・禿は一瞬たじろいだが、、何事も無いようにこう言った・・
「こちらのお車、大変お安くなってますよ!車検2年付きで24万円です!」
てつろうは、胸元からパーラメントを取り出すと口に咥えてこう言い放った・・
「おい〜店員さん〜火!火〜つけてよ」てつろうは自分が怖いと思われていると信じている・・・しかし、
禿は「火は無いんですよ〜」と答えた。
てつろうは「ああ?こっちゃー客だぞ!んな態度でいいんか?コラッ!!」と、怒り狂う、、そして、
自分が怖い人間かもしれないという事、、
自分を馬鹿にしたらこの町のに狙われると言う事、、
と、、伝えるや否や・・・禿は「あのさ、、買うのなら買うでいいし、買わないのなら迷惑だし、帰ってくれるか?」
てつろうにとって思いがけない返事が返ってきたのだ・・・
と、プロローグはここで終了する。
この後、2人は奇妙なと共に、、この後、延々と続く物語の最終話である、126話【てつろう船に乗る】に至るまで、
奇妙な人間ドラマを展開する事に・・・・なる・・!
乞ご期待!!!

6 :
        【てつろうと禿】
てつろうは禿に掴み掛かる勢いで、こう罵った!!
「ゴラッ!手前ぇ〜ぶっすぞ!なんなんだその態度は!!この野郎っ!!!」
しかし、禿も負けてはいない、、「お前な、、いい加減気づけよ!!!!!」と、、てつろうの腕を払いのけた。
そして、痛烈なビンタをてつろうに放つ・・・
「ピシャッ!」と、てつろうの桃のような頬に禿のビンタが炸裂した・・
「こ・・・この・・!ビンタは!あなた・・・は、もしや!・・!」
禿はゆっくりと腰を下ろすと、、てつろうにこう言い放った・・
「元気そうじゃないか、てつろう!しかし、、なんとも、、恥ずかしい格好してるな!」
       「はうあ!」
てつろうはひと叫びすると、、「な、、は?禿さん?」と、、問いかける。
そう、、禿こそは、、「アイアンヘッドパインの幹部の友達の弟」その人だったのである!

7 :
      【ショボクレの男達】第4話
「なんだ〜!最初っから気が付いてたんでしょ?禿さん!」てつろうは笑顔で問いかけた。
禿は、「だってお前、、相当ださいぞ?気が付かなければそのまま帰ってもらいたいくらいだったよ!」とてつろうに告げた。
てつろうは、「そんな〜やめてくださいよ!しかし、ここが禿さんの店だったとは!全然知らなかったっすよ!」と言うと、続けざまにこんな言葉を吐いたのだ・・
「そういえば禿さん!すごい金儲けの方法があるんすけど、、俺一人じゃちょっときついんす!良かったら一緒にやりませんか?」
「俺と禿さんの2人が揃えば怖いもん無しですよ!」と叫んだ。
しかし、てつろうは153センチの小デブ・・禿は禿で、、、160センチはなんとか越えているが、
後頭部の髪が薄くなってきたただの小デブ中年である・・!
なぜ2人が揃えば怖い物無しなのかは、、良く分からないが、なにやら、てつろうには奇妙な錬金法で設ける手段があるらしい・・
その手段とは・・・・「実に馬鹿馬鹿しい内容だったのだ!」

8 :
         つづく
とうか、つづきは明日ねw
ちなみに、この話はてつろう(仮名)にも許可を取った実話の
愛と涙の中古車にまつわる物語だと思うから書いていきまつ。
展開をちょっと教えると・・
【てつろうの店!オープンす!】
【てつろう・・涙のファイナルラップ】
【禿よ・・・何考えてんだ?】
【ハチの大群!!!!!】
こんな話が続くよw
最終話まで長いよ〜

9 :
・・・

10 :
DQN話激しくスレ違い
誘導してあげた方がいいのかな?

11 :
>>10
いいんだよ、ここで。
禿さんおひさ(笑)
またこっちで書いてくれるんだ?

12 :
('∀`) やっとみつけた、、、、。探したよ禿げさん

13 :
( ´∀`)<禿さんだ!楽しみにしてますよ。
       USN−R見てて暇で覗いたらハーケーン!
       漏れは、楽しくROMさせて貰います。
 

14 :
禿さん待ってたよ!楽しみにしてますぜ。
楽しくROMさせてもらいますよ。
田舎町の中古車屋より!

15 :
(*^▽^*)ノみなさんお久しぶりぶり〜

16 :
        【ヤOオクでGO!】 第5話
てつろうは、禿に儲け話を自慢気に話し始めた・・・・
「禿さん〜実はですね、今・・世界はITなんですわ、要はパソコンで車のオークションもあるし、
オークションで安く買ってきた車を出品すると馬鹿売れでっせ!!!!!」
てつろうは自慢気に語り続ける・・・・
「ですんで、禿さん!いっちょ〜2人で花咲かせましょうよ!1台に付き3〜5万も儲かるんですわ!」
(#゚Д゚)ぽかーんとしたのは、、禿である!
なにせ、展示場を構え、オークションで車を仕入れ、普通に中古車店を営んでいるのだ・・・!
何も、、たった3万円設ける為に、、、ネットオークションなんぞ・・やる必要が全く無いのである!
禿は、、「お前な、うちはもう、、店として成り立ってるんだからさ、、なにも素人の小遣い稼ぎの真似事なんてしなくたって・・・」
そう言い放った。しかし、てつろうは薄っすらと目を閉じ、腕組をしながら語り始めた・・・
「んじゃ、、俺が単独でやってみます!だからオークションに連れて行ってください!近いうちに自分の店をオープンしたいです!」
禿は、、どうせすぐに嫌になるだろう・・・中古車販売はそんなに甘くないぞ・・・
そう思いながらも、、一台落札する度に、2万円の手数料を取るぞ!という条件をてつろうに飲ませた上で、
少しなら、協力していってやる!と、、契りを交わすのだった・・・

17 :
      【DQN】 第6話
1週間後、禿はてつろうを連れ、とある郊外の中規模のオークション会場に出向いた。
てつろうははじめての会場に興奮・歓喜した。弾け過ぎて、AA会場の入り口でつまずき、額を負傷し、禿でさえ入った事の無いAAの医務室に行ったくらいである。
とりあえず禿は、落としたい車があったら早めに教えてくれよ〜と、てつろうに伝えた。
「ういっす!わかりますたぁ!」とてつろうは返事を返す・・
しかし、ここで困ったのはやはり、、てつろうである・・!
初代セルシオや32シーマ、古いクラウソやセド・グロ・といった、、
ネットで売るには一番面倒な車種しかセレクトしないのだ!
なぜ面倒かと言うと、とりあえずDQNであるてつろうが好きだという車種=DQNも好きなのだ!
中古車店を営む、もしくは働いている人間なら分かると思うが、
とりあえず、古いくせに綺麗じゃなきゃ嫌で・・
古いくせに新車と同じ装備が完全に機能しないと嫌で・・
古いくせに傷があると嫌で・・
古いくせにタバコのこげ後があるだけで血相を変えてどなりちらす人達が大好きな車種なのだ!

18 :
     【DQソ】  第7話
とりあえず、禿はてつろうに、、セレクトした車種変更するように言い聞かせた。
渋々ながらてつろうは他の車種を見て周る・・・
そして、てつろうは再びセレクトした車種を禿に告げた・・
菱形デボネァ・菱形ダイヤモンテ・センOィア・・・・
今度は、壊れて壊れて仕方のない車種ばかりだ・・!
禿は、その旨をてつろうに伝えると、彼は、今度は外車コーナーへと向かっていったのだ!
そして・・・・・「事件」は起きた・・!

19 :
        【外車コーナーの秘密】 第8話
禿はてつろうを追い、外車が置いてあるコーナーへと向かった・・
すると、既にてつろうは外車コーナーでシボレーアスOロの運転席に着座していた。
思わず、、禿はこうつぶやいた・・・・
   「てつろうって本当にDQNだなぁ・・」
仮にも、これから中古車店を始めたいと言う人間の車種選びでは無い!!
どれもこれも難有りの車種しかセレクトしない・・・
そんな時、禿に気が付いたてつろうは運転席を開けた・・・「ガチャリ」と、その瞬間の事だった・・
「ドカンッ!OH!!!!」という、大きな音と断末魔が響いた・・
てつろうが不意に開けた運転席ドアに、、巨大な外人が衝突してしまったのだ・・
それは、てつろうと、大きな外人「ー」とのの瞬間だった・・・

20 :
        【ー登場】第9話
「OH〜!痛い痛い!ワタシノアシ!血ガデテマース!!!」
てつろうは慌てふためき、、大丈夫ですか?と、問いかけた。
大男は「ハイ、チョットイタイケドモゥダイジョブネ!ワタシ、ーとイイマス!」
大男はそう叫ぶと、てつろうに肩を貸してもらい、先ほどてつろうが治療を受けた医務室へと向かった。
結局この日は、、禿も仕入れせず、てつろうは額に傷を受け、ーと知り合ったてつろうがお詫びに食事をおごっただけだった・・
それから3日後、禿の店に奇妙な話が舞い込んできた・・・

21 :
           【てつろうの店!オープンす!】 第10話
ある日の昼下がり、、禿の店の従業員のN村が慌てた様子で禿に話しかけた、
「た・・大変っすよ!てつろうさんが、店オープンしたみたいです!」
びっくりしたのは禿である・・!
なにせ、まだ一台も車も仕入れていないし、土地は?建物は?古物は?と・・
数々の疑問が浮上してくる・・
禿はN村に、、「誰から聞いたんだ?」と問いかけると・・
「いや、、今、そこにてつろうさん来てるんですよ!」と、、答えた。
禿はすかさず店外へと向かった。
そこには満面の笑みを浮かべたてつろうが立っていた・・・

22 :
        【てつろうの計画】 第11話
「こんにちは!禿さん!自分もようやく店をオープンしましたよ」
てつろうはそう告げると、「禿さん一緒に自分の店に行きませんか?」と禿を誘った・・
てつろうは15分程車を走らせると、、都市郊外の小さな山林の林道の入り口に車を停めた。
「この奥なんですよ・・」てつろうは禿に語りかけた・・・
禿は「どうして車で行かないの?」と問いかけると・・
「この道は車じゃ入れないんですよ〜細くって・・ははは」との答え。
ちょ、、チョット待てよ、、車は入れないんじゃ!展示できないだろう!と、、禿はつっこんだのだが・・
「この前オークションで出会ったーの住処なんですよ、この林道もーが広くするために明日から工事しますから大丈夫です!」と
なんとか納得できる説明を受けた・・

23 :
【てつろうの計画2】 第12話
山林を奥へ奥へと進む2人・・・・
100m程歩いた頃だろうか、50坪程の広場に出た。
広場の脇には墓地が並び、その奥にベニヤとトタンで製作された小屋が見える、
その小屋の脇には墓地にお参りに来る人々用の井戸があり、木の桶が何個か置いてあった。墓地を掃除する時に
使用する桶だろう・・・と、、、その時だった!
禿がオークション会場で見たことのある外人、、ーが井戸で洗顔していたのだ、、、
こちらに気が付いたーは「シャチョーサン・・ようこそ!」と満面の笑みで禿を出迎えるのだった!

24 :
        【てつろうの城】第13話
5分後、禿は2人に案内された彼等の「城」にいた・・・!
城といっても、ベニヤで4畳半程の囲いがされ、地面は板を重ねてカーペットを貼り付け、
屋根はガラス繊維製のトタンで作られていた・・・屋根には強風防止の為タイヤが4本ほど乗っていた・・
丹下ジムのような小屋だ、、と言えば皆さんもイメージが沸くだろうか?!
しかし、当の禿は未だにこの小屋がなんなのか分からない様子だ、
てつろうは、そんな禿に向かいこう言った・・・
「禿さん、どうっすか?この店!あとはテーブルや事務椅子・机なんかを揃えるだけですよ!電気なんていらないですしね!」
そう・・・この小屋は、「てつろうの中古車店」そのものだったのである・・・!
禿はしばし放心したが、気を取り直して、「いや〜随分手回しがいいね!2人共!ここの柱なんかプロの技みたいだよ!」と、自分の後ろの柱を軽く叩いた・・・
すると・・「ビシッ」と、、言う音が響き、、長細い板が禿の方へ倒れ掛かってきた!
「シャチョサン!そこだめね!」とーが叫び、、「まだクギウッテナイヨ!」と言った。
禿は「ごめんごめん・・釘打ってあると思ってて・・・さ・・・」・・・・「な!」と、、奇妙な声を出す・・
禿の目線はーの持つ板を凝視していた!・・・・・・そう、
その板は、、脇にある墓地の「卒塔婆」だったので・・・ある・・!!

25 :
       【てつろうの店いよいよOPEN!】 第14話
あれから7日間が過ぎた・・・
禿はてつろう達が気になり、仕事そっちのけで、あの忌まわしい山林へと向かった。
程なく山林の入り口に到着すると、入り口の大木に「ようこそOOオートジャパンへ」という、ベニヤの看板がくくりつけてあった。
林道はーが重機で広くならしてあり、車で奥へと進む事が出来た。
30秒も車を走らせると、あの場所へ出た。
あいかわらず墓地が5〜6並びうっそうとした森の中の小さな空間である。
禿は車から降りると「開店祝い」と熨斗をつけた手土産の水ようかんを片手に小屋へと歩み寄っていった。
ドアをノックすると、力ない返事が返ってきた・・・「あ、どうぞ・・・誰かな・・」
「おい〜俺だよ禿だよ!開店祝い持ってきたんだ」と禿も声をかけた。
そして、3秒後、、小屋の中から奇妙なすすり泣きの声が聞こえてきた。
なにがなんだがわからない禿は、、、水ようかんを片手にその場に立ち尽くしていた・・・

26 :
       【無情】  第15話
「あ、、禿さん・・クッ・・ヴ・・ウウゥゥ・・は、入ってくださ・・い・・ウゥゥ」
奇妙な案内に誘導された禿は小屋のドアを開けた。
ドアを開けるとそこには、、クラッカーの残骸と崩れたケーキ、シャンパン、エロ本等が散乱していた・・
「なにかあったのか?」と禿が問いかけた。
まってましたとばかりに、、てつろうが話し始めた・・
衝撃的な内容の話は、、その後も禿の店の忘年会などで語られる程の・・
伝説的な話だったのだ。
「禿さん聞いてくださいよ!俺、ーと一緒に店を始めたじゃないですか、、、」
今日は林道も整備を終え、いよいよ看板も出して、ケーキも買ってきて開店祝いしようって事になったんですよ、
それで、午前中から色々と買ってきてシャンパンも・・それで、2人でクラッカー鳴らして仲良くやってたんですよ、、
しばらくして俺がーに肝心の車を仕入れよう!って持ちかけたんですけど、あの野郎!!
とんでもない事を急に言い出したんですよ!

27 :
   【ーの思惑】  第16話
てつろうは、興奮した様子で話を続けた。
「ーの野郎、急に立ち上がったかと思うと、そろそろ帰るからお金をクレ!」って言い始めたんです。
はぁ?何言ってんだよ?って言い返したら、
「わたしはてつろうが店を始めるのを手伝っただけです!だから重機のレンタル代金やその他の日当等、10万円を支払ってくれ!」
って・・・急に言い出して・・
その後はとっくみあいになって、10万持っていかれたんですよ・・・
あの10万持って行かれたら、、俺、、もう、、うっぐぐ・・うぅぅ・・
(#゚Д゚)←禿
「ちょっ・・10万って、、てつろうよ、、!お前、あといくら持ってんだよ!金」
禿はてつろうに向かい質問を投げかけた・・・
「ぇ?・・もうないっすよ、、10万だけです!」
翌日、オープン祝いをしたばかりのOOオートジャパンは倒産した・・

28 :
    【その後・・・】 第17話
倒産したてつろうは、禿の勧めで禿の店で洗車のバイトを始めた。
1台につき、水垢を取り手がけWAX仕上げで2000円支給される。
もっとも、一日に3台までと上限は決められているがてつろうは良く働いていた。
そんなある日、一人の女性が禿の店にやってきた。
「すいません、そこのワゴソR欲しいんですけど・・」
たまたま誰もいなかった為、てつろうが接客を行う事になった。
「はいはい!そのお車っすね、えーと、全部で58万円ってなってますんで、それでお売りできると思います」
女性は「そうですかぁ、もうちょっとおまけはできないですかね^^;」とてつろうに問いかけた。
てつろうは、「自分の車じゃないんですよ、、ちょっと前までは自分も社長で中古車屋やってたんですけど、、うちの店だったら
安く出来るけど、、ここでは値段について何も言えないんですよね、、」と受け答えた。
女性は、てつろうが社長だったなどという事等には一切触れずに、
「じゃあ、連絡先を教えておきますので、良かったら連絡を下さい」と言い残し去っていった。
彼女の住所はてつろうのアパートのすぐ近くだった・・

29 :
        【俺に任せてください】 第18話
禿は出先から戻ると、てつろうからワゴソRの一件を聞き、早速電話を入れようとした・・
2〜3万なら値下げしてもいいや!と思ったのだ。
しかし、てつろうは禿にこう告げた・・
「あの手の女は電話じゃうまくいきません、自分が家に帰る途中に寄っていってみます」
禿は内心不安だったが、無料の人件費のてつろうに「じゃあ任せるよ」と、言い
てつろうも「行ってきますね!」とさわやかな返答を残し、彼女の家へ向かっていった・・
あいつも少しは頼りがいが出来てきたな!と、禿は思っていたのだ・・・・が!?

30 :
      【社会のウインドウ】  第19話
てつろうは彼女の家へ到着した。
「すいませーん!OO自動車です!先ほどの件でお伺いしました!」
びっくりしたのは彼女だ、、!車屋にわざわざ家に来られるのはあまり言い心地がしなかった・・
無理やり買わされようなんてなったら嫌だな、、と思いながらも、玄関を少し開けた。
小さな隙間からはてつろうの不気味な顔が見え隠れしている、
しかも、下半身に目をやった時に、彼女は「な!」と小さな叫び声を上げた。。
なんと、てつろうのズボンのファスナーが全開で、、あまつさえ、、本皮の帽子をかぶった息子まで挨拶をしていたのだ!
彼女はすぐさまドアを閉めると「ご用件は?」と冷淡に言い放った・・
てつろうはわざわざ着たんだから、お茶の一杯でも出されて、その後、なんかしらのサービスまであるのでわ?
と、、期待していたほどなのだ・・
一瞬言葉を失ったてつろうだが、「あ、、ワゴソR2万くらいなら安くなります」と答えた。
女性は「良く聞こえないんですけど?」と答えたのだが、これがまずかった・・
「ワゴンRがあと、2か3なら〜安くできますけど」と、てつろうは自分のポテンシャルを出し切った
面白ネタで答えてしまったのだ・・・

31 :
   【販売もしてないのにクレーム】 第20話
リリリ〜ン♪と禿の店の電話が鳴り響く・・・・
てつろうの探訪から3分後の出来事だ。
「はい!OO自動車です!」とさわやかに出た禿だったが・・
電話向こうはパニックに陥った女性がいる!
「おたくは、、なんなんですか!おかしなひとがうちの玄関の前にきてるんです!」
禿は一瞬、、何事が起きたのか分からなかったが、、「あ!」
もしかして、小さな中年の男がそちらに行っているんでしょうか?と、質問をした。
「そうです!とにかく、警察呼びたいんですが、なんとかなるなら早くこちらに着てください!」と叫んだ・・
禿はすぐさま支度をすると彼女の家へ向かった・・
数分後、彼女に家に到着した、店から5分で到着したその家は、、、
近所でも有名な、教育熱心な大学教授の家で、大豪邸だった・・
そんな家を相手に破廉恥な行いを施した男は、、
家の前にいる飼い犬とたわむれていた・・・
「あ!禿さん!いいところに!もう少しでおとせます!」と、、玄関ドア向こうにいるであろう、、婦人の耳にもハッキリ聞こえるほどの大きな声で
言い放った・・・・
そして、弁明やお詫びに大変苦労をした禿と・・・何が起きたのかも良く分かっていないてつろうは
30分後禿の店の事務所に無事帰ることが出来た。
なあ、てつろう、お前何考えてんだ?
その質問に、てつろうはあっさりと答えた・・
「女とやることです」と。

32 :
    【・・・・・・】 第21話
禿はてつろうにいくつか質問をしてみた・・・
まず、
8X8の答えは?
「56!!」とてつろうが答え、つづいて
日本地図を広げて見せた禿は、、東京を指差せと質問を投げかけた。
すると、てつろうは函館を何の迷いも無く指差す、、次に、今の総理大臣の名を聞いたところ、
総理大臣とは何か?と、逆に聞き返される始末・・・
「なんだ、てつろうってそんな人だったんだ!」
と、禿は逆に笑みを浮かべてこう言った。
じゃあ、お前の今の夢ッテなんだ?
てつろうは即答した。
「3年ぶりに女とやりたい」と・・・

33 :
       【40秒でしたくしな!】 第22話
ようし!じゃー今日でてつろうもうちの店で働く最後の日だし・・!
久々に行くか!と、、禿が叫ぶ・・
おいっ!てつろう!
「40秒でしたくしな!ぐずは嫌いだよ・・」禿は最高のテンションでてつろうに告げた・・・!
結局、3分後2人は夜の街へと旅立っていった・・・
第23〜〜〜〜125話まで・・中略します。

34 :
   【てつろう船に乗る】  最終話(第126話)
       てつろうは今、カリブ海の真っ只中にいる。
86話で知り合った、禿の店でカペラを購入した「三平」と、
110話で北極で合流した「武雄」と、、、19話で破廉恥な思いをさせてしまったが、、
今や、一番の理解者でもある愛妻の「純子」。
そして・・・・「禿」
5人はてつろうが購入した時価4億円のクルーザーへ乗り込んだ。
朝日が5人をまぶしく照らしていた・・・
彼等の希望と夢を乗せ・・・・てつろうの船はゆっくりと地平線の彼方へと・・・消えていった・・・
        【完】

35 :
    ↑ヽ(;´Д`)ノ誰か途中で「いい加減その話つまんね!やめれ!」と突っ込まれるのまってたんでつが・・・orz
次、いきます・・・
年末特別企画DQN客禿の店へ!編 第1話【春売る動く城】
お楽しみに♪
      

36 :
       年末特別編【春売る動く城】
  「私、あなたがたとえ怪物でもいいの!それでも一緒にいたいの」
この物語は、禿の店に車を買いにやってきたある一族?!の悲しく切ない物語である。
彼等は突然やってきた・・・!
「キュルルンパッ キュルルンパッ・・・ブシュルルルルルルゥ〜プシュー」という異音と共に、
展示場横の来客用駐車場に一台のライトヘースワゴンが滑り込むように止まった・・
禿はちょうど展示車を磨いていたのだが、異音に気が付きふと駐車場を見た・・
運転席のドアが開き、真っ黒のスーツを着込んだ男爵が舞い降りた・・!
コツコツと靴の音を鳴らしながらこちらに歩み寄る男は、万年夜の仕事をしているのだろうか?
顔色が真っ白で、、、ちょうど野菜の「カブ」のような顔をした男だった。
禿は「いらっしゃいませ」と声をかけたのだが、男は一直線にロープライスコーナーへと向かう・・・
そして、一台の天才たまごの前で立ち止まったのだ・・・!
次回【わが城にふさわしい・・】をお送りしますw

37 :
      【わが城にふさわしい・・】
男はその車を気に入った様子で、「この車下さい」と急に申し込んできた。
禿は、そりゃもう、、買って欲しいのだが、支払い内容や、保証の有無、現状での不具合など、一切の説明すらしていないのだ。
「あの、購入されるのはいいんですが、けっこうあちこちガタもきている車ですので、ロープライスなんですよ」
と伝えた。
男は、「なあに、仕事でよちょこっと〜夜さ乗り歩くだけだっぴゃ!」と思いも寄らぬ言葉使いで返答してきた、
「夜乗るんですか?毎日大体どのくらい?」と、禿が質問した瞬間の事である・・!ライトヘースの後部座席のドアが開き、
一人の老婆が舞い降りてきた・・・・
「あれあれ、随分汚い車だねぇこりゃ掃除のする甲斐もあるよぉ」
老婆は続けてこう言った。
「これからはこの中で過ごすんだ、まあ、我々の城のようなもんだかんね」と。
次回 【ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!】の巻w

38 :
禿げさん>>
本当にあった話なんですか?信じられないような事ばかりですよね?、、、、。

39 :
掛け算できない男が船舶免許、、、
でも4円w

40 :
【ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!】
老婆の放った言葉・・・「この中で過ごす・・」
黒ずくめの男爵も「この中だっちゃら皆喜ぶっぺや!」と憂いの表情をたくわえている。
禿は勝手に進んでゆく話の行く末がなんなのか理解できずにいた。そして、思い切って男爵に質問を投げかけた
「あのぉ、この車の中にお住みになられるんですか?」
すると男爵は「いんやよぉ〜この車さ使ってさぁ〜女子を数人募集して出張でお遊びしたい男んとこさ〜配達するだ」
しかし・・昭和20年式あたりのオッサンは、、なんで「H」の事を「お遊び」という表現法で表すのだろう・・・と、禿は思った。
それにしても男爵は
、平成2年式、14万キロ、エアコンアボーソで、、部品取りとしてストックしていた天才たまごで商売を始めようと言うのだ・・!
やはり禿としては、毎日使うし、人も大勢乗るし、一日数十キロから100キロは走るだろうし、エアコンアボーソだし、異音も出始めているし・・
売るのが嫌だった・・!こういう人達は安さに釣られて買うことは買うのだが、後々・・・クレームを言ってくる可能性も高いのである!
しかも、、そんな車で、、「春を売り・・常に滞在すると言うのだ」
まさに、動く城といっても過言ではないのではないだろうか?
次回【枯れ木の不女】でつw

41 :
>>38
ほぼ |д・) あったことでつ。

42 :
           【枯れ木の不女】
禿は、「男爵さん〜毎日けっこう使用頻度が高そうな感じもしますし、もっと距離も伸びていない、他の車種のほうが
いいんでは?少しならお値段も勉強しますし、ちなみに、ご予算は?」と質問をした。
男爵は「ん〜でもなぁ金っこあんましねーしなぁ、大体5万くらいの予算だっぺや・・!」となんとも、考えられないような返答を返した・・
「5万ですか!たとえ、、この車を売るとしたって、、車検つけて最低でも20万円はいただく事に・・なるか・・と思います・・が?」と、、その時またもや
ライトヘースのスライドドアが唸りを上げ、、一人の人物が降り立った・・
「へんっ!なに言ってんだい!」という叫び声を出しながら登場したのは、、
まるで枯れ木のような不細工な・・・婦人だった(推定47歳)
そして、「これをいくらかってこっちは聞いてんの!車検なんていらないの!乗る方法が他にあるんだから!」と言い放つ・・
詳しく聞くと・・
車検が無くても乗れる方法があると言う事・・
万一、車検を取るにしても総額で6000円で取れる場所があると言う事
エアコンなんて世界中、ほとんどの車についてないからいらないという事
もしもエアコンがどうしても欲しい場合は自宅の子供部屋で使用していないクーラーがあるからそれを付けるから心配無用だという事
エンジンがダメになったらスタンドですぐに交換してくれる場所があると言うこと・・・5分でやるらしい
そんな、とうてい人間業では成し得ない事を聞かされた・・・・
彼女はきっと魔術かなんかを使えるのだろう・・・!
次回【納車】でつ

43 :
(´∀`)禿サンつつぎはぁ?

44 :
      【納車】
春を売り歩く・・・自分たちの「城」に乗って・・・・
そんな彼等に結局2万円で「完全現状販売」にて天才たまごを売る事になった禿は、
従業員と共に適当な掃除を済ませ、男爵等が引き上げに来るのを待った・・・
3日ほど経つといよいよ「彼等」が現れた。
             「異次元の住人の話」
を、皆さん覚えておいでだろうか?
その来店後、禿は彼等による「もてなし」を受ける事になる。
その内容は、絶筆し難い、、、、暗黒の内容だったのである・・・!
次回【もてなし】

45 :
        【もてなし】
禿は2万円を受け取ると、早書きの注文書を交わし、いよいよ天才たまごのキーを彼等に渡したのだ。
しかし、彼等は「仮ナンバー」を持ってきておらず、仕方無しにと、禿が彼等を乗せ彼等のアジトへと向かった・・
15分ほど走ると小さなアパートが見えてきた。男爵が「あ!ここですここです!」と指差したのは・・
朝のワイドショー等でおなじみの、事件が良く起きる舞台のような茶色のトタンで製作されたアパートである。(築30年以上?)
6世帯ほどの入居者がいるような作りのアパートは、各部屋の玄関の前には各自1台の二層式洗濯機が置いてあり、赤い郵便受けには、
色とりどりの広告がねじこめられている。
車を停めた禿は、店までどうやって帰ろうかと、悩んでいた。と、その時である・・!
男爵が「社長さん〜うちさあがってけ!なんかぁお茶でも出すからよぉ」と、禿をいざなう・・・
一緒にいた老婆と枯れ木婦人も「そうだよ!あがっていきな!」と声を揃えた。
「じゃあ、ちょっと店に電話して迎えに着てもらうのでそれまでお邪魔させていただきますね」と答えた。
次回【デジャブ】でつw

46 :
        【デジャブ】
車から降りた禿は店の電話をかけたが、丁度今、来客中との事で又電話をすると言い、目の前のアパートの階段を上がった。
「カンカンカン」と、昔のドラマで駆け出しの新米刑事が住んでいるようなアパートの階段を上がりきった時、男爵が叫んだ・・!
「あいや!社長!そこじゃぁ〜ねぇっぺさ!こっちだっぴゃ!」と言いながら手招きをしている。
老婆と婦人もアパートの横をすり抜けたかと思うと、アパートの脇の小道を奥のほうへと進んでいく・・
すかさず禿も、固い泥の道で、竹やぶが左右にのしかかってくるような小道を、彼等を追って小走りに進んだ・・・・そして、その先には・・!
・・青い屋根の平屋の借家が、、、ひっそりとたたずんでいた。
6件ほど規則正しく並んだ平屋を前に、、、禿はかつて彷徨った事のある、異次元の家族との出来事をオーバーラップさせ始めていた・・・
次回【やっぱ一緒!】をお送りしまつw

47 :
             【やっぱ一緒!】
ぼ〜っとしている禿を尻目に、いち早くアジトに戻った男爵が玄関の鍵を開け始めた・・
 
[ @ ]   [ A ]  [ D ]_______________
                                 ←入り口    
[ B ]   [ C ]  [ E ] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ↑上の図を見ていただきたい。
彼等のアジトはAの場所である。禿達一行は入り口の方から平屋地帯へ向かった。
まず、Eの屋敷は、入り口付近に家庭用の滑り台(キリンの形してるやつ)が庭先に置いてあり、その頂上部分にはなぜか・・ヤカンが置いてあった。
入り口のガラスの引き戸は割れ、ガムテープで修正してあり、軒下にはタイヤがついていない自転車が立てておいてった。
更に、軒下の物干し台にはなぜか、、ハンドバックがかけてあった。
次回【残る5軒の見た目】をお送りしまつw

48 :
     【残る5軒の見た目】
ここは、物語の進行を一時中断して、残る5軒の屋敷の紹介をしていきたい。
つづいて、Dの屋敷!
すりガラス越しにTVを見ている人影が見える・・
軒先には、やはり意味不明の遺物がちりばめられていた・・
まず、お約束の「赤ちゃん用のお風呂」が置いてあり、緑色の水が入っていた。
更に、これまたお約束のタイヤが4本積んであり、その脇にはバケツいっぱいに
テニスボールが入っていて、一緒になぜか木製のバットが添えてある。
その奥には、、またもやお約束の、昔飼ってた犬の犬小屋が置いてあり、その中には靴が沢山詰め込まれていた・・
続いて、、Cの屋敷を確認する禿・・・だが・・?!
次回【C屋敷の謎】でつ

49 :
            【C屋敷の謎】
この屋敷は、どうやら一般世帯の入居ではなく、「会社」が入っていた。
木製の看板が掛けてあったのだが、「OOO式エステ」と、、書いてあったのだ!
よんさまの国で生まれたと言うエステが、、よもや、平屋の借家で開業しているとは、、っと、その時、男爵が禿に話しかけてきた。
「そこの店はよぉ〜げ〜じんが出入りしてんだぁ〜気持ちいいお遊びできるらしいっぺよぉ」
知り合いではないらしいが、ある意味春を売るような商売人達が、向かい合って住んでいるというのも・・滑稽だった。
つづいて・・@の屋敷を見ると、、なぜか、、家の脇の駐車スペースのような、、泥の上に・・「世界のメルセデス」が駐車していた!
無論、車高は下げられ、大きなアルミを履き、15年以上前の巨大なセダンだ!
興味を持った禿はその車に近づく・・・!っと・・その瞬間の事である!
「ピーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」と大音量の盗難防止アラームがあたりにこだましたのだ!
「誰だっ!」と、、@の屋敷から出てきたのは・・・サングラスをかけ、18金のネックレスをぶら下げた、、具志堅風の男爵である!
ひろがったデザインパーマネントに、黒サングラス、口髭、、、、往年のチャンプの様な男爵だった。
なぜか、上半身は裸で片手には木刀をかかげ、、こちらにやってきた・・・!
次回【ぇ?】の巻〜〜〜〜♪

50 :
       【ぇ?】
禿はあせった!!!なにせ、言葉も通じないような、、男が木刀片手にこちらに向かって突き進んでくるのだ!
「あのぉ、ちょっとその、、お車を見させていただいてたんで・・」と言いかけた時だ・・
枯れ木が、、大きな声で叫んだのだ!「よしな!もうやってやんないよ!」
すると、用高は、、木刀を下げ、「へへへっ」と、微笑むとくるりと進路を変え、、、屋敷へと舞い戻っていった。
びっくりした禿は・・ただただ「ぇ?」と、、たじろぐだけだった・・・
そして、枯れ木のばばあの放った言葉「もうやってやんないよ!」の真意は、、、未だに不明である・・
魔よけのまじないの様な、何か意味がある言葉だったのだろう・・か?!
次回【Bの屋敷】の巻w

51 :
       【Bの屋敷】
空き家ですた。
ただ!気になることがあった。
誰も住んでいないような物件だったのだが、ワンカップと、一輪の美しい花が、軒下の縁台にかざってあった。
そして、全ての物件の現状を把握した禿は・・・いよいよもてなしを受ける、Aの屋敷へと入っていく・・
どのような探訪が繰り広げられるのだろうか?!
強いて言えば・・・かつての異次元の家族を遥かに上回る探訪だった・・という事である・・・!
次回 【おじゃまします】の巻

52 :
紫煙
四円w

53 :
禿げさん>>
(´∀`)疑ってるわけではないので・・・・。
禿げさんのファンですからw

54 :
はやく来ないかな〜

55 :
楽しみにしてるのに!!

56 :
全然こないじょ

57 :
支援(((`・ω・´)))シャキーン

58 :
忙しいのかなあ

59 :
age

60 :
急がし杉(´Д`|||)・・

61 :
気長に待ってるデス。

62 :
アゲ

63 :
はげあげ

64 :
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /

65 :
禿は、話を中途半端でバックレるのが得意だから。
何回やれば気が済むんだ?スレまで立てておいて。

66 :
保守

67 :
あげとく

68 :
age

69 :
アゲ

70 :
もう来ないのかな

71 :
ヤフオクスレニイタヨ

72 :
続きまだ〜?チンチン (AA略

73 :
ume

74 :
hage

75 :
保守

76 :
ほす

77 :
続き見たい。

78 :
保守hage

79 :
age

80 :
悪徳中古車販売業者
nsauto2000@yahoo.co.jp

81 :
(゜Д゜;≡;゜д゜)

82 :
続き見てぇよ

83 :
/

84 :
さて・・

85 :
コテハン文字かえますた。理由は前の忘れたからでつ、、
では、半年以上のブランクあったけど続きでつね

86 :
         【おじゃまします】
時は満ちた・・・・!
ついに禿は男爵に導かれるまま・・Aの屋敷へと入っていく・・
先ほどの用高が@の屋敷の曇った窓からこちらを凝視していたが、そんな事で驚いていたら話にならない。
おそるおそる玄関に入った・・・
まず最初に驚かされたのが玄関から50cmほどの位置だろうか?一人の老人が寝かされていた。
時代劇に良く出てくる病弱なおとっつぁん・・・・と言えば分かり易いだろうか?!(粉薬に尿瓶が置いてあったよ)
驚く禿を尻目に3人はその老人を跨いで奥へと進んでいく・・・「何でこんな位置に?」と思ったのは、
やはり我らが禿である・・!小さな屋敷とはいえ、奥に部屋が2つほどあるのだ、それなのに、なぜわざわざこんな位置に寝かされているのだろうか?
しかし、異次元での「何故?」はいけない。
そんな事をいちいち考えていたら体が持たないのだ・・
しかし、、、
「初めて訪れて・・初めて対面した病弱な老人・・有無を言わず、紹介すらせずにさっさと病人を跨いで奥へ進む人々、、」・・・皆さんはこんな体験した事があるだろうか?
と、、その時だった・・!
次回【・・おまえら】をお送りしまつw

87 :
       【・・おまえら】
男爵が叫んだ・・!
「あっ!社長さんっそこに長い事いたらだめだっぴゃ!噛み付かれるべや!!」
驚いたのは禿だ・・
「ぇ?な、、噛むって、なんで・・?ぇ?な・・・」
男爵は更に叫ぶ・・・
「その男〜うちの社長だったんだけんどぉ、3ヶ月前から動かなくなっちまってさーなんでもぉ、医者が言うには
リンチ症っていう伝染病なんだってぇよ!そこさ居たら移っちまうけん、こっちさ早よきなぁ〜運悪いどぉ噛まれるっぴゃ!!」
続いて、男爵の言葉を追うように叫ぶのは、枯れ木だった。
「本当に危ないよ!噛まれてもわたしゃ知らないよ!社長はもう人間じゃないんだから!」
と、、とんでもない暴言すら発言しまくる2人・・!
それもそのはず、始めてきた屋敷、始めてみた老人、リンチ症、噛み付き、伝染する、人間じゃないって・・
「・・・おまえら、単純に認知症の老人を、、もう少し労わったらいいだろうが!!」心の中でこう叫んだ禿は、もうどうでもいいから
帰りたくなっていた・・・
しかし、異次元の接待はまだまだはじまったばかりだったので・・・・ある!!
次回【ぎゃあ!」をお送りしまつw

88 :
と、、ここであまりにも「車」から遠ざかってしまう内容に突入していく為、
この物語はここで第一部完とさせていただきまつ。
つづいては、、夏休み特別スペシャル!【ゲロ戦記】をお送りしまつwお楽しみに!

89 :
         【ゲロ戦記】
あれは、禿がまだ自分の店をオープンしたばかりの頃の、遠い遠い昔の物語じゃ・・・
8月中旬・・・朝からうだるような暑さだった。
洗車をしている禿の横に、一人の奇妙な老人が現れた・・
「あ!いらっしゃいませぇ〜」と、とっさに挨拶をした禿だったが、老人が有無も言わずに展示場を徘徊し始めた。
禿は「なんだかおかしいよ・・でも、何か用があれば話しかけてくるだろう・・」という甘い考えで洗車を続けていた
30分後展示場を見渡してみたが先ほどの老人の姿はない・・
「なんだったんだろあの人・・・」そんな事を思いながら店内へ向かう禿は、先ほど洗車したばかりの車のボンネットに大量のゲロが噴射されているのを発見した、
「くそ、、あのじじぃ・・!酒臭いと思ってたんだよなぁ・・」
禿は既に姿のない老人の仕業だと即座に理解した。
仕方無しにゲロを洗い流した。
数分後、今度は展示場のトイレの前にゲロ発見!・・・そして、続いては積んでおいてあったタイヤにもゲロ。
その日、、禿はゲロをどれだけ洗い流したのだろうか?
そして、あの老人の謎のメッセージとも言えるのではないか?定期的に吐かれたゲロ・・・
どんな秘密と謎が隠されていたのだろうか?
あれから十余年・・・・この謎は未だ解明されずに禿の脳裏に焼きついているという・・・
                完

90 :
   「速報」大人気!【てつろうシリーズ】完結編!
近日大公開予定、触りを少しだけお見せしちゃいます!
第一話
「ついにこの時が来た」・・・カリブの海へクルーザーで出かけたのは夢だったのだろうか?
第二話
「そろそろ本気だすか!」・・・過去に事業に失敗した様に見えた、、てつろうだが、果たして?
第6話
「新入準社員てつろう」・・・・気合を入れなおしたてつろう、最後の人助けと助け舟を出した禿。2人の思想は交差する!!
乞ご期待!!

91 :
    てつろうシリーズまで開幕まであと僅か!
先に、皆さんも気になるあの人のお話を一挙公開しちゃいますw
それでは楽しんでね・・・^^v
    
         【人は誰でも未知の世界に憧れ・・】
       「奴が来る!」禿の店の店員のN村が叫んだ・・!
あるの穏やかな昼下がり、、「それ」は音もなく中古車販売店「禿自動車」に忍び寄ろうとしていた・・・
ジリリリリリリンッ!!けたたましく鳴り響く電話を受けたのはN村だった・・・
「ハイ!禿自動車です。」丁寧な電話の受けには定評のあるN村である、さすがに落ち着いた物腰で対応している・・・様に、思っていたのだが、、
「ぁ・・ハイ、、イエイエイエ、、ア、、、ハイ、エエ、、、ワカリマシタ」
禿は不審に思いながら、電話の内容に耳を傾けた。
「・・・・ツタエテオキマス・・エエ・・でわ。ガチャリ」と、予想を反して直ぐに電話は終わった。
禿は大方、エセ右翼が「偉い先生が書いた貴重な本を6万円で買え」という電話だったんじゃないの??と、N村に問いかけたが、
N村は少し動揺している様子でこう答えた。
「て、、店長!!あ、、、奴が来ます!!!!なんか、訳分からないこと言ってました!」
禿は、、「奴って?誰・・・」皆目検討付かない様子だ。
っと、その時だった!!
次回【日本全国行脚中】をお送りしまつw

92 :
           【日本全国行脚中】
スポコンポコポンッカラカラカラッギュルルルキュルルルルルッ
大きな異音と共に一台の「軽自動車」が来店してきた。
N村は顔を手で覆いながら叫ぶ!「あぁっ!!もうきたーーーー!!!」なんか、日本中旅してるとか言ってたんすよ!
訳が分からないのは禿である・・いったい誰が来たのだろうか?
店内からガラス越しに見える軽は、どうやらマツダ社のキャロルの様だが・・
色はピンク、どう見ても女性が乗る車だろう、、
N村の怯えようから、過去に来店したDQN妖怪おばちゃんかなんかかな?と、推測を立てた禿。
しかし、現実とはなかなか理想とかけ離れていることをこの後知る事になる・・・!!
次回【地球の車と戦うぞ!】でつwお楽しみにw

93 :
         【地球の車と戦うぞ!】
来店した軽車両からはまだ誰も降りてこない・・・・
N村は言い放つ、、「俺、、あの人の相手ごめんっすよぉ!!」
「ははあ。」禿はなんとなく誰が来たのか推測出来てきた。
N村がおびえる態度といい、ピンクのキャロル、、、そう!
「かつてN村に春を売るから値引きを交渉してきたサッチー似のスナックママだ!”」
完全な推理を打ち出した自分自身に酔いしれた禿はそそくさと駐車場へ向かう。
N村がサッチーに対しどう対応するのか見ものだったのだw
暇な日だったのでちょうどいい、2人のやり取りを見て楽しもう、
そんな、、些細な胸中の禿だった。
・・・この時までは。
次回【長靴とサングラス】でつ!お楽しみにw

94 :
           【長靴とサングラス】
駐車場に着いた禿はキャロルに近づいていく。。。。
ガチャリと重い音を出しながら開いたドアからは、長靴を履いたジーパンの足が所狭し車内から伸びた・・・
後方から透けて見える室内のルームミラーにはサングラスに帽子・・・・・
「ああ・あ・あ・あ・あ・!!!」と、心の中で叫んだ禿だったが、ここまできたらもう後の祭りだった・・・
5秒後、一人の奇妙な男が車内から地へ舞い降りた・・・
「やあ久しぶり店長さん、いや〜クーラーが壊れた車で遠方まで釣りに行ってきたから大変でしたよ・・」
そう、、、地へ降り立った「男」は、、、紛れもない、、あの、伝説の釣り氏
「魚信」さんだったのだ!!!!!!
かつて、デリカから元年式クラウンに乗り換えたが、借金の為、クラウンを大家に取り上げられてキャロルに乗っている・・
あの男が登場したので・・・・ある!!!
次回【天才少年との】でつw

95 :
         【天才少年との】
時は5月のゴールデンウィーク真っ只中。
奴は再び禿の店へ舞い降りた・・・!
禿は、なんで来たのか分からな魚信に問いかけた、、
「あのぉ、今日はどうしてまた、、うちへ来られたんですか?」
魚信は「ああ、俺だけ乗るなら良いんだが、今日はもう一人乗せて出かけるもんでね・・!そうだ、二平君、降りてきたまえ、車内は暑いだろう・・」
すると、助手席から麦藁帽子をかぶった少年が舞い降りた・・・
「こんにちは、おら二平だ!いやぁ〜魚信さんの車ってクーラー無いから暑くって暑くってしんどいっぺ〜」
禿は、「要するに、エアコンを修理してくれという理由で来たのね・・」と即座に察知した。
振り返ると、奇妙な2人に囲まれた禿を、涼やかな店内から笑顔で見ているN村の姿が見えた。
なんだかだんだん頭にきた禿は、禁断の呪文を魚信に投げかけた・・・
「で、魚信さん、エアコン見てみるけど、今・・いくら持ってます?」かと・・・。
次回【報酬は鮎の塩焼き】でつ。後二話で終わるから頑張って読んでねw

96 :
          【報酬は鮎の塩焼き】
魚信も進化していた・・・
禿の呪文を受けて相当なダメージを負っているかと見受けられたのだが、、
「店長さんって鮎好きですか?塩焼きうまいですよねー」
禿は、もうこいつに何言っても始まらないと思い、
じゃあ、釣ったら持ってきてくださいよ!と伝え、エアコンガスチャージを試みた。
この車は、コンプレッサーが弱いことで有名だが、意外とガスチャージでワンシーズンの夏くらい乗り切ることも有るのだ。(根本的には直ってないわけだが・)
数分後、二平と魚信の顔に涼やかな冷気が纏う。
作戦は成功だった・・・・のだ・・・・が?!!!
次回最終回【灯台元暗すぎ】でつw

97 :
          【灯台元暗すぎ】
「おいおいおいおいおいおいおいおい!魚信さんよぉ〜
あまつさえよその子供も預かってんだよね?、、頭大丈夫?もしかして「ばか」?
ったく何考えてんだよぉ〜!」
↑と、これは禿の心の叫びである。なぜ、そんな暴言を?と思っていらっしゃる方もいると思われる、
要するに魚信の車は単純にエアコンアボーソの軽ってだけじゃなかったのである。
聡明な読者様はもうお気づきだろうか?・・・
そう、魚信の愛車は、、、なんと、車検が2年3ヶ月前に切れていたのである・・・!!!
4回目の魚信の来店はそう遠い時期ではないだろう・・・・
そして、その日の夜8:00まで待っていたが、、、魚信からの
春の自然からのプレゼント「香魚」は届かなかったという事もここに特筆しておこう。
       完

98 :
禿さん 久しぶりです
白戸三平の『カムイ伝第三部』の再登場並に期待しておりました。
今後も連載期待しています。

99 :
>>98
こんにちわ!
大丈夫でつよ!シェンムーの様に途中で放棄しませんww

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