2011年10月1期野生生物【何度でも若返る】ベニクラゲ【不老不死生物】
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【何度でも若返る】ベニクラゲ【不老不死生物】
- 1 :11/10/08 〜 最終レス :11/10/15
- 不死身と不老不死は違う
- 2 :
- >>1
乙
- 3 :
- ベニクラゲってうまいの?
- 4 :
- ベニクラゲ(Turritopsis nutricula)はヒドロ虫綱に属する、いわゆるクラゲの一種である。
性的に成熟した(有性生殖が可能な)個体がポリプ期へ退行可能という特徴的な生活環を持つことで知られる。
世界中の温帯から熱帯にかけての海域に分布する。
クラゲが再びポリプに戻ることが発見され、「不老不死」のクラゲとして知られるようになった。
- 5 :
- ベニクラゲは直径4〜5mmの小さなクラゲである。
透けて見える消化器が赤色であるためこう名付けられた。
ベニクラゲの形状はベル型で、傘の直径と高さはほぼ等しい。
外傘や中膠は均一で薄い。胃は明るい赤色で大きく、横断面は十字型である。
若い個体は外縁に沿ってわずかに8本の触手を持つが、成熟したものは80〜90本の触手を備える。
触手の内側に眼点があり、これも鮮やかな赤である。
- 6 :
- アメーバなどの原生動物を除く多細胞の動物はDNAの末端部に
テロメアというタンパク質合成のためには意味のない配列部分が存在し、
細胞が分裂するごとにテロメアが短くなっていきます。
そして分裂を繰り返すうちにテロメアが短くなり、これ以上分裂できなくなります。
すなわちこれが本当の意味でのその生き物の寿命です。
ただし、生殖細胞が出来るときにはテロメラーゼという酵素のために、
テロメアがリセットされるので産まれてくる子供はテロメアのカウントダウンがゼロから始まります。
つまり、生殖細胞を使わずに例えば20歳の時にクローンの子供を作っても、
その子供は20年分のカウントダウンされているので長生きしません。
ベニクラゲの場合は、他の生物と同じように、基本的にはカウントダウンされて行くのですが、
寿命を迎えるとテロメラーゼを分泌し、一部の細胞のテロメアがリセットされてテロメア部分のみが再生されたクローンが出来るというカラクリです。
つまり不老不死なのではなく、老衰すると一部の細胞がリセットされてクローンが出来るようなイメージです。
- 7 :
- 数ミリメートル程度の小さいクラゲだし、
せっかく若返ってもそのそばから捕食者に食べられてしまう
すごい能力なのに、あんまり種の存続には貢献していないかも
- 8 :
- 早老症の人はテロメアが異常なのかな?
- 9 :
- 染色体が不安定で細胞の分裂寿命が短いからテロメアが普通より早く短くなっていく
- 10 :
- 飼ってみたい
餌さえあげてればずっと飼育できるのかな
- 11 :
- 水質環境とか難しいんじゃないの
- 12 :
- 他のクラゲは生殖活動の後に溶けて死ぬけど
こいつは死なずに若返るだけ
- 13 :
- 受精卵は胃および外傘の中で発生し、プラヌラ幼生となる。
幼生は基物に着生して群体性のポリプを形成する。
ポリプは基質上にヒドロ根を広げ、まばらにヒドロ茎を立てる。
その先端にはヒドロ花がつく。ヒドロ花は円筒形で、その側面にまばらに触手が出る。
ポリプ形成後2日ほどで幼クラゲとして個体が離脱する。
幼クラゲは数週間で成熟する。
成熟に要する期間は水温に依存し、20℃では25〜30 日、22℃では18〜22 日ほどである。
- 14 :
- 普通のクラゲは有性生殖の後に死ぬが、ベニクラゲは再びポリプへと戻ることができる。
成熟個体は触手の収縮や外傘の反転、サイズの縮小などを経て再び基物に付着、ポリプとなる。
生活環を逆回転させるこの能力は動物界では稀であり、これによりベニクラゲは個体としての死を免れている。
ただし、個々のベニクラゲは、食物連鎖において常に捕食される可能性があり、
本種の全ての個体が死を免れ永遠に生きているということを意味するものではない。
- 15 :
- 有性生殖能を獲得するまでに発生が進んだ個体が未成熟の状態に戻る例は、
後生動物としては本種と軟クラゲ目のヤワラクラゲでのみ報告されている。
動物におけるこのような細胞の再分化は分化転換と呼ばれる。
論理的にはこの過程に制限はなく、これらのクラゲは通常の発生と分化転換を繰り返すことで個体が無限の寿命を持ち得ると予想されている。
従って「不老不死(のクラゲ)」と称される場合もある。
ただしこれは、老化現象が起こらないわけではなく若い状態に戻るだけなので、より厳密にいえば若返りである。
この現象は地中海産のベニクラゲで発見され、1991年に学会発表されてセンセーションを起こした。
その後各地で追試されたが、地中海産のものでしかこの現象は見られなかった。
しかし、鹿児島湾で採集された個体も同様の能力を持つことが2001年にかごしま水族館で確認された。
2011年現在、若返り回数の世界記録は、京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授による9回で、現在も更新中である。
- 16 :
- ◇ベニクラゲ、9回目の若返り実験成功 京大・久保田准教授
京都大学瀬戸臨海実験所(和歌山県白浜町)の久保田信准教授(58)はこのほど、
2年前に沖縄県で採取したベニクラゲで、世界記録となる9回目の若返り実験を成功させた。
ベニクラゲは不老不死の研究材料として注目されており、久保田准教授は「老化の仕組みや
生命の秘密を解明する材料として飼育実験を重ねていきたい」と意欲を出している。
クラゲは通常、有性生殖すると死んで溶け去るが、ベニクラゲは溶けずに団子状になり、
再び走根を延ばしポリプへと若返る。このポリプがクラゲ芽を形成し、やがて若いクラゲ
として遊離する。この一連のサイクルを無限に繰り返すと言われる。
久保田准教授は、2009年5月15日に沖縄で4個体の若いベニクラゲを捕獲。
全個体が捕獲直後に団子状に退化し、5月18日前後に若い世代のポリプに1回目の若返りを
果たした。その後、次々と若返りを繰り返した。
8回目の若返りをしたのは10年9月20日。その後ポリプは群体となって成長したが海水温が
下がったためクラゲを遊離しなかった。12月1日からヒーターで25度まで水温を上げたところ、
31日にクラゲの遊離が始まった。すぐに団子状になり、1月上旬から次々と若返りを起こし、
ポリプとしていまも成長を続けている。
ベニクラゲの若返り現象は、1992年にイタリアの研究者が地中海産で初確認した。
その後、久保田准教授らが日本産で世界2例目として成功して以来、その若返り回数を
更新している。
ttp://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=205339
- 17 :
- 飼育はすごく難しいらしくて人間の手の届くようなところではすぐに死んじゃうんだってさ
- 18 :
- } / ! / \
.、| l i-、u ! / _) 手 き 不 オ 約
ヽ r、}''7、、 ∨ u __\ を .さ 死 レ 束
_ゝ|,、| | ヽ', }i / /,┤/ 出 ま 身 が し
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`l ヽ ,`)'`ヽ--‐┐〈 も
{ヾ u" 〈 | l |`l | /
ヽl ノ/ノ ! | ノ `ヽ
- 19 :
- ほう
- 20 :
- ベニクラゲのベニって何
- 21 :
- そういう色に見えるから
- 22 :
- l\ _、-=┬─-.、,,_ __,,,..,_
| \`''‐-!=@ ``''´ ̄ ̄ ̄``''"´ j_=‐'´
! \ ``'‐=_ '、,‐'´
`''‐-、 \ / ,..、 ,.、
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\ \. | ○ 、__,_, ()i コーン!
\ \|ニ==‐ ノ
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> '| ヽ、,,,) ト、,,,)
\ i
ヽ、 ) ノ
) ノ-──ィ. ノ
`--` `ー‐`
- 23 :
- これが不老不死のベニクラゲ Turritopsis nutricula
ttp://www.youtube.com/watch?v=IJXHiLuKw0s
- 24 :
- ほとんどのクラゲは毒を持ってるけどベニクラゲは毒が無い代わりに不老性を持つことで生存競争を生き延びてきた
- 25 :
- びね
- 26 :
- ばぬ
- 27 :
- ぶの
- 28 :
- ぼな
- 29 :
- >>23
かわいいな
- 30 :
- 生殖細胞を経由しないクローンということは遺伝子の組み替えは起こっていないということか
- 31 :
- うむ
- 32 :
- うむ?
- 33 :
- >>30
そこが不老不死と言われる由縁だろう
- 34 :
- 研究が進めば、人へのアンチエイジングにも応用できるのかな?
- 35 :
- 古の王
- 36 :
- 火の鳥
- 37 :
- 1994年頃、ベニクラゲの研究をしていたレッチェ大学のボエロ博士は、
偶然にベニクラゲが不老不死であることを発見しました。
学生が水槽に入れておいたクラゲの世話を忘れ、長時間ほったらかしにしたのです。
全滅してしまっただろうと思って中をのぞいてみると、クラゲの死体は見あたらず、
生まれたばかりの姿になってよみがえっていたのです。
その後、国立海洋研究所のピライノ博士が研究を受け継ぎ、5年間で4000体もの
ベニクラゲの観察を繰り返し、そのすべてが若返ることを確認しました。
- 38 :
- 普通のクラゲは生殖を終えると溶けて死んでしまいます。
ベニクラゲは生殖を終えた後に体をゆっくり変化してゆきます。
まず触手が縮みはじめ、口の部分がすぼんで全身の筋肉が収縮し、
やがて丸いさなぎのような状態になってしまいます。
顕微鏡映像で見ると、若い細胞がどんどん増殖して新しい姿を形作ってゆくのがわかります。
クラゲの姿は完全に消えて、さなぎからストロン(走根)と呼ばれる細い根のようなものがすごい勢いで伸びてきます。
ストロンは岩にへばりつき、そこから幹が立ち上がり枝が生えて、再びポリプとなってよみがえったのです。
死んだような状態になってから復活するまでに丸二日かかります。
この48時間で彼らは完全によみがえり、新しい一生が始まるのです。
- 39 :
- 人間にも応用できたとしても脳はどうなるんだろうな
- 40 :
- 記憶全消去だと強くてニューゲームできないじゃないか
- 41 :
- ボエロ!
- 42 :
- ピライノ!
- 43 :
- クローン(無性生殖)だけだと種族維持のためにはリスクがあるから普通の有性生殖もやるということか
普通のクラゲもポリプになるときはクローン(無性生殖)だから
ベニクラゲは有性生殖を端折ることができる、という言い方もできるのかな...
うー、なんだか分けが分からなくなってきた
- 44 :
- 天敵に食べられまくるベニクラゲだからいいけど
もし人間に適応できたら人口増加がやばいことになりそう
- 45 :
- 紅
- 46 :
- ベ
- 47 :
- ニ
- 48 :
- ク
- 49 :
- ラ
- 50 :
- 50
- 51 :
- ゲ?
- 52 :
- 一説によると既に5億年生きている個体もいるらしい。
- 53 :
- ほう
- 54 :11/10/15
- ベニクラ涼子
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