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2011年10月1期旧シャア専用ニューガンダムにプルツーが乗ってるんだけど 17 TOP カテ一覧 スレ一覧 削除依頼
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ZZ・CCA・F91・∀・種で笑ったシーンを挙げるスレ
偉い人=シャアなの?
バーニィイラネ
「ニュータイプ」を「ニューハーフ」に置き換えると


ニューガンダムにプルツーが乗ってるんだけど 17


1 :10/10/23 〜 最終レス :11/11/20

まとめサイト(月光蝶氏編集)
ttp://axis2000.hp.infoseek.co.jp/log/new_pull/new_pull.html
前スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/x3/1233181285/
詳細は>>2-7あたり。

2 :
このスレの主役(ABC順)
 アムロ・レイ
νガンダムに搭乗するロンド・ベルのエース。愛機の副座に座りたがる達に、頭を悩ませる日々が続く。
プル&プルツー、ミネバ、キッカなどに好かれているが、恋人になって欲しいと願っている彼女らと、
兄、父親あるいは教師であろうとする彼自身との間に大きなギャップがあるようだ。
シャクティにララァの面影を感じ取ったり、ウッソに昔の自分を重ね合わせたりもする。
子供達との触れ合いを通して、本人も更に大人へと成長している模様。
 バーナード・ワイズマン
謎の機能満載のザク改を愛機とするパイロット。通称バーニィ。19歳の元アクシズ兵。
生来の優しい性格ゆえ、アナ姫やリィズ、リィナといった女の子達に好かれている。
クリスとは友人以上恋人未満の関係。ナナイが監督するヒーロー特撮番組「うさぎ男」の主演俳優でもある。
かって所属していたサイクロプス隊で探偵スキルを身につけたのか、退役したら探偵事務所を開く気らしい。
 シャア・アズナブル
赤い彗星の異名を持つエースパイロットにして、宇宙世紀に名を残す英雄……のはず。
時折真面目な一面を見せる事もあるが、基本的にはアムロ好き好きのグラサン男。
人気の為ならば「これでは道化だよ」と言いながら、コスプレでも何でもやる地球圏一のぬいぐるみ師。
好きだといってくれるのはクェスにハマーンにナナイと老幼問わず結構いるのだが、
何故かそういう人たちには邪険な天邪鬼。そんなだからいまだに嫁さんも貰えん駄目オトコなのだよ。

3 :
「ょぅι"ょ」の皆さん(1)
 エルピー・プル
天真爛漫なNT少女。10歳。
「チョコパフェ食べられれば幸せ」と一見ノーテンキだが、実は一人になると淋しがり屋。
ララァとの邂逅を経てアムロの過去を知り、自分が彼を守るのだと決意。
持ち前の明るい性格で、一同のムードメーカーとなっている。
 プルツー
元アクシズ兵。プルの双子の妹(プルのクローンで、生後数ヶ月という説もある)。
自分を負かしたアムロにMSの操縦を習い始めたのをキッカケに、彼に想いを寄せるようになった。
MS操縦以外のことは無知なのをいいことに、シャクティに妙な知識を吹き込まれることも多い。
現在、νガンダムの副座は彼女の指定席。
 ミネバ・ザビ
ザビ家の正当な後継者にして、アクシズの幼き女王。8歳。
自分をアクシズから連れ出してくれたアムロに深い愛情を抱いており、彼のお嫁さんになれる日を夢見ている。
相手はドズルの仇になってしまう為、色々と悩んでいた時期もあったのだが、
「父を倒せるほどの男なら、きっと父も喜んでくれる」ので、問題無いとの事。
(なお、彼女が「本物」のミネバ・ザビであるかどうかについては、ロンド・ベルの最重要機密とする)
 シャクティ・カリン
高いNT能力を持ち、サイキッカーとまで呼ばれている少女。年齢は11歳。
妄想癖があり、普通では考えられないような発想を行う事も多い。
プルツーの友人であり、どこで手に入れたかわからない妙な知識を彼女に吹き込んでは、
変なことをけしかけたりしている。が、真意は不明。
ウッソの事を誰よりも大切に想っているが、アムロとプルツーの二人を見つめて頬を染める一面もある。
 キッカ・コバヤシ(キタモト)
アムロと猫耳が大好きな11歳の女の子。
WB時代からのなじみで、兄のカツを出し抜き、軟禁状態から脱出したアムロに同行してきた。
時々、4歳児の頃の姿に変身したり、
妙にリアルな猫耳と尻尾のアクセサリーを身に付けたりもしているが、詳細は不明。

4 :
「ょぅι"ょ」の皆さん(2)
 アナ・メダイユ
いつの間にかロンド・ベル組に加わって、バーニィになついているシベリアのドームポリスのお姫様。
容姿は幼いが大人顔負けに利発で、どんな状況でもポジティブに物事を考える性格。
ノリが良くてお祭騒ぎが大好き。ハロウィンなどのイベントでは、がぜん張り切る。
同い年のミネバとは、仲良しのお友達。
 リィズ・アノー
キンケドゥことシーブックの妹。10歳。
どうやら兄が家を留守をしていた時期にバーニィについていったらしい。
優しい彼に恋心を抱いているが、想いを伝える勇気が足りず、ずっと片思いが続いている。
 リィナ・アーシタ
リィズと同い年で、名前や境遇も似ているせいか、一緒に行動している事が多い。
彼女とは大の仲良しであり、恋のライバルでもある模様。
現在、兄のジュドーは恋人のルーと共に木星へと旅立ってしまっており、
肉親が傍にいない日々が続いているのだが、その事で弱音を吐いたりしない健気な女の子。
 ドロレス・ヘイズ
サイド6出身の10(11)歳。年齢の割りになかなかのしっかり者。愛称はドロシー。
バーニィとはサイド6時代からの知り合いのようで、彼を「お兄ちゃん」と呼び、密かに想いを寄せている。
 スージィ・リレーン
戦争孤児の少女。年齢は9歳。
ミネバとアナ姫に次ぐ年少組の一人で、達の間でも妹のように振舞っている。

5 :
「ょぅι"ょ」の皆さん(3)
 クェス・パラヤ
地位低下が著しい総帥ことシャアの数少ない味方。13歳。
彼女としては真剣にシャアを愛しているのだが、相手には本気にされてないようでいつも空回りしている。
そんな彼女は _| ̄|○ ことギュネイと OTZ ことハサウェイに好かれているがソデにし続けているようだ。
組では最年長。お姉さん役になって責任感を養ったり他人の面倒を見たりと成長してきた。
 チェーミン・ノア
ノア家の秘蔵っ子。いつの間にかロンド・ベルと合流していた。
_| ̄|○ 曰く「俺の心の天使」。
チェーミンの方も好印象を抱いてるようだが、互いに幼すぎて恋愛関係には発展していない様子。

6 :
その他、中心キャラの皆さん
 ブライト・ノア
泣く子も黙るロンド・ベルの艦長にして、家庭の味に飢える単身赴任男。
に追い回されるアムロを愛情補正による戦力強化のために放置する鬼艦長。
家族想いなのだが、エマリーとの浮気疑惑は、未だに晴れる気配がない。
最近、何故か娘が _| ̄|○ に興味を持ってしまったようで、きつく目を光らせる日々が続いている。
 ウッソ・エヴィン
アムロ・レイの再来と噂される、スペシャルな少年。年齢は13歳。
先輩パイロットであるアムロをお兄さんのように思い、慕っている。特製のハロとはいつも一緒。
 キンケドゥ・ナウ(シーブック・アノー)
ロンド・ベルと共同戦線を張っている宇宙海賊のエース。体の一部がサイボーグ。年齢は2X歳。
久しぶりの再会では妹に自分の顔を忘れられていたりと、かなりツイてない可哀想なお兄ちゃん。
 ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)
宇宙海賊のリーダー。キンケドゥとは達から羨望の眼差しで見られる仲睦まじい恋人関係。
有能な艦長で、MSに乗れないミネバは彼女同様、戦艦を指揮する女艦長になる道を考えているようだ。
 ハリー・オード
金色の専用機を駆る、赤眼鏡が特徴的なエースパイロット。老成した立ち振る舞いだが、年齢は18歳。
有能な軍人であり、時には一同の相談役を務めたりもするが、
事態を「面白く」する為、持ち前の奇妙な知識を生かし、ちょっかいをかける事もあったりする。
艦内でブライトに対抗出来る数少ない人物なのだが、恋仲のキエル嬢にだけは頭が上がらない。
 チェーン・アギ
ロンド・ベルのメカニックの一人で、アムロの彼女……らしい。
ライバル達の無邪気なパワーに押され気味で、最近ではほとんど相手にしてもらえてない。
 クリスチーナ・マッケンジー
テストパイロットを経てロンド・ベルに配属された女性ガンダム乗り。愛称はクリス。
戦場で何度か顔を合わせ、紆余曲折を経て仲間になったバーニィとは互いに憎からず思っているのだが、
彼の周りにいる小さな恋人候補達に圧倒され、なかなか恋仲へと進展しない。
クリス当人も達とは仲が良いようで、大人の女性として憧れを抱かれたりしている。
彼女が監督を務めるアニメ番組「プルえもん」は、子供達に夢を与える素敵な作品だ。
 ナナイ・ミゲル
シャアの愛人兼作戦士官兼ニュータイプ研究者。_| ̄|○ を強化した人。
ちなみに、ウッソの母親と同じ苗字だが縁もゆかりもないらしい。

7 :
その他、脇役の皆さん
 ハマーン・カーン
若くしてジオン軍残党アクシズの摂政を担う才女。
しかし愛するシャアには逃げられ、大事なミネバにも家出された苦労人。
時折現れてはクェスやナナイを相手にシャアを取り合うピンク髪の少女との関連性は、一応不明。
 アストナージ・メドッソ
ロンド・ベルのチーフメカニック。得意料理はサラダ。
今の仕事はコックピットに副座をつけることだが、やばい改造もお手のもので、
ザク頭だって構わないでゼータに繋いでしまういい男。
 コウ・ウラキ
いいMSに弱くてホイホイとロンド・ベルに来てしまった新米少尉。
ちょっとワルっぽいMS整備工のアストナージのテクニシャンぶりにも夢中だ。
友人のキースの話を簡単に信じてしまうなど、少し純真過ぎる性格。
 チャック・キース
コウと一緒にロンド・ベルに配属された新米少尉。少し跳ねた前髪と眼鏡がトレードマーク。
独特の発想力と自慢の推理力を生かし、奇抜な結論に辿り着いては相方のコウを驚かせている。
恋人は大柄なメカニックのモーラ。ライバルはノストラダムスらしい。
 _| ̄|○
クェスに相手にされず、毎回悔し涙を流して落ち込む惨めな若造その1。
同じ境遇の OTZ とは傷をなめ合う仲間だが、浮気心で爆弾発言をしては首をガスッと蹴り飛ばされている。
チェーミンの登場でついに春が来る予感。ついでにブライトに睨まれる予感。
 OTZ
ギュネイの相棒こと、クェスに相手にされない惨めな若造その2。
地球の環境問題に興味を抱いているのだが、
将来は父親のブライトが経営するレストランで働くよう約束させられている。

8 :
スレって一定時間内に規定のレスがつかないと落ちるんだっけ?

9 :
旧シャアで即死なんてほとんどなくない?

10 :
>>9
そうだったのか、d
のんびり行こうか

11 :
SS系のスレは大量規制を機に一気に衰退しちゃった感があるが頑張って欲しい

12 :
何度かイラストが投下されていた当スレだけど
まとめサイトでそれらを閲覧は出来ないのかな
ログをまとめてもらってるだけ有難いんで我侭だけど

13 :
リィズとリィナのオールナイト・ヤーパン
バーニィ主演の特撮番組「うさぎ男」
アニメ「プルえもん」
どうか放送再開をお願いしたい

14 :

生存報告。
イラストは収集してないな・・・・。
リンクがあれば拾って来るんだが。
ログの更新はまだ追いついていない。
あと・・やんごとなき事情で地下工作を実行中。
(どういう意味かはいずれわかる・・・)

15 :
月光蝶氏乙ですー
イラストは自分が保存している分なら
どこかにログ上げするという手もありますが
地下工作の成果が披露される日も楽しみ

16 :
いずれ分かる日を心待ちにさせてもらおうか

17 :
楽しみすぎてついつい何度もまとめサイトに足を運んでしまうな

18 :
>>17
第一段階開始。

19 :
ど、どういう事なんだっ!?

20 :
>アニメ「プルえもん」
|
| ⌒⌒ヽ 
|1ノ|ノ)从) 「とうとう劇場版の公開が決定したよ〜♪」
|*^∀^ノっ
| U ⌒ヽ
|2ノ|ノ)从) 「……艦内放送だったはずなのに、一気にスクリーンに進出なのか!?」
|*`д´ノ
| ⊂ノ

21 :
ネオジオン総帥が趣味で有している巨大プロジェクターを使って
劇場を貸し切り上映するとか、そんなノリなんだろうか

22 :
今度の劇場版ではハロの声をジュドーが担当するそうだね

23 :
ウッソ「僕は出木杉な子だから、劇場版ではレギュラーになれないって言われました…そんなのっ、おかしいですよ!」
アムロ「外宇宙からの侵略者と戦う話みたいなのに、ウッソに相談しないのは『すこし、ふしぎ』だな」

24 :
資金難で黄金の塗装を剥ぎ取られ
倉庫に放置されていた百式を引っ張り出して撮影に使うと話題になっております

25 :
塗装を担当したのがアムロ大尉だったからガンダムカラーな配色になっているんですね?
ttp://asame3.web.infoseek.co.jp/sprobof226.png

26 :
怪力になる手袋がなくて
ボールでパーツを組み立てたりするんだろうか

27 :
    r〜〜'、 ♪
   (ハ^^^サ,)
  ((・д・*/゙)  僕の作業用MSの出番だね!
   ヽ,   〈
     ヽ (⌒ノ)
      l,_,ノ

28 :
あれってブライト艦長のカードで買ったんだっけ
無駄遣いにならないよう、捨てずに使う事を約束させられてそうだ

29 :
ハサが「僕もパイロットとして戦いたいんです!」とか言い出したら
「じゃあアレに乗って出撃してみろ!」と言い出しかねないブライト

30 :
>>19
第二段階だ。
http://axis2000.web.fc2.com/log/new_pull/new_pull.html
「第二?」
「まさか?」
「フフフ・・いずれわかる」

31 :
おお、引越しお疲れ様
まだ何かあるのか…ヤキモキするなぁ

32 :
変形していって最終的には合体したりするんじゃないかと思ってしまうな

33 :
ガンダムって今んとこ「人型ロボット同士が合体」というネタは無い…よね?

34 :
>>33
貴方が求めているのとは違うかも知れんが、2機のMSが合体したのは最新作のダブルオーで出てるぞ。
アーチャーアリオス(アリオスガンダム+ガンアーチャー) ※MA形態での合体
セラヴィーガンダム+セラフィムガンダム
ラファエルガンダム+セラヴィーガンダム2
別世界のアムロが乗ったリボーンズガンダムも、2機のMSの機能を無理矢理1機にまとめたイロモノMSだが。

35 :
コアブロックシステム→スーパーガンダム
からココまで長かったような気がするな

36 :
ガンダム+支援機で合体って
その後は頻発するかと思いきや殆ど見かけないよね

37 :
リガたんは使い捨てという特殊タイプ

38 :
あれは要するにコアファイターみたいなものと考えれば良いのかな
ただし人型がコアになって戦闘機スタイルに合体すると

39 :
コアファイターで脱出する際にも上半身と下半身使い捨てだもんな

40 :
話ぶった切って、無双3みてるとドモンとプルのコンビってのもいいな。
よく考えりゃドモンて、本編のあんだけ悲惨で追い詰められた状況でも、年下相手にはちゃんと優しい兄貴分をやってんだよな。

41 :
アムロまじパネぇ…

42 :
ガンダム無双3といえば雑誌でプルツーのオススメ機体にνガンダムとあって嬉しかった

43 :
            ☆
       ☆       ☆
   ☆       
      メリー   ☆
  / ̄ \    
  0⌒>__ヽ_       ☆
   (____)  
    | i iハル)))〉 今夜の帽子はクリスマス仕様ですよ♪
 ☆  ヽiリ^ヮ^ノリ∩ 
    ( つ._.|| ̄ ̄ ̄ ̄| 
   __|\.|| X’mas. |_
        \,,|========|  

44 :
子供達がバーニィにくっ付いて離れない一夜がやってきましたね

45 :
理由を訊いても
「離れると、いなくなっちゃう気がして…」
だなんて言えずに、黙ってしがみつくだけ

46 :
           _,,,,,,,__ 
         /´.::::::::::::\.  「今年のプレゼントも無事に配り終わっった…が 
      ,,,, ノ.:;; "イノダメハソ)ミ   サンタである私には誰がプレゼントをくれるのだ?」
      ミ,,,ミ--,,,'ヾ▼д▼∩
           /  _ノ⌒⌒⌒`〜、_
        ( ̄⊂人 //⌒   ノ  ヽ)
       ⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃

47 :
ヾ ゚ー゚ノ「サンタにとっては『子供達の笑顔』が最高のプレゼントじゃないか」
ミ*‘ヮ‘リ「うむ。プレゼントを欲しがっている内は、まだまだお子様だという事であるな」
ヾ ゚∀゚ノ「おや、じゃあミネバは早く大人になる為にも、プレゼントはいらないのかい?」
ミ*^ヮ^リ「……余はお子様だから問題ないぞ!
     これからも、一年の内でクリスマスだけは子供に戻ってやるから、覚悟するが良い♪」
ぎゅーっと抱きつくミネバ様と
(これからも、毎年クリスマスを一緒に過ごすつもりって事か…)と何やら感慨深く考えてしまうアムロでした。

48 :
アムロ大尉、シャア総帥、ミネバ姫様、アナ姫様。第2次スパロボZ参戦決定おめでとうございます。
今回はガンダム馬鹿とか乙女座センチメンタルとか厨ニ病王子とかアルト姫とかグラサン兄貴とか異能生存体とか色々アレな面子なので、スレの新メンバーを選ぶには申し分ない気がします。

49 :
不滅の保守

50 :
アクシズの管制室は野次馬でごったがえしていた。
アムロ大尉とプルツーの模擬戦闘訓練が行われるためである。
「ふつーに考えて大尉だろう?」
キースは隣に立つコウに同意を求めた。
「大尉のνガンダムはフィンファンネル無しなんでしょう?
 いくらなんでもキュベレイMkUのオールレンジ攻撃をかわしきれませんよ。」
コウが何か言う前にギュネイが口を挟んだ。
「大尉は一年戦争のときに、RX78でニュータイプ専用機と渡り合っているよ。
 戦歴ではそう残っているけど、パイロットレコードもシミュレーションデータも残ってないんだ。
 どう戦ったのか見れるんだぞ。こんなチャンスがあるなんて。もっと喜べよ、キース。」
「あ〜、あ〜、ガンダムオタクがはしゃいじゃって。」
「オタクとかそういんじゃなくてパイロットとして……」
「始まったぞ。」
トーレスの一言に全員の視線がメインスクリーンに向けられた。

51 :
「なんで、当たらないんだ!」
キュベレイMkUのコックピットでプルツーは感嘆の声を上げていた。放出されたファンネルたちは
絶えず自らの位置を変えながら、ジェネレーターの許す限りのビームの雨を降らし続けている。
それでも当たらない。しかもアムロのνガンダムは位置をほとんど変えていないというのに。
「相手の位置がわかるだけでは攻撃は当たらないぞ!相手の動きを読め!」
「はい!」
「相手の動きを止めるんだ!」
「はい!」
モビルスーツに乗っているときのアムロはいつもと違う。厳しい声がキュベレイのコックピットに響く。
その声の一つ一つにプルツーは応えていく。
この厳しさに腹は立たない。それどころか、嬉しい。アムロに抱きしめられているように嬉しい。
攻撃をことごとく避けられることに悔しさはなかった。あの“アムロ”に当てられるはずはないのだ。
でも、きっと、一発でも当てたら、当てられるようになったなら、きっとアムロは褒めてくれる。
“当てたい。一発でも当てたい。”
プルツーはファンネルの動きを変え、射撃タイミングをずらし、あらゆる揺さぶりをかけてアムロを狙う。

52 :
「なんでかわせるんだ!?」
管制室ではコウがスクリーンに釘付けになっていた。
スクリーンで見るオールレンジ攻撃は球形の蜘蛛の巣のようだ。
光の加減で見えたり見えなかったりする蜘蛛の糸のように、何本ものファンネルのビームが現れては消えた。
その中心で、νガンダムは未だ無傷だった。
「ニュータイプ同士にも差があるってことだろ。俺たちオールドタイプには関係ないぜ。
 飯でも食いに行こうぜ、コウ。」
キースは自分とは無関係な世界に興味を失ったようだった。隣で顔面蒼白になっているギュネイを見て、
心の中では“ニュータイプさんも大変だぁ”などと思っていた。
「プルツーよりも、アムロのほうがニュータイプとして優れているということか、ハマーン?」
混み合う管制室の中央付近の一角を占有し、大きな台座の上の、これもまた大きな玉座に腰を下ろした
ミネバがかたわらに控えるハマーンに尋ねた。
「恐れながら違います、ミネバ様。
あのνガンダムの動きは攻撃を察知していれば出来るというものではありません。
攻撃を予測しても、それを最小限の機動でかわさなければこれほどの連続攻撃をかわし続けるはできません。
あれはアムロ大尉のニュータイプ能力と高い操縦技術があって初めて出来ることなのです。」
「やはりアムロはすごいのだな。ハマーン。」
「御意にございます。連邦の白い悪魔、私も肌が粟立ちます。」
そんな会話が聞こえているのか、いないのか。コウはわめき続けている。

53 :
「アポジモーターの噴出を重心から外して、回転運動だけでかわしてる!
 それも慣性を止めるための逆噴射は一度も無いぞ!慣性も利用してるから回転ベクトルが
 噴射のたびに加算されて、2軸、3軸の回転運動に!
こんな回避運動、航法コンピューターの計算だって間に合わないぞ?!
 バーニアーはメインもサブも一度も使ってないなんて!
 あっ!見たか、キース!?今のなんかアポジモーターも使っていない!
 左腕を振る反作用だけでかわしたぞ!信じられない…」
メインスクリーンと手元のコンソールのテレメトリーに忙しく交互に見ながらコウの顔は上気していく。
キースはため息を一つついた。コウには応えず、
「大尉はかわしてるだけかぁ?」
とスクリーンを見上げた。

54 :
一応、支援ついでに・・・
前スレがまだ生きてるんだけど、埋めないの?
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/x3/1233181285/l50

55 :
「あっ」「あぶないっ!」
壁際でシャアと並んでいたクエスが声を上げるのと、最前列でスクリーンを凝視していたプルが叫んだのは
同時だった。
まさにその数瞬後、ビーッという耳障りな警報と共に管制室のいくつかのスクリーンが赤く点滅し、管制室全体を染める。
「キュベレイmkU、撃墜判定です!」
トーレスが報告する。その声にかぶせるように怒気をはらんだようなアムロの声がスピーカーから響く。
「ファンネルに意識を集中しすぎだぞ!いつまでも同じ場所にいるな!」
ファンネルの猛攻の中から放たれたビームライフルの一発はキュベレイの胴体部分を直撃していた。
キュベレイのコックピットを映すモニターを見れば、プルツーが呆然としているのはヘルメットの
バイザー越しにも明らかだった。
「聞いてるのか、プルツー?!損害状況をリセットして訓練を続行しろ!」
「は、はい!」
赤く点滅していたスクリーンがリスタートを表示して通常状態に復帰すると、訓練にもかかわらず管制室に
安堵の空気が流れた。
そしてキュベレイが再びオールレンジ攻撃を始めた数秒後、ふたたび警報が鳴り響き、管制室は赤く明滅する。
「キュベレイmkU、撃墜判定です・・・。」
トーレスが先ほどとまったく同じ報告を、申し訳なさそうに告げた。

56 :
「一直線に動いてはどんなに速くても回避にはならないぞ!もう一度!」
「はい!」
再びシステムがリセットされる。メインスクリーンではキュベレイのバーニア炎が弧を描き、
ファンネルたちも蜘蛛の巣をもう一度織り始めた。
・・・
「右肩に被弾、小破です。・・・胴体に被弾、撃墜です。」
「メインバーニアに被弾、大破です。・・・胴体に被弾、撃墜です。」
「胴体に被弾、撃墜です。」
静まり返った管制室にトーレスの声だけが通り抜ける。コウですら一言もしゃべらない。
キュベレイが何回撃墜されたのか、もう数える者もいなかった。
スクリーンの中のキュベレイは直進し、急旋回し、停止して、急発進する。
見ている人間にはプルツーの必死さが痛いほどわかった。
それでもνガンダムのビームライフルからは逃れられなかった。

57 :
それどころか、逃げることに必死になりすぎて、ファンネルの攻撃が散発的になる。
「ファンネルはどうした!相手を自由にしすぎだぞ!」
回避の負担が減ったアムロは攻撃の手を強めていく。キュベレイは前にも増して、
スクリーンの中を気が狂ったように逃げ回る。それでも逃げられない。逃げる先、逃げる先で被弾する。
見ている者の目には、まるでキュベレイが自分からビームライフルの光に当たりに行っているように見え始めた。
スピーカーからはアムロの怒声が響き続ける。その全てにプルツーは訓練生らしく返事を返す。
「はい・・・、はい・・・、はい・・・。」
だがその声には力も生気も無かった。気弱な返事がこわれたレコーダーのように繰り返される。
あのプルツーがこんな声を出すのかと、誰もが思うような声だった。
いまにも、泣き出しそうな声だった。

58 :
支援になるか分からないけど、保守

59 :
おお、SS投下来てた
読み応えたっぷりの力作で嬉しい、乙であります

60 :
キッカには見慣れた光景だった。
ホワイトベースで地球から宇宙に戻ったあとは、アムロが出撃すればいつもこんな感じだった。
宇宙空間に次々と爆炎の花が咲く。それを背丈の何倍もあるブリッジのガラス越しに見ていた自分。
「ガンダム、リックドム撃破です!」
オスカーとマーカーの報告にあわせてカツとレツと3人で声を合わせて叫んでいた。
ひとーつ!ふたーつ!みっつぅー!
戦場の数え歌だった。
じゅうななー!じゅうはちぃー!
楽しかった。ジオンのモビルスーツが全滅したり、撤退を始めたりするとつまらなかった。
“どうしてジオンはもっとたくさん来ないの?わたしもう百まで数えられるんだから!”
ホワイトベースがやられるとは考えもしなった。アムロが全部倒してくれると思っていた。
アムロはまさにホワイトベースのヒーローだった。本当に、憧れだった。
そんな記憶に微笑みながら、子供だった、残酷だったとも思う。
あの光のひとつひとつが人の命だということには思い至らなかった。
でも今は、相手のことを考えてしまう。
いま、プルツーはどんな気持ちでいるのだろう?

61 :
「プルツーさん、かわいそう・・・。」
アナ姫が顔を曇らせて声に出した。キッカも同意見だった。ほかの少女たちも表情は暗い。
「アムロ、やりすぎだよ!もうやめさせてよ、大佐!」
クェスが隣のシャアにかみつく。シャアは黙ってスクリーンを見続けて、それを無視した。
管制室の軍人たちにはまた違った感想があった。
アムロのやっていることは新兵訓練としてはごく普通のことだ。とくに厳しいとは思えない。
軍隊の訓練では大の男が泣いても珍しくもない。声を上げて泣くようなことは無かったにしても、
涙を流しながら訓練を続行した思い出は軍人なら当たり前のものだ。
ただその相手が年端も行かない少女だということが複雑ではあった。
アムロの行為が正当か不当か、結論を出せずに居心地の悪い思いをしていた。
「プルツーはかわいそうじゃないよ!」
そう叫んだのは、プルだった。

62 :
メインスクリーンに一番近いところにいたプルは、振り返って言った。
「だってアムロ、本気だもん!いつもみたいに子供扱いじゃないもん!
 それは・・、それはプルツーは泣いてるけど、あれは自分が上手に出来ないからで、
 情けなくって、アムロに申し訳なくって泣いてるけど・・・。」
特別な二人の間には感応するものがあるのか、それとも人間としての自然な共感か、
プルは両目の涙を手のひらでぬぐって続けた。
「だけどアムロが真剣だから・・・、アムロが本気だから・・・、
 プルツーもっとアムロのこと好きになってる!」
プルがそう言うならその通りなのだろうな、とその場にいた全員が思った。
何せ二人の絆は他人には想像に余る。プルは独り言のように続けた。
「プルツーはいいなぁ・・・。大人扱い、いいなぁ。ずるい!アムロずるい!プルツーずるい!」
何か怒りがこみ上げてきたプルは、視界の中に壁際のシャアを見つけた。
「いいもん!私はシャアにやってもらうもん。」
そう叫ぶとプルは管制室の人波を真っ直ぐにかきわけて、シャアの胸に飛びついた。
「シャア!私を大人にして!」
 

63 :
既に完結させたものを少しずつ投下しているのか
それともリアルタイムで書きながら投下しているの?

64 :
>>59
ありがとうございます。
長すぎて読みづらくないですか?
>>63
まだ完結はしていません。
Wordである程度書いて、その都度投稿しています。
小説など書くのは初めてです。
超過疎スレだと思ったので(失礼)、
試しに書いてみようかなと思って始めました。
こんなに早くバレるとは思ってませんでした。
前スレなどを見ると通し番号などを入れて
完結をわかりやすくしているようですね。
何かルール違反やご迷惑をおかけしているようでしたら指摘してください。

65 :
どうなんだろ
個人的にはもうちょっとまとめた方が良い様な気もするけど
過疎気味だし
ある程度書いて、その都度投稿 ってのはよくあるスタイルだと思うし
題名か作者名やトリップがあると色々問題が起きづらいと思う
というかシャアがヤバいw

66 :
過疎ってるから投下があるだけでもありがたいです、騙り防止にトリップ付けてくれれば言う事なし

67 :
プルの発言と行動に管制室は静まり返ったが、人々の反応は2つに分かれた。
凍りついた者たちと、戦闘体制に入った者たちと。
“破廉恥な真似をするようなら、この場です!”
ハマーン・カーンは自身から溢れ出すプレッシャーをかろうじて抑えた、つもりだった。
だがギュネイは突然の息苦しさを感じていた。
・・・
シャアの胸に抱きついたプルだったが、シャアの胸は腕を回すには広すぎた。
ずり落ちそうになったプルは、シャアの首に両腕をからめなおした。
そして自らの体を引き上げるとシャアの眼前で
「ね?」
とかわいらしいおねだりの表情を見せた。

68 :
誰もがシャアの暴発を予想していた。だがシャアは少し微笑むとプルの両腕を首から外し、
「私はアムロ大尉のようには教えられないよ。アムロ大尉が戻ってきたらお願いするといい。
 きっと、君とだって真剣に向き合ってくれる。」
そう言いながら、プルをゆっくりと床に下ろした。
その声は優しく、紳士的で、大人の男性を感じさせる余裕と深みがあった。つまり、セクシーな男の声だった。
プルはシャアにあの“キュンキュン”を感じた。そのことに驚きながら、黙ってシャアの顔を見上げていた。
室内の少女たちも、少し頬が熱くなるのを感じた。
ハマーンはプレッシャーを抑える努力を放棄した。と、いうよりも我を忘れた。
全身の毛を逆立てて、シャアをにらみつける。
“その声を、その目を、私以外のものに向けるなどと!”
ギュネイは全身にいやな汗をかき、めまいと吐き気を感じた。
それは立っていられない程になり、床に両手両膝をついてしまった。

69 :
「いいじゃないか、クワトロ大尉。カミーユだって貴方にああやって鍛えられた。」
管制室を取り巻くプレッシャーにまるで気付かずに、ブライトが能天気に言った。
「艦長・・・。よしてくれ、私は何もしていないよ。」
シャアはそう否定すると、ギュネイがコウらに介抱されるのを横目に見ながら
「それより、発進デッキにサザビーを用意させてくれ。
 あの子は推進剤を使いすぎだ。あの調子ではもうじき無くなる。
自力では帰って来れんだろう。回収に出る。」
と告げた。その落ち着いた声は、ハマーンのプレッシャーなど存在しないかのようだった。
「そんなことアラート任務の連中にやらせれば・・・。ああ、そうだな、頼む。サエグサ!」「了解!」
気圧されるようにブライトが指示を出すと、サエグサはデッキクルーと連絡を取り始める。
シャアはブライトに礼を言うと、管制室を出て行った。
シャアが去ると誰ともなくため息が漏れて、魔法が解けたように管制室は弛緩した。

70 :
「あいかわらずだのう、シャアは。」
大きく息を吐くと、ミネバはそう言った。
「普通にしておれば眉目秀麗な貴公子じゃ。あれに優しくされるのは十代の少女には劇薬じゃな。」
プルはまだドアを見ながらキョトンとしている。それを見てミネバはかたわらのハマーンに続けた。
「ハマーンも十代のときにあれをやられたのだろう。無理もない。」
「はぁ・・・。」
何がだ!と突っ込む気力もなく、肩を落としたハマーンは疲れ果てた表情で応えた。
先ほどまでの凛とした態度も周囲を圧するプレッシャーも消えうせていた。
「だが心配するな、ハマーン。余は臣下の物を横取りするような暗君ではないぞ。
 シャアは貴様にやろう。そのかわり、余はアムロを貰うぞ。」
自らの寛大さに満足したようなミネバに、ハマーンはやはり疲れた返事しか出来なかった。

71 :
管制室での一騒動をよそにキュベレイとνガンダムの訓練は続いていた。
しかし、キュベレイmkUの動きに異変が起きた。予想されていた異変ではあったが。
「キュベレイmkU、メインバーニアの推進剤、切れました!」
トーレスがテレメトリーを読み上げる。スクリーンのキュベレイはサブバーニアを全開にして制動をかけている。
しかし、最大戦速まで加速していた機体は、サブバーニアでは止まりきれなかった。
そのうち、サブバーニアの推進剤も切れた。そのあとは、あらぬ方向に一直線に飛び続けるだけだ。
νガンダムからの射撃はもう無い。νガンダムはキュベレイmkUに向かって加速していた。
「サザビー、出るぞ。」
静かな宣言と共にスクリーンに一条の光芒が走る。カタパルトの力にサザビーの推進力を加えて、
ゆるやかな弧を描きながらキュベレイの行く手を目指す。その光はスクリーン上のどの光よりも速かった。
「赤い・・・、彗星・・・。」
誰かがつぶやいた。

72 :
ギュネイがとんだとばっちりw

73 :
SS支援w

74 :
前スレ982で無くなった
プルにおねだりされてスルーできる男がいるのかと(ry

75 :
>>74
残念、埋めないうちに消えたか・・・
このシャアなんかカコイイぞ。
SSの人がんがってくだちい。

76 :
「姿勢制御も出来んとはな。」
シャアはキュベレイmkUを視認すると、そうつぶやいた。
目の前のキュベレイは時折スラスターを噴出しては、進行方向とは無関係にくるくると回転している。
操縦席ではプルツーがサイコミュシステムと格闘していた。
サブバーニアの燃料切れのわずかなタイミングのずれがキュベレイに回転を与えてしまった。
いつもなら考えるだけで自在に操れるキュベレイが、各部のスラスターを噴出するたびに
どこかのスラスターが推進剤切れのエラーメッセージを表示して、意図した挙動を行わない。
エラーメッセージと推進剤を浪費しながら、結局プルツーは回転を止められずにいた。

77 :
「サイコミュ頼りの操縦しか知らなければ、こんなものか。」
シャアはジェスチャーでスラスターの噴射をやめるように伝える。
キュベレイが噴射を止めたのを確認すると、シャアはサザビーをキュベレイの回転にあわせて接近させる。
相対角速度をほとんどゼロにしたサザビーは、キュベレイの腰に腕を回して機体を密着させた。
2機のモビルスーツは密着して廻り続ける。
星空のワルツ。
キュベレイのコックピットでプルツーはほとんど衝撃を感じることはなかった。
サザビーのスラスターで2機の回転をゆっくりと止めながら、シャアはプルツーに話しかけた。
機体の接触による“お肌のふれあい通信”だ。
「プルツー、よくがんばった。サザビーにリンクしてスラスター燃料の残存状況を教えてくれ。」
プルツーはその声の優しさに緊張した。
「はい、すいません、総帥。」
プルツーの謝罪は無視してシャアは送られてきたデータを読む。
“右肩と両足にこれだけ残っていれば十分だな。”

78 :
キュベレイの機体状況を確認すると、シャアはメインバーニアを使ってアクシズとの相対速度をゼロにした。
そうしてからキュベレイの正面をアクシズに向けると、
「よし。キュベレイをアクシズ方向に押し出すぞ。着艦デッキから少々ずれるかもしれないが、
 スラスターで軌道修正してみなさい。アムロ大尉が君に教えたかったのはそういうことだ。」
「はい・・・。」
シャアは通信を切り替える。
「ブリッジ、サザビーだ。キュベレイを帰還させる。2分ほどで到着すると思う。
 万一にそなえてモビルスーツを待機させておいてくれ。」
「ブリッジ了解。」
通信を終えるとシャアは、キュベレイの背中を押しながらサザビーをゆっくりと加速させた。
2機の赤いモビルスーツはアクシズに向かって加速していく。
「さあ、もうひとがんばりだ。気をつけてな。君なら出来る。」
「はい、すいません。」
返答はしたものの、サザビーの手は既にキュベレイから離れ、通信も切れていた。
全方位モニターの中で、νガンダムがサザビーへ近づくのが見えた。

79 :
キュベレイを押し出すと、サザビーは減速してνガンダムを待った。
しばらくして到着したνガンダムはシールドでサザビーに触れる。“お肌のふれあい通信”だ。
「どうしたんだクワトロ大尉?キュベレイの回収は俺がやるつもりだったのに・・・。」
「おとなげないな、アムロ大尉。白い悪魔が子猫を追い立てるなど・・・。」
「・・・本気でやらなければ、意味が無い。」
返答は無く、しばしの沈黙があった。アムロにはシャアが何を考えているかはわかっていた。
サザビーの右手にはビーム・ショット・ライフルが握られている。キュベレイの回収に必要なものではない。
「・・・さらにやるようになった、“ガンダムのパイロット”!!」
「シャアめ!!」
赤と白。
2機のモビルスーツは弾かれあうように距離をとった。

80 :
“始めたか。”
管制室のハマーンに驚きは無かった。模擬戦とはいえガンダムの戦いを見て、あの男は我慢出来なくなったのだ。
ガンダムと戦うことしか考えられなくなって、先ほどは素のままの自分をさらけ出していた。
普段なら考えられない失態だ。
“地球圏全てを手にできた男が、あんな男一人にこだわって!”
ハマーンの怒りは失望か、嫉妬か。
ミネバはその形相を横目に見て、
“ガンダムを見る目は恋敵を見る目じゃな。”
などと考えたがさすがに口には出さなかった。

81 :
距離をとったνガンダムとサザビーは、お互いに不規則な軌道を取っている。
しかし一方が止まれば一方が急加速をしたり、共に小さな弧を連続して描いたり、
2つの光点の動きは不規則な中に調和のようなものが感じられて、見るものを魅了した。
νガンダムのコックピット画像は先ほどの模擬戦から継続して管制室のスクリーンの1つに映し出されている。
その中でサザビーの光点がライフルの照準から逃げ回る。
目で追うことすら困難なサザビーの動きを、ビームライフルの照星は追い回し、先回りする。
それでもロックオンできるのは一瞬で、射撃にまでは至らない。
「す、すげぇ・・・。」
キースが声を漏らす。サザビーの動きも圧巻だが、それに照星を追随させるアムロの技量。
それが常軌を逸しているのは“νガンダムも同様の回避運動を行っている”からだ。
自分が動けば当然、照準もずれる。
アムロがやっていることは、体操競技をしながら指先だけは会場を飛び回るハエを指し続けるがごとき芸当だった。
「でも・・・、きっとクワトロ大尉も同じことをしている。
 そうでなければアムロ大尉が動き回る意味が無い。」
コウは目の前の戦いのレベルに震えていた。

82 :
保守

83 :
    r〜〜'、
   (ハ^^^サ,)
   (・д・;ツ   僕がチャーミング過ぎるから話題にならないんだね…
    し, と ヽ 
   (,_(,_,、_)

84 :
皆、息災であられますか?

85 :
スパロボA!?

86 :
何人かは死んだ。日本の人口の0.05%は死んだんだ

87 :
ほしゅする?

88 :
アナ姫「ほしゅだと言ってよ…、バーニィ…」

89 :
「ハマーン、なんでそんなにカリカリしているんだ」
先程部屋に戻ってからのハマーンは明らかに様子がおかしい、プルツーは気になって声をかけた
「カリカリなどしていない!」
そうは言ったが明らかにカリカリしている
「あいつ等が関係しているのか」
プルツーの言うあいつらとは休戦協定を結びに来たエゥーゴの事である、今はゲストルームに集められているはずである
その交渉事はハマーンが少し席を外した事で中断された
「くっ、違う、奴らなど関係ない」
そう落ち着いたふりをしてもプルツーには容易に何かに怒っているのがわかった
いったい何がいけなかったのかはわからなかったが、中にいるニュータイプの誰かがいけなかった
そういうのは想像できた
ハマーンの古い知り合いの感じがするクワトロとかいうサングラスのやつか
カミーユとかいう、妙な感覚のする奴か
はたまた、そのサングラスの横で親しげに意見交換していたアムロとかいう奴か
「くぅ、シャアもシャアだ…」
先程からずっとだ、何度もシャアがシャアが、と呟いている
だいたいシャアって誰だよ?と、プルツーは頬杖をついた
「なぁ、ハマーン」
「なんだ?」
なんだか怒られるような気がしたがプルツーはこのままでは永遠に話は進まないと感じ思い切って切りだした
「あいつらの中に気になる奴でもいるのか、私が捕まえて来てやる」
そう、捕まえて、ハマーンと1対1で対話させ、問題を解決さえすれば話は進めることが出来る、ような気がした
しかし、それを聞いたハマーンはふっと息を吐くと近くにあった椅子に座り背もたれにもてかかる

90 :
「プルツー、お前は私が何に怒っているかわかるか」
わかるはずもない、即答しようとも思ったが、そうあっさり答えるのもどうかと感じられた
少し考えたふりをして
「奴等の感覚が気にいらなかったのか」
こんな風に言えば大抵のニュータイプはそうだ、と答えるとプルに教えてもらった気がする
「いや、シャアの態度が気にいらん」
シャア?またシャア?シャアって誰だ、そんな奴いたか?プルツーはひっそりと混乱した、しかし、それを悟られるのはなんだか癪な気がした
「あのサングラスの男だよ」
何も答えないプルツーにハマーンが言葉を進める
「おのれ…シャア、目の前に私がいるというのに、あんな男と話しをして…なんで」
プルツーにはよくわからなかった、というより、もうハマーンは私に話をしているのか、自分に言い聞かせているような感じもした
「くそっ、私は地球から離れすぎたのか、だからシャアは私では無くあんな男と」
男女の情事の話か、それならこの前グレミーの部屋で男とおんなのABC、という本を読んで少しはわかる、ような気がする、いや、やっばりよくわからなかった

91 :
「わかった、私に任せろ!」
プルツーは窓際の席から勢いよく立ち上がる
「なに、どうするつもりだ!!」
普段は絶対に頼ろうとしないはずのハマーン、しかしこの時だけはなぜかプルツーに期待の眼差しを送っていた
「あのアムロとかいうのが邪魔なんだろ?私があいつを引き寄せてやる」
スッとハマーンは立ち上がった、その顔はいつもの自信に満ち溢れたものに戻っていた
「よかろう!私はシャアと、お前は奴を相手に…いや」
ここで、ハマーンは僅かに熱くなった心を冷静にさせた
今、仮にアムロの相手をしろ、そう伝えればプルツーはキュべレイで本気で襲い掛かっていくのではないか
もしそうなれば当然シャアとその他大勢はアーガマに帰る、さらにアクシズとの関係が悪化し
シャアは二度とこのアクシズには近付かないのではないか、最悪のシナリオが一気にハマーンの頭をよぎる
「いや、待て!」
ここは言葉を選ばねば、とにかく、誤解を招かぬ言い方があるはず
奴をひきとめろ、奴を楽しませろ、奴を近づけさせるな、etcetc
ハマーンは頭を抱えた、駄目だ、どれを言ってもプルツーはアムロ・レイを襲うのではないか、とそう感じた
そうなれば最悪のシナリオに本格的に突入してしまう
だがその時ハマーンは究極の言葉を閃いたのであった!
「よし!プルツー!!あのアムロ・レイとしばしデートしていろ」
「安心しろ、いくら使ってもいい、経費はアクシズ持ちだ!」
「一番いいレストランを用意しておかせよう!」
ハマーン・カーンとは思えぬまさかの発言であった…
愛は人を盲目にする、ハマーン・カーンとて例外では無かったようである

92 :
なぁ>>1のまとめサービス終了で見れないわけだけどどこか他でまとめてる所ある?

93 :
>>92
>>30

94 :
>>93
ありがとう!
こんな過疎スレでこんな早くレス貰えるとは…

95 :
>>89-91
乙、さんざん規制とかで過疎ってるんでじゃんじゃん書いてください

96 :
そういえばシャリアブル出てきたことあったっけ?

97 :
>>96
このスレに?
前に過去スレ読んだときには出てこなかったと思うが。

98 :
亡霊は出てきたことあったような

99 :
コワモテさんとダンディーさんとインド少女はあの世から遊びに来たね

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