2011年11月1期39: ヒジュラ(Part2) (36) TOP カテ一覧 スレ一覧

ヒジュラ(Part2)


1 :10/09/12 〜 最終レス :11/10/02
インドの去勢者集団、インド文化圏で数万人はいると思われる「ヒジュラ」の実態について教えて。 
前スレ↓
  ヒジュラ  
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/min/994318547/

2 :
 ここでヒジュラの去勢について若干述べておこう。 
 彼らにとって去勢するということは、単に生殖器を切り取って男性を放棄するという意味を超えて、一種の通過儀礼としてある。
つまり、去勢することによりヒジュラとして再生し、ヒジュラとしての力を得、またヒジュラ社会へのイニシエーションとして位置づけられるからだ。 
 実際、ヒジュラたちは去勢手術をニルヴァンと呼ぶ。ニルヴァンとは人間の意識からの解放を意味し、ヒンドゥーの聖典ではこの状態をニルヴァーナ、つまり第二の誕生や、知恵の目が開くこと、あるいは再生と解釈されている。
ニルヴァンは役立たずの男性の状態からヒジュラの状態への再生手術といえるのである。 
 理想的な手術は、ダイ・マ(産婆)と呼ばれるヒジュラによって行われるものである。
ダイ・マの手を経て生まれ出ずる生命は、まさに“誕生”にほかならない。
以前の不能の男性は死に、聖なる力(シャクティ=性の力)を授けられた新しい人物、すなわちヒジュラが誕生するわけである。 
ダイ・マは医学的な訓練を積んだものである必要はなく、手術の正否はマータ(母神)の力によっるものと信じられている。
このときに流れる血液は“男性の一部”であるとしてあえて止血の方法はとらず、自然に止まるに任せるという。
ときとして生命の危険にさらされることもあるこの手術は、現在では非合法とされているが、ヒジュラのいるところならどこででも秘密裏に行われているようだ。 
 この去勢儀礼は三段階に分かれている。 
 第一段階は準備期間だ。これから手術を受けて本当のヒジュラとなる者は居間までの生活から隔離され、去勢手術への願望が一過性のものか、あるいは長期にわたる強い意志に裏打ちされたものであるかどうかが判断される。 
 第二段階は、手術から回復までの期間。男性でもなく、マータの力も授かっていない中間の時期に当たる。 
 第三段階では、華やかなセレモニーのなかでヒジュラは本物のヒジュラとなる。男性器は切り除かれ、マータの力によってヒジュラは再生するのである。 

3 :
 まず手術に先立って、ダイ・マと依頼主のヒジュラはプジャ(儀礼)を行い、マータの祝福を求める。
手術の日程が決定すると、依頼主のヒジュラは数日から一か月間隔離され、心を平静に保ち、日常的な煩瑣な行為や必要なことは他のヒジュラが引き受ける。 
 手術は真夜中から早朝の三時ごろにかけて行われる。
これはインドの結婚式のセレモニーの行われる時間帯と同じだ。
手術を受けるヒジュラの体からは衣服や装飾品が取り外され、その後沐浴をする。
ペニスと陰嚢を堅く縛り、ダイ・マがナイフで素早く切り取る。
このとき尿道がふさがらないように細い棒やパイプが差し込まれる。 
 止血を施さないために、ときには命を失うケースもあったにちがいない。
しかし、手術を体験したヒジュラたちのほとんどが痛みを感じないようだ。
皆一様に、自分たちの命はバフチャラ・マータの聖なる力によって守られており、痛みは少ないのだという。
 
 切断後は切り口を縫合する処置は施されない。細菌の感染を防止するために熱いオイルを塗り、あとは自然の治癒力に任せるのである。
そして、まるで産後の女性のように手術後四十日間の回復期が用意されている。 
 その四十日目、ヒジュラ・コミュニティーへの再加入のためのゴード・バライという儀礼が行われる。
加入するヒジュラは花嫁のように新しい衣服を着て、髪をきれいに左右に分けてマリーゴールドの花で飾りつける。
バフチャラ・マータを呼び出してプジャを行い、これが終了するとパッカー・ヒジュラ(真のヒジュラ)として生まれ変わるのである。 
 この去勢手術の全体を通して、しばしばバフチャラ・マータに祈りを捧げたり、その加護を求めるのは、先の神話に由来するものであることはいうまでもない。 
 そして重要なのは、去勢手術によって真のヒジュラになったとはいえ、その力はまだ完全なものではないということである。
つまり、バフチャラ寺院に参詣し、境内にいるヒジュラに祝福されて初めて、マータの聖なる力が確実に芽生えるというのである。

4 :
「勇午」ってマンガの原作者が、
詳しいレポ出版してたな。

5 :
古代ローマ時代のガリgalliはcybele カルトの狂信者達のことで
3月24日のDies Sanguinisの祝祭の恍惚状態の中で自ら、自分のを
切り落とすらしいが。

6 :
ヒジュラと聖は詠み方は似てるわな。

7 :
高野聖も男色の相手をしたし、高野山ゆかりの空海は日本の男色の
祖とも言われてるそうだが。
ギリシャ神話のhydraはヘラクレスによって頭を切り落とされる訳で、
しかも、ギリシャでも日本でも、のことを「笛を吹く」と、
言い習わしていることでも、奇妙にも一致している。
案外、ギリシャ語のhydraがインドのhijraになり、日本の聖になった
のかもw

8 :
ヘラクレスが切り落としたhydraの頭は蛇の頭に相当するから、
確かにペニスに形は似ている。

9 :
【ネパール】デモで70人以上拘束 市民権証書に「第3の性」記載要求[10/09/16]
1 名前: 猫驀地 ◆KalKanFFMU @猫まっしぐらφ ★ 投稿日: 2010/09/16(木) 21:41:22 ID:???
ネパールの首都カトマンズで14日、「トランスジェンダー」への市民権証書発行を要求する
デモが行われ、警察当局が参加者70人以上の身柄を拘束した。
トランスジェンダーとは一般に、生まれながらの性別とは異なる性で生きようとする人を指す。
ネパールに住むトランスジェンダーは、市民権証書の性別欄に「男性」や「女性」ではなく、
「第3の性」と記載することを当局に求めている。
ネパールの同性愛者人権団体「ブルー・ダイヤモンド協会」のスニル・バブ・パント氏によると、
市民権証書なしでは就職や入学、病院での治療、旅行、財産の相続などが制限されるという。
一方、カトマンズの警察当局は「許可されていない場所で抗議デモを行った」ことで、70人
以上を拘束したと説明した。
ネパールの最高裁は2007年、同性愛者にもほかの市民と同等の権利を与えるよう政府に法律の
改正を命じている。
ロイター通信(16日09:21)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-17256220100916
↑ これはヒジュラとは関係ないのかな?

10 :
普通のTGがネパールで70人とはちょっと多いな
たしかにヒジュラも混じっているかもしれない

11 :
今更だけど聞いていい?
イスラムのヒジュラ暦とは関係あるの?

12 :
>>11
無関係ですよ

13 :
「『西洋古典学事典』を編んで」という記事を月刊「新潮」10月号で読みました(pp.234〜5)。
見開き2ページの短い文ですが、編者ならではの見識が、よく伺えました。
とくに中程からは痛快至極の傑作な内容。覚えず大笑いしてしまったほどです。
オーラルに関心のある向きには必読のコラムでしょう。
これぞ余人には真似出来ぬウィットとエスプリに富んだ小エッセーですネ。

14 :
『西洋古典学事典』をまだお買い求めでない方がいらっしゃるのですか?
版元では既に品切れ状態だそうでございましてよ。
失礼ながら、貧乏人には無理な相談でしょうけれど。
では、御免あそばせ。

15 :
>>13-14
宣伝ウザイ

16 :
オカマの世界共通っぷりは異常。
どの国のゲイバーいってもノリは同じ。
やはりヒジュラもアレなんだろうか。

17 :
ゴジラ対ヒジュラ

18 :
実際は性風俗業界で働いてる奴が多数だよな。
そんな奴は「ヒジュラ」とは呼べない。

19 :
【ビクーリ!】アフガニスタンの「男の娘」【興味津々!】
1 名前: ストップ!!名無しくん! 投稿日: 2010/10/27(水) 15:05:03 ID:1qh/EaDY0
アフガニスタンの「男の娘」の実態に迫ったTVドキュメンタリーが
NHK-BS1で放送されます。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/101109.html
「“バッチャ・バジ”は、10代の少年が男たちの前で踊るというアフガニスタンに古くから伝わる伝統文化。
宴席に呼ばれた少年はきらびやかな衣装を身につけ、軽やかにステップを踏み、男たちをあおるように
ターンを繰り返す。しかし少年たちの仕事は踊るだけにとどまらない。男たちと一晩をともに過ごすことを
強いられることもあるのだ・・・」
やっぱ世界中、「男の娘」が大好きなんですね \(^o^)/
イスラム圏でも例外ではありませんね!
さあ、この冬はみんなで正月旅行はアフガニスタンに行きましょう!
そしてアフガニスタンの男の娘と、あんなことやこんなことを・・・ (*^_^*)

20 :
2 名前: ストップ!!名無しくん! 投稿日: 2010/10/27(水) 15:12:25 ID:1qh/EaDY0
【放送日】 BS-1・2010年11月9日(火) 午後11:00〜11:50
【タイトル】
<シリーズ 世界に生きる子どもたち>
ダンシング・ボーイ 〜アフガニスタン〜
原題: The Dancing Boys of Afghanistan
制作: Clover Films (イギリス 2010年)
※写真: http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/images/101109_a_01.jpg

21 :
>>19-20
これもヒジュラの一種?
“バッチャ・バジ” というのは初耳だけど、アフガニスタンは
インドの隣だし、文化的にもインドとペルシャがミックス
したような所だからね・・・
ま、とりあえず番組見てみるよ。

22 :
>>1
(´,_ゝ`)プッ

23 :
>>21
去勢してないだろ

24 :
が魔法使いになれるという信仰を考えると
今も昔も人の考えることはおんなじなんだなw

25 :
ちなみにアボリジリには2回割礼するという習慣があるよね
1回目は皮をちょん切る普通の割礼だけど
2回目は確か尿道を切り裂くんじゃなかったっけ
そうすると女性器を併せ持った男性として
完全体として生まれ変わるとこができるんだそうな

26 :
しんじゅ☆♪さんすごすぎ!
「ヘミシンクとゆるゆる日記」

27 :
>>25
尿道割礼だね

28 :
27 名前:名無しさん@十一周年
インドでは古代以来、男性同士の69やfellatioが盛んに行われて来たゼッ!
イスラーム君主の間では男色を愛好するのは当たり前の行為だったしナッ!!
近現代でもネルーやガンジーが同性の恋人と性的関係をもってるのサッ!!!
世界史上、偉人とか英雄は誰でも男性どうしで愛し合って来たもんだゼッ!
キリスト教徒が奇怪な迷信を瀰漫させる迄はナッ!!!!!!!!!!!!!
分かったかーッ!!!!!!!

29 :
おもしれーけど めんどくせー

30 :
めんどくさい、と言うには面白過ぎる世界。

31 :
俺のヒジュラ論は世界をあっと言わせること必定だなw

32 :
俺のヒジュラ論から見れば、ドゥルーズの「アンティ・オイディプス」など
子供騙しに過ぎぬわ!
俺はフーコーもグァタリもデリダも超えた!

33 :
>>32
ついに発狂?

34 :
早くインドに行ってヒジュラになりなさい

35 :
「ヒジュラー」と正しく書け!

36 :11/10/02
>>35
現地の発音はともかく日本語化した表記は「ヒジュラ」が正しい。
現地表記にこだわるなら「カリフォルニア」を「キャリフォーニア」と書かないと正しくないと言っているようなもの。

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