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2011年11月1期40: 今朝思いついた詩 (202) TOP カテ一覧 スレ一覧

今朝思いついた詩


1 :10/12/15 〜 最終レス :11/11/08
君を見るといつも胸がドキドキする
君と目が合うとつい視線をそらしてしまう
でも君から目が離せない
恥ずかしがり屋の君はヒトが来るとすぐ隠れてしまう
せれでも君は僕が部屋を散らかすといつも来てくれた
そんな君と一緒に暮したらどうなるだろう
新聞はどこをとろう やっぱり朝日かな?
君に似合うスリッパも用意したよ
君のために部屋もたくさん作ったよ
だから だからはやく・・・
はやく出てきて G

2 :
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝

3 :
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝

4 :
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝

5 :
欝じゃない
鬱だ

6 :
"きっと"
昨夜少し寝て起きたら
あなたは
もうどこかに去っていました
あなたが生きている間
兆が一でもその苦しみを
肩代わりできたのなら嬉しいです
何もかも
どんなに心の準備をしていても
なんで何事もないように
過ぎ去って消えてしまうのでしょうか
この心は壊れたままなのに
何で涙が止まらないんでしょうか
たぶん決定的な救いを放り出して
神様の啓示を見逃し続けてるんです
最後のチャンスに優しくできませんでした
優しくあるために強くなることができませんでした
自分はちっぽけな人間で
できることは限られていて
選んだことしかできないのは
もう分かっているけれど
いつだってどうしても悔いが残ります
ああ そういえば思い出しました
ここは火葬場で
あなたの形をしたものが、煙突の煙となり
空に吸い込まれていきます
きっとあなた自身は今頃
好きなところに居て
好きなことをしているのでしょう
今まで会ったたくさんの
お世話になった人を巡って
ジャレ回っているのでしょう
ごめんね苦労をかけたね
ずっと忘れないよ幸せだった 
いつかまた会おうね
その時は優しくできるから
きっと

7 :
水嶋ヒロの『HAGEROU』は ほぼ完璧な小説だ*
申し分ない☆
だか 針の穴ほどの小さなミスを 彼は ひとつだけ おかしている*
それは…「ダリの絵のように溶ける」ではなく
「ダリの絵の時計のように溶ける」と書いて欲しかった!☆
そうすれば100%完璧な小説になっていた*
実に 惜しい☆
クリスマスイヴの日、ペイヴメントでモコとアントニオは再会した(*)
お互いの元気な姿を確かめ、いたわるように抱き合った☆
過ぎ去った愛の時が2人の胸に去来した(*)((ξ))((υ))
モコとアントニオは大学の創作クラスで机をならべて勉強していたが*
政治活動に熱中するモコと それに興味を示さないアントニオの生き方は
まったく違っていた☆ やがて、2人は卒業し、各方面に散っていった☆
プロレスファンのクリスマス会場で モコとアントニオは 偶然、再会した☆
しかし アントニオはアンチモコ派の特攻隊員になっていた*
だが 2人は急速に親しくなり、(*)((φ)) (*)((δ))
アパートの1室で愛の生活を始めるようになったが(*)((ξ))
モコの政治への興味は尽きず、(*)((δ))
反アンチモコ派運動の積極的な活動家として活躍し始めた((υ))
けれど アントニオは そんなことに興味を持たなかった(*)((δ))
哀切かつ峻烈な「命」の物語…!☆ 透明な絶望と輝ける闇の希望・・ *
透明な愛と都会のアーバンな孤独… !((ξ))強く儚いモコ・・・ !☆
鮮烈にして 不確かなモコ!((υ)) * (*)((ξ))  *
モコは若いころは学生運動に夢中になっていたの(*)((δ))
「アンチモコ派 反対!」「アンチモコ派 撲滅!」「アンチモコ派 殲滅!」
と書かれたプラカードをもってデモ行進をしていたのヨ(*)((Φ))
アンチモコ派の動きは 弱まってきている!(*)((Φ))
今こそ アンチモコ派を粉砕せよ!(*)((ξ))
「アンチモコ派 反対運動」の流れを 日本から世界に広げよ!(*)
いまや、反アンチモコ運動の潮流は 世界的なトレンドとなった!*

8 :
"翌日"
どうしても
足りない毎日を
君を失った翌日を
生きています
抱えきれない気持ちを
涙にして
言葉にして
吐き出します
きっと
吐き出しても
書き尽くしても
傷として残ります
筋肉で抑え付けて
老化で忘れさせて
退化で鈍化させて
それでも
ずっと
どうしても
足りない毎日を
君を失った翌日を
歩いていきます
受け入れて
動き続け
言葉にして
腐るな
自分のこころ
壊れたままでいいから
腐るなと
呪文のように唱えます

9 :
"助からない"
僕は助からない
僕を助けることはできない
悲しくてしょうがない
嬉しさはとどかない
喜びは即焼却
沈殿は即現実
僕は助かることはない
間違いなく無い
誰かが助けることは無い
助けられるほどの魅力も無い
それほどの甲斐性はないのさ
降りた穴の中で
誰かの手を引っ張って
その人が穴の上に出て行って
手を振って分かれる
涙を拭いて別れる
何度も独りぼっちになって
何度も巡り会って
何度も座り込んで
何度でも立ち上がる
負のスパイラルを繰り返して
鼻歌を歌いながら
楽しそうに堕ちていく
穴底の奥に深みへと
悲しくてしょうがない
楽しくてしょうがない
喜びは誰かのために
悲しみは心の奥へと
僕は助からない
君を助けたい

10 :
"モコ"
モコだよー
モコの大事なヒトが死んだのです
モコはお葬式行ったよー
ふて腐れていたモコは
お経を読んでいるお坊さんの禿げた頭をヒップホップのリズムで叩いたり
炊事場のコップを片っ端から、仏壇に投げたり
難しい顔している参列者の髪を片っ端から引っ張ってカツラチェックをしたり
ご遺体の鼻に生前吸っていた煙草を突っ込んだりと(両穴に2本だよー)
一人で楽しんでいたのですが
ふと気付くと
後ろにヒトが立っていることに気付いたのです。
良く顔を見てみると何か見たことあるような気がしてきます。
「こんにちわ」モコがそう言ってもその人は何も返してくれませんでした。
「こんばんわ」モコは今は夜なのかなぁ。と思って言い直しても変わりませんでした。
「おばんです」京都人だったら嫌だなぁと思いました。
「ボンジュール」実は日系フランス人だった可能性も考えてみました。
「ニイハオ」それとも華僑なのかなあと思って呼びかけてみました。
「いただきます」食べ物ではないといいなあ、とその時考えました。
「いただかれます」しぶとかったモコもとうとう捕食者に出会ってしまったのかもしれません。
「いってきます」モコはその人にキスをして、玄関を開け、雲ひとつ無い晴天の下、会社に向かったのです。

11 :
あなたが 光を望むなら
明るく振る舞って見せよう
あなたが 悲しみにしずむなら
その悲しみを分かち合いましょう
あなたが 荒んでいるならば
その怒りを俺にぶつけろよ
あなたが 罪を望むなら
俺が地獄の鬼にでもなればいいのか
あなたがなにもかもいやになったなら
その前にやることがあるだろ
お前がいくところに俺をおくりこんでからにしろ
それが順序ってもの
お前のためなら俺はどんな役割でも演じてみせる
さて
すこし楽になった
肩の力を抜いて
よし

12 :
くらやみ 
その底はいまだ見えず
なぜ これほどまでの闇
上を見てみないか
そんな闇は実際は存在しないかも
俺にはその闇は消せない
それどころかおそらく多分 俺は
あなたをくるしめる闇の一部になってしまう
なぜなら俺も闇の子だから
だから背負う 
全部は無理だけど 
半分なら

13 :
   {火傷}
北風が
耳の奥に刺さった気がして
兎、根元を手でかばう
耳を跳ね降りていく立方の空気
昨日遅くまで聞いていた
エレキギターの火傷だろう
土竜は言う
「火遊びはほどほどに」
そして自分は火に手を出さない
確かに
兎の耳はうっすら煤けて
じきに燃やし尽くされてしまうかも知れなかった
「でも別にいい」
兎は思う
兎の小さな胸の中には千の鳥の歌と千の野犬の咆哮があり
またエレキギターによる万の傷跡がある
例え2つの耳がただの飾りになっても
それらを順繰りになぞるだけで短い一生など過ぎるだろう
「ただそうなると一つ惜しいのは」
兎はそっと、耳に湿布した
「次の新譜が聞けないことだよな」
今この時間にも新たな音楽が生まれているのかもしれない
聞こえたりしないかな、といった体で
2本の耳を向かい風に起立させて

うっとりと目を閉じた

14 :
まがまがしいもの
ただただ純粋に まがまがしいものになりたい
よこしまで あさはかで
みにくく ずるがしこく
そういうものになれたなら
すべての感情を俺は薄い笑いにかえて

15 :
 "おやすみなさい"
何本にも分かれた線
僕と仲間たちの
親愛なる命の線
混ざり合っては離れる
その内一本が
ふいに断ち切られて
暗闇に消えた
どうしようもない閉塞感
雪空に消えた未来
このあいだ君の
夢を見たんだ
金メッキみたいに
光ってたよ
おやすみ
おやすみなさい
もうおやすみなさい
君が寝てしまうまで
ずっと一緒に居るから
また君の夢を見たんだ
ありがとう
いつもみたく素敵だった
おやすみ
おやすみなさい
おやすみなさい
君が寝てしまうまで
いつだって一緒に居るから

16 :
お前の言葉はまるで謎かけ
駆け引きはきらいだなんて
そんなコトバを真に受けて
気がつけばここはお前の縄張り
傷をなめつつ
とどめの一撃を待つ
慎重に冷静に
怒りをこめてどうぞ
それで仕留められなかったら
次はこっちの番だからね

17 :
 "混沌"
例えば
ある言葉に意味が合って
いく通りの解釈があって
時間によって
沁みる事があって
褪せていくことがあって
また
その言葉自体に対する無関心があって
僕や君に対する
無神経もある
混沌はそれ自体がただの事象だ
混沌であることが罪ではない
闇を抱くことは仕方が無い
光を放つことは意味がある
怨みながら前を向け
朗らかに笑いながら
静かに憎しみを抱け
負けることを知れ
勝つことを覚えろ
清濁併せ持て
幾重にも世界を作れ
全てを否定しながら
全肯定しろ
その胸の中にあるものは
君の世界だ
僕の世界ではない
いつか
膜が貫かれ
殻が破れて
僕と同化しないことを
切に願う

18 :
"距離感"
負け続けたある家族が
橋の下で寝る
国からお金を貰い
なんとか生きてる
ある家族が居る
難病の青年が
ドレー管を外すことを選び
近くの国では
餓死者が毎年出て
それが当たり前になっていく
そんなニュースを
口を開けて眺める
時には笑いながら見つめる
健全な距離感でいいだろ
幸せな毎日
僕らは平等じゃない
いつでも穴に落ちる
言うまでも無い
ある男がバイクで命を落とし
ある人が病で苦しみ抜き果てた
ある女は子供を生んで
ある子供の絵が賞を貰った
この国はいつか破綻する
あの国はもう破綻した
あなたは死んで
僕は生きてる
あなたは笑って
僕は泣いてる
だから
どうした
全て受け入れて生きていけ
拒否も許容もありだ
言うまでも無い
健全な距離感を保てよ

19 :
"理解"
役目があるから
それに沿おう
そうやっていれば
いつか死んでいく
図書館の知識は
世界の何兆分の一だろう
会える人たちは
類型でいっても
何厘になれるかな
理解することは無理だ
全ては
僕は歩みを止める
頭のスイッチが
欲望に切り替わり
動力源は
暗黒エネルギー
いやいや
綺麗ごとは嫌だけど
綺麗ごとも無くなるのは
もっと嫌だ
君の綺麗ごとに
汚れた差別意識が
見え隠れしても
頑張って
理解しよう
理解してもらえるかは
別にして

20 :

かわいい子犬さん
そんなに吠えないで
俺はあなたの敵じゃないよ
ほら 抱きしめてあげる
おや?あなた
子犬だと思ってたら
じつは狼だったんだね
いいよ 
俺はそういうの気にしない
あなたは自分を守るために
俺の手足にくらいつく
凶暴だね
でも
目をあわせるのも怖いのかい?
臆病だね
たわむれに ほら
この喉笛にかみついてごらん
何か分かるかもしれないよ

21 :
[Good Good Morning,Sugar]
夢じゃなかったんだな、と
床に脱ぎ散らしたままのシャツに思う
あーあ、ふられちゃった。
何かもう、結構慣れてきてしまった気もするけれど
それでも今回のはかなりこっ酷かったし、徹底的。
こんなにいい物件、そうそうないですよお嬢さん
床のくちゃくちゃ共をぐるぐるに丸めて、向うの洗濯機にスローイング  ―――壁にバウンドして、スリーポイント。
付き合ってみたら結構いい奴なんだけどな、残念
まぁ時間にルーズなところはあるけどさ、
学もないし、面白い話もできないけどね、
薄給だし、将来性もない感じだけども、
低血圧で朝とか狂犬みたいだし、
あんまり優しくもないけれど…  って、
そりゃもてねえなぁ、道理だわ。
俺、すっごく納得した。
「クリスマス寒波もようやく収まりつつあるようですね、では各地の映像を交えつつ―――」
朝のニュースのお天気お姉さんは、今日は心もち不細工のほう。
どうしたんだろう、キレイなほうは
まさか、また、寿退社?

22 :

あーあ、どこに居んのかな、俺の女神様。
グレーの靴下を履きながら俺、ぼやきまくり、夢見まくり
観音様みたいに心が広い人だといいな
弁天様みたいに色っぽい人がいいな
ママみたいに甘やかしてくれる人だったら嬉しいし
マドンナみたいにうっとりする脚だったら最高
よし、今日はおんなのこにやさしくいくぞ!
電車でポマードか育毛剤臭いおっさんに押しつぶされているこがいたら
カバンか俺かを間に挟んで加齢臭から守ってあげよう
ヒールで階段上がって電車に滑り込もうとしているこがいたら
先に駆けてってドアからはみ出したりして時間を稼いでおいてあげよう
それが鬼瓦みたいな子でも
マザーテレサみたいなご婦人でも
そういう功徳とか日頃の行ないの延長に
女神は微笑んでくれる気がする
 俺の、俺だけの女神様。
鬼瓦みたいかもだけど
マザーテレサみたいかもだけど
でも
例えヒキガエルだって王子様のキスでお姫様になるんだぜ、
嘯いて俺、玄関のドアを開ける
強風明けの青い空には
俺の最初の恋人が今日も快活に照っていた

23 :
まだまだ
頃に
すききらいすき…
思いを込め
ドキドキしながら
一枚ずつちぎり
花びら占い…
憧れに胸を熱く
ときめいていた
離れていても
あなたの温度を
身体が記憶している
これからも
あの頃のように
揺れる事なく
あなたに思いを
置く

24 :
二つの水晶から
雫が溢れ流れてくる

この水晶も
長年一つの者を
見つめ続けて
これから
どう見つめたら
いいのか…
分からず
戸惑っているよう
曇った二つの水晶
雫が枯れたら
また
しっかり見つめてね

25 :
子犬さんは今日も吠えてる
牙をむいて
本能的に感じ取っているんだろうね
何かを
好きなだけ吠えてごらん
眉ひとつ動かさずに聞き流すから
何も知らずに吠える子犬さん
無邪気だね
全てが自分の手にゆだねられていることも知らずに
好きにふるまってごらん
こちらはこちらで
手は打ってあるから

26 :
[Now Playing/the rolling stones    ―聞いたことない人には分かんない文字列イェイ―]
いやにはしゃいだ朝のニュースが
カラフルに12星座占いを発表する間
俺は目玉焼きを焼いたり
袖のボタンをとめたりしながら
TELL MEを2回ほど歌って
 止めよう、
と思いなおし
毛先にワックスをつけながら
IT’S ALL OVER NOWにした
掲示板では今日も君がAS TEARS GO BYのように
メロウでスィートな声で歌っていて
あいつがI WANNA BE YOUR MANやI DON’T KNOW WHYなんて
羊羹みたいにクソ甘いのを余裕しゃくしゃくって体裁で捧げていた
何だ、お前にはCONGRATULATIONS言ってやろうと思ってたのにな、
思ったよりもheart of stone
じゃあTRY A LITTLE HARDERの方にしといてやるよ
それとアドバイスするならTHE LAST TIMEくらいの茶目っ気が欲しいぜ、ブライアン
電車でスシ詰めにされていたって
今日もテーマはI’M FREE
俺はlittle red rooster
ミックの優雅なダンスは真似できないし
キースのヒールなエロスは出ないけど
俺はJumpin' Jack Flash
マディ・ウォーターズのが良かった?
ハウリン・ウルフじゃなくてゴメンね

27 :

なぁplaying with fireなJiving Sister Fanny
君のwest coast promotion manが演るI WANT TO BE LOVEDに辟易したら
(まぁあいつにとっちゃPAINT IT,BLACKし続けてるよりずっと良いと思うんだが、)
OFF THE HOOKってぶつぶつしてるか
(I CAN’T GET NO)SATISFACTIONって騒いでいる俺んとこにおいで
したら俺はWHAT A SHAMEを喉元から引っ込めて
途端ギラギラして
I JUST WANT TO MAKE LOVE TO YOUを弾き始めるか
LET’S SPEND THE NIGHT TOGETHER♪ってジャンプするから
大丈夫大丈夫
ほっときゃいいんだ、聞き流せばいい
そんなのドアの前までで
小屋ん中のlittle red roosterはいいこのおりこうさんなんだ
口が裂けたってBROWN SUGARとかやらない
HONKY TONK WOMENとか始める訳がない
照れ屋だからIN ANOTHER LANDを混ぜる位は許して欲しいけど
明るく、明るく、NOT FADE AWAY
手拍子は一緒にね
君次第でCHILD OF THE MOONもかかるし
ひざまづいてのSHE’S A RAINBOWになっちゃうかもよ
ああ でもそうだった、
でもとりあえず君は
あのwest coast promotion manのモンローちゃんで
あのunder assistantのヘプバーンで
俺のキャメロン・ディアスじゃなかった

28 :

ハゲ散らかしたおっさんの頭頂部をぼんやり見ながら
今の気分はGET OFF OF MY CLOUD
誰かが俺の足を踏んでいる
大声で歌ってやりてえなGET OFF OF MY CLOUD
ここでも、あっちでも、
ボスの前でもあいつの前でも君の前でもホント構わず
ヘイ!(ヘイ!) ユー!(ユー!) ゲッアフマイクラウド!
ヘイ!(ヘイ!) ユー!(ユー!) ゲッアフマイクラウド♪
俺、朝なんて大っ嫌い

29 :
「愛しのラマーズ」
ダマイ・ラマ ダマイ・ラマ
オマイダ オマイ
モマイガ モマイ
即ちオー・マイ・ラバー
ダマイ・ラマの偉業を知っているかい?
俺は、
知らない
ヒロスエ エロス
ヒロスエ エロス
ロサンジェルス

30 :
>>29 イイ(w

31 :
ガレキの上
一握りの米を握り締めて
呆然としているようなたたずまい
なんか地響きがすると思ったら
大津波がきているね
あらあら
向こうでは火山の噴火
忙しいね
こういう状況
なんていうんだっけ
紛糾?
はは
そんなやさしいものじゃないか
こんな大事なときに
子犬さんは相変わらず
吠えたり
弱って寝込んだり
さて
どうしたもんかね

32 :
[他來御早、砂糖]
これは、夢ではない
私は床散乱襯衣を残して
ああ、私が落された。
行うことができますが、私は非常に使用されていると感じ
しかし、かなり難しい、徹底的にこれをしなかった。
資産はとてもよく、私は娘を持っていない
庫車久の世界は、麻疹は---壁を、3点に直面に米學されている槍洗浄、床に丸められます。
私はかなりいいやつをなぜあなたは申し訳ありませんが、外出しないよ
はい、私は時間を過ごすことが、私
とは科学が、私は面白い話をすることはできません
私は未来があると感じますが、取得するには、私たちは、支払う
それは、朝または低血圧の狂った犬のように見える
しかし、あまりにも素敵で...私は、
私は英西まあ、それは妥当に思えます。
私は本当に喜んでいた。
"これは、映像の周り振りかけたときに、去年の聖誕祭には寒すぎる修真理と思われる---"
午前中の新般天気少女で不器用な心餅今日。
何が彼に起こるより美しく
教えて、彼は翔を残していないか?

33 :
  [好きだ、好きだ、あー超好きだ]
枕元、開いたページに大好きなバンド
ちらっと出した視線があたった、それだけで
ベッドの上はお祭り騒ぎ
北京原人よりも野蛮に、大量に
鼓動がバンバン打ちつける
息つぎを忘れていたかのように
毛布の上で大きく喘ぐ
眠れるようにと流しておいたスローテンポのやさしいアコギは
 それはちょっと前までとっても好きなやつだったけど、
もう全然ダメ
てんで分かってない
節電中の画面が切り替わるのももどかしく
無駄にキーをカカカカ叩いてあいつらの曲に即刻チェンジ
どれにしよう、どれにしよう
ああ、おまえらホントに好きだ
 サンドペーパーみたいなエレキからはじまって
さて、と、
二度寝といくぜ、飽きるまで

34 :

ベッドと俺から30cmで
世界で一番イカスおっさんらがモノラルで1,2,セッション
土煙をあげ地平を駆けるドラムが真空みたいに冴える
ベースの低音に体内リズムが沿う
入ってしまったブレスの音が「生きてる!」って扇情的で
身がくねっちゃうチョーキング
濁ったコードにふはって笑って
ティラノサウルスの背骨をなぞるメロディラインに麻酔にかかる
閉じるまぶたの裏の黒で
おっさんが驚速で踊って跳ねる
おっさんが寡黙に弾いてる
おっさんが髪を振り乱す
おっさんがいたずらっぽくうろうろして  …そしてレスポールのギターソロ
死んじゃう
俺死んじゃう
このよき日に、晴れた日に、ぺこぺこでトイレもいってないで頭もくさいままで死んじゃう
聴いて、お巡りさん
どうか聴いて検視官
あんたらがこの部屋に入ってきたら
あいつらの曲に触れたなら
死んじまった俺の気持ちがとっても良く分かると思うんだ

35 :

あんたらの死因になっちゃうかもな
したらごめんな、でもいいか
貸してやるよ、俺のベッド
貸してやるよ、床も廊下も
みんなで倒れてうっとり聞こうぜ
あいつらの289曲、総リピートで
大家が余計な届けを出すまで
中部電力が供給を止めるまで
列島中の電気をカラにして
みんなでこいつを聞きたいな
世界中の寿命をかき集めて
あいつらに全部あげたいな
好きなだけ、
好きなように
演ってるのを天国で聴くんだ
ずーっと、ずーっと、ずーっと、ずーっと、 ずーっと、ずーっと、ずーっと、ずーっと。
ずーーっと、もうずーーーっと、ずーーーーーーっと、超ずーーーっと、 ずうぅーーーーーーーーぅっと、ずーっと。
永遠に演らせてやれたらな
永遠に演らせてやりたいな

36 :
手持ちのカードをすべて見せ
あとは貴方しだいだと
腕をくみ、ためいきひとつついてみる
自分のことさえわからないのに
貴方のことさえ
見失ってしまいそう
出会わなければよかったなんて
ありふれた歌の歌詞がやけに
心にしみるね
なるほどこれはこういう意味が隠されていたわけだ
その答えは
思いがけない方向からやってくるもの
それが答えなら
僕には時間が味方についているといえる
それが答えなら
今は意味などわからないままで
いさせてほしい

37 :
      [ あんがとな ]
清志郎の『モーニングコールをよろしく』の気持ちで
起き上った次の瞬間、あいつの曲をかけている
「”君の声で目を覚ませば” “一日が恋の気分〜さ〜”」
「”君の声で目を覚ませば” “仕事も はかどるのさ〜”」ってね
ああホント、ノーダウト、
「”君の声で 目が覚めていく” “寝ぼけたことはもうしないさ”」だ
死んでたエンジンがいきなりトップギア
今から土星にだっていける
パレードの戦闘機みたく
ピンクや黄色の煙を引いて
 神様、僕にあの人をください
 この腐った部屋も、
 ろくでもない仕事も、
 冷蔵庫のできあいの飯も、
 下らない人間関係も、
 全部全部あげるから、僕にあの人だけをください
もうちょっと幼かったら窓辺でそう祈るんだけどな
歯磨きしながら、リズムにのりながら、空き缶をまとめて袋にぶち込む
生憎もう知ってんだ
神様はサディストなんだ
もしくは人類史上最悪の怠け者
でなきゃ
俺らが優しくしなかったもんで
一人淋しくおっ死んだんだ
あいつはピザじゃない
あいつはCDでもDVDでもない(似てるけど、もっとずっといい)
宅配屋は運んでこない
あいつが俺の敷居をまたぐ日は永遠に訪れない
だったら会いに行かなきゃな
俺には2本の脚があるし
まだ遠くない耳もあるし
あんだけ働いたんだ、金もあるだろ
はかどりそうだった仕事ブン投げて
はおりかけてた制服丸めて
携帯を百舌のハヤニエにして
財布とギターをジムニーに乗せて
あいつの歌をフルボリュームで、脇道から国道2号へ
ああ、なんか神様、
あんたが居なくても人類存外
好きに楽しくやれるみたいだ

38 :
      [ あんがとな ]
清志郎の『モーニングコールをよろしく』の気持ちで
起き上った次の瞬間、あいつの曲をかけている
「”君の声で目を覚ませば” “一日が恋の気分〜さ〜”」
「”君の声で目を覚ませば” “仕事も はかどるのさ〜”」ってね
ああホント、ノーダウト、
「”君の声で 目が覚めていく” “寝ぼけたことはもうしないさ”」だ
死んでたエンジンがいきなりトップギア
今から土星にだっていける
パレードの戦闘機みたく
ピンクや黄色の煙を引いて
 神様、僕にあの人をください
 この腐った部屋も、
 ろくでもない仕事も、
 冷蔵庫のできあいの飯も、
 下らない人間関係も、
 全部全部あげるから、僕にあの人だけをください
もうちょっと幼かったら窓辺でそう祈るんだけどな
歯磨きしながら、リズムにのりながら、空き缶をまとめて袋にぶち込む
生憎もう知ってんだ
神様はサディストなんだ
もしくは人類史上最悪の怠け者
でなきゃ
俺らが優しくしなかったもんで
一人淋しくおっ死んだんだ
あいつはピザじゃない
あいつはCDでもDVDでもない(似てるけど、もっとずっといい)
宅配屋は運んでこない
あいつが俺の敷居をまたぐ日は永遠に訪れない
だったら会いに行かなきゃな
俺には2本の脚があるし
まだ遠くない耳もあるし
あんだけ働いたんだ、金もあるだろ
はかどりそうだった仕事ブン投げて
はおりかけてた制服丸めて
携帯を百舌のハヤニエにして
財布とギターをジムニーに乗せて
あいつの歌をフルボリュームで、脇道から国道2号へ
ああ、なんか神様、
あんたが居なくても人類存外
好きに楽しくやれるみたいだ

39 :
あらゆる方向で
もう駄目かもしれないと落胆していた
ごめんね
私がこんなんだから
あんたにまで迷惑かけてしまって…
そう心の中で謝罪しながら目的地まで
無言で車を走らせた
あの娘はウキウキしていたのに
私の心情を読み取ったのか沈黙
ずっと後部座席で
俯いている
でも神様はいた
あの娘も私も嬉しさで良かったね〜と
笑いに変わる
外は寒いけど気持ちは晴れて良かったね

40 :
(>>38続き)
賛美歌なんか聴いてたもんで、きっと真っすぐだったんだ、あんた
真っすぐ過ぎてぶちあたって、歳月のうちに木っ端微塵で細石
聴いときゃ良かったのにな、こいつのロック
バカバカしくて、底抜けにダメで、くにゃんくにゃんで、拙くて、
シャイで、時に尖ってて、時に自身で傷付いて、カッコつけで、虚弱で、
気の毒なくらいに低能で、意味もなく明るくて、訳もなく優しくて、嘘みたいに大きい
春と夏のいいとこどりした
 最高の曲
いいだろ、神様
ゴミムシみたいな俺が、今、
アラブの富豪よりゴージャス気分で
モナコの王様よりリッチな気持ちで
どっかの修道女より満ち足りた心で
世界中の幸せを食い尽くす勢いで
それに会いに行っちまうんだ
 聞いてっか?
 あんがとな、脚2本
 あんがとな、よく聞こえる耳
 あんがとな、高感度のハート
 お陰でもう誰の助けも要らない
 宅配屋が役立たずでも、あんたが死んでても、もう俺はサッパリ問題ないんだ
 ちっぽけな俺の世界だもの、
 ちっぽけな俺でどうにでもなる
 あんがとな神様
 あんがと、神様
 俺に、あいつを、   あんがとな

41 :
>>37
サーバーだかなんかの不具合とわたくしめのバカの相乗効果で
ダブりましたよごめんなさい。
そして未だに超調子悪い

42 :
      [ あんがとな ]

清志郎の『モーニングコールをよろしく』の気持ちで
起き上った次の瞬間、あいつの曲をかけている
「”君の声で目を覚ませば” “一日が恋の気分〜さ〜”」
「”君の声で目を覚ませば” “仕事も はかどるのさ〜”」ってね

ああホント、ノーダウト、
「”君の声で 目が覚めていく” “寝ぼけたことはもうしないさ”」だ
死んでたエンジンがいきなりトップギア
今から土星にだっていける
パレードの戦闘機みたく
ピンクや黄色の煙を引いて

 神様、僕にあの人をください
 この腐った部屋も、
 ろくでもない仕事も、
 冷蔵庫のできあいの飯も、
 下らない人間関係も、
 全部全部あげるから、僕にあの人だけをください

もうちょっと幼かったら窓辺でそう祈るんだけどな
歯磨きしながら、リズムにのりながら、空き缶をまとめて袋にぶち込む
生憎もう知ってんだ
神様はサディストなんだ
もしくは人類史上最悪の怠け者
でなきゃ
俺らが優しくしなかったもんで
一人淋しくおっ死んだんだ

あいつはピザじゃない
あいつはCDでもDVDでもない(似てるけど、もっとずっといい)
宅配屋は運んでこない
あいつが俺の敷居をまたぐ日は永遠に訪れない

だったら会いに行かなきゃな
俺には2本の脚があるし
まだ遠くない耳もあるし
あんだけ働いたんだ、金もあるだろ
はかどりそうだった仕事ブン投げて
はおりかけてた制服丸めて
携帯を百舌のハヤニエにして
財布とギターをダイハツムーヴに乗せて
あいつの歌をフルボリュームで、脇道から国道5号へ

ああ、なんか神様、
あんたが居なくても人類存外
好きに楽しくやれるみたいだ

43 :
鳴り止まない
さっきから鳴り止まないよ
これは何だ?
どうしてこうなった?
そうだ、電話だ
相手はわかってる。
会社なんだろう?
明日も土下座か

44 :
最近 ミスチルをコンセプトに
詞を書いている高校生です
http:/ameblo.jp/niwakashijin
自分では分からないので
評価してほしいです
悪い点も上げてくれたら助かります
どなたで も良いので、
改善すべきポイントなど
お願いします

45 :
>>42 ヲマエ… 不慮の事故だったんだよ!
      傷口に塩を塗りこんでんじゃねえよ!!ヽ(`Д´)ノウワーン
暇ならさっさとクリスマス(今更な日付になってんじゃねえの プ)の続き書いてこいよ!!
あれ、中身は結構うっすいんだけどヒキは巧いよなー
週間少年ジャンプの連載でもしてんの?

46 :
>>44
ミスチルをコンセプトにってのが早速良く解んないや^^
とりあえずミスチルはミスチルをコンセプトとして楽曲作りをしてるわけじゃないんじゃないかな。
まぁコンセプトって単語をおいといてもさ(w、
ミスチルを目指して書き続ける限り、ミスチルのスタートラインに立つことも難しいんじゃなかろうか。
彼らが何を見て、何に心動かされて、何に掴み掛かったのかを良く見て、その上で
君が見たいものや、心動かされるものや、掴み掛かりたいものと近似しているなら沿えばいいし
違うんだったら違うものを追わないと楽しくないし、
カッコよくも楽しくもなんないキガシタ

47 :
肩の力
抜いていきたい
余計な思考
余計なモノおおすぎて
俺は俺の肩に余計な力をこめてしまいそれは
自分自身の中にさえ
余計な邪魔なモノを生む
自分自身にさえ飴と鞭
揺さぶりをかけて楽しんでいるような始末
かるく
ゆるやかなカーブを描くように
鎖骨にかかるシャツの布が
どうしようもなくうっとうしくて
余計なモノすべて捨て去ることもできない
余計な邪魔なモノたちそれは
俺自身を形成する一部
捨て去るなんてとんでもないと
うそぶき
乾いた感じで笑ってしまおう

48 :
母のように優しく 父のように厳しく  姉のようにしたたかで 弟のように無邪気に

49 :
「オープンカー」
天気のいい日は屋根を開けてみよう
そうすれば
この世界がどんなに広くて
どんなに道が開けているかが分かるかもよ
太陽

時には雨
でもね
オープンカーに最も最適な天候は

これに限る
夜の雪の中オープンで走る
これはまさに別世界の快楽
人生のうちで一回くらいは
オープンカーに乗ってみるのもいい

50 :
ノドが痛いね
軽く風邪ひいたかな
風邪はどうってことないよ
僕はたいてい冬の間はずっと風邪ぎみ
でも
桃やみかんの缶詰を食べればなおるかも

51 :
「アルバム」
彼女が小さなアルバムを取り出し
見て面白い私がいるからと渡す
そこには
ちょっぴり面影ある彼女が笑顔で写っている
ワンピースを着た彼女や
仮装した悪ふざけな彼女
周りにはそれを見て
笑っている人達
思わず見入ってしまったけれど
断然
今の方が数段美人
今は全白髪だけれども
全然今の方が美人だよ
沢山の苦労を笑い話に出来る彼女は
今現役のアイドル

52 :
ただの風邪だと思ってたら
インフルエンザだと
しばらく仕事は休めるけど
家でじっとしてるのも退屈なもの
それにしても
どこでうつされたものか
意外とつらくはない
これが今年のインフルエンザの特徴らしいけど
患えば思考も弱気になりがち
ふふふ
お得意の自嘲
しばらく休めってことかな
ま きらくにやるさ

53 :
   [倦怠期]
もう終りなのかな、と思った
俺の寝起きはまた悪くなった
飛び起きてあんたの曲を聴くこともない
近頃聴いているのはUKのやつ
ジャックナイフみたいに愛はないけど
鋭利でクール、キャッチーだ
他の奴の歌を聴くという行為は
今の俺にとって勇気がいる
不用意にかけたその一曲が
あんたのそれより良いかもしれない
そしてそれ以上にリスキーなのは
あんたの新曲を聴いてみること
変わらないあんたを、多分俺は尊敬しない
変わったあんたを、多分俺は受け入れられない
不安だ
不安で不安で不安で不安で、不安で不安で仕方ない
まだあんたを好きでいるところの俺は不安で不安で堪らない
聴かないでおこうかな、軽蔑しちまうくらいなら
聴かないままでおこうかな、嫌いになるくらいなら
そうすれば少しくらい褪せても
あんたは俺の英雄でいられる
懐かしい頃の神様で
はるか昔に好きだったもので
テレビとステレオは黙っている
外の鳥の声がうるさい

54 :

ブーツをつっかけ
ケン、ケン、ケン
ドアを開けて、施錠
ボロボロの鉄階段を下りながら
気づけば歌っていた
あっは、馬鹿みてー
そん時ゃそん時、好きにすんだろ
くっくっくっくと
喉の奥で笑いが止まらない
その足で俺はコンビニに行った
ふざけた色彩のチープな予約チケット
でも例え金箔の塊だってこんなに俺をドキドキはさせない
昼下がりの汚い8畳
俺はチケットに何度もキスした

55 :
すべてを捨てたいと願う夜
俺の絶望にだれかの狂気を足してみても
とどめの一撃となるほどのものは生まれなくて
たとえば詩を書きたいという欲求そのものを捨てなければいけないのではないかと
目的を捨て何もしらない赤ん坊のころまで精神を後退
いやこれはこの場合成長であるといっていいだろう
なぜなら
身に付けたものが余計なものであるかどうかは身につけなければ分からない
そしてそれが余計なものであったという判断は何物にもまして価値のあるものだろう
それならば
すべてを捨てることは

56 :
ただただ
もどかしい
奪えるものなら
奪えるものなら

57 :
 [ 洪水 ]
起きたら
俺はノアだった
ベッドの上の俺だけ無事で
あとは全部水浸し
マンガに
アンプに
CD
書類
雑誌に
スーツに
フラッシュメモリ
床に放ったあらゆるものが
季節外れの水遊び
そうだった
これだった
表層が干物じみてきても
喉に紙やすりがかかっても
加湿器を使わなかった理由
忘れてた
陰鬱な過去を
葬ってた
あの日の惨禍を
面倒くさいとかじゃなかった
夢 だろうな
きっと俺はまだ寝てるんだ
起きたらまず
あの腐れ加湿器のスイッチを切ろう
方舟に戻り
ハッチを閉める
なに
100日もすれば
陸が見えるだろ

58 :
イカロスの羽 パタパタと
まるで早死にの芸術家のよう
人はいつかは死ぬんだな

59 :
ふらりと立ち寄った山道で
古びた神社を見つけたよ
山のくぼみをそのまま利用して
その中にご神体の像が鎮座している
賽銭箱に10円投げ入れて
何かを願ってみよう
近くには小川のせせらぎ
きれいな水が流れてる
ヒトは自分だけ
近くからはガサゴソ音がする
イノシシの気配
たまにはこんな休日もわるくないよね

60 :
一人の休日
いい天気だな
心も今日の天気みたいに晴れ渡れば爽やかな気分で過ごせるだろうに…
自ら口に運んだものはとても不味くて
頭痛に変わる
当たり前の事さえ
出来なくなってしまい
それは日常にもあらわれ
あなたなら大丈夫だなんて
なにを見てそんな事が言えたのか
どうやったら這い上がれるのか…

61 :
わたしの手がつめたい
なぜか右手がだけがつめたい
でも
あったかい左手と逢わせると
右手は幸せを感じる
では
左手は不幸なの・・・
いいえ
左手は右手が幸せを感じれば
それでいいのです
さっきまで 
あったかかった左手も
熱を奪われ
わたしの左側で
平然としているのです

62 :
この世には「わたし」と「あなた」しかいない
もし「わたし」が居なくなったら
この世は「あなた」だけになる
「あなた」だけの世界で「わたし」を探す?
「わたし」を探すフリをして「あなた」を探す?
いつか気がつくことでしょう
別の誰かが「わたし」になるまで

63 :
むむ

64 :
食べ物を自力で
つくれるようになりたいな
たとえば畑がほしい
野菜やくだものを自力で作れれば便利だし
それに
いまの平和な世の中がいつまでも続く保証はないからね
自分の食べる分くらいは自分で作らなきゃ
そうはいっても畑をつくる土地がないからなあ
こまった お手上げ状態
平和な世の中が
いつまでもつづくように祈るしかないかもね

65 :
「今朝の黙示録」
朝にはいつも の詩を歌う
今朝は呪うように 叫んだ
やわらかな疣の子を 怒り膨らませないように
必死に身を震わせて
我慢した今朝のが
明日の便秘を誘う
アンダン ダラー
アン ダラー
団の 跫音が聞こえる

66 :
ろうそくに火をともして
こたつの上に置いてみる
ろうそくの火
なにかがやどっているように見える
それは
力の存在の象徴のようであり また
闇の中ひときわ光り輝く生命のともしびのようでもある
ろうそくの火はろうそくの火にすぎないのだけれど
それ以上のなにかの存在を感じるね

67 :
をはめたおんなのとけつのあなをながめながら
こしをふるおれは
いかれてるぜ
よがるおんなのちちをわしづかみにしながらにゆびをいれ
かきまわしてやったのさ
あっはっはっ

68 :
いつも今日みたいな
穏やかな気持ちでいれたら…
うん
今日は1日があっという間だったんだ
沢山笑えた気がするよ
いろんな意味で
ありがとう

69 :
けつをもっとあげい
つきよにむかってあげい
こよいはおぬしのけつとわしのでもちつきじゃ
ぺったんぺったん
ほーらほらほら
もちつきじゃ

70 :
もっと笑っていいんだろうけど
こんな泥まみれの拳を
空に突き上げるわけにはいかない
背筋を伸ばせよ
顔を上げろよ
明日からお前が
地球を回していくんだろ
って
きっと君はそういって怒るんだろう
勝ったのになんで
泣いてるんだろう
敗者を殴るための拳だったのか
弱者を蹴落とすための足だったのか
今じゃもう両手広げることも
大地走り回ることもできないんだ

71 :
何かの存在を感じる
いいかげんで
適当で
世の中のありとあらゆることは全て遊びだと思っている
そういう存在
そいつが
俺をもてあそんでいる
とてつもなくめざわりで
とてつもなく憎い
そいつがそいつでなければ
俺は俺を苦しめることも
ましてや他人を苦しめることもない
そう思えば
今首筋にあてたこの刃で俺の喉元をかき切ることは
あながち間違いではないようにすら思える
やめた
死を実感したら生への欲求を再認識できた
俺自身の闇に俺が引きずり込まれてどうすんだ
肩を回して力を抜いて深呼吸
ふふふ
いいかげんで適当でいいじゃない
世の中のありとあらゆることは遊びだからね
俺はもっと もっと遊びたいよ

72 :
http://kumazaku.com/chirashi/god666/index.php?file=2011@3.xml&id=15
情景
小学生の想い出

73 :
君はどこに消えたの?

74 :
マリーラ
扇子はどこにしまったのかとふと頭によぎる。
ベネズエラの活動家は雄叫びを上げた。
君の海馬は生暖かく、ゆるりゆるりと放たれる。
あと5年もすれば光に包まれるだろう。

75 :
http://www.youtube.com/watch?v=IWO8czEU8pU

76 :
http://kumazaku.com/chirashi/god666/index.php?file=2011@3.xml&id=23
誰もいない教室

77 :
http://kumazaku.com/chirashi/god666/index.php?file=2011@3.xml&id=24
やりたいこと10個 〜絶望の詩〜

78 :
http://kumazaku.com/chirashi/god666/index.php?file=2011@3.xml&id=40
言霊様が働いた。。。菅政権
恐ろしいのぅ〜

79 :
「朝一番の若者」
捩切れるような
はち切れるような
体の中心にある
生命の源
突き刺したいほど
やり場のない怒りを
どこに向けよう
力を込めて放っても
未だおさまらない

80 :
のぞき見をしているわけじゃないけどキミを見た
いつもの白い毛とシッポ
モフモフ動きながら庭を歩いていた
こんな時だからこそキミを窓から見て
ボクはホッとする

81 :
http://kumazaku.com/chirashi/god666/index.php?file=2011@3.xml&id=43
下半身が「オギオギ」
[狂」がみについた。。

82 :
http://kumazaku.com/chirashi/god666/index.php?file=2011@3.xml&id=44
パパと子供の会話

83 :
http://d.hatena.ne.jp/bakagaki/20110315/1300203104

84 :
http://d.hatena.ne.jp/bakagaki/20110315/1300203542

85 :
http://d.hatena.ne.jp/bakagaki/20110315/1300205770

86 :
僕の鍛えた胸板で君のアレを挟んであげる…

87 :
   「頭蓋骨」
頭蓋骨が重い
息子に支えてもらいながら水槽を見ている
彼はボクの重い頭蓋骨のサポート役
今日は水族館に来て、さっきからずっと支えてくれている
時々彼は
「重くない?」と肩の上から話しかける
ボクも軽く首を動かして「重くないよ」と言ってやる
マンボウの水槽見たら、次はクジラの水槽に行こう
小さな手の温かさを頭蓋骨に感じている
彼は、時々直すようにボクの重い頭を持ち上げる
おまえの手がしっかりと頭蓋骨を支えている分、
ボクはおまえの小さな足をしっかりとつかんでいるよ
まるで二人三脚だな
頭蓋骨の重さを彼に軽減してもらいながら水槽を眺めた

88 :
たとえばそれは恐怖なのかもしれない
あるいははるかはるか昔俺が子供だったころ押しした感情
そのほころびが 何かを投げかける
かたわらを歩いてくれていた犬が突然動かなくなり
俺はさよならを告げる余裕すらなかった
ただ そのくちびるを水でしめらせることしか
悲しみの理由を探してもそれはあまりに理不尽すぎる
感情を凍りつかせることができれば悲しみを感じることもないのだろう

89 :
猫は猫で大変で
眠りについた俺のふとんの上で俺の顔を覗き込む
だから俺はその目を見返してみた
この時ばかりは俺の目に深淵に潜む異形のもののような闇が宿る
でも猫は微動だにしないでそのまま眠ってしまう
猫にとって暗闇はお手の物
俺の闇など猫にとってはどうということもなく
ただ喉を鳴らしてそのまま眠りにつく
俺もそのまま眠るけど
猫の重みでなんだか少し寝苦しい

90 :
想定してあるから大丈夫だよ
俺か あなたか
どちらかが
自分の命が流れて地面にしみこんで
あるいは 地面が
脱ぎ散らかした靴下みたいに裏返しになって
そこから 異形の
この世に咲いてはいけないもう一つ向こうの花が咲いて
それを見たあなたは肩をすくめる
俺の足元にすり寄った猫は額の匂いをかぐことを許してくれるだろうか?

91 :
おかしなことを言うんだね だって
この世はあなたのためにある
いやいや本気だって
もしもの話だけど
あなたがばあなたの宇宙は消滅する
ここまではわかるね?で
もしもの話、これがもしもの話でなかったとしたら?
あなたがばあなたの宇宙が消滅する
これが事実だとしたら?
すべてのモノはあなたを
よろこばせたり 苦しめたり 怒らせたり
ただ そのためだけに存在する
そのほかのすべての要素はおまけに過ぎない
これは 当たり前すぎるので
誰もあらためて口にしたりしないんだ

92 :
"フォールダウン"
カタルシスは降りてこない
カタストロフィは跡形も無く
誰かの心を壊した
ここではないけれど
空っ風が吹く
サボテンの生えた道に
平坦な道が続いていく
遠くで
雲間から光が漏れて
天使が召されていった
羽はもぎ取って
捨ててしまった
ワッカは光らなくなって
消えてしまった
きっと僕は
いつか失敗して
決定的に堕落した
でもどこか
もっと豊かなところで
君は歩き続けていると
どこかとても素敵な場面で
君が昇っていくと
ずっと
携帯ラジオは
砂嵐に時々
悲鳴や歓声を混ぜる
いつもの幻聴でないのなら
嬉しいと思うけど
カタルシスは降りてきた
カタストロフィは跡形も無く
誰かの心を変えた
ここではない
どこかで

93 :

それは得がたいモノであったのかもしれない
無数の自分自身を蹴落として獲得したのかもしれない
なぜなのだろう
なぜ自分は
今この場にいるのか
今でなければいけなかったのか
ここでなければならなかったのか
そこにあるものの価値
昨日までは気づかなかったモノ
突然それがわたくしの心をとらえる
そしてわたくしは
これから先自分自身に耐えることができるのか
大丈夫なのだろうという確信もある
自分自身というもの
これはこれでなかなかにしぶとくできている

94 :
樹が
刻一刻と生成消滅し変化する様よ
葉を洗う雨、樹を照らす月と太陽、根を支え全体を育む土、枝を揺らす風
樹を樹たらしめている生の全体性に驚く
宇宙の全てのひとつひとつはその樹が樹であることに一役買っているのだ
何かひとつでも欠けたら世界はなくなる
一羽の胡蝶の羽根が
かすかに震える
微細な空気の振動が
地球の裏側の国に嵐を巻き起こすのだ
超膨大なる怪物的に微細な関係性の網の目の中で生命は奇跡的に息づいている
ああ、不思議さよ!神秘の中の神秘よ!
霊感の息吹きはいつでもぼくの目の前で沸き上がっては消えていく
沈黙の声をただひたすら感受するのだ
声を聞いたときぼくは涙を流し
ただ存在の畏敬に震えるのだ

95 :
嫌われ者
あちこちでいつも揉め事
悪口大好き 噂大好きしかし 何故か善人ぶる
人に取り入るがみずぼらしい貧乏神なので触らぬ神にたたりなし
裏で壮絶な悪口を言う汚らしい口に皆唖然
他人を利用する事しか頭にない
喋れば喋るほどボロを出し信用すらされてない
ある女は彼女の上司にリーク
何処に行っても鼻つまみ
子供の頃から白い眼で見られ
今の貴女なのでしょう

96 :
心の底から恐怖を味わっているうちは、悲しまないし苦しまない。嬉しいや楽しいじゃあ、次に来る感情を予測してしまうから、駄目なんだ。
恐怖は、快楽だね。

97 :
洗い流したい
こびりつく汚らしい汚れ
悪いものを洗い流す

98 :
カラスがいない
あの地震のあと姿を見かけない
奇妙なこともあるものだと思いつつ何日か過ごす
いつも家のまえでカーカーと鳴いていたカラス
さらに何日かの後、夜中に不思議な夢
瓦礫に泥にまみれた幾多の死体の上に肉片をついばみ
空には黒い輪を描いて飛んでいるカラス
...そうか、そうだったのか

99 :
"タートル"
忍者になれるって
言ったよね
あれは嘘だ
現実は実につまらない
何もかもゆっくり降ってくる
世界を一周して
全てに滞りなく
そこに終わりは無い
欠乏の可能性があるだけだ
今までと変わりない
ひとつ加味されただけで
たぶん
想像力なんてのはいらなくて
思考力もじゃまっけで
事象に対する無責任な
リリシズムだけが
これからも君を救う
忍者になれるって
言われたよね
覚えているなら
夢をどうか捨てないで
そうだ
モヒカンヘアーにするの止めた
ソフトモヒカンで妥協しよう
事故に対する無理解な
ニヒリズムだけが
いまからの君を救う
水槽の中の亀は
呼びかけに答えるでもなく
いつもと変わりなく
過ごしてる

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