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2011年11月1期47: 標準語にない概念の方言 (202)
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標準語にない概念の方言
1 :11/01/02 〜 最終レス :11/11/07 標準語にはない事物・感覚・ニュアンスを表す方言の単語を書き込みましょう。 なお、東京の一部の地域でのみ用いられている言葉は方言としますが、 東京都や関東地方の全域で用いられている言葉は標準語とみなします。
2 : >東京都や関東地方の全域で用いられている言葉は標準語とみなします。 w
3 : じゃあ、「燃す」とか「うっちゃる」とか「かたす」とかは標準語かあwww あ、東京ではよそ出身の人が多くて使う人ほとんどいないかな。
4 : 関東地方全域ってバリエーション豊富すぎんだろww
5 : >>4 さすがにそれは牽強付会としか。 「関東地方の全域で使われている言葉」なら むしろ「東京都の全域で使われている言葉」よりも範囲は狭い。
6 : ああ関東どこで話しても通じる言葉っていうことか 関東共通語ってことね
7 : 西日本の進行形と完了形の区別。
8 : はっこい(熱いの対義語)と冷たい(暖かいの対義語)の区別。 アクセントで上がり目を区別するかしないか。 加齢臭 LHLLL とカレー臭 HHLLL
9 : 長野弁の「ずく」。 「やる気」とはちょっと違う。
10 : 琉球語の一部の方言に、「親」の対義語としての「子供」と、「大人」の対義語としての「子供」との区別がある。 例えば首里方言では、「親」(ッウヤ)の対義語は「ックヮ」、「大人」(ッウフッチュ)の対義語は「ワラビ」。 与那覇方言ではそれぞれ「くヮー」または「くヮービー」と「ぷッちュ」または「フぷッちュ」。 平良方言ではそれぞれ「ッファ」と「ヤラビ」。石垣方言ではそれぞれ「ファー」と「ファーナー」。 また、「足」(foot)と「脚」(leg)を区別する方言もある。 平良方言では、「足」は「ピゥサヴサ」、「脚」は「パギゥ」。与那国方言では「足」は「ハン」、「脚」は「サンダ」。
11 : 親子の子、 わらし は東北でもあるべさ。 確かにこういうのは区別があったほうが便利なのにね。
12 : >>11 東北の「わらし」だって、親に対する子供の意味も、大人に対する子供の意味も両方持ってるでしょ。 地元(秋田)では、「自分の子供」というのを「オエノワラシ」ともいうし、「まだ子供のうちから」というのを「マンダワラシのジギガラ」ともいう。 もう「わらし」は大正生まれ以上じゃないと使わない感じで、めったに聞く機会もないけど。
13 : 文法に関することでいうと、可能の意味で能力可能形と状況可能形を使い分ける方言がある。 例えば秋田では、「書ける/書けない」にあたるものは、能力可能なら「カゲル/カゲネァ」、状況可能なら「カグニイ/カガエネァ」、 「見られる/見られない」の場合、能力可能なら「ミレル/ミレネァ」、状況可能なら「ミルニイ/ミラエネァ」になる。 大阪では、能力不可能なら「ヨーカカン」、状況不可能なら「カカレヘン」のようになるだろう。このような区別は西日本にはかなり広くあるはず。 不可能じゃなくて可能の場合に区別があるのかはよく知らないが。
14 : うーん ヨウ〜ン が能力不可能かどうかは疑問
15 : >>7 「花が咲く」という動作を例にすると、広島県人の自分はこんな感じで区別する。 “花が咲きかけ”→「花が咲きよる」 “咲きかけだった花が咲いた”→「花が咲いた」 “咲いた花が咲き続けている”→「花が咲いとる」 >>13-14 “絵が下手”→「よう描かん」、“ペンがない”→「描けん」で、確かに使い分けてる。 ただ一部の動作では「よう〜ん」を状況不可能の意味で使う気がする。 例えば「よう言わん」は「(言ったらまずい状況なので)言えない」 という感じ。 この辺は、使う動詞に依存してるんじゃないかな。 可能は自分の知る限り、広島では(たぶん中国地方全域で)特に区別しないと思う。 でも、ふと思い出したけど、博多弁(大学の頃住んでた)では能力可能を「〜しきる」、状況可能を「〜できる」で使い分けてたな…。
16 : そうそう!その通りでげす兄さん! 関西も同じでげすで!「よう〜ん」 〜する勇気がない みたいなそんな場面でも使いますね! 進行形については、大阪とか東の人間が珍しそうに言うけど、逆に無い方が不思議なぐらいじゃ・・。 どう考えてもあったほうが便利やからな。 待ち合わせしてて、待ち合わせ場所に向かってる途中(道の前半?)に電話かかってきたら「今行きよる」としか言い様がない 「行ってる」とか感覚にあわない どう考えてもおかしい 「咲く」に関しては 咲くという動作が花が開くまでの動作のことだから明快。 そら、咲いてしまったらそれはもう咲き終わっとる(完了しとる)わけやからね。完了形を使うわな。 でもやっぱ英語のingとまったく一緒なわけではなく やっぱし始めの〜前半に使うニュアンスがあるんかなぁ 食べよる って言ったら食べはじめの感じ ですよね? でもやっぱ話しの内容によってニュアンスが変わる気もする。意外に難しい。 ただやはり単にingと同じなわけではない 「降る」と言う動作はどういうことを表してるのか分かりづらい。 雨が降りよる は It is raining とはちょっと違うでしょ 雨が降りよる がカバーする範囲は It is staring to rain, It is raining(前半) ってとこかなぁ もうずっと降ってることを分かってるとき、 It is has been rainingは 「雨が(ずっと)降っとる」 になるんではないだろうか? 花が咲く ビルが建つ みたいな、動詞の動作がある程度の期間をかけて起こる「一つの動作」なら分かり易いんだが、 雨が降るとか食べるとかみたいになるとちょっと説明にするのが難しい 食事を終えるという動作が「食べる」なのか、口に少しでも食べ物を居れて飲み込んだら「食べる」になるのかはっきりしないからではないだろうか 雨も一滴降ってきても「降る」なわけだし。 こういうような動詞の場合は、ある程度続いて後半になると「とる」になることもあるのかな? まぁ俺はヨル無し圏に隣接してる兵庫県民やから、正確ではないし、 ディープヨル圏とは感覚がまた違うやろけど。
17 : >>15 九州では、能力可能に〜キルを使う地域の多くで 書かるる(状況可能・客観)/書ける(状況可能・主観)/書ぎきる(能力可能) 書かれん(状況不可能・客観)/書けん(状況不可能・主観)/書ぎきらん(能力不可能) といった、可能表現の三態分けがあるはず。
18 : >>17 「書かれん」は耳にしたことがあるけど、「書けん」との違いは理解できなかった もう少し長く住んでれば身についたかもしれない
19 : おー、面白そうな話じゃあ。
20 : age
21 : 津軽弁で 「むっつい」 何か食べた時に口の中の水分が奪われ水分を欲してる状態の時に言う。 例えば想像して欲しいのが 焼いてない状態の食パンを口に詰め込まれた感じ。 「わや(凄く)、むっつい」 って使うんだけど、 標準語だと何て言えば言いのか未だわからない。
22 : ほ
23 : 山形県村山地方「やばつい」 雨粒や噴水の水滴などが一滴ポツリと顔などにあったたときの感触。 「冷たい」には「つったい」があるので違う。
24 : 秋田の「でかす」は、「宿題でかした?」「まだでかしてないよ」「明日までにでかさなきゃ」みたいに、 「終わらせる」「完了させる」「やり終わる」みたいな意味なんだけど、どれも共通語に訳すとしっくり来ないな。
25 : 金沢弁の「しゃきる」
26 : 伊予弁のよもだ 土佐弁のいごっそう
27 : 確かに進行態「〜よる」と結果態「〜とる」は便利です。 僕の出身である兵庫県播州の田舎の方はこの使い分けが厳格に行われるので、 時制がとてもわかりやすいです。
28 : 岩手〜宮城で使う「いずい」 居心地悪い、なんとなく気持ち悪いって感じ 居る を 居た というのは誤解が生じやすいかも 知人の家を訪ねて、 「もっすー、佐藤さん居たったか?」(佐藤さん居ますか?) なんてね
29 : 関西弁の「よう○○せん」(不能)。
30 : 富山弁 ぬじる、のじる 手についた汚れなどを他人に塗りつけること
31 : 長崎県での「あっぴ」「あっぺ」などの感嘆詞。 液体が体にかかるとき、かかりそうなときに発する言葉。 水をかけると長崎人かどうかわかる。 形容詞化して「あっぺか〜」(島原半島北目)とかつかう。
32 : 宮城 「なげる」、捨てるっつ意味な、わがんねべな、普通「投げる」だもんな、 いらね物さっさど、なげろや、要らない物早く捨てなさいよ、となるね
33 : このスレタイを名古屋弁では 標準語ににゃぁぎゃぁねん でしょうか?
34 : >>32 それは「捨てる」という概念自体は標準語にもある例だからこのスレの趣旨には当てはまらないだろう。
35 : 沖縄弁のガッパイ
36 : よっぱら 副詞 飽き飽きして嫌になる、量が過剰でもういらない ふっとつ 副詞 許容量を超えるほどたくさん 〜こて 助動詞 間違いなく〜であろう 〜に決まっている
37 : な、じぶん du(独) おめさん Sie(独) 二人称の区別
38 : 栃木北部の「手わすら」という表現。 なんかこう、人と話をしながらストローの袋をいじくりまわしたり テーブルに付いた水滴を指先でくりくりするとか、 授業中に先生の話を聴きながら消しゴムのカスをねりねりしてるとか、 説明が難しいんだけど 「本来すべきじゃない(しなくてもいい)ことを手ですること」を言う。 いたずらともニュアンスが違うし、「手遊び」は意味が違う気がするし、 「手わすら」としか言いようがない。 高松出身の知人は、「むつごい」にあたる標準語はないと言っていた。 単に「(味が)濃い」だけでなく、濃くてしつこくてうんざりするような感じ?
39 : うちのあたりでは「手悪さ」っていうなあ
40 : >>38 「手いたずら」
41 : ワシがたぁ「手遊び」ち云うのぉ
42 : >>38 「飲食品の油分または糖分が過剰で、舌または胃に不快感がある」というのが 一番狭い定義だと思う。「味が濃い」であっているが、味としては甘味に限られる。 酸味、鹹味、苦味、旨味には使えない。 もう一つは油の多さを表し、「もたれる」と重なるが、単に食べすぎの場合は含まない。 そして食べ物の味を形容する場合と、物を食べた後の不快感を表す場合がある。 前者は主語に食べ物を表す名詞か、「味」をとり、後者は主語は文には現れず、腹とか胃を漠然とさす。 「このケーキはむつごい」 「ハンバーガー 五個食うたけん がいに(=ひどく) むつごい がい」 あとは人の性格にも使うようだが、その場合はくどい、しつこいと大体同じだ。 この説明で伝わるか?
43 : 長崎県では、指先に穴の開いた靴下を「じゃがいも」と言うらしい。 ソース http://rd.nicovideo.jp/cc/nico_top/news?cc_news_id=nw35885
44 : 岐阜弁のゃあ やりゃあ しやー のように使う。 やってみたらいいよ の意味。標準語で置き換わる単語はない。
45 : 関西弁の「〜しい」「〜しいや」に置き換わるな。
46 : 讃岐弁の「ちみきる」も、単語としてはないだろうな。
47 : 愛知の杏奈も「練習しときゃ」って言ってたよ
48 : >>38 『手わすら』は茨城南部でも言う。 『このでれすけ、手わすらしてんだねーよ、ケータイでもいじってんだっぺ?』 と学校の先生にずばり指摘されたっけ…。
49 : 伊予弁のおらぶ。
50 : >>43 たしかに言ってたわw
51 : >>46 標準語の「つねる」のこと?
52 : >>48 うちの死んだ婆さんは「手まんご」て言ってたな。長崎県。
53 : >>52 略すと、手まん・・・・・・
54 : 長崎でも、長崎市内では「手まぜ」って言うよ。
55 : 山梨県の一部で「ささらほうさら」ってのが使われてる。意味不明。
56 : 秋田弁の「しね(すぃね)」。 肉とか野菜にスジがあって噛みきれない時に使う。「この肉しね」みたいに。 あと上の方でも出てたけど、「レル」と「ラレル」の使い分け。 ちゃんと意味があって言い分けてるけど、地元以外ではただのら抜き言葉として認識されてるかと思うと何だかなぁ
57 : 北九州。手まんじゅう、というのを聞いたことがある。 ただし、聞いたのは小学生高学年の時だが、「なにそれ 聞いたことない」ってすごく違和感があった。たぶん転校生とかが 使ってたのだと思う。
58 : >>46 北九州では、「ひねきる」っていうよ。 標準語では「つねる」だけど、もちょっと意味がつよいニュアンス。ケンカの 時しかやらないかんじ。
59 : 「けなるい」 関東以外ではほぼ全域で通用する方言 むしろ標準語になっていないのが不思議なくらい
60 : >>59 四国だけどその単語を初めて聞いた。
61 : >>59 関西やけど聞いたことないしなんのことか見当もつかん。
62 : 気怠い の 転訛かなんか? と思ったら違った。
63 : 伊予弁のおらぶ
64 : 北九州でもおらぶ言うよ
65 : 長崎で「おめく」なら使うな
66 : >>58 ひねきるは関西でも使っていると思う。わしも使う(神戸)。
67 : >>59 見当もつかん。 >>65 実家の母が 「あん人のおめかすっさ」 と普通に言う。関西人が聞いたら勘違いしそう。
68 : 「けなるい」「けなりい」「けなるがる」「けなりがる」はあんまり使われなくなったからなあ。 全国各地で使われてたから方言というより古い言葉が各地で残ったって感じかね。
69 : ねまる 時間がたって食べ物が悪くなること。特にナマモノに使う。
70 : >>55 「ささらほうさら」・・滅茶苦茶なこと。 千葉県の一部では、「ささらほさら」という。 モノが未整理状態のことで、 「さはらほさらにしてっから、めっかんねえだーよ」とか言う。 「ざらくざっぺぇ」・・・モノや金に対してだらしない様。 という言葉もある。
71 : 山形だと、 「〜してけつかる」と「つかす」を使う。 「けつかる」は関西でも多分使うと思う?そっちから入ってきてると思うから。 そして、「つかす」だけど、これは「嘘をつかす」とか「屁つかすな!」とかの時に使う。 だから、「嘘をこく」とか山形では使わない。
72 : >>66 山形だと「ひねぎる」になる。
73 : ちげーよ わかんない
74 : >>69 うちんがたでは将棋なんかで詰んだときにも使うよ。「ダメになる」て感じ。
75 : 静岡の「おぞい」「おぜぇ」とか「みるい」は標準語では表せない。 「〜だら」「〜づら」「〜ら」も標準語で無理やり言うと何か違う。
76 : 「ら」の使い方は未だに分からんわ。 直訳したら「だろ」なんだろうけどなんかやっぱ違うっぽい…
77 : 「ら」には幅がある感じかな。 主には推量・推定・相手に同意を求める(付加疑問的な感じ?違うかも)等に使われる。 あてずっぽうな推測からかなり確信のたかい内容まで何でも使う。 友達の日常会話から大人が子供にぶち切れる場面までいつでも使う。 「だろ」とか「でしょ」とかに訳そうと思えば訳せるが受ける印象が違いすぎる。
78 : じゃわめぐ(津軽)
79 : あ
80 : 【山口県】 「さで捨てる」の「さで」。 「捨てる」とか「投げる」とかに付随してるケースしか聞いた事ない。 よく部屋を散らかしてると母親に、 「あんた漫画やらゲームやら片付けんさい、さで捨てるよ!」 父親と喧嘩したら、 「今日父さんが暴れてからね、 鞄やら服やらさで投げたわーね!」 みたいな使い方。
81 : 西日本に広く点在してる気がする、英語でいうleaveとkeepに似た感じの違い 「〜しよる」 例、宿題をしよる、ドアを開けよる 「〜しちょる」 例、宿題しちょる、ドアを開けちょる 上がkeepで今まさに動作していて 下がleaveでその状態になっている、すでにし終わっている 標準語だとどっちも「している」になる 「しちょる」より「しとる」の方が使ってる人多いと思うが、 微妙にニュアンスが違ってる気がするので「しちょる」
82 : 〜しよる be 〜ing 〜しとる 上の意味&be 〜ed
83 : 関東人だけど、ここ見るまで「〜しよる」は「愚かにも〜する」の意味だと思ってた。 「〜してしまう」のような。
84 : 雨が降りよる(今まさに雨が降っている) 雨が降っとる(雨が降ったみたいだが、今は降っていない)
85 : 買いよる(買い物中やレジに並んで会計を待っているイメージ) 買うとる(購入した後のイメージ)
86 : それは完了態と進行態の違いだね。 大抵の言語には区別があるが、なぜか共通語を含む東日本方言には区別がない。 典型的には「しとる」と「しよる」の対立だが、「しちょる」と「しよる」、「しちょー」と「しよー」、 「しとー」と「しよー」、「しちゅー」と「しゆー」など様々なパターンがある。 それぞれ「して居(を)る」と「し居(を)る」に由来する形。
87 : なお、分布としては西日本にかなり広く分布しているが、京都や大阪を含む近畿中心部では区別がない。 近畿でも周辺部には区別があり、神戸では西半分で区別があるが東半分にはないようだ。 「桜の花が散っている」(進行態) ※ 今まさに桜の花びらが舞っている状態 地図 http://www6.ninjal.ac.jp/siryokan_data/drep_siryokan/gaj_map/GAJ_198_m.pdf 凡例 http://www6.ninjal.ac.jp/siryokan_data/drep_siryokan/gaj_map/GAJ_198_e.pdf 「桜の花が散っている」(完了態) ※ 前の晩に雨が降ったらしく、すっかり花びらが散って地面に落ちている状態 地図 http://www6.ninjal.ac.jp/siryokan_data/drep_siryokan/gaj_map/GAJ_199_m.pdf 凡例 http://www6.ninjal.ac.jp/siryokan_data/drep_siryokan/gaj_map/GAJ_199_e.pdf 上の図でオレンジ、下の図で赤になっている地点が「散りよる」系と「散っとる」系の区別がある地点。 両方とも赤の地点は、両方とも「散っとる」系で区別のない地域。 両方とも青の地点は、両方とも「散ってる」系で区別のない地域。 なお、完了態のほうを「散ってしまった」「散っちゃった」のような表現で表す地点が多い。 西日本にもそういう表現はあるが、東日本ではそういう表現で進行態と完了態の区別をすることが多いようだ。
88 : >>86 なんか長年の問いがすっきりした。 でも「しとる」も進行形としても使ってるよね? 逆は無理だけど
89 : よくわからんがしているとしてあるみたいな感じなのか?
90 : >>87 東側が区別無いと言うけど、東側全域で区別が無いと言うことはないと思う。 なんでも「とう」で済ます傾向はあるものの、基本的にちゃんとした神戸市民なら「よう」を進行形だと理解する能力が備わってるはずで、「こけよった」ぐらいは使うと思う。 >>88 それは区別が無い地域か曖昧になっている地域。 本土の宮崎、鹿児島を覗いた神戸以西の全域で区別がある。京阪から東側は基本的に区別無し。 >>89 普通に進行中か完了した形かの区別だっちゅうの。 一番分かりやすい例がコレだ。 1 2 3 a.船が沈みよる A ship is sinking. b.船が沈んどる A ship is sunken. 逆にこの区別が無かったら苦しい…。
91 : 俺のとこなんかもヨル多用地域ではないから、進行に「トル」を使ったりもするけど、やっぱり今まさにしよると言いたい時は「ヨル」を使うね。 目的地に向かう途中の大阪系の言葉で、「今行ってる」が一番違和感ある言葉。理解し難い。 これはさすがに「行きよる」としかよう言わんわ。
92 : 神戸東部でアスペクトの区別がないということではなく 神戸全体的に「とる」が「よる」を浸食しつつあるということではないか?
93 : >>83 関西北陸の中心部はそんな感じの意味だよ これらの地域では「してる」も使うから 待遇表現で「してる>しとる>しよる」になる 中四国や東海では完了と進行の意味になる コピュラの「や」が広まったのも関西北陸→東海中四国という流れだから 将来は中四国東海でも関西と同じ意味で「しよる」と「しとる」を使うようになるかも
94 : >>93 東海でも愛知県はアスペクトの区別はほとんどないですよね 三重県は南の方にはあるけど北の方はないし 岐阜県も美濃の方は今ではかなり衰退しているし そもそも共通語にアスペクトの区別がない方が珍しいよな?
95 : >>94 世界の言語の中で、進行態と完了態の区別がなく同じ形式で表される言語は珍しい。 西日本方言のように別の形式で区別されるほうが普通。
96 : 進行相が特別な形式で表現される言語自体の比率はどのくらいのものかな? ヨーロッパだと英語にはあるが、その周辺の殆どの言語にはない。 ゲール語にはあるようだけど。
97 : ふとスレタイ見て思ったんだが じゃあ進行態と完了態の区別がない言葉を使う関東やら東日本の人たちにとって その2つの違いは無いってことになるのか? その人たちにとって「花が開きつつある状態」と「花が完全に開ききって咲いている状態」(どちらも標準語で「花が咲いている」)は同じものと認識されるのか。 もしこの違いを認識していないとしたら普段の生活で困るだろうし、英語を習うときに大変そうだ。 自分は九州の人間だからこれの確認のしようがないのだが。 実際のとこどうですか?東日本の人たち。
98 : >>97 日本語の動詞に未来形は無いが、 日本人に現在と未来の区別はつかないか? 日本語の名詞に単数複数の区別はないが、 日本人は数を数えられないか?
99 : 咲ぎはじまったぁ まんけーだぁ いっぺえさいだ もぉ花ぁおわりだ 以上
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