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2011年11月1期15: ぼくの かんがえた ロボット12ごうき (339) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼

ぼくの かんがえた ロボット12ごうき


1 :10/11/08 〜 最終レス :11/11/15
《限界ギリギリ ゲンカイザー》
ド根性高校生「突破(つき・やぶる)」が欠陥だらけのスーパーロボ「ゲンカイザー」に搭乗し、毎度降り掛かるさまざまな限界を突破しながら「皇帝リ・タイヤ」の軍勢と戦う物語。
『いくぜ! GENKAITOPPA!!』
つうことで君達も幼少のころ考えたロボットを思い切って晒してみないか?
前スレ
ぼくの かんがえた ロボット11ごうき
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1254662450/
そくろWEB(保管庫・SRCぼくロボ大戦・Bジェネ)
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/

2 :
wiki(SSまとめ、他未完)
ttp://www21.atwiki.jp/bokurobo/
今新たに考えたものや、昔考えたものを弄ったもの、
あらすじ・設定・SS・イラスト・音楽にゲーム、なんでもござれ。

3 :
どんな究極兵器でも|ミサイルが付いてるとそれだけで間抜けになるよね

4 :
乙カレードZ
利用者数的にこのスレが最後になりそうな悪寒

5 :
スレタイを変えて存続させるってどうですか?スーパーぼくロボット大戦とか

6 :
何度も同じようなことを言われているが、伸びるときは伸び、なんとなく生存し続けているのがこのスレだ

7 :
久々に未だ捨てきれないノート軍団を漁るか

8 :
案外早かった。
そこそこの会社に入って、半年。僕はその無難な人生をドロップアウトした。
業績も安定している商社だったが、春に入って秋には不完全燃焼をおこしてしまった。
周囲には気に入られていたし、仕事もすいすい覚えていったつもりだったけど、なんでだ
ろうか。
なにかと気にかけてくれていた部長に辞めますと朝礼の前に言っていた。
故郷<クニ>へは帰らなかった。生活するためだけに借りた借家で壁を眺める毎日が始ま
っていた。
自由になった解放感も無職になった不安感もなかった。
だが仕事もしないまま廃人となるのには抵抗があった。なにかのためになにかをするとい
う情熱は学生のころからあった。
ボランティアなど進んで参加していた。就職活動のためではなかった。やりたいからやっ
たんだ。それは楽しかった。
そうだ。商社の仕事に魅力がなかっただけだ。
ひと月壁を眺めたが、ある日ばっと目覚めるようにバイトを探した。焦燥や不安からでは
ない。
ただ、何かに呼びつけられたような感覚だった。
求人誌をめくるとある仕事が目に留まった。コンビニであった。ごく普通のコンビニだ。
そのコンビニが僕を呼びつけたのかもしれない。
24時間、年中無休で戦争を平和へ。
戦いを終結させる兵器を揃えております―
[コンビニエンスストア F&P<フリーダム&ピース>]
年齢・性別・その他もろもろ不問

9 :
人が宇宙に第二の大地を求めざるを得なくなってから、幾世紀かの経過。
ある日。
地球を知らない地球の子らは、ついに発見する。
それはA星とB星、小さいながらも人の定住が充分に望める二重惑星。
しかし。
A星はミミズに似た獰猛な巨大生物が支配。
B星は大変動により殆どの資源が滅び去った後であった。
そこで彼等が取った手段とは……
・セクターマシン
B星にも生物は存在していた。過去形。
それは昆虫のような外骨格をもつ巨大生物。
その堅牢さたるや、地の底に閉ざされ数百年の時を経てなお地球にあったいずれの物質より優れる。
彼等は朽ちた内蔵筋肉に代わり機械を用いることでこれに命を再び吹き込む。
なんのためか。
A星への侵略だ。

10 :
さて俺様の最強ロボ?を公開するぜえええ
(暗黒巨神機ディファルス・カイザー)
全高   5555km
重量   不明
動力源  巨大質量ブラックホール×1・小質量ブラックホール×4を内包
天の川銀河から6億5000万光年離れた場所にある
シャプレー超銀河団全域を支配している、暗黒帝国ディファルスの皇帝専用機
ダークフォルン族と呼ばれる、エネルギー生命体が帝国を牛耳っており
ダークフォルン族の族長が皇帝を務めている

11 :
↑イメージねw
http://imepita.jp/20101117/747650

12 :
よくあるゴテゴテ系の厨二ロボかと思ったらそう攻めてきたか。
いいセンスだ。

13 :
じゃあ俺も便乗して。
ttp://imepita.jp/20101118/439700
ハサミンガー
オービタルリング上からケーブルを使って降りてきては、相手を真っ二つにして戻っていく恐ろしいやつだ!

14 :
>>12
どうもです
簡素な奴しか描けないんですorz
>>13
良いなw
左腕のハサミが上手く融合してるが気に入った

15 :
ttp://imepita.jp/20101118/663960
これで最後にしときます

16 :
前スレ落ちたか

17 :
12月2日はゲンカイザー五周年プロジェクト
ttp://www.geocities.jp/acidsandlot/GenkaizerSRC.html

18 :
この年になってもね、懐古だとか考えてもね、やっぱり好きなんだよ。
つまりは最高だぜ、アンタ。

19 :
X・PLUS
ってタイトルの、「五人のパイロットが操縦するロボットが、毎回いろんな助っ人ゲストキャラと一緒に戦う物語」ってのはどうだろうか。

20 :
割と普通に戦隊モノっぽいスタンスじゃないか?
毎回やるってのをうまく話に組み込めれば面白いんだろうが。

21 :
投票前にスレが落ちるとは……
ともあれ>>1

22 :
敵集団が洗脳された身内で、
中盤に主人公が命と引換きえに子供の洗脳を解く

敵の支配からのがれたその子が新主人公になり物語が続く
って流れの作品がみたい。

23 :
このスレはリクエストに答える趣旨じゃないんだ
お前の作ったものを待ってるぞ

24 :
  ヘルダイバー
コンピュータ上に作り出された電脳空間は、技術の発展とともに融合と肥大化を繰り返す。
2504年、ついに電脳空間は全世界の全コンピュータと一つになり、超巨大ネットワークが完成する。
それは見方を変えれば現実世界を完全に取り込んだという事でもあった。
2508年、かつての日本首都であったトウキョウを中心に奇妙な事件が発生する。
実脳破壊事件。脳を擬似的にネットワークと接続する技術は200年も前からあったし、それによる事故もなかったワケではない。
しかし今回の事件の特異な点は、コンピュータにより脳波パターンから再現された「擬似人格」自体にはなんの問題もなく、干渉されるはずのない「現実の人間」の脳が破壊されているという点。
次々と増えていく事件の犠牲者。事態の重さにようやく気付いた電脳警察機構は、ついに秘密兵器を投入する。
ヘルダイバー。
史上最大のサイバーテロリスト、処刑されたその男の擬似人格から作られた究極のハッキングロボット。
廃棄されたはずのデータの集合エリア、現実には死んだはずの擬似人格たち。
地獄からの刺客が、新たな地獄へと突入する。
 ヘルダイバー/00ダイン
電脳空間だけに存在できる自律ロボ。
アバターとしての姿形は変幻自在に近いが、手・足・首に命令文が羅列されたリングが必ず巻きついている。
AIにはテロリストの人格が色濃く反映されているが、一部の記憶などは改竄されている。
実は電脳世界と現実世界は気付かないうちにとっくにひっくり返ってましたというオチ。
もっとも電脳世界側が現実というわけではなく、大本の現実世界が滅びしてしまった電脳世界が、自分の中に新たな電脳世界(=劇中で現実だと思われている世界)を作って代替にしていた。
これは人間を支配しようというものではなく、そもそも人間がいなくなった世界で取り残された擬似人格の集合意識が本能的に造り上げたもの。夢の中の夢。
ところが電脳世界を支えている巨大コンピュータが経年劣化で駄目になってきたため世界の再現維持が困難になり事件が起きた。
最終的に世界は消滅するが、擬似現実世界で生まれた新しい電脳世界が残る。

25 :
タイトルと簡単な設定だけ
デコイの翼は
・戦場で重要な機体の身代わりとして出撃する「デコイ部隊」。
スケープゴートとして終わる運命か、それとも・・・
悲劇系。
鋼猿伝
・超機動遊撃部隊「鋼猿隊<メタルハヌマン>」の戦い
鉄風!
・運び屋さんの話
トップギア!
・きめ台詞「ぶっ飛ばしていくぜ!」。バトルレース系。
星の海の仔どもたち
・宇宙に捨てたゴミが魔物となって地球に襲い掛かる。
それを迎撃する軍隊「フィルター」。そこに配属された天才少女。
純粋無垢な新人と周囲の人生ドラマ中心。

26 :
ロボット作品の設定づくり用のテンプレを考え中

27 :
>>26
頭悪いから困ってた
期待

28 :
>>27
結局かったるくて作んなかったぜ!

29 :
METAL VA_VER
極めて平凡な小学生ハルキは、大好きなおばあちゃんの家に向かっていた。
そこで突如襲いかかるのは3メートルはあろう巨大な鎧男達。
彼等はワイズバッグなるものを差し出せと迫るが、ハルキには覚えがない。
ならばと拷問を始めようとする男達。
その時――
太陽を背に飛来する一つの影、それは疾風のごとく。
鎧をいとも簡単に砕き、火花と中のケーブルとをまき散らす。
「METAL……VA_VER……」
その正体を認識した時には、鎧男最後の一人。
それも成す術なく、プラズマジェットに斬り捨てられた。
「大丈夫かい?」
鉛色したヘルメットのバイザーが上がると、そこにはおばあちゃんの笑顔があった。

30 :
Iボール、Fボール
インコム、ファンネルを内蔵装備した、ボール後継機。
本体も再設計され、ビームコートも施された。
敵を油断させるため、外見は初代ボールに一致させてある。
スーパーボール
Bディフェンダーという野球グローブ型アタッチメントを付けたボール。
最初はジオングの手のようなマニピュレータ型ビーム砲を装備する発想だったが、
開発の過程でなぜか野球グローブにボールを収める方にシフトしてしまった。
五連装大型指先ビーム砲と、上部、左右、後背に対する防御力を得られたが、
ボール本体に装備を施せないため、脱出ポッドが常時しているようなものと見なされ、
欠陥機として破棄される。

31 :
語幹特捜ゴジューオン
ゴジューオン
「言葉」と「存在」の繋がりを破壊できるスーパーロボット
必技はエネルギーを溜めたパンチなりキックなりで相手の名前から一文字打ち砕く「スペルブレイク」
名前を破壊された敵は世界とのよすがを失って消滅したり別のものになったりする。
ただし破壊できるのはカナだけなので、日本語で発音できない名前の敵は倒せない。
相上藍男(あいうえあいお)
ゴジューオンのパイロット。「いろは」という妹がいる。
「アイアムナンバーワン(出席番号的な意味で)!」

32 :
>>31
すげぇ面白そうだけど何やってもギャグになりそうだ

33 :
前回までのあらすじ
ゲンカイザーに似た敵、ゼンカイダーの集団が地球を襲った。
第28話「迫る臨界!その名はエクシード!!」
 記者会見。ゼンカイダー部隊の襲撃による混乱に対応するため、内閣はゲンカイザーに関する情報の一部を公表することを決めていた。
記者1「今回襲撃してきたメカはゲンカイザーによく似ていました。ゲンカイザーは以前異星人製のものだと
   いう噂が立ったことがありますが、実際どうなのですか?」
尽「……ゲンカイザーが地球で作られたものではないのは、事実です。」
記者2「では、そのパイロットも地球人ではないということですか?」
尽「そんな事はありませんっ!彼は、間違いなく地球人です!」
記者2「彼、ということは、パイロットの方は男性ということですか?」
尽「あ……そうです、男性です」
失言から余計な情報を漏らしてしまった。ちらりと舞台袖にいる新村秘書官を見やると、眉間に皺を寄せている。
記者3「今回の襲撃では、ゲンカイザーがまともな戦闘を行っていなかったように見えましたが、やはり
    何か敵との関係が?」
尽「あるわけ無いでしょう!?戦闘にならなかったのは敵が逃げ回ったからじゃないですか!」
記者3「しかし、敵がゲンカイザーからだけ逃げ回ったのは……」
尽「いい加減にしてください!それだけの事で、彼の今までの戦いが嘘になるとでも言うんですか!?」
『しかし、敵がゲンカイザーからだけ逃げ回ったのは……』
『いい加減にしてください!それだけの事で、彼の今までの戦いが嘘になるとでも言うんですか!?』
「参ったな、完全にクロ扱いだぜ」
リモコンでTVを消し、ダンが洩らした。
『ほとぼりが――今度は長くなるかも知れないが――冷めるまで、テッケン達に頑張ってもらうしかないな。
 ちょうど今、ヨユウダーのコンピュータから興味深いデータが見つかってな。解析に専念させたいのだ』
通信ごしに話しているのは秀一だ。
益子「興味深いデータって、何です?」
秀一『ゲンカイザーの設計図だ。完全とはいかなくとも、いくらかは『本来の姿』に近づけられるかも
   知れない』
南極で発見された異星のメカ、ゲンカイザーは現在、あくまで地球人にわかる範囲での修復が行われて運用されている状態である。本来の性能はいまだ、未知数。
ダン「なるほど。今の状況なら、そっちを優先するのもいいかもな。ヤブルはどう思……おい、ヤブル」
ヤブル「……ちょっと俺、上の掃除にでも行ってくるわ」
益子「ヤブルくん……」

34 :
フ・カノー「ゲンカイザーは操縦者の精神をエネルギーにするウツノイド。突破の心を掻き乱せば、その力は
      激減します」
皇帝リ・タイアが満足げに頷きかけたそのとき。
「あのゲンカイザーを操る者の精神が、それほど脆いとは思えんが」
カツーン、カツーン、カツーン。
硬い足音を響かせながら入室してきたのは、一人の仮面の武人。
フ・カノー「貴様は!」
その武人、エクシードは皇帝の前までくると跪き、頭を垂れる。
リ・タイア「エクシード。そうか、千日間の拘禁、今日までであったな」
エクシード「ゲンカイザー。一度手合わせしてみたく存じます」
フ・カノー「ふざけるな!指揮官は俺だ、まして今は作戦の最中!」
エクシード「……」
リ・タイア「よかろう。ゆくがいいエクシード。だが、遊びが過ぎるなよ?」
エクシード「有り難う御座います」
再び足音を響かせ退室していくエクシードを、横目で見送るフ・カノー。
「陛下、これはどういう……」
「余は、誰でも構わんのだよ。無限の力の可能性を摘むことができるなら、誰でもな」
リ・タイアの目がフ・カノーをじろりと睨む。
フ・カノー「ク……では、私はアキラーメ砲の改造に着手致しましょう。今のままでは威力がありすぎて
      使い所が限られますからな」
リ・タイア「ほう、面白い。許可しよう」
フ・カノー「エクシードめが戻るまでに、試射までこぎつけて見せましょうぞ」
 ギリギリ遊園地の外壁には既に「人類の敵」「出ていけ」などの心無い落書きがされている。
ゲンカイザーの基地がこの遊園地であることは公には発表されていないが、カイザーマシンが敷地内に堂々と飾られているほどだ。近隣の住民には周知の事実である。
つまり、この落書きをしたのは近所の顔見知りだということになる。
ヤブル「落書きも早いとこ消さないとな……」
箒とちり取りを持って外に出ると、即座に空き缶が飛んできてヤブルの頭にぶつかった。
「出てけよこのスパイ野郎!」
ヤブル「……痛ぇなぁ」
呟きながら転がった缶を拾い、投げた男の方を見る。それだけだったが、男は怯んだようだった。
「ひ……助けてくれぇ!」
叫びながら男は走り去った。
ヤブル「まったく……」

35 :
益子「司令、降下してくる物体があります。これは、ウツノイドなの?微弱なダウナー線を感知」
ダン「……この波形、ゲンカイザーにそっくりだな」
益子「どういう意味です?」
ダン「いや、わからんが」
『何ブツブツ言ってんだ!どうせ敵で、出られんのは俺だけなんだろ!?』
テッケンが通信に割り込んできた。
秀一『この場合に限っては、最も建設的な意見だろう。すまないテッケン、よろしく頼む』
テッケン『おう!』
 ゲンカイザー基地が感知した物体、それはエクシードの駆るウツノイド、リンカイオーだった!
リンカイオーが地上に降り立ち、驚いた人々が逃げ惑う。
エクシード「さて、どうすればゲンカイザーは呼び出せるのかな?」
テッケン「そこまでだぜ、ゲンカイザーの偽物!」
スーパーテッケンオーが駆けつけた!
エクシード「地球のロボットに用は無い。俺の狙いは……ほう」
テッケン「こいつ、前のうじゃうじゃいた連中とは、違う」
エクシード「できる相手と見た。地球のロボットよ、名は?」
テッケン「俺の名は鉄野拳児、こいつはテッケンオーだ!」
エクシード「エクシード、リンカイオー参る……!」

36 :
 ヤブルは遊園地内を掃除していた。ジェットコースター、観覧車と、遊具の周りを丁寧に箒で掃く。落ちているのは枯葉ばかりで、ゴミは少ない。入場客が激減したからだ。
続いてコーヒーカップ、そしてカイザーマシンの周りを掃いていると、益子が走ってやってきた。
益子「ヤブルくん、ここにいたの……」
ヤブル「おいおい益子さん、制服のままこっちに出てきちゃダメだよ……って、客なんか一人もいねぇけどな
!」
益子「ヤブルくん、大丈夫……?なんだか、ヤブルくんらしくないよ?」
ヤブル「何言ってんだよ、俺が俺以外の何になるってんだ!で、どうしたんだよ?」
益子「それが……テッケンオーが負けたわ」
ヤブル「!」
益子「敵はカイザータイプ、この間とは別のタイプが、1機だけ」
ヤブル「一騎打ちで、テッケンが負けたって……?」
益子「ヤブルくん、いける?コンディションが悪いなら……」
ヤブル「いいんだな?」
益子「え?」
ヤブル「俺が出てもいいんだな?テッケンを倒すような相手じゃ、他に手はないもんな!」
目が輝きだしている。ヤブルは箒とちり取りを益子に押し付けると、
「じゃ、後頼むぜ!トップ・イン!」
ハッサン、リンカーを連れカイザートッパーで飛び立っていった。
益子「やっぱりヤブルくんは、ヤブルくんだよね……?」
到着したゲンカイザー、ヤブルの見たものは、翼をもがれたロザリウスと、無残に破壊されたテッケンオーだった。
ヤブル「テッケン!乙女さん!」
乙女「私は大丈夫。翼をやられただけですわ。でも、拳児くんが……」
テッケン「う……すまねえ、負けちまった」
テッケンの声は苦痛と屈辱にまみれてはいたが、どこか満足げであった。
エクシード「待ちわびたぞ、ゲンカイザー」
リンカイオーがゲンカイザーを睨め上げる。その眼が笑うように光る。
テッケン「気をつけろ、こいつは、お前に似ている」

37 :
ヤブル・エクシード「「うおおおおおおおおっ!!」」
それぞれ最初の一撃が互いの顔面にヒットした!だが、派手に弾き飛ばされたゲンカイザーに対し、リンカイオーはその場に踏みとどまっている。
ヤブル「くっ、さすがにテッケンを倒しただけのことはあるぜ!」
エクシード「この気迫……いいぞ、突破!」
ヤブル「なめんなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ゲンカイザーが再び飛びかかるものの、攻撃は軽くいなされ手痛い反撃を受ける。そんな攻防が何度か繰り返され。
エクシード「技量はテッケンオーの方が上か。なのに何なのだろうなこの高揚感は。楽しくてたまらんぞ、
      ゲンカイザー!」
ヤブル「ハァ、ハァ、ハァ……何なんだこの感じは……?」
益子「司令、ヤブルくんのやる気がぐんぐん下がっています!」
ダン「ああ、何か変だ。ヤブル、どうしたんだ!?」
テッケン『ダン、こっちの映像を回す。ちょっと見てみろ』
司令室のディスプレイに映る映像がゲンカイザー視点のものからテッケンオーのものに変わった。
ゲンカイザーとリンカイオーの闘いが傍目から確認できる。
益子「そんな、完全に腰が引けちゃってる!」
ダン「……やる気低下の原因は、恐怖か」
益子「嘘。ヤブルくんに限って……」
エクシード『どうした突破、気が削がれたか。集中しろ!』
じいちゃん「これは……この声、あの動き、まるで……」
ダン「じいさん、心当たりがあるのか?」
じいちゃん「バカな、あいつは確かに死んだはずだ……」
ダンの問いも耳に入らない様子で、じいちゃんは顔を真っ青にして司令室から出ていった。
ダン(じいさんが知っている、死んだはずの男?そしてヤブルの恐怖……まさかな)
益子「司令、ボーっとしてないでヤブルくんにアドバイスを」
ダン「ぬう……無理だ!がんばれヤブル!気合で何とかしろ!!」
益子「そんな〜!」

38 :
ヤブル「くそっ、何でだ、ぜんぜん力が入らねえ。うおああああああっ!」
叫びでごまかしながら繰り出したゲンカイザーのパンチを、リンカイオーはもはやかわそうとすらしなかった。直立したままゲンカイザーの攻撃を受け、平然としている。
エクシード「本調子ではないようだな。まさかフ・カノーの目論見どおり、心を掻き乱されている訳でも
      あるまい?」
ヤブル「そいつは……どういう意味だ?」
エクシード「フ・カノーはゼンカイダーを使い、地球人の不信を煽ってお前を追いつめた。そこまでは計算
      どおりに運んだのだろう。それから、お前はどうした?奴の目論見どおりに心に傷を受け、
      力を発揮できなくなったのか?」
ヤブル「……だったらどうだってんだよ」
エクシード「……落胆した」
ヤブル「なに?」
エクシード「ゲンカイザーは我が愛機リンカイオーをプロトタイプとした、いわば息子ともいえる機体だ。
      その選んだ者が、そんな小賢しい手に乗るような男とはな。リンカイオーも嘆いておるわ」
ヤブル「うるせえ……じいちゃんと父さんが作った遊園地をあんなふうに汚されて、平気でいろっていうの
    かよ」
エクシード「くだらねえ!」
ヤブル「!?」
エクシード「祖父と父が作った?そんな古くせえもんのためにお前は戦えねえってのか?ちっちぇえなぁ!」
ヤブル「な・ん・だ・と……?」
エクシード「!?」
それは一瞬だった。ゲンカイザーはものすごいスピードでリンカイオーに殴りかかっていた。さしものエクシードも対しきれず、限界拳がリンカイオーを捉えようとした最後の刹那。
ヤブル「……………か………はっ……」
天から降りた光の柱が、ゲンカイザーを貫いて大地に突き刺さっていた。
フ・カノー「俺が、俺がゲンカイザーを弱らせたのだ。今更エクシードなどに渡すものか。皇帝の寵愛を
      受けるのは、この俺なのだ!」

39 :
ビームに貫かれたゲンカイザーはすぐさま爆発し、四散した。その突然の出来事に、エクシードも茫然としている。
『ヤブル!ヤブルゥッ!!』
『ヤブルさん、そんな……いやぁぁぁぁぁっ!!』
エクシード「……勝負は預けた」
仲間たちの悲痛な叫びを背に、リンカイオーは帰還していった。
記者「外務相とは、どんなお話を」
尽「異星人の侵攻に対する諸外国、特に米国との連携方策について。それから円安への……」
参内「総理」
後ろで携帯に出ていた参内が尽の隣に入り、耳打ちした。
尽「何ですって!?……たった今、情報が入りました……ゲンカイザーが、戦闘中に上空からのビーム攻撃
  を受け、大破……」
外務大臣との会談の取材に来た記者たちなら、この件の担当ではあるまい。だが当然個人的な興味はあるようで、一堂はざわめいた。
尽「……くそっ、チクショォォォォォォォォッ!!」
民荷尽のこの叫びは、夕刊各紙の一面を飾った。(次回はいったいいつになるんだろう)

40 :
さて、ものすごい間が空いてしまいました、ぼくロボWHです。
他のことに現を抜かしていたというのもあるんですが、今回は壁が二つありまして。
一つ、「引き」のために撒いた伏線がぶつかり合って展開が詰んだ。
もうしょうがないと開き直ってなんとか越えました。出来が悪いと言われたらもうしょうがないんです。
二つ、初といっていい原作再現エピソードだったこと。
今まで原作と同じ内容の回はダイジェストで済ませてたんですよね。しかし今回は重要な話であり、書かないわけにもいかない。
とはいえスパロボと違い媒体まで原作と同じである本作、原作をそのままなぞっても仕方がない。
で、結局。「話の運びがまったく同じなのに無意味に別の話になっている」ことに。原作と言われたらもうしょうがないんです。
では、またいつか

41 :
いや、これはこれでニヤニヤできた。乙だぜ

42 :
ま……まだやっていたのかゲンカイザー!!
原案レスをポットリ落とした俺が通るぜ
もうあれから5年も経つのかー……

43 :
規制されてて書き込めなかったユンガーの人です。初めての人も忘れた人もいると思いますがこれからもどうぞご贔屓に。それじゃー第4話いってみよ〜!
行け!!ユンガー50
4話「銭湯の戦闘」
前回までのお話
涼介
「明日から天国だぜ!」
戦闘後
涼介
「明日から地獄だぜ…」
十束家の食卓とみんなの平和を守れ!ユンガー50
源三郎
「銭湯って言うのはな、男の戦場なんだ涼介」
俺は今顔馴染みの銭湯『心の湯』にきている。戦士の束の間の休息という奴だ。
俺もユンガーのパイロットになってすっかり有名人になった。
だもんで顔パスでいけるかなって思って番台素通りで行こうと思ったら―――
源三郎
「この番台を素通りして、風呂に入ろうたぁいい度胸してやがる」
涼介
「ほら、有名人になったし。タダで入らしてくれるかなーって…」
源三郎
「はぁー…、アタタタタタタタタ!!ホォタア!!」
涼介
「あべし!」
源三郎
「例え○ョニー・デップでも、例え○ディー・ガガでも。何人たりとも湯代を払わずして門をくぐることはできん!」
案の定源さんにボッコボコにされた。
人生そんなに甘く行かないよね。
源さんは昔気質で職人肌だ、そんな人は決まって頑固一徹と相場が決まっている。
オヤジがそうだからだ。

44 :
涼介
「源さん、話はもういいでしょ?これ以上浸かってたらのぼせちゃうよ」
源三郎
「バッキャロウ!!限界を迎えても。あれ?これまだいける、と思えたらまだまだいけるもんなんだ」
涼介
「生命の限界迎えちゃうよ…」
アキラ
『情けないわね、男のくせに』
壁一枚の向こうからアキラの声が聞こえた。
そう、アキラも一緒に心の湯に来ているのだ。
俺は壁をよじ登り女湯を覗いた。
涼介
「男湯の温度はな、そっちより熱く設定されてんの!」
アキラ
「な、な、なにやってんのよおおおおおお!!」
涼介
「そんな薄っぺらいのになに気にしてんだよ」
その瞬間桶という桶が俺の顔面めがけて飛んできた。
涼介
「あだ、あだ、う、うあああああ!」
俺は壁の頂上から真っ逆様、おかげで頭上でお星様が回っている。
源三郎
「よくやった涼介、覗きは銭湯の醍醐味だ!」
涼介
「や、注意しないんかい!?」
戦場とはこういうことだったのかな?…

45 :
銭湯からの帰り際アキラは不機嫌極まりなかった。
ま、そりゃあそうだよな。
今回ばっかりは俺が悪いってことでご機嫌とりに勤しむことにした。
涼介
「なあ悪かったって、小さいときは一緒に入ってたんだし別にいいだろ?」
アキラ
「…」
涼介
「それにあの頃よりはほんのちょっと大きくなってたと思うぞ」
ピクッと立ち止まりゆっくり振り向いたアキラ、その顔は満面の笑みだった。
と言うことは許してくれたのか?
アキラ
「サイッッテー!」
…悪化した。
これ以上なんか言ったら顔面にパンチが飛んできそうなのでやめとこう。
と、ここで俺が有名人になった実感がわく出来事が。
青年A
「あー!君ってユンガー50のパイロットじゃない?」
青年B
「握手してくれ!」
涼介
「まいったな」
青年A
「頑張れよ、応援してるから!」
ギャルA
「あれユなんとかの子じゃね?」
涼介
「ユンガー50です」
ギャルB
「まじで!?ウケるwてか写メとろーよ」
ギャルC
「てゆーか結構可愛いじゃん」
道行く人々が俺を期待の声と尊敬の眼差しで迎えてくれる、これが有名人ってやつか。
涼介
「なっハッハッハ!」
アキラ
「…」

46 :
家まで後少しという所でオヤジがすっ飛んで来た。と言うことはつまり―――
工造
「涼介、バケモノがでたぞ!」
涼介
「でやがったか、すぐでられるのか?オヤジ」
工造
「それが今回は少しばかり勝手が違うんだ、とにかく家に行くぞ」
涼介
「アキラ!お前は避難していろ」
アキラ
「りょ、涼介…もう」
俺はアキラをその場に残し家へ急いだ、今思うと何故アキラを連れて行かなかったのか?後になって後悔する事になるのだった。
家についた俺はオヤジに促されるままテレビを見た。
そこにはこの町の上空三千メートル以上もの高さに飛んでいる鳥の形をしたバケモノの姿があった。
涼介
「こんな高いとこにいたら戦えねぇ」
工造
「そう言うことだ、こっちも空を飛ばない限り倒すことは不可能だ」
涼介
「じゃどうすれば…」
工造
「安心しろ、幸い遠距離の敵に備えて狙撃兵器を造っていたんだが」
涼介
「だが?」
工造
「砲身がまだ完成してない」
涼介
「あちゃー!」
工造
「なにか代用できるものがあればいいんだが」
涼介
「んー…あ!あれがあるじゃん!!」
工造
「あれ?」

47 :
俺は今さっき来た道を引き返し、心の湯に到着した。
あるものを貸して貰うために。
源三郎
「なんだ、忘れ物か涼介?」
涼介
「源さん、煙突貸してくれ!」
源三郎
「なんだと!?」
涼介
「テレビ見ただろ?この町の空にバケモノがいるんだ、そいつを撃ち落とすには町一番のでっかい筒がいるんだ!お願い源さん」
源三郎
「うーむ、よっしゃ!持ってけ!」
涼介
「いいの?あれがなくなったら銭湯が」
源三郎
「煙突がなくなる前にこの町がなくなれば本末転倒だ、それになくなりはせん。お前が使うんだからな」
涼介
「げ、源さん!!」
俺は源さんの信頼に応えるためにも、この町を守るためにもバケモノを倒す!
こうして借りた煙突をトラックで家の工場に運んで急ピッチで作業に取りかかった。
殆ど完成していたからそれ程時間はかからなかった。
そして出来上がったのがユンガー・マネー・ホットウォーター・バスターだ!砲身が長いだけあって名前も長い、なんちゃって。
とにかく、こいつは名前負けしない物凄い武器だぜ。
なんてったって源さんの熱い魂も篭もってるからな。
俺は新兵器を携え出撃した。

48 :
工造
『前回の戦闘を踏まえ、ヘルメットを作っておいた。お前の操縦じゃ危なっかしくてしかたがねえや』
涼介
「サンキューオヤジ!」
これか、なかなかイカしてんじゃん。
俺は操縦席の脇にあるヘルメットかぶった。
工造
『いいか?一撃でしとめろよ?あと頼むから無傷で倒してくれよ』
涼介
「誰に言ってんだオヤジ?」
工造
『ふん!いっちょ前なこと言いやがって、ユンガーGO!』
外にでた俺はオヤジの指示を受けながらスナイパースコープでバケモノの位置を把握した。
そしてロックオン、後は狙いを定めて引き金を引くだけ。
涼介
「こいつを食らいやがれ!ユンガー・マネー・ホットウォーター・バスタァーーー!!!」
バケモノ
「ギャーーースッ!!」
バケモノはひらりとかわし、お返しとばかりに羽を飛ばしてきた。
その羽は鋼鉄の弾丸となりユンガーに襲いかかる。
俺はそれを間一髪で避けることに成功、煙突しょってるから動くのにも一苦労だぜ。
涼介
「ふぅー、危なかった」
工造
『バカヤロウ!一撃でしとめろって言っただろうが!』
涼介
「次は当てるって、…ん?」

49 :
俺はユンガーの足元に逃げ遅れたアキラを発見した。
涼介
「お前そんなとこでなにやってんだよ!?」
アキラ
「あんたが心配だから、来たんでしょ」
涼介
「逃げろっていったろ!」
そうこうしてる内に第二波の攻撃が飛んできた。
涼介
「く、危ない!」
アキラ
「キャーーー!!」
ドゴォォォォオオ!!
涼介
「大丈夫かアキラ?」
アキラ
「涼介、…うん」
俺はユンガーでアキラを覆い被さり盾となった。
ユンガーの背中には無数の羽が突き刺さっている。
アキラを非難させようにもここは家の近くの河川敷、アキラを家に連れて行く暇はない。
仕方なくコクピットにアキラを入れることにした。
涼介
「何で言うこと聞かなかったんだよ!?」
アキラ
「あ、あんたが心配だったから」
涼介
「逆にこっちが心配したぜ!最近お前なんかおかしいぞ」
アキラ
「おかしくなんかない」
涼介
「じゃあなんでそんな冷たい態度なんだよ!」
アキラ
「私は、私は…」ポロポロ

50 :
あ、あっちゃー。
泣かせちまった、昔っから女の子の涙と母ちゃんの説教は苦手なんだよなぁ…
涼介
「胸のことなら謝るから、な?このとうり」
アキラ
「私はそんな事で怒ってるんじゃない!」
涼介
「え、違うの?」
アキラ
「あんたが最近ちやほやされて調子乗ってるから、うっ…うっ………」
涼介
「…ごめん」
アキラ
「別にちやほやされるのはいい、私昨日町で聞いたの。ユンガーのせいで家を滅茶苦茶にされたとか、ユンガーが助けてくれなかったから娘が怪我したとか…」
涼介
「え…!?」
アキラ
「私それ聞いて無性に腹が立った、でもこれはあんたが有名になるにつれて、戦うことでもっと増えると思ったら私…。あんたこうなること考えたことあんの!?」
涼介
「それは…」
確かに、俺は有名になることで少し調子に乗ってたかも。
俺のやってることは必ずしも正しいことじゃないかもしれない、ただの自己満足なのかもしれない。
町の被害や守れなかった人のことを考えもしなかった。
アキラ
「それだけじゃない、あんたが前の戦いでケガしたとき心臓が止まるかもって思った。もうあんな思いするの私はごめんよ!!」
涼介
「…アキラ」

51 :
こんな時どうすればいいかわからない、ただアキラに泣いてほしくないってことは確かなことだ。
俺が戦って誰かが傷つくなら俺はもう戦わない方がいいのかもしれない。
だけど、だけど!
バッ!
涼介
「俺は負けないぜ。ちゃ、ちゃんとお前を守ってやっからよ」
アキラ
「涼…介………」
所謂一つのハグってやつだな、ちっさいときからアキラはこうしたら泣き止んでくれたんだ。
アキラ
「バカ!スーパーバカ!!あーもう心配して損した」
涼介
「あははは…」
工造
『お二人さん、いいとこじゃまして悪いんだけどよ。空の上にいるやつなんとかしてくれねえかな?』
涼介
「よっしゃ、じゃあ仕切り直しといきますか?」
アキラ
「絶対勝ちなさいよ!涼介」
涼介
「おう!」
俺は再びバケモノに照準をセットした、さっきはロックオンをしたたまま撃ったから外したんだ。
風向きや奴の行動を計算して撃たなきゃだめだ。
俺はあえてロックオンせず、奴の上方を狙った。
今度は何故か当たる自信しかなかった、根拠はないが次は当てる!

52 :
涼介
「いっくぜえええ!!ユンガー・マネー・ホットウォーター・バスタァーーー!!!」
ドゴォォォオオ!!
見事命中、奴の腹に風穴を開けてやったぜ。
バケモノはゆっくり落下しながら徐々に空で燃え尽きた。
バタッ!
涼介
「アキラ?おいアキラ!!アキラァーーー!!」

53 :
春平
「もう大丈夫、心配かけてすまなかったね涼介君」
俺はあの後倒れたアキラを青海病院に連れて行った、アキラの家は病院の自営業をしている。
俺もよくお世話になってる。
アキラはケガしていたらしく疲労も相まって倒れたんだそうだ。
俺は病室にいるアキラにお見舞いしにいった。
アキラ
「なんて顔してんのよ」
涼介
「俺はお前に合わせる顔がねえ」
アキラ
「これは私の自業自得だし、たいしたことなかったんだから」
涼介
「本当に悪かった」
アキラ
「バカ…」
俺は今回自分の無力を痛感させられた。
テレビアニメのヒーローはカッコ良く勝って万事解決、でも現実はそう簡単に上手くいかないよな。
幼なじみ一人守れないんじゃヒーロー失格だぜ。
自覚が足りなかったみたいだ。
戦う者の自覚が…。

54 :
それから一日立って、煙突を源さんのもとに返しにいくことにした。
流石に煙突返さないとマズいだろ。
と、なぜか心の湯はすごい人だかりができていた。
源三郎
「よう、涼介。お前のおかげですげぇ商売繁盛だ。お前は特別タダで入れてやらぁ」
すげー現金だなぁ…
騒ぎに駆けつけたテレビ局のリポーターが俺にインタビューしてきた。
ちょっと前の俺なら浮かれ気分で答えてたけど今は違う。
リポーター
「この町のヒーロー、あのユンガー50のパイロット十束 涼介君です、カメラに向かって何か一言お願いします!」
涼介
「…ごめんなさい!」
リポーター
「ふえ?」
涼介
「守りきれなかった人や、俺のせいで家を壊してしまった人。すいませんでした!だけど、俺は約束します、絶対負けないって』
ピッ

「―――以上がユンガーのパイロットの調査結果です、首相」
首相
「…」

「私はこれ以上彼だけに任せるのはいささか危険だと判断しました。よって我が社のプロジェクトを推進させたいと思います」
首相
「わかった、早急に手を打ってくれたまえ。次にあの謎の生物についてわかったことはないかね?」

「ええ、判明したことがいくつか。彼らは未知の細胞で生成されていて驚くことに全ての数値においてマイナスを示しています。よってこれからはこの怪獣のことを『マイナス獣』と呼称することに決定しました」
続く

55 :
ニヤニヤしてしまう

56 :
ぼくロボWHの人、ユンガーの人、それぞれ乙です。
そして前スレの投票しそこなった分、いま書いておく!
たとえ無効票でも作者さんに届けばいい!
<一般> 〜この投票は私の独断と偏見以外の何物にも基づいておりません〜
>166 『勧善懲悪ダンザイン』
とにかくネーミングセンスの妙。断罪員……なんてカッコいい駄洒落なんだ……。
なぜか弐瓶勉デザインでイメージされたのは世界観のダークさからか。
どんなエピソードがあるかだけでも知りたいと思った。
>192-193 『合金貴族 エクセレンダー』
設定だけで既に魅力的なキャラクター。地味に凄い。どういうことだ。
基本的にコミカルなノリになりそうだけど、一回ぐらいシリアスなノリで
成層圏までそびえ立つアルマの鼻っ柱がブチ折れる話が見たいかも……
というのは私がだからであろうか!?
>245 『スクランブラー・ケイオス』
設定はカオス(この場合ケイオスと言うべきであろうか)そのものながら
因果律歪曲事件そのものや、消えた少女などの謎が気になり過ぎて生きてるのが辛い。
この壮大なヒロイック・サーガ(?)がどう展開し、どこに着地するのか?
その想像力と創造力、5%でいいから分けてくれ。
<SS>
>263他 『桜華絢爛ベルフェリオン』
デイブレイカーと迷ったのだけれど……
自分がSS書く時に参考にさせてもらったこともあり、こちらに。
掛け合いのテンポが良く、シリアスとギャグの取り混ぜ方は見習いたいところ。
あと陣。なんと言ってもこれ。状況説明と戦闘描写と心情の言葉選び、
そのバランス感覚はたぶん書き手の天稟なんだろう。羨ましい限り。
<総合>
>148 『ハマルタ機械黙示録』
11号機における隠れた良作、だと個人的には思っている逸品。
迸るセンス・オブ・ワンダーにSF者見習いとして食いつかないわけにはいかない。
精緻でありながら本編に出てくる部分はシンプルにまとめられた設定が秀逸。
これは是非何らかの形でビジュアルを見たい。そして想像を絶する異界に圧倒されたい。
余談ながら、“機械”には何か特別な読み方があるのだろうか?
<選外> ←投票枠から惜しくも漏れた作品たちへ
>78他 『火龍震天 バクロンザー』
世界観とネーミングセンスがいい。設定作り慣れてると見た。
>93 『カミヤドリ』
人物・組織の設定が好み。メカが物語にどう絡んでくるのかもっと知りたいところ。
>110 『鋼鉄戦姫ウィクトリア』
これまた設定作りに熟れている感じ。ドラマの片鱗を見せてくれているのがグッド。
>412 『アクマな掟』
とりあえず深夜アニメで見たくなった。あと“マーズ・ポット”がツボ。
>414 『スクラップ・マスター』
カッコ付きの固有名詞がクール。ええ、韻踏んでるの大好きです。
>462 『マクロマシン』
SFに通じた人の書いた設定、という印象。抜粋形式いいじゃない。
>464他 『サラリーマン機族デイブレイカー』
脳内アニメ再生可能。やだ……カッコいい……。
シリーズ化してくれた暁には、サンライズ号はADAに匹敵する萌えキャラとなる
ポテンシャルを秘めているのではないかと思う。レオ=ステンバック量産の危機。
こういう洒脱な文章を書いてみたいものだなあ。
まさかここまで嗜好がモロに出るとは……長々とすみませんでした。
さて、またぞろ規制が始まるまでに私も投下せねば。

57 :
いつの間にやら規制解除されてた。皆さん乙です。
そしてこのままだとお蔵入りしそうだから書きかけだが晒してしまおう。共闘もの予定SS。
キャラ崩壊とかしてるかも。あと大戦じゃなくて大決戦なんで設定のクロスオーバーとかはあんまり期待しないでくださいな

58 :
いつもと同じような朝、いつもと同じ平和な毎日。
だが、突如としてその平和は崩れ去った。
次元からの侵略者によって町は焼かれ、人々は嘆き、脅えそして逃げ惑う。
平和な日常は一変して地獄絵図と化してしまった。
ぼくのかんがえたロボット大決戦!
「くっそぉぉ……」
上空から雨あられのようにレーザーをばら撒く円盤軍に対して少年は力なくつぶやいた。
彼はこの町に住む、何処にでも居るようなありふれた少年だった。
今日という日に、両親の偶の休日に、胸を躍らせていた。今日は遊園地へと連れて行ってもらえるはずだったのだ。
だが、少年の楽しみは突如として訪れた来訪者たちによって粉々に粉砕されてしまった。
侵略者の襲来により次々と建物が破壊される中、町中に避難警報が出された。
両親たちは少年の手をとり、避難場所に指定された地下シェルターへと向かった。
だが、両親たちと地下シェルターへと逃げ込む途中、思い出したように両親の手を払い、少年は踵を返し家へと走った。
炎と黒煙の上がる中、少年は家へと向かった。家への通路は無残にも破壊されつくしていたものの、家付近はいまだ手付かずの状態であったる
少年は扉を開けると靴を脱ぐ暇も惜しみ二階にある自らの部屋へと向かった。
階段を駆け上がり、部屋への扉を開ける。綺麗に整理された部屋を見渡しベッドへと駆け寄る。
そして枕もとよりなにかを取り出すと、急いで今来た通路を駆け出した。
階段を段飛ばしで駆け下り開け放した扉を抜ける。少年が家を出た瞬間、閃光が走り家が爆炎を発した。
危機一髪。少年はしばし燃え上がる家を眺めたが、頭を振る両親の待つ地下シェルターへと駆け出した。
シェルターへと向かう最中、町の惨状を嫌というほど目にした。
少年の日常が音を立て崩壊していく。理不尽な侵略者たちに少年の拳に力が入る。
だが、自分は何もできない。その現実にふと拳の中の物へと目をやる。
少年が危険を冒してまで取りに戻った物……それは手垢がつき、塗装は所々剥げたボロボロの人形だった。
テレビアニメに登場する巨大ロボット。何年も遊んだせいでもはや当初の綺麗な面影を留めていないが、
少年にとっては宝物だった。正義を信じ、弱気を助け悪を挫く。無敵のヒーローは少年の憧れであった。
他の子供たちはそんな少年を「子供っぽい」「アニメなんて所詮作り話だ」と馬鹿にした。
それでもこのロボットは少年にとっての唯一無二のヒーローなのだ。
「こんなときこそ、助けに来てくれたらなぁ……」拳の中の人形へと思いをはせた。
その時だ。少年の耳に不快感を煽る嫌な音が飛び込んできた。空を覆う円盤の飛行音。
さきほど我が家が爆破されたように、とうとうこの辺りにまで魔の手が伸びてきたのだ。
慌てた少年が逃げだそうと駆け出した瞬間、吹き飛んだ建物の破片に足をとられてしまった。
「あっ!」駆け出した勢いそのままに、少年は地面へと転げだした。
膝小僧には擦り傷ができ血が流れ出る。膝の痛みに少年が顔をゆがめる。
痛みを堪え立ち上がった少年の付近で爆発が起こった。円盤の一機が少年に気づいたのだ。
爆発の勢いで再び地面を転がる少年、今度は額を擦りむきそこからも血を流した。
円盤は少年自体を狙わず、弄ぶかのように少年の付近ばかりを狙ってレーザーを発射した。
「あぐぅ、くそっ……このままじゃ、されるっ」
全身傷だらけになりながら少年が喘いだ。自然と手に持った人形へと力が入る。
少年は祈った。理不尽な侵略者を、理不尽な暴力を排する存在を。
獲物が動きを止めたのに気づいたのか、獲物に止めをさそうと円盤よりレーザーが発射された。
レーザーは確実に少年の胸を捉えていた。迫りくるレーザーに少年は目を瞑り、人形を胸に抱きしめた。
少年は死を覚悟した。

59 :

……レーザーはたしかに少年を貫くはずだった。だが一向に痛みも衝撃も来ない。
少年は恐る恐るを目を開け、映った光景に驚愕した。
巨大な拳、それが自分を優しく包んでいる。まるでレーザーから庇うように。
少年は視線を上方へと向けた。そこには黒金色のボディを燃えるような赤い装甲で包んだロボットがいた。
「……大丈夫か?」
黒と赤のロボットから声が聞こえた。力強い意思を感じさせる声だ。
「うんっ!」少年の返答に黒と赤のロボットは頷くと地下シェルターの方角を指差した。
行け……ということなのだろう。「……ありがとう!」少年は律儀に頭を下げると地下シェルターの方角へと走り出した。
少年の姿が見えなくなるのを確認すると、黒と赤のロボットは円盤の方へと向き直った。その背中は少年を庇っている間受けたレーザーでボロボロだった。
円盤も巨大ロボットの出現に驚いたのか、いつの間にか増援を呼んでいた。合わせてその数20機。
「男なら……常に限界突破を目指せ……ってな」黒とか赤のロボットのパイロットが呟き、そして叫んだ。
「行くぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!ゲェェェェェェェンカァァァァァイザァァァァァァァァァァァ!!」
つづく
書き忘れたけどオリ敵注意とかいれといたほうがよかったかな
いつも日常シーンで挫折してるからじゃあ本編丸々戦闘シーンなら良いんじゃねとか思ったら
結局つなぎのシーンで苦戦するという……

60 :
続々とSSが復活してさらには新作……なんという胸熱

61 :
まだだ、まだ終わらんよ…!
このスレ

62 :
>>58-59
投下乙!
クロスオーバーに期待するなって、そりゃあ……無理というもの(キリッ
EP2(になるのだろうか)の投下、お待ちしてますよ。

63 :
正月をテーマにした短編SSつくってみようかな?

64 :
あ、ユンガーのです

65 :
突破「今年の正月も限界突破だ!!」
秀一「結果がよければいいがな」
益子「今年は冷えるようですから、皆さん気をつけてくださいね!」
赤井「俺たちの明日はどっちだやぶるぅう!!!」

66 :
うーん、なんもせんとあけてもうた。
今年の抱負で完結めざそ。

67 :
闇攻機甲インダーク
突如宇宙からやってきた光り輝くロボット軍団。
彼らは宇宙中の星という星から「夜」や「闇」を奪ってきた、その名は「ソル」。
「心の闇」さえも奪っていくソルへの対処で、人類の意見は大きく分かれた。
そんな喧騒を無視するかのように現れ、ソルのロボットを破壊し去っていくロボット集団が現れた。
人々は彼らに尊敬、憤怒、様々な念を抱き、彼らをこう呼んだ。
闇の住人――――「インダーク」と。
朝日奈碇(あさひな・いかり)17歳・男
インダークの一員。汎用ロボット「デュラハーン」のパイロット。
お調子者の高校生で、非公式だったインダークの名を採用したのは彼。
「なあ、みっちぃ…美少女と美女の境目ってどこだろ?」

紅堂道乃(くどう・みちの)17歳・女
インダークの一員。補助ロボット「ジャック・オー・ランタン」のパイロット。
クセのある人物が集まるインダークの良きツッコミ役。愛称みっちぃ。
「お前らは私のカバンで何やってんだぁー!!?」

曽我茂粂(そか・もくめ)15歳・男
インダークの一員。砲撃ロボット「ゴーレム」のパイロット。
頭脳明晰元気一杯中二病。ロボット整備ミニマシン「グレムリン」は彼の作品。
「やっぱりさ、ぜーんぶドイツ語がいいと思うんだよ。ね?ね?」

キャシィ・F・ダグラス(キャシイ・深元・ダグラス)24歳・女
インダークの一員。空戦ロボット「ハルピュイア」のパイロット。
元ファッション雑誌のトップモデル。漫画みたいな日本文化勘違いをかます。
「Oh、みっちぃ!アレアレ!セキトーリじゃないデスかー?」
竜美咲(たつ・みさく)29歳・男
インダークの一員。海戦ロボット「リヴァイアサン」のパイロット。
寡黙だがたまに喋ると大体はしょうもない駄洒落か下ネタ。稀にドッキングすることも。
「…………が…いっぱい」

68 :
デュラハーン
碇が搭乗する人型ロボット。最後に製作され、予算の都合で頭部が作られなかった。
接近戦、遠距離戦共にそれなりにこなす汎用機。
●デュラ・ブレイド (腰に収納された二本の実体剣)
●デュラ・ショット (デュラ・ブレイドを変形させて撃つ拳銃)
ジャック・オー・ランタン
道乃が搭乗する人型ロボット。右胸部と頭部の南瓜風デザインがなんとも愛らしい。
鎌を用いた接近戦の他、様々な弾頭ミサイルで戦場をかく乱する。
●ジャック・オー・サイス (スカートに収納した大鎌)
●ジャック・オー・ジャム (右胸部から放つ強力なジャミング効果を持ったミサイル)
ゴーレム
茂粂が登場する人型ロボット。インダーク随一の巨体を誇る。
超長距離戦を得意とする他、強固なバリアも備える。
●ゴーレム・クレイモア (発射から一定時間で破裂する炸裂弾)
●ゴーレム・ブラスター (衛星軌道まで狙える大型エネルギー砲)
ハルピュイア
キャシィが搭乗する鳥人型ロボット。そのビビッドな色使いは所見ではまず吐き気を催す。
高速移動を活かした攻撃や、高空からの爆撃を得意とする。
●ハルピー・エッグ (はるか高空から投下する卵型爆弾)
●ハルピー・ボイス (口から発射する超音波。生半端な装甲ならすぐに剥げる)
リヴァイアサン
美咲が搭乗する海竜型ロボット。ホバリングにより地上でも多少は行動可能。
水中では無類の強さを誇り、トラップ型の武装を多数搭載している。
●リヴァイ・バイト (高圧電流の流れる牙で噛み付く)
●リヴァイ・マイン (敵が近づくと連鎖爆発を起こす機雷)
ハーディス
デュラハーンを頭部、ジャック・オー・ランタンを胸部、ゴーレムを両腕と腹部、
ハルピュイアを背中と両肩、リヴァイアサンを下半身として合体した姿。
強大なパワーを誇るが合体維持に膨大なパワーを食い、基本的には格闘しか出来ない。
●ホラー・テラー・ノヴァ
(ハーディスの口から前方へ向けてエネルギーの95%を放出する大技。発射後は強制分離のうえまともに動けない)
だらだらとすまんかった

69 :
>>68
武器が機体の名前を冠しているのはgood

70 :
いい面子だw

71 :
まだ乗り遅れじゃないと信じるぜ!
ちょっと長くなったくせにあんまり進まないけど、『マグマダイバー・プラグマ』その6。
これまでのあらすじ:訓玉市に住む割とふつーな男子高生・大塚豪は叔父の作った(?)巨大ロボットに乗り謎の怪獣を退けた。
しかし怪獣は立て続けに襲いかかって来る。
謎の人物の助力もあり、強力バゴラ獣をなんとか撃破した豪であったがそれから。

72 :

『――訓玉市にて起こった謎の怪獣連続襲撃事件から早くも一週間が経とうとしていますが、その爪あとは残されたまま。
今も地域住人たちは自衛隊の派遣部隊と協力し復興に努めています。
専門家によって襲撃の危険性も指摘されていますが正確な情報はつかめず、いまだ主要都市部の対応に追われる政府は、
現段階での大規模な防衛部隊の編成に難色を示しており、衛防衛ち――』
「あーも、毎日おんなし特番しかやってねー。」
チャンネル回すのはヤメ、やむなくプツンと電源を切る。
こんな時にフキンシンだけど、すごく暇だ。
んにゃ、こんな時なのに動けないので余計に暇なのだ。
「よー豪、差し入れもってきてやったぜー。」
ベッドの上でくさっている所、やって来たのは同級の賢。いわゆる親友とか悪友とか。
俺が安静ちゅーなのをいい事に勝手に雑誌読み出すわ、最終的には差し入れも自分で食うようなヤツだ。
自分ではもう元気なんでボディーブローの一発でも食らわせてやりたいけど、相部屋だから見張りが多い。
「そういやお前んとこ来てた日焼けの女の子さ、アレって誰?お前のコレ?」
「ぶーっ!ちげえ、あれは叔父さんの知り合いだ、研究関係の!」
「マンガみたいな反応するな。ひょっとして気になっちゃう系か、お前あの手のアクティブなタイプに弱いもんなー。」
「勝手にあれこれ言うな、ってか今日で学校再開すんじゃねーのかよ。」
「見合わせだとよ、中央がまた忙しくなってこっちのシエンの目どがどーたら。」
「うれしいやら悲しいやらだなあ……。」
なぜなら勉強、先に進んだのにすぐ追いつける程俺はカシコくないから。

73 :

もう一週間が経ってる。あれからそんなにの時間が経ってるのに。
俺は骨折その他で入院(内側からやられてるらしい。多分操縦の仕組みのせい)。
叔父さんはお偉いさんとかへの説明とかでテンテコ舞い。
プラグマはぶっ続けの無理がたたってボロボロ。
で、コロナがそれに付きっきりの修理。
バゴラ獣も出てこないし、氷みたいなロボも一回ぽっきりだ。
学校はずっと休校で、町のみんなもずっと復興作業。
時間が止まってるっていうか、足ぶみしてるっていうか。
あれだけ色んな事がいっぺんにあった後だから感覚がマヒしてるんだろうか、なんか違和感。
「じゃあまた明日来るなー。」
「お前は来すぎだって。」
窓から見送る賢の後姿、影が長い。もう夕方って事だ。
ビルのすき間にある夕日のほうを見上げると、なんだか変にゆらめいている気がしてしまった。
不安ではないけど、なんだろ、違和感。
「!?」
やっぱりゆらっとした気がする。それでその中になにか映ったような。
でもシンキロウなんてここらである訳がない。
結局それもよく分からないまま、その日はいまだ慣れないベッドで眠りについた。

74 :

キーン……キーン……
ただでさえ眠りが浅いのに、そこで頭にひびく高い音。
目が覚めた。午前三時とちょっとだ、早起きが過ぎる。
しかしそんな事はどうでもいいぐらい気になるのが音だ。
スリッパひっかけて、部屋を出て音のするほうに行く。
歩くのはまだ用心しろと言われてるが平気だ。いや、痛いから平気じゃないけど。
キーン……キーン……
とにかく歩くと病院の裏口に。例の音が外で鳴っている。
結構遠いんだけど、はっきり聞こえる。でも、外を見る限り特にさわがれていない。
見通しが悪いからいったん非常階段に登ろう、そうしよう。すると……
「あっ!えーと……あれだ、アイスマン!!」
山側のほう、明かりがほとんどなくて見えにくいが、あんな大きいシルエットなんて普通はない。
バゴラ獣だったらもっとデブいし、何よりあの怪獣があんなそろそろ動く気がしない。
違和感ってまた敵が来るのの知らせか!
とりあえず、動こうって意思がちょっとでもあるんなら、まず動く。動いて、動きながら考える。
走りにくいんでスリッパを脱ぎ捨て裸足ダッシュ。
そんでおなじみの貸しチャリ置き場(ボロ過ぎて借りパクすらされないやつが置いてあるというか、すててある場所)で一台拝借。
キーン……キーン……
なんであんな慎重に動いてるくせに、こんな耳障りな音を出すんだ?
と、考えてると大事なことを忘れるところだった。直接あっちいっちゃダメだって。
「『さくら建設工場』……ここだ!」
「……え……豪くん!?」
工場には明かりが付いてて、そこにはギリギリ収まってるプラグマとそれからコロナ。
いかにも今起こされたといった表情。見るにきっと夜おそくまで作業を続けてたんだろう。
「えっと、あの……」
一瞬言葉に詰まる。実を言うとあの日からまともに顔を合わせてなかったので非常に気まずい。
なんでと言われてもよく分からないけど、とにかく。

75 :

「あー、もうどうでもいい!それより今、山車山のほうにアイスマンが出て来てるんだ!」
「うそ!?…………でも反応がないよ!」
何かしらの機械をチェックしているが、はた目から見てもダンマリなのが分かる。
「でも実際見てきたんだよ、それにこの音……音?」
あれ、音が鳴り止んでいる。いつの間に?しかしそれも気にしている場合じゃない。
「プラグマは今動かせるのか?」
「九割がたは一応、大丈夫。やっぱりマグマ・ダイブが使えないけど……ちょっと待ってよ!」
「だったら決まりだ。時間は動く、あっちも動く!」
「だって、あなた良いの!?」
すぐさまハシゴで駆け上がり乗り込む俺に、コロナがついて来る。
俺は気にするなという意味も含めて包帯をほどいてから、ボクサーのテーピングみたいに巻き付けてみせた。
「良いか悪いかは、分かんない。」
「ならなんで……。」
「分かんないから、やる。やったら分かるかもしれない。やらなきゃ、多分何もわかんない。」
ブォン。グゴゴゴゴ……
「……まあカッコつけで言ったけどさ、今動けるの俺ぐらいだろ、寝てた分は働かなきゃな!」
乗って数日で、たったの一週間ぶり。でもなんか懐かしい。プラグマ、発進。

76 :

「プラグマだと……馬鹿な、もう気付いたというのか!?」
山車山。この前のバゴラと戦った場所よりさらに奥のほうだ。
山といっても滅茶苦茶低くて、さらにほとんど人の手が届いてないので、遠くまでがよく見える。
……はずなのだが見渡してもさっきのアイスマンが見つからない。
「うーん……もしかして頭がやられてんのか、俺?」
「ちょっと待って、微弱だけど反応が出てる。」
その方向。景色が一瞬揺らいだかと思ったら。
「まあいい相手になってやろう、どの道手間は変わらんからなあ!!」
現れたのはやはりのアイスマン!
暗くて見えにくいが、前のと同じように透き通った部分と、鏡のように景色が映りこんでいる部分とがある。
どういう事情か分からないまま勢いで敵って決め付けてたけど、相手も似たように思っているみたいだ。
飛んでくるのは右ストレート!
「だったらまずぶん殴って、止めて、それからだ!」
「止められるか、裏切り者の『でく』ごときに!」
「!!」
夜の山に、激しい音が響く。
つづく

77 :
……とゆーわけで、5レス分も使ってしまった。短くするのは難しい。
えーと前回から半年以上経ってる……?
覚えている人がいないなら、新しく覚えてもらうぐらいの気持ちで頑張ろう。

78 :
乙なんだぜ!
進みもスローだから新規さん以外はたぶん覚えてるぞ!

79 :
プラグマは読みやすいよな

80 :
ロボット物の日常系4コマ描く漫画家でないかな

81 :
獣機王バルキバス
獣の凶暴性・反射能力に機械の防御力・精密さを備える
普段は巨大な四足獣の形態だが、ケンタウルスが如き半人形態も持っている
オリジンコードと呼ばれる特殊なDNAデータを読み込む事で、その動物の特徴を部分的に発現させることができる
前述のケンタウルス形態も、パイロットである人間のオリジンコードを読み込ませていることによるものである
キメラドライヴ:特定のオリジンコードを組み合わせる事で発生するバルキバスの必形態
強力な一撃を放つことが出来るが、30秒しか持たない上使用したコードが一定時間使用不可になる
一例)
グリフォンドライヴ:鳥と獅子のコードによって発生。圧倒的加速力とそれを生かした爪撃を得意とする
マンティコアドライヴ:獅子・虫・蝙蝠のコードによって発生。毒針と牙による攻撃が強力
キメラドライヴは使用コードが多い程パイロットの負担も大きくなり、同時に強力なものとなる
ドラゴンドライウ:蛇・クジラ・蝙蝠・鳥のコードによって発生。炎を吐くといった超常能力もドライヴの特権

82 :
ttp://nagamochi.info/src/up52138.jpg
「マジンガーZくらいシンプルなら『○○に似てる』とか言われないんじゃね?」をコンセプトにだいぶ前に
描いたロボをリファインした。
まず画ありきだったので超適当なんだけど、設定
駿馬ハヤテガー
ガンダムXみたいな感じの弱肉強食の世界。用心棒などで金を稼ぐ腕利きのロボット乗りである主人公は
世界に12種あるという「スーパーロボット」の一つ、ハヤテガーの設計図を手に入れ、これを完成させる。
仕事上の敵、あるいは伝説のスーパーロボットを奪おうとする敵たちと、主人公は戦う。そして宿命付けら
れていたかのように他の11機のスーパーロボットと戦うことになっていく……。
スーパーロボット――数百年前の天才科学者が、当時まだ実現していなかった技術を用いることを前提と
して趣味で設計したロボットたち。現代の技術が設計図の前提とした「未来の技術」を上回っているため、
想像をはるかに超えた性能を誇る。
駿馬ハヤテガー
「駆」のスーパーロボット。両脚に組み込まれた燃料発火式跳躍シリンダーによって圧倒的な走力、跳躍力
を持つ。さらに主人公は得意の射撃を活かすため、専用の2丁拳銃を作成した。全力で走るとき以外は
防塵防弾シートをマントのように被っている。
必技は全力疾走による助走をつけた跳び蹴り「ライフルキック」、ヒットの瞬間跳躍シリンダーを使用することで威力を高めた立ち蹴り「リボルバーキック」、この二つを組み合わせた「ショットガンキック」。
ほかのスーパーロボット
鉄鼠アラシガー
蛮角クロスガー
雷虎デルタガー
狡兎シークガー
竜皇ドラゴガー
牙剣ドクジャガー
煙羊ハイドガー
剛腕スティンガー
天舞ヒエンガー
闘拳ボクスガー
突覇ゴードガー

83 :
いいなコレ

84 :
ありじゃないか、貴様
脚に激発機構仕込んで超強力キック、は結構な人数が通る道

85 :
装甲殻機クラビアル
強固な装甲に身を包むスーパーロボ。
凄まじい怪力を誇り、ギガシザースでどんな金属でも粉砕。
でもじゃんけんだけは勘弁な。

86 :
>>29
俺これ好きだが
なんだろうな、知ってる人のような気がw

87 :
きっと気のせいよ、サイボーグGちゃんとかそんな感じのって普通にあるでしょ

88 :
機械魔アシュタロス
魔界。この世界の隣にあって干渉することのない世界。
もっとも一から十までがそうとは限らない、というのは歴史の端々からも読み取る事ができる。
この魔界というものは皆が言葉通りに想像するであろう魔界そのもの、
悪魔の住む世界であるが、まあ彼等とて――いや彼等だからこそと言うべきか―ー
常に一枚岩を保てている訳ではない。
悪魔アスタロトは所謂『魔王』階級の存在であったが、
ある日部下と他の魔王の謀略に嵌められ重傷を負う。
彼等は駄目押しと辱めの意味を込め、アスタロトをバラバラに裂き魔界から捨て去った。
ところがアスタロトは虫の息ながら生きており、
さらには奇跡的に、魔界の狭間がこの世界と繋がる。
この世界に『堕ちた』アスタロトの核は機械と融合し、『機械魔アシュタロス』としての命を得た。
同じように機械と融合、負の思念を吸って再生する己の身体を回収し、復活と復讐を決意するアシュタロス。
しかしあまりにも多すぎる負の思念は、身体の一部を暴走させ一つの個として振舞わせた。
さらには魔界の悪魔達もアシュタロスの復活を阻止すべく強引な干渉を開始する。
この世界を舞台にアシュタロスの、聖戦ならぬ『邪戦』が今、始まろうとしていた……

89 :
保守がてら雑談
小学校の図書室のシートン動物記を読み漁った頃があったんだよな
理由は兄がファーブル昆虫記を読んでたからw
「灰色狼のロボ」
こいつには目を惹かれたね
俺昔からだったんだなぁ・・・

90 :
書き方が安定しない『マグマダイバー・プラグマ』その7
・前回(>>71)のあらすじ
入院していた豪は、夜中謎の音を聞き、ザルガン帝国のロボット・アイスマンを発見。
プラグマに乗り込み迎撃に向かうのだった。

91 :
山車山に激しい音が響く。
ぶつかり合うのはプラグマとアイスマン、二体の巨大ロボット!
「くそっ、動きが全然見えない!」
アイスマンの攻撃は突然消えたり現れたり。
なんとか弾き返してるけど、全部なんて到底無理だ。
「落ち着いて、そんなに威力のある攻撃じゃない!」
「それはどうかな!」
ザクシ!!
氷の槍がプラグマの肩に突き刺さる!
バゴラ獣はそのままにぶつかって来るけど、こいつはこっちと同じ人間。
弱点を考えて攻めてくるんだ。
このまま押し込まれたら一たまりもない!
「こなくそっ!!」
振り払いながらの下段げり。そこからの体重移動で!
――けれどアイスマンはもう回避に入ってたんだ。
「いない!?」
「いるぞ。」
クシザシャーッ!!
一瞬見失ったところをやられた。
最初がそうだったんだから、全身透明になるなんてワケない事じゃないか!
「くそっ……卑怯だぞ!!」
『フン、ケダモノを倒すのに道具を使うのは当たり前。そしてその勝敗は、初めから決まっているのだ』
「にゃにおーっ!」
「待って、そんな挑発なんかにのっちゃダメ!」
殴り掛かろうとした所をコロナが止めてくれた。
あやうくカウンターをもらう所、くそう冷静にならなきゃ。

92 :
「とはいえ、どうすりゃいいんだ。あんなの無敵じゃないか」
ついついグチが出てしまう。
攻撃をスカしたのが悔しかったのか、あいつはまた姿をくらました。
反応はあるけれど、動き回られちゃ結局追いきれない。
(大丈夫、『無敵』じゃないから『透明』になる必要があるの。それにずっと隠れていられるならそうしてるはず……。)
落ち着かせるように小声で喋るコロナ。
そうだ。今見えるものだけで判断しちゃいけない。
なにかあるはずだ、あいつの弱点。
(そうだ、攻撃の瞬間……!)
「浅知恵を働かせても無駄だ。その時間を私はさらに有効に使う!」
飛んできたのは岩!
なんとか受け止めたけれど、そっちに気をとられている間にアイスマンは背後に回っていた。
やっぱりあいつは透明のまま攻撃できないらしい。
だけどその先の手をすでに打たれていた。
ズガガガガッ!!
背骨までひびく連打に耐えてプラグマをひねらせ、フック。
けれどそれは罠で、また肩に食らわせるために相手は狙いを定めていた。
「ぐううっ!!」
コックピットがめちゃくちゃに揺れる。
ほとんどが吸収されててこれなんだから、実際のダメージは深刻。
左腕の反応がかなり怪しい。
その間にアイスマンはまたまた姿を隠している。
どうする、どうすりゃ、どうすれば……
「ねえ聞いて、もしかしたらあのアイスマンの攻撃は――
「死ぬ前の安息すら与えん!さあトドメだ!」
攻撃は?
攻撃は!

93 :
「どおりゃっ!!」
受け止めた岩を思いっきり叩いて砕く。
飛び散るツブテが弾き返される場所にあいつが居る!
「なにかと思えばおろかしい。それをやっている時点でなあ!」
そうだ、どこから来るかを気付けたって相手は速い。
かわすのも受け止めるのも間に合わない。
けどこれが唯一のチャンス。だから!
「豪くん行っちゃえ!!」
「分かってらあ!」
メガッキャアア!!!
「こいつ、自分からぶつかって来ただと!? しまっ――
「でえいっ!!」
アイスマンの攻撃、深追いしないんじゃなくて、深追いできないんだ。
ヒット&アウェイじゃないと、刺さり過ぎて動けなくなる。
だから自分からぶつかってやりゃあ肉は切られるけど、骨は断てる!
ガシャアアン!!
鼓膜をつんざくような音を立て吹き飛ぶアイスマン。
でもあれはきっと半分はわざとだ。
回転着地して距離をとってくる。
「まさかここまで野蛮な奴だとはな。しかしもう油断はせん!!」
走りながら移動するアイスマンの身体が、残像まじりに消えていく。
流石に次にやれる肉はない。けど!
「終わりだプラグマぁ!」
「今っ!」
「うおおっ!!」
グラッシャアアアーッ!!!
「馬鹿なっ!なぜ見える!!」
「あなたが姿を消そうとするあまりに、自分を見てなかったからよ。」

94 :
アイスマンの槍の腕を、プラグマの拳が横殴りに砕く。
染み付いたオイルと装甲の欠片を目印にして。
もちろんこの程度じゃ針穴に糸通すみたいなハナシだけど、アイスマンがあの戦法をとってた理由がもう一つある。
「透明になるってことは、攻撃を受けにくくするためだ。
逆を言えば、そんな事をするのは攻撃を受けちゃいけないって意味だろ。」
受けても完全に消える事ができるなら最初から姿を見せやしない。
わざと姿を印象づけて、プレッシャーを与えてたのもあるかもしれないけど。
「ケダモノがちょこざいな……。」
「けど道具が壊れたら、そのケダモノには勝てないぜっ。」
アイスマンを力任せで押さえ込む。
「ふん、調子に乗るなよ地上人。お前との戦いなどただのついでに過ぎんのだからな。」
負け惜しみを!そう思った時凄い地鳴りと共に『あの』熱波が押し寄せてきた。
「機能も戦法も、時間稼ぎの理由で選択されただけよ。
しかしお前のお陰で『逆動マグマ』を活性化させる事ができた。」
「あげげげげーっ!」「うぐるぐー!」
「バゴラ獣が二体も……どこかに残っている可能性はあったけどまさか……!」
パキパキッ
「しまったっ!」
「ケダモノ同士で争っているがいい、大地を燃やしてなあ!!」
爆風に気をとられている間に、アイスマンが身体を分解して逃げてしまった。
捨て台詞にイラ立っているヒマもありゃしない、バゴラが早速こっちに来てるんだ。
「調子に乗ってるってんなら、それで乗り切るしかないぜ!」
辺りが少しずつ、明るんできた。
つづく

95 :
終わり。また殴り合いが続くんじゃよ

96 :
良いなープラグマ

97 :
ぼくていゆひとは ガキか頭が小学生レベルの人

98 :
プラグマ乙なんだぜ。
擬音語のセンスがものすっげえw

99 :
戦闘ママ ジュエンザーX1(クロスワン)
西暦20XX年。人類とマグマ文明人との戦争は人類の勝利で幕を閉じた。
勝利に貢献した機甲ロボット戦隊の隊員たちは一人、また一人とグスクを去り……
10年後、マグマ文明人の操る地底怪獣が再び地上を襲ったとき、戦士は一人しかいなかった。
グスク(GSK Grave Strike Knights(地底攻撃部隊))の機甲ロボット戦隊「寿宛(じゅえん)隊」は女性だけで構成された戦闘部隊で、10年前の戦闘終結以後、隊員は結婚や出産を機に次々と除隊。最後に残ったタダノ隊長の産休をもって解散するはずだったのだが……
タダノ・マミ 35歳。寿宛隊最後にして最強の隊員。隊員たちの「卒業」を見届けた後、かつての鬼教官と
      結婚。産休後復職せずに除隊する予定だったが、出産前に夫が若いオペレータと駆け落ち。
      食い扶持を稼ぐため除隊を撤回し、隊に居座っていたことがマグマ文明人の再侵略時、人類の希望
      となるのだが、本人は既に人類を守ることの意義を失っており、ただ職業として任務をこなす。
      そんな経緯のため基本的に人間、特に男性を信用しておらず、厳しくも優しいかつての面影を
      見せるのは、息子タダシ(6歳)に対してのみである。
ジュエンザーX1 寿宛隊の機甲ロボット・ジュエンザーのタダノ専用機、ジュエンザー1を復職後のマミが
        カスタムした。ジュエンザーは白いフレームに着物風の朱い装甲を施した機体だが、その胸に
        でっかく黒いバッテンが描きこまれている。夫の失踪後、狂ったように笑いながらその作業を
        行うマミを目撃した作業員は、今でも夢に見てうなされるという。
        ・ジュエントー 鍔の無い長刀
        ・スパイラルニードル 袖口から発射する鋭利なワイヤー。両腕に3本ずつ装備
        ・ロケットシュート 肩から発射する小型ミサイル
        ・ジュエントンファー 背中から展開するトンファー
        ・グレンフレイム ジュエントンファーに装備された火炎放射器
        ・ジュエンフレイムロンド 火炎を噴き出すトンファーを回転させ敵に突進する必技
第1話「グスクの戦士」 マグマ文明人が再び地球侵攻。残っていた戦士はただ一人。
第2話「騎士はバツイチママ!?」 人間不信のマミ、首相相手にすげない態度。
第3話「幸福は敵だ」 市街戦。苦戦に見せかけて街を破壊。
第4話「役立たずに用はない」 かつての仲間が駆けつけるも、ブランクのため大苦戦。それを見て大笑い。
第5話「ちょっとそこに座りなさい」 タダシのいたずらを叱って喧嘩。やる気をなくす。
第9話「子供が熱出しちゃって」 タダシの看病のため出撃拒否。
第21話「遂に見つけた元亭主は防衛省の官僚に納まっていた」 復讐が始まる。
第23話「心溶かす情熱の炎」 マミのわがままに付き合ってきた若きメカマン、想いのたけを打ち明ける。
第24話「クヨクヨオンリーワンデイ」 メカマンを思わず振ってしまい、一日だけ後悔する。
第25話「共存の可能性」 マグマ文明人が人類と人種程度の差しかない種族であることが判明。
第26話「あとは勝手にやっとくれ」 マグマ文明人との和平交渉が開始。マミはタダシと姿を消した。

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