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2011年11月1期41: lt;砂の器gt;松本清張・原作映画lt;ゼロの焦点gt; (567)
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lt;砂の器gt;松本清張・原作映画lt;ゼロの焦点gt;
- 1 :05/12/13 〜 最終レス :11/11/10
- 数多く映画化した松本清張原作の映画について、話し合いましょう。
- 2 :
- 東映映画「点と線」
当時は珍しかった時刻トリックの映画だった
- 3 :
- 「張り込み」は刑事ドラマの秀作だと思ふ。
黒澤の野良犬コンビに並びかける演技さえ垣間見せる、宮口精二と大木実。
地元警察に名刺だす時のアングルも「砂の器」の原型。
- 4 :
- 松本清張ってあの顔で女好きだったのけ?
- 5 :
- >3
張り込みは58年作、清張原作・野村芳太郎監督・橋本忍脚本
どうして同じ面子で大傑作「砂の器」の製作までそれから20年近く待たねばならなかったのか?
- 6 :
- >>5
その間に1961年の「ゼロの焦点」があったんだよ。
内容はこっちの方が「砂」に近い。
で、「ゼロ」の次回作は「砂」というのが野村・橋本の意向だったのだが、
松竹側がどうしてもゴーサインを出さず、
結局やっと13年経って橋本が独立プロで製作することになった。
その間に加藤嘉があんなお爺さんになってしまったw
- 7 :
- 「球形の荒野」は当初、ヒロインは松坂慶子だったようだけど、
原作者である松本氏の意向で島田陽子になったとか。
「砂の器」での島田陽子をお気に入りだったので、そうなったとか。
- 8 :
- >>6
例の丹波哲郎先生のインタビュー本によると
「最後まで難航したのが今西刑事役なんだが、
そこへ俺という役者が見つかったので、一挙に映画化が実現したんだよワッハッハ」
てなことらしいがw
- 9 :
- 野村監督は推理小説の映画化には向いてないのでは。
砂が傑作とはとうてい思えない。横溝の「八つ墓村」もとんでもないオカルト映画にしてしまったし、本格推理の謎解きの面白さが失われている。
- 10 :
- >>6
実は加藤嘉の老け待ち。
- 11 :
- 砂は、お涙頂戴の大衆映画。客層は寅さんファン級を想定。
「張り込み」も旅館のシーンはいい雰囲気なのだが、その後、大木実が
森を歩いていて、猟師の突然の銃声に身をかがめる大袈裟なシーンには
白けてしまった。清張映画に名作なし。
- 12 :
- >>6
松竹が映画化を渋ったのは、やはりハンセン氏病の描写のせいなの? ピンクの
西原儀一だったかが語っていたが、60年代に野村が「ピンク映画の作り方だと自主制作でも出来そうかね?」
と訪ねてきたことがあるらしい。実際、「砂の器」ではロケパートで少人数で粘り抜く方法を取
ったわけだが、野村はどうしてそこまで執着したのか?
>>9
野村は偉大なる大衆映画の監督。「八つ墓村」も「今度はオカルトだ!」と閃いたのだろう。
>>11
「砂の器」スレにも書いたが、清張ものの映画・ドラマの佳作は基本的にプログラム・ピクチャーと2ドラ
(その他掌編のTVドラマ)にしかないとすら言える。
よく出来た感傷的な(少しだけ捻りのきいた)お話や奇談、つまり、マイナー・ポエットの面白さである。
野村映画だと、「ゼロの焦点」や「影の車」あたり。他、東宝の「黒い画集」三部作や、
NHK(和田勉)の松本清張シリーズが挙げられるかもしれない。
「砂の器」も大風呂敷を広げずに、普通のプログラムピクチャーとして作られるべきであった。
あれが国民映画として受け容れられ、TVドラマで何度もしつこくリメイクされるのは奇妙な状況としか言い様がないよ。
- 13 :
- >>12
>松竹が映画化を渋ったのは、やはりハンセン氏病の描写のせいなの?
そりゃあまり関係ないだろ。単に客が入らないと松竹側が判断したからだろう。
被差別がネタになってる「眼の壁」も早々に映画化されてるぐらいだから。
つーか、松竹は野村・橋本コンビの力量を低く見積もりすぎてたんだろう。
清張作品と言えば、せいぜい1時間半のプログラム・ピクチャーにしかならないとふんでたところへ
あんなとんでもなく壮大な大作が出来上がってきちゃったんだから。
- 14 :
- DVD化されてないのってどれくらいありますかね。
- 15 :
- ラピュタ阿佐ヶ谷のミステリー映画特集で、『風の視線』を観てきました。
愛の無い三組の夫婦が、それぞれ別の相手と関係にある、という
ミステリーというよりは、ドロドロとした人間ドラマみたいな内容。
で、この作品、原作者の松本清張が、作家役でカメオ出演しているんですよ。
結構、セリフも多かったです。あと、清張がお気に入りの女優だった新珠三千代も
出演しているんですが、残念ながら(?)、清張とのからみのシーンはなし。
しかし、自分の出演シーンが無くても、撮影現場に来たんではなかろうか。
>>14
自分が知っている限りでは、今まで一回もソフト化された事がないのは、
『共犯者』『危険な女』『黒い樹海』『黒い画集 ある遭難』『黒い画集 寒流』
『考える葉』『花実のない森』『愛のきずな』かな。あと、『迷走地図』も
ソフト化されてないと思う。
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0189440.htm
あと、DVDに関しては、松竹作品は、数本を除いてほとんどDVD化されているよ。
東宝・大映作品はまだまだだね。ちなみに、DVD化する時にニュープリントを
作成するみたいで、上記の『風の視線』も、綺麗なニュープリントでした。
松竹HP
http://www.shochiku.co.jp/video/index_dvd-houga.html
- 16 :
- >>14
追加。あと未ソフト化作品は『黄色い風土』。この作品も、現在
ラピュタ阿佐ヶ谷で上映されていますね。
- 17 :
- 1965松竹『霧の旗』も傑作。
洋次・千恵子コンビには60年代に
こういう映画ももっと撮って欲しかった。
- 18 :
- 仲代達也の「黒の奔流」はクソ面白くなかったよ
3年くらい前にやったTBSのドラマの方が
よっぽど面白かった。
- 19 :
- >>18
渡辺祐介監督の、映画版の事?それだったら、主演は、仲代じゃなくて山崎努だよ。
>>15
松竹のDVDリリース情報を見ても、『迷走地図』だけDVD化されないね。
なんでだろう?もう、松竹には配給権が無いのかな?
- 20 :
- >>19
「迷走地図」は清張が霧プロで製作した映画のなかで、唯一気に入らなかった作品。
ソフト化されないのは清張自身の意向。
- 21 :
- 清張ものはあまり見てないけど「張込み」は面白かったし、良くできた作品だと思ったけど
一般的な評価はそれほどでもないと・・・?
- 22 :
- >>21
俺も「張り込み」は好きだなぁ。
- 23 :
- >>20
ふ〜ん、そうなんだ。情報ありがとさん。ということは、原作者の清張が
亡くなっているんで、未来永劫ソフト化は無いって事かな?石原裕次郎の
『黒部の太陽』みたいに…。
あと、スレ違いだけど、増村保造監督の『偽大学生』も、原作者の大江健三郎
が、ソフト化の許可を出さないって話は本当?数年前に、増村監督の未ソフト化
作品が大量リリースされた時も、若尾文子出演作にもかかわらず、この作品だけ
ラインナップから外されていた。最初は、劇中のジェリー藤尾のキチガイ演技が
リアルすぎて、ヤバイから外されたのかと思ったけど。でも、これがNGで、
大島渚監督の『飼育』(DVD化済)はOKなの?まあ、伊丹十三監督の
『静かな生活』は、親戚だから分かるけど…。
- 24 :
- >>23
追加だけど、『偽大学生』には、伊丹十三(当時は一三)も出演しているのにねぇ。
- 25 :
- >>23
「偽大学生」は大江さんが気に入ってないみたい。公開当時からムッと
してたらしいし。
- 26 :
- 映画化の権利問題はこの本に詳しいよ↓
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898300642/250-0746012-7610635
黒澤明の「黒地の絵」は映画化されて欲しかった。
- 27 :
- 黒地の絵はシーンがネックだろうな。禿しく見たいけどさ。
- 28 :
- 少し前に映画版「砂の器」を観る機会があり
最近、原作も読んだのですが、その頃には映画版の記憶が薄れてしまっていて
違いがよくわかりませんでした
映画と原作の違いについて詳しくわかる方いましたら教えていただけませんか?
- 29 :
- >28
とりあえず本浦千代吉は死んでます。
映画にホシが写ってるのではないかと思い、特別に試写してもらいます。
和賀英良氏はクラシック?の音楽家ではありません。
- 30 :
- >>27
>129 名前: この子の名無しのお祝いに 投稿日: 2005/12/31(土) 06:54:51 ID:AhnXPCrZ
>やっぱ、清張の「黒地の絵」でしょう。
>深夜の小倉の町を震撼させる黒人兵の暴動・強姦モブシーン観てみたい。
>小倉太鼓のBGMで真っ暗な画面から白目と
>キャッチアイされた瞳の中のライトの明かりが近づいてくる。
>映像で描こうとするとどうひても人種差別的にならざるを得ない。
>当時の東宝の重役でなくても、企画段階でお蔵入り決定ですね。
上の黒澤スレに書いた自己レスですが、小倉の町中を、
100人もの黒人兵が脱走、近隣家屋へ乱入、飲酒、強奪、立てこもり
ついには主人公の妻を強姦。モノクロシネスコープで撮って欲しかった。
清張も映画化を最大限に望んだ企画だし、小倉太鼓が遠くに聞こえる
漆黒の闇に、襲い掛かってくる黒人兵。
数日後の朝鮮戦争前線での死を覚悟した自暴自棄になった集団による
パニック騒擾シーンから始まる復讐譚。
東宝で黒澤だったら企画時では主演は仲代達矢でされるのが香川京子かな。
松竹で野村芳太郎が撮ったら、緒形拳で小川真由美でどうでしょ。
- 31 :
- >>29
ありがとうございます!
おかげで何かモヤモヤしていたものがスッキリしました
- 32 :
- >>30
>小倉太鼓が遠くに聞こえる
漆黒の闇に、襲い掛かってくる黒人兵。
原作でも黒人兵たちは太鼓のリズムに遠い故郷を感じていた、的な表現
がありましたね。
>東宝で黒澤だったら企画時では主演は仲代達矢でされるのが香川京子かな。
松竹で野村芳太郎が撮ったら、緒形拳で小川真由美でどうでしょ。
香川京子さんだと汚れを知らない清楚な奥さんって感じでヤバイなwww
真由美タンはプロとして骨太な仕事を見せてくれそうだ。
緒形拳演じる白Yシャツの夫が汗かいて狼狽する姿が眼に浮かびそう。
まぁ、いずれにしても黒地の絵は戦後史の鬼門ですな。対米関係と人種問題
が絡んでくる。あるいは山本薩夫あたりならやってくれたかも。
- 33 :
- >>32
強姦犯の黒人兵は、ジョー山中で、その愛人は岡田茉莉子ね。
駐留米軍は事件そのものを報道統制して、ウヤムヤ。
事実では脱走兵は脱走・暴動事件の翌々日には、釜山経由で
最前線に送り込まれたらしいですね。ほとんど戦死とか。
- 34 :
- 「風の視線」原作未読で借りて見たが…
清張が特出してるだけのメロドラマorz
- 35 :
- 225 :名無し三等兵 :2006/02/14(火) 23:08:03 ID:???
うちのじいちゃんは中国戦線だった。
俺が厨房の頃に戦争の話を聞いたときには、戦場の勇ましい話などを
教えてくれた。
木にもたれて小休止してたら、隣に座っていた仲のよい戦友が
狙撃兵に撃ちされた話は、当時は怖かった。
工房になった頃には、色々別の話もしてくれた。
小説家の松本清張氏が同じ部隊だったのだが、
「いわゆる変人だった。風呂嫌いでいつもシラミが湧いていて
当時は皆から気味悪がれていたらしい。
でも、じいちゃんの死ぬまで毎年年賀状を下さっていたよ。
当時の戦地の写真も色々見せてくれた。
「行軍中、近くの村に立ち寄ったら村長を先頭に村人総出で
出迎えてくれてな。野菜を買い込んだんだが、代金にはない鶏を数羽
オマケで付けてくれたんだ。嬉しかったので、お返しに村に井戸を
掘ってあげたらとても喜ばれたよ。」
写真には日本兵と村人が井戸を囲んで楽しそうに写ってる写真、
「もっと買っとくれよ」みたいな感じで日本兵に野菜を売りつけようとする
オバチャンの写真とかもあった。
俺が厨房の頃は「三光作戦」とかの捏造を教えられてそのまま信じ込んでいたので、
日本兵と現地人(中国人)が仲良く写真に写っているのはマジで「?」だった。
俺に色々教えてくれてたじいちゃんだったが、繰り返し口にしていたことがある。
それは「兵舎の中にも敵はいる」「戦場では後ろからも弾は飛んでくる」だった。
兵舎の中で備品や私物の盗難は後を絶たなかった。もちろん喧嘩もあった。
そして気に入らない奴がいると、戦場のドサクサに紛れて射してしまうことも
やはりあったということらしい。
- 36 :
- 明日、清張博物館にでも行ってくるか、地元だし。
- 37 :
- 「黒地の絵」の映画化、禿しく観たいな。
155 名前: この子の名無しのお祝いに 投稿日: 2006/02/13(月) 19:17:07
黒澤明だったら-
「打楽器音のもつ、皮膚をすべらずに直接肉体の内部の血に
うったえる旋律は、黒人兵士たちの群れを動揺させて、しだいに浮き足ださせつつあった。
彼らは二日間もその呪術的な音を耳にためていたのだ。」
↑このシークエンスをどう映像化するか?音楽は武満徹でどうでしょ。
無法松で有名な小倉太鼓の音色が彩る小倉の町の負の歴史。
一晩で20人以上の婦女子強姦暴行され、喧嘩狼藉、酒屋への強盗多発。
「羅生門」の森の中の緊張感と「隠し砦の三悪人」での大手門の坂を下り降りる
モブシーンを、朝鮮戦争時の小倉を舞台に再現する。
156 名前: この子の名無しのお祝いに 投稿日: 2006/02/13(月) 20:30:20
>>155
その小説の一節は、是非とも佐藤慶のナレーションで。
157 名前: この子の名無しのお祝いに 投稿日: 2006/02/13(月) 20:32:11
↑うん、いいかも。主人公夫婦は、仲代達矢と香川京子で。
158 名前: この子の名無しのお祝いに [sage] 投稿日: 2006/02/13(月) 22:07:12
武満徹は乱でもティンパニーとか使いたくなかったらしいから難しそう
159 名前: この子の名無しのお祝いに 投稿日: 2006/02/13(月) 23:15:07
武満は、和楽器使って独特な映画音楽も作曲するから、
アフリカン・ビートっぽい、小倉太鼓を低音で流す。
酔った黒人兵が、暗闇に白目と手の平だけを目立たせて、
市営住宅の各家庭を、その性欲を満たすためだけに襲ってくる。
自分の女房(香川京子)を守りきれない仲代達矢。
黒人兵に殴られ、勝手口に昏倒したまま、犯されている妻に目をやると、
汗まみれで刺青のある褐色の肌が上下する黒人兵の背中のアップ。
その下で苦悶する香川京子。 苦やし涙にくれ歯軋りするが、
恐怖で立ちあがれない仲代。
ここまでが、最初の15分だよ。
160 名前: この子の名無しのお祝いに 投稿日: 2006/02/14(火) 02:12:10
「黒地の絵」に興味持つ人いるんですね。
松本清張が井出雅人に脚本書かせて企画を進めたけど、
野村芳太郎が松竹で断られて、井出が黒澤にも持ちかけた因縁のシナリオですね。
黒澤プロとしては東宝に企画は上げたそうですね。
内容的に映画化不可能でお蔵入りです。
162 名前: この子の名無しのお祝いに 投稿日: 2006/02/14(火) 08:43:30
>>159
黒澤ファンで清張ファンの俺が朝っぱらから来ましたよ。
井出雅人のシナリオ「黒地の絵」の冒頭は実際の被害者達のインタビューから始まるらしい。
朝鮮戦争勃発したころのニュースフィルム何本か続いて、
岐阜の連隊本部を雨中の深夜、貨物車で九州に出発する黒人兵。
敗退する前線の様子を噂し死に怯え、それぞれの恐怖に歪む顔。
一昼夜揺られて到着する小倉の貨物用停車場。駅前の山車をめぐる喧騒と小倉太鼓の音。
着いた基地内での白人将校による演説。蒸し暑い日中の整列訓練。
宿舎での些細なことでの喧嘩、騒擾。脱走。
>>159 に続く。
- 38 :
- 黒地の絵が制作されない限り日本の戦後は終わらない
- 39 :
- そんなわけで、今「黒地の絵」を映画化して、
なおかつ客が入る写真にするには、以下に:
監督:小泉堯史
脚本:小泉堯史
脚本協力:井上雅人
撮影:上田正治 李屏賓
撮影協力:木村大作
衣装:黒澤和子
前野留吉:市川海老蔵
前野芳子:米倉亮子
香坂二郎:寺尾聰
死体処理班同僚A:小林稔待
死体処理班同僚B:堤真一
死体処理班同僚C:北村一輝
刺青の黒人兵:ボビー・オレゴン
黒人兵同僚:ムロアカ
警官A:國村隼
警官B:徳井優
小倉署警部:鈴木宗男
米軍軍医:ケント・ギルバート
城野キャンプ司令:アシストの社長
絶対ヒットすると思ふが。
- 40 :
- 監督:黒澤明
脚本協力:黒澤明 橋本忍 井上雅人
撮影:中井朝一 斉藤孝雄
音楽:伊福部昭
美術:村木与四郎
前野留吉:仲代達矢
前野芳子:香川京子
前野の職場 炭鉱の同僚:久保明
香坂二郎:池部良
死体処理班同僚A:田崎潤
死体処理班同僚B:加藤武
死体処理班同僚C:佐田豊
刺青の黒人兵:ロベルト・バルボン
黒人兵同僚A:ビンボ・ダナオ
黒人兵同僚B:ジョージ・ルイカー
警官A:加東大介
警官B:土屋嘉男
小倉署刑事:木村功
小倉署警部:藤田進
小倉署副署長:志村喬
米軍軍医:アンドリュー・ヒューズ
城野キャンプ司令:マイク・ダニーン
小倉市電運転手:沢村いき雄
- 41 :
- 39はみたくないが40は激しくみたい
バルボンとビンボというのがいいな。羅生門や藤田山使う黒澤だから
いかにもという感じ。
- 42 :
- 実際に2度目の企画で霧プロ案が通った場合:
松竹・霧プロ共同制作
監督:野村芳太郎
脚本:井上雅人
脚本協力:橋本忍 山田洋次
撮影:川又昂
音楽:芥川也寸志
美術:森田郷平
前野留吉:緒形拳
前野芳子:小川真由美
前野の職場 炭鉱の同僚:片岡孝夫
香坂二郎:平幹二郎
死体処理班同僚A:井川比佐志
死体処理班同僚B:渡瀬恒彦
死体処理班同僚C:田中邦衛
刺青の黒人兵:ジョージ・アルトマン
黒人兵同僚A:チコ・ローランド
黒人兵同僚B:川地民夫
警官A:山谷初男
警官B:丹古母鬼馬二
小倉署刑事:森田健作
小倉署警部:稲葉義男
小倉署副署長:大滝秀治
米軍軍医:ハーブ・エデルマン
城野キャンプ司令:ジョージ・ケネディ
小倉宝塚支配人:渥美清
特別出演 小倉市長:丹波哲郎
協力:シナノ企画
- 43 :
- >ハーブ・エデルマン
寅のマイコーだ!!
- 44 :
- どうでもいいが
脚本:井上雅人×
脚本:井手雅人 じゃないの?
- 45 :
- >>42
チコと川地民夫にはワラタ。
でも名前の後ろに (東映)って書かないとw
- 46 :
- >>40
>>41
バルボンが野村芳太郎の「続拝啓天皇陛下様」で
すでに米軍兵士でデビューしていた件について
- 47 :
- 「黒い福音」もやって欲しかった
- 48 :
- 今平バージョンや深作バージョンも観たい。
- 49 :
- >>47
今ちと考えた。犯人のベルギー人親父は、E.H.エリック
スチュワーデスは犯されとこが見たいから、有馬稲子。
松竹で野村芳太郎と橋本忍コンビで刑事の一人は大木実がいい。
- 50 :
- 東映版:
監督:深作欣二
脚本:笠原和夫
脚本協力:井出雅人
撮影:吉田貞次
音楽:津島利章 協力:富田勲
美術:近藤昭男
前野留吉:菅原文太
前野芳子:梶芽衣子
前野の職場 炭鉱の同僚:小池朝雄
香坂二郎:成田三樹夫
死体処理班同僚A:山城新吾
死体処理班同僚B:渡瀬恒彦
死体処理班同僚C:千葉真一
刺青の黒人兵:アイ・ジョージ
黒人兵同僚A:チコ・ローランド
黒人兵同僚B:川地民夫
刺青の黒人兵のオンリー:池玲子
警官A:待田京介
警官B:小林稔待
小倉署刑事:梅宮辰夫
小倉署警部:渡辺文雄
小倉署副署長:金子信雄
米軍軍医:ロバート・ホートン
城野キャンプ司令:ビック・モロー
特別出演 小倉商業高校校長:鶴田浩二
同高夜間高校生:草刈正雄
福岡県警本部長:丹波哲郎
- 51 :
- >>47
熊井啓「日本列島」で元ネタになったBOACスッチーしを
少し取り上げてたね。
「黒い福音」は20年位前テレビドラマになった。
片平なぎさ主演。
- 52 :
- >>51
猪俣勝人の映画があったじゃないか。
- 53 :
- されたスチュワーデス 白か黒か
- 54 :
- >>53
猪俣は 自著の日本名作全史 で 題名が変えられたことと撮影妨害があったといっていたな
題名は「聖職となんとか」とするつもりだったが永田がそれじゃまずいということで泣く泣く変更
撮影妨害は日光いろは坂のロケで妨害があったとか
でもこの映画だれか見た人いる?
- 55 :
- DVDのの特典映像で、香川京子の・シーン、ノーカットバージョンが付きます。
- 56 :
- インパクトがあったのは「疑惑」かな
- 57 :
- >>56
東映版観たい!!1973年制作。
輪姦され、顔や尻に大量に浴びる奥さん。
梶姐なら、やってくれる!
- 58 :
- 1965年日活版「黒地の絵」
芦川いづみ主演
いづみタンが襲われるシーンは心臓バクバクだった。
- 59 :
- 松本清張の出世作が原作なのに、
なぜか清張映画っぽくないと思われるのか、無視されがちな「点と線」。
小林恒夫の演出はもちろん、井手雅人の脚色が素晴らしい。
どこへでも画面が転換できるだけに、かえって映画ではイメージしにくいアリバイ
(というか距離感)を観客に認識させるためにくどいほど説明を繰り返す。
何より美しいカラー(撮影・藤井静)で捉えられた昭和30年代日本の魅力的なこと!
異様な存在感を見せる容疑者・山形勲とその妻・高峰三枝子。
滋味あふれる警部役の志村喬、老刑事・加藤嘉。
主役の南廣の生硬さまでもがフレッシュでいい感じ。
ワンシーンだけ登場する熱海の旅館の女将・風見章子のきっぷのよさ!
名画座で、テレビで、ビデオに録って、DVDでと何度見たかわからない。
日本の本格ミステリ映画の最高峰と言っていいのでは。
- 60 :
- >>59
〉主役の南廣の生硬さまでもが
ありゃ生硬なんてもんじゃない知障だ
- 61 :
- 「点と線」
結構好きです。
朴念仁の三原刑事が良い味出してます。
野村―橋本コンビとはまた一味違う清張映画の傑作でしょう。
- 62 :
- 「点と線」は札幌へアリバイ調査に行く場面がいい。
夜汽車に揺られて青函連絡船乗って、函館からまた汽車で……
着いたときには南廣・河野秋武の両刑事ともヘットヘト。
日本三大がっかりの一つと言われる時計台の周りに
何も建物がないようなのは感激した。
福岡の香椎駅と海岸一帯も、今はあんな鄙びた感じじゃないんだろうなあ。
- 63 :
- マンション群が立ち並んで,風情も何もない,との噂ですが…
わたしも「点と線」は結構好きです。昔,文芸座2で「砂の器」と一緒に見ました。
そう言えば昨日読んでた「蒼い描点」は,映像化されていないのかな?
ドラマまでは手が届かぬもので。
- 64 :
- >>63
テレビドラマデータベース(労作!)によると、なっているようです。
ttp://www.qzc.co.jp/DORAMA_CGI/DORAMA1.EXE?RECNUM=17401
それにしても、映画版「点と線」を見ている人がけっこう多いのは実にウレシイ。
ミステリーファンはたいがい映画ファンでもあるけど、
映画ファンは必ずしもミステリーに理解があるわけじゃないみたいで、
こういう謎解きに絞り込んだ傑作は、あんまり評価されないのが残念です。
- 65 :
- 佐山とお時
- 66 :
- >>64
THANKS!
なるほど,藤谷美和子と高橋悦史があのコンビか…
でもリンク先の解説がもじゃもじゃになっているのが残念。
旅館に下っていくケーブルカーとか出てきたのかな?
- 67 :
- 「点と線」
ツタヤでDVD借りて観ました。
安田役の山形勲さんが何ともアヤしいw
すぐ笑って誤魔化そうとするところとか。
加藤嘉さんや志村喬さん、高峰三枝子さんといった
名優に囲まれて、新人の南廣さん相当緊張してたんじゃないでしょうか。
南さんはその後、東映の映画に脇役としてちょくちょく出てましたね。
札幌駅で三原刑事が呆然としている視線の先に飛行機の広告が見えて
「・・・飛行機だ!!」と叫ぶシーンはなんとなく可笑しかったです。
その後の相方の刑事とのやりとりもなんだかコントみたいで。
- 68 :
- >>67
あのシーンは、けっこう笑いを誘いますね。「それぐらい考えてなかったんかい!」と。
原作では三原警部補が警視庁の階段で、ふいにひらめくのだったのかな。
いずれにしろ、当時から「飛行機に気づくのが遅すぎる」という批判はあったみたいです。
それ以前の日本の探偵小説でも、とっくに使われていた手ですし。
ただ、戦後、民間航空が長いこと途絶してやっと復活した時代ですから、
一般市民にとって「空路」は盲点だったのかも。
南廣はその後、「特ダネ三十時間」という記者もののシリーズで主役を演じていた
ようですが、ネットを探索してもあまり見たという人はいないようで……。
- 69 :
- 告知が遅れまして、もう時間がないのですが……
ミステリー板の「各作家のナンバー1を決めよう!」スレにて、
ミステリ邦画作品投票中。
締切りは、平成18年4月7日(金)正午まで。よろしくご参加を。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1135769150/l50
書き込み規定についてはログを読んで、作品名は必ず<<>>で囲ってください。
《》ではありませんよ。
- 70 :
- 「ゼロの焦点」もカラーで観たかったな
「波の塔」に較べて出番は少なかったけど有馬稲子さんの演じる女性の哀しみが
よく伝わってきました。
彼女や社長夫人にしてみれば禎子さんの方が無邪気な侵入者
だったのかもしれないですね。
- 71 :
- >>59>>67
>滋味あふれる警部役の志村喬
警部の志村喬が窓を見ていると向かい側の窓に被疑者?の女が服を脱いでいるのを見えて、
ちょっときまづい顔をするシーンもあった。
ほかにも新劇などのベテラン俳優が脇を締めていた。
三原警部補/南広 安田辰郎/山形勲 妻 亮子/高峰三枝子
鳥飼刑事/加藤嘉 笠井警部/志村喬 警視庁捜査第二課長/堀雄二
土屋刑事/河野秋武 佐山事務官/成瀬昌彦 お時/小宮光江
八重子/月丘千秋 石田部長/三島雅夫 佐々木事務官/増田順二
長谷川医師/明石潮 佐山の兄/神田隆 果物屋の主人/花沢徳衛
料亭・女中/楠トシエ 旅館・女将/風見章子 福岡の警察医/織田政雄
サラリーマン風の男/清村耕次 福岡署・大島警部/永田靖
女中・とみ子/光岡早苗 女中・まゆみ/奈良あけみ 福岡署・石井刑事/曽根秀介
駅員/岡部征純、岩城力也 公衆電話の男/関山耕司
- 72 :
- 「点と線」
昔テレビ放映してたのでぼんやりと観ていたが、それほどの作品だったのか。再見してみようかな。
「ゼロの焦点」は進藤兼人が脚本を担当した火サス版があるが、そんなによくはなかった。
- 73 :
- 映画の脚本に100%忠実に作られたTBS版もあったね。85年頃だったかな。
92年の夏の夜、帰宅してテレビつけたらそれをやってて、
「あれ?何故今頃・・・」と思ったら、清張さんの追悼特番だった・・・。
- 74 :
- 「点と線」に高峰三枝子の主治医役で出てる明石潮が実にいい。
特徴のある長い顔、禿頭、そして聞いてて気持ちのいい台詞回しと声!
以来、古い映画を見てて出くわすたんびにうれしくなる。
東亜キネマを振り出しに「好き!すき!!魔女先生」にまで出てたなんて
芸歴の長い人だ。
- 75 :
- 「影なき声」(原作は「声」)
清張と清順の化学反応が凄い。
主人公の電話交換手(南田洋子)が電話をかけ間違えて
「違うよ。ここは火葬場だよ」と電話を出た男(宍戸錠)に言われる。
それが人事件の現場だった・・・!!!
どこかネジの外れた心理描写が良い。
- 76 :
- >>74
明石潮といえば「仮面ライダーアマゾン」も忘れないでけろ
- 77 :
- >>75
電話交換嬢の南田洋子の
背景に何故かある
お面(能面?)が不気味だったな
- 78 :
- 「ゼロの焦点」は助演で加藤嘉と西村晃というキャスティングが素晴らしいよなあ。
なんつーか、悪役でなくても、この二人が出てくるといかにも不吉なことが起こりそうでw
- 79 :
- あの映画、西村晃さんが一番悪そうですよね。
高千穂ひづるに青酸カリ盛られた時も
「ギロッ」と睨みつけてから苦しみ悶えるし。
- 80 :
- http://www2.ttsearch.net/s2.cgi?k=%8F%BC%96%7B%90%B4%92%A3&o=r
- 81 :
- 残念! 西鉄香椎駅、駅舎取り壊し
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060513i115.htm
- 82 :
- 松竹「ゼロの焦点」
高千穂ひずると有馬稲子は最初、配役が逆だった。
有馬が汚れ役をやりたがってゴリ押ししたらしい。
- 83 :
- >>82
久我美子と有馬稲子ではなかったけ?
- 84 :
- >>83
久我美子が立川で、やっていただろうか?
- 85 :
- 華族の御令嬢がパンパン役はいくらなんでもないだろうな。
- 86 :
- 有馬稲子がヒロインをするはずだったけど、久我美子にやらせたって事ね。
- 87 :
- 有馬 元パン助(於立川)、今事務員
高千穂 元パン助(同僚)、今奥様
久我は、南原(被害者)の女房。事件を追っていく
- 88 :
- >>73
今週から来週にかけてtbsチャンネルで放送します。
5/18(木)迷走地図
5/19(金)危険な斜面
5/22(月)ゼロの焦点
5/23(火)黒い福音
5/24(水)黒い画集・坂道の家
5/25(木)西郷札
5/26(金)或る「小倉日記」伝
リピートないので録画忘れに注意
- 89 :
- 情報サンクス。
- 90 :
- 6/22〜6/30にリピートがあるようです。
tbsチャンネルのHPで確認しました。
- 91 :
- 点と線借りて見てみました
お話も分かりやすいですし決してつまらなくはないのですが・・・
なんだか妙に眠気を誘う映画でした
- 92 :
- yhQG.Ts3Gho
- 93 :
- z1/kiNKCS2s
- 94 :
- hdV.H5seFjM
- 95 :
- 7g8yvgTjOGY
- 96 :
- Fx7spEilweI
- 97 :
- Wd9TpDjxQJk
- 98 :
- 6nnr380jeHA
- 99 :
- ujYIY31muXU
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