2011年11月1期43: 【暗い】震える手でも愛をつかみたいから。【詩】 (56)
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【暗い】震える手でも愛をつかみたいから。【詩】
- 1 :11/10/31 〜 最終レス :11/11/13
-
こっそり復活してみます。大丈夫かしら?w
ゲイとしての生き様を詩に託して語るスレです。
- 2 :
- やだ、スレ立てられたわw
Lvとかいうのが、5になったのね?
- 3 :
- なんぞ?
- 4 :
- 2ちゃんはたまには見てたけど、スレを立てたのは3〜4年ぶりのような…
アタシも歳をとりました。
- 5 :
- 仲直りしたあの日のように
うでで目覚めた夜明けのように
もう一度優しく素直になりたいの
- 6 :
- alone
少し遠慮がちに 隣のシートに腰を下ろしたアイツ
無視するわけにもいかない アタシだってオンナの前にオトナ
ひとことの挨拶さえ交わさなかった 数週間のわだかまりが
ちょっと照れたような「ひさしぶり」で 解けるなんてあるのかな?
慎重に慎重に アイツの言葉やまなざしの先を追いかけてみた
やっぱり アイツはアタシのそばにはいない 隣にいても寄り添ってない
だから サヨナラも言わずに ひとりで店を出たんだよ
- 7 :
- >>6
研ナオコって感じね
- 8 :
- 雨の背中
ずっと見つめてた アイツの夜の背中
あの角を曲がって わからなくなるまで
アタシのついた微かなためいきは 雨音に消されて
きっと アイツには届かない 届くハズはないよね
雨の神様 どうせならついでに 頬を濡らしてよ
どしゃ降りでも傘なんかいらない 涙を拭かずに構わず歩きたい
- 9 :
- 飛んでけ
アイツからもらった 優しさやまごころや嫉妬や誤解を集めて
てのひらにのせて タンポポの綿帽子みたく
「ふっ」と息を吹きかけてしまえば 全部なかったことにできるかな?
- 10 :
- 秘密のささやき
どうして俺以外のヤツには愛想がいいんだと 憂い顔のアイツ
気がある人にだけ 時に意地悪になってしまう オンナノコ的キモチ
どうして理解できないの? そのほうが よっぽど不思議だよ
ちょっと憎らしくなって そのことを不意に耳打ち 秘密のささやき
アイツは困ったように うつむいてしまった
イイよ 許してあげる 憎らしさを忘れて またすぐに愛しくなる
- 11 :
- メガネ
カラダを重ねるとき いつもかけている黒縁のメガネを外すアイツ
無造作に扱われて サイドテーブルに投げ出されるメガネが
ちょっと可哀想な気がして しばらく眺めていた
アタシ自身も ベッドに投げ出されながら
メガネを外した素顔を見られるのは 恥ずかしいこと?
まばたきを忘れた すごく真剣なまなざし
そんなふうに アタシを求めてくれるアイツを もう少し見ていたい
だから すぐに瞳を閉じずにいたら アイツは困ったような顔をした
- 12 :
- たったひとりの神様
アイツのこと あんまり良く言っていないウワサをささやく人
笑い飛ばしちゃった そんなこと どうだってイイ
アタシにとってアイツは たったひとりの神様なのだから
たとえば この世界が100人きりで アイツとアタシ あと98人
残りの98人をみんな敵に回して この世の果てに追われたとしても
かまわないよ アタシならば大丈夫 むしろ アイツとふたりきりになりたい
- 13 :
- 恋の方程式
『アタシを全部あげる だから アナタを全部欲しい』
そんなあたりまえの恋愛方程式 解くことができずに
頭を抱えて悩んでる 情けないアイツ
だけれども 恋のことは 学校の試験みたいにはいかないから
この問題を後回しにして 次には進めないんだよ
このまま「時間切れ」? それとも「ギブアップ」?
心の中で赤のペンを握りしめて アタシはひとり じれている
- 14 :
- 年下のオトコノコ
「休みの日は何をしてるんですか?」なんて
屈託なく訊ねてきた 年下のオトコノコ
興味を持ってくれたのは 素直にウレシイけど
オトナのオンナの込み入った事情 そう簡単にアケスケにはできないよ
たとえば 彼と寝てみたならば…
性急な若さをあやつって 彼の上になってる ゲスなアタシが浮かんできたから
みっともない想像は すぐにやめてしまった
- 15 :
- 花火
夏の夜空を焦がす花火 見つめるアイツの横顔
アタシの胸を焦がしているよ
儚いからこそ こんなにも強く 心を惹きつけられるの?
それならば いっそ この恋
パッと散ったって かまわないと思った
- 16 :
- 乾いた夜
なんだかいろんなことが もうどうでもよくなって
アタシのほうから すべてを投げ出してしまった 深夜2時
ただただ 楽になりたかっただけ ほかに望むことはない
トウキョウの街はひんやりとしていて 空気も乾いてた
お誂え向きかもね 泣いてみたって 涙もすぐに乾いてしまうよ
- 17 :
- 居場所も行き場も
頬が少しふっくらしたみたい ちょっと太った?
案外「しあわせ太り」だったりしてね
本当のところなんて アタシは知る由もないけれど
離れてしまったココロ ぬくもりを伝えられないカラダ
そんなふうになってまで アタシがここに とどまっている意味はある?
もはや居場所はない ううん 最初からなかったんだ
けれども これからどうしよう?
居場所もないけど 行き場もないんだよ
- 18 :
- 枯れそうな花
アイツという太陽に見放されて アタシという花は折れてしまった
可哀想に… だけど 夏の雨を浴びたって もう戻れない
せめてもの悪あがき 密かに種子を宿して 次の季節に返り咲きたいよ
- 19 :
- ウレシナミダ
自分の好きな音楽とか興味のあること ずっと話してたね
ワガママってほどじゃない 年下の男の子らしいマイペース
全然嫌な感じはしなかった むしろ 助けられた気がした
アタシの抱えてる面倒くさい事柄なんて そう 探る必要もない
ありのままの野放図な欲望を ぶつけてくれて ありがとうね
救われたよ 本当に あとで少し泣いたけど それは「ウレシナミダ」
だから 心配はいらない 次の約束もいらない
- 20 :
- 負け犬
アタシが手に入れられないモノ 全部
持っているように見える 周りの人たちが疎ましくて
誰とも言葉を交わさずに ただじっとして 時をやり過ごした
アイツに逢わなかったことが せめてもの救い
負け犬なアタシを晒して 同情されて 優しくされる?
そんな方法しか残っていないのなら この世にとどまる意味もない
- 21 :
- 秋の星座
ようやく晴れて 輝き出した秋の星座
ひとりきり 夜の公園で見上げた キレイだった
もうすぐ日付が変わりそうな時刻
明日からのアタシは 何をよりどころに生きていくのだろう?
すがるモノを失くした絶望 闇の中でもがく 行き場なき魂
1つだけでいい 明るく輝く星座に照らしてほしい
何もかもを見失ってさまよう 孤独な足もとを
- 22 :
- と、まあ、こんな感じのスレです。
今回はいつまで生きながらえることができるかなぁ…?
たいていスレストされるんだよねw
ま、100まで行けたら御の字だわね。
- 23 :
-
あたしのなかでうまれた、ほんわかほっとなやわらか
でも、なんのためらいもなくでていくあなた
あたしはあなたがのこしたおもいでをなんどもなんどもふきとるの
- 24 :
- 風邪
土曜日も 日曜日も 月曜日も
淋しくて 淋しくて 淋しくて
秋が来たんだね こんなにも寒い部屋
夏が行き過ぎると知りながら 無理をして薄着してた
すっかりこじらせちゃったココロの風邪は もう薬も効かないの
- 25 :
- 凍りついた夜には
ささやかな愛の歌を
吹きすさんだ風に怯え
くじけそうな心へと
泣かないで この道は
未来へと続いている
限りない命のすきまを
やさしさは流れて行くもの
生き続ける事の意味
誰よりも待ち望んでいたい
- 26 :
- かげりゆく陽射し
年下の男の子と ちょっと遅めのランチ
ひさしぶりのお天気 よく晴れた午後
お気に入りの彼は いつもの通りカワイイ
テラス越しに見える緑は まだ十分に色濃く萌えていた
だから油断して はしゃぎ過ぎてしまったね
深秋 驚くほど早く 太陽は落ちてくる
かげりゆく陽射しはそのまま 心の中にせつない陰を射す
急に居心地が悪くなって 追い立てられるように店を出た
楽しかった余韻も 帰りのラッシュ ざわめきに消されちゃった
- 27 :
- あら、手震さわじゃない!元気?
ボクサーの彼はどうなったのかしら?このスレの内容は実話?
- 28 :
- >>27
以前、アタシのスレを見ていてくださった方でしょうか?
ボクシングをしてた人のことまで覚えてらっしゃるとは… オドロキです。
その彼は… 夢破れて、東京を離れて。
アタシのことだから、当然ながらすったもんだがあって。
今は別の人とすったもんだしてますw
カラダは元気だけど、ココロの方は…
アタシがこういうスレを立てる時は、壊れそうな時だから…
あ、スレの内容は基本的に実話と言ってイイかな。
詩というか散文になった時点で、100%ではないけれどね。
このスレもいつまで許してもらえるかわからないけど
たまに覗いてもらえるとウレシイです。
- 29 :
- 返事もらえて嬉しいです。当時は特に絡んだことはありませんでしたが。
手震さんの言葉の選び方が好きです。
また覗かせてもらいます〜。
- 30 :
- 荒れ果てた世界
このままじゃあ 終われないから 必死でもがいているんだよ
「それくらい 解ってよ!」
ありったけの口汚い罵声を アイツに投げつけた
アイツはただ黙って アタシが呪いの言葉と一緒に投げた
雑誌やペットボトルを拾い集めて そして消えた
そのまま 散らかしておいて欲しかったのに
やけに広く感じる部屋の中 アタシひとりが荒れ果てているじゃない
- 31 :
- 傷
どちらが先に 仕掛けたことなのか?
どちらが先に 意地を張ってしまったのか?
今はもう わからなくなってしまったね
お互いの息づかいが届きそうなほどに そばにいるのに
視線を合わせて 向かい合うことはできないなんて…
他の男の子に話しかけて わざと明るくはしゃいだ
アイツのことを傷つけながら 自分のことも傷つけている
- 32 :
-
忘れるための他の誰かとのは
結局 アイツのことを呼び覚ます媚薬
キスの味が違っても カラダはどうでもいいみたい
だけど ついていけない心だけが 置き去りになったまま
背中から抱きしめてくれた新しい人の手を 乱暴に振りほどいてしまった
- 33 :
- ジレンマ
気にかけてくれていること わかってる
それだけのことでも 他の誰かよりは「特別」だよね
だけど アタシには 今より先に求めてる世界がある
一緒に手を取り合って… ううん つかず離れずの距離でもいい
そっちの方へふたり 歩き出すことはできないの?
怖気づいているアイツが憎らしい アタシは疲れたフリで不機嫌になる
- 34 :
- 今日の恋歌
ぬくもりに 包まれたくて すれ違う 人をもいちど 振り返る癖
- 35 :
- 川柳
お顔より |にだまされ 今日もく
- 36 :
- 今日の恋歌
愛しさを 無理にねじって 憎しみに 変えるほど好き アイツのことを
- 37 :
- 今日の恋歌
カラダの中 アイツが入る その代わり 心の中に 入りたかった
- 38 :
- 知りたい 誰にも見せてこなかった 君の秘密を僕だけに教えてほしい
その秘密に見合うものを できる限り用意する覚悟はあるから
でも君のそれを手に入れる資格とは 僕がどんなに手を伸ばしても 届かないものだって知ってる だから
- 39 :
- 今日の恋歌
「行くなよ」と 呼びとめられる リミットの 曲がり角まで グズグズとした
- 40 :
- いいね
- 41 :
- 今日の恋歌
ドトールで メルアド記す 紙ナプキン すぐに捨てられ ゴミとなり果て
- 42 :
- 今日の恋歌
突然に 心変わりの その理由は…? ぬくもり残る 手は空を切る
- 43 :
- 今日の恋歌
ぬるま湯に つかり挙句に のぼせてる むずかしきもの 愛の湯加減
- 44 :
- 今日の恋歌
ドライヤー コードきれいに 巻く君の 育ちの良さが 歯がゆくもあり
- 45 :
- 今日の恋歌
アイツへと たどり着きたい クロールは 波立つ嵐 泳ぎ疲れて
- 46 :
- 今日の恋歌
メルアドも 電話番号 名前さえ 告げぬがルール 次がないなら
- 47 :
- 今日の心模様
死んだなら 何人泣いて くれるかな…? アタマの中は 引き算になる
- 48 :
- 王子様
たとえば 気持ちが ひどくすさんで
誰かをキツく なじりたくなるような時
「俺に当たればイイじゃん。けっこう打たれ強いよ」
そんなふうに アタシを いさめてくれる彼
これ以上の何かを 望んだなら
きっと神様は たくましい王子様を
どこかに 連れ去ってしまうよね
- 49 :
- 凍ったココロ 冷えたカラダ
アイツのことを見失ってから
もう どれくらいの時間が経っただろう?
アタシなりの夢とか希望も いろいろあったけど
何ひとつ 叶えることができないまま
おんなじ場所に ただ 立ち尽くしてる
季節は手荒く移ろって
凍った心に 冷たい秋雨を打ちつける
ねえ… いつまで立ち向かえばいい?
いっそこのまま 身体も冷え切り 道端に倒れて
そっとそのまま まぶたを閉じて 終わりにしたい
- 50 :
- 嵐になれば
気がついたら アタシの頭上にたれこめる暗雲は
どんどん大きくなっていて
ほんのわずかさえも 降り注ぐことはなくなってしまった
あたたかな陽射し
次にやってくるのは 雨? それとも 雷?
いっそ 嵐が来たって かまいはしない
あおられて 飛ばされて 流されて
それでも 命が続いていたなら
どこか 見知らぬ世界で
そ知らぬ顔をして 生き直してみたい
- 51 :
- なんだか胸騒ぎがする…
11/11。今日が無事に終わりますように。
- 52 :
- 良かった。今日は無事に終わりを迎えられそう。
昨夜の胸騒ぎはきっと安いワインで悪酔いしたせい。
- 53 :
- 神様の罰
激しい雨が打ちつけている 弱ってるアタシを叩きのめす
間に合わせのオトコと過ごした 自堕落なアフター7
汚らしいアタシを 洗い流してしまえとばかりに
きっと 神様が降らせているんだね
イイよ もっと降って! どうせ心ならば とっくに凍ってる
神様の下した罰を受けたなら まだ明日も生きていていいんでしょう?
- 54 :
- ギリギリの夜が明けて
ギリギリまで追い込まれていた昨日を
いったいどうやって やり過ごしたのだろう?
気がついたら いつもと変わらない朝がやって来て
苦いコーヒーを飲んで 重たいアタマをどうにかしてる
もうみんな終わりになってもかまいはしない
その想いに嘘はないし 何ひとつ変わりもないのに
見せかけだけの平穏な日常に 引きずり出されちゃった
こんな日にかぎって 抜けるような青空
目にするものの清々しさが 憎たらしくてたまらない
- 55 :
- 指をからめて
まさぐるように 何度も
互いの指を からめ合う
言葉はいらない
ただそれだけで 淋しさを消して
今夜も眠りに落ちることができる
次の朝が 幸せな目覚めではなかったとしても
ゆうべの記憶 たぐり寄せて
そのなまめかしい感覚を 思い返すたび
やりきれない現実に 少しだけ
あらがえるような気がする
- 56 :11/11/13
- ヘソ下三寸
あんたのヘソ下三寸に
ぶら下がってる釣り鐘が
アタイのおいどを前にして
ピサの斜塔に早変わり
あんたと一つになりたいと
おいどがパクパク鯉の口
シュドゥビシャビドゥワ鯉の口
あんたのヘソ下三寸の
ピサの斜塔の天辺に
糸引き流れる滝の水
アタイのおいどの密林に
アマゾン河が流れ出す
アタイは愛のピラニアさ
欲に任せて貪るよ
シュドゥビシャビドゥワ貪るよ
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