2011年11月1期17: 【mitemiteだし】感想を付けてもらうスレ 2 (43)
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【mitemiteだし】感想を付けてもらうスレ 2
- 1 :10/10/25 〜 最終レス :11/11/11
- 「俺は感想が欲しくて作品投下したんだよ! もっと俺を見ろ!」
という人が、自分の投下作品を紹介してもっと感想を付けてほしいとアピールしまくるスレです
折角mitemiteって入っているのですから、もっと自分のレスを目立たせるべきですよ
世の中やったもん勝ち
あえて優しい感想スレを使わない孤高の戦士達のために
でも、無理に厳しい感想をつけなくてもいいのよ?
【お約束】
・荒れても泣かない
書き手側:
・自分が投下した作品がどれか分かるように紹介する
・酷評でも泣かない
読み手:
・感想には愛を
・読み手で議論しない
書き手用テンプレ
【作品名】あれば書く
【投下場所】投下先URL。必須
【備考】前提知識や注意点、特に感想が欲しい点など。あと書きたいことがあったら書く
前スレ
【mitemiteだし】感想を付けてもらうスレ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1232885881/
関連スレ
【褒めて】優しい感想を付けて貰うスレ【伸びるよ】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281197722/
【評価】創作物の批評依頼所【批判】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1288012319/
SS・小説創作の初心者のためのスレ 4筆目
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281197869/
今日も('A`)レスをもらえない人々('A`)スルー2作目
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281533531/
- 2 :
- 今更ながら 1乙&保守
- 3 :
- hoshu
- 4 :
- なにげに即死が危なかったな
- 5 :
- ほしゅほしゅ
- 6 :
- 保守
- 7 :
- 保守ばっかかよ
- 8 :
- じゃあ保守がてら投下しますか
- 9 :
-
「母さん、ハヨ」
これからする俺の話の始まりと、俺の日常の終わりは、やっぱりこの清々しい朝から始まった。
「とりにく」
おはようの返事はとりにく、の一言。見ると、皿の上には昨日余ったローストチキンが乗っていた。朝から肉は胃に優しくないが、このチキンは美味いので、文句は言わないことにした。
「行ってきー」
語尾の二文字くらいをはっきり言わないのが今の俺のマイブーム。
通学路はいつもと何ら変わらなかった。誰とも出会わず、音楽を聞きながら、黙々と歩いていたからだ。
- 10 :
-
さて、学校へ付いた。
この時までは、俺はまだ幸せな男子中学生でいられた。
教室へ入る。
3000円もしたヘッドホンを、耳から外して、いつも通りみんなに挨拶する。
「オハー」
「とりにく」
「とりにく」
「とりにく」
「……は?」
いつもつるんでるダチ三人は、にこやかに、爽やかに。挨拶を交わした。
「とりにく」と。
「とりにく?」
「とりにく?」
「とりにく!」
面食らっている俺を見て、二人は心配そうに、一人はからかうように、「とりにく」。
よくよく聞いてみると、この三人だけじゃない。クラス全員から、聞こえる単語は「とりにく」だけ。
とりあえず「とりにく」と返してみて、自分の席に直行。ヘッドホンの世界に閉じこもる。
耳からは、いつも聴いている歌が聞こえてきて、少しだけ落ち着けた。
- 11 :
-
「とりにく」
「とりにく?」「とりにく」「とりにく」
「とりにく」「とりにく!」
授業中も、先生は「とりにく」しか言わなかった。
周りから聞こえるひそひそ声も、全て。
「とりにく」
「とりにく」
「とりにく」
「とりにく」
- 12 :
-
三限目あたりで、とうとう我慢できなくなった。
「すいません。保健室行ってきます」
いつもは保健室に行く宣言をしただけで、何かに負けたような気がして気恥ずかしかったのだが、この時ばかりは保健室に行けることに安堵した。
「とりにく?」
多分「一人で行けるか?」みたいな事を聞かれたと思ったので、「大丈夫で」と返し教室を出た。
保険の先生は、在室中のようだった。
そこでようやく気づいた。
保健室に入れば、俺は先生にとやかく聞かれるだろう。「とりにく?」と。
今までは何とかなったが、さすがに何を言っているのかが分からなければ答えようがない。
俺は扉にかけた手を引っ込め、屋上にでも行くことにした。
正確には、屋上への扉のところ、だ。
一昔前と違い、今は危ないとかなんとかうるさいらしく、屋上へは鍵がかかっている学校が多い。違う中学の友達に聞いたが、みんなそうらしい。
でも今の俺には、この狭い空間さえあれば十分だ。
幸い、誰が置いたのか、机と椅子があったので、授業中睡眠スタイルで眠ることにした。
- 13 :
-
チャイムの音で目が覚めた。時計を見て、それが五限目終了のチャイムだと分かった。
体の節々、主に腰が痛い。
よっこいしょと立ち上がり、腰を叩きじじいを演じてみる。
授業は丸々サボってしまったが、あれならどうせ受けても受けなくても変りない。
少しワルになった気分で、家路に着くことにした。
親はまだ帰って来ていないようだった。好都合だ。俺は部屋にこもり、またヘッドホンの世界にこもることにした。
「とりにく」 「とりにく」 「とりにく」
「とりにく」 「とりにく」 「とりにく」
「とりにく」 「とりにく」
「とりにく」 「とりにく」 「とりにく」
「とりにく」 「とりにく」 「とりにく」
……………………………ダメだ。
万策尽きた俺に出来ることは、寝ることだけだった。
ベッドに突っ伏し、そのまま眠ろうと頑張った。
途中「とりにく」と何度も呼ばれた気がしたが、無視した。
- 14 :
-
朝か。
朝だ。
学生服のまま、憂鬱な気分で下へ降りる。
母がいた。
「とりにく」
ああ、悪夢は覚めてなかったのか。
「それあんたの分だから、早く食べちゃいなさいよ」
僕は、泣いた。
- 15 :
- おわり
- 16 :
- >>15
とりにく!
とりにくとりにくとりにく
とりにく。
とりにくとりにくとりにくとりにく?
- 17 :
- 怖い。嫌いじゃないぜコレ。
- 18 :
- とりにくとりにくとりにく
最後に救われてよかった!
とりにくとり(ry
- 19 :
- とりにく!
- 20 :
- これは、意味のある夢オチとしていいと思う。
ただ、どうしてこういう悪夢を見る事になったのかな、ってのが
少し気になるかな。
- 21 :
- アブダクション。エイリアンによる誘拐事件である。
私は昔からこの事件に興味を持ち、幼少時、盛んにテレビ放映されていたUFO関連の特番には食い入るように見入った。
体験談を綴った本を読むのも好きで、それを扱った映画等も積極的に見た。
なぜアブダクションに興味を持ったのか、それは最近になってようやく理解出来た。そして、それを理解した時、私は恐怖に怯える羽目になったのだ。
あれほど好きで読みあさった本も、レンタルビデオのタイトルも、もはや何のリアリティも持たなくなってしまった。
なぜならば私は本来、それを聞く側では無く、語る側だったからである。
これから語るのは比較的最近の事例だ。もちろん私自身に起きた事であり、嘘では無い。
過去に遡ればもっと数多くの事例も出るだろうが、いちいち覚えていられないのだ。ほとんどは悪夢として処理され、記憶の中から消去されていく。
忘れようもない程の経験もあるが、それは別に語ろう。
その時私は、自室のベッドで横になっていた。
時刻は解らない。壁時計は置いていないし、携帯で確認する余裕も無かった。動けないからだ。
私の部屋は八畳ほどの小さな部屋である。
入口を開けると奥の壁には窓があり、向かって右側には箪笥と、反対側にはベッドがある。
窓とベッドの間は丁度一畳程であり、人が十分に寝転ぶ程度の余裕はある。
私はベッドで寝ていたので、そのスペースには本来誰も居ないはずなのだ。
私の予想では時刻は夜中の一時から三時頃だったと思う。まったくの予想なので何の根拠も無いが、だいたいそんな感覚がした。
私は窓に脚を向けて横になっていた。枕が高く、横向きに丸まって眠るので、目を開ければ窓周辺が目に映る。
私はうっすら目を開けた。気配がしたからだ。
何故か、彼らがやって来る時は自然と目が覚めるのだ。うっすら開けた目に映ったのは、窓際のスペースに立つ人影である。
その時は二人居た。
部屋が暗いのではっきりとは見えないが、いつもの彼らの姿である事は容易に分かった。異様に細い身体に、皮膚なのか繋ぎ目のないタイツなのかは解らないが、灰色か、黒に近い表面である。
- 22 :
- 彼らの「一般的なイメージ」は、リトルグレイに代表される小人の姿であろう。
私が出会う彼らもそれに近いが、多少は相違点もある。
身長は比較的まばらである。人間同様、「人による」のだ。頭のサイズも映画で見るそれよりは小さい。
体色はまさにグレイ系統が多いが、それもバラバラである。察するに、彼らは一種の衣服を纏っている。それの色がグレイや黒が多いのではないか。
体格は総じて細い。これは共通しているが、身長と同様、バラつきは見受けられる。これも「人による」のだ。
今回訪れた彼らは、窓の位置と比べると身長は百五十センチメートル程度だと思う。
もう一人は位置関係が悪く、見えなかった。
彼らが訪れる目的は不明ではあるが、こちらの意見は「不快」の一言に尽きる。
私は毎回金縛りで動けないのだ。その度に、あの生理的に奇怪な彼らと強制的に同室せねばならない。その不快さに慣れきたのは成年を迎えてからである。
とにかく、彼らは私の部屋に居たのだ。
一人が天井を指差す動作が見えた。同時に、窓の外が明るくなるのが見えた。
カーテンをしていたので、その隙間から強烈な発光が差し込んでくるのだ。暗闇に目の慣れた状態なので、非常に辛い。
彼は天井を指差し、しばらくそのままだった。
その後、私は翌朝迄の記憶は無い。いつも通り、横向きに、丸まって寝ていた。
―――――――――――――――
以上である。
この話の真意が何かと言われれば、何と答えればいいか私には解らない。
私はただ単に、起きた事を綴っただけなのだ。
あえて言うならば、これは真実だという事。ほんの一ヶ月ほど前に、実際に私の部屋で起きた出来事である。
何の面白みも無い。変化も何もない内容だ。小説にはならない。
しかし彼らは、実際に存在し、今も誰かの部屋へ侵入しているかも知れない。もしかしたら、今夜私の部屋へ来るかも知れない。
当然、あなたの部屋にもだ。
- 23 :
- >>21-22
この間お邪魔してごめんなさい
- 24 :
- 行き場のないスレ用だったんで内容がアレだがw
>>23
二 度 と 来 る な
- 25 :
- ::|. _ n、
::| |:| ,、 r'ト、ヽ.
::| ,..:"´||`ヽ、 i `,_r、)i ノ
::|っ-、 ,/.: :: ::|| :: ::`、 ヘッヘッヘッ { ヽ::/
::|/ r´ i´: ,.- 、::|| , -、.:`i シンパイスル } , ノ:ノ
::|:::'、 l;i: `‐-' | '-‐´::i;| コトワナイ i`_/.:|
::|::._`¬つ `、;;:._ _,'.| ゙、_ :;ノ´ l i ::|
::|::::ノ"´ _,,..ヾ,'、__二__,.〃―-、_ l. ::|
::|´ _,,.. -‐'"´ i::゙、゙`=´'ノi ヽ::::::: ̄``‐- 、__ / :::|
::|‐'"_ノ::::::ヽ. l:::::`ー ´:::ノ ノ::l ソ :::ノ
::|-.'::-―‐-、:::ヽ ヽ::::::::::/ /:::ヾ::::::ニ=ニ二::{ :/
::| ̄ _ l::::::`i `v' i:::::::/ l `ー-- 、_ヽ:::..../
::|-‐'´ `' il::::::{ ((゚.:)) }:::::/;;;l  ̄ ̄
::| lヽ:::ヽ_ノ:::::ヽ_ノ:::::ノ;;;{
::|. ヽ`ー-、::::,-―‐´ ノ
::| ヽ ./i
::| ノ、 ノ
::| /:::ヽ /::::'、
::| /:::::::::::ヽ、 ノ:::::::::::::i
::| i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
::| ノ.::::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
::| /:::::::::::::ヽ:::::::::::ノ:::::::::::::::::|
- 26 :
- あげ
- 27 :
- 誰からも「グロイ」という感想しかつけてもらえず、ガッカリして投稿しました。
かなーり薄っぺらい話かもしれませんが、感想をつけてもらえたら嬉しいです。
腐女子な表現注意! あと、長いです。
- 28 :
- 異世界ファンタジーの物語書いてる。ちょっと見てくれるか?
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1320491988/
世界観に拘りをもってかきました (^ー゜)
君達には高度すぎるかな?o(^▽^)o
- 29 :
- >書き手用テンプレ
>【作品名】あれば書く
>【投下場所】投下先URL。必須
>【備考】前提知識や注意点、特に感想が欲しい点など。あと書きたいことがあったら書く
マルチポストかねぇ
一応ざっと読んだけど該当スレにも晒したよって報告もないし
なりすましだったら悪いから批評は控えておくよ
- 30 :
- 敢えて言うと、読んでいて楽しくない。小難しい漢字ばっかりで、何かが起こるwktkがない。
以上。
- 31 :
- >世界観がしっかりしてるでちょ??
>世界観に拘りをもってかきました (^ー゜)
>君達には高度すぎるかな?o(^▽^)o
絶滅危惧種レベルの迷言だな。読者様に対する言葉とは思えない
とりあえず人間に問題あり。本文読んだけどそれを押して通れるほどの才能も感じない。普通。
当該スレも見たけどどうも小説より自分語りの方が好きと思える節がある。典型的な厨二病。
批判的意見をスルーとか糞レス認定とか、自己中心的なくせにメンタルが弱いようにも見える。
あと、顔文字が古い。
- 32 :
- >>31
ふーん?才能無い人の戯言でつね(^ー゜)
死んでぐたさい(^-^)/
もっと国語お勉強ちたほうがよろしいかとぞんじあげまちゅ\(//∇//)\
- 33 :
- はい次の方どうぞー
- 34 :
- >>28
よんだよ・・・
鳥みたいな鳥肌が立った・・・
天才とはこのスレ主の事はいうんだな(^ー゜)
- 35 :
- >>28
活劇の様なわくわくを感じない
ラヴクラフトの様に、染み渡る様に侵されていく感覚も無い
ひたすら平坦
良いか悪いかは知らないけど、感じたのはそんな感じ
文章からだと、箱庭の情景が全く想像出来ないから、無味乾燥な文章になってる気がする
漢字多用は雰囲気出す為とは思うけど、漢字殆ど使わない児童書形式でも、ホビットの冒険みたいにわくわく感は出る
ま、戯言ですわ
- 36 :
- 題:ある高校生の日記
○月×日
家ではオンラインゲーム以外にする事なし
毎日マイクでPCの友達に話しかける毎日
そんなくだらない日々を過ごしていた。
PCばかりしていたせいか、ゲームでは大会で優勝して名が知られていた。
主にきもい。
高校に入学してまず友達を作りたかった。
それが以外と男子はたった8人ですぐ全員と仲良くなれた。
女子は20人で意味がわからないなと思った。
入学当日女子のFさんが口悪そうに色々愚痴ってるのを耳にした。
この時からこの人は要注意だなあって思った矢先。
男子のアホ君がFが好きだから明日告白するとかほざき出した。まだ入学二日目だ、無茶がある。
無論自分は
「お前は今地雷を踏もうとしている」とだけ伝えた。
やっぱりアホだから理解する事はできなかったみたいだ。告白したらしい。
勿論の事フラれていた。
そして自分はいつもの日常に戻り、PCに話しかける毎日。
今日は寝る事にした。
○月△日
突然の出来事
突然自分の趣味の会話を男友達としていたら突然とある女子に話しかけられた。
いきなりの出来事に頭が「!?」でいっぱいだった。
あまり質問にも答えることができず、すぐに会話が終了した。混乱していた。
これ以来学校でこの女子はちまちま話しかけてくるようになった。
自分はこの人に話しかける勇気がある事に尊敬した。
この時から自分は学校に行くのが楽しくなった。
帰りに友達が「Fさんかわいいよね」とか言い出す
他の人が「Sさんのほうがかわいいよ」と言う
自分の意見としてはかわいいなんて思う女子はこの時いなかった
トークが楽しい女子の人以外眼中なんぞにない。
少しの楽しみができた、だが家の日常には異変なし。いつも通り
寝る事にした。
○月◇日
今日は全ての始まりの日だった。
いつも通りあの女子が話しかけて来た。
だが今日は何かが違った。
そう
その女子の後ろにもう一人見たことない女子がついて来ていた。
真っ先に思ったのが
「こんな人クラスいたっけか」
聞く話によるとそのついてきていた女子は○○(趣味)が詳しいとの事
自分と趣味が同じで詳しい人なんてこの人意外今までいなかった。
できればもっと話したいなーとか思ってたら学校は終わった。
今後からそのついてきていた女子は「∞さん」と呼ぶ事にする。
この日から日常に変わりがあるのかもしれないと思った。
- 37 :
-
◎月×日
この日はまさかの展開に驚いた。
∞さんがあの女子についてきて
自分に話しかけた。
「Pixivしてますか」と聞かれたので見る専ですがしてます(棒読み)と答える
「自分なんかに話しかける人がいるとは驚いた」
その日家に帰り色々と察した所∞さんはかなりPCができる人なんじゃないかと判断する。
メアドも教えてもらった。
明日メッセしてるか聞いてみよう、と思った。
これからPCに毎日話しかける日常が変わるかもしれないと思った。
期待して寝る事にした。
◎月◇日
学校が終わり思う。
おかしい、何かがおかしかった。
ただ、「メッセしてるか」とメールを送るだけなのに
送れない、手が動かない、これは緊張と認めていいのだろうかと自分に問う
緊張なんてするはずがない、他人に興味を持たないこの自分が。
ただ一通のメールを送るのに30分かかった。
返事が来た、すぐに。
できるとの事だった。
その夜、チャットをする事にした。
趣味の話をする予定だったが
趣味の話題がまったく出てこないのに会話が進んだ。
なぜだろう
会話の内容としては
自分:本当にあなたに現実話かけにくいんですが、自分人見知りで(笑)
∞さん:自分もです
みたいな、現実では話かけにくい同士の打ち明け合いだった。笑った。
本当にチャットが楽しかった。
自分でもよくわからなかったけど、PCに話かける毎日とは格違いの楽しい時間だった。
本当に楽しかった。
この時から自分の心にドクンッと来る何かがあった。なんじゃこりゃ
その日は眠れなかった、楽しくて楽しくて。
だが時間は止まる事はなく、その日は終わった
◎月△日
気が付いたら毎晩チャットするようになっていた。
そして気が付けば自分は∞さんの事が好きになっていた。
本当にいつのまにか、なんの魔法使ったんだろう。
ある日のチャットで
∞さんが「自分顔も性格も自身ない(笑)」みたいな事を言ったもんで
自分が間違えて「そんな事ないよすごくかわいいですよ」って言いそうになった、あぶねえ
言ったらアウト、一発で気持ち悪くて嫌われる。
ちなみに自分は顔なんぞ自身ない。イケメン嫉妬である。
そして突然チャットで
∞さんに「休日どこかに行かないか」なんて言ってきた
!?
!?
!?
わけがわからなかった。なんで俺。暇なのだろうか
自分はというと常に暇で大歓迎だったのだが
テンションMAXで絶対行きますとか言ったら好きだと気がつかれる。アホだ。
冷静に行く事にした。
- 38 :
- ◎月×日
この休日だけは本当に楽しみだった。
本当に自分で良かったのだろうかと思いつつも待ち合わせの駅に行った。
すみっこに隠れて待っていた。
隠れていた場所から顔をひょこっと出すと∞さんと目が合った。
すぐに隠れていた場所に戻り
顔を軽く3回くらいビンタして正気を取り戻す。
一緒にいる時間はとても楽しかった。
相手としてはつまんねえ奴だなあ〜と思ってたかもしれないが。
自分としては本当に楽しかった。
途中∞さんが気分が悪くなってめまいがしたらしくて
どうしようかオロオロしていた。
心配だった。とても。
代わりに自分が体調悪くなってこの人が元気になればいいのにとか思ってた。
現実はそう甘くない。
最後に自分が∞さんに言った言葉は「今日夜メッセ来れる?」だった、アホだ。
いいよ と言われて嬉しかった。
この日は終わった。時間は早い。
だが∞さんは夜メッセに来る事はなかった。
この日から
俺の周りに「異変」が起きる
×月△日
休日に二人で出かけてから二日目、いまだにメッセに来るどころかメールも来ない。
まあ疲れたのだろうと思った。
そして一通の∞さんからのメールが来る
「 タイトル ごめん
本文 しばらく話せそうにないかも」
この時自分は混乱した。
そう、それは
何故
何故かと
何故なのかと
もしかしたらチャットができない理由があるのかと、PCが壊れたのかと思い。
チャットですか?現実ですか?とメールする。
返事が来た
本文 ごめん どっちも
わけがわからなかった。
本当にこの時自分は突然の悲劇に泣きそうになった
自分に問う
自分が気が付かないうちに本当に酷い事をしてしまったんじゃないかと
本当に罪悪感を感じた。
この日から気分が悪くなり、体調が悪く、食欲がなくなった。
寝れなかった
- 39 :
- ×月◎日
異変は夢ではなかった。
本当にまったく話さなくなっていた。
我慢できずメッセに∞さんを呼んだ。
いつもと違うのにすぐに気が付いた。
普通なら数時間チャットするはずが
今日だけは15分で∞さんが落ちてしまった。
やっと異変の確定に気が付く。
そう
「自分は嫌われてしまったんだ」
なぜだろう
本当に
なぜ
×月◇日
我慢できずに聞きただす
自分嫌われてる?とストレートに∞さんにその夜チャットで聞いた。
嫌ってないよwと軽く言われる。
本当かもしれないし、それは偽りの言葉かもしれない
どっちでもよかった。
例え自分が嫌われていても、好きなのは変わらないから
本当に好きだった
人に興味を持つ事のない自分の1000年に一度の大事にしたい人だった
次の日学校で
最初に自分に話かけてくれた女子が
自分の体調の悪さに気が付く。
そして自分は言ってしまった。その女子に。
あなたの友達に自分が好意を抱いていてとても心配だと
自分には打ち明ける人がいなくて、誰かに相談したかった。
けどその女子に言っても、驚かれて笑われてしまった。
そして悲劇は連続で起こった
その絶望に自分はどん底に落ちる
- 40 :
- ×月▽日
いつも話しかけてくる女子に、自分が∞さんに対しての気持ちを打ち明けた次の日
あの悲劇から休む事なく連続として異変が起こった
あのいつも話しかけてくる女子が
一切話しかけてこなくなった
どうして・・・自分は何もしていない
何が起きた
でもこれだけはわかる、この異変の原因はすべて自分だと
本当にすべてを失った気がした
だけどその時たった一つ自分に残る物を思い出す
それはPCの友達
いつもと変わらなかった日常に戻ろうとしたけど
それは無理だった
頭から悲劇の事が離れない
本当に自分はどうしたらいいのかわからなかった。
その時やっていたオンラインゲームでとある人が自分の異変に気が付いた
本当に鋭い人だった
すべてを話した
相談した
すべてを
そして少しの元気でかろうじて生きれる程度に回復した
だが食欲はない 眠れない 頭が痛い 体中がしびれた
- 41 :
- ×月○◎日
本当に混乱していた
頭の中に数人の自分が居た
自分A「一生悩み続けてろ」
自分B「落ち着け、ただの自分の被害妄想だから」
自分C「俺は天の道を往く男、他人に興味なんか持つ事はあり得ない」
自分D「これからもっと優しくして信用を取り戻そう」
自分E「マビノギしようぜ」
自分F「もういっそ死のうか、現実から逃げよう」
こんな自分が頭の中で戦っていた
そして毎日グチグチとブログに変な事を書く。
∞さんは自分が好きな事は知っていた。
決心した
自分ができる、今一番の事を理解した。
そう、それは
∞さんに毎日しつこくはげましのメールを送る事ではなく
学校で話かけて元気をづけてあげる事ではなく
本当に好きだから振り向いてよとか言うんじゃなく
本当にできる事
それは
諦めますと伝える事
こうする事で∞さんは自分がもう好きではないと思うはず。
この人はもう何も考えなくていい、悩まなくていい。
普通の日常を取り戻してもらえるそう思った
ちなみに言うと勿論好きなのは変わらない。誰よりも好き。
人生最大の嘘を付かないといけない。
このままこの状態が続くとどんな迷惑をかけるかわからない。
死ぬほど好きでも諦めるなんて嘘を付かないと行けない。
メールを送った。
返事は来なかった。それでいい。
きっと
「結局諦めるのか、男なんてどうせこんな程度か」と思うはず。思わなかったらおかしい
けどこう思ってほしい、自分を突き放して遠い存在にしてほしい。
わがままな自分を許して欲しい。本当に誰よりも好きだった。
これで終わったのか
この程度で自分の生きる意味は終わってしまったのか
わからない……。
- 42 :
- おわり
簡単でいいので感想もらえるとうれしいです
- 43 :11/11/11
- 日記調というかモノローグかな
日記にするならもっと主人公に感情移入して、日付とかもはっきり決めて
リアリティを出した方がいい
日記調でやり切るか、日記の体裁は捨てて主人公の心情をダイレクトに描くか、
これは二者択一だと思う
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